🐱こんなものいらない:封印 ― 2024年03月13日 01:56
こんなものいらない:封印
(木星の衛星エウロパを調査する探査機「エウロパ・クリッパー」に搭載されるプレートに何が刻まれているのかNASAが解説)
https://gigazine.net/news/20240311-nasa-message-heading-jupiters-moon-europa/
「比較的化学的に安定しており融点も高いタンタル製で、大きさは18cm×28cm。」
「角の丸い三角形であり、周辺に複数の穴」
「宇宙放射線から電子機器を守る格納庫の開口部の封印」
「プレート周辺にある穴は、開口部に取り付けるため」
一応、機能部品ということなわけだ。
「プレートの一方の面には、さまざまな波形が刻み込まれています。」
・中央にあるアメリカ手話で「水」を指す記号
・世界103の言語で「水」を指す言葉が波形として刻まれている
水ねえ・・・。
「もう一方の面には、人物の肖像や詩、図像などが刻まれています。」
・ドレイク方程式
・1420~1662MHzの無線周波数帯を表す放射線
・ロナルド・グローリー氏(惑星科学者)の肖像
・エイダ・リモン氏の詩
・メッセージボトルをイメージした図像
・260万人以上の名前が彫られたシリコンマイクロチップ
「エウロパ・クリッパーの格納庫プレートの内容とデザインには、意味が込められています。このプレートは科学・技術・教育・芸術・数学など、人類が宇宙で提供できる最高のものを組み合わせたものです。あらゆる生命体にとって必要不可欠な水を通したつながりというメッセージは、私たちが探検しようとしている神秘的な海の世界(エウロパ内部の海)と地球の結びつきを完璧に物語っています」(NASAの惑星科学部門ディレクターを務めるロリ・グレイズ氏)
ジェット推進研究所で組み立て中のようだ(春にフロリダに出荷されるもよう)。
太陽電池はフロリダで取り付けられるようだ。
「2024年10月に打ち上げられる予定」
打ち上げは、ファルコンヘビーで行われ、火星と地球スイングバイ1回ずつ(計2回)で、約6年(5.5年)掛かって木星圏に到着することになっている。
(NASA、木星の衛星エウロパに向かうメッセージのデザインを公開)
https://www.jpl.nasa.gov/news/nasa-unveils-design-for-message-heading-to-jupiters-moon-europa
「エウロパ クリッパーは木星の周回を開始し、エウロパに 49 回接近する予定」
おっと、ウィキの英語版(本文)では44回(一部45回との記述も)、探査機のテンプレートでは45回となっている。
まあ、本家であるJPLのページなんだから、49回になったんだろう(未確認)。
「電子機器は、木星の厳しい放射線から機器を守るために設計された巨大な金属製の保管庫に保管されています。記念プレートは金庫室の開口部を封鎖します。」
単純にエウロパ周回軌道を取るのではなく、木星を回りながら接近を繰り返すという軌道を選んだのも、放射線の影響を軽減できるからという話のようだ。
(ヨーロッパクリッパー)
https://en.wikipedia.org/wiki/Europa_Clipper
「軌道 45」(テンプレート)
「エウロパに宇宙船を送る計画は当初、エウロパ・オービターや木星氷衛星オービターなどのプロジェクトで考案され、宇宙船がエウロパの周回軌道に投入されることになっていた。しかし、エウロパ軌道にある木星の磁気圏からの放射線の悪影響のため、代わりに木星の周りの楕円軌道に探査機を投入し、月に44回接近する方が安全であると決定されました。」
「2030 年 4 月にヨーロッパに到着するまで、2025 年 2 月に火星から、2026 年 12 月に地球から重力補助を使用する予定です。」
「エウロパ クリッパーの目的は、エウロパを探索し、その居住可能性を調査し、将来のエウロパ ランダーの着陸場所の選択を支援することです。」
浮沈子的に興味をひかれたのは、観測データの取得と、その送信に関する部分だ。
「科学データを受信するために地球上で利用できるアンテナの数が限られているため、ほとんどの機器は通信システムが地球にデータを送信するよりもはるかに速くデータを収集できます。」
「したがって、エウロパ周回衛星の科学に関するもう 1 つの重要な制限要因は、データを地球に返送するために利用できる時間です。対照的に、機器が近接観察できる時間の長さはそれほど重要ではありません。」
「各フライバイの間に、宇宙船はそれぞれの短い遭遇中に保存されたデータを送信するのに 7 ~ 10 日かかります。」
この先の記述が分かり辛かったので、元ネタを当った。
(エウロパ: どれだけ少ないものをより多くできるか)
https://www.planetary.org/articles/20140826-europa-how-less-can-be-more
「マルチフライバイ探査機は、各フライバイの間に、それぞれの短い遭遇中に保存されたデータを地球に送信するのに 7 ~ 10 日かかります。そうすれば、オービターの場合はわずか 30 日ですが、マルチフライバイ機ではデータの送信に最大 1 年かかることになります。その結果、ほぼ 3 倍のデータが地球に返されることになります。」
30日というのは、エウロパの放射線環境での探査機の想定寿命だ。
なお、この記述にみられるマルチフライバイは34回(エウロパ周辺滞在時間は延べ6日間)の想定だ。
「月の周回を30日間行うオービターと、34回のフライバイ中にエウロパ付近で累積6日未満しか滞在しないマルチフライバイ宇宙船の選択が残された。2 つのミッションを検討した科学者は、マルチ フライバイ コンセプト (現在のヨーロッパ クリッパー コンセプトに発展しました) を強く支持しました。」
ちなみに、この元記事は2014年8月時点だ。
「2 年間のさらなる研究を経て、ヨーロッパ クリッパー コンセプトに進化したマルチ フライバイ コンセプトは、2012 年のコンセプトと比較して、さらに 11 のフライバイ (合計 45) といくつかの計器を追加しました。」
英語版ウィキのテンプレートにある45回の周回数は、この時点のものと思われる。
「木星の過酷な放射線帯からの遮蔽は、宇宙船の電子機器を囲む厚さ 7.6 mm (0.3 インチ) のアルミニウム合金壁を備えた放射線保管室によって提供されます。この遮蔽の有効性を最大化するために、追加の放射線防護のために電子機器も宇宙船のコアに組み込まれる予定です。」(ウィキ)
JPLのホームページでは、ミッション終了後はガニメデに衝突することになっている。
(ミッションタイムライン)
https://europa.nasa.gov/mission/timeline/
「2034 年 9 月
ミッション終了の可能性: ガニメデの衝突
現在のミッション終了計画では、エウロパ・クリッパーはミッション終了後に軌道を離脱してガニメデの表面に入ることが求められている。」
ガニメデならいいのかあ?。
(ガニメデ_(衛星):内部海)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%8B%E3%83%A1%E3%83%87_(%E8%A1%9B%E6%98%9F)#%E5%86%85%E9%83%A8%E6%B5%B7
「厚さ 150 km のガニメデの表層の下に深さ 100 km の海があり、その水の量は地球の海よりも多いという。この観測から、ガニメデの海は太陽系の中でもっとも大規模なものであるという証拠が示唆された。」
まあ、どうでもいいんですが。
ガニメデだろうがエウロパだろうが、浮沈子は地球外生命には懐疑的だ。
エウロパクリッパーに積まれるメッセージは、地球人類(NASAだけ?)の自己満足以外の何物でもない。
「エウロパ クリッパーの目的は、エウロパを探索し、その居住可能性を調査し、将来のエウロパ ランダーの着陸場所の選択を支援することです。」(再掲)
探査が終われば、ガニメデに突っ込ませるわけだし、プレートを誰かが読んでくれることを期待しているわけではない。
放射線防御用ケースの封印ということだが、んなもんはいらないだろう(未確認)。
溶接でもリベット止めでも、ねじ止めでも構わんだろう。
初出のギガジンの記事にもあるように、諸悪の根源はボイジャーのゴールデンレコードにある。
「NASAは1977年に打ち上げたボイジャー探査機に、さまざまなメッセージを記した「ゴールデンレコード」を搭載しました。」
「パイオニア探査機の金属板に続く」(リンク先「ボイジャーのゴールデンレコード」より)
そうか、パイオニアという前科(!)もあったか。
パイオニアやボイジャーは、当てもなく宇宙を彷徨っているからまだいいとしても、エウロパクリッパーは自爆探査機(そんなあ!)だからな。
自己満は確定的だ(確信犯?)。
こんなものいらない!。
合計で10年間のクルーズ+探査期間で、宇宙人に遭遇するという話はない(未確認?)。
ありえねー・・・。
ミッションの目的の一つに、将来のランダーの着陸(着氷?)地点の調査というのがある。
1000歩譲って、ランダーに取り付けるということなら分からないではない。
2030年代か、さらにその先に送り込まれるだろう探査機には、しかし、やっぱ自己満のプレートが積まれることになるだろう。
懲りない地球人類・・・。
浮沈子的には、その分の重量で燃料増やすとか、軽めの観測機を増やした方がいいような気がするんだがな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(message-in-a-bottle)
https://europa.nasa.gov/message-in-a-bottle/join-us/
「ミステリー礼賛: エウロパへの詩
真っ黒に広がる夜空の下でアーチを描きながら、
私たちは知っている惑星を指差します。
簡単な願いを星にピン留めします。地球から
私たちは空を、あたかもそれが
専門家で明白な宇宙に関する間違いのない本であるかのように読みます。
それでも、私たちの空の下には謎が存在します。
クジラの歌や、
風に揺れる木の枝で鳴き声を歌う鳴き鳥などです。
私たちは常に畏敬の念を
抱き、美しさ、木の葉や花、
悲しみや喜び、太陽や影に好奇心を抱く生き物です。
そして、私たちを結び付けるのは暗闇ではなく、
宇宙の冷たい距離ではなく、
水の提供、雨の一滴一滴、
それぞれの小川、それぞれの脈、それぞれの脈。
おお、第二の月よ、私たちも
水でできており、広大な海でできています。
私たちもまた、驚異、偉大で
ありふれた愛、小さな目に見えない世界、そして
暗闇を通して呼びかける必要性からできています。」
英語の詩なので、韻を踏んだりしているんだろうけど、原文ではちゃんと読んでいない。
ギガジンのリンクからユーチューブのアニメを見られるし、上記リンクから音声だけ聞くこともできる(浮沈子の環境では、聞き終わるとページが変わってしまうけどな)。
「私たちは常に畏敬の念を
抱き、美しさ、木の葉や花、
悲しみや喜び、太陽や影に好奇心を抱く生き物です。」(再掲)
地球人類が、互いに殺し合う種族であることは秘密だ。
動脈や静脈から血を流しながらな。
ガニメデに突っ込ませて自爆させるというのは、いいアイデアかも知れないな・・・。
(木星の衛星エウロパを調査する探査機「エウロパ・クリッパー」に搭載されるプレートに何が刻まれているのかNASAが解説)
https://gigazine.net/news/20240311-nasa-message-heading-jupiters-moon-europa/
「比較的化学的に安定しており融点も高いタンタル製で、大きさは18cm×28cm。」
「角の丸い三角形であり、周辺に複数の穴」
「宇宙放射線から電子機器を守る格納庫の開口部の封印」
「プレート周辺にある穴は、開口部に取り付けるため」
一応、機能部品ということなわけだ。
「プレートの一方の面には、さまざまな波形が刻み込まれています。」
・中央にあるアメリカ手話で「水」を指す記号
・世界103の言語で「水」を指す言葉が波形として刻まれている
水ねえ・・・。
「もう一方の面には、人物の肖像や詩、図像などが刻まれています。」
・ドレイク方程式
・1420~1662MHzの無線周波数帯を表す放射線
・ロナルド・グローリー氏(惑星科学者)の肖像
・エイダ・リモン氏の詩
・メッセージボトルをイメージした図像
・260万人以上の名前が彫られたシリコンマイクロチップ
「エウロパ・クリッパーの格納庫プレートの内容とデザインには、意味が込められています。このプレートは科学・技術・教育・芸術・数学など、人類が宇宙で提供できる最高のものを組み合わせたものです。あらゆる生命体にとって必要不可欠な水を通したつながりというメッセージは、私たちが探検しようとしている神秘的な海の世界(エウロパ内部の海)と地球の結びつきを完璧に物語っています」(NASAの惑星科学部門ディレクターを務めるロリ・グレイズ氏)
ジェット推進研究所で組み立て中のようだ(春にフロリダに出荷されるもよう)。
太陽電池はフロリダで取り付けられるようだ。
「2024年10月に打ち上げられる予定」
打ち上げは、ファルコンヘビーで行われ、火星と地球スイングバイ1回ずつ(計2回)で、約6年(5.5年)掛かって木星圏に到着することになっている。
(NASA、木星の衛星エウロパに向かうメッセージのデザインを公開)
https://www.jpl.nasa.gov/news/nasa-unveils-design-for-message-heading-to-jupiters-moon-europa
「エウロパ クリッパーは木星の周回を開始し、エウロパに 49 回接近する予定」
おっと、ウィキの英語版(本文)では44回(一部45回との記述も)、探査機のテンプレートでは45回となっている。
まあ、本家であるJPLのページなんだから、49回になったんだろう(未確認)。
「電子機器は、木星の厳しい放射線から機器を守るために設計された巨大な金属製の保管庫に保管されています。記念プレートは金庫室の開口部を封鎖します。」
単純にエウロパ周回軌道を取るのではなく、木星を回りながら接近を繰り返すという軌道を選んだのも、放射線の影響を軽減できるからという話のようだ。
(ヨーロッパクリッパー)
https://en.wikipedia.org/wiki/Europa_Clipper
「軌道 45」(テンプレート)
「エウロパに宇宙船を送る計画は当初、エウロパ・オービターや木星氷衛星オービターなどのプロジェクトで考案され、宇宙船がエウロパの周回軌道に投入されることになっていた。しかし、エウロパ軌道にある木星の磁気圏からの放射線の悪影響のため、代わりに木星の周りの楕円軌道に探査機を投入し、月に44回接近する方が安全であると決定されました。」
「2030 年 4 月にヨーロッパに到着するまで、2025 年 2 月に火星から、2026 年 12 月に地球から重力補助を使用する予定です。」
「エウロパ クリッパーの目的は、エウロパを探索し、その居住可能性を調査し、将来のエウロパ ランダーの着陸場所の選択を支援することです。」
浮沈子的に興味をひかれたのは、観測データの取得と、その送信に関する部分だ。
「科学データを受信するために地球上で利用できるアンテナの数が限られているため、ほとんどの機器は通信システムが地球にデータを送信するよりもはるかに速くデータを収集できます。」
「したがって、エウロパ周回衛星の科学に関するもう 1 つの重要な制限要因は、データを地球に返送するために利用できる時間です。対照的に、機器が近接観察できる時間の長さはそれほど重要ではありません。」
「各フライバイの間に、宇宙船はそれぞれの短い遭遇中に保存されたデータを送信するのに 7 ~ 10 日かかります。」
この先の記述が分かり辛かったので、元ネタを当った。
(エウロパ: どれだけ少ないものをより多くできるか)
https://www.planetary.org/articles/20140826-europa-how-less-can-be-more
「マルチフライバイ探査機は、各フライバイの間に、それぞれの短い遭遇中に保存されたデータを地球に送信するのに 7 ~ 10 日かかります。そうすれば、オービターの場合はわずか 30 日ですが、マルチフライバイ機ではデータの送信に最大 1 年かかることになります。その結果、ほぼ 3 倍のデータが地球に返されることになります。」
30日というのは、エウロパの放射線環境での探査機の想定寿命だ。
なお、この記述にみられるマルチフライバイは34回(エウロパ周辺滞在時間は延べ6日間)の想定だ。
「月の周回を30日間行うオービターと、34回のフライバイ中にエウロパ付近で累積6日未満しか滞在しないマルチフライバイ宇宙船の選択が残された。2 つのミッションを検討した科学者は、マルチ フライバイ コンセプト (現在のヨーロッパ クリッパー コンセプトに発展しました) を強く支持しました。」
ちなみに、この元記事は2014年8月時点だ。
「2 年間のさらなる研究を経て、ヨーロッパ クリッパー コンセプトに進化したマルチ フライバイ コンセプトは、2012 年のコンセプトと比較して、さらに 11 のフライバイ (合計 45) といくつかの計器を追加しました。」
英語版ウィキのテンプレートにある45回の周回数は、この時点のものと思われる。
「木星の過酷な放射線帯からの遮蔽は、宇宙船の電子機器を囲む厚さ 7.6 mm (0.3 インチ) のアルミニウム合金壁を備えた放射線保管室によって提供されます。この遮蔽の有効性を最大化するために、追加の放射線防護のために電子機器も宇宙船のコアに組み込まれる予定です。」(ウィキ)
JPLのホームページでは、ミッション終了後はガニメデに衝突することになっている。
(ミッションタイムライン)
https://europa.nasa.gov/mission/timeline/
「2034 年 9 月
ミッション終了の可能性: ガニメデの衝突
現在のミッション終了計画では、エウロパ・クリッパーはミッション終了後に軌道を離脱してガニメデの表面に入ることが求められている。」
ガニメデならいいのかあ?。
(ガニメデ_(衛星):内部海)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%8B%E3%83%A1%E3%83%87_(%E8%A1%9B%E6%98%9F)#%E5%86%85%E9%83%A8%E6%B5%B7
「厚さ 150 km のガニメデの表層の下に深さ 100 km の海があり、その水の量は地球の海よりも多いという。この観測から、ガニメデの海は太陽系の中でもっとも大規模なものであるという証拠が示唆された。」
まあ、どうでもいいんですが。
ガニメデだろうがエウロパだろうが、浮沈子は地球外生命には懐疑的だ。
エウロパクリッパーに積まれるメッセージは、地球人類(NASAだけ?)の自己満足以外の何物でもない。
「エウロパ クリッパーの目的は、エウロパを探索し、その居住可能性を調査し、将来のエウロパ ランダーの着陸場所の選択を支援することです。」(再掲)
探査が終われば、ガニメデに突っ込ませるわけだし、プレートを誰かが読んでくれることを期待しているわけではない。
放射線防御用ケースの封印ということだが、んなもんはいらないだろう(未確認)。
溶接でもリベット止めでも、ねじ止めでも構わんだろう。
初出のギガジンの記事にもあるように、諸悪の根源はボイジャーのゴールデンレコードにある。
「NASAは1977年に打ち上げたボイジャー探査機に、さまざまなメッセージを記した「ゴールデンレコード」を搭載しました。」
「パイオニア探査機の金属板に続く」(リンク先「ボイジャーのゴールデンレコード」より)
そうか、パイオニアという前科(!)もあったか。
パイオニアやボイジャーは、当てもなく宇宙を彷徨っているからまだいいとしても、エウロパクリッパーは自爆探査機(そんなあ!)だからな。
自己満は確定的だ(確信犯?)。
こんなものいらない!。
合計で10年間のクルーズ+探査期間で、宇宙人に遭遇するという話はない(未確認?)。
ありえねー・・・。
ミッションの目的の一つに、将来のランダーの着陸(着氷?)地点の調査というのがある。
1000歩譲って、ランダーに取り付けるということなら分からないではない。
2030年代か、さらにその先に送り込まれるだろう探査機には、しかし、やっぱ自己満のプレートが積まれることになるだろう。
懲りない地球人類・・・。
浮沈子的には、その分の重量で燃料増やすとか、軽めの観測機を増やした方がいいような気がするんだがな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(message-in-a-bottle)
https://europa.nasa.gov/message-in-a-bottle/join-us/
「ミステリー礼賛: エウロパへの詩
真っ黒に広がる夜空の下でアーチを描きながら、
私たちは知っている惑星を指差します。
簡単な願いを星にピン留めします。地球から
私たちは空を、あたかもそれが
専門家で明白な宇宙に関する間違いのない本であるかのように読みます。
それでも、私たちの空の下には謎が存在します。
クジラの歌や、
風に揺れる木の枝で鳴き声を歌う鳴き鳥などです。
私たちは常に畏敬の念を
抱き、美しさ、木の葉や花、
悲しみや喜び、太陽や影に好奇心を抱く生き物です。
そして、私たちを結び付けるのは暗闇ではなく、
宇宙の冷たい距離ではなく、
水の提供、雨の一滴一滴、
それぞれの小川、それぞれの脈、それぞれの脈。
おお、第二の月よ、私たちも
水でできており、広大な海でできています。
私たちもまた、驚異、偉大で
ありふれた愛、小さな目に見えない世界、そして
暗闇を通して呼びかける必要性からできています。」
英語の詩なので、韻を踏んだりしているんだろうけど、原文ではちゃんと読んでいない。
ギガジンのリンクからユーチューブのアニメを見られるし、上記リンクから音声だけ聞くこともできる(浮沈子の環境では、聞き終わるとページが変わってしまうけどな)。
「私たちは常に畏敬の念を
抱き、美しさ、木の葉や花、
悲しみや喜び、太陽や影に好奇心を抱く生き物です。」(再掲)
地球人類が、互いに殺し合う種族であることは秘密だ。
動脈や静脈から血を流しながらな。
ガニメデに突っ込ませて自爆させるというのは、いいアイデアかも知れないな・・・。
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