🐱核熱ロケット:軌道上の原爆 ― 2023年08月03日 20:58

核熱ロケット:軌道上の原爆


(原子力ロケット「X-NTRV」が2027年に打ち上げ予定、NASAとDARPAが協力して開発しアメリカ宇宙軍が打ち上げ設備を提供)
https://gigazine.net/news/20230801-nuclear-therma-rocket-nasa-darpa/

「原子力ロケットエンジンの設計やテストを航空宇宙企業ロッキード・マーティンが請け負う」

「NASAとDARPAは原子力ロケットエンジンを搭載した試験機「X-NTRV」を2027年に打ち上げる計画」

このネタについては、ロケット関連のメディアも軒並み掲載している。

(米国政府は宇宙での原子力推進に向けて本格的な一歩を踏み出している)
https://arstechnica.com/space/2023/07/nasa-seeks-to-launch-a-nuclear-powered-rocket-engine-in-four-years/

「今から 4 年後、すべてが順調に進めば、原子力ロケットエンジンが初めて宇宙に打ち上げられるでしょう。ロケット自体は従来型」

つまり、打ち上げに使われるのは従来の化学推進ロケットなわけだ。

「原子炉は安全上の理由から「コールド」モードで起動され、十分に高い軌道に達するまで電源は入りません。」

(NASAとDARPAの核熱ロケットエンジン試験機はロッキード・マーティンが製造へ)
https://sorae.info/space/20230801-nasa-darpa-draco.html

「DARPAによると、DRACOプログラムの試験機ではNERVAプログラムで用いられた高濃縮ウランではなく高純度低濃縮ウラン(HALEU)が核分裂炉に採用されています。また、目標の軌道へ到達するまでは核分裂炉の停止状態が維持されるようにシステムを設計するとDARPAは強調しています。」

うーん、まあ、そう言うだろうな(低濃縮ウランは濃縮度20パーセント未満:それでも、十分ヤバいですが:軽水炉で使われているのは3パーセントくらい)。

実際、試験炉の段階ではそうかもしれない。

技術的にも未知数な点もあるだろうし。

が、実用化に向けて、その方針が維持されるとは限らない。

中国とかインドが参入してくることになれば、兵器級(濃縮度90パーセント以上)だろうが何だろうが、構わず打ち上げてくることになるに違いない(そうなのかあ?)。

原子炉であれ原爆であれ、連鎖反応を起こさせるためには、トリガーとなる中性子源が必要だ。

(核兵器の起爆装置「イニシエータ」)
https://plutonium.xxxxxxxx.jp/nuclear/page8.html

「球形に爆縮されるインプロージョン型核兵器の場合、この中性子源はコアの中心部に配置され、爆縮の衝撃波が到達した時点でベリリウムとポロニウムが混合し、中性子を発生する仕組みとなっています。」

古典的な奴だな。

「ポロニウム210の半減期は約138日と短いため、(中略)長期間保管している場合などは定期的な交換が必要となります。」

「外部パルス中性子源:
・・・
全長数センチほどの真空管にはイオン源とターゲットがあり、真空管に強力なパルス電流が流れると重水素イオンが、ターゲットであるトリチウムの水素化合物とした金属に衝突することで、D-T反応を引き起こしています。ターゲットの水素化合物には初期のもので水素(トリチウム)化チタンが用いられていましたが、現在では水素(トリチウム)化スカンジウムが用いられています。」

「このパルス中性子源は起爆による爆縮時に最適なタイミングで中性子を照射させることができるということ、また照射ターゲットに利用するトリチウムの半減期は約12.3年とポロニウム210の約138日よりも長く、交換などのメンテナンスの負担を小さくできます。さらにこのパルス中性子源はベリリウム・ポロニウム中性子源のように爆縮の衝撃波を利用するものではないため、爆縮レンズの外側に設置することができ、そのためメンテナンスも容易になります。」

ヤバいな・・・。

ヤバ過ぎ!。

記事には、原子炉の起動に関する記述もある。

「原子炉を起動する際にはカリホルニウム252が中性子源として用いられますが、これは自発核分裂によって中性子を放出するために中性子の放出を制御する事ができません。そのためプルトニウム240のように過早爆発の原因となってしまいます。」

方式は、核兵器とは異なるようだ。

まあいい。

浮沈子は、原子力ロケットについては以前から気になっていて、何度か記事にもしているけど、具体的に打ち上げ日程まで出てきたのは初めてかも知れない(未確認)。

ロシアは、ソ連時代に上げているし、中国がまねして上げるのは確実なところだ。

で、軌道上には、兵器級濃縮ウランを満載した衛星がウヨウヨすることになる。

こっそりと敵の衛星のそばに近寄って、中性子線源を解き放つわけだ!(ボン・・・:宇宙空間なので、音はしません)。

やれやれ・・・。

一応、宇宙でも、核実験したり、核兵器を配置したりすることは禁じられているけど、そんなもんが守られると信じている者などいるわけない(そうなのかあ?)。

NASAは、体のいい隠れ蓑にされているだけだ(有人火星飛行なんて、出来るわけないじゃん!?)。

核熱ロケットは、新手の核兵器開発の一環だな(そんなあ!)。

さて、我が国は例によって、指を咥えて眺めているだけだ。

欧州も、おいそれとは参入できないだろうしな。

米中ロ印が入り乱れて、軌道配置の核熱爆弾をばら撒き続けることになる。

まあ、どうでもいいんですが。

核熱ロケットの記事が出るたびに、この妄想が頭をよぎることになる。

掟破りの核兵器の軌道配置だから、表沙汰になることはない。

秘密のベールに包まれた、極秘の衛星なわけだ。

もしかしたら、既にこっそりと打ち上げられていて、軌道上をその時を待って静かに回っているかも知れない。

そろそろ、表に出してもいい頃合いということで、「核熱ロケット」の開発を借りて表面化させているのかもな・・・。

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