🐱メキシコへの道:第4章:満身創痍2024年12月09日 19:11

メキシコへの道:第4章:満身創痍
メキシコへの道:第4章:満身創痍


12月5日:マヤンブルー(ブログアップ済み)
12月6日:チャンホール
12月7日:カリンバ
12月8日:キャタピラ
12月9日:アンヘリータ(予定)

チャンホールでフィンを履かずに潜降しようとしたり(!)、カリンバで犬に吠えられて往生したり、キャタピラで耳抜きで苦労したりはしているものの、ダイビング自体に大きなトラブルはない。

器材は故障もなく機能しているし、ガスの消費も3人(ハイロさん、浮沈子、竹内さん)のうちで最も早いものの、ターンプレッシャーというよりは概ね50分を目安にゴールデンサイン(👍:ダイビング中止)を出している。

連日のダイビングで泳ぎ続けているわけだから、少しセーブしないとな・・・。

昨日のキャタピラ2本目(レッドプラネット)は、純粋にターンプレッシャーで戻った(2度の垂直降下で20mオーバーまで潜る:耳抜きヤバ!)。

サインを出したのに、ハイロさんはもう少し行こうという(事前のブリーフィングで動物の骨があるところの近くまで行っていたようです)。

まあ、若干の余裕はあったので、渋々OKして10mほど進むと、歯の骨を含む骨らしきものが散らばっている。

うーん、ガイドさんとしては、そこに案内したかった気持ちはよく分かるんだが、「絶対的戻ろうサイン」であるゴールデンサインのはずなんだがな・・・。

まあいい。

ガス量は、キッチリ3分の1残してエキジットした(プラスアルファで10バールくらいの余裕あり)。

キャタピラは、エントリーする開水面の深度が浅く(1m以下:画像参照:右から竹内さん、ガイドのハイロさん、浮沈子)、器材の脱着に逆に苦労したからな(特に外す時)。

タンク外し、フィンも脱いで、外したタンクを杖代わりにして支えないと立てなかった。

にも拘らず、外しておいたタンクを、気を利かせたつもりでフィン脱いでいる間に片付けられちまって大往生!(んなことするのは誰!?)。

やれやれ・・・。

マイナートラブルは数限りなくあり、今回のセノーテに隘路が多いこともあり(どうも竹内さんがハイロさんをそそのかしているようだ:未確認:ホテルに戻ってくると、フロントのところで2人して翻訳ソフトで密談してるからな・・・)、タンクやフィンを当てまくっているが、(まだ)でかい柱を折ったりはしていない。

セノーテの方は無事なんだが、浮沈子は身体のあちこちに問題が出ている。

カリンバや昨日のキャタピラでは、そこいら中、虫に刺されている。

右足の甲には、靴擦れが出来ていて痛い(フィンキックに支障はないんだがな)。

長時間に渡って身体を起こした姿勢をとっているので、背筋とか腰のあたりの筋肉にも痛みが来ている。

整形外科でもらった痛み止めを飲んでいるが、一向に効かない(安静にするしかない感じだ)。

が、最大の問題はどうやら風邪をひいてしまったようで、喉が痛くなり、鼻詰まりもひどい。

耳抜き自体には大きな影響はないんだが、今日の2本目(目印のアローなどがないところで、ガイドさんの記憶でジャンプした先:ルート名はレッドプラネット)の垂直降下(16m→24mに落ちる2回目の降下)では、両耳が抜けなくて途中で止まった(逆立ち状態)。

ある程度、内耳と環境圧の圧力差があるときは、しばらくすると抜けることがあるので、残圧をチェックしたりバルブが全開になっているかどうかを確認したり、セカンドステージの流量調節つまみを弄っているうちに、「チュッ!」と音がして抜けてくれた。

覚悟はしていたものの、ここで抜けないと逆立ちのまま元に戻ることになるからな(んなトレーニングはしてません!!)。

大瀬崎で竹内さんとさんざん練習していたので、ヘンタイな姿勢(逆立ち)で止まっていること自体には慣れていて、慌てることなくリラックスして耳が抜けるのを待つことが出来たことは良かった。

芸は身を助ける・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

風邪が早く治ってくれることを祈るしかない。

カリンバでは、ウエイトを9ポンドから7ポンド(左右2ポンドずつ+腰の金具の下3ポンド)だったが、アンヘリータに備えて5ポンド(金具の上2ポンド+下に3ポンド)にチャレンジした。

BCから完全に抜ききって、4mでふつーに止まれたが3mでは息を吐ききらないと止まれなかった。

5mの安全停止は余裕で出来る感じだったので、アンヘリータはこれで行く(水深が深いのでなるべく軽くしておきたいが、安全停止が出来ないとマズいからな)。

残圧は80と70だったから、ほぼほぼ3分の1ルールでギリだ。

体調の方は、のどの痛みも和らぎ、あとは鼻づまりが解消されるのを待つばかりか(ちょっと咳も出てるんですが)。

幸い、顕著な熱発はしていない(Maxで36.5度)。

浮沈子の平熱が35.3度だから、一応微熱状態。

今朝の検温では36.3度。

身体も器材の一部だからな。

大切に扱わないとな・・・。

器材といえば、浮沈子のダイビングギアには今のところなんの問題も出ていないんだが、ガイドのハイロさんのレギュレーター(ショートホース側)は、初日のマヤンブルーで交換してたし(チタン製だそうです!)、竹内さんのトランスミッターは安い電池(CR2:どこ製?)との相性が悪く、片方が水中で表示されなくなったりしていたようだ(昨日、まともな電池に交換済み)。

やれやれ・・・。

ケーブダイビングは、直接水面に浮上できないという絶対的なリスクを負っている。

また、チームで潜っているわけだから、器材のトラブルはチーム全体のリスクにもなる。

トランスミッターのバッテリーで数百円をケチってどーする!?(ちなみに、一度入れれば数年持つようです)。

今のところ、メーカーでは機械式ゲージとの併用を推奨しているが、浮沈子も含めて誰も、んなトラブルの種を増やすような真似はしていない。

そのための時間管理(セグメント管理)、タンクの浮き具合(アルミタンクですから)のチェック、3分の1ルール(環境によりますが)の厳守だからな(ほかにもいろいろ)。

万が一器材が機能しなくなっても、最低限、生きて戻ってくる方策は整えている。

それでも、使っている器材(自分の身体を含めて)を正常に作動させておくというのは最低条件だ。

浮沈子の体調不良は、その意味では重大インシデントではある(ヤバいことに、例によって食欲だけは有り余るほどあるけどな:昨日も味噌ラーメンとギョーザ完食!)。

今日のアンヘリータは、別にテクニカルダイビングではない。

30m超の潜水だけど(ガイドさんには35m程度までをオーダー)、何かあれば水面に直接浮上可能だ。

耳抜きが問題だが、リバースブロックにならなければ、潜降で潜れないことは、逆に安全弁になる(そういうことかあ?)。

うまく抜けるといいな・・・。

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