😼欧州大戦争:ハシバミの木 ― 2024年11月23日 14:00
欧州大戦争:ハシバミの木
(ロシアのウクライナへの弾道ミサイル攻撃は戦争の新たな時代の前兆)
https://arstechnica.com/science/2024/11/russian-ballistic-missile-attack-on-ukraine-portends-new-era-of-warfare/
「ドニプロを「オレシュニク」と名付けた弾道ミサイルで攻撃」
「これはロシア語で「ヘーゼルナッツの木」を意味する。」(本稿では、ハシバミとしている:<以下追加>参照)
「ロシアのRS-26ルベジ大陸間弾道ミサイルモデルに基づく「実験的な中距離弾道ミサイル」」(国防総省の報道官補佐サブリナ・シン氏)
「複数の弾丸が着弾したことから、このミサイルは複数の再突入体(MIRV)を使用していたことが示唆される。」
アルスは、あんま軍事関連の記事は載せないんだが、スティーブンクラークは、今回、かなり突っ込んだ記事を書いている。
「オレシュニクミサイルはPAピヴデンマシュ(旧称ユジュマシュ)が運営する工場を直撃した(ドニプロの住民による)。PAピヴデンマシュ工場はかつて旧ソ連時代のゼニットロケットのブースター段を製造しており、最近ではノースロップ・グラマン向けに米国が運用するアンタレスロケットの第一段タンクを製造していた。」
攻撃目標が、打ち上げロケットの製造工場だったからな(そういうことかあ?)。
まあ、ユニークなのはそのくらいで、後は他のメディアが報じていることと大差ない。
ロシアは、このIRBMを大量生産して、ウクライナをはじめ、欧州各国に向けてぶっ放すと脅しをかけている。
「米国が欧州で開発しているものも含め、世界中の既存の防空システムは、このようなミサイルを迎撃することができない。」(プーチン大統領)
やれやれ・・・。
「プーチン大統領の発言の中で最も恐ろしいのは、ウクライナ紛争が「世界的な規模に拡大している」と述べ、ロシアの標的に対してウクライナが使用する武器を供給している西側諸国に対してロシアがミサイルを使用する権利があると述べたことだ。」
「ロシアに対して軍事力を使うことを計画している国の支配層には、これを真剣に検討するよう勧める」
まあ、どうでもいいんですが。
特定の兵器が戦場の状況を決定的に変えるということはなかったが、ICBMやIRBMのような大量破壊兵器が繰り出されれば別だろう。
もちろん、核弾頭を複数搭載することもできる(マーブ(MIRV):オルシュニクは6発だそうです)。
たった1発の通常弾頭付きのIRBMが、ウクライナへの支援や、ウクライナ自身の戦闘行為を大きく変えるかどうかは分からない。
変わることがなければ、更なるミサイル攻撃が行われる。
ロシアは、誰にでも分かる明確なメッセージを発した。
ゼレンスキーは、エイタクムスの制限解除について「ミサイル自身が語る」と名言を吐いたが、格の違いを見せつけられた形だ(そういうことかあ?)。
興味深いのが、ロシアがこの発射を性能試験と位置付けている点だ。
つまり、メインのターゲットはウクライナじゃないぞと。
欧州全域が射程に入っているぞと、注意を喚起したことだな。
ウクライナは、貰ったミサイルは全部ぶっ放すとしているから、供与する側に対するけん制ととらえるのが正しいだろう。
米国には届かないとされているけど、サハリン辺りから発射すれば西海岸が射程に入るからな。
米国にも、このミサイルを迎撃する手段はないとされる。
「プーチン大統領は、西側諸国の防空軍は飛行中のオレシュニクミサイルを破壊する能力はないと述べたが、この主張は検証されていない。」
実際に検証されないことを祈るしかないか・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(オレシュニク(ミサイル))
https://en.wikipedia.org/wiki/Oreshnik_(missile)
「オレシュニク(ロシア語:Орешник、直訳すると 「ハシバミの木」)」
しかし、なんでハシバミなんだあ?。
(改訂新版 世界大百科事典 「はしばみ」の意味・わかりやすい解説:神話,民俗:執筆者:荒俣 宏)
https://kotobank.jp/word/%E3%81%AF%E3%81%97%E3%81%B0%E3%81%BF-2074262#5864600-body0
「ギリシア神話に語られるヘルメスの杖(つえ)(カドゥケウス)は,一説にハシバミの枝だったといわれる。これは彼がシュリンクス笛と交換にアポロンから得たもので,後世に至ってことばによる思考表現力を人間に授けた魔法の杖wandの原型とも信じられるようになった。」
「ハシバミの枝は英知の象徴とされ,中世以降は鉱脈・水脈を見つける占いdowsingや埋もれた宝の発掘にY字形をしたこの枝が用いられた。目的の場所に着けば,枝が動いたり音を発したりして知らせたという。」
「また古代ローマでは平和と幸福をもたらす木として,結婚式の夜にたくたいまつとして使われた。」
「北欧でも雷神トールの木とされ,落雷から家や墓を護ると信じられた。」
「ケルト人もこれを英知の木と考えて崇拝し,無断で切り倒せば死刑に処せられたといわれる。」
「イギリスにおいても,ハシバミで作ったくさびを3本打ち込んだ家は,絶対に火災に遭わぬという言い伝えがある。」
「花言葉は〈交歓,和解,平和〉。」
うーん、花言葉とは無縁なミサイルだな・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(「迎撃不能」のロシア新ミサイル、欧米の防空システムなら対処可能 軍事専門家)
https://www.cnn.co.jp/world/35226493.html
「各種の米国製、イスラエル製防空システムなら多弾頭ミサイルを撃ち落とすことが可能」(オスロ核プロジェクトの博士研究員ファビアン・ホフマン氏)
「イージスやイージスアショアのSM3のようなシステム、そして恐らくアロー3や高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD<サード>)なら絶対にこの種の脅威に対処可能だ」(同上)
「オレシュニクミサイルは複数の弾頭を同時発射することから「撃ち落とすには多数の迎撃兵器が必要」になり、コストが極めて高くつく。」
「迎撃する行為よりもコスト効率の方が大きな問題になる」
ミサイルがIRBMとされていることから、「高高度迎撃ミサイルシステム」で対応可能と見ているんだろうが、オレシュニクの飛行高度はせいぜい数十km程度だろう(元になっているRS-26 ルベジの性能から推定)。
(RS-26 ルベジ)
https://en.wikipedia.org/wiki/RS-26_Rubezh
「飛行高度:数十キロ」
んな、1000km以上も宇宙空間に上昇する弾道ミサイルとは異なる(概ね、速度が下がる頂点付近で迎撃されちまう)。
ただ、同程度の飛行速度(マッハ10)を持つキンジャールはパトリオットパック3で迎撃可能とされていることから、同じように低高度で飛行する極超音速ミサイルであるオレシュニクを撃墜できる可能性はある。
まあ、やってみなくちゃ分からんだろうけどな。
矛(ほこ)と楯の話だから、決着は実戦でつけることになる。
最強のミサイル対最強の迎撃システムだ(双方の宣伝活動によればな)。
まあ、どっちでもいいんですが。
指摘の通り、マーブ搭載だから、弾頭数は6倍になる。
核弾頭を個別に迎撃するということになれば、パック3弾の供給不足(値段は別としても)が懸念される。
「欧米のウクライナ支援国はこれまでのところ、オレシュニクミサイルでの攻撃に対して防御可能なシステムを供与していない。」
パック3はキエフの防空システムとして既に供与されている(3基程度?)。
プーチンに絶対の自信があるなら、実証実験としてキエフを狙う可能性もある。
もっとも、政治的リスクを伴うからな(あっさり撃ち落されちゃったりして!)。
最強の楯(迎撃システム)との直接対決が行われるかどうかはビミョーだ。
せっかく、ここまで盛り上がった最強の「迎撃不能なミサイル」を実証したという状況を、可能な限り政治利用したいに違いない。
まあ、どうでもいいんですが。
ドンパチの話は割り引いて聞く必要がある。
実際に戦場で試されなければ、本当の性能は分からない。
それが実証されるということは、それなりの犠牲を伴うことを意味する。
浮沈子的には誇れる話じゃないような気がするんだがな・・・。
<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー
(焦点:ロシアの中距離弾道弾、西側に「ウクライナから手を引け」と警告か)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/2U4746D36BNRFKEULYAZVKFEZE-2024-11-25/
「現時点では、プーチン氏が軍事施設攻撃の権利を有するとした対象国で、ウクライナにロシア領攻撃を許した西側諸国に該当するのは米国と英国だけだ。」
フランスも容認したようだがな。
(フランスも長射程兵器使用容認 ロシア領攻撃は「自衛」)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM243SA0U4A121C2000000/
「フランスのバロ外相は23日に放送された英BBC放送のインタビューで、ウクライナはフランスが供与した長射程兵器を使ってロシア領を攻撃できるとの認識を示した。」
まあいい。
「プーチン氏は米国とNATOにウクライナ支援をやめさせる手段として、核や長距離ミサイルを含めた戦略兵器への依存を高めるというシグナルを発しているのは間違いない。今勝ちつつある戦争にあえて核兵器を投入する意図があるとは思えないが、西側を大いに心配させ、トランプ氏が(ウクライナ支援から)撤退しやすくしようとしているように見える」(オバマ元米大統領の核不拡散担当特別補佐官で、現在は米国科学者連盟でグローバルリスク担当ディレクターを務めるジョン・ウォルフスタール氏:ロイター)
「ロシア国内ではプーチン氏に西側を直接攻撃するよう求める声が多い」
うーん、ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
「「オレシニク」はロシア語で「クルミ」を意味しており、1988年のブルース・ウィリス主演映画「ダイハード」のロシア語タイトルも「クレプキー・オレシニク(固いクルミ)」だった。」
いや、まあ、こっちはどーでもいーんですが。
「今回のオレシニクの発射は入念に計算されたものだと複数の専門家は分析」
「大陸間弾道ミサイル(ICBM)ではなく中距離弾道ミサイルという性質上、ロシアは米国に発射を事前通告する義務はなかったが、30分前には知らせた」(ペスコフ報道官)
「その半面プーチン氏は、核弾頭搭載が可能で欧州ないし米西海岸に届くオレシニクを報復手段として選び、西側に同氏の決意をみくびるなとくぎを刺した形だ。」
やっぱ、西海岸にも届くわけだ。
「核弾頭搭載が可能」か。
やれやれ・・・。
エイタクムスとは格(核?)が違うな・・・。
(ロシアのウクライナへの弾道ミサイル攻撃は戦争の新たな時代の前兆)
https://arstechnica.com/science/2024/11/russian-ballistic-missile-attack-on-ukraine-portends-new-era-of-warfare/
「ドニプロを「オレシュニク」と名付けた弾道ミサイルで攻撃」
「これはロシア語で「ヘーゼルナッツの木」を意味する。」(本稿では、ハシバミとしている:<以下追加>参照)
「ロシアのRS-26ルベジ大陸間弾道ミサイルモデルに基づく「実験的な中距離弾道ミサイル」」(国防総省の報道官補佐サブリナ・シン氏)
「複数の弾丸が着弾したことから、このミサイルは複数の再突入体(MIRV)を使用していたことが示唆される。」
アルスは、あんま軍事関連の記事は載せないんだが、スティーブンクラークは、今回、かなり突っ込んだ記事を書いている。
「オレシュニクミサイルはPAピヴデンマシュ(旧称ユジュマシュ)が運営する工場を直撃した(ドニプロの住民による)。PAピヴデンマシュ工場はかつて旧ソ連時代のゼニットロケットのブースター段を製造しており、最近ではノースロップ・グラマン向けに米国が運用するアンタレスロケットの第一段タンクを製造していた。」
攻撃目標が、打ち上げロケットの製造工場だったからな(そういうことかあ?)。
まあ、ユニークなのはそのくらいで、後は他のメディアが報じていることと大差ない。
ロシアは、このIRBMを大量生産して、ウクライナをはじめ、欧州各国に向けてぶっ放すと脅しをかけている。
「米国が欧州で開発しているものも含め、世界中の既存の防空システムは、このようなミサイルを迎撃することができない。」(プーチン大統領)
やれやれ・・・。
「プーチン大統領の発言の中で最も恐ろしいのは、ウクライナ紛争が「世界的な規模に拡大している」と述べ、ロシアの標的に対してウクライナが使用する武器を供給している西側諸国に対してロシアがミサイルを使用する権利があると述べたことだ。」
「ロシアに対して軍事力を使うことを計画している国の支配層には、これを真剣に検討するよう勧める」
まあ、どうでもいいんですが。
特定の兵器が戦場の状況を決定的に変えるということはなかったが、ICBMやIRBMのような大量破壊兵器が繰り出されれば別だろう。
もちろん、核弾頭を複数搭載することもできる(マーブ(MIRV):オルシュニクは6発だそうです)。
たった1発の通常弾頭付きのIRBMが、ウクライナへの支援や、ウクライナ自身の戦闘行為を大きく変えるかどうかは分からない。
変わることがなければ、更なるミサイル攻撃が行われる。
ロシアは、誰にでも分かる明確なメッセージを発した。
ゼレンスキーは、エイタクムスの制限解除について「ミサイル自身が語る」と名言を吐いたが、格の違いを見せつけられた形だ(そういうことかあ?)。
興味深いのが、ロシアがこの発射を性能試験と位置付けている点だ。
つまり、メインのターゲットはウクライナじゃないぞと。
欧州全域が射程に入っているぞと、注意を喚起したことだな。
ウクライナは、貰ったミサイルは全部ぶっ放すとしているから、供与する側に対するけん制ととらえるのが正しいだろう。
米国には届かないとされているけど、サハリン辺りから発射すれば西海岸が射程に入るからな。
米国にも、このミサイルを迎撃する手段はないとされる。
「プーチン大統領は、西側諸国の防空軍は飛行中のオレシュニクミサイルを破壊する能力はないと述べたが、この主張は検証されていない。」
実際に検証されないことを祈るしかないか・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(オレシュニク(ミサイル))
https://en.wikipedia.org/wiki/Oreshnik_(missile)
「オレシュニク(ロシア語:Орешник、直訳すると 「ハシバミの木」)」
しかし、なんでハシバミなんだあ?。
(改訂新版 世界大百科事典 「はしばみ」の意味・わかりやすい解説:神話,民俗:執筆者:荒俣 宏)
https://kotobank.jp/word/%E3%81%AF%E3%81%97%E3%81%B0%E3%81%BF-2074262#5864600-body0
「ギリシア神話に語られるヘルメスの杖(つえ)(カドゥケウス)は,一説にハシバミの枝だったといわれる。これは彼がシュリンクス笛と交換にアポロンから得たもので,後世に至ってことばによる思考表現力を人間に授けた魔法の杖wandの原型とも信じられるようになった。」
「ハシバミの枝は英知の象徴とされ,中世以降は鉱脈・水脈を見つける占いdowsingや埋もれた宝の発掘にY字形をしたこの枝が用いられた。目的の場所に着けば,枝が動いたり音を発したりして知らせたという。」
「また古代ローマでは平和と幸福をもたらす木として,結婚式の夜にたくたいまつとして使われた。」
「北欧でも雷神トールの木とされ,落雷から家や墓を護ると信じられた。」
「ケルト人もこれを英知の木と考えて崇拝し,無断で切り倒せば死刑に処せられたといわれる。」
「イギリスにおいても,ハシバミで作ったくさびを3本打ち込んだ家は,絶対に火災に遭わぬという言い伝えがある。」
「花言葉は〈交歓,和解,平和〉。」
うーん、花言葉とは無縁なミサイルだな・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(「迎撃不能」のロシア新ミサイル、欧米の防空システムなら対処可能 軍事専門家)
https://www.cnn.co.jp/world/35226493.html
「各種の米国製、イスラエル製防空システムなら多弾頭ミサイルを撃ち落とすことが可能」(オスロ核プロジェクトの博士研究員ファビアン・ホフマン氏)
「イージスやイージスアショアのSM3のようなシステム、そして恐らくアロー3や高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD<サード>)なら絶対にこの種の脅威に対処可能だ」(同上)
「オレシュニクミサイルは複数の弾頭を同時発射することから「撃ち落とすには多数の迎撃兵器が必要」になり、コストが極めて高くつく。」
「迎撃する行為よりもコスト効率の方が大きな問題になる」
ミサイルがIRBMとされていることから、「高高度迎撃ミサイルシステム」で対応可能と見ているんだろうが、オレシュニクの飛行高度はせいぜい数十km程度だろう(元になっているRS-26 ルベジの性能から推定)。
(RS-26 ルベジ)
https://en.wikipedia.org/wiki/RS-26_Rubezh
「飛行高度:数十キロ」
んな、1000km以上も宇宙空間に上昇する弾道ミサイルとは異なる(概ね、速度が下がる頂点付近で迎撃されちまう)。
ただ、同程度の飛行速度(マッハ10)を持つキンジャールはパトリオットパック3で迎撃可能とされていることから、同じように低高度で飛行する極超音速ミサイルであるオレシュニクを撃墜できる可能性はある。
まあ、やってみなくちゃ分からんだろうけどな。
矛(ほこ)と楯の話だから、決着は実戦でつけることになる。
最強のミサイル対最強の迎撃システムだ(双方の宣伝活動によればな)。
まあ、どっちでもいいんですが。
指摘の通り、マーブ搭載だから、弾頭数は6倍になる。
核弾頭を個別に迎撃するということになれば、パック3弾の供給不足(値段は別としても)が懸念される。
「欧米のウクライナ支援国はこれまでのところ、オレシュニクミサイルでの攻撃に対して防御可能なシステムを供与していない。」
パック3はキエフの防空システムとして既に供与されている(3基程度?)。
プーチンに絶対の自信があるなら、実証実験としてキエフを狙う可能性もある。
もっとも、政治的リスクを伴うからな(あっさり撃ち落されちゃったりして!)。
最強の楯(迎撃システム)との直接対決が行われるかどうかはビミョーだ。
せっかく、ここまで盛り上がった最強の「迎撃不能なミサイル」を実証したという状況を、可能な限り政治利用したいに違いない。
まあ、どうでもいいんですが。
ドンパチの話は割り引いて聞く必要がある。
実際に戦場で試されなければ、本当の性能は分からない。
それが実証されるということは、それなりの犠牲を伴うことを意味する。
浮沈子的には誇れる話じゃないような気がするんだがな・・・。
<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー
(焦点:ロシアの中距離弾道弾、西側に「ウクライナから手を引け」と警告か)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/2U4746D36BNRFKEULYAZVKFEZE-2024-11-25/
「現時点では、プーチン氏が軍事施設攻撃の権利を有するとした対象国で、ウクライナにロシア領攻撃を許した西側諸国に該当するのは米国と英国だけだ。」
フランスも容認したようだがな。
(フランスも長射程兵器使用容認 ロシア領攻撃は「自衛」)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM243SA0U4A121C2000000/
「フランスのバロ外相は23日に放送された英BBC放送のインタビューで、ウクライナはフランスが供与した長射程兵器を使ってロシア領を攻撃できるとの認識を示した。」
まあいい。
「プーチン氏は米国とNATOにウクライナ支援をやめさせる手段として、核や長距離ミサイルを含めた戦略兵器への依存を高めるというシグナルを発しているのは間違いない。今勝ちつつある戦争にあえて核兵器を投入する意図があるとは思えないが、西側を大いに心配させ、トランプ氏が(ウクライナ支援から)撤退しやすくしようとしているように見える」(オバマ元米大統領の核不拡散担当特別補佐官で、現在は米国科学者連盟でグローバルリスク担当ディレクターを務めるジョン・ウォルフスタール氏:ロイター)
「ロシア国内ではプーチン氏に西側を直接攻撃するよう求める声が多い」
うーん、ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
「「オレシニク」はロシア語で「クルミ」を意味しており、1988年のブルース・ウィリス主演映画「ダイハード」のロシア語タイトルも「クレプキー・オレシニク(固いクルミ)」だった。」
いや、まあ、こっちはどーでもいーんですが。
「今回のオレシニクの発射は入念に計算されたものだと複数の専門家は分析」
「大陸間弾道ミサイル(ICBM)ではなく中距離弾道ミサイルという性質上、ロシアは米国に発射を事前通告する義務はなかったが、30分前には知らせた」(ペスコフ報道官)
「その半面プーチン氏は、核弾頭搭載が可能で欧州ないし米西海岸に届くオレシニクを報復手段として選び、西側に同氏の決意をみくびるなとくぎを刺した形だ。」
やっぱ、西海岸にも届くわけだ。
「核弾頭搭載が可能」か。
やれやれ・・・。
エイタクムスとは格(核?)が違うな・・・。
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