😼フル24-25:警報キター! ― 2024年12月30日 02:55
フル24-25:警報キター!
(都内のインフルエンザ、警報基準を超える)
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2024/12/26/14.html#tmp_header
「都内のインフルエンザ定点医療機関からの12月16日から12月22日(第51週)の患者報告数が40.02人となり、5年ぶりに都の警報基準を超えました。」
「定点当たり患者報告数が30.0人/週を超えた保健所は、都内31か所中20か所」
・八王子市(74.11人)
・多摩小平(63.65人)
・荒川区(62.71人)
・町田市(61.46人)
・江戸川(48.53人)
・中野区(48.10人)
・多摩府中(46.73人)
・池袋(46.13人)
・北区(40.55人)
・世田谷(39.12人)
・多摩立川(39.05人)
・南多摩(38.93人)
・練馬区(38.50人)
・墨田区(36.75人)
・大田区(36.62人)
・江東区(35.64人)
・文京(31.43人)
・台東(31.29人)
・葛飾区(30.15人)
・板橋区(30.06人)
浮沈子が棲息する大田区も、目出度く(?)警報基準を超えた。
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
東京都だけではなく、全国的にもヤバいことになっちまってる。
(インフルエンザ この時期 過去10年で最多【年末年始の対策は】)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241227/k10014680531000.html
「12月22日までに全国の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は1医療機関あたり42.66人で、この時期としては過去10年で最も多くなりました。」
▽大分県が最も多く82.64人
▽鹿児島県が65.57人
▽佐賀県が61.62人
▽千葉県が60.03人
▽福岡県が59.86人
▽愛知県が56.79人
▽山梨県が55.63人 など
やれやれ・・・。
浮沈子は、26日から29日まで沖縄にいたんだが、10.43人と全国最低(んでも、注意報級だけどな)。
昨日戻ってきたので、リスクヘッジは終わった。
まあいい。
明日からは静岡県に移動するけど、こっちは38.14人と、東京都と大差ないレベルだ。
いずれにしても、既にワクチンはうっているし、感染対策を徹底するしかない。
「インフルエンザ対策のポイント:
・こまめな手洗い、消毒
・着用が効果的な場面でのマスク着用
・休養・栄養・水分補給
・咳エチケット
・適度な室内加湿・換気
・ワクチン接種(かかりつけ医と相談)」(初出の東京都のプレスより)
正月休みにかけて、医療機関の休診で報告数が一時的に減るかもしれないけど、年明けでさらに爆増することは確実だ。
免疫強化(栄養、睡眠、適度な運動)で乗り切るしかない。
が、今日から正月3日まではフィットネスも休みだ(あれこれ言い訳せずにサボれる!)。
散歩でもして運動量を確保するしかないか・・・。
(都内のインフルエンザ、警報基準を超える)
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2024/12/26/14.html#tmp_header
「都内のインフルエンザ定点医療機関からの12月16日から12月22日(第51週)の患者報告数が40.02人となり、5年ぶりに都の警報基準を超えました。」
「定点当たり患者報告数が30.0人/週を超えた保健所は、都内31か所中20か所」
・八王子市(74.11人)
・多摩小平(63.65人)
・荒川区(62.71人)
・町田市(61.46人)
・江戸川(48.53人)
・中野区(48.10人)
・多摩府中(46.73人)
・池袋(46.13人)
・北区(40.55人)
・世田谷(39.12人)
・多摩立川(39.05人)
・南多摩(38.93人)
・練馬区(38.50人)
・墨田区(36.75人)
・大田区(36.62人)
・江東区(35.64人)
・文京(31.43人)
・台東(31.29人)
・葛飾区(30.15人)
・板橋区(30.06人)
浮沈子が棲息する大田区も、目出度く(?)警報基準を超えた。
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
東京都だけではなく、全国的にもヤバいことになっちまってる。
(インフルエンザ この時期 過去10年で最多【年末年始の対策は】)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241227/k10014680531000.html
「12月22日までに全国の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は1医療機関あたり42.66人で、この時期としては過去10年で最も多くなりました。」
▽大分県が最も多く82.64人
▽鹿児島県が65.57人
▽佐賀県が61.62人
▽千葉県が60.03人
▽福岡県が59.86人
▽愛知県が56.79人
▽山梨県が55.63人 など
やれやれ・・・。
浮沈子は、26日から29日まで沖縄にいたんだが、10.43人と全国最低(んでも、注意報級だけどな)。
昨日戻ってきたので、リスクヘッジは終わった。
まあいい。
明日からは静岡県に移動するけど、こっちは38.14人と、東京都と大差ないレベルだ。
いずれにしても、既にワクチンはうっているし、感染対策を徹底するしかない。
「インフルエンザ対策のポイント:
・こまめな手洗い、消毒
・着用が効果的な場面でのマスク着用
・休養・栄養・水分補給
・咳エチケット
・適度な室内加湿・換気
・ワクチン接種(かかりつけ医と相談)」(初出の東京都のプレスより)
正月休みにかけて、医療機関の休診で報告数が一時的に減るかもしれないけど、年明けでさらに爆増することは確実だ。
免疫強化(栄養、睡眠、適度な運動)で乗り切るしかない。
が、今日から正月3日まではフィットネスも休みだ(あれこれ言い訳せずにサボれる!)。
散歩でもして運動量を確保するしかないか・・・。
😼座間味:癒しの海 ― 2024年12月30日 04:10
座間味:癒しの海
催行1週間前に飛び入りで参加を決め、ご一緒させていただいた。
座間味は記憶では3回目だけど、今回は初めての宿とサービス(画像参照:自分へのお土産に買ったオリジナルTシャツ)。
買い物は同じ105ストアー(つーか、ここしかない!?)。
2日間、6本のダイビングだったけど、セノーテでズタズタボロボロになった心と身体を癒す海・・・。
・・・のはずだったんだが、気温水温とも低めで「寒さ」との戦いとなった。
それでも、陸上ではTシャツ短パンサンダルという浮沈子の夏の正装だったし、水中も5mm+フードベストで潜れた。
座間味周辺の内海ポイントだったけど、透視度高く、カメやサメ(浮沈子はサメは見てませんが)もちっとは出て、ちっこい生き物が見えない浮沈子も満足できた。
圧巻だったのは、枝サンゴの群生の上一面に群れていたデバスズメダイの大群。
まるで、エメラルド色の絨毯のようだ!。
その碧い絨毯の上を中性浮力でふわふわと漂う(フィンキックすると絨毯に綻びが・・・)。
生まれて初めての得難い経験だったな。
うーん、これがダイビングの真骨頂だと感じる。
セノーテの狭い隙間を潜り抜けてきた後だけに、その広々とした空間を自在に泳ぎ回る開放感がたまらない・・・。
同行のダイバーは、みんな以前にご一緒したことがある方達ばかりで、年末の慌ただしい中、短期間とはいえ癒しの海をそれぞれに堪能されていた。
ダイビングは本数じゃない。
自分の好みに合った海を、好みのスタイルで潜る。
セノーテガイドのハイロさんが洞窟を愛し、洞窟に愛されているように、浮沈子は南の島の透視度の良い暖かい海を愛し、ウクレレを弾いてくれるねーちゃん(今回もパスでしたが)を愛し、愛されていると感じる。
リゾートダイビングこそが、ダイビングの王道だ(断定的!)。
まだ、確定ではないものの、来年はモルジブとチュークを狙っている。
チュークはともかく、モルジブはダイブクルーズでのんびり潜る(たぶん)。
他のダイバーが大物追っかけたりしても、後からふわふわ付いて行こう(追いかけたりすると息切れが・・・)。
まあ、どうでもいいんですが。
ダイビングの楽しみ方は人それぞれでいい。
それぞれの楽しみ方を、それなりに追求できるのがよろしい。
「楽しまなければ!」と、力が入り過ぎては本末転倒で楽しめなくなっちまうからな。
それでも、十分に楽しむためには最低限のスキルが求められる遊びでもある。
水底から5cm浮いて、チンアナゴ見たりしなくてもいいけど・・・。
帰路は、海況の影響で座間味からの高速船が欠航となり、渡嘉敷へ渡ってタクシーで移動し、そこから出ていた別の高速船に乗って那覇の泊港に戻った(ちょっと冒険)。
ツアーだから、催行者側の手配で気楽なもんだ・・・。
楽しんだ水中の思い出だけを大切にすることが出来る。
渡船代やタクシー代は払うが、思い出はプライスレスだからな。
例によって、カメラは持たず、2眼レンズと揮発メモリー(自分の両目と記憶)だけ。
沖縄も、この時期としては気温が低かったけど、東京に戻ったら本物の冬が両手を広げて待っていた(インフルエンザの流行付きで!)。
やれやれ・・・。
まあ、明日から東伊豆でのんびりするからな。
1日の辛抱だ・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(御菓子御殿 紅いもタルトアイス)
https://www.okinawa-meiji.co.jp/products/ice/68.html
「くだいたクッキーが入ったカスタード味のアイスに、紅いも味のアイスをのせた、「紅いもタルト」風のアイス」
105ストアーの在庫を全て食べ尽くしちまった、今回のハイライト。
癖になる味と食感。
「栄養成分1個〈200ml当たり〉
・エネルギー:280kcal
・たんぱく質:3.4g
・脂質:15.1g
・炭水化物:32.6g
・食塩相当量:0.19g」
4日で2kg近く増えた体重への寄与は小さい。
「沖縄を代表するお菓子『元祖 御菓子御殿 紅いもタルト』とのコラボ商品。」
今回はバラマキ用のお土産は買わなかったが、沖縄土産の一つだそうだ。
2日目の昼飯に行ったお店は「まるみ屋」。
(まるみ屋)
https://www.vill.zamami.okinawa.jp/guidemap/detail/138/
「沖縄料理中心のレストラン。もずくチャンプルー、ジーマミ豆腐の揚げだしが美味。日替わりランチはアイスコーヒーorアイスティー付。」
浮沈子は、ランチ(ラフテー定食)のアイスコーヒー付き。
午後からの3本目に、ラフテー味のゲップが出て困った(そうだったかあ?)。
宿の高月のドリップコーヒー(袋に入っているやつ)も戴いた(1杯100円)。
自販機のコーラは赤キャップだけ。
帰りの飛行機に乗る前に空港の自販機で買った150円の琉球コーラは大失敗!。
(行ったら飲みたいご当地コーラ!沖縄・琉球コーラ編)
https://cola-fan.com/review/ryukyucola
「沖縄ボトラーズ株式会社から発売されている琉球コーラはご当地コーラ界の老舗・王道のご当地コーラといえます。」
結論から言えば、炭酸弱く(ペットボトルから直接飲みました)、甘味強く、若干のえぐみがあり、全体に薄味。
何事も経験だな・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
大海原でダイビングするというのは、少なくとも探検的要素は少ない。
ボートダイビングで、アンカー(係留ブイ)取ってガイド付きで潜る分には、リラックスして自分耳抜きのことだけ考えて潜ればいいからな。
そりゃあ、洞窟潜水だって、パーマネントラインとか、若干のジャンプやTがあったとしても、非日常的環境に身を置くというレクリエーショナルな効果という点では同じだ(リスクは多少高いけど)。
浮沈子が緊張しまくって泳いでいるのに、ガイドのハイロさんは実にリラックスして泳いでいたし、同行の竹内さんは眠くなったというからな。
やれやれ・・・。
スキルの問題なのか、経験値の問題なのか(たぶん、両方)。
座間味ツアーで潜ったところは、流れもほとんどなく、透視度も軽く30m以上あったからストレスフリーなダイビングだった。
器材も安定していたし、今回は耳抜きにも問題はなかった。
丁寧に少しずつ深度を取っていけば、無理しなくても抜けてくれた。
つーか、そういう先行の仕方が出来るポイントなわけだ。
激流で、15mの水底集合とかじゃないからな。
まあいい。
癒しの海には、それなりの理由がある。
広けりゃいいってもんでもないのだ。
水温は22度から23度で、5mm+フードベストでギリギリ許容範囲。
ボートに上がってからの方が寒さを感じる。
港からポイントまでの距離が近いので(概ね5分から10分程度)、タンク交換は港の岸壁に接岸して行う。
その間にトイレ休憩。
午前中2本潜って(朝は8時50分ピックアップ)、一度宿に帰って昼飯を食いに行き、午後2時に3本目の出港というスケジュールだった。
時間的にものんびりできて、浮沈子的にも無理のない感じ。
個人で来ることがあれば、1日2本で飯食って昼寝のパターンになることは確実だな(なんじゃく・・・)。
まったりとしたダイビングを終え、今年のダイビングを振り返ると、セノーテに明け、セノーテに暮れた年だった気がする。
3月:久米島ツアー
5月:稲取プール自主練習
6月:テックサイドマウント参加
8月:大瀬崎トレーニングダイブ(サイドマウント)
9月:久米島ツアー、大瀬崎トレーニングダイブ(サイドマウント)、本栖湖
10月:大瀬崎トレーニングダイブ(サイドマウント)、稲取合宿(2回)
11月:稲取合宿、國富チェックダイブ(2回)、ファンダメンタルズ講習参加
12月:メキシコツアー、座間味ツアー
Sプロの講習サポートや伊豆周辺のファンダイブは割愛している。
来年は、大海原で潜る。
いつでも洞窟ダイビングが出来るように準備はするけど、それがメインじゃない。
どんな年になるんだろうな・・・。
催行1週間前に飛び入りで参加を決め、ご一緒させていただいた。
座間味は記憶では3回目だけど、今回は初めての宿とサービス(画像参照:自分へのお土産に買ったオリジナルTシャツ)。
買い物は同じ105ストアー(つーか、ここしかない!?)。
2日間、6本のダイビングだったけど、セノーテでズタズタボロボロになった心と身体を癒す海・・・。
・・・のはずだったんだが、気温水温とも低めで「寒さ」との戦いとなった。
それでも、陸上ではTシャツ短パンサンダルという浮沈子の夏の正装だったし、水中も5mm+フードベストで潜れた。
座間味周辺の内海ポイントだったけど、透視度高く、カメやサメ(浮沈子はサメは見てませんが)もちっとは出て、ちっこい生き物が見えない浮沈子も満足できた。
圧巻だったのは、枝サンゴの群生の上一面に群れていたデバスズメダイの大群。
まるで、エメラルド色の絨毯のようだ!。
その碧い絨毯の上を中性浮力でふわふわと漂う(フィンキックすると絨毯に綻びが・・・)。
生まれて初めての得難い経験だったな。
うーん、これがダイビングの真骨頂だと感じる。
セノーテの狭い隙間を潜り抜けてきた後だけに、その広々とした空間を自在に泳ぎ回る開放感がたまらない・・・。
同行のダイバーは、みんな以前にご一緒したことがある方達ばかりで、年末の慌ただしい中、短期間とはいえ癒しの海をそれぞれに堪能されていた。
ダイビングは本数じゃない。
自分の好みに合った海を、好みのスタイルで潜る。
セノーテガイドのハイロさんが洞窟を愛し、洞窟に愛されているように、浮沈子は南の島の透視度の良い暖かい海を愛し、ウクレレを弾いてくれるねーちゃん(今回もパスでしたが)を愛し、愛されていると感じる。
リゾートダイビングこそが、ダイビングの王道だ(断定的!)。
まだ、確定ではないものの、来年はモルジブとチュークを狙っている。
チュークはともかく、モルジブはダイブクルーズでのんびり潜る(たぶん)。
他のダイバーが大物追っかけたりしても、後からふわふわ付いて行こう(追いかけたりすると息切れが・・・)。
まあ、どうでもいいんですが。
ダイビングの楽しみ方は人それぞれでいい。
それぞれの楽しみ方を、それなりに追求できるのがよろしい。
「楽しまなければ!」と、力が入り過ぎては本末転倒で楽しめなくなっちまうからな。
それでも、十分に楽しむためには最低限のスキルが求められる遊びでもある。
水底から5cm浮いて、チンアナゴ見たりしなくてもいいけど・・・。
帰路は、海況の影響で座間味からの高速船が欠航となり、渡嘉敷へ渡ってタクシーで移動し、そこから出ていた別の高速船に乗って那覇の泊港に戻った(ちょっと冒険)。
ツアーだから、催行者側の手配で気楽なもんだ・・・。
楽しんだ水中の思い出だけを大切にすることが出来る。
渡船代やタクシー代は払うが、思い出はプライスレスだからな。
例によって、カメラは持たず、2眼レンズと揮発メモリー(自分の両目と記憶)だけ。
沖縄も、この時期としては気温が低かったけど、東京に戻ったら本物の冬が両手を広げて待っていた(インフルエンザの流行付きで!)。
やれやれ・・・。
まあ、明日から東伊豆でのんびりするからな。
1日の辛抱だ・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(御菓子御殿 紅いもタルトアイス)
https://www.okinawa-meiji.co.jp/products/ice/68.html
「くだいたクッキーが入ったカスタード味のアイスに、紅いも味のアイスをのせた、「紅いもタルト」風のアイス」
105ストアーの在庫を全て食べ尽くしちまった、今回のハイライト。
癖になる味と食感。
「栄養成分1個〈200ml当たり〉
・エネルギー:280kcal
・たんぱく質:3.4g
・脂質:15.1g
・炭水化物:32.6g
・食塩相当量:0.19g」
4日で2kg近く増えた体重への寄与は小さい。
「沖縄を代表するお菓子『元祖 御菓子御殿 紅いもタルト』とのコラボ商品。」
今回はバラマキ用のお土産は買わなかったが、沖縄土産の一つだそうだ。
2日目の昼飯に行ったお店は「まるみ屋」。
(まるみ屋)
https://www.vill.zamami.okinawa.jp/guidemap/detail/138/
「沖縄料理中心のレストラン。もずくチャンプルー、ジーマミ豆腐の揚げだしが美味。日替わりランチはアイスコーヒーorアイスティー付。」
浮沈子は、ランチ(ラフテー定食)のアイスコーヒー付き。
午後からの3本目に、ラフテー味のゲップが出て困った(そうだったかあ?)。
宿の高月のドリップコーヒー(袋に入っているやつ)も戴いた(1杯100円)。
自販機のコーラは赤キャップだけ。
帰りの飛行機に乗る前に空港の自販機で買った150円の琉球コーラは大失敗!。
(行ったら飲みたいご当地コーラ!沖縄・琉球コーラ編)
https://cola-fan.com/review/ryukyucola
「沖縄ボトラーズ株式会社から発売されている琉球コーラはご当地コーラ界の老舗・王道のご当地コーラといえます。」
結論から言えば、炭酸弱く(ペットボトルから直接飲みました)、甘味強く、若干のえぐみがあり、全体に薄味。
何事も経験だな・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
大海原でダイビングするというのは、少なくとも探検的要素は少ない。
ボートダイビングで、アンカー(係留ブイ)取ってガイド付きで潜る分には、リラックスして自分耳抜きのことだけ考えて潜ればいいからな。
そりゃあ、洞窟潜水だって、パーマネントラインとか、若干のジャンプやTがあったとしても、非日常的環境に身を置くというレクリエーショナルな効果という点では同じだ(リスクは多少高いけど)。
浮沈子が緊張しまくって泳いでいるのに、ガイドのハイロさんは実にリラックスして泳いでいたし、同行の竹内さんは眠くなったというからな。
やれやれ・・・。
スキルの問題なのか、経験値の問題なのか(たぶん、両方)。
座間味ツアーで潜ったところは、流れもほとんどなく、透視度も軽く30m以上あったからストレスフリーなダイビングだった。
器材も安定していたし、今回は耳抜きにも問題はなかった。
丁寧に少しずつ深度を取っていけば、無理しなくても抜けてくれた。
つーか、そういう先行の仕方が出来るポイントなわけだ。
激流で、15mの水底集合とかじゃないからな。
まあいい。
癒しの海には、それなりの理由がある。
広けりゃいいってもんでもないのだ。
水温は22度から23度で、5mm+フードベストでギリギリ許容範囲。
ボートに上がってからの方が寒さを感じる。
港からポイントまでの距離が近いので(概ね5分から10分程度)、タンク交換は港の岸壁に接岸して行う。
その間にトイレ休憩。
午前中2本潜って(朝は8時50分ピックアップ)、一度宿に帰って昼飯を食いに行き、午後2時に3本目の出港というスケジュールだった。
時間的にものんびりできて、浮沈子的にも無理のない感じ。
個人で来ることがあれば、1日2本で飯食って昼寝のパターンになることは確実だな(なんじゃく・・・)。
まったりとしたダイビングを終え、今年のダイビングを振り返ると、セノーテに明け、セノーテに暮れた年だった気がする。
3月:久米島ツアー
5月:稲取プール自主練習
6月:テックサイドマウント参加
8月:大瀬崎トレーニングダイブ(サイドマウント)
9月:久米島ツアー、大瀬崎トレーニングダイブ(サイドマウント)、本栖湖
10月:大瀬崎トレーニングダイブ(サイドマウント)、稲取合宿(2回)
11月:稲取合宿、國富チェックダイブ(2回)、ファンダメンタルズ講習参加
12月:メキシコツアー、座間味ツアー
Sプロの講習サポートや伊豆周辺のファンダイブは割愛している。
来年は、大海原で潜る。
いつでも洞窟ダイビングが出来るように準備はするけど、それがメインじゃない。
どんな年になるんだろうな・・・。
😼欧州大戦争:5つのシナリオ ― 2024年12月30日 21:26
欧州大戦争:5つのシナリオ
(ウクライナメディアによる2024年の総括、状況が好転するとは思えない)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/ukrainian-media-sums-up-2024-things-arent-going-to-get-better/
➀交渉環境が整わず戦いが継続する
➁偽りの交渉環境で戦いが継続する
➂ロシアの交渉拒否を理由に支援が増加してウクライナが交渉立場が強化される
➃交渉と交渉立場を強化するため反撃が同時並行で進む
➄戦闘停止を伴う交渉によって年内に戦争が終結する
「トランプ政権がロシアに交渉を強いることを失敗して和平プロセス自体に興味を失うか、ロシアの交渉拒否やウクライナの交渉立場を強化することに無策だと最悪の結末=戦いの継続か譲歩の度合いが大きくなる。」
ロシアを交渉に引きずり出す手段としては次の3点が指摘されている。
1 原油価格の引き下げ
2 ロシア支援国への二次的制裁
3 ロシア経済に対する制裁拡大
1については、そもそもそんなことが可能なのかが疑問だ。
2については、中国に対する関税引き上げという圧力を通じて、ロシアに対する影響力を行使させるシナリオが既に公になっている。
ただし、中国がこれに呼応する可能性はまずない。
3については、実効性を伴う形でどれだけ可能かという点は見えない。
つまり、この記事に出てくる5つのシナリオにおいて、ロシアが真面目に交渉に取り組むという前提はムリポなわけだ(そうなのかあ?)。
バイデン政権下での供与兵器の使用制限を撤廃するとか、戦勝計画で謳われたトマホーク巡航ミサイルの供与などで、さらなる強力な兵器の供与で反撃能力を高めようとしても、ウクライナ軍は人的リソースの不足という「死に至る病」を抱えているため、短期的に戦線を強化して反撃に転じて戦況を逆転させ、戦場でロシアを追い詰めて交渉に引きずり出すこともできない。
「RBC Ukraineが提示したシナリオは非常に大雑把なものなので揚げ足をとっても無意味だが、1つだけ言えるのは2025年に入って武器支援が増加しても直ぐに効果は現れないという点だ。」(航空万能論ブログ管理人)
「反撃の成功は「ウクライナ軍の準備」と「ロシア軍の状況」に左右され、後者の問題で信じられないような出来事が起きるかもしれないが、戦争も4年目になると前線の強化が進みすぎて「2022年秋の奇跡」を再現できる可能性は極めて低い」
この状況を打開するための手段はただ一つ。
西側がレッドラインを大きく踏み越えて、ウクライナへの実効性のある派兵を行うことしかない。
また、限定的にせよ、西側からロシアに対して逆侵攻し、クルスクのような状況を複数展開することも必要だろう。
それらは、一見、停戦や戦争終結とは真逆に見えるかもしれないが、戦場の優劣という分かりやすい「共通言語」を発することによって、ロシアを交渉の場に引きずり出す確実な手段でもある。
もちろん、問題もある。
欧州大戦争や第3次世界大戦への引き金を引きかねないとか、ロシアの核兵器使用への口実を与えかねないとか、そもそも、そんな政治的選択が出来るのかとか、あーだとかこーだとか・・・。
しかし、西側は既にロシアが引いたレッドラインを踏み超えており、ボールはロシア側にある(そうなのかあ?)。
オレシュニク(中距離弾道ロケット)による欧州に対する核攻撃が行われていないのは、単に製造が間に合っていないだけの話だ。
欧州大戦争は既に始まっており、ウクライナ戦線に補充兵を送るかどうかという選択肢を突きつけられている状況認識が必要だ。
ロシアは、先んじて北朝鮮兵士を投入していると言われる。
規模や目的にビミョーな点はあるけど、この戦争をどう捉えるかという点では「正しい認識」に立っていると思える。
西側は、一貫してウクライナとロシアの「小競り合い」に留めようというスタンスで、支援を小出しにし、戦況をコントロールしてきた。
しかし、兵士の調達という点で、ウクライナは「死に至る病」を抱え、西側の支援で制御できなくなりつつある。
もう、この戦争を矮小化し続けることは不可能だろう。
中国は今のところ、ロシアに対する軍事支援を控えている。
が、その立場はとてもとても中立的とは言えない。
経済的にガッチリとロシアをさえ続け、戦争継続の土台を提供し続けている。
米国が経済戦争を仕掛けたからといって、ロシアとの紐帯を断ち切ることなどできはしない。
むしろ、逆に強固にするだけの話だろう。
今は裏口から行っている軍事支援を、大っぴらに始めることにも繋がりかねない。
ウクライナ戦争を終結させるためには、こうしたグローバルな構造を背景として、西側が結束して断固たる対応(姿勢じゃなく)を示すしかないのだ。
ロシアに対し、時間はおまいらの味方ではないと思い知らせるよりほかに手段はない。
その際の「共通言語」である「戦場の現実」を突きつけることが出来なければ、ウクライナは敗北し、その敗北は西側の敗北であり、ロシアの勝利は北朝鮮や中国の勝利であり、韓国や台湾の敗北にもつながる可能性が高まる(そういうことかあ?)。
えーと、イランはいろいろ配慮し過ぎて負けちゃったけどな(そうなのかあ?)。
やっぱ、核兵器持ってないと中東で覇権を確立することは不可能だと、ようやく悟ったようだ(サリバンはそれを懸念しているみたいだがな)。
(イラン、中東地域での影響力低下で核兵器追求の可能性警戒 サリバン米大統領補佐官)
https://www.sankei.com/article/20241223-5TRQZ2PYVZNZRDNSG4BZ3FFO34/
「核兵器を追求する必要があるとの声が(体制内で)高まっていても驚かない」
「正真正銘のリスク」
まあ、どうでもいいんですが。
確認しておこう。
ウクライナ戦争の本質は、中国ロシアイラン北朝鮮の枢軸国と西側との全面戦争だ。
双方とも、戦火の拡大には慎重で、事態は抑制的に推移しているが、より広範な背景を構築することに成功しているのは枢軸国側だ。
西側の結束は乱れ、政治的情勢も揺らいでいる。
表面的な戦争当事国であるウクライナは、人的リソースの不足に見舞われ、物量と広大なバックボーンを背景に攻勢を続けるロシアに対し、有効な反撃が出来ないでいる。
このままいけばジリ貧だ。
ロシアを追い詰め、向こうから停戦を持ち掛けてくる状況を作り出すことが出来なければ、ウクライナ戦線に於ける停戦はロシアに「欧州大戦争」の準備期間を与えるだけになっちまう。
2024年は、その課題を明確にしたと言える。
西側の大規模な参戦とロシア領への逆侵攻、欧州大戦争や第3次世界大戦への覚悟を示すことだけが、ロシアを追い詰め、この戦争の「真の終結」へと続く唯一の道だ(そうなのかあ?)。
ロシアから、「時間の優位性」を引っぺがし、ウクライナ側に取り戻さなければ、その状況を作り出すことはできない。
で、んなことが出来るのかと言えば、現実的にはムリポなことは浮沈子にも分かる(そんなあ!)。
逆に、ロシアは欧州に対してハイブリッド戦争を仕掛け、「ウクライナ支援どころじゃないぞ!」と揺さぶりを掛けて来ている。
(ハイブリッド攻撃拡大懸念 ロシアによるインフラ妨害工作)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/376809?rct=world
「ウクライナへの侵攻を続けるロシアが北大西洋条約機構(NATO)加盟国に対し、従来の軍事力だけでなくインフラ妨害工作やサイバー攻撃、建物放火など「ハイブリッド攻撃」を拡大させる懸念が高まっている。」
「ロシアのハイブリッド攻撃が5年前であれば全く容認できない規模にまで達している」(NATO高官のジェームズ・アパスライ氏)
具体的に指摘されているのはバルト海での妨害工作(海底ケーブルの損傷)だが、おそらく氷山の一角だろう。
目には目で、歯には歯で、ハイブリッド攻撃にはハイブリッド攻撃で対応せざるを得ないんだろうが、西側にその体制はあるんだろうか?(未確認)。
テロ攻撃を事前に防止するためには、膨大な手間暇金がかかる。
全世界からテロ攻撃の標的にされている米国に入国するためには、ダラスで延々とパスポートコントロールの列に並ばなければならなかったしな(それが理由なのかあ?)。
欧州は、ロシアやベラルーシ経由での「移民攻撃」に晒されてもいる。
民主的で寛容な政治的スタンスが、逆に仇になっている。
現実の世界では、押し込まれているのは西側で、枢軸国は絶え間なく攻勢を続けている。
2025年、浮沈子的にはウクライナ側が西側の協力(派兵含む)を取り付け、ロシアに対して大規模な反転攻勢に転じ、プーチンを追い詰めて大勝利をものにし、領土を取り戻して恒久的な和平を勝ち取ることを念じて止まない。
心情的にはそうだとしても、現実の世界でそれを実現することが不可能なことは明らかだ。
浮沈子は正義派じゃない。
ウクライナの地で、どのような統治が行われようと知ったことではない。
2025年に、ウクライナが有利な立場で停戦を迎えることはない。
敗北に等しいロシア側の停戦条件を全面的に受け入れない限り、戦闘が止むことはない。
ウクライナの敗北は西側の敗北であり、それは欧州大戦争への引き金を引くことと同じだ。
じゃあ、このまま戦闘を続ければ、ロシアはいつか限界に達し、ウクライナ戦線は安定し、自然に停戦の機運が高まるのかと言えば、そういう他力本願な見通しもない。
長期の戦闘でロシアも疲弊するだろうが、それは持続可能な範囲に留まるだろう。
今も、そしてこれからも、時間はロシアに味方し続けると見るのが妥当だ。
その状況が覆る話はどこにもない・・・。
結局は、ウクライナが相当不利な条件(敗北?)で停戦を受け入れざるを得なくなり、そのテキトーな停戦条件を破ってロシアが再侵攻するという最悪のシナリオが最も妥当ということになる。
西側がウクライナをNATOに加盟させないとしている以上、いくら時間軸を弄ってみても、恒久的安全保障の枠組み構築は不可能だ。
2025年はウクライナ停戦ではなく、欧州大戦争が表面化した年として記憶される可能性が高い。
ハイブリッド攻撃がエスカレートし、偽旗作戦が横行し、ロシアやベラルーシとの国境で新たな地域紛争が始まる・・・。
「ロシアのハイブリッド攻撃が5年前であれば全く容認できない規模にまで達している」(NATO高官のジェームズ・アパスライ氏:再掲)
欧州の関心は、最早、ウクライナから離れつつある。
いや、ウクライナでの停戦がハイブリッド攻撃のエスカレートを加速し、欧州大戦争の引き金を引くという構図が益々ハッキリしてきている。
ウクライナが少しずつ領土を失いながら、ロシアを食い止めている現状は、欧州にとって悪い状況ではないのかも知れない。
ぶっちゃけ、欧州にとってウクライナがどうなろうと知ったことではないからな(そうなのかあ?)。
戦線膠着から1年余り。
この間に失った領土は、全体から見れば僅かだ。
西側はウクライナの停戦を、本音では望んでいないのではないのか。
人的リソースをさらに投入して、国家を疲弊させ続けることを望んでいるのではないか。
ウクライナを、ロシアを弱体化させるための道具と見ているのではないか。
(ブリンケン米長官「ウクライナは18歳から軍動員を」 動員可能年齢の引き下げを要請)
https://www.sankei.com/article/20241205-IAWELMLCK5MI3DPKR6ILSKGE6U/
「より若い人々を戦闘に投入することが不可欠だ。現在、18~25歳の人々は戦闘に参加していない」
「動員は極めて重要だ。ロシアの侵略に対処するためには、資金や武器だけでなく前線に人材が必要だからだ」
「ウクライナは動員に関し、困難だが必要な決断をしなければならない」
「ウクライナは、動員年齢のさらなる引き下げによる若者の戦死者の増加や、国民の反発を招く事態を警戒しているとの観測も出ている。」
ロシアの侵略にどう対処するかを決めるのはウクライナだろう?。
将来の人口を確保し、政治体制の温存を図るというなら、支援する側はそれを尊重するべきではないのか。
一体、この戦争は誰のための戦いなのか。
何のために、誰のために戦っているのかを、もう一度ハッキリさせておく必要がありそうな気がする。
もしかすると、ウクライナの将来を本当に考えているのはプーチンだけかも知れない(そうなのかあ?)。
どーせ分割して、ポーランドやスロバキア、ルーマニア、ハンガリーと山分けし、んでもって、挙句の果てにはそれら東欧諸国毎、まるっと勢力範囲に飲み込もうとしてるわけだがな。
まあいい。
先のことは分からない。
トランプ政権がどう動くかが重要だが、事態を大きく変えることはないのではないかという気がしている。
米国が行ってきた支援の一部を、欧州が肩代わりする形で落ち着くのではないか(総体としては大して変わらず)。
形の上だけで停戦交渉が始まるかもしれないが、誰も本気で臨んではいないわけだから、成立するはずもない。
前線の状況も変わらず、ウクライナ軍はじりじりと後退を続け、領土というリソースを失い、兵士という人的リソースを失い、誰かのために戦い続ける日々が延々と続くことになる。
やれやれ・・・。
新しい年が始まっても、状況が大きく変わることはないのかもな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(クルスクにしがみつくウクライナ、東部戦線を犠牲にした価値はあったのか?)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/ukraine-clings-to-kursk-but-was-it-worth-sacrificing-the-eastern-front/
「悪化していく状況を「敵に損害を与えている」「陣地を守っている」「作戦は順調だ」と言い張るしかない立場も理解できるが、クルスクの状況は「順調だ」と言い続けた「クリンキーの状況」に似通ってきており、この占領地を失うとゼレンスキー大統領やシルスキー総司令官の立場は極めて苦しいものになるしかない。」(航空万能論ブログ管理人)
浮沈子だけじゃなく、単なる自己満足に終わると思われているクルスク侵攻。
画像は、代わりに失った東部戦線の主要地域だ(時期的には今年ほぼ1年間の喪失地域ですが)。
これを見ると、ウクライナ軍は少ないリソースで良く持ちこたえていると感じる。
ロシアは、併合したとされる4州の完全な占領を果たしていない(へルソン州とかは併合してないけど占領地域がある)。
逆に、クルスクへの侵攻を許し、未だに押し戻せていない。
公平な見方をすれば、侵略を受けているウクライナ軍は、様々な問題を抱えながら善戦している。
来年1年間くらいは、まだまだ十分に持ち堪えられるに違いない(未確認)。
西側の支援も、当面は継続するだろう(未確認!)。
ドネツク州には、まだまだウクライナ支配地域が残っているからな。
しかし、画像を見ると、ポクロフシクやディミトロフ(ミルノフラド)を横目に見ながら通り過ぎて、ドニプロペトロウシク州の州境へ向かってまっしぐらに進んでいるようにも見える(航空万能論ブログ管理人が、距離を示す矢印書いてるしな)。
実際には、要塞や軍の配置、地形や防衛拠点となる集落などによってロシア軍の侵攻速度が変わっているんだろうけど、突破して進出した地域の間にできたポケットを埋めていくというパターンが最近の流行りだ(今は、クラホベの辺りに大きなポケットが出来つつある)。
兵站に使われている道路を遮断し、集落を孤立させて占領するというのもある。
バフムトやアウディーイウカのように、大量のリソースを投じて正面突破を図るというのは、むしろ例外な感じだ。
ロシア軍の戦い方が上手くなってきたのか、あっちもリソースが不足してきたのか、時期的に占領しなければならない政治要求が少なくなってきたのか。
おそらく複数の理由なんだろうが、一定の持続可能なペースで進行が続いているとすれば、ウクライナにとっては痛い話だ。
報道などでは、1月20日のトランプ就任に合わせて攻勢を掛けているとか書かれているけど、おそらくそんなことは関係ないだろう。
侵攻速度を律しているのは、ウクライナ軍の防衛力という見方もある。
部隊のローテーションや、援軍の状況、春先では砲弾の枯渇などが後退の原因だった。
指揮官の戦術指揮のマズさが引き金を引いたと思われるケースもあるしな。
まあ、どうでもいいんですが。
ほぼ1年間のロシアの進軍状況を見ると、無理して突破している感じには見えない。
基本は塹壕戦だから、野原を戦車が突破するようなことはない。
ドローンが変えた現代の陸戦を象徴する進軍速度だ。
爆撃機などによる航空優勢はロシア側にあるけど、ウクライナ側も地対空ミサイルや敵基地攻撃などで接近阻止は行っているからな。
ウクライナ側に同等の航空戦力が整えば、戦況は変わる可能性がある。
また、弾道ミサイルで制限なくロシア側を攻撃することが出来るようになれば、ロシア国内に厭戦的な状況を作ることが出来るようになるかも知れない。
いずれもタラレバの話で、実現可能性は皆無だ。
来年も、今年と同じようなペースで侵略が続くだろう。
ドネツク州の残る主要都市や戦略拠点が次々と陥落していくニュースを読むことになるんだろう(そうなのかあ?)。
それとも、ドニプロペトロウシク州や南部戦線で戦闘が活性化するんだろうか。
ブーレダルを失い、南部戦線の兵站への圧力が低下し、そっちでドンパチが盛んになる状況は整っているからな。
日々の戦場の状況からは大きな動きは読み取れないけど、1年という時間を掛けて侵略された地域を見ると、この戦争が長期化しそうな気がしてくる。
アメーバの移動のように、じわじわと広がっていく占領地。
そのゆっくりと絶え間ない侵攻を止めることはできるんだろうか・・・。
<さらに追加:1月2日記>ーーーーーーーーーー
(ロシアのウクライナ侵攻“最も現実的なシナリオ”は「戦闘の凍結」将来的な再侵略の危険も…終わりなき戦争と2025年の展望)
https://nordot.app/1247098279868089155?c=768367547562557440
「識者の見解――4つのシナリオ」
1.戦争の長期化 ウクライナとロシアが軍事・経済的資源を削り続ける消耗戦が続く。
2.戦闘の凍結 休戦合意によって戦線が固定され、戦闘が一時的に停止する。
3.ウクライナの勝利 2022年2月23日の境界線への回復。
4.ウクライナの敗北 ロシアの降伏条件をウクライナが受け入れる。
強烈な違和感を感じたのは、やはり次のくだりだ。
「4. ウクライナの敗北
ラフ氏はプーチンが求める完全な勝利はアメリカを含む西側が許容しないだろうと指摘。」
一体、誰が誰のために戦っているのか、その目的は何なのかを確認しておくべきだろうな。
一方、こっちの意見は同感だ。
「これは単なるロシアとウクライナの間で起きている「地域紛争」という問題ではなく、今後の国際秩序や安全保障のあり方を決する重要な試金石となっている。」
この4つの選択肢は、かなりシリアスだ。
記事では、米国(トランプ政権)の介入で、一時的な停戦が実現しても、それが破られて戦闘が長期化する可能性が高いとしている(そうなのかあ?)。
2→1ということなわけだ。
3は、まあ、少なくとも向こう2000年くらいはあり得ない。
4は、確かに最悪だし、記事での指摘のように西側が許容しないだろう(従って、戦争は長期化せざるを得ない)。
こんな記事も出ている。
(【報じられない真実】3年目の新年、すでにウクライナ戦争の勝負は決している!)
https://gendai.media/articles/-/144338
「ウクライナ産業にとって重大な意味をもつ石炭鉱山が、ロシア側に占領された」
ポクロフシク炭鉱の話は、このブログでも取り上げている。
浮沈子的には、その影響は限定的と思ってるんだが、記事ではかなり深刻な捉え方をしている。
「このコークス用石炭は、鉄鉱石の精錬に使用され、鉄鋼産業にとって不可欠なものだ。もしこの炭鉱が占領されると、粗鋼生産に大打撃となるだけでなく、火力発電にも痛手となるだろう。2024年のウクライナの粗鋼生産は750万トン程度とみられているが、「ポクロフスクが失われた場合、それは200万トンから300万トンになるだろう」と推測されている。」
原料炭の調達については、企業側も先手を打って備蓄しているようだし、海外からの供給も期待できそうだが、競争力は相当棄損されるだろう。
痛手であることは間違いない。
脱走兵の話や現政権の批判は置くとして、最後のエピソードはかなりヤバい気がする。
「噂によると、彼(ドナルド・トランプ)の側近たちは最近、ウクライナはドネツク地域全体からの撤退を検討すべきだと提案したという。これは極めて曖昧(あいまい)な提案で、おそらくロシアの要求を反映したものであり、圧力の手段に過ぎない。しかし、(接触線に沿って戦争を凍結するという基本計画に反して)このような提案がなされたという事実そのものが、トランプ大統領の側近の中でゼレンスキー大統領がどのように受け止められているかを示している」(「噂によると」と前振りしているところがいかにもだな)
これがホントかどうかは分からない。
しかし、ありそうな話と思わせる所が情報戦の重要なところだからな。
ロシアを停戦交渉に誘い出す甘い罠というわけだ。
その一方で、ロシア最大の支援国である中国に対する関税障壁を武器に強面の対応で脅しにかかる。
硬軟取り混ぜての戦術なんだが、決定打にはならないだろうな。
一刻も早い停戦については、隣国のベラルーシ大統領ルカシェンコも以前示唆している。
ロシアは、ウクライナの完全従属が実現するまで攻撃の手を緩めることはない。
そして、次のターゲットが東欧諸国やバルト3国(フィンランドもかあ?)であることも変わらない。
大ロシア帝国よ再び!。
プーチンの妄想は今年も消えないだろうな・・・。
(ウクライナメディアによる2024年の総括、状況が好転するとは思えない)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/ukrainian-media-sums-up-2024-things-arent-going-to-get-better/
➀交渉環境が整わず戦いが継続する
➁偽りの交渉環境で戦いが継続する
➂ロシアの交渉拒否を理由に支援が増加してウクライナが交渉立場が強化される
➃交渉と交渉立場を強化するため反撃が同時並行で進む
➄戦闘停止を伴う交渉によって年内に戦争が終結する
「トランプ政権がロシアに交渉を強いることを失敗して和平プロセス自体に興味を失うか、ロシアの交渉拒否やウクライナの交渉立場を強化することに無策だと最悪の結末=戦いの継続か譲歩の度合いが大きくなる。」
ロシアを交渉に引きずり出す手段としては次の3点が指摘されている。
1 原油価格の引き下げ
2 ロシア支援国への二次的制裁
3 ロシア経済に対する制裁拡大
1については、そもそもそんなことが可能なのかが疑問だ。
2については、中国に対する関税引き上げという圧力を通じて、ロシアに対する影響力を行使させるシナリオが既に公になっている。
ただし、中国がこれに呼応する可能性はまずない。
3については、実効性を伴う形でどれだけ可能かという点は見えない。
つまり、この記事に出てくる5つのシナリオにおいて、ロシアが真面目に交渉に取り組むという前提はムリポなわけだ(そうなのかあ?)。
バイデン政権下での供与兵器の使用制限を撤廃するとか、戦勝計画で謳われたトマホーク巡航ミサイルの供与などで、さらなる強力な兵器の供与で反撃能力を高めようとしても、ウクライナ軍は人的リソースの不足という「死に至る病」を抱えているため、短期的に戦線を強化して反撃に転じて戦況を逆転させ、戦場でロシアを追い詰めて交渉に引きずり出すこともできない。
「RBC Ukraineが提示したシナリオは非常に大雑把なものなので揚げ足をとっても無意味だが、1つだけ言えるのは2025年に入って武器支援が増加しても直ぐに効果は現れないという点だ。」(航空万能論ブログ管理人)
「反撃の成功は「ウクライナ軍の準備」と「ロシア軍の状況」に左右され、後者の問題で信じられないような出来事が起きるかもしれないが、戦争も4年目になると前線の強化が進みすぎて「2022年秋の奇跡」を再現できる可能性は極めて低い」
この状況を打開するための手段はただ一つ。
西側がレッドラインを大きく踏み越えて、ウクライナへの実効性のある派兵を行うことしかない。
また、限定的にせよ、西側からロシアに対して逆侵攻し、クルスクのような状況を複数展開することも必要だろう。
それらは、一見、停戦や戦争終結とは真逆に見えるかもしれないが、戦場の優劣という分かりやすい「共通言語」を発することによって、ロシアを交渉の場に引きずり出す確実な手段でもある。
もちろん、問題もある。
欧州大戦争や第3次世界大戦への引き金を引きかねないとか、ロシアの核兵器使用への口実を与えかねないとか、そもそも、そんな政治的選択が出来るのかとか、あーだとかこーだとか・・・。
しかし、西側は既にロシアが引いたレッドラインを踏み超えており、ボールはロシア側にある(そうなのかあ?)。
オレシュニク(中距離弾道ロケット)による欧州に対する核攻撃が行われていないのは、単に製造が間に合っていないだけの話だ。
欧州大戦争は既に始まっており、ウクライナ戦線に補充兵を送るかどうかという選択肢を突きつけられている状況認識が必要だ。
ロシアは、先んじて北朝鮮兵士を投入していると言われる。
規模や目的にビミョーな点はあるけど、この戦争をどう捉えるかという点では「正しい認識」に立っていると思える。
西側は、一貫してウクライナとロシアの「小競り合い」に留めようというスタンスで、支援を小出しにし、戦況をコントロールしてきた。
しかし、兵士の調達という点で、ウクライナは「死に至る病」を抱え、西側の支援で制御できなくなりつつある。
もう、この戦争を矮小化し続けることは不可能だろう。
中国は今のところ、ロシアに対する軍事支援を控えている。
が、その立場はとてもとても中立的とは言えない。
経済的にガッチリとロシアをさえ続け、戦争継続の土台を提供し続けている。
米国が経済戦争を仕掛けたからといって、ロシアとの紐帯を断ち切ることなどできはしない。
むしろ、逆に強固にするだけの話だろう。
今は裏口から行っている軍事支援を、大っぴらに始めることにも繋がりかねない。
ウクライナ戦争を終結させるためには、こうしたグローバルな構造を背景として、西側が結束して断固たる対応(姿勢じゃなく)を示すしかないのだ。
ロシアに対し、時間はおまいらの味方ではないと思い知らせるよりほかに手段はない。
その際の「共通言語」である「戦場の現実」を突きつけることが出来なければ、ウクライナは敗北し、その敗北は西側の敗北であり、ロシアの勝利は北朝鮮や中国の勝利であり、韓国や台湾の敗北にもつながる可能性が高まる(そういうことかあ?)。
えーと、イランはいろいろ配慮し過ぎて負けちゃったけどな(そうなのかあ?)。
やっぱ、核兵器持ってないと中東で覇権を確立することは不可能だと、ようやく悟ったようだ(サリバンはそれを懸念しているみたいだがな)。
(イラン、中東地域での影響力低下で核兵器追求の可能性警戒 サリバン米大統領補佐官)
https://www.sankei.com/article/20241223-5TRQZ2PYVZNZRDNSG4BZ3FFO34/
「核兵器を追求する必要があるとの声が(体制内で)高まっていても驚かない」
「正真正銘のリスク」
まあ、どうでもいいんですが。
確認しておこう。
ウクライナ戦争の本質は、中国ロシアイラン北朝鮮の枢軸国と西側との全面戦争だ。
双方とも、戦火の拡大には慎重で、事態は抑制的に推移しているが、より広範な背景を構築することに成功しているのは枢軸国側だ。
西側の結束は乱れ、政治的情勢も揺らいでいる。
表面的な戦争当事国であるウクライナは、人的リソースの不足に見舞われ、物量と広大なバックボーンを背景に攻勢を続けるロシアに対し、有効な反撃が出来ないでいる。
このままいけばジリ貧だ。
ロシアを追い詰め、向こうから停戦を持ち掛けてくる状況を作り出すことが出来なければ、ウクライナ戦線に於ける停戦はロシアに「欧州大戦争」の準備期間を与えるだけになっちまう。
2024年は、その課題を明確にしたと言える。
西側の大規模な参戦とロシア領への逆侵攻、欧州大戦争や第3次世界大戦への覚悟を示すことだけが、ロシアを追い詰め、この戦争の「真の終結」へと続く唯一の道だ(そうなのかあ?)。
ロシアから、「時間の優位性」を引っぺがし、ウクライナ側に取り戻さなければ、その状況を作り出すことはできない。
で、んなことが出来るのかと言えば、現実的にはムリポなことは浮沈子にも分かる(そんなあ!)。
逆に、ロシアは欧州に対してハイブリッド戦争を仕掛け、「ウクライナ支援どころじゃないぞ!」と揺さぶりを掛けて来ている。
(ハイブリッド攻撃拡大懸念 ロシアによるインフラ妨害工作)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/376809?rct=world
「ウクライナへの侵攻を続けるロシアが北大西洋条約機構(NATO)加盟国に対し、従来の軍事力だけでなくインフラ妨害工作やサイバー攻撃、建物放火など「ハイブリッド攻撃」を拡大させる懸念が高まっている。」
「ロシアのハイブリッド攻撃が5年前であれば全く容認できない規模にまで達している」(NATO高官のジェームズ・アパスライ氏)
具体的に指摘されているのはバルト海での妨害工作(海底ケーブルの損傷)だが、おそらく氷山の一角だろう。
目には目で、歯には歯で、ハイブリッド攻撃にはハイブリッド攻撃で対応せざるを得ないんだろうが、西側にその体制はあるんだろうか?(未確認)。
テロ攻撃を事前に防止するためには、膨大な手間暇金がかかる。
全世界からテロ攻撃の標的にされている米国に入国するためには、ダラスで延々とパスポートコントロールの列に並ばなければならなかったしな(それが理由なのかあ?)。
欧州は、ロシアやベラルーシ経由での「移民攻撃」に晒されてもいる。
民主的で寛容な政治的スタンスが、逆に仇になっている。
現実の世界では、押し込まれているのは西側で、枢軸国は絶え間なく攻勢を続けている。
2025年、浮沈子的にはウクライナ側が西側の協力(派兵含む)を取り付け、ロシアに対して大規模な反転攻勢に転じ、プーチンを追い詰めて大勝利をものにし、領土を取り戻して恒久的な和平を勝ち取ることを念じて止まない。
心情的にはそうだとしても、現実の世界でそれを実現することが不可能なことは明らかだ。
浮沈子は正義派じゃない。
ウクライナの地で、どのような統治が行われようと知ったことではない。
2025年に、ウクライナが有利な立場で停戦を迎えることはない。
敗北に等しいロシア側の停戦条件を全面的に受け入れない限り、戦闘が止むことはない。
ウクライナの敗北は西側の敗北であり、それは欧州大戦争への引き金を引くことと同じだ。
じゃあ、このまま戦闘を続ければ、ロシアはいつか限界に達し、ウクライナ戦線は安定し、自然に停戦の機運が高まるのかと言えば、そういう他力本願な見通しもない。
長期の戦闘でロシアも疲弊するだろうが、それは持続可能な範囲に留まるだろう。
今も、そしてこれからも、時間はロシアに味方し続けると見るのが妥当だ。
その状況が覆る話はどこにもない・・・。
結局は、ウクライナが相当不利な条件(敗北?)で停戦を受け入れざるを得なくなり、そのテキトーな停戦条件を破ってロシアが再侵攻するという最悪のシナリオが最も妥当ということになる。
西側がウクライナをNATOに加盟させないとしている以上、いくら時間軸を弄ってみても、恒久的安全保障の枠組み構築は不可能だ。
2025年はウクライナ停戦ではなく、欧州大戦争が表面化した年として記憶される可能性が高い。
ハイブリッド攻撃がエスカレートし、偽旗作戦が横行し、ロシアやベラルーシとの国境で新たな地域紛争が始まる・・・。
「ロシアのハイブリッド攻撃が5年前であれば全く容認できない規模にまで達している」(NATO高官のジェームズ・アパスライ氏:再掲)
欧州の関心は、最早、ウクライナから離れつつある。
いや、ウクライナでの停戦がハイブリッド攻撃のエスカレートを加速し、欧州大戦争の引き金を引くという構図が益々ハッキリしてきている。
ウクライナが少しずつ領土を失いながら、ロシアを食い止めている現状は、欧州にとって悪い状況ではないのかも知れない。
ぶっちゃけ、欧州にとってウクライナがどうなろうと知ったことではないからな(そうなのかあ?)。
戦線膠着から1年余り。
この間に失った領土は、全体から見れば僅かだ。
西側はウクライナの停戦を、本音では望んでいないのではないのか。
人的リソースをさらに投入して、国家を疲弊させ続けることを望んでいるのではないか。
ウクライナを、ロシアを弱体化させるための道具と見ているのではないか。
(ブリンケン米長官「ウクライナは18歳から軍動員を」 動員可能年齢の引き下げを要請)
https://www.sankei.com/article/20241205-IAWELMLCK5MI3DPKR6ILSKGE6U/
「より若い人々を戦闘に投入することが不可欠だ。現在、18~25歳の人々は戦闘に参加していない」
「動員は極めて重要だ。ロシアの侵略に対処するためには、資金や武器だけでなく前線に人材が必要だからだ」
「ウクライナは動員に関し、困難だが必要な決断をしなければならない」
「ウクライナは、動員年齢のさらなる引き下げによる若者の戦死者の増加や、国民の反発を招く事態を警戒しているとの観測も出ている。」
ロシアの侵略にどう対処するかを決めるのはウクライナだろう?。
将来の人口を確保し、政治体制の温存を図るというなら、支援する側はそれを尊重するべきではないのか。
一体、この戦争は誰のための戦いなのか。
何のために、誰のために戦っているのかを、もう一度ハッキリさせておく必要がありそうな気がする。
もしかすると、ウクライナの将来を本当に考えているのはプーチンだけかも知れない(そうなのかあ?)。
どーせ分割して、ポーランドやスロバキア、ルーマニア、ハンガリーと山分けし、んでもって、挙句の果てにはそれら東欧諸国毎、まるっと勢力範囲に飲み込もうとしてるわけだがな。
まあいい。
先のことは分からない。
トランプ政権がどう動くかが重要だが、事態を大きく変えることはないのではないかという気がしている。
米国が行ってきた支援の一部を、欧州が肩代わりする形で落ち着くのではないか(総体としては大して変わらず)。
形の上だけで停戦交渉が始まるかもしれないが、誰も本気で臨んではいないわけだから、成立するはずもない。
前線の状況も変わらず、ウクライナ軍はじりじりと後退を続け、領土というリソースを失い、兵士という人的リソースを失い、誰かのために戦い続ける日々が延々と続くことになる。
やれやれ・・・。
新しい年が始まっても、状況が大きく変わることはないのかもな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(クルスクにしがみつくウクライナ、東部戦線を犠牲にした価値はあったのか?)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/ukraine-clings-to-kursk-but-was-it-worth-sacrificing-the-eastern-front/
「悪化していく状況を「敵に損害を与えている」「陣地を守っている」「作戦は順調だ」と言い張るしかない立場も理解できるが、クルスクの状況は「順調だ」と言い続けた「クリンキーの状況」に似通ってきており、この占領地を失うとゼレンスキー大統領やシルスキー総司令官の立場は極めて苦しいものになるしかない。」(航空万能論ブログ管理人)
浮沈子だけじゃなく、単なる自己満足に終わると思われているクルスク侵攻。
画像は、代わりに失った東部戦線の主要地域だ(時期的には今年ほぼ1年間の喪失地域ですが)。
これを見ると、ウクライナ軍は少ないリソースで良く持ちこたえていると感じる。
ロシアは、併合したとされる4州の完全な占領を果たしていない(へルソン州とかは併合してないけど占領地域がある)。
逆に、クルスクへの侵攻を許し、未だに押し戻せていない。
公平な見方をすれば、侵略を受けているウクライナ軍は、様々な問題を抱えながら善戦している。
来年1年間くらいは、まだまだ十分に持ち堪えられるに違いない(未確認)。
西側の支援も、当面は継続するだろう(未確認!)。
ドネツク州には、まだまだウクライナ支配地域が残っているからな。
しかし、画像を見ると、ポクロフシクやディミトロフ(ミルノフラド)を横目に見ながら通り過ぎて、ドニプロペトロウシク州の州境へ向かってまっしぐらに進んでいるようにも見える(航空万能論ブログ管理人が、距離を示す矢印書いてるしな)。
実際には、要塞や軍の配置、地形や防衛拠点となる集落などによってロシア軍の侵攻速度が変わっているんだろうけど、突破して進出した地域の間にできたポケットを埋めていくというパターンが最近の流行りだ(今は、クラホベの辺りに大きなポケットが出来つつある)。
兵站に使われている道路を遮断し、集落を孤立させて占領するというのもある。
バフムトやアウディーイウカのように、大量のリソースを投じて正面突破を図るというのは、むしろ例外な感じだ。
ロシア軍の戦い方が上手くなってきたのか、あっちもリソースが不足してきたのか、時期的に占領しなければならない政治要求が少なくなってきたのか。
おそらく複数の理由なんだろうが、一定の持続可能なペースで進行が続いているとすれば、ウクライナにとっては痛い話だ。
報道などでは、1月20日のトランプ就任に合わせて攻勢を掛けているとか書かれているけど、おそらくそんなことは関係ないだろう。
侵攻速度を律しているのは、ウクライナ軍の防衛力という見方もある。
部隊のローテーションや、援軍の状況、春先では砲弾の枯渇などが後退の原因だった。
指揮官の戦術指揮のマズさが引き金を引いたと思われるケースもあるしな。
まあ、どうでもいいんですが。
ほぼ1年間のロシアの進軍状況を見ると、無理して突破している感じには見えない。
基本は塹壕戦だから、野原を戦車が突破するようなことはない。
ドローンが変えた現代の陸戦を象徴する進軍速度だ。
爆撃機などによる航空優勢はロシア側にあるけど、ウクライナ側も地対空ミサイルや敵基地攻撃などで接近阻止は行っているからな。
ウクライナ側に同等の航空戦力が整えば、戦況は変わる可能性がある。
また、弾道ミサイルで制限なくロシア側を攻撃することが出来るようになれば、ロシア国内に厭戦的な状況を作ることが出来るようになるかも知れない。
いずれもタラレバの話で、実現可能性は皆無だ。
来年も、今年と同じようなペースで侵略が続くだろう。
ドネツク州の残る主要都市や戦略拠点が次々と陥落していくニュースを読むことになるんだろう(そうなのかあ?)。
それとも、ドニプロペトロウシク州や南部戦線で戦闘が活性化するんだろうか。
ブーレダルを失い、南部戦線の兵站への圧力が低下し、そっちでドンパチが盛んになる状況は整っているからな。
日々の戦場の状況からは大きな動きは読み取れないけど、1年という時間を掛けて侵略された地域を見ると、この戦争が長期化しそうな気がしてくる。
アメーバの移動のように、じわじわと広がっていく占領地。
そのゆっくりと絶え間ない侵攻を止めることはできるんだろうか・・・。
<さらに追加:1月2日記>ーーーーーーーーーー
(ロシアのウクライナ侵攻“最も現実的なシナリオ”は「戦闘の凍結」将来的な再侵略の危険も…終わりなき戦争と2025年の展望)
https://nordot.app/1247098279868089155?c=768367547562557440
「識者の見解――4つのシナリオ」
1.戦争の長期化 ウクライナとロシアが軍事・経済的資源を削り続ける消耗戦が続く。
2.戦闘の凍結 休戦合意によって戦線が固定され、戦闘が一時的に停止する。
3.ウクライナの勝利 2022年2月23日の境界線への回復。
4.ウクライナの敗北 ロシアの降伏条件をウクライナが受け入れる。
強烈な違和感を感じたのは、やはり次のくだりだ。
「4. ウクライナの敗北
ラフ氏はプーチンが求める完全な勝利はアメリカを含む西側が許容しないだろうと指摘。」
一体、誰が誰のために戦っているのか、その目的は何なのかを確認しておくべきだろうな。
一方、こっちの意見は同感だ。
「これは単なるロシアとウクライナの間で起きている「地域紛争」という問題ではなく、今後の国際秩序や安全保障のあり方を決する重要な試金石となっている。」
この4つの選択肢は、かなりシリアスだ。
記事では、米国(トランプ政権)の介入で、一時的な停戦が実現しても、それが破られて戦闘が長期化する可能性が高いとしている(そうなのかあ?)。
2→1ということなわけだ。
3は、まあ、少なくとも向こう2000年くらいはあり得ない。
4は、確かに最悪だし、記事での指摘のように西側が許容しないだろう(従って、戦争は長期化せざるを得ない)。
こんな記事も出ている。
(【報じられない真実】3年目の新年、すでにウクライナ戦争の勝負は決している!)
https://gendai.media/articles/-/144338
「ウクライナ産業にとって重大な意味をもつ石炭鉱山が、ロシア側に占領された」
ポクロフシク炭鉱の話は、このブログでも取り上げている。
浮沈子的には、その影響は限定的と思ってるんだが、記事ではかなり深刻な捉え方をしている。
「このコークス用石炭は、鉄鉱石の精錬に使用され、鉄鋼産業にとって不可欠なものだ。もしこの炭鉱が占領されると、粗鋼生産に大打撃となるだけでなく、火力発電にも痛手となるだろう。2024年のウクライナの粗鋼生産は750万トン程度とみられているが、「ポクロフスクが失われた場合、それは200万トンから300万トンになるだろう」と推測されている。」
原料炭の調達については、企業側も先手を打って備蓄しているようだし、海外からの供給も期待できそうだが、競争力は相当棄損されるだろう。
痛手であることは間違いない。
脱走兵の話や現政権の批判は置くとして、最後のエピソードはかなりヤバい気がする。
「噂によると、彼(ドナルド・トランプ)の側近たちは最近、ウクライナはドネツク地域全体からの撤退を検討すべきだと提案したという。これは極めて曖昧(あいまい)な提案で、おそらくロシアの要求を反映したものであり、圧力の手段に過ぎない。しかし、(接触線に沿って戦争を凍結するという基本計画に反して)このような提案がなされたという事実そのものが、トランプ大統領の側近の中でゼレンスキー大統領がどのように受け止められているかを示している」(「噂によると」と前振りしているところがいかにもだな)
これがホントかどうかは分からない。
しかし、ありそうな話と思わせる所が情報戦の重要なところだからな。
ロシアを停戦交渉に誘い出す甘い罠というわけだ。
その一方で、ロシア最大の支援国である中国に対する関税障壁を武器に強面の対応で脅しにかかる。
硬軟取り混ぜての戦術なんだが、決定打にはならないだろうな。
一刻も早い停戦については、隣国のベラルーシ大統領ルカシェンコも以前示唆している。
ロシアは、ウクライナの完全従属が実現するまで攻撃の手を緩めることはない。
そして、次のターゲットが東欧諸国やバルト3国(フィンランドもかあ?)であることも変わらない。
大ロシア帝国よ再び!。
プーチンの妄想は今年も消えないだろうな・・・。
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