🐱メキシコへの道:第3章:パッキング終わる ― 2023年12月04日 17:37
メキシコへの道:第3章:パッキング終わる
忘れるといけないので、追加で入れるものを確認する。
・電気カミソリ
・スマホ(カメラ替わり)
・スマホ用充電ケーブル
・小さいバッグ(ショップとの往復用)
ダイビング器材とその他の日用品、ノートパソコン、ノートパソコン用充電器は入れた(結局、持っていくことに)。
国内接続用に、タブレットも持っていく。
機内では、ひたすら寝るからな。
現地での現金払い用に、羽田でドルに両替するだけ。
現地でしか使えないWi-Fiは入れた。
トランジットで数時間滞在するダラス空港でどうするかは、考えていない。
変なWi-Fiに繋いで、ややっこしいことになるのも困るからな。
現地での日程がキッチリ決まったわけではないが、少なくとも前半は浮沈子のリフレッシュケーブトレーニングになる(6日間予定)。
その後は流動的だけど、2日間の現地ガイド付きケーブファンダイブと、2日間自主トレケーブファンダイブ(講習で使うケーブで、ファンダイブ)、1日、どこかでコスメル島ファンダイブ(やったーっ!)。
コスメル島は、申し込んでいるみたいだが、1人だけだと成立しないらしいので、他にお客さんがいるときに飛び込みで参加する感じだ。
ひょっとすると、前半のどこかで入れることになるかもしれない(未確認)。
目の前に、光り輝くカリブ海が広がっているのに、真っ暗な穴の中だけっちゅーのはいかがなものか・・・。
まあ、洞窟潜水オタクに言わせると、目の前に世界最大の水中ケーブシステムが広がっているのに、それに背を向けて、一山10円のレクリエーショナルダイビングなんて「もったいない!」ということになるのかもな。
合計、11日間のダイビングになる。
今回は、チチェンイッツァのピラミッド(通称カスティーヨ)にも行く。
(チチェン・イッツァ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%83%E3%83%84%E3%82%A1
「ユカタン半島のユカタン州州都メリダの東、約120キロメートルにある後古典期マヤの遺跡」
「半島のつけ根の密林にある。」
「チチェン・イッツァとはマヤ語で「聖なる泉のほとりの水の魔法使い」を意味する。」
「カスティーヨ:
マヤの最高神ククルカン(羽毛のあるヘビの姿の神。ケツァルコアトルのマヤ語名)を祀るピラミッド。」
まあ、これがお目当てだな。
「通称の「カスティーヨ」はスペイン語で城塞の意。「ククルカンのピラミッド」、「ククルカンの神殿」とも呼ばれる。」
遺跡全体が、世界遺産となっている。
「世界遺産登録基準:
(i) 人類の創造的天才の傑作を表現するもの。
(ii) ある期間を通じて、または、ある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、町並み計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
(iii) 現存する、または、消滅した文化的伝統、または、文明の、唯一の、または少なくとも稀な証拠となるもの。」
まあ、どうでもいいんですが。
俺様は行ってきたぞ、という見栄が張れればそれでいい(観光旅行なんて、そんなもんです!)。
数年前には、ガザのピラミッドに触ってきたからな(もちろん、びくともしませんでしたが)。
メキシコのは動くんだろうか(ありえねー・・・)。
まあいい。
今回のメキシコ行きは、浮沈子自身の講習じゃなかったこともあって、前回ほど気合が入っていなかったことは事実だ。
急遽、メインのターゲットになっちまって、多少焦っている(いまさら、どうしようもないけど)。
現地でジタバタして、また、カード返せの大合唱になることは目に見えているけど(先日、國富で撮ってもらったビデオは悲惨でした!)。
浮沈子は、それでも全力を尽くす。
それだけが取り柄だ。
レクリエーショナルダイビングであれ、テクニカルダイビングであれ、リスキーなレジャーであることに変わりはない。
気を抜いて臨めば、手痛いしっぺ返しを食らう。
まして、浮沈子はれっきとした高齢者で、しかも持病持ちだ。
かかりつけ医の許可は得ているけど、自己管理を怠ることはできない。
講習じゃないから、一応、ファンダイブということになる。
楽しむことも課題の一つだ。
快適に潜るために、どういう設えがいいかとか、段取りとか、ペース配分とか、陸上のことも含めてトータルで管理していかなければならない。
プラヤデルカルメンも3回目だから、メインストリートであるキンタアベニーダ辺りは、何がどの辺にあるかはおおよそ頭に入っているけど、行く度に変わっているかもしれないしな。
あまり、冒険的なことはせずに、歩き慣れた道だけを用心して歩こう。
今回のホテルは、今までで一番いいところらしい(4つ星!!!!)。
(Hacienda Paradise Hotel by BFH)
https://haciendaparadise.com/
写真で見る限りでは、清潔で静かな感じだ。
グーグルマップで見ると、イグアナダイバーズまで確かに1kmほど歩かなければならない(朝はショップ集合だそうです)。
準備運動としては、ちょうどいいかな(器材は、ダイコンとライト以外はショップに置いておけるようです)。
前回泊まったホテル「Oneプラヤデルカルメン」だったら、目と鼻の先でよかったんだが、今は営業していないようだ。
やれやれ・・・。
今度のところは屋外プール(丸っこい小さいヤツ)もあるけど、子供が遊ぶような感じで、水泳を楽しむという風情じゃない(庭の飾りか)。
泳ぐのは、しこたま泳ぐわけだからな。
パッキングが終わって、なんか安心してしまった。
後は、出発するだけだな・・・。
忘れるといけないので、追加で入れるものを確認する。
・電気カミソリ
・スマホ(カメラ替わり)
・スマホ用充電ケーブル
・小さいバッグ(ショップとの往復用)
ダイビング器材とその他の日用品、ノートパソコン、ノートパソコン用充電器は入れた(結局、持っていくことに)。
国内接続用に、タブレットも持っていく。
機内では、ひたすら寝るからな。
現地での現金払い用に、羽田でドルに両替するだけ。
現地でしか使えないWi-Fiは入れた。
トランジットで数時間滞在するダラス空港でどうするかは、考えていない。
変なWi-Fiに繋いで、ややっこしいことになるのも困るからな。
現地での日程がキッチリ決まったわけではないが、少なくとも前半は浮沈子のリフレッシュケーブトレーニングになる(6日間予定)。
その後は流動的だけど、2日間の現地ガイド付きケーブファンダイブと、2日間自主トレケーブファンダイブ(講習で使うケーブで、ファンダイブ)、1日、どこかでコスメル島ファンダイブ(やったーっ!)。
コスメル島は、申し込んでいるみたいだが、1人だけだと成立しないらしいので、他にお客さんがいるときに飛び込みで参加する感じだ。
ひょっとすると、前半のどこかで入れることになるかもしれない(未確認)。
目の前に、光り輝くカリブ海が広がっているのに、真っ暗な穴の中だけっちゅーのはいかがなものか・・・。
まあ、洞窟潜水オタクに言わせると、目の前に世界最大の水中ケーブシステムが広がっているのに、それに背を向けて、一山10円のレクリエーショナルダイビングなんて「もったいない!」ということになるのかもな。
合計、11日間のダイビングになる。
今回は、チチェンイッツァのピラミッド(通称カスティーヨ)にも行く。
(チチェン・イッツァ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%83%E3%83%84%E3%82%A1
「ユカタン半島のユカタン州州都メリダの東、約120キロメートルにある後古典期マヤの遺跡」
「半島のつけ根の密林にある。」
「チチェン・イッツァとはマヤ語で「聖なる泉のほとりの水の魔法使い」を意味する。」
「カスティーヨ:
マヤの最高神ククルカン(羽毛のあるヘビの姿の神。ケツァルコアトルのマヤ語名)を祀るピラミッド。」
まあ、これがお目当てだな。
「通称の「カスティーヨ」はスペイン語で城塞の意。「ククルカンのピラミッド」、「ククルカンの神殿」とも呼ばれる。」
遺跡全体が、世界遺産となっている。
「世界遺産登録基準:
(i) 人類の創造的天才の傑作を表現するもの。
(ii) ある期間を通じて、または、ある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、町並み計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
(iii) 現存する、または、消滅した文化的伝統、または、文明の、唯一の、または少なくとも稀な証拠となるもの。」
まあ、どうでもいいんですが。
俺様は行ってきたぞ、という見栄が張れればそれでいい(観光旅行なんて、そんなもんです!)。
数年前には、ガザのピラミッドに触ってきたからな(もちろん、びくともしませんでしたが)。
メキシコのは動くんだろうか(ありえねー・・・)。
まあいい。
今回のメキシコ行きは、浮沈子自身の講習じゃなかったこともあって、前回ほど気合が入っていなかったことは事実だ。
急遽、メインのターゲットになっちまって、多少焦っている(いまさら、どうしようもないけど)。
現地でジタバタして、また、カード返せの大合唱になることは目に見えているけど(先日、國富で撮ってもらったビデオは悲惨でした!)。
浮沈子は、それでも全力を尽くす。
それだけが取り柄だ。
レクリエーショナルダイビングであれ、テクニカルダイビングであれ、リスキーなレジャーであることに変わりはない。
気を抜いて臨めば、手痛いしっぺ返しを食らう。
まして、浮沈子はれっきとした高齢者で、しかも持病持ちだ。
かかりつけ医の許可は得ているけど、自己管理を怠ることはできない。
講習じゃないから、一応、ファンダイブということになる。
楽しむことも課題の一つだ。
快適に潜るために、どういう設えがいいかとか、段取りとか、ペース配分とか、陸上のことも含めてトータルで管理していかなければならない。
プラヤデルカルメンも3回目だから、メインストリートであるキンタアベニーダ辺りは、何がどの辺にあるかはおおよそ頭に入っているけど、行く度に変わっているかもしれないしな。
あまり、冒険的なことはせずに、歩き慣れた道だけを用心して歩こう。
今回のホテルは、今までで一番いいところらしい(4つ星!!!!)。
(Hacienda Paradise Hotel by BFH)
https://haciendaparadise.com/
写真で見る限りでは、清潔で静かな感じだ。
グーグルマップで見ると、イグアナダイバーズまで確かに1kmほど歩かなければならない(朝はショップ集合だそうです)。
準備運動としては、ちょうどいいかな(器材は、ダイコンとライト以外はショップに置いておけるようです)。
前回泊まったホテル「Oneプラヤデルカルメン」だったら、目と鼻の先でよかったんだが、今は営業していないようだ。
やれやれ・・・。
今度のところは屋外プール(丸っこい小さいヤツ)もあるけど、子供が遊ぶような感じで、水泳を楽しむという風情じゃない(庭の飾りか)。
泳ぐのは、しこたま泳ぐわけだからな。
パッキングが終わって、なんか安心してしまった。
後は、出発するだけだな・・・。
🐱メキシコへの道:第3章:帰国 ― 2023年12月20日 02:57
メキシコへの道:第3章:帰国
12月5日から19日にかけて、メキシコセノーテツアー決行。
フルケーブ講習の生徒さんが、急遽参加できなくなったので、その相方を務める予定だった浮沈子が、いきなり単独で責められる(?)ことになった!。
想定外、予想外、意外、心外、カード返せの大合唱な、リフレッシュケーブとは名ばかりの「再講習」(!?)状態からのスタートとなった。
もう、いつどこで何をやったかも記憶から消えかけている(バックアップライトで長時間泳いだり、エアシェアしながら長時間泳いだりもした:もちろん、お約束のロストライン、ロストバディ、マスク交換、バックアプバンジーも:ジャンプやギャップはふつーに飛ぶし、スキルの復習しながら経験値を上げていく感じか)。
確か、エデン2日間(基礎復習)、タジマハ2日間(確か、トラバース体験も)、ミノタウロ1日(ループ体験)、タジマハに戻って1日(ここでロストライン、ロストバディ、マスク交換、バックアプバンジー)、カーウォッシュで1日(メジャーリストリクション体験)、再講習最終日はエデンに戻って1日だったような気がする。
今回、浮沈子のボヤキを考慮してもらって、プラヤデルカルメンの沖、常夏のカリブ海に浮かぶコスメル島での(健全な)ファンダイブを突っ込んでもらう関係で、後半の日程調整に難航した。
土砂降りの夕立とかにも見舞われたし(落雷の影響で、ホテルは一瞬停電!!)、ダイビングの最中は日差しもあったけど、夕食を食べに出かける際に降られたりと、この時期(乾季)には珍しい雨模様。
風向きも怪しく、当初予定だった12月12日のコスメル行きのフェリーは欠航。
ガイドさんの日程との都合で、15日に再設定して臨んだ。
再講習(!?)6日間(12月6日から11日まで)と、その後の経験値アップ(2日間:12月12日、13日)の翌日(12月14日)は、昨年、三保先生に案内していただいたノホッチナチッチが管理するバージンとかいうセノーテ(バージンは通称で、正式名称は他にあったみたいだが忘れた:ノホッチからさらに奥に行った鉄の門扉があるところ:ノホッチで借りた鍵で開けて入る)に、今回お世話になったサービス(イグアナダイバーズ)の松永さんのガイドで潜る。
現地ガイドさんの案内でケーブ(カバーンではない!)ファンダイブするのは初めてということになる。
これも、経験値アップの要素満載だ(タンク片方外したり、アップカレントの中を匍匐前進したり・・・)。
12月15日は、予定通りコスメル島ファンダイブ決行!。
最終日の12月16日にはドスオホスの奥の左側にある「隠れた水」という意味の名前の「何とか」というセノーテに潜った(ライトアップされているところ:うーん、名前が思い出せない!:調べたらタクビハ:taak bi haだそうです:<以下追加>参照)。
そこから、ドスオホスのカバーンラインに飛んで、そこを1周して帰ってきたりもした。
ガス抜きの日(12月17日)は、もう、ふつーの観光客はそれだけのためにツアーを組むというチチェン・イッツァの遺跡群の見学。
やっぱ、カスティーヨと呼ばれるマヤのピラミッドはデカい。
もちろん、ギザのそれに比べれば小さいけど、人力で作られた建造物としては、群を抜いている。
で、裏側に回ってみると、観光地用の写真とは裏腹に、結構崩れているのに気づく(表面の化粧石は、裏側はあらかた剥がれていました)。
何事も、現地に足を運び、この目で見て、耳で聞いて、肌で感じてみなければ本当のことは分からない。
それは、マヤの遺跡もプラヤデルカルメンの街並みも、コスメル島も、今回初めて訪れたセノーテも同じだ。
手間暇金をつぎ込んで、頭脳と肉体を酷使(!)して、初めて知ることが出来る世界・・・。
今回のメキシコツアーは、米国ダラス経由での初めてのルートになった。
帰りは、まあ、比較的すんなりいったんだが、往路ではダラスフォートワース空港のスカイリンクの故障(!)に翻弄されたりもした。
ああ、帰りはカンクン→ダラスの便が振替になったりして、トランジットの時間が短くなったりした(まあ、それでも2時間以上はありましたが)。
竹内さんのアテンドがなければ、浮沈子単独で乗り切れたかどうかは分からない。
器材の重量はギリギリで、乾ききらないウェットスーツや、自分へのお土産に買った地べたに敷く着替え用のビニールシート(アンダーザジャングル製の、結構重いヤツ)の重量をクリアするために、レギュレーター(ファーストステージ)を外して手荷物に入れたりした(ダラスでの手荷物検査で、リュックサックを開けられました)。
現地での器材の破損は、高圧ホース2本のひび割れ(1本目は持って行った予備器材で対応、2本目は現地購入で対応:バックアップでもう1本買いましたが)。
が、ゲージについてはトランスミッターを導入することにしたので(ペトレルの対応ダイコンと併せて注文済み)、バックアップで買った高圧ホースは使うことはないかも知れない。
まあいい。
今年作ったフードベストと昨年作った7ミリのウエットスーツでの今回のウエイトは10ポンド。
縦に3+3、横に2+2。
昨年と異なるのは、プライマリーライトがハンドヘルドになったこと。
このライトも、スポットとワイドが切り替えられるタイプに買い替えるかも知れない(今のは、バックアッププライマリーライトにでもするか)。
いずれにせよ、来年、もう一度だけはメキシコに行く気になって戻ってきた。。
チチェン・イッツァには行かないかも知れないけど、メキシコシティーにあるという考古学博物館には行くかもしれない(往路で立ち寄るか)。
コスメル島は再訪する。
今回潜って、やっぱ、浮沈子の本籍は南の島ダイビングということに確信が持てた(竹内さんは、その日は現地のお友達とトゥルムで減圧ケーブダイビングしてたけど:浮沈子には、到底理解できない・・・)。
現地では、この時期に来ていた加藤さんと会食したりして、懐かしい時間を過ごした。
「再講習」とコスメル島ツアーでお世話になった落合さん(イグアナダイバーズのスタッフ)も、一緒。
浮沈子が、片っ端から質問したのは、ケーブダイビングに魅かれた動機と、どんなケーブダイビングが好きかということ。
きっかけは、もちろん、人それぞれだけど、松永さんをはじめとして、テクニカルダイビングを始めるにあたっての壁がなかったり、低かったりしたことが環境としては大きいのではないかと感じた。
手を伸ばせば、そこにテクニカルダイビングで潜れるポイント(ケーブとか)があり、教えてくれる人がいたり、そもそも、他のダイバーたちが、目の前でふつーにサイドマウントしたりリブリーザー使ったりしているからな。
それでも、まだ、誰も行ったことがない場所に行ってみたいとか(正真正銘の探検家志向!)、人が引いたラインを辿りつくしてみたいとかいう点では、相違がある。
正直に言おう。
晩熟(おくて)のケーブダイバーな浮沈子は、今回20本潜っても、ケーブダイビングに目覚めることはなかった。
そりゃあ、レクリエーショナルダイバー(いわゆる「ふつー」のダイバー)が行けないところに行けるという、ちょっとくすぐったい優越感を感じないと言ったらウソになる。
けど、チャイニーズガーデンの壮大な鍾乳石を見て、思わずスプール引いて近寄りたくなる誘惑には駆られなかった(竹内さんは、そうしてましたけど)。
耳抜き苦手な浮沈子は、トラバースした先のセノーテで浮上したいという気にもならない。
ケーブダイビングをしても、まあ、狭いところを上手く抜けられたりした充実感みたいなものは感じるけど、また、化石見たり(今回も、デカい巻貝みたいなのを案内して頂きました)すれば、それなりに何か見てきたという気分にはなるけど、開放感を感じるのは、エデンのオープンウォーターエリアに戻ってきて、ボーっと浮かんでいるときとか、カーウォッシュのオープンウォーターエリアで、ゆったり泳いでいる時、最終日に行ったセノーテのライトアップされたオープンウォーターエリアで、ロングホース仕舞いながら幻想的な雰囲気の中で漂っている時だ。
手持ちライトの人工的な光に照らされた、洞窟の壁や床や天井も、そりゃあ興味がないと言えばないこともないが、広い水面があって、太陽の光が差し込んでいるのがいい。
じゃあ、カバーンならいいとこどりかと言われれば、それはちょっと違うという気もする。
ケーブでも、自然光が差し込むところはところどころにあるし、トラバースすれば、それこそ開けた水面があるわけだから、テクニカルダイビングの制約上の話を別とすれば、ケーブとカバーンに区別はない。
ぶっちゃけ、浮沈子は、今回もドスオホスへトラバースして、光のカーテン見ても、あまり感動しなかったしな(上陸して、Tシャツ買ってくるミッションもアリかも!?)。
まあ、どうでもいいんですが。
洞窟潜水の魅力については、講習で使うテキストにもいろいろ書いてあるけど、それは人それぞれでいいのかも知れない。
浮沈子は、死神看板の奥には何があるのかを知りたくて潜っている。
昨年の講習の時点で、その答えはすでに出ている。
「洞窟の奥には、洞窟がどこまでも続いている」
人によっては、ケーブシステムのつながりを発見したりすることに生きがいを感じる人もいるだろうし(探検家!)、蜘蛛の巣のように張り巡らされた既存のラインすべてを網羅したいというマニア(!?)もいるだろう。
そして、彼らの全てが共通して感じているのは、洞窟が「美しい」と感じる感性を持っていることだ。
美しい洞窟・・・。
水の透視度の高さ、鍾乳石の造形、色、ケーブ自体の形や低質、エアドームや開口部から差し込む光、セノーテの倒木、小さなエビや魚・・・。
潜りつくそうとしても潜り切れない、無限のバリエーションの中で、人間が「美しい」と感じ、心を揺さぶられる要素があるだろうことは、想像に難くない。
つーことは、あれだな、浮沈子はそう感じる感性が鈍いわけだ。
セノーテのオープンウォーターエリアは、確かに美しい!。
メダカや、エンゼルフィッシュみたいな小魚と戯れるのは楽しい!。
しかし、穴倉の中に入って、同等以上に心を動かされることはなかった。
こればっかりは、どうしようもない。
1つには、まだ技量が未熟で、楽しむレベルに達していないということがあるのかも知れない。
サイドマウントの場合は、レギュレーターの交換やらなにやら、いろいろやることも多いしな。
自分の器材やトリムなど以外にも、チームのアウェアネスや、洞窟環境の認識も、まだ十分にできているとは言えない。
まだ、メインラインだけ辿っていることが多いけど、今回はふつーに複数回ジャンプしてるし、そこでの「作法」も、まだ、ぎこちない気がする。
要するに、経験値をもっと上げれば、ひょっとすると洞窟潜水に目覚める可能性もあるということか?。
自分自身やチームのアウェアネスが苦も無く行えるようになれば、洞窟へのアウェアネスにもっと注意が向くようになるかもしれない。
今は、まだ、正直言ってライン(ライン上のアローとかクッキー含む)と前を行くダイバーにしか注意が行っていない。
「洞窟を楽しむ」
今回の主要なテーマの一つだったが、未達に終わった気がする。
コスメルは楽しめた!。
バーチカルトリムを取って、フィンキックなんてしないでドリフトダイビングを楽しんだ。
ホリゾンタルトリムなんて、クソくらえ!。
シングルタンク万歳だな・・・。
洞窟を楽しむのは、次回以降でいいことにしよう・・・。
羽田に降りて、くたびれ果ててタクシーで帰った(荷物はスーツケース2個とリュックとショルダーバッグ)。
12月19日の17時40分ころランディングして、12月19日の20時には家にいた。
プラヤデルカルメンのホテルを12月18日早朝の3時にピックアップだから、14時間の時差を考慮すると、ドアツードアで27時間かかっていることになる(合ってますう?)。
遠いな・・・。
この遠さもまた、セノーテダイビングの障害かも知れない。
スターシップで大陸間弾道旅行すれば、離陸したら1時間くらいで着くだろうからな。
乗り場に行くまでの方が、はるかに時間が掛かりそうだ・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(メキシコ・カンクン取材でハートを撃ち抜かれた美しい景色8選【編集部取材記】)
https://rurubu.jp/andmore/article/19904
「1.最新の人気&神秘スポット「セノーテ・タク・ビ・ハ」」
「カンクンから車で約2時間の内陸にあり、人気のセノーテ「ドス・オホス」と同じ敷地で発見された話題のセノーテです。現地の言葉で「隠れた水の道」という意味を持つだけあって、その存在はあまり知られることがなかったという神秘の泉。急な坂を下りたところに広がる光や透き通るだけ透き通った水。見るだけでも感激ですが、ぜひスノーケリングやスイムで中にも入ってみて。」
松永さんに聞いたんだが、このセノーテはシュノーケリングの方が入場料が高いそうだ。
上記の説明書きには「急な坂を下りたところ」とあるが、実体は階段になっている。
夢を壊して申し訳ないけど、外で発電機が回っていて、その電気でLED照明を点けないと真っ暗なんだそうだ。
天井には1か所穴が開いているけど、タンクを吊り降ろすために開けたような感じだな。
外の発電機の音が、せっかくの神聖なイメージをぶち壊す・・・。
まあ、そのうち、引き込みの電源で洞窟の照明を賄うようになるかもしれない。
まあ、どうでも(洞でも?)いいんですが。
ちなみに、近くにあってトラバースしたドスオホスは、2つの目という意味だというのは知られた話。
浮沈子も、一昨年一人で来た時にカバーンラインを潜っている(その時は、バットケーブにも行きました)。
今回はバービーラインと言われる方だけ。
バービー人形は、ちゃんと付いてたけど、ワニの人形も付いていて、バービーちゃんがワニに食われているという、ヤバいシチュエーションらしい(未確認)。
ドスオホスは、カバーンダイビングツアーでは、ほぼ100パーセント行くだろう(未確認)。
その隣り(といっても、入場料は別ですが)にあるタクビハから、トラバースして行ってしまえるというのがフルケーブダイバーの特権なわけだ(ジャンプするので、イントロケーブダイバーでは認定上は行けません)。
トラバースしても、ドスオホスの入場料を払うこともない(水中に関所があるわけじゃないからな)。
今回はやらなかったけど、ドスオホスで売っているTシャツを、タクビハからお金持って買いに行くことも可能だ(地上から行く場合、Tシャツ買うだけのためにドスオホスの入場料払う必要があるかどうかは未調査)。
そんなことするなら、ドスオホスで潜ってタクビハに来た方がいいかもな(タクビハのTシャツがあるかどうかは未調査)。
トラバースは、そういう目的でするもんじゃない。
セノーテ(水面のある池)を繋ぐケーブのルートをたどることが楽しいんだそうだ(うーん、浮沈子にはまだ理解できない、独特のカタルシスがあるんだろうな)。
竹内さん曰く、ケーブシステムどうしの新たなつながりを発見することは、エベレストの初登頂に匹敵する快挙なんだそうだ(エドモンドヒラリーもびっくりだな)。
発見者(と、そのチーム)は、業界では英雄視されるという(そうなのかあ?)。
ケーブの中には、これまでで数人しか行ったことのない場所もあると言われている。
ちなみに、月面に降り立った人類は12人もいるからな。
珍しくもない・・・。
人類未踏の地は、セノーテの中にはいくらでもあるんだそうだ。
パーマネントラインから離れて、ひっそりと探検家の来訪を待っている「誰も知らない未知のケーブ達」。
そこに初めて足跡を記し(新しいラインを引いてクッキーとかREMとかを置いてくるだけですけど)、測量して共通のデータベースに登録すれば、それであなたの名前は永久に発見者の一人として残るわけだな。
12月5日から19日にかけて、メキシコセノーテツアー決行。
フルケーブ講習の生徒さんが、急遽参加できなくなったので、その相方を務める予定だった浮沈子が、いきなり単独で責められる(?)ことになった!。
想定外、予想外、意外、心外、カード返せの大合唱な、リフレッシュケーブとは名ばかりの「再講習」(!?)状態からのスタートとなった。
もう、いつどこで何をやったかも記憶から消えかけている(バックアップライトで長時間泳いだり、エアシェアしながら長時間泳いだりもした:もちろん、お約束のロストライン、ロストバディ、マスク交換、バックアプバンジーも:ジャンプやギャップはふつーに飛ぶし、スキルの復習しながら経験値を上げていく感じか)。
確か、エデン2日間(基礎復習)、タジマハ2日間(確か、トラバース体験も)、ミノタウロ1日(ループ体験)、タジマハに戻って1日(ここでロストライン、ロストバディ、マスク交換、バックアプバンジー)、カーウォッシュで1日(メジャーリストリクション体験)、再講習最終日はエデンに戻って1日だったような気がする。
今回、浮沈子のボヤキを考慮してもらって、プラヤデルカルメンの沖、常夏のカリブ海に浮かぶコスメル島での(健全な)ファンダイブを突っ込んでもらう関係で、後半の日程調整に難航した。
土砂降りの夕立とかにも見舞われたし(落雷の影響で、ホテルは一瞬停電!!)、ダイビングの最中は日差しもあったけど、夕食を食べに出かける際に降られたりと、この時期(乾季)には珍しい雨模様。
風向きも怪しく、当初予定だった12月12日のコスメル行きのフェリーは欠航。
ガイドさんの日程との都合で、15日に再設定して臨んだ。
再講習(!?)6日間(12月6日から11日まで)と、その後の経験値アップ(2日間:12月12日、13日)の翌日(12月14日)は、昨年、三保先生に案内していただいたノホッチナチッチが管理するバージンとかいうセノーテ(バージンは通称で、正式名称は他にあったみたいだが忘れた:ノホッチからさらに奥に行った鉄の門扉があるところ:ノホッチで借りた鍵で開けて入る)に、今回お世話になったサービス(イグアナダイバーズ)の松永さんのガイドで潜る。
現地ガイドさんの案内でケーブ(カバーンではない!)ファンダイブするのは初めてということになる。
これも、経験値アップの要素満載だ(タンク片方外したり、アップカレントの中を匍匐前進したり・・・)。
12月15日は、予定通りコスメル島ファンダイブ決行!。
最終日の12月16日にはドスオホスの奥の左側にある「隠れた水」という意味の名前の「何とか」というセノーテに潜った(ライトアップされているところ:うーん、名前が思い出せない!:調べたらタクビハ:taak bi haだそうです:<以下追加>参照)。
そこから、ドスオホスのカバーンラインに飛んで、そこを1周して帰ってきたりもした。
ガス抜きの日(12月17日)は、もう、ふつーの観光客はそれだけのためにツアーを組むというチチェン・イッツァの遺跡群の見学。
やっぱ、カスティーヨと呼ばれるマヤのピラミッドはデカい。
もちろん、ギザのそれに比べれば小さいけど、人力で作られた建造物としては、群を抜いている。
で、裏側に回ってみると、観光地用の写真とは裏腹に、結構崩れているのに気づく(表面の化粧石は、裏側はあらかた剥がれていました)。
何事も、現地に足を運び、この目で見て、耳で聞いて、肌で感じてみなければ本当のことは分からない。
それは、マヤの遺跡もプラヤデルカルメンの街並みも、コスメル島も、今回初めて訪れたセノーテも同じだ。
手間暇金をつぎ込んで、頭脳と肉体を酷使(!)して、初めて知ることが出来る世界・・・。
今回のメキシコツアーは、米国ダラス経由での初めてのルートになった。
帰りは、まあ、比較的すんなりいったんだが、往路ではダラスフォートワース空港のスカイリンクの故障(!)に翻弄されたりもした。
ああ、帰りはカンクン→ダラスの便が振替になったりして、トランジットの時間が短くなったりした(まあ、それでも2時間以上はありましたが)。
竹内さんのアテンドがなければ、浮沈子単独で乗り切れたかどうかは分からない。
器材の重量はギリギリで、乾ききらないウェットスーツや、自分へのお土産に買った地べたに敷く着替え用のビニールシート(アンダーザジャングル製の、結構重いヤツ)の重量をクリアするために、レギュレーター(ファーストステージ)を外して手荷物に入れたりした(ダラスでの手荷物検査で、リュックサックを開けられました)。
現地での器材の破損は、高圧ホース2本のひび割れ(1本目は持って行った予備器材で対応、2本目は現地購入で対応:バックアップでもう1本買いましたが)。
が、ゲージについてはトランスミッターを導入することにしたので(ペトレルの対応ダイコンと併せて注文済み)、バックアップで買った高圧ホースは使うことはないかも知れない。
まあいい。
今年作ったフードベストと昨年作った7ミリのウエットスーツでの今回のウエイトは10ポンド。
縦に3+3、横に2+2。
昨年と異なるのは、プライマリーライトがハンドヘルドになったこと。
このライトも、スポットとワイドが切り替えられるタイプに買い替えるかも知れない(今のは、バックアッププライマリーライトにでもするか)。
いずれにせよ、来年、もう一度だけはメキシコに行く気になって戻ってきた。。
チチェン・イッツァには行かないかも知れないけど、メキシコシティーにあるという考古学博物館には行くかもしれない(往路で立ち寄るか)。
コスメル島は再訪する。
今回潜って、やっぱ、浮沈子の本籍は南の島ダイビングということに確信が持てた(竹内さんは、その日は現地のお友達とトゥルムで減圧ケーブダイビングしてたけど:浮沈子には、到底理解できない・・・)。
現地では、この時期に来ていた加藤さんと会食したりして、懐かしい時間を過ごした。
「再講習」とコスメル島ツアーでお世話になった落合さん(イグアナダイバーズのスタッフ)も、一緒。
浮沈子が、片っ端から質問したのは、ケーブダイビングに魅かれた動機と、どんなケーブダイビングが好きかということ。
きっかけは、もちろん、人それぞれだけど、松永さんをはじめとして、テクニカルダイビングを始めるにあたっての壁がなかったり、低かったりしたことが環境としては大きいのではないかと感じた。
手を伸ばせば、そこにテクニカルダイビングで潜れるポイント(ケーブとか)があり、教えてくれる人がいたり、そもそも、他のダイバーたちが、目の前でふつーにサイドマウントしたりリブリーザー使ったりしているからな。
それでも、まだ、誰も行ったことがない場所に行ってみたいとか(正真正銘の探検家志向!)、人が引いたラインを辿りつくしてみたいとかいう点では、相違がある。
正直に言おう。
晩熟(おくて)のケーブダイバーな浮沈子は、今回20本潜っても、ケーブダイビングに目覚めることはなかった。
そりゃあ、レクリエーショナルダイバー(いわゆる「ふつー」のダイバー)が行けないところに行けるという、ちょっとくすぐったい優越感を感じないと言ったらウソになる。
けど、チャイニーズガーデンの壮大な鍾乳石を見て、思わずスプール引いて近寄りたくなる誘惑には駆られなかった(竹内さんは、そうしてましたけど)。
耳抜き苦手な浮沈子は、トラバースした先のセノーテで浮上したいという気にもならない。
ケーブダイビングをしても、まあ、狭いところを上手く抜けられたりした充実感みたいなものは感じるけど、また、化石見たり(今回も、デカい巻貝みたいなのを案内して頂きました)すれば、それなりに何か見てきたという気分にはなるけど、開放感を感じるのは、エデンのオープンウォーターエリアに戻ってきて、ボーっと浮かんでいるときとか、カーウォッシュのオープンウォーターエリアで、ゆったり泳いでいる時、最終日に行ったセノーテのライトアップされたオープンウォーターエリアで、ロングホース仕舞いながら幻想的な雰囲気の中で漂っている時だ。
手持ちライトの人工的な光に照らされた、洞窟の壁や床や天井も、そりゃあ興味がないと言えばないこともないが、広い水面があって、太陽の光が差し込んでいるのがいい。
じゃあ、カバーンならいいとこどりかと言われれば、それはちょっと違うという気もする。
ケーブでも、自然光が差し込むところはところどころにあるし、トラバースすれば、それこそ開けた水面があるわけだから、テクニカルダイビングの制約上の話を別とすれば、ケーブとカバーンに区別はない。
ぶっちゃけ、浮沈子は、今回もドスオホスへトラバースして、光のカーテン見ても、あまり感動しなかったしな(上陸して、Tシャツ買ってくるミッションもアリかも!?)。
まあ、どうでもいいんですが。
洞窟潜水の魅力については、講習で使うテキストにもいろいろ書いてあるけど、それは人それぞれでいいのかも知れない。
浮沈子は、死神看板の奥には何があるのかを知りたくて潜っている。
昨年の講習の時点で、その答えはすでに出ている。
「洞窟の奥には、洞窟がどこまでも続いている」
人によっては、ケーブシステムのつながりを発見したりすることに生きがいを感じる人もいるだろうし(探検家!)、蜘蛛の巣のように張り巡らされた既存のラインすべてを網羅したいというマニア(!?)もいるだろう。
そして、彼らの全てが共通して感じているのは、洞窟が「美しい」と感じる感性を持っていることだ。
美しい洞窟・・・。
水の透視度の高さ、鍾乳石の造形、色、ケーブ自体の形や低質、エアドームや開口部から差し込む光、セノーテの倒木、小さなエビや魚・・・。
潜りつくそうとしても潜り切れない、無限のバリエーションの中で、人間が「美しい」と感じ、心を揺さぶられる要素があるだろうことは、想像に難くない。
つーことは、あれだな、浮沈子はそう感じる感性が鈍いわけだ。
セノーテのオープンウォーターエリアは、確かに美しい!。
メダカや、エンゼルフィッシュみたいな小魚と戯れるのは楽しい!。
しかし、穴倉の中に入って、同等以上に心を動かされることはなかった。
こればっかりは、どうしようもない。
1つには、まだ技量が未熟で、楽しむレベルに達していないということがあるのかも知れない。
サイドマウントの場合は、レギュレーターの交換やらなにやら、いろいろやることも多いしな。
自分の器材やトリムなど以外にも、チームのアウェアネスや、洞窟環境の認識も、まだ十分にできているとは言えない。
まだ、メインラインだけ辿っていることが多いけど、今回はふつーに複数回ジャンプしてるし、そこでの「作法」も、まだ、ぎこちない気がする。
要するに、経験値をもっと上げれば、ひょっとすると洞窟潜水に目覚める可能性もあるということか?。
自分自身やチームのアウェアネスが苦も無く行えるようになれば、洞窟へのアウェアネスにもっと注意が向くようになるかもしれない。
今は、まだ、正直言ってライン(ライン上のアローとかクッキー含む)と前を行くダイバーにしか注意が行っていない。
「洞窟を楽しむ」
今回の主要なテーマの一つだったが、未達に終わった気がする。
コスメルは楽しめた!。
バーチカルトリムを取って、フィンキックなんてしないでドリフトダイビングを楽しんだ。
ホリゾンタルトリムなんて、クソくらえ!。
シングルタンク万歳だな・・・。
洞窟を楽しむのは、次回以降でいいことにしよう・・・。
羽田に降りて、くたびれ果ててタクシーで帰った(荷物はスーツケース2個とリュックとショルダーバッグ)。
12月19日の17時40分ころランディングして、12月19日の20時には家にいた。
プラヤデルカルメンのホテルを12月18日早朝の3時にピックアップだから、14時間の時差を考慮すると、ドアツードアで27時間かかっていることになる(合ってますう?)。
遠いな・・・。
この遠さもまた、セノーテダイビングの障害かも知れない。
スターシップで大陸間弾道旅行すれば、離陸したら1時間くらいで着くだろうからな。
乗り場に行くまでの方が、はるかに時間が掛かりそうだ・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(メキシコ・カンクン取材でハートを撃ち抜かれた美しい景色8選【編集部取材記】)
https://rurubu.jp/andmore/article/19904
「1.最新の人気&神秘スポット「セノーテ・タク・ビ・ハ」」
「カンクンから車で約2時間の内陸にあり、人気のセノーテ「ドス・オホス」と同じ敷地で発見された話題のセノーテです。現地の言葉で「隠れた水の道」という意味を持つだけあって、その存在はあまり知られることがなかったという神秘の泉。急な坂を下りたところに広がる光や透き通るだけ透き通った水。見るだけでも感激ですが、ぜひスノーケリングやスイムで中にも入ってみて。」
松永さんに聞いたんだが、このセノーテはシュノーケリングの方が入場料が高いそうだ。
上記の説明書きには「急な坂を下りたところ」とあるが、実体は階段になっている。
夢を壊して申し訳ないけど、外で発電機が回っていて、その電気でLED照明を点けないと真っ暗なんだそうだ。
天井には1か所穴が開いているけど、タンクを吊り降ろすために開けたような感じだな。
外の発電機の音が、せっかくの神聖なイメージをぶち壊す・・・。
まあ、そのうち、引き込みの電源で洞窟の照明を賄うようになるかもしれない。
まあ、どうでも(洞でも?)いいんですが。
ちなみに、近くにあってトラバースしたドスオホスは、2つの目という意味だというのは知られた話。
浮沈子も、一昨年一人で来た時にカバーンラインを潜っている(その時は、バットケーブにも行きました)。
今回はバービーラインと言われる方だけ。
バービー人形は、ちゃんと付いてたけど、ワニの人形も付いていて、バービーちゃんがワニに食われているという、ヤバいシチュエーションらしい(未確認)。
ドスオホスは、カバーンダイビングツアーでは、ほぼ100パーセント行くだろう(未確認)。
その隣り(といっても、入場料は別ですが)にあるタクビハから、トラバースして行ってしまえるというのがフルケーブダイバーの特権なわけだ(ジャンプするので、イントロケーブダイバーでは認定上は行けません)。
トラバースしても、ドスオホスの入場料を払うこともない(水中に関所があるわけじゃないからな)。
今回はやらなかったけど、ドスオホスで売っているTシャツを、タクビハからお金持って買いに行くことも可能だ(地上から行く場合、Tシャツ買うだけのためにドスオホスの入場料払う必要があるかどうかは未調査)。
そんなことするなら、ドスオホスで潜ってタクビハに来た方がいいかもな(タクビハのTシャツがあるかどうかは未調査)。
トラバースは、そういう目的でするもんじゃない。
セノーテ(水面のある池)を繋ぐケーブのルートをたどることが楽しいんだそうだ(うーん、浮沈子にはまだ理解できない、独特のカタルシスがあるんだろうな)。
竹内さん曰く、ケーブシステムどうしの新たなつながりを発見することは、エベレストの初登頂に匹敵する快挙なんだそうだ(エドモンドヒラリーもびっくりだな)。
発見者(と、そのチーム)は、業界では英雄視されるという(そうなのかあ?)。
ケーブの中には、これまでで数人しか行ったことのない場所もあると言われている。
ちなみに、月面に降り立った人類は12人もいるからな。
珍しくもない・・・。
人類未踏の地は、セノーテの中にはいくらでもあるんだそうだ。
パーマネントラインから離れて、ひっそりと探検家の来訪を待っている「誰も知らない未知のケーブ達」。
そこに初めて足跡を記し(新しいラインを引いてクッキーとかREMとかを置いてくるだけですけど)、測量して共通のデータベースに登録すれば、それであなたの名前は永久に発見者の一人として残るわけだな。
🐱メキシコへの道:第3章:追憶 ― 2023年12月21日 15:12
メキシコへの道:第3章:追憶
帰国後、2日目。
既に忘却の彼方に消え去りつつあるメキシコでのダイビング(はっ、早くね・・・?)。
水中カメラは持ち込んでいないので、竹内さんが撮ってくれた画像や映像を、メッセンジャーからパソコンにダウンロードしたり、今まで使えるのに使っていなかったペトレルのデータを落とす算段をしたりして、外部記憶の整理に取り組む。
やっぱ、自前の揮発メモリーではダメだな・・・。
まあいい。
画像は12月7日(2日目)のエルエデンの1本目。
ダイコンの記録上は、このダイビングが今回の最長潜水時間ということになっている。
2時間弱。
プール練習している時は、まあ、ふつーな潜水時間だから、トイレが近くなる以外に問題はない。
浮沈子は、利尿作用がある糖尿病治療薬を服用しているうえに、自他共に認めるカフェイン依存症だから、ユカタン半島東側のコカ・コーラライトを飲みつくすほど飲む(ホントかあ?)。
実際、前回は朝の買い出しの際に寄っていたコンビニで、在庫切れになっちまったことがあった。
つーか、ライトは、余り人気がないみたいで、在庫量が少ない。
みーんな、飲んでいるのは赤キャップのノーマルコーラか、黒キャップのゼロだな。
ペプシは、あまり飲まれていないようだ。
まあ、どうでもいいんですが。
で、つまり、浮沈子はトイレが近い。
3分の1ルールのガス切れとか、セノーテ営業時間を基に決めたダイブタイムよりも、トイレタイムの方が短い。
ジジイの安全管理上の制約だな。
エルエデンは、今回は3日間潜ったんだが、ロングダイブ1本を提案された時も、中くらいのダイビング2本に変更してもらった。
画像では水温の数値が出てこないが、データ上では24度から26度(摂氏)で、平均が24.6度となっている。
意外に水温は低い。
しかも、高い温度は水深が13m以上のところで出ている。
そう、ハロクラインの下、海水層で高くなっている。
7ミリのウェットと3.5ミリのフードベストでは、浮沈子の場合2時間が限度だし、上がってくれば「膀胱ピンチ!」とか言いながら、器材をほったらかしにしてトイレに駆け込む。
午前中潜る1本目の方が、当然、尿量は多い。
腎クリアランスのために、せっせとおしっこ作っているからな。
午後は、少し落ち着いて潜ることが出来る。
深度はそれほど深くない。
エルエデンが特別浅いのではなく、ふつーのケーブはこんなもんだ(もちろん、深いところもたくさんあるようです)。
このダイビングの平均水深は7.2mだった(最大水深は15m:これはグラフの上にも出ている)。
行って帰ってくるシンプルなダイビング(もちろん、ジャンプやギャップは飛んでますけど)の場合、グラフを見て分かるように、左右対称のシンメトリックなプロファイルになる。
エデンでは、浮沈子がリールを繋ぐのにもたついてしまうので、実際の開始時間がやや遅れるため、きれいな対称形にはならない。
が、まあ、1時間8分くらいでターンした後は、行った道を戻るだけになる。
今回は、ループとかもやったけれど、元のセノーテに戻る場合を別にすれば、ループの途中から帰ってくる場合でも、同じシンメトリックなプロファイルになる。
例外的に非対称な図形になるのは、行った先でカバーンラインに繋いで、そこをぐるっと回った場合などだが、その後、ケーブラインで戻ってくるところは往路の逆になるわけだから、真ん中を隠すとシンメトリックになることに変わりはない。
今回、ケーブを潜った10日間では、ドスオホスへトラバースして戻った16日の1本目がそのパターンになっている。
もちろん、15日のコスメル島でのファンダイブはその限りではない。
ふつーの、非対称なプロファイルになる。
確認のために、日程のおさらいをしておく。
<日付:イベント等:(内容等):夕食>
12月5日:到着:夕方4時ころ:港方面の中華屋(おかず2品)
12月6日:エルエデン(エデン):基礎復習:ホットドッグ
7日:エデン:基礎復習:ピザ屋
8日:タジマハ:基礎復習:イグアナダイバーズ近くのタコス屋
9日:タジマハ:基礎復習:ラーメン屋
10日:ミノタウロ:ループ体験:ホットドッグ
11日:タジマハ:ロストバディなど:ピザ屋(雨のため)
12日:カーウォッシュ:リストリクション体験:スーパーの中華屋(おかず1品)
13日:エデン:トラバース(浮上まで):イグアナダイバーズ近くのメキシコ料理のレストラン(落合さんと会食)
14日:ノホッチの先のケーブ(バージンとも):ファンダイブ(松永さんガイド):ピザ
15日:コスメル島ツアー:ファンダイブ(落合さんガイド):中華屋(おかず2品)
16日:タクビハ:ファンダイブ(松永さんガイド):イグアナダイバーズ近くのメキシコ料理のレストラン(加藤さん、落合さんと会食)
17日:チチェン・イッツァ:遺跡見学(朝7時ホテルピックアップ):ピザ屋
18日:出発:早朝3時ホテルピックアップ
夕食は、全日程で竹内さんと一緒に食べている(店の順序は、ちょっとずれているかもしれない)。
浮沈子は、屋台のデザートとかは食べない(食中毒対策)。
竹内さんは、よく買って食べていたな(アイスクリームとかも!)・・・。
プラヤデルカルメンの町も、繁華街は歩き尽くした気がする。
ホテルの近くのセブンイレブンには、ずいぶんと世話になった。
地元のコンビニのオクソ(OXXO)にも行った。
サークルKサンクスも。
講習日程のガイドをしてくれた落合さんは、気を利かせて日替わりで朝寄るコンビニを替えてくれるんだが、浮沈子が買うものはオレオビスケットまたは類似品(プリンシペなど)及びコカ・コーラライト(3本乃至4本)と決まっている。
14日から16日のガイドツアーの3日間は、お弁当が付いた。
イグアナダイバーズのツアーは快適だな。
特に、コスメルは特筆する必要がある。
南の島のドリフトダイビング!。
ああ、もちろん、ケーブダイビングも面白い(義理で言ってるように聞こえたら、それは事実ではない)。
浮沈子にとっては、どんなダイビングも同じように楽しい。
逆に、器材やトレーニングが適切でなければ、どんなダイビングも同じように危険だ。
洞窟潜水には洞窟潜水の楽しみ方があり、南の島のお魚ダイビングには、また、それなりの楽しさがある。
トレーニングダイブは、課題を達成する喜びがあるし、経験値を上げるファンダイブは、初めての環境にチャレンジするわくわく感もある。
もう、好みの問題としか言えないだろう。
昨年のフルケーブダイバー講習は、浮沈子にとっては真剣勝負だったからな。
それに比べれば、今回は気楽で良かった。
高圧ホースに2本とも亀裂が入っていたけど、どちらもタジマハで気付いて、帰りにアンダーザジャングル(入口の所にある器材屋さん)で購入できた。
下に敷くビニールシート(2枚)、ハンドヘルドライトを手の甲に付けることが出来るホルダー付きバンド(グローブ?)も買った。
スキルもいろいろ教えてもらったけど、今回最大の収穫は、フィンキックだな。
初日は、キックの頻度が多く、スピードが速過ぎるとご注意を受ける。
で、中性浮力を丁寧に取り、呼吸を一定にしてグライドの時間を長くとるようにして調整した。
その後は、スピードの点では問題ないということになった。
ハロクラインのところとかは、浮上しているにもかかわらず給気しなければならないし、潜降しているにもかかわらず排気しなければならず、そのころ合いを見定めて、複数回、BCの操作が必要になる。
その手間を惜しんで、呼吸で誤魔化そうとしたり、フィンキックで境界層をかきまわすのは考え物だ。
先を読み、丁寧なオペレーションをしなけりゃな。
洞窟潜水は、無数のノウハウの塊で、ガイドさんの後をついて潜るにしても、ジャンプの時の細かい取り決めとかは、あらかじめ確認しておく必要もある。
松永さんからのアドバイスは、先行するダイバーとの距離が離れ過ぎているという点だった。
もっと近くにいなければ、緊急時の対応に問題が出る恐れがある。
イグアナダイバーズのスタッフは、2人ともスレートを使っていて、メインルートのアローの数や、Tなどをメモしていた。
竹内さんは、スレートは使わず、メモが必要なら水中ノートを使うという。
うーん、好みの問題か・・・。
もう一つの課題としては、泳ぎながら何かをできるようになるという話も出た。
浮沈子は、同時に一つのことしかできないので、何か(たとえば残圧を見るとか)をしようとすると、フィンキックが止まってしまう。
トランスミッターの導入は、その対策の一つなんだが、例えばポーチからノートを出してメモして、また仕舞ってという操作は、器材の助けを借りることはできないからな。
洞窟潜水の原則は、ルートの確認は各自が行うということになっている。
独立したテクニカルダイバーの集合でなければ、あなた任せのダイビングになり、チームとしての力にはならない。
海洋でも、洞窟でも、それは同じだ。
どうするか。
ちょっと考えてみよう。
今回は、それほど複雑なダイビングはしていない。
ジャンプやギャップも2つまでだし、Tもせいぜい1か所どまり。
行った先でカバーンラインを回ってきたのだって初めてだ。
経験値は、少しずつ増やす。
いきなり複雑にはしない。
洞窟は逃げることはない。
焦らずに、気長に楽しめばいいのだ。
トイレが近いことは、安全弁としては有効だな・・・。
帰国後、2日目。
既に忘却の彼方に消え去りつつあるメキシコでのダイビング(はっ、早くね・・・?)。
水中カメラは持ち込んでいないので、竹内さんが撮ってくれた画像や映像を、メッセンジャーからパソコンにダウンロードしたり、今まで使えるのに使っていなかったペトレルのデータを落とす算段をしたりして、外部記憶の整理に取り組む。
やっぱ、自前の揮発メモリーではダメだな・・・。
まあいい。
画像は12月7日(2日目)のエルエデンの1本目。
ダイコンの記録上は、このダイビングが今回の最長潜水時間ということになっている。
2時間弱。
プール練習している時は、まあ、ふつーな潜水時間だから、トイレが近くなる以外に問題はない。
浮沈子は、利尿作用がある糖尿病治療薬を服用しているうえに、自他共に認めるカフェイン依存症だから、ユカタン半島東側のコカ・コーラライトを飲みつくすほど飲む(ホントかあ?)。
実際、前回は朝の買い出しの際に寄っていたコンビニで、在庫切れになっちまったことがあった。
つーか、ライトは、余り人気がないみたいで、在庫量が少ない。
みーんな、飲んでいるのは赤キャップのノーマルコーラか、黒キャップのゼロだな。
ペプシは、あまり飲まれていないようだ。
まあ、どうでもいいんですが。
で、つまり、浮沈子はトイレが近い。
3分の1ルールのガス切れとか、セノーテ営業時間を基に決めたダイブタイムよりも、トイレタイムの方が短い。
ジジイの安全管理上の制約だな。
エルエデンは、今回は3日間潜ったんだが、ロングダイブ1本を提案された時も、中くらいのダイビング2本に変更してもらった。
画像では水温の数値が出てこないが、データ上では24度から26度(摂氏)で、平均が24.6度となっている。
意外に水温は低い。
しかも、高い温度は水深が13m以上のところで出ている。
そう、ハロクラインの下、海水層で高くなっている。
7ミリのウェットと3.5ミリのフードベストでは、浮沈子の場合2時間が限度だし、上がってくれば「膀胱ピンチ!」とか言いながら、器材をほったらかしにしてトイレに駆け込む。
午前中潜る1本目の方が、当然、尿量は多い。
腎クリアランスのために、せっせとおしっこ作っているからな。
午後は、少し落ち着いて潜ることが出来る。
深度はそれほど深くない。
エルエデンが特別浅いのではなく、ふつーのケーブはこんなもんだ(もちろん、深いところもたくさんあるようです)。
このダイビングの平均水深は7.2mだった(最大水深は15m:これはグラフの上にも出ている)。
行って帰ってくるシンプルなダイビング(もちろん、ジャンプやギャップは飛んでますけど)の場合、グラフを見て分かるように、左右対称のシンメトリックなプロファイルになる。
エデンでは、浮沈子がリールを繋ぐのにもたついてしまうので、実際の開始時間がやや遅れるため、きれいな対称形にはならない。
が、まあ、1時間8分くらいでターンした後は、行った道を戻るだけになる。
今回は、ループとかもやったけれど、元のセノーテに戻る場合を別にすれば、ループの途中から帰ってくる場合でも、同じシンメトリックなプロファイルになる。
例外的に非対称な図形になるのは、行った先でカバーンラインに繋いで、そこをぐるっと回った場合などだが、その後、ケーブラインで戻ってくるところは往路の逆になるわけだから、真ん中を隠すとシンメトリックになることに変わりはない。
今回、ケーブを潜った10日間では、ドスオホスへトラバースして戻った16日の1本目がそのパターンになっている。
もちろん、15日のコスメル島でのファンダイブはその限りではない。
ふつーの、非対称なプロファイルになる。
確認のために、日程のおさらいをしておく。
<日付:イベント等:(内容等):夕食>
12月5日:到着:夕方4時ころ:港方面の中華屋(おかず2品)
12月6日:エルエデン(エデン):基礎復習:ホットドッグ
7日:エデン:基礎復習:ピザ屋
8日:タジマハ:基礎復習:イグアナダイバーズ近くのタコス屋
9日:タジマハ:基礎復習:ラーメン屋
10日:ミノタウロ:ループ体験:ホットドッグ
11日:タジマハ:ロストバディなど:ピザ屋(雨のため)
12日:カーウォッシュ:リストリクション体験:スーパーの中華屋(おかず1品)
13日:エデン:トラバース(浮上まで):イグアナダイバーズ近くのメキシコ料理のレストラン(落合さんと会食)
14日:ノホッチの先のケーブ(バージンとも):ファンダイブ(松永さんガイド):ピザ
15日:コスメル島ツアー:ファンダイブ(落合さんガイド):中華屋(おかず2品)
16日:タクビハ:ファンダイブ(松永さんガイド):イグアナダイバーズ近くのメキシコ料理のレストラン(加藤さん、落合さんと会食)
17日:チチェン・イッツァ:遺跡見学(朝7時ホテルピックアップ):ピザ屋
18日:出発:早朝3時ホテルピックアップ
夕食は、全日程で竹内さんと一緒に食べている(店の順序は、ちょっとずれているかもしれない)。
浮沈子は、屋台のデザートとかは食べない(食中毒対策)。
竹内さんは、よく買って食べていたな(アイスクリームとかも!)・・・。
プラヤデルカルメンの町も、繁華街は歩き尽くした気がする。
ホテルの近くのセブンイレブンには、ずいぶんと世話になった。
地元のコンビニのオクソ(OXXO)にも行った。
サークルKサンクスも。
講習日程のガイドをしてくれた落合さんは、気を利かせて日替わりで朝寄るコンビニを替えてくれるんだが、浮沈子が買うものはオレオビスケットまたは類似品(プリンシペなど)及びコカ・コーラライト(3本乃至4本)と決まっている。
14日から16日のガイドツアーの3日間は、お弁当が付いた。
イグアナダイバーズのツアーは快適だな。
特に、コスメルは特筆する必要がある。
南の島のドリフトダイビング!。
ああ、もちろん、ケーブダイビングも面白い(義理で言ってるように聞こえたら、それは事実ではない)。
浮沈子にとっては、どんなダイビングも同じように楽しい。
逆に、器材やトレーニングが適切でなければ、どんなダイビングも同じように危険だ。
洞窟潜水には洞窟潜水の楽しみ方があり、南の島のお魚ダイビングには、また、それなりの楽しさがある。
トレーニングダイブは、課題を達成する喜びがあるし、経験値を上げるファンダイブは、初めての環境にチャレンジするわくわく感もある。
もう、好みの問題としか言えないだろう。
昨年のフルケーブダイバー講習は、浮沈子にとっては真剣勝負だったからな。
それに比べれば、今回は気楽で良かった。
高圧ホースに2本とも亀裂が入っていたけど、どちらもタジマハで気付いて、帰りにアンダーザジャングル(入口の所にある器材屋さん)で購入できた。
下に敷くビニールシート(2枚)、ハンドヘルドライトを手の甲に付けることが出来るホルダー付きバンド(グローブ?)も買った。
スキルもいろいろ教えてもらったけど、今回最大の収穫は、フィンキックだな。
初日は、キックの頻度が多く、スピードが速過ぎるとご注意を受ける。
で、中性浮力を丁寧に取り、呼吸を一定にしてグライドの時間を長くとるようにして調整した。
その後は、スピードの点では問題ないということになった。
ハロクラインのところとかは、浮上しているにもかかわらず給気しなければならないし、潜降しているにもかかわらず排気しなければならず、そのころ合いを見定めて、複数回、BCの操作が必要になる。
その手間を惜しんで、呼吸で誤魔化そうとしたり、フィンキックで境界層をかきまわすのは考え物だ。
先を読み、丁寧なオペレーションをしなけりゃな。
洞窟潜水は、無数のノウハウの塊で、ガイドさんの後をついて潜るにしても、ジャンプの時の細かい取り決めとかは、あらかじめ確認しておく必要もある。
松永さんからのアドバイスは、先行するダイバーとの距離が離れ過ぎているという点だった。
もっと近くにいなければ、緊急時の対応に問題が出る恐れがある。
イグアナダイバーズのスタッフは、2人ともスレートを使っていて、メインルートのアローの数や、Tなどをメモしていた。
竹内さんは、スレートは使わず、メモが必要なら水中ノートを使うという。
うーん、好みの問題か・・・。
もう一つの課題としては、泳ぎながら何かをできるようになるという話も出た。
浮沈子は、同時に一つのことしかできないので、何か(たとえば残圧を見るとか)をしようとすると、フィンキックが止まってしまう。
トランスミッターの導入は、その対策の一つなんだが、例えばポーチからノートを出してメモして、また仕舞ってという操作は、器材の助けを借りることはできないからな。
洞窟潜水の原則は、ルートの確認は各自が行うということになっている。
独立したテクニカルダイバーの集合でなければ、あなた任せのダイビングになり、チームとしての力にはならない。
海洋でも、洞窟でも、それは同じだ。
どうするか。
ちょっと考えてみよう。
今回は、それほど複雑なダイビングはしていない。
ジャンプやギャップも2つまでだし、Tもせいぜい1か所どまり。
行った先でカバーンラインを回ってきたのだって初めてだ。
経験値は、少しずつ増やす。
いきなり複雑にはしない。
洞窟は逃げることはない。
焦らずに、気長に楽しめばいいのだ。
トイレが近いことは、安全弁としては有効だな・・・。
🐱メキシコへの道:第3章:トラバースとサーキット ― 2023年12月22日 00:05
メキシコへの道:第3章:トラバースとサーキット
記憶の彼方に消え去る前に、ダイコンのデータを頼りに思い出しながら書く。
基礎練習を終わり、竹内さんと経験値を上げるためのダイビングとして、初日、2日目と潜ってきたエルエデンに帰ってきたのは、ダイビング8日目。
日程的には、そろそろ疲れが溜まってきて、一息入れたい気分になっている。
前日、カーウォッシュでしこたま狭いところで格闘し、ロストラインとロストダイバーを同時にやっちまったトラウマを抱えて、今日は癒しのファンダイブという位置づけなんだが、浮沈子が嫌いなトラバースに挑戦ということになった。
本当なら、1本目で行きたかったんだが、ジャンプする先のラインが混んでいるようだったので、急遽予定を変更して、その先のジャンプポイントから右へ飛んで、ひたすら泳いで行った。
その先のラインエンドから、メインラインへ(ギャップを飛べば)ループで繋がっていることを確認して戻る(実際には飛ばずに戻りました:潜水時間1時間45分)。
で、2本目は、1本目に潜れなかったジャンプを飛んで、なんとかいう隣のセノーテ(名称は忘れました)にトラバースを試みる。
(トラバース)
https://www.weblio.jp/content/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B9
「「トラバース」とは、横断することや横切ることを意味する言葉である。また、この言葉は様々な分野で使用され、それぞれ異なる意味合いを持つ。一般的には、ある地点から別の地点へ移動する際に、直線的でなく横方向に進むことを指す。」
ダイビングにおけるトラバースについては、ここでは解説されていない。
浮沈子が習った範囲では、あるセノーテから別のセノーテに、ケーブラインを辿って移動することのようだ(もちろん、ラインが引かれていないルートもあるに違いない:未確認)。
最終日12月16日にタクビハからドスオホスへ抜けたルートも、浮上こそしなかったがトラバースである。
12月13日のエルエデンでのプロファイル(画像参照)では、40分余りで到達している(ちゃんと浮上しました)。
最大深度も14.2mで、ガス量的にも問題はない。
帰りも、素直に浮上すれば綺麗なシンメトリックなプロファイルになるんだが、竹内さんが出口(入口)付近のジャンプを飛んで、天地が狭い所を探しに行ってしまったためにもたもたした(なんで、んなとこ行きたがるのか:練習用に引かれたラインのようです:未確認)。
まあいい。
トラバースは、探検家にとっては重要な意味を持つ。
つーか、そのためにケーブダイビングすると言ってもいい。
あるケーブシステム(洞窟のつながり)から、別のケーブシステムへの接続を見つけることに心血を注いでいる彼らにとって、「つながる」ことは、トラバースのルートを見つけることに他ならない。
もちろん、ループを見つけたり、行き止まりのルートの開拓もあるけど、セノーテとセノーテを結ぶラインは、ケーブダイビングの基本だからな。
浮上したトラバース先のセノーテでエキジットするわけじゃない。
シンプルなトラバースでは、そこから再潜降して帰ってくることになる。
ラインエンドにクッキーを置き、そこからスプールでラインを引きながら浮上する。
気が済むまで、水面で無尽蔵の無料の地球製のクウキ(酸素分圧低いですが:今回は全てナイトロックス32パーセント使用)を吸った後、再潜降してスプールとクッキーを回収して戻る。
原則は、往路とは先頭(リードダイバー)が替わるけど、そこは絶対じゃないからな。
スプールのラインを回収する際に、先頭になるダイバーを先に行かせる必要はある。
ラインを回収するのは、末尾になるダイバーだ。
で、設置したクッキーも回収して戻ってくる。
そういう手順や原則を確認しつつ、元のセノーテの出口に帰ってくる。
こういうのを簡単なトラバースと言うんだそうだ。
ここでいう「簡単な」とは、1回のダイビングで他のセノーテに到達し(ターンプレッシャー前)、再潜降して元のセノーテに帰ってくることを意味する。
浮沈子にとって、14mの深度から浮上して再潜降したり、途中のジャンプで設置したスプールやクッキーをジタバタせずに回収するというのは、決して「簡単」ではないからな。
これに対して、「複雑な」トラバースというのは、複数回のダイビングで達成する必要があるトラバースのことを指すんだそうだ。
具体的に、どのような手順を取るかは習ってはいない(テキストにはごちゃごちゃ書いてあるけど、ここでは割愛する)。
別の(到達先の)セノーテからエントリーする必要があるらしいから、別のセノーテの入場料も払う必要があるけど、次回はそういうのにも挑戦してみるかも知れない(未確認)。
同じことは、サーキットについても言える。
こっちも、「簡単」「複雑」の使い分けがあるけど、一般的には元のセノーテに戻れるから、入場料の心配はいらない(そういうことかあ?)。
まあいい。
ターンプレッシャーになる前に回ってこられない(メインラインに戻れない)ループを使っての「複雑な」サーキットは、トレーニングでは行っていない(たぶん)。
1本目でTで分岐して、行った先のループ上にクッキー置いて帰ってきて、2本目でターンプレッシャー内で反対回りでクッキー置いてあるところに到達して、回収して帰ってくるというやつだ。
回収したらUターンして(サーキットしないで)戻ってもいいし、そのまま回り切ってサーキットを完了してもいい(回収できたということは、回り切って戻れるということになる:流れとかがあれば別です!)。
つまり、回っている最中(メインライン戻る前)に、ターンプレッシャーになるというパターンなわけだな。
逆回りして、回り切っても安全に戻れることが確認できなければ(つまり、最初に設置したクッキーに到達できなければ)、そのサーキットを回ることはできないということになる。
設置したクッキーは、後日、設置したルートで回収することになる。
サーキットを回った場合、もちろん、プロファイルはシンメトリックにはならないけど、メインラインに戻ってからは対称形になる。
回っている時の部分を隠せば、行って帰ってくるパターンと同じだ。
最終日(12月16日)に、タクビハからドスオホスのカバーンライン(バービーライン)を回って帰ってきたのは、「簡単な」トラバースということになる(ドスオホスのカバーンラインを回っている途中では、ターンプレッシャーにならない:ドスオホスのカバーンラインは浅いからな)。
ちなみに、今回のダイビングで、ターンプレッシャーギリギリだったのは、ノホッチの先の鉄の門があるセノーテ(バージン)の1本目だった(12月14日:アップストリームだったし、深度は10m程度と深くはないけど、潜水時間は1時間50分で、2番目に長い)。
次回は、今回のケーブダイビングのハイライトだった、カーウォッシュのリストリクションについて書く。
記憶の彼方に消え去る前に、ダイコンのデータを頼りに思い出しながら書く。
基礎練習を終わり、竹内さんと経験値を上げるためのダイビングとして、初日、2日目と潜ってきたエルエデンに帰ってきたのは、ダイビング8日目。
日程的には、そろそろ疲れが溜まってきて、一息入れたい気分になっている。
前日、カーウォッシュでしこたま狭いところで格闘し、ロストラインとロストダイバーを同時にやっちまったトラウマを抱えて、今日は癒しのファンダイブという位置づけなんだが、浮沈子が嫌いなトラバースに挑戦ということになった。
本当なら、1本目で行きたかったんだが、ジャンプする先のラインが混んでいるようだったので、急遽予定を変更して、その先のジャンプポイントから右へ飛んで、ひたすら泳いで行った。
その先のラインエンドから、メインラインへ(ギャップを飛べば)ループで繋がっていることを確認して戻る(実際には飛ばずに戻りました:潜水時間1時間45分)。
で、2本目は、1本目に潜れなかったジャンプを飛んで、なんとかいう隣のセノーテ(名称は忘れました)にトラバースを試みる。
(トラバース)
https://www.weblio.jp/content/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B9
「「トラバース」とは、横断することや横切ることを意味する言葉である。また、この言葉は様々な分野で使用され、それぞれ異なる意味合いを持つ。一般的には、ある地点から別の地点へ移動する際に、直線的でなく横方向に進むことを指す。」
ダイビングにおけるトラバースについては、ここでは解説されていない。
浮沈子が習った範囲では、あるセノーテから別のセノーテに、ケーブラインを辿って移動することのようだ(もちろん、ラインが引かれていないルートもあるに違いない:未確認)。
最終日12月16日にタクビハからドスオホスへ抜けたルートも、浮上こそしなかったがトラバースである。
12月13日のエルエデンでのプロファイル(画像参照)では、40分余りで到達している(ちゃんと浮上しました)。
最大深度も14.2mで、ガス量的にも問題はない。
帰りも、素直に浮上すれば綺麗なシンメトリックなプロファイルになるんだが、竹内さんが出口(入口)付近のジャンプを飛んで、天地が狭い所を探しに行ってしまったためにもたもたした(なんで、んなとこ行きたがるのか:練習用に引かれたラインのようです:未確認)。
まあいい。
トラバースは、探検家にとっては重要な意味を持つ。
つーか、そのためにケーブダイビングすると言ってもいい。
あるケーブシステム(洞窟のつながり)から、別のケーブシステムへの接続を見つけることに心血を注いでいる彼らにとって、「つながる」ことは、トラバースのルートを見つけることに他ならない。
もちろん、ループを見つけたり、行き止まりのルートの開拓もあるけど、セノーテとセノーテを結ぶラインは、ケーブダイビングの基本だからな。
浮上したトラバース先のセノーテでエキジットするわけじゃない。
シンプルなトラバースでは、そこから再潜降して帰ってくることになる。
ラインエンドにクッキーを置き、そこからスプールでラインを引きながら浮上する。
気が済むまで、水面で無尽蔵の無料の地球製のクウキ(酸素分圧低いですが:今回は全てナイトロックス32パーセント使用)を吸った後、再潜降してスプールとクッキーを回収して戻る。
原則は、往路とは先頭(リードダイバー)が替わるけど、そこは絶対じゃないからな。
スプールのラインを回収する際に、先頭になるダイバーを先に行かせる必要はある。
ラインを回収するのは、末尾になるダイバーだ。
で、設置したクッキーも回収して戻ってくる。
そういう手順や原則を確認しつつ、元のセノーテの出口に帰ってくる。
こういうのを簡単なトラバースと言うんだそうだ。
ここでいう「簡単な」とは、1回のダイビングで他のセノーテに到達し(ターンプレッシャー前)、再潜降して元のセノーテに帰ってくることを意味する。
浮沈子にとって、14mの深度から浮上して再潜降したり、途中のジャンプで設置したスプールやクッキーをジタバタせずに回収するというのは、決して「簡単」ではないからな。
これに対して、「複雑な」トラバースというのは、複数回のダイビングで達成する必要があるトラバースのことを指すんだそうだ。
具体的に、どのような手順を取るかは習ってはいない(テキストにはごちゃごちゃ書いてあるけど、ここでは割愛する)。
別の(到達先の)セノーテからエントリーする必要があるらしいから、別のセノーテの入場料も払う必要があるけど、次回はそういうのにも挑戦してみるかも知れない(未確認)。
同じことは、サーキットについても言える。
こっちも、「簡単」「複雑」の使い分けがあるけど、一般的には元のセノーテに戻れるから、入場料の心配はいらない(そういうことかあ?)。
まあいい。
ターンプレッシャーになる前に回ってこられない(メインラインに戻れない)ループを使っての「複雑な」サーキットは、トレーニングでは行っていない(たぶん)。
1本目でTで分岐して、行った先のループ上にクッキー置いて帰ってきて、2本目でターンプレッシャー内で反対回りでクッキー置いてあるところに到達して、回収して帰ってくるというやつだ。
回収したらUターンして(サーキットしないで)戻ってもいいし、そのまま回り切ってサーキットを完了してもいい(回収できたということは、回り切って戻れるということになる:流れとかがあれば別です!)。
つまり、回っている最中(メインライン戻る前)に、ターンプレッシャーになるというパターンなわけだな。
逆回りして、回り切っても安全に戻れることが確認できなければ(つまり、最初に設置したクッキーに到達できなければ)、そのサーキットを回ることはできないということになる。
設置したクッキーは、後日、設置したルートで回収することになる。
サーキットを回った場合、もちろん、プロファイルはシンメトリックにはならないけど、メインラインに戻ってからは対称形になる。
回っている時の部分を隠せば、行って帰ってくるパターンと同じだ。
最終日(12月16日)に、タクビハからドスオホスのカバーンライン(バービーライン)を回って帰ってきたのは、「簡単な」トラバースということになる(ドスオホスのカバーンラインを回っている途中では、ターンプレッシャーにならない:ドスオホスのカバーンラインは浅いからな)。
ちなみに、今回のダイビングで、ターンプレッシャーギリギリだったのは、ノホッチの先の鉄の門があるセノーテ(バージン)の1本目だった(12月14日:アップストリームだったし、深度は10m程度と深くはないけど、潜水時間は1時間50分で、2番目に長い)。
次回は、今回のケーブダイビングのハイライトだった、カーウォッシュのリストリクションについて書く。
🐱メキシコへの道:第3章:隘路 ― 2023年12月22日 03:47
メキシコへの道:第3章:隘路
12月12日。
ダイビング7日目。
前日のタジマハで、6日間のリフレッシュコースが一応終了し、この日と翌日の2日間は、ケーブダイビングの経験値を上げることを目的としたファンダイブの位置づけ。
・・・のはずだったんだがな。
今日のお題はリストリクション。
エアシェアして並んで通れるのがマイナーリストリクション、縦に繋がらなければ通れないのがメジャーリストリクションといわれているけど、天地が狭くて幅が広いところは、サイドマウントなら通れるけど、ダブルタンクではタンクを外さない限り通れないところもあるからな(んなこと、出来るのかあ?)。
左右がぺったんこというところも、サイドマウントなら90度回転して進めばどうにかなる。
縦も横も狭く、サイドマウントでも片方のタンクを外さない限りは通り抜けできないところもある。
途中で90度曲がってたりすると、外したタンクと残したタンクを傾けないと曲がれないところもあったりする。
やれやれ・・・。
が、まあ、ラインが引いてあれば、そこはサイドマウントなら少なくとも通り抜けることが可能だ(最初にラインを引いた人間がいるわけだからな・・・)。
カーウォッシュ(アクトゥンハ)の1本目は、ラインエンドで行き止まりになっている天地が狭いエリアに入っていく。
先へ行くほど狭くなっており、水深は20m近い(最大水深19.2m)ので、頻繁に残圧を確認しながら進むことになる。
浮沈子が最初に呼吸ガスが3分の1になったので、潜水終了サインを出して撤退する。
あと少しでラインエンドらしかったが、そういうことに拘りはない。
帰りは、さっさと帰りたかったので、スピードが速くなり、後ろからくる竹内さんにペースを落とせとサインを出された。
まあ、その頃には広いところに戻ってきていたし、多少疲れてもいたのでちょうどいいタイミングだったかもしれない。
気を付けよう・・・。
潜水時間は1時間43分(103分)と、まあ平均的だな。
浮沈子の場合、概ね100分を超えると膀胱ピンチになる。
で、問題の2本目は、片側のタンク(浮沈子的には右側)を外して前に突き出す方法で通り抜ける、ヘビーリストリクションな隘路に向かう。
左側にジャンプしてしばらく行くと急に狭くなる。
そこで、レギュレーターをチェンジし、タンクを完全に外して前に突き出す。
事前にオープンウォーターエリアで練習してから入ったんだが、前を行く竹内さんを見失う程のシルトが巻き上がっていて、左側にあるラインも見えたり見えなかったり。
ライトはヘルメットに付け、ラインコンタクトしながら行くんだが、左手も使わないとクライミングできないほどの急坂で、ラインから手を放して、目視しながら進む。
ちょっと息切れしてきて、前のダイバーとの距離が離れ、ラインとの距離も離れて、周りを見渡すと先行するダイバーの姿も、左手にあったはずのラインも見えなくなっていた。
ロストライン、ロストダイバーの危機だ!。
どーしよー?。
床にはシルトが積もっているだけで、タイするための石とか岩はない。
マジヤバ!!!!!。
ブリーフィングの時に示されたルートマップでは、隘路は右側に曲がっているように描かれていたから、右の方の暗闇を見てみるけど、先行するダイバーのライトは見えない。
そっちに行ったとは思えないし、そもそもラインが見つからない。
一旦、その通路に上がって、向きを変えようとしたら、後ろからきていた落合さんにフィンを引っ張られる。
振り返ると上方を指さしているので、体をひねって後ろ向きになり、上を見上げるとラインが天井に結び付けられていて、左側にV字に折り返しになっている。
いつの間にか、ラインを背中側に背負う状態になっちまっていたわけだ。
それにしても、マップでは右に曲がっているはずの洞窟が、いつから左側に変わったのか。
聞いてねーよ・・・。
浮力を取って、そっちに向かうと、前方にライトの明かりがうっすらと見えてきた。
やれやれ・・・。
外していたタンクを付けるように合図されたので、狭いところは通り抜けたということが分かる。
ジャンプしたラインが1mほど先に見えるところでラインエンドになっていて、掟破りだけど、そこに置いたクッキーを回収して元のラインに戻る。
後で聞いたら、右側に曲がっていた通路は行き止まりで、ブリーフィングの時のマップは概念図ということだった。
が、ロストラインしたのは浮沈子のミスで、ビジビリティが悪い中でラインコンタクトを外すというのは命取りになるという体験をしたわけだ。
あの時、落合さんがフィンを引っ張ってくれなければ、右側の真っ暗な通路に入り込んでいたかもしれない。
リストリクション、恐るべしだな。
暗闇の恐怖、ラインを見失った恐怖、ダイバーを見失った恐怖が、今更のように蘇る。
その夜は、真っ暗な洞窟に閉じ込められて、出口が分からずに右往左往する悪夢を見た(最悪・・・)。
50分ほどでカーウォッシュのオープンウォーターエリアに戻ってきて、安全停止を兼ねて時間を潰す(最大深度18.3m)。
潜水時間は1時間5分。
洞窟の中には死神がいた。
浮沈子は、その日、その冷たい息吹を首筋に感じた・・・。
12月12日。
ダイビング7日目。
前日のタジマハで、6日間のリフレッシュコースが一応終了し、この日と翌日の2日間は、ケーブダイビングの経験値を上げることを目的としたファンダイブの位置づけ。
・・・のはずだったんだがな。
今日のお題はリストリクション。
エアシェアして並んで通れるのがマイナーリストリクション、縦に繋がらなければ通れないのがメジャーリストリクションといわれているけど、天地が狭くて幅が広いところは、サイドマウントなら通れるけど、ダブルタンクではタンクを外さない限り通れないところもあるからな(んなこと、出来るのかあ?)。
左右がぺったんこというところも、サイドマウントなら90度回転して進めばどうにかなる。
縦も横も狭く、サイドマウントでも片方のタンクを外さない限りは通り抜けできないところもある。
途中で90度曲がってたりすると、外したタンクと残したタンクを傾けないと曲がれないところもあったりする。
やれやれ・・・。
が、まあ、ラインが引いてあれば、そこはサイドマウントなら少なくとも通り抜けることが可能だ(最初にラインを引いた人間がいるわけだからな・・・)。
カーウォッシュ(アクトゥンハ)の1本目は、ラインエンドで行き止まりになっている天地が狭いエリアに入っていく。
先へ行くほど狭くなっており、水深は20m近い(最大水深19.2m)ので、頻繁に残圧を確認しながら進むことになる。
浮沈子が最初に呼吸ガスが3分の1になったので、潜水終了サインを出して撤退する。
あと少しでラインエンドらしかったが、そういうことに拘りはない。
帰りは、さっさと帰りたかったので、スピードが速くなり、後ろからくる竹内さんにペースを落とせとサインを出された。
まあ、その頃には広いところに戻ってきていたし、多少疲れてもいたのでちょうどいいタイミングだったかもしれない。
気を付けよう・・・。
潜水時間は1時間43分(103分)と、まあ平均的だな。
浮沈子の場合、概ね100分を超えると膀胱ピンチになる。
で、問題の2本目は、片側のタンク(浮沈子的には右側)を外して前に突き出す方法で通り抜ける、ヘビーリストリクションな隘路に向かう。
左側にジャンプしてしばらく行くと急に狭くなる。
そこで、レギュレーターをチェンジし、タンクを完全に外して前に突き出す。
事前にオープンウォーターエリアで練習してから入ったんだが、前を行く竹内さんを見失う程のシルトが巻き上がっていて、左側にあるラインも見えたり見えなかったり。
ライトはヘルメットに付け、ラインコンタクトしながら行くんだが、左手も使わないとクライミングできないほどの急坂で、ラインから手を放して、目視しながら進む。
ちょっと息切れしてきて、前のダイバーとの距離が離れ、ラインとの距離も離れて、周りを見渡すと先行するダイバーの姿も、左手にあったはずのラインも見えなくなっていた。
ロストライン、ロストダイバーの危機だ!。
どーしよー?。
床にはシルトが積もっているだけで、タイするための石とか岩はない。
マジヤバ!!!!!。
ブリーフィングの時に示されたルートマップでは、隘路は右側に曲がっているように描かれていたから、右の方の暗闇を見てみるけど、先行するダイバーのライトは見えない。
そっちに行ったとは思えないし、そもそもラインが見つからない。
一旦、その通路に上がって、向きを変えようとしたら、後ろからきていた落合さんにフィンを引っ張られる。
振り返ると上方を指さしているので、体をひねって後ろ向きになり、上を見上げるとラインが天井に結び付けられていて、左側にV字に折り返しになっている。
いつの間にか、ラインを背中側に背負う状態になっちまっていたわけだ。
それにしても、マップでは右に曲がっているはずの洞窟が、いつから左側に変わったのか。
聞いてねーよ・・・。
浮力を取って、そっちに向かうと、前方にライトの明かりがうっすらと見えてきた。
やれやれ・・・。
外していたタンクを付けるように合図されたので、狭いところは通り抜けたということが分かる。
ジャンプしたラインが1mほど先に見えるところでラインエンドになっていて、掟破りだけど、そこに置いたクッキーを回収して元のラインに戻る。
後で聞いたら、右側に曲がっていた通路は行き止まりで、ブリーフィングの時のマップは概念図ということだった。
が、ロストラインしたのは浮沈子のミスで、ビジビリティが悪い中でラインコンタクトを外すというのは命取りになるという体験をしたわけだ。
あの時、落合さんがフィンを引っ張ってくれなければ、右側の真っ暗な通路に入り込んでいたかもしれない。
リストリクション、恐るべしだな。
暗闇の恐怖、ラインを見失った恐怖、ダイバーを見失った恐怖が、今更のように蘇る。
その夜は、真っ暗な洞窟に閉じ込められて、出口が分からずに右往左往する悪夢を見た(最悪・・・)。
50分ほどでカーウォッシュのオープンウォーターエリアに戻ってきて、安全停止を兼ねて時間を潰す(最大深度18.3m)。
潜水時間は1時間5分。
洞窟の中には死神がいた。
浮沈子は、その日、その冷たい息吹を首筋に感じた・・・。
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