😺クイックエディット:日本語入力環境を改善したい2023年06月23日 07:55

クイックエディット:日本語入力環境を改善したい


<以下、試し打ちです。>

ATOKじゃないFEPを使えるように出来ないんだろうか?。

日本語変換候補や表示のスペースが小さくなれば少し使いやすくなるんだがな。

まあいい。

変換候補を表示する行数を少なく出来るかどうかが問題だ。

現在のように、画面の半分を占拠するようでは困る。

これじゃあ、使い物にはならない。

なんとか、1、2行に納めたいんだが8行くらいになっちまってるからな。

ここのところの改善は必須だ。

文字の大きさ的には48ポイントにするとちょうどいい感じだが、変換候補が表示される度に4行の表示になっちまうのは勘弁してほしい。

このタブレットは、おそらく、外付けキーボードを付けて入力することを前提にして設計されているわけではないだろう。

試しに横置きにして、画面にキーボードを表示させて入力すると、それなりに快適に打ち込める(あくまでも「それなり」ですが)。

<試し打ちここまで:以下は、アローズからWi-Fiのリモートで入ってブログの修正画面から入力:モニターはメイン機の外付け24インチ:快適だ:キーボードはブルートゥースの折り畳みだが、これなら叩きつけて壊したいとは思わない>

クイックエディットで打ってみて、いろいろ弄ったんだが、なんとなく限界を感じている。

入力するだけなら、画面のソフトキーボードで十分な気もする(長文はキツイですが:アローズごと叩きつけたくなります:そんなあ!)。

2枚持ちで、緊急時にはソフトキーボードが正解か。

😸エディター:ブログ純正という禁断の果実2023年06月23日 08:19


純正エディターのランチャー
エディター:ブログ純正という禁断の果実



ほぼ初めてブログ純正のエディターで打ち込む(まずは、アローズで直打ち)。

FEPがATOKになる関係で、日本語入力が大変だが、ベタ打ちする分には問題ないとも言う。

入力している部分が、変換候補エリアで隠れてしまうのは問題だな(ブルートゥースキーボード接続の場合)。

画面表示のソフトキーボードだと、それなりに快適に打ち込める。

このタブレットはそういう風に設計されているようだ。

入力部分が画面の下に下がってくると、変換候補に隠れてしまうが、それもそういうもんだと割り切ればいいのかも知れない(入力部分はせり上がっていくんですけど)。

タブレットからの日本語入力というのは、そういう風に割り切って使うもんなんだろう。

<以下は、リモートで入って修正>

問題なのは、一度純正エディターで書いた記事は、そのエディターからの修正になるということだな(たぶん:それが問題なのかあ?)。

こうして、リモートで入って、MSIMEで変換して打っている分には問題ない。

入力候補が邪魔することもないしな。

ランチャーから画像を添付することもできた。

タイムラグも最小限だし、折り畳みキーボードは無事だ。

普段使いする気にはなれないけど、リモートでなら使えるかもしれない。

ただ、一度これで入力すると、訂正も純正エディターからになるというのは考え物だ。

慣れた訂正画面からの方がいい。

さっき、かかりつけ医で血を抜いてきた。

もう怖いものはないぞ(早速、爆食中!)。

今日は、羽目を外して血糖値を上げよう(中性脂肪もかあ?)。

採血したので、筋トレは控えて、午後からプールだけ行こうかな。

昨日サボったので、少し動きたい気もする(いい傾向じゃないですか・・・)。

慣れた日常がいいのは、エディターもフィットネスも同じだな。

さて、今日はどの矢立を持っていこうか・・・。

😼クローム:リモートデスクトップ:メイン機低速シム再び2023年06月23日 13:19

クローム:リモートデスクトップ:メイン機低速シム再び


以前、低速シムをメイン機側にして使い物にならなかったので、その後試していなかったんだが、アローズに入れてからは接続したことがなかったので、今日は大井町から気前よく自前のワイマックス2+で繋いでいる。

ライトボックスに入って打ち込んでいるんだが、意外に使える感じだな。

もちろん、タイムラグはあるけど、折り畳みキーボードじゃないので(ノートパソコンのA315)叩きつけて壊すわけにもいかない(そういうことかあ?)。

持ち運んでいる重量は、さほど変わらないんだが、どこでも高速接続できるという安心感がある。

リモートで入るかどうかは別にして、持ち運ぶ際の接続性、画面の大きさ、操作環境(ウイン11)などは、メイン機に最も近い。

キーボードも、慣れの問題で、エディターやFEP、OSの違い、接続のタイムラグなどに比べれば許容範囲と言えなくもない。

何より、老眼鏡をかけずに操作可能で、モニター周りでストレスを感じることはまずないからな。

その点では、15.6インチのノートパソコンというのは、究極に無難な選択だ。

これで、クロームブックにしていたら、また違った感想になるだろう。

いずれにしても、クライアントとしての運用に限られる。

クロームブックでは、ネイティブのリナックスが走るから、そっちを立ち上げてホストにすることはできるかも知れないな(未確認)。

が、持ち運ぶ方をホストにする意義はないから(外部ストレージとか、通常はリソースはホスト側がリッチだし)、あまり意味はない。

アイパッドプロを選択すれば、全く異なる世界になったに違いない(そうなのかあ?)。

今を時めくビジョンプロに対する受け止めも、よそのパソコンの話ではなくなるかもしれないしな。

モバイラーとしてのアイテムになるかどうかは別としても、その可能性を追求するために、50万円をはたいてしまいそうだ(後、予備のバッテリー10個くらいも!)。

まあ、どうでもいいんですが。

しかし、シンクライアントを持ち出して、高速接続でホストに繋いでそのリソースをぶん回すというのは基本だ。

インターフェイスごとホスト側が提供するのか、クライアントがどこまで資源を持つのかは、ネットワークやアプリケーションによって変わるだろうが、ブラウザーという環境下でリモートデスクトップを実装するというのは禁断のシンクライアント化だな。

その上で走るオンラインエディターを使うのは、実にネットワーク依存症の証拠的だ(エディターアプリは、さらにクラウドの向こうで動いている:ローカル処理の部分もあるようですが)。

タイムラグなんて、当然だろう。

それを気にするようでは、まだ依存度が足りない(そういうことかあ?)。

しかし、遅いものは遅い・・・。

昔のパソコンの宣伝文句ではないけど、実に「速さは正義」であることに違いはない。

正義を取るか、システム運用の安定とデータの整合を取るか(それって、不正義なのかあ?)。

それは動的なもので、決まった話ではない。

環境や目的、時代の流れ、もちろんコストによっても変わってくる。

ポストコロナに向けて、モバイル環境を充実させようとしているが、素直にスマホでフリック入力を練習しようという気にはなれない。

今日も、スマホは3台とも(うち1台は電話専用)家で寝ている。

さて、低速シムでメイン機を繋いでも、それなりの入力環境は得られたので、そろそろフィットネスに来た本来の目的を果たすことにするか・・・。

🐱圧壊:最悪の結末:沈船の傍らに新たな沈船2023年06月23日 19:57

圧壊:最悪の結末:沈船の傍らに新たな沈船
圧壊:最悪の結末:沈船の傍らに新たな沈船


(インタビュー:J・キャメロン氏、圧壊潜水艇の危険認識 「警鐘鳴らしていれば」)
https://jp.reuters.com/article/titanic-submersible-james-cameron-idJPKBN2Y9049

「オーシャンゲート・エクスペディションがカーボンファイバーとチタンの複合材を使った深海潜水艇を作っているという話を聞いたとき、キャメロン氏は懐疑的だった」

「カーボンファイバーとチタンの船体が剥離や微細な水の浸入を許し、時間とともに不具合が進行すると警告した批評家は正しかった」

「潜水艇との通信が途絶えたのと同時に大きな音がしたことを1時間以内に確認した。何が起こったかは分かっていた」

「今回の悲劇はタイタニック号の船長が氷山の危険性を軽視したように、警告に耳を貸さなかったことが原因だ」

記事には、衝撃的なインタビュー動画が貼り付けられている(思わず録画してしまいました)。

記事の字面は、このインタビューを要約したものだが、かなり生々しい。

複合材料で耐圧殻(こく)を作ることに対する懸念が現実になったわけだ。

インタビューの一部(字幕)を掲載する。

「われわれは、鋼鉄やチタン、セラミック、アクリルなど切れ目のない材料で圧力耐性のある外殻を作る」

「そして、それをモデル化することができる」

「有限要素解析ができる」

「そして降伏特性や、耐えられるサイクル数を理解することができる」

「しかし、複合材料ではそれができない」

「なぜなら、2つの異なる材料が接着されているからだ」

「われわれは層間剝離や時間の経過とともに進行する微細な水の侵入やサイクル疲労と呼ばれるものによる進行的な破損の危険性を理解していた」

「潜水艇が圧力試験に合格しても、1回目の潜水で壊れるわけではないことも分かっていた」

「7回目の潜水で壊れるかもしれないし、何回目で壊れるかわからないが、時間の経過とともに壊れる可能性があるのだ」

あとは、記事及びインタビューの映像をご覧いただきたい。

ギガジンにも関連記事が出ている。

(タイタニック号観光潜水艦の残骸が発見される、乗員全員が死亡したと沿岸警備隊)
https://gigazine.net/news/20230623-titanic-submarine-catastrophic-implosion/

「アメリカ海軍はタイタンが潜行を開始した日に現場付近で「爆発もしくは圧壊」を示す音を観測していたことを明かしました。」

キャメロンは、関係筋から情報を得て、全てを理解したようだ。

懸念は現実となり、結果は確認された。

複合材料を圧力隔壁に使うというのは、現代の航空機では一般的だ。

製造方法は吟味され、加重テストが繰り返されて安全性は確立しているとされる(未確認ですけど・・・)。

大深度潜水艇では、そう簡単にはいかない。

耐圧検査自体が大変なコストを要するし、どこの国でも国家レベルで運用を続けている。

我が国も、しんかい12000を作りたがっているけど、いつまで経っても出来やしない。

ただ作るだけでも大変だし、それを維持し続けるのはもっと大変だ。

「捜索が行われていた20日ごろ、水中で30分おきに発生する衝撃音が観測され、生存者が船体をたたく音ではないかと期待されていましたが、音響データの分析に協力した海軍関係者は、何らかの野生動物か、捜索活動に参加した船舶などから発せられた音である可能性が高いと話しました。」

期待外れだったわけだ。

「同じような原因で今や、1つの残骸のそばにもう1つの残骸があるのだ」(キャメロンのインタビューより)

もちろん、実験的な船体に同乗して探検(観光?)に向かった人々は、それなりのリスクを取る覚悟はできていたと思われるが、19歳の少年が命を懸けて取り組むにはいささか荷が重過ぎはしないか(<以下追加>参照)。

この事件に対しては、冒険という人間の行為に対する様々な評価が下されるだろうけど、浮沈子は一概に否定はしない。

命がけということなら、新型コロナウイルスが蔓延している中、繁華街に出かけるなんて行為だって、立派な冒険だと考えている(そうなのかあ?)。

ワクチンをうつかうたないかの選択にしても、どんな人にどれだけのリスクがあるかが分からない状況の中で、一か八かで接種するわけだからな。

「潜水艇が圧力試験に合格しても、1回目の潜水で壊れるわけではないことも分かっていた」(キャメロンのインタビューより:再掲)

「7回目の潜水で壊れるかもしれないし、何回目で壊れるかわからないが、時間の経過とともに壊れる可能性があるのだ」(同上)

急性の副反応であるアナフィラキシーに限ってみても、何度目で出るのかは、うってみなけりゃ分らないし、現場で正しい対応が行われるかどうかは運次第だ。

まして、自宅に帰った後の急変に至っては、浮沈子のような一人暮らしの老人では対応のしようがない。

冒険だ・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

米国海軍は、当初から状況を把握していたんだろう。

カナダのメンツを立てたり、フランス海軍に気を使ったりして、色々配慮して大変だったろうな(そうなのかあ?)。

今後、深海探検だけではなく、宇宙探検とか地底探検でも多くの犠牲者が出続けるに違いない(これまでにも、山のように死んでるしな:そういえば、登山なんて典型的な命がけの冒険だしな)。

冒険で死ぬ奴ぁ死んで良し。

生身で潜るスキューバダイビングなんて、レギュレーター外して3回も海水飲み込めば、簡単に死ねるからな(先日も、7人くらい流されてたしな:これでまた、ドリフトダイビングに対する風当たりが強くなるんだろうな・・・)。

やれやれ・・・。

人間は好んで危険を冒す。

そして、そういう行為を称賛したり羨んだりする。

傍から見れば阿保の極致だが、当人たちは真剣だ。

部外者には、さっぱり理解できない拘りがある。

もちろん、生きていくうえで、そんなことは何の役にも立たない。

まあ、そう言い切ってしまえないところが問題だがな。

生物は、リスクを冒して生存圏を拡張し続けている。

そういう行為を称賛する文化というか本能自体が、生来のものなのかもしれない(本能なら、当然、生来でしょうが)。

懲りない面々は、これから先も絶えることはないだろう。

が、しかし、19歳というのは誰がどう考えても若すぎる気がするんだがな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(父親との深海旅行を「とても怖がっていた」タイタニック探検の潜水艇の犠牲者親族が明かす)
https://www.businessinsider.jp/post-271698

「潜水艇「タイタン」の最も若い犠牲者は19歳のスレマン・ダウード」

「スレマンさんは父親のシャーザダ・ダウードさんとの絆を深めようと、潜水艇に一緒に乗ったのだとスレマンさんの親族は話している。
深海旅行の前、スレマンさんは「とても怖がっていた」とこの親族はNBC Newsに語っている。」

やれやれ・・・。

痛ましい事故となったが、父親との絆を深めようと父の日の週末に深海旅行へ出かけたというのが泣かせる。

父親のシャーザダさんは子どもの頃からタイタニックに夢中だったらしいが、子供はたいがい父親の関心が高いものには無頓着だからな。

キャメロンが言う通り、リスクに対する十分な説明がなされていたとは思えないし、親の道楽に付き合うのもほどほどにした方がいいという、いい見本だろう。

遊園地でジェットコースターに乗るのとはわけが違う(浮沈子は、生まれて3回しか乗ったことはありませんが)。

「100万ドルもらっても、わたしならタイタンには乗らなかっただろう」(甥っ子を亡くした親族の談)

そりゃあ、こういう結果になると分かっていたら、いくら金を積まれても乗る人はいまい。

後知恵はいくらでも出る。

ちなみに、キャメロンが乗ってた潜水艇は、陸送中に壊れたらしいしな。

形あるものはいつか壊れる。

浮沈子が25年くらい乗り続けている電動アシストママチャリだって、一番壊れて欲しくないタイミングで壊れるに決まってるしな(踏切横断中とかあ?)。

遠出をする際には、ヘルメットを欠かさずにかぶり、安全な運行に努める。

まあ、深海潜水艇じゃあ、そうはいかないだろう。

いつ壊れるかは運次第だ。

複合材料を耐圧殻に使用することへの懸念というのは、浮沈子は初めて知ったが、チタン合金が値上がりしているのかもしれないな(未確認)。

戦略物資でもあり、世界情勢の影響を受けやすいかもしれない(未確認)。

何が今回の事故の背景にあったのかは分からない。

タイタニックって、そんなに魅力的なんだろうか?。

水深15mくらいに沈んでいたら、見に行ってもいいけどな。

3800mじゃあな・・・。

<さらに追加>ーーーーーーーーーー

(「しんかい6500」、改修工事で操作性向上へ)
https://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/quest/6k/

「2016年11月から2017年3月にかけて実施された検査工事期間中に、搭乗者が乗り込む耐圧殻内の改修工事を行いました。耐圧殻内の大規模な改修は、「しんかい6500」が建造された1989年以降初めて」

「今回の改修で、これまで大きなスペースをしめていた総合情報表示装置(ADS;Automatic Data Display and Logging System)を小型化したことに伴い、無線LANを使用してタブレット型端末で潜航情報(図1)などを確認できるようにしました。」

「狭い船内で作業や観察に集中している時に体勢を変えずに手元で潜航情報等を確認できるようになり、とても便利です。」

さて、どこのメーカーのなんという端末(タブレット)かは分からない。

が、時期的にはちょうど、このアローズが出た頃だから、性能的には近いだろう(メインメモリー3MB、ストレージ32MB?:未確認)。

圧壊した潜水艇が、無線式のジョイスティックで操船していたらしく、話題になっているが我が国が世界に誇る潜水艇だって、ミーハーな点では負けていない(そういうことかあ?)。

「このタブレット型端末では潜航情報の他に、「Shinkai Track」というナビ機能により「しんかい6500」の現在位置や航跡を確認する事ができます(図2)。」

「タブレット型端末では、電源システムや推進器操縦システムなどの情報も確認できます。万が一異常が起きれば、警報アラームを鳴らせ知らせてくれます。」

「タブレット型端末は、まるでもう1人のパイロットですね。」

クサいノリだが、コーパイを減らして1人運用を前提としているので、あながち外れた感想ではない。

「居住空間の改善を実施した背景には、今後予定されているワンマンパイロットでのオペレーションがあります。」

要するに、浮沈子が言いたいのは、ミーハーだろうが何だろうが、機能的に十分で耐久性や信頼性が満たされていればいいわけだ。

水周りでの使用が想定されているわけだから、最低限の防水性能も欲しいところだ。

無線式のジョイスティックが防水かどうかは知らない。

(タイタニック号の付近で行方不明になった観光用潜水艇は開発初期の段階から安全性が疑問視されていた)
https://gigazine.net/news/20230621-submarine-missing-titanic-titan-safety/

「タイタンの操縦に5720円で販売されているロジクール製のワイヤレスゲームコントローラーである「F710」が使用されている」

まあ、どうでもいいんですが。

3800mじゃあ、どんな防水でもダメだろうけどな・・・。

<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー

(タイタニックのツアーリーダー、危険愛する男-安全は無駄と語る)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-06-21/RWMIILDWRGG001

「ただ安全でいたいなら、ベッドから出ず、自動車にも乗らず、何もするなという意味だ。ある時点で、人は何らかのリスクを負うことになるだろう。全くリスクとリターンの問題だ」

正にその通りだ。

で、タイタニックを見に行ったというリターンに、どれだけの価値を見出すかが問題だな。

数千万円の金銭的な価値もさることながら、一か八かの事故のリスクを負いながら、結果的にかけがえのない命で支払うことになった。

沈船は沈船だ。

そいつが海に浮かんでいた時の名前や、歴史、沈船となったいきさつに、浮沈子はあまり関心がない。

もっと浅くて、それこそ安全に見学できる沈船はいくらでもあるだろう。

それだって、十分満足に値する。

「安全は全くの無駄だ」

もちろん、そんなことはない。

正に、リスクとリターンの問題なのだ。

適正な安全を確保したうえで、タイタニックを見に行くということになれば、一人当たりの料金は数十億円から100億円のオーダーになってもおかしくはなかろう(ちゃんとした潜水艇の建造費は数百億円になります:母船の建造、それらの運用コストもばかにはなりません:1シーズンに潜れる回数も限られ、1回数人どまりのツアーになります:まあ、使い捨てじゃないけど、使用回数にも限りがあります:しんかい6500は2000回近く潜っているようですが、途中で幾度か大規模な改修を受けています)。

宇宙旅行に匹敵する。

そんなにまでして、タイタニックが見たいのかあ?。

浮沈子には到底理解できない。

ペットボトルにマブチの水中モーターつけたようなショボい潜水艇(そんなあ!)で、数千メートルの深海に挑むこと自体が無謀極まりない。

が、それでもリスクを取って潜ろうという人々はいる。

今回の件で、暫くは大人しくしているだろうけど、ほとぼりが冷めれば再びチャレンジするだろう。

宇宙旅行だって同じだ。

来週あたりからは、バージンギャラクティックが観光旅行を始める・・・。

(ヴァージン・ギャラクティック、6月末に初の商業宇宙飛行 株価急騰)
https://jp.reuters.com/article/virgin-galactic-space-idJPKBN2Y11VP

「第1回目の宇宙飛行「ギャラクティック01」は6月27日─30日に実施が計画されている。8月上旬に「ギャラクティック02」を実施し、その後は毎月、定期的に実施するという。」

急騰した株価は、その後下がったようだけどな。

(ヴァージン・ギャラクティックが大幅安 増資計画を締結=米国株個別)
https://fx.minkabu.jp/news/266572

「今回の増資計画は既存株式に対して20-25%の希薄化をもたらす」

なんだ、増資に伴う希薄化の懸念か・・・。

まあいい。

弾道軌道とはいえ、それなりのリスクを伴う点では深海潜水と共通だ。

開発段階では、複数の死者も出している(地上及びパイロット)。

商業飛行が順風満帆に運ぶとは限らない。

S社の商業軌道飛行にしても、今まで何事もなかった(トイレの配管が外れたことを除く?)のは、奇跡に近いかもしれない。

「ただ安全でいたいなら、ベッドから出ず、自動車にも乗らず、何もするな」(ブルームバーグの記事より再掲)

それで済むなら、それが一番いい。

人類は、カウチポテトになるために文明を築いてきたのだ(そうなのかあ?)。

そして、ビジョンプロを装着して、バーチャルな3Dでの冒険を楽しむのだ。

そういうのなら、1万メートルでも2万メートルでも(そんな深度の海底はありませんが)、何の危険もない。

費用も50万円と格安だしな・・・。