🐱地球外生命発見不可避:反転攻勢は可能か2023年10月04日 00:36

地球外生命発見不可避:反転攻勢は可能か


(地球外生命体、「あと数年」で見つかると言われている理由は?)
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-66979954

結論から言えば、この記事のどこにもその理由は書かれていない。

まるで、宗教論争のように、「信じるかどうか」だけが争われている。

「天文学者の多くが、「この宇宙のどこかに生命がいるのだろうか」とはもう問わなくなっている。」

「我々はいつ、生命を見つけられるのか」

「多くの研究者が、我々が生きているうち、もしかしたら今後数年以内に、生命のしるしを検知できると前向きに考えている。」

浮沈子には妄想癖があるが、これほどではない。

月面探査を行った時には、未知の微生物がいるかも知れないと宇宙飛行士に検疫を行った。

小惑星からのサンプルリターンでは、さすがに地球外生命がいるとは言わなかったが、その材料が見つかったと騒いだ。

研究者らの鼻息は荒い!。

「木星の氷の衛星のうちの一つに生命がいなかったら世界は「驚くだろう」」

「太陽系外の惑星における生命の手がかりを見つけた可能性」

「多くの研究者にとって、自分たちだけが知的生命体であるはずがないことは明らかだ」

「我々がこの宇宙で孤独なのかどうか、我々にはその質問に答える技術と能力がある」

100歩譲ってそうだとしても、その質問に答える金がないことは確かだ。

1兆円を掛けたJWSTでも、系外惑星の大気を分光観測するには足りないくらいだ。

金をドブに捨てるようなもんだが、宇宙は広大だからな。

ドブが溢れる心配はない!。

「ウェッブ宇宙望遠鏡は強力だが、同時に限界も抱えている。地球では、その大きさと太陽との距離が生命を維持している。しかしウェッブ望遠鏡ではグレアの影響により、遠い宇宙で地球のような小ささの惑星や、地球と太陽ほど距離の近い惑星を検知できない。前述の「K2-18b」は、地球の8倍の大きさがある。」

「NASAは今年初め、2030年代の運用を目指す次世代宇宙望遠鏡「ハビタブル・ワールズ・オブザーバトリー」(HWO、生存可能世界観測機)を発表した。HWOでは、高機能の遮光シールドを使い、惑星が周回する恒星からの光を最小限に抑える。そのため、地球と似たような惑星の大気を発見し、サンプルを採取することができるという。」

「この技術では、何百光年も離れた恒星を周回する惑星の大気から発せられるわずかな光からでも、化学物質を検出することができる。」

が、それは「地球外生命」の発見とは似て非なるものだ。

「はるか彼方の惑星の大気で化学的な示唆があったことや、衛星のフライバイ(近接通過)からの興味深い測定値、火星からの微化石にすら、解釈の余地があるという。」

宗教論争のネタは尽きない。

「驚異的な科学的ブレークスルー以上の発見につながる要素はすべてそろっている」

地球外生命の探査は困難な事業だ。

「もし生命のしるしが見つかれば、それは科学における革命であり、人類が自分自身と、宇宙における自分たちの居場所を見つめる方法を大きく変えることになるだろう」

人類の叡智を傾けるに値する。

だが、政治的な見栄や外聞のために、莫大な経費を投入する有人宇宙開発に比べれば、規模は限りなく小さい。

もっと予算を!。

系外惑星(K2-18b)で生命由来と思しき化学物質(硫化ジメチル)が見つかったらしいことがどの程度の意味があるのかは知らない。

でも、それは生命じゃないしな。

この話は、どことなくウクライナの反転攻勢の話と似ている。

今年中に占領されている領土を取り戻すことになっていたらしいが、ロシアに侵略された領土を取り返すことには成功していない。

明日にもロシア軍に壊滅的な損害を与えて、クリミアを含む全領土から駆逐すると息巻いているが、いつまで経ってもそういうニュースはない。

地雷原を突破することと、占領地を目に見える形で取り返すこととは、似て非なるものだ(今年の春から、1パーセントも奪還していない)。

もっと兵器を!。

まあ、どうでもいいんですが。

浮沈子は、地球外生命には懐疑的だが、この宇宙をよりよく知るため(予算獲得のため?)のツールとしては仕方ないと考えている。

火星の生命については、もう誰も、現存する生物がいるとは言わなくなった。

生命の痕跡も、消えてなくなるのは時間の問題だ。

パーセベランスの収集したサンプルは、仮に、中国が持ち帰った後に何年も経って回収されることになったとしても、岩石サンプルとしての意義しかないだろう。

そこに「解釈」の余地はない。

記事には、SETIの話も出てくる。

「異星人からの信号を探すことは、「生命の証拠を見つけるためのさまざまなアプローチの中で、最もとっぴに思えるかもしれない。だがそれは最も明確で、いつでも起こりうることでもある」」

「実際に理解できる信号があった場合を想像してみてほしい」

それでさえ、浮沈子には懐疑的な話だ。

それこそ、「解釈」の余地があるのではないのかあ?。

まあいい。

地球外生命の話がわくわくすることは間違いない。

それは、太陽系の中では高等生物が出現しそうもないこと(宇宙戦争とかにはならない)、太陽系外については、実際にそこへ行ったり、向こうから来たりすることが出来そうもないので、安心なこともあるかもしれない。

しかし、そんなことは分からない。

人間の浅知恵で、何を推し量ろうと、宇宙の広大無辺さと、多様さの中では無意味だ。

浮沈子は、地球外生命がいるとは思っていないけど、それは、単にいそうもないと考えているからで、実際にいるかどうかは分からないと答えるのが正しい。

いないと断定することは不可能だし、いるというなら、目の前に連れて来て欲しいもんだ(見に行くのは面倒だしな)。

天文学者は、単に予算獲得のために(そうなのかあ?)、今にも地球外生命が見つかると宣伝するが、政治過程を通じてその予算に影響を与える市民は冷静だ。

見透かしている。

地球から120光年離れた「K2-18b」と呼ばれる惑星から、地球外生命を数年の間に連れてくることはできないと分かっている(そういうことかあ?)。

惑星大気の分光観測などでは、「解釈」の余地が残るからな。

素人に納得させるのは大変だろう。

「仮に「K2-18b」で生命の証拠を見つけられなくても、このチームの調査リストには、さらに10個のゴルディロックス・ゾーンにある惑星が記されている。このリストは今後も増え続けるだろう。」

「何も発見できなかった場合でも、「こうした惑星に生命がいる可能性について重要な示唆を与えてくれる」」

せいぜいその程度の話でしかない。

やれやれ・・・。

大山鳴動してネズミ一匹。

ああ、地球外生命って、そのネズミのことだったのか・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(生命生存可能領域の惑星「K2-18 b」の大気中でメタンと二酸化硫黄が発見され海の存在可能性が濃厚に、地球では生物由来のものしか存在しない硫化ジメチルも検出される)
https://gigazine.net/news/20230912-k2-18-b-methane-carbon-dioxide/

「研究チームは太陽系外のハビタブルゾーン内に存在する惑星で炭素を含む分子が検出されたのは初めて」

「硫化ジメチルは、地球上では生物由来のものしか存在していません。」

炭素分子については、先日も記事に上がっていた。

(地球外生命体の発見は「時間の問題」エウロパで炭素が発見される!)
https://nazology.net/archives/135648

「地球外生命体の発見に立ち会えるかもしれません。」

冗談はよしてくれ!。

「NASAのジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)の観測データを調査し、木星の衛星エウロパの氷の表面に炭素が存在することを発見」

「もしエウロパに生命が存在しないほうが驚きだ」

紋切り型の言い回しは共通だな。

宇宙は、地球外生命が発見されないという「驚き」に溢れているに違いない。

「エウロパの海には、生命体に欠かせない元素の一つである酸素も地球に匹敵するレベルで存在すると言われており、宇宙で最初に生命体が見つかるのは、火星ではなくエウロパなのかもしれないと言われています。」

木星圏からのサンプルリターンの技術は、現在の人類にはない。

光学観測や無人機を送り込んでの直接観測程度だ。

「2024年にNASAが打ち上げを予定している探査機「エウロパ・クリッパー」が、2030年代初頭にエウロパに到着する予定であるため、より詳細な調査に期待ができそうです。」

「欧州宇宙機関(ESA)の木星探査機「juice(ジュース)」も、2030年代初頭にエウロパに到着する予定」(打上げ日: 2023年4月14日)

「近い将来、地球外生命体の発見という、人類史上で最も大きな発見とも言えるニュースが飛び込んでくるかもしれませんね。」

ないない・・・。

宇宙は「驚き」に満ちているからな・・・。