🐱メキシコへの道:第3章:総括 ― 2023年12月24日 07:16
メキシコへの道:第3章:総括
15日間のメキシコツアーから帰ってきて、既に4日が経過した。
浮沈子の揮発メモリー(記憶)からは、既に多くのデータが消え去っている。
同行していただいた竹内さんが撮ってくれた映像や写真、浮沈子が陸上で撮った写真、全てのダイビングに着けて行ったダイコン(初代ペトレル)のデータだけが、単なる妄想や夢(悪夢?)ではなく、本当に時差14時間のメキシコまで出かけて、22本のダイビング(うち2本はコスメルで)をこなしてきたという証拠だ。
12時間のダラスフォートワース空港までの長い長い道のり、空港のスカイリンクの故障で、乗り継ぎがぎりぎりになったこと、カンクンで降りて、迎えのバンの運転手を探すのに手間取ったこと、ホテルのトイレがなかなか流れずに往生したこと、延長コードを持ってくれば良かったと後悔したこと、朝食付きだったのに、おかわりのコーヒーの値段だと思って、2日目のチップを食事代含めて置いてしまったこと、コンビニで500ペソを出す時に、店員に200ペソ札を見つかって、小額紙幣に替えそこなったこと、前半、脱水気味のために便秘になり、トイレで苦労したこと(後半は、飲むヨーグルトの効果で快便!)、チチェン・イッツァの入場料で、最後の500ペソ2枚を出したら、釣銭がないと言われてむっとしたこと(結局、隣の窓口から調達してましたけど)、カンクンからダラスに出発する日、チケット番号を印刷してこなかったために、自動受付できずにカウンターで対応してもらったこと(予約番号では検索できなかった)、往路で観たミッションインポッシブルの続きが帰路でも見れたこと(往きはJAL、帰りはAA)などなどのインシデントは、やがて忘れてしまうに違いない。
生身の人間の旅行だからな。
既に、現地で不調だったレギュレーターは、左右ともオーバーホールに出した(ショートホース側は、ダイビング開始から5分くらいピーピー鳴くし、ロングホース側はぷくぷくとスローリークしている)。
仕上がってくるまでは、サイドマウントは出来ない。
それまでに、擦り切れている左のバンジーを、在庫の予備バンジーに付け替えておかなければな。
ケーブダイバーとしての経験値を上げるという、当初の目的の一部は実現した(ケーブダイビングを楽しむところまでは行かなかったが)。
前半のリフレッシュコース(っつーのかあ?)では、講習では短時間しかできなかったスキルを長時間こなした時の課題も見えた(ヘルメットのバックアップライトで長時間ラインを照らしていると、首が痛くなる)。
今回は練習だったが、実際にトラブった時には、ポーチの中のバックアップライトに切り替えて、手持ちの方で照らした方がいいかも。
フィンキックは、浮沈子永遠の課題だが(膝落ちと膝の開き)、今回、連続して潜ったことからすこーしだけコツが掴めた気もする。
蹴る前の引き付けの際に、膝と踵を左右でくっつけると、コンパクトかつ効率的に蹴れる気がした。
速度の調節は、グライドの時間を長くすることで、速過ぎるという欠点を克服できたしな(ハロクラインとかで焦ると、ケロッと忘れますが!)。
そのためには、丁寧な浮力調整と一定の呼吸を維持することが重要だ。
まあいい。
画像は、カーウォッシュのオープンウォーターエリアで撮っていただいたものだが、頭の起こしが足りず、膝が開いて落ちていることが分かる。
もっとも、既に書いたように、メジャーリストリクションでロストライン、ロストバディ経験後のヘロヘロ状態ということはある。
カーウォッシュのオープンウォーターエリアは綺麗だったな・・・。
次回、いつ行けることになるかは分からない。
が、いろいろ課題を克服し、是非ともコスメルを再訪したい(そっちかあ?)。
チチェン・イッツァは行ったけれど、メキシコシティの考古学博物館にも行ってみたくなった(落合さんの話)。
今回は、タクビハからドスオホスにトラバースしたけど、次回は逆にドスオホスからタクビハにトラバースしてみたいな(もちろん、お土産にドスオホスTシャツ買って!)。
松永さんに指摘された、前のダイバーとの距離を適切に保つということも課題だな。
前回は、講習をクリアし、ファンダイブをこなすことで精いっぱいだったが、今回はメキシコツアーを楽しんだ。
少なくとも、コスメルは無条件に楽しかった。
正しいメキシコツアーは、クルーズ船に乗ってコスメルで潜り、フロリダからメキシコシティに飛んで博物館を見学してから、カンクン入りしてセノーテダイビングに合流することだろう(てんこ盛りだなあ・・・)。
順序は逆でもいいけど。
コスメルからプラヤデルカルメンにフェリーで渡るというのは、欠航のリスクがあるからタイトな日程では考え物だ。
セノーテの経験値を上げるという点では、縦穴のセノーテに行っていないということもある。
(セノーテダイビング)
https://www.iguana-divers.com/cenote-diving
今回お世話になったイグアナダイバーズさんのページから引用する。
「アンヘリータ (Angelita):
30メートル付近に大きな雲のような硫化水素の層が現れ、その中に吸い込まれていくと夜の森に迷い込んでしまったような感覚になります。深度が深いためアドバンス以上のライセンスが必要になります。セノーテダイビング2日目以降にご案内可能です。」
「ピット (The Pit):
ドス・オホスから約2.8kmジャングルの奥にある深度の深いセノーテ。縦穴のセノーテで、雲のような硫化水素の層が見られるだけではなく、深く一直線に差し込む光の筋は圧巻です。水深が深いのでアドバンス以上のダイビングライセンスが必要となります。」
「ザポテ(ヘルズベルズ):
水深30メートル付近には世にも奇妙な形の釣鐘型の鍾乳石の群生があります。また、硫化水素の層もあり不思議な光景を見ることができます。セノーテの形状により浮上速度をコントロールしながら2度の安全停止をしながら浮上します。」
「マラビジャ:
直径7mほどのエントリー口から潜降していくと、びっくりするくらい大きく広がるセノーテ。水深30m近くには硫化水素の層があり、天気の良い晴れの日には見事な光の差し込みを見ることのできるセノーテです。」
経験値を上げる要素はいくらでもある。
焦ることはない。
少しずつ、時間を掛けて取り組むだけだ。
縦穴を敬遠しているのは、耳抜きが苦手ということもある。
体調管理を万全にして、同行の方に迷惑を掛けないようにする必要がある。
ケーブダイビングの奥は深い。
今の浮沈子からみれば、果てしなく深い。
今は、その入り口にいるけど、どこまで進むかは考え物だ。
が、間違いなく、コスメルには行くだろう。
次回はフルスーツで、ウエイトベスト持参だな(最初から6kg:12ポンドか)。
ケーブダイビングを楽んだとは言い切れないけど、メキシコは大いに楽しめた。
総括すれば、そういうことになる。
トレーニングダイブに同行していただいた落合さんにしても、驚異のガス持ちは別として、スキルの点でもはるかに高い。
松永さんはもちろんだ。
浮沈子が乗り越えるべき課題は満載。
何かが出来るということと、身に付いているということの間には果てしない差がある。
メキシコへ、そうたびたび通うわけにはいかないからな。
日本でのダイビングにおいて、サイドマウントでの海洋ダイビング、プール練習で練度を上げておく必要がある。
竹内さんからの課題としては、泳ぎながらいろいろなことがスムーズにできる必要があるという指摘を頂いている。
陸上での準備や後片付けの段取りも重要だ。
國富や稲取でも、手早く行うことを心がけよう。
ケーブダイビングについても、新たな視点を頂いた。
現地に行くと分かるけど、他のダイバーたちは、実に楽しそうに潜っている。
そう、彼らにとって水中洞窟に潜るということは、ふつーのレジャーダイビングなわけだ。
週末に、イベントとして1日1本だけ潜り、その後はどこかでパーティする。
探検家である必要もないし、スキルアップに血道をあげることもない。
ふつーにフルケーブダイビングの講習を受け、ルールを守って水中散歩を楽しめばいいのだ。
一般人にとって、ダイビングはレジャーだからな。
楽しまないでどーする!?。
シングルタンクで30分だけカバーンに潜って、あとはパーティ!。
それも、一つのスタイルだ。
フルケーブダイビングだって、その延長上にある。
もちろん、閉鎖環境特有のリスクはあるから、必要な器材とスキルを身に着けてからでないと潜ることはできない。
しかし、それさえ守れば、パーマネントラインを辿ることは、誰でも可能なふつーのダイビングだ。
浮沈子のようなジジイにも出来る。
日本からは遠いし、毎週末、日常的に潜ることはできない。
が、たまに行って、普段と違う緊張感の中で潜るにはちょうどいいかもしれない。
ダイビングは人それぞれだ。
楽しみ方は千差万別。
貴賤の区別もない。
器材だって、CCRもあるしスクーターもある。
浮沈子が洞窟でそれらを使うことはないだろうが、探検するには有用なツールだろう。
竹内さんや松永さんの話は、スクーター(ブラックチップとか言うやつ)のバッテリーの話が多かったな(充電器とかも)。
Tシャツ、短パン、サンダルの生活から、最低気温が0度近くまで下がる冬の東京に戻ってきた。
べらぼーめ・・・。
南の島が、浮沈子を呼んでいる気がする(幻聴かあ?)。
確認しておこう。
コスメル島の楽ちんお気楽なドリフトダイビングであれ、カーウォッシュのヘビーディストリクションなダイビングであれ、それぞれの環境に応じた器材とスキルがなければ危険なレジャーであることに変わりはない。
ダイビングには3種類ある。
少し危険か、かなり危険か、無茶苦茶危険か。
そのリスクを減らすことは出来ても、ゼロにすることはできない。
コスメルの2本目。
浮上してからボートに上がるまでの間、しばらく時間が掛かった。
周りには、他のボートが数隻いて、そのうちの1隻のボートキャプテンが無線で連絡を取ってくれたりしたけど、我々が上がるボートは遠くで別のグループを上げていたからな。
浮沈子は、南の島ばっかで潜っていたから、そういうのには慣れている。
浮力を確保し、マーカーブイを掲げているガイドさんから離れず、落ち着いてピックアップを待つ。
経験値を上げていけば、リスクを適正に評価し、正しく対応することが出来るようになり、楽しみに変えることも可能だ。
いつまでも、ダイビングを楽しむための王道だな。
好き嫌いはあるから、どんなダイビングスタイルを続けるかは人それぞれだろう。
浅く明るく温かい南の島のリゾートダイビング。
浮沈子の本籍はそこにある。
で、時々、真っ暗な穴倉に潜って、死神のご機嫌を窺いに行くわけだ。
そのためにも、サボらずフィットネスに通って、基礎体力を維持していかないとな・・・。
15日間のメキシコツアーから帰ってきて、既に4日が経過した。
浮沈子の揮発メモリー(記憶)からは、既に多くのデータが消え去っている。
同行していただいた竹内さんが撮ってくれた映像や写真、浮沈子が陸上で撮った写真、全てのダイビングに着けて行ったダイコン(初代ペトレル)のデータだけが、単なる妄想や夢(悪夢?)ではなく、本当に時差14時間のメキシコまで出かけて、22本のダイビング(うち2本はコスメルで)をこなしてきたという証拠だ。
12時間のダラスフォートワース空港までの長い長い道のり、空港のスカイリンクの故障で、乗り継ぎがぎりぎりになったこと、カンクンで降りて、迎えのバンの運転手を探すのに手間取ったこと、ホテルのトイレがなかなか流れずに往生したこと、延長コードを持ってくれば良かったと後悔したこと、朝食付きだったのに、おかわりのコーヒーの値段だと思って、2日目のチップを食事代含めて置いてしまったこと、コンビニで500ペソを出す時に、店員に200ペソ札を見つかって、小額紙幣に替えそこなったこと、前半、脱水気味のために便秘になり、トイレで苦労したこと(後半は、飲むヨーグルトの効果で快便!)、チチェン・イッツァの入場料で、最後の500ペソ2枚を出したら、釣銭がないと言われてむっとしたこと(結局、隣の窓口から調達してましたけど)、カンクンからダラスに出発する日、チケット番号を印刷してこなかったために、自動受付できずにカウンターで対応してもらったこと(予約番号では検索できなかった)、往路で観たミッションインポッシブルの続きが帰路でも見れたこと(往きはJAL、帰りはAA)などなどのインシデントは、やがて忘れてしまうに違いない。
生身の人間の旅行だからな。
既に、現地で不調だったレギュレーターは、左右ともオーバーホールに出した(ショートホース側は、ダイビング開始から5分くらいピーピー鳴くし、ロングホース側はぷくぷくとスローリークしている)。
仕上がってくるまでは、サイドマウントは出来ない。
それまでに、擦り切れている左のバンジーを、在庫の予備バンジーに付け替えておかなければな。
ケーブダイバーとしての経験値を上げるという、当初の目的の一部は実現した(ケーブダイビングを楽しむところまでは行かなかったが)。
前半のリフレッシュコース(っつーのかあ?)では、講習では短時間しかできなかったスキルを長時間こなした時の課題も見えた(ヘルメットのバックアップライトで長時間ラインを照らしていると、首が痛くなる)。
今回は練習だったが、実際にトラブった時には、ポーチの中のバックアップライトに切り替えて、手持ちの方で照らした方がいいかも。
フィンキックは、浮沈子永遠の課題だが(膝落ちと膝の開き)、今回、連続して潜ったことからすこーしだけコツが掴めた気もする。
蹴る前の引き付けの際に、膝と踵を左右でくっつけると、コンパクトかつ効率的に蹴れる気がした。
速度の調節は、グライドの時間を長くすることで、速過ぎるという欠点を克服できたしな(ハロクラインとかで焦ると、ケロッと忘れますが!)。
そのためには、丁寧な浮力調整と一定の呼吸を維持することが重要だ。
まあいい。
画像は、カーウォッシュのオープンウォーターエリアで撮っていただいたものだが、頭の起こしが足りず、膝が開いて落ちていることが分かる。
もっとも、既に書いたように、メジャーリストリクションでロストライン、ロストバディ経験後のヘロヘロ状態ということはある。
カーウォッシュのオープンウォーターエリアは綺麗だったな・・・。
次回、いつ行けることになるかは分からない。
が、いろいろ課題を克服し、是非ともコスメルを再訪したい(そっちかあ?)。
チチェン・イッツァは行ったけれど、メキシコシティの考古学博物館にも行ってみたくなった(落合さんの話)。
今回は、タクビハからドスオホスにトラバースしたけど、次回は逆にドスオホスからタクビハにトラバースしてみたいな(もちろん、お土産にドスオホスTシャツ買って!)。
松永さんに指摘された、前のダイバーとの距離を適切に保つということも課題だな。
前回は、講習をクリアし、ファンダイブをこなすことで精いっぱいだったが、今回はメキシコツアーを楽しんだ。
少なくとも、コスメルは無条件に楽しかった。
正しいメキシコツアーは、クルーズ船に乗ってコスメルで潜り、フロリダからメキシコシティに飛んで博物館を見学してから、カンクン入りしてセノーテダイビングに合流することだろう(てんこ盛りだなあ・・・)。
順序は逆でもいいけど。
コスメルからプラヤデルカルメンにフェリーで渡るというのは、欠航のリスクがあるからタイトな日程では考え物だ。
セノーテの経験値を上げるという点では、縦穴のセノーテに行っていないということもある。
(セノーテダイビング)
https://www.iguana-divers.com/cenote-diving
今回お世話になったイグアナダイバーズさんのページから引用する。
「アンヘリータ (Angelita):
30メートル付近に大きな雲のような硫化水素の層が現れ、その中に吸い込まれていくと夜の森に迷い込んでしまったような感覚になります。深度が深いためアドバンス以上のライセンスが必要になります。セノーテダイビング2日目以降にご案内可能です。」
「ピット (The Pit):
ドス・オホスから約2.8kmジャングルの奥にある深度の深いセノーテ。縦穴のセノーテで、雲のような硫化水素の層が見られるだけではなく、深く一直線に差し込む光の筋は圧巻です。水深が深いのでアドバンス以上のダイビングライセンスが必要となります。」
「ザポテ(ヘルズベルズ):
水深30メートル付近には世にも奇妙な形の釣鐘型の鍾乳石の群生があります。また、硫化水素の層もあり不思議な光景を見ることができます。セノーテの形状により浮上速度をコントロールしながら2度の安全停止をしながら浮上します。」
「マラビジャ:
直径7mほどのエントリー口から潜降していくと、びっくりするくらい大きく広がるセノーテ。水深30m近くには硫化水素の層があり、天気の良い晴れの日には見事な光の差し込みを見ることのできるセノーテです。」
経験値を上げる要素はいくらでもある。
焦ることはない。
少しずつ、時間を掛けて取り組むだけだ。
縦穴を敬遠しているのは、耳抜きが苦手ということもある。
体調管理を万全にして、同行の方に迷惑を掛けないようにする必要がある。
ケーブダイビングの奥は深い。
今の浮沈子からみれば、果てしなく深い。
今は、その入り口にいるけど、どこまで進むかは考え物だ。
が、間違いなく、コスメルには行くだろう。
次回はフルスーツで、ウエイトベスト持参だな(最初から6kg:12ポンドか)。
ケーブダイビングを楽んだとは言い切れないけど、メキシコは大いに楽しめた。
総括すれば、そういうことになる。
トレーニングダイブに同行していただいた落合さんにしても、驚異のガス持ちは別として、スキルの点でもはるかに高い。
松永さんはもちろんだ。
浮沈子が乗り越えるべき課題は満載。
何かが出来るということと、身に付いているということの間には果てしない差がある。
メキシコへ、そうたびたび通うわけにはいかないからな。
日本でのダイビングにおいて、サイドマウントでの海洋ダイビング、プール練習で練度を上げておく必要がある。
竹内さんからの課題としては、泳ぎながらいろいろなことがスムーズにできる必要があるという指摘を頂いている。
陸上での準備や後片付けの段取りも重要だ。
國富や稲取でも、手早く行うことを心がけよう。
ケーブダイビングについても、新たな視点を頂いた。
現地に行くと分かるけど、他のダイバーたちは、実に楽しそうに潜っている。
そう、彼らにとって水中洞窟に潜るということは、ふつーのレジャーダイビングなわけだ。
週末に、イベントとして1日1本だけ潜り、その後はどこかでパーティする。
探検家である必要もないし、スキルアップに血道をあげることもない。
ふつーにフルケーブダイビングの講習を受け、ルールを守って水中散歩を楽しめばいいのだ。
一般人にとって、ダイビングはレジャーだからな。
楽しまないでどーする!?。
シングルタンクで30分だけカバーンに潜って、あとはパーティ!。
それも、一つのスタイルだ。
フルケーブダイビングだって、その延長上にある。
もちろん、閉鎖環境特有のリスクはあるから、必要な器材とスキルを身に着けてからでないと潜ることはできない。
しかし、それさえ守れば、パーマネントラインを辿ることは、誰でも可能なふつーのダイビングだ。
浮沈子のようなジジイにも出来る。
日本からは遠いし、毎週末、日常的に潜ることはできない。
が、たまに行って、普段と違う緊張感の中で潜るにはちょうどいいかもしれない。
ダイビングは人それぞれだ。
楽しみ方は千差万別。
貴賤の区別もない。
器材だって、CCRもあるしスクーターもある。
浮沈子が洞窟でそれらを使うことはないだろうが、探検するには有用なツールだろう。
竹内さんや松永さんの話は、スクーター(ブラックチップとか言うやつ)のバッテリーの話が多かったな(充電器とかも)。
Tシャツ、短パン、サンダルの生活から、最低気温が0度近くまで下がる冬の東京に戻ってきた。
べらぼーめ・・・。
南の島が、浮沈子を呼んでいる気がする(幻聴かあ?)。
確認しておこう。
コスメル島の楽ちんお気楽なドリフトダイビングであれ、カーウォッシュのヘビーディストリクションなダイビングであれ、それぞれの環境に応じた器材とスキルがなければ危険なレジャーであることに変わりはない。
ダイビングには3種類ある。
少し危険か、かなり危険か、無茶苦茶危険か。
そのリスクを減らすことは出来ても、ゼロにすることはできない。
コスメルの2本目。
浮上してからボートに上がるまでの間、しばらく時間が掛かった。
周りには、他のボートが数隻いて、そのうちの1隻のボートキャプテンが無線で連絡を取ってくれたりしたけど、我々が上がるボートは遠くで別のグループを上げていたからな。
浮沈子は、南の島ばっかで潜っていたから、そういうのには慣れている。
浮力を確保し、マーカーブイを掲げているガイドさんから離れず、落ち着いてピックアップを待つ。
経験値を上げていけば、リスクを適正に評価し、正しく対応することが出来るようになり、楽しみに変えることも可能だ。
いつまでも、ダイビングを楽しむための王道だな。
好き嫌いはあるから、どんなダイビングスタイルを続けるかは人それぞれだろう。
浅く明るく温かい南の島のリゾートダイビング。
浮沈子の本籍はそこにある。
で、時々、真っ暗な穴倉に潜って、死神のご機嫌を窺いに行くわけだ。
そのためにも、サボらずフィットネスに通って、基礎体力を維持していかないとな・・・。
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