🐱細胞の記憶:程度の問題 ― 2024年02月12日 15:48

細胞の記憶:程度の問題


(記憶や学習といった能力は脳だけのものではないという研究結果、AIやロボット分野への応用も)
https://gigazine.net/news/20240212-thinking-cells/

「記憶についての伝統的な見方は「記憶は、脳内のニューロン間のシナプス接続の安定したネットワークとして保存される」というものですが、レビン氏は「その見方は明らかに崩れています」と述べています。」(レビン氏:アメリカのタフツ大学で主に単細胞生物の研究をするマイケル・レビン)

古典主義な浮沈子には、暴論に聞こえる。

「記憶能力はニューロンだけではなくあらゆる細胞が持っている可能性があり、さらには細胞内だけではなく生物の体を流れる微細な生体電流にも保存されている」

一見、似非科学のような雰囲気を漂わせているが、プラナリアの実験(ちょっとスプラッターで、グロい感じですが)といい、オジギソウの話といい、それらしい観察が行われていることも事実のようだ。

もちろん、発生や器官の形成については、どの遺伝子を発現させるかという話だから、そのトリガー(誘導)となる因子は様々だろう。

しかし、「基礎的認知」という話は、浮沈子的には初耳だ。

「基礎的認知の研究者によると、脳とそれ以外の細胞との違いは「記憶や学習ができるかどうか」という違いではなく、「どれくらい高度に記憶や学習ができるか」という程度の問題」

このブログでは、ダイビングの話の一環として、継続的なトレーニングの重要性を指摘し、「筋肉の記憶」(マッスルメモリー:えーと、筋トレ用語とは異なります)になるまで続けることが大切ということを書いている。

まあ、それとは次元が違う話ではあるし、筋肉の記憶は、意識下に置かなくても実行可能な行動領域の話で、あくまでも「脳」の機能としての記憶ということになる。

この基礎的認知は、それとは本質的に別物だ。

が、なんとなくイメージ的に結びついてしまうなあ・・・。

遺伝学の話としては、「獲得形質の遺伝」(今は昔・・・)という、ふる~い話があるけど、この細胞の記憶が遺伝するのか、あるいは個体間のコミュニケーションを通じて水平移動するのかという命題も見えてくる気がする。

まあ、どうでもいいんですが。

浮沈子的には、へたれな脳細胞に頼らず、ハンドクリームみたいなのを塗ったり、目薬差しただけで物覚えが良くなる未来を創造する。

記憶力を増進するサプリとかな(なんか、宣伝に出てきそうですが)。

電気刺激が解明されて、健康増進効果があるということで、腕時計式の健康グッズが商売になりそうな予感もする(そうなのかあ?)。

アップルウォッチの高いヤツで、導入されるかもしれない。

「がんは体の一部が他の部分と協力しなくなった時に発生するため、生体電気により細胞に直接「話しかける」ことで、がん治療に役立つ可能性をレビン氏は指摘。さらに、細胞に正しいパターンで成長を始めるように指示する生体電気を科学者が解読できれば、機能不全に陥った腎臓や心臓などの再生にも役立つ可能性があります。」

「基礎的認知の研究は、人工知能科学者にとって『将来の人工知能は脳中心の人間モデルを模倣するに違いない』という思い込みから逃れる手段となります」

将来、大化けしそうな話だが、現在は基礎的科学に留まっている。

「AIは頭が良すぎるため、計算能力は高いですが、ロボットなどを動かして世界とかかわるのはうまくありません。基礎的認知の研究で、なぜ体が必要なのかというシステムについて、理解が進むはずです」(レビン氏と頻繁に共同研究を行うバーモント大学のロボット工学者であるジョシュ・ボンガード氏)

頭が良過ぎなくても、世界と関わるのは難しい。

人間は、身体がなければ脳細胞に栄養を送ることもできないからな。

単細胞生物と違って、多細胞だといろいろ大変だ。

さて、脳細胞を養うために、コンビニに仕入れにでも行ってこようかな・・・。

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