😼米国大統領選挙:米国の未来を決める激戦州 ― 2024年11月06日 05:04
米国大統領選挙:米国の未来を決める激戦州
(米大統領選、激戦7州有権者の投票行動を探る-異なる経済状況が鍵)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-05/SMHBB6DWRGG000
「7州は計6100万人の人口を抱え、その経済規模はドイツの国内総生産(GDP)に匹敵する4兆4000億ドルに上る。」
「アリゾナ、ジョージア、ノースカロライナ各州では、投資と人口流入を原動力とした急速な成長がみられた。一方でラストベルトとも呼ばれるミシガン、ペンシルベニア、ウィスコンシンの3州では、成長は勢いを欠いてまだら模様であり、人口減少に直面する郡もある。ネバダ州では、新型コロナ禍が観光産業に与えた打撃がなお重くのしかかっている。」
「激戦州を対象にブルームバーグ・ニュースとモーニング・コンサルトが実施した世論調査では、有権者は一貫して経済を最優先課題として挙げてきた。」
既に投票は始まっており、有権者が足を運んだ当日に、投票所でどっちに投票するかという段階だ。
ほぼ半数の有権者(8千万人超)は、期日前投票を済ませており、拮抗する両勢力の勝敗の帰趨は、今、この瞬間投票している米国人の行動によって決まる。
つーか、米国のヘンタイ的選挙制度により、激戦7州の州民の行動にかかっていると言える。
記事では、あんなことやこんなことが影響を与えるとしているが、最後の締めが印象的だ・・・。
「投票所に向かう有権者を動かす要因は数多くある。多くの人にとって、投票行動の決め手となるのは経済問題ではなく、リプロダクティブ・ライツ(性と生殖に関する権利)、国境警備と移民の問題、外交政策、そして米国の民主主義を巡る状況かもしれない。」
「しかし、経済を最優先課題としている激戦州の有権者にとっては、最大の争点は全米規模の課題ではなく、地域の課題である可能性が高い。」
米国は、都市部と郊外(ド田舎)で政治的な色分けがはっきりしていると言われる。
・都市部→民主党
・ド田舎→共和党
全米を群レベルで細かく分けると、赤(共和党)でも青(民主党)でもなく、混合色の紫(パープル)になると言われている。
(レッドステートとブルーステート:紫の州)
https://en.wikipedia.org/wiki/Red_states_and_blue_states#Purple_states
「パープル・アメリカという用語は、米国は政治評論家が国民に信じ込ませようとしているほど分裂していないことを示す方法として、一般の語彙に加わった。」
うーん、州レベルでの分裂ではないんだろうが、群レベルでは分裂しているということなわけで、もっと言えば、地域による分裂ではなく、どの社会集団に属しているかによって個別的に分裂しているのかもしれない。
まあ、どうでもいいんですが。
「50州のうち45州は、2016年と2020年の大統領選挙で一貫してドナルド・トランプ氏または民主党の対立候補に投票した。例外はジョージア州、アリゾナ州、ウィスコンシン州、ペンシルベニア州、ミシガン州で、これらの州はすべて2016年にはトランプ氏、2020年にはバイデン氏に投票した。」
「ジョージア州とアリゾナ州が徐々に民主党寄りになっている」
「いくつかの州は2016年や2020年に政党を変更しなかったが、依然として比較的拮抗しており、しばしば激戦州と見なされている。これらには、ノースカロライナ州、フロリダ州、オハイオ州、ネバダ州、アイオワ州、ニューハンプシャー州が含まれる。」
今回(2024年)の選挙では、ノースカロライナとネバダが激戦州と見做されている(ノースカロライナは共和党、ネバダは民主党優勢だった)。
直近の世論調査の値(下記(93)を除くと、ハリス:226、トランプ:219)。
州名(選挙人数):共和党:民主党:優勢候補
・アリゾナ(11):49.1:46.3:トランプ+2.8
・ネバダ州(6):48.2:47.6:トランプ+0.6
・ウィスコンシン(10):48.2:48.6:ハリス+0.4
・ミシガン州(15):47.8:48.3:ハリス+0.5
・ペンシルバニア(19):48.5:48.1:トランプ+0.4
・ノースカロライナ州(16):48.7:47.5:トランプ+1.2
・ジョージア(16):49.1:47.8:トランプ+1.3
「ジョージア州とアリゾナ州が徐々に民主党寄りになっている」(再掲)
ホントかあ?。
ノースカロライナはトランプになるだろうが、ネバダ、ウィスコンシン、ミシガン、ペンシルベニアは、どっちに転んでもおかしくない。
トランプは、ペンシルベニアを落とせば敗北する公算が高い。
逆に、ハリスには殆ど後がない。
浮沈子的には、ウィスコンシン、ミシガン、ペンシルベニアをハリスが取って(計44)、ネバダをトランプが取ると見ている(テキトーです)。
ハリスは、選挙人270人を押さえて当選する(希望的観測?)。
で、民主党政権の継続と見ているんだが、例によって当てにはならない。
まあいい。
結果は来週には出ているだろう(また、揉めるかもな・・・)。
賭けのオッズは、10月初頭から、若干の変動はあるものの一貫してトランプが10から20パーセントのリードを維持している。
一時期、その差が縮まることはあったが、ここ数日、差が20パーセント台に戻ってきている。
これを見ると、やっぱトランプが優勢なんだろうと思わざるを得ない。
全米の世論調査は、選挙結果への影響はないからな。
激戦州の中でも、ペンシルベニア(19)を取れるかどうかは大問題だ。
ハリスがここを取れなければ、勝ち目はない。
トランプは、ここを落とせば、ミシガンかウィスコンシンのどちらかを取らなければ勝てない。
その結果も、数日後には出る。
ドルへの両替は、それからだな・・・。
(米大統領選、激戦7州有権者の投票行動を探る-異なる経済状況が鍵)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-05/SMHBB6DWRGG000
「7州は計6100万人の人口を抱え、その経済規模はドイツの国内総生産(GDP)に匹敵する4兆4000億ドルに上る。」
「アリゾナ、ジョージア、ノースカロライナ各州では、投資と人口流入を原動力とした急速な成長がみられた。一方でラストベルトとも呼ばれるミシガン、ペンシルベニア、ウィスコンシンの3州では、成長は勢いを欠いてまだら模様であり、人口減少に直面する郡もある。ネバダ州では、新型コロナ禍が観光産業に与えた打撃がなお重くのしかかっている。」
「激戦州を対象にブルームバーグ・ニュースとモーニング・コンサルトが実施した世論調査では、有権者は一貫して経済を最優先課題として挙げてきた。」
既に投票は始まっており、有権者が足を運んだ当日に、投票所でどっちに投票するかという段階だ。
ほぼ半数の有権者(8千万人超)は、期日前投票を済ませており、拮抗する両勢力の勝敗の帰趨は、今、この瞬間投票している米国人の行動によって決まる。
つーか、米国のヘンタイ的選挙制度により、激戦7州の州民の行動にかかっていると言える。
記事では、あんなことやこんなことが影響を与えるとしているが、最後の締めが印象的だ・・・。
「投票所に向かう有権者を動かす要因は数多くある。多くの人にとって、投票行動の決め手となるのは経済問題ではなく、リプロダクティブ・ライツ(性と生殖に関する権利)、国境警備と移民の問題、外交政策、そして米国の民主主義を巡る状況かもしれない。」
「しかし、経済を最優先課題としている激戦州の有権者にとっては、最大の争点は全米規模の課題ではなく、地域の課題である可能性が高い。」
米国は、都市部と郊外(ド田舎)で政治的な色分けがはっきりしていると言われる。
・都市部→民主党
・ド田舎→共和党
全米を群レベルで細かく分けると、赤(共和党)でも青(民主党)でもなく、混合色の紫(パープル)になると言われている。
(レッドステートとブルーステート:紫の州)
https://en.wikipedia.org/wiki/Red_states_and_blue_states#Purple_states
「パープル・アメリカという用語は、米国は政治評論家が国民に信じ込ませようとしているほど分裂していないことを示す方法として、一般の語彙に加わった。」
うーん、州レベルでの分裂ではないんだろうが、群レベルでは分裂しているということなわけで、もっと言えば、地域による分裂ではなく、どの社会集団に属しているかによって個別的に分裂しているのかもしれない。
まあ、どうでもいいんですが。
「50州のうち45州は、2016年と2020年の大統領選挙で一貫してドナルド・トランプ氏または民主党の対立候補に投票した。例外はジョージア州、アリゾナ州、ウィスコンシン州、ペンシルベニア州、ミシガン州で、これらの州はすべて2016年にはトランプ氏、2020年にはバイデン氏に投票した。」
「ジョージア州とアリゾナ州が徐々に民主党寄りになっている」
「いくつかの州は2016年や2020年に政党を変更しなかったが、依然として比較的拮抗しており、しばしば激戦州と見なされている。これらには、ノースカロライナ州、フロリダ州、オハイオ州、ネバダ州、アイオワ州、ニューハンプシャー州が含まれる。」
今回(2024年)の選挙では、ノースカロライナとネバダが激戦州と見做されている(ノースカロライナは共和党、ネバダは民主党優勢だった)。
直近の世論調査の値(下記(93)を除くと、ハリス:226、トランプ:219)。
州名(選挙人数):共和党:民主党:優勢候補
・アリゾナ(11):49.1:46.3:トランプ+2.8
・ネバダ州(6):48.2:47.6:トランプ+0.6
・ウィスコンシン(10):48.2:48.6:ハリス+0.4
・ミシガン州(15):47.8:48.3:ハリス+0.5
・ペンシルバニア(19):48.5:48.1:トランプ+0.4
・ノースカロライナ州(16):48.7:47.5:トランプ+1.2
・ジョージア(16):49.1:47.8:トランプ+1.3
「ジョージア州とアリゾナ州が徐々に民主党寄りになっている」(再掲)
ホントかあ?。
ノースカロライナはトランプになるだろうが、ネバダ、ウィスコンシン、ミシガン、ペンシルベニアは、どっちに転んでもおかしくない。
トランプは、ペンシルベニアを落とせば敗北する公算が高い。
逆に、ハリスには殆ど後がない。
浮沈子的には、ウィスコンシン、ミシガン、ペンシルベニアをハリスが取って(計44)、ネバダをトランプが取ると見ている(テキトーです)。
ハリスは、選挙人270人を押さえて当選する(希望的観測?)。
で、民主党政権の継続と見ているんだが、例によって当てにはならない。
まあいい。
結果は来週には出ているだろう(また、揉めるかもな・・・)。
賭けのオッズは、10月初頭から、若干の変動はあるものの一貫してトランプが10から20パーセントのリードを維持している。
一時期、その差が縮まることはあったが、ここ数日、差が20パーセント台に戻ってきている。
これを見ると、やっぱトランプが優勢なんだろうと思わざるを得ない。
全米の世論調査は、選挙結果への影響はないからな。
激戦州の中でも、ペンシルベニア(19)を取れるかどうかは大問題だ。
ハリスがここを取れなければ、勝ち目はない。
トランプは、ここを落とせば、ミシガンかウィスコンシンのどちらかを取らなければ勝てない。
その結果も、数日後には出る。
ドルへの両替は、それからだな・・・。
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