😼メキシコへの道:第4章:補遺(ラストダイブの真実)2024年12月25日 02:18

メキシコへの道:第4章:ラストダイブの真実
メキシコへの道:第4章:補遺(ラストダイブの真実)


画像はペトレル(初代)のデータをクラウドデスクトップに取り込んでコピペしたもの。

初代ペトレルはA315(エイサー)のブルートゥースとは相性が悪く(相性なのかあ?)、接続に失敗ばかりしていたけど、NECのノートパソコン(VKT-16G-5)で試してみたらあっさり繋がった。

やれやれ・・・。

ダイコン側の通信系チップの性能に依るのかもしれない(ペルディックス2は、A315でも繋がったからな)。

クラウド経由でデータの同期もできて大満足(複数のデバイスでデータを共有できるのは便利:「同期」機能で、ローカル側にダウンロードしているので、オフライン環境でもデータにアクセスできる)。

表示するダイブの絞り込みも、検索窓に「petrel」とか入れれば、その中で並べ替えをしてくれることが分かった。

まあいい。

で、ラストダイブは45分で折り返し、結構なアップストリームの中を蹴って蹴って蹴りまくって帰ってきたわけだが、グラフを見ても後半は間延びしている。

やれやれ・・・。

ガス量的には問題なく、セノーテからの退出時刻も余裕だったので、問題になるのはダイバーの脚力と心肺能力だけだ。

足が攣ったり息切れしちまって進めなくなるとヤバい。

浮沈子は3人チームの真ん中で、行きも帰りも2番手だからな。

復路は先頭を行くダイバー(竹内さん)を風よけならぬ流れよけ(?)にして、体力を温存することが出来る。

いつもは、前のダイバーとの距離が開き過ぎるとご指摘を受けるんだが、スリップストリームに入るために、喜んで詰めさせて頂いた(どーも・・・)。

まあ、どうでもいいんですが。

隘路通過と共に、今回のダイビングで見えてきた課題の一つだ。

基礎体力。

年々衰えていく身体能力を可能な限り持続し、維持し続けていくことは重要だ。

テクニカルダイビングに限らず、レクリエーショナルな低強度のダイビングにおいてもそのことは必須だ(海洋でブン流れれば、状況は同じだからな)。

完璧なストリームラインを維持できたとしても、効率的なフィンキックが出来たとしても、最後に頼りになるのはクソぢからだけだからな。

生きて帰るための、最もファンダメンタルなスキルだ。

こういうところで、フィンのストラップが切れたりするとマジヤバになる。

この状況下では、片方のフィンだけで戻ることはできないからな。

浮沈子は、今回はストラップの予備(純正)を持参したけど、水中に携行しなかった(意味ねー・・・)。

バンジーに付け替えている人もいる。

器材的には次回に向けて要検討だな。

実に、次回に繋がるダイビングで、ラストダイブに相応しいと感じる。

靴擦れの傷が癒えたら、メキシコへの道:第5章を始めよう。

いつまで続けられるかは分からないけど、挑戦を止めてしまえばそれまでだ。

無理の効かない頭と身体だから、当然、ヤバ過ぎる所はムリポだ(ガイドさんも案内してくれないだろうしな)。

ちょいヤバくらいで経験値を上げていけるのがいい。

トレーニング的には、ステージタンクの携行にチャレンジしてもいいかも知れない。

筋力や心肺能力の維持へのモチベーションにもなるしな。

とすると、BCの変更(少なくともブラダーは替えないと浮力が足りない)が課題になる。

カッコ重視でノマドレイに走るか、腹巻Xディープクラシックで妥協するかだな。

まあ、どっちでもいいんですが。

時間を置いて振り返ると、今回は少し難易度が高かった気がする。

同じところでも、もう一度行くことが出来れば、ストレスも下がるかもしれない。

隘路通過も、後半の方がプレッシャーは軽減された気もする。

しかし、トレーニングダイブを繰り返しても、実際の環境を再現することはできない。

シミュレーションはあくまでシミュレーションで、実際に現場に適用するための創意工夫や応用力が欠かせない。

洞窟潜水は、果てしないパズルを解き続ける頭脳的なダイビングだ。

頭疲れる(おまいだけじゃね?)・・・。

が、経験値が上がれば、酸素消費量少なく、最短の手順でルービックキューブを解くことが出来るに違いない。

ガイドのハイロさんの車の中にルービックキューブが置いてあったのは、ひょっとしたら偶然ではないのかもしれない・・・。