🐱バッテリーバー導入:モバイラーの嗜み2023年06月06日 06:02

バッテリーバー導入:モバイラーの嗜み
バッテリーバー導入:モバイラーの嗜み


(Windows 11、バッテリー残量%をタスクバーや任意の場所に常時表示する方法)
https://www.sumahoinfo.net/entry/windows-11-batterybar/

「Windows 10 タスクバーでのバッテリー残量の常時表示に便利なソフト「Battery Bar」ですが、Windows 11の場合には「Battery Bar」の通常のインストールでは残量表示できません。」

無料版があったので、それを入れてみた。

「残量表示では無料版で十分です。」

「インストール過程の以下の画面の初期設定では「BattryBar Floating Toolbar」が無効化されていますので、画像のとおりチェックを入れて有効化します。」

これは、ウイン10でも有効で、再起動すると画面の左上にバッテリーの絵が現れた。

運用上の工夫が必要な点もあるけど、バッテリーの容量が一目でわかる(少なくとも色付きでデカい!)のは有難い。

ウインドウズ純正の表示はちっこいからな。

邪魔な時には、フリー版でも設定可能な「Always on Top」のチェックを外しておけばいい(デスクトップには表示されます)。

ウイン10でも、フローティング表示にしておくと何かと便利だ。

カーソルを合わせると表示される情報によれば、X220の交換したばかりの互換バッテリーの場合、バッテリー劣化は1.4パーセントとある。

動作時間は3時間51分。

A315は、27.7パーセント劣化で、持ちは4時間52分と表示されている。

両方ともACで満充電だ。

まあ、この辺の情報がどの程度使えるのかは知らない。

たまたま、こんな記事も出ていた。

(Android 14でデバイスのバッテリーの状態を表示できるようになる可能性があります)
https://www.helentech.net/news-30738/

「Android 14が安定版としてリリースされると、バッテリーの状態を確認できる機能が追加される可能性があるようです。」

まあ、どうでもいいんですが。

モバイラーにとって、持ち歩く機器のバッテリー管理は必須の嗜みだ。

出先でスカになった時の悲劇は目も当てられないからな。

電源はどこだあ!?。

おっ、あったぞ、ラッキー!。

で、そういう時に限って、給電用のケーブル類を忘れていたりするわけだな。

やれやれ・・・。

まあいい。

A315を2回ほど連れ出してみて、中古で劣化しているバッテリーでもそこそこ使えそうな感じだと分かった。

また、無料版の解析結果を信頼するなら、数時間の使用に耐えるわけで、泊りがけとかでなければ、精神的安定のためだけにACアダプターを持ち歩く必要もないだろう(今週は泊りがけで持ち歩く機会があるので、持っていきますけど)。

バッテリーバーは、暫く使ってみて何かあればまた書く。

🐱減量ネタ:63kgの壁:標準体重とは何か2023年06月06日 16:37

減量ネタ:63kgの壁:標準体重とは何か


(BMIと適正体重)
https://keisan.casio.jp/exec/system/1161228732

「適正体重:
日本肥満学会では、BMIが22を適正体重(標準体重)とし、統計的に最も病気になりにくい体重とされています。25以上を肥満、18.5未満を低体重と分類しています。」

今更だけど、一応BMIも見ておくか・・・。

「BMIとは:
BMI(Body Mass Index)はボディマス指数と呼ばれ、体重と身長から算出される肥満度を表す体格指数」

「計算式:
BMI = 体重kg ÷ (身長m)2
適正体重 = (身長m)2 ×22」

このページの計算機を使うと、身長169cmの浮沈子の場合、62.83kgが適正体重(標準体重)と出てくる。

まだ2光年(2kg)くらい先の話なんだが、厳然と立ちはだかる手強い壁だ。

しかし、高齢になってからの減量には、別の問題も出てくる。

(気づかない内に脂肪が増え筋肉が減っている【サルコペニア肥満】とは?)
https://www.cocokarafine.co.jp/oyakudachi/health/202101392.html

「サルコペニア肥満とは、「筋肉が減少している」状態と「肥満」の両方を併せ持っている状態のことをいいます。」

「メタボリックシンドロームは内臓に脂肪がついていますが、筋力が低下しているわけではありません。」

「つまり内臓脂肪を落とすことができれば、メタボリックシンドロームは解消できるわけです。」

「それに対してサルコペニア肥満は、脂肪を落とすだけでなく、筋肉の減少も改善しなければいけません。」

これはやっかいだな。

浮沈子のように、体重は増えるは筋肉は減るは内臓脂肪は蓄積するはの3重苦(!!!)の場合は、地道に減量に取り組むだけではなく、内臓脂肪の燃焼と筋肉量の維持にも努めなければならない。

筋トレ含めた運動が欠かせないだけでなく、栄養のバランスにも細心の注意が必要だ。

サルコペニア肥満(隠れ肥満)は、高齢者だけの問題ではないけれど、筋肉は加齢に伴って確実に減少していく。

その自然の摂理に抗っていこうとするわけだからな。

内臓脂肪の蓄積だって、内臓を外部の衝撃から守るために、運動能力の衰えをカバーしようとする当然の対応なわけだから、それを減らしちまうというのは間違っている(そうなのかあ?)。

先日、今月の体組成測定をしたら、体重の減少の殆どが筋肉量の減少という測定結果だった(マジか!?)。

ショックのあまり、しばらく食事がのどを通らないくらいだった(おうっ、ちょうどいいんじゃね?)。

まあ、直後にやけ食いしましたけど(そんなあ!)。

項目:前回(5月5日):今回(6月2日):
・体重:67.4kg:65.5kg(2kg近く減少!)
・体脂肪率:20.3%:20.7%(増えてる!)
・脂肪量:13.7kg:13.6kg(ほぼ変わらず)
・推定骨量:2.8kg:2.7kg(ほぼ変わらず)
・筋肉量:50.9kg:49.2kg(激減かあ!?)
・BMI:23.6:22.9

BMIだけ見れば標準体重に近づいているが、しかしてその正体は月光仮面なわけだ(そうだったっけえ?:多羅尾伴内です:浮沈子の世代ではありません)。

まあ、どうでもいいんですが。

前回今回の比較を見ると、一目瞭然、サルコペニア肥満になりつつあることが分かる。

筋トレ続けながら1か月足らずで2kg近くも筋肉量が落ちるというのは、寝たきりにでもなっていない限り、にわかには信じられない。

タニタの体組成計を疑うわけではないけれど、近日中にもう一度測ってみよう。

ともあれ、ジジババになってからの減量では、運動による筋肉量の維持が重要になるわけで、うかうかとしているとサルコペニア肥満になっちまって、万病を引き起こすもとになるわけだな。

(サルコペニア肥満)
https://activesenior-f-and-n.com/sarcopenia/obesity.html

「サルコペニア肥満は、通常の肥満よりも生活習慣病などにかかりやすく、運動能力、特に歩行能力を低下させるため、寝たきりになるリスクを高めます。」

「また若いころと体重や体型があまり変わらず肥満度を示す体格指数(BMI)が標準でも、筋肉だった部分が脂肪に置き換わっている「隠れサルコペニア肥満」も問題」

「サルコペニア肥満は年齢が上がるほど増え、基本的に女性の方が筋肉量が少なく脂肪量が多いため、サルコペニア肥満になりやすい」

「隠れサルコペニア肥満は、体重や体型があまり変わらないため、外見上は気づきにくい」

体組成計なんてものが出来て、病気が増えてきた感じだなあ・・・。

食事と運動に気を付けて、結果的に体重が減れば万々歳だったのに、HbA1cは改善されず、実は隠れサルコペニア肥満でしたとかな。

「食事を制限すると身体に必要な栄養素が減り、筋肉も衰えていきますが、筋肉が減少しても、脂肪は燃焼されずに体内に残ってしまう」

若年者に対する警告だが、もちろん、高齢者にとっても同じことなわけだ。

体内に残った脂肪はそのまま、筋肉の減少で中から燃やすわけにはいかず、残っちまったものは一生抱えて暮らさなければならない。

「サルコペニア肥満の予防には、筋肉を育てて脂肪を燃焼させる運動や食事を摂ることが効果的」

で、今日はフィットネスでレトルトカレーを買ってきた。

(みなぎるカレー)
https://firstbase.co.jp/pages/lp_type-c?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=brand&gclid=CjwKCAjwsvujBhAXEiwA_UXnAOXhS6SQHoQFl-32UDwRg_7WVap2ZkSgMhMLKRHr8AgExWGWH5RDqxoC6_0QAvD_BwE

「〈1人前 200gあたり〉:
・熱量:177kcal
・たんぱく:20.8g(←ここが売りみたいです。)
・脂質:4.8g
・炭水化物:12.6g
・食塩相当量:2.1g」

「どうしてもカレーが食べたいときもヘルシーで罪悪感なく食べられます(20代 女性)」

うーん、消費者の心理のツボを実に良く心得ているな。

罪悪感なく食べられるカレーか・・・。

サルコペニア対策としてタンパク質は摂りたいけど、爆食して肥満にはなりたくない(でも、どーしてもカレーが食べたい時ってあるでしょ!?)。

今日も、大井町ジェクサーの展示販売は黒山の人だかり。

3個1680円税込みで、飛ぶように売れていた(浮沈子も、釣られて買っちまいました!)。

フィットネスクラブに、カレーを売りに来ること自体が逆説的だからな(カロリー高いし・・・)。

浮沈子は、サルコペニア肥満なんて最近知ったんだが、高齢の女性がなりやすいことから、ババたちはとっくに承知してるんだろう(未確認)。

リュックにパソコン入れて担いでいくようになると、いろんなもんを買ってきちまいそうな予感がするんだがな・・・。

ちなみに、今日の帰宅時の体重は63.4kg。

あっという間に65kgくらいに戻るんだが、爆食しても、もう70kg台になることはなくなった。

そろそろ、65kgの壁の下に入って、次の関所である63kgの標準体重という浮沈子にとっての正念場に差し掛かっている。

筋肉量の減少を抑えながら、体脂肪を減らしつつ体重全体も落としていく。

タンパク質と筋トレかあ・・・。

やっぱ、「みなぎるカレー」でも食うしかないかな・・・。

🐱さらば現実:ビジョンプロ:モニターからの解放2023年06月06日 22:28

さらば現実:ビジョンプロ:モニターからの解放
さらば現実:ビジョンプロ:モニターからの解放


(AppleがARヘッドセット「Vision Pro」を発表、ディスプレイという制限から解き放たれ好きな場所で好きなアプリを目と手と声で操作可能に)
https://gigazine.net/news/20230606-vision-pro-apple-wwdc23/

「Vision ProではマウスやキーボードをBluetooth接続して利用可能。これにより、メールや表計算アプリもスムーズに使えます。」

高精細なVRモニター(透けて見えるのでARだそうですが)なら、まあ、この位は当然だと思うんだが、浮沈子的にたまげたのは次だな・・・。

「さらに、Vision Proを装着した状態でMacを見つめると、Vision Proの画面内に「Macの外部ディスプレイ」を表示させられます。」

アップルならやりそうなことだとは思ったけど、これはある意味、ディスプレイからの解放というか、板状のモニターの終焉という事態を象徴している。

だって、モニターのないマックを見つめていても、同じことが起こるということなわけだからな(ロジカルにはそうなる:未確認)。

事程左様に、このビジョンプロという仕掛けは、あらゆる常識を覆している。

「Vision Proの価格は3499ドル(約48万8000円)で、2024年初頭にアメリカのApple公式サイトおよびApple Storeで販売開始予定です。」

値段も常識外だが、それが象徴する世界を考えれば激安ともいえるだろう。

このデバイスは、従来のVRモニターとは一線を画している。

12ミリ秒以内の遅延は、たぶん、感覚的にもVR酔いを起こさないに違いない(未確認)。

アップルがパーソナルコンピュータを作ったこととか、アイポッドを作ったこと、そして現代的なスマートフォンの嚆矢となるアイフォーンを作ったことに匹敵するかもしれない。

いや、それ以上かも・・・。

このデバイスの開発思想の背景にあるのは、脳に直接働きかけること以外のすべてを行おうとするものだ(そっちの方は、イーロンマスクの会社がやってるけどな)。

少なくとも、視覚と聴覚に対して、人間が持つセンサー(視神経と聴神経)という入り口から入る刺激はすべて(ここ重要です!)ビジョンプロから突っ込む。

「コンテンツを集中的に視聴している際は、Vision Proの外側に目が表示されず、「周りが見えていない」という情報を伝えられます。」

「また、誰かが近付いてくるとVision Proの画面内に人物の姿が映し出されます。」

「さらに、Vision Proは3Dカメラとして利用可能。被写体を3D情報を伴う写真やムービーとして記録できます。」

「3Dビデオを再生すれば思い出をのぞき込んでいるような感覚に浸れます。」

さて、カメラ機能の搭載について、グーグルグラスの蹉跌を見てきた身としては、その成否についていささか気になるところではある。

まあ、どうでもいいんですが。

VRやAR、ヘッドアップディスプレイ(ダイビング用のマスクにも、似たようなのはありますけど:データマスク(画像参照):似てねーよ!)を含む同類の製品とは全く異なる、踏み込んではならない禁断の地にアップルは足を踏み入れた感じだ(やっぱ、リンゴだからな:エデンの園かあ?)。

これは、映像文化やモニターといった既存の概念の枠組みを超えた革命と言えるだろう。

ハードウェア的な進歩(電源コード引きずらないとか、軽量になるとか、眼鏡になるとか)はあるかもしれないけど、このコンセプト(すべての視覚と聴覚とを支配するデバイス)は画期的だ。

これを待っていた気がする。

20世紀ではない、21世紀的なビジョン(構想)だな。

このおどろおどろしいまでの構想を、どれ程具現できるかで、逆に言えば構想の評価も決まる気がする。

ブラウン管式のモニターが、わずかの期間に消えたとか、光物(CDやDVDなど)が、消えつつあるなどという、移り変わりの問題に矮小化して捉えてはならない。

もう、次のステップは、人間のセンサー(視覚や聴覚を司る器官)を介さずに、直接脳を刺激する世界だ。

アップルのビジョンプロは、その半歩手前まで詰め寄っている。

21世紀の技術は、ざっくりいって映画マトリックスの世界を目指しているのかもしれない。

脳の作り出すイメージを、コンピューターが支配する世界だ。

まあ、今どきの流行で言えば、AIによる支配と言い換えてもいいかもしれない。

我々は、人間の脳が作り出す世界に、もう少し真剣に向き合うべきなのではないのか。

たった数十万円のデバイスに、簡単に騙されてしまう安っぽい脳に(おまいだけかもよ!?)。

高精細のVRグラスなんて使わなくても、映画館や居間のテレビで十分騙されているのではないか。

もう少し違う観点から言えば、小説みたいな、単なる言葉の連なりですら、脳の中にはビジョンが生じ、感動して泣いたり怒ったりするのだ。

宗教なんて、太古からそうやって幻影を作り出して、人々からいろいろ巻き上げてきたわけだからな(そうなのかあ?)。

「Vision Proに搭載されたセンサーを使ってデジタルPersonaを作成することも可能。デジタルPersonaはビデオチャットなどに活用される予定です。」

高精細でリアリティに富んだアバターなわけだが、おそらく我々には本物かどうかの区別はつかないに違いない。

AIなのか、リアルな人間の分身なのか、それとも大統領なのか・・・。

芝居というのは、それが芝居であることを前提として、仮想の世界を楽しむための娯楽だ。

モニターの向こう側で演じられていたとしても、その前提は変わらない。

最近では、俳優が大統領になったりするから、どこからどこまでが現実なのかが現実世界の中で区別がつかなくなっているということもあるけどな。

インターネットが普及して、知識のユビキタス化が進んだとしても、差別化し、仮想化の中で壁を設ける試みは続く。

一方では、その知の共有化の壁をぶち破ろうとする輩も多い。

教育もまた、支配のツールだしな・・・。

仮想化された現実の中で、最も効率よく支配された仮想空間が最大の幸福を提供する。

テレビが出来た時、同じようなことが言われたし、インターネットの初期にも話題になったが、いつの間にかそれが当たり前になり、スマホを手にしたサル(ヒトともいうけど)は、今日も脳が要求する仮想の餌を求めてクリックし続けている(そんなあ!)。

この記事を読んで、色々なことを考えさせられた。

単なる高性能なVRゴーグルを超えて、アップルが次世代のマンマシンインターフェースを開発していたことは良く分かった。

もう、モニターはいらない。

目の前には、数百インチのモニターが出現するしな。

「マウスやキーボードをBluetooth接続して利用可能」(再掲)

浮沈子は、ビジョンプロみたいなのが5千円くらいで売りに出されるようになったら、ブルートゥース接続したキーボードから、目の前の200インチくらいのモニター見ながらこのブログを打つかもしれない(そのくらいあれば、老眼が進行しても平気だしな)。

うーん、やっぱUSB接続の方がいいかな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

ワイアードが、さっそく試用記事を上げていた。

(アップルの「Vision Pro」をさっそく試してみた──体験は圧倒的だが“存在感”がある)
https://wired.jp/article/apple-vision-pro-hands-on-demo/

「ユーザーの顔を乗っ取るデバイス」

ワイアードらしいな・・・。

「アップルが「Vision Pro」を単独の製品としてではなく、空間コンピューティングのプラットフォームと位置付けていることは明らか」

うーん、そういう捉え方もあるか・・・。

「バッテリーが本体とは別になっているので、ヘッドセット自体はとても軽いのではないかと期待したが、実際はそれなりの重さだった。」

まあ、専用チップやカメラなどをしこたま積んで、高価なガラスレンズを使用しているわけだしな。

「わたしが見たほとんどのコンテンツは立体感がなく、アプリをつまんで大きくすることも、アプリに体ごと入るようなこともできなかった。しかし、将来的にアプリ開発者はそうした体験を開発できるようになる」

ふーん、奇妙な感じだな。

「アップルの従業員のデジタルツインと話をし、機能についての説明を受けた。しかし、このデジタルツインには存在感がなかった。リアルだが、リアルではないのである。申し訳ないけれど、話した相手の名前も覚えられないくらい存在感が薄かった。」

たぶん、あらぬ誤解を避けるために、わざとそうしていたのかもしれない。

デジタルツインという言葉は、初めて聞いた気がする。

(デジタルツインって何?)
https://www.soumu.go.jp/hakusho-kids/use/economy/economy_11.html

「インターネットに接続(せつぞく)した機器などを活用して現実(げんじつ)空間の情報(じょうほう)を取得し、サイバー空間内に現実空間のかん境(きょう)を再現(さいげん)することを、デジタルツインと呼(よ)びます。」

ややワケワカな感じだ。

ワイアードの記事では、そうやって再現した従業員のアバターのことを指しているようだ。

「ARかVRかを選ぶ必要はない。どんなアプリでもつくれる」

透けて見えることは本質ではない。

それこそ、デジタルツインで再現した現実を重ね合わせて表示してもいいわけだしな。

「長時間にわたり「Vision Pro」を着用することは、コンピューターを使うことはどういうことかだけでなく、実世界で生きるとはどういうことかを問うことになるだろう。」

「ほかのヘッドアップディスプレイを使い終わったときと同じように、「Vision Pro」を顔から外したときは解放された気分になった。外の空気のほうが、断然リアルに感じられる。」

たぶん、同感だろうな・・・。

<さらに追加>ーーーーーーーーーー

(VRとARとMRの違いについて)
https://www.kadinche.com/vr-ar-mr/

・VR(Virtual Reality):仮想現実
・AR(Augmented Reality):拡張現実
・MR(Mixed Reality):複合現実
・XR (Cross Reality、eXtended Reality):総称としての拡張現実

XR(総称)の方は、あまり聞いたことはないし、ARの漢字表記ともダブるので紛らわしい気もする。

浮沈子は、従来から総称としてVRがあるんだとばっか思ってたけどな。

まあいい。

VR:100パー人工
AR:現実に仮想世界の情報を付加(操作はできない)
MR:現実が仮想世界に影響(ジェスチャなどで操作可能)

この区分で言えば、ビジョンプロはMRということになる。

ワイアードにあった空間コンピューティングというキーワードにも符合する。

(空間コンピューティング)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%BA%E9%96%93%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0

「現実空間をデジタルによって拡張すること」

身も蓋もない表現だな。

「空間コンピューティングには現実のさまざまな情報をスキャンしてデジタルに組み込む必要がある。」

この辺は、デジタルツインということになるのか。

「空間コンピューティングを使用すれば、特定の現実空間にデジタルのメモを作成してそれを他人と共有できる。そのデジタルのメモはデバイスを介して自由に見たり書いたりできるが、それはデジタルに存在するため現実世界の物体に影響を与えることはない」

浮沈子が妄想した、視覚と聴覚のすべてを支配するデバイス(ワイアードの記事でも、顔を乗っ取られると言ってますが)というぶっ飛んだ話に比べれば、ずいぶんと大人しい事例だな。

現実のメモ
→スキャン
→仮想世界に取り込み
→他人と共有(仮想世界で)
→見たり書いたりできる(同上)
→現実のメモは何も変わらない

浮沈子的にヤバい気がするのは、現実が何も変わらないのに、仮想世界ではメモに改編が行われることだな。

我々に影響を与えるのは、現実世界なのか、それとも仮想世界の方なのかということなわけだ。

原本性というやつだな。

法的にはともかく、現実には両方がそれなりの影響を与えるには違いないが、そのグラデーションは徐々に仮想世界にシフトしていくことだろう。

まあ、考えようによっては、原本性というのも抽象的な概念だからな。

それを担保しているのが物理的な実体に過ぎない。

実体が失われても、十分に抽象化されていれば(山のように副本があるとか)、歴史的に原本性が認められる場合だっていくらでもあるしな。

いずれにしても、これからは仮想世界の中に原本が生み出され、そこで消費され、廃棄されていく時代になる。

歴史もへったくれもなく、電子データ(電子データとは限りませんが)の中だけにすべてが存在することになるわけだ。

しかし、どれ程抽象化されてしまったとしても、実体としての人間は生きていくためにリアルな世界で生活しなければならない。

ヘッドセットを外して、解放された気分を味わう必要があるだろう。

まあ、そのうち、ヘッドセットしていたほうが落ち着くという感じになるかもしれないけどな。

・VR内での体験を、脳は現実の出来事として扱ってしまう
・VR内で第三の腕を生やしたり、動物の身体に〝移転〟しても、脳はすぐさまその変化に適応し、新たな身体を使いこなす
・VRで一人称視点の暴力ゲームをプレイすると、相手が仮想人間だとわかっていても生々しい罪悪感を覚える
・仮想世界で一日過ごすと現実と非現実の違いがわからなくなる

前出の記事のVRに関する解説にあった事例。

そのうち、ヘッドセット付けたまま寝たり、風呂に入ったり、○ッ○スしたりするようになるんだろう(もうしているかも!)。

まあ、どうでもいいんですが。

考えてみれば、我々の脳は、そうやってこの世界を認識し、我々に脳を通じて仮想世界(=脳にとっての現実世界)を描いて見せてくれている。

もう、時間の問題だろう。

生まれた時からヘッドセットを着け、一生バーチャルな世界で生きる人間が出てくるに違いないのだ。

そして、それを誰もが受け入れ(新型コロナのワクチンみたいに、国家の陰謀だなどとは言わないで)、唯々諾々として従い、みんなが幸せになるのだ。

生身の脳で生きるよりも幸せな人生。

AIによる仮想の生を、栄養などが管理された環境の中で過ごし、慾ハナク 決シテ瞋ラズ イツモシヅカニワラツテイル。

サウイフモノニワタシハナリタイ・・・。

<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー

(AppleのARヘッドセット「Vision Pro」の実機写真&動画&海外レビューが登場)
https://gigazine.net/news/20230607-apple-vision-pro-photo/

「VRを経験したことがある人なら、その大きな問題点が『遅延による吐き気』と『周囲が見えないことにより生じる孤独感』であることはわかるはずです。」(TechCrunchのコメントより:以下同じ)

「Appleはこの2つの問題に正面から対処しています。M2チップと一緒に搭載されているR1チップにより、ジャダー(首を振った時に映像がガクガクすること)やフレーム落ちがないことに気づきました。」

「外部環境を視認できるパススルーモードではわずかなモーションブラー効果が使用されていましたが、気を散らすほどのものではありませんでした。ウインドウ自体は鮮明にレンダリングされておりきびきびと動作します」

VR酔いは改善されているようだ。

ギガジンには、別に関連する記事も載っているので、リンクだけ張っておく。

(AppleのARヘッドセット「Vision Pro」開発者が語る「ユーザーの脳と体から心を読む技術」とは?)
https://gigazine.net/news/20230607-vision-pro-developer-comment/

(AppleがAR開発スタートアップのMiraを買収)
https://gigazine.net/news/20230607-apple-buy-mira/

なお、海外レビューの記事中、ビジョンプロの電源ケーブルが「右から」とあるが、たぶん左の間違いだろう。

「本体側面はこんな感じ。バッテリーと本体をつなぐケーブルは本体右側面から伸びており、これはいつでも取り外し可能です。なお、バッテリーと本体をつなぐケーブルはHomePod miniやiMacの電源ケーブルと同じ編み込みケーブルになっていました。」

まあいい。

一応、訂正を申し出ておいた(浮沈子の勘違いでなければ、訂正されると思います)。