🐱メキシコへの道:第4章:カラベラ ― 2024年12月11日 10:45
メキシコへの道:第4章:カラベラ
3年ぶりのカラベラ。
忘れもしないフルケーブ講習の下見に、単身メキシコに乗り込んで潜ったセノーテの一つ。
もちろん、ヒデさんのガイドでカバーンラインだけだったが、今回はケーブラインを潜る。
講習でも使う予定だったが、水が悪くなった(透視度が落ちた)ことで、結局は使わなかったけど。
当時は、こんな日が来ることなど想像もしなかったな・・・。
まあいい。
入り口で一人500ペソの入場料を払う(高っ!)。
施設は3年前と様変わりして立派になっている。
トイレの床は真っ白な大理石だ!!!!(おったまげたな・・・)。
屋根付きのステージが隣に在って、さながらイベント会場のようだ(トイレは、それの付属品です)。
が、それ以外はほぼ同じ感じ。
開水面に飛び込むところも、木製のラダーも、タンクを吊り下げるロープも(少なくとも色は)同じだ。
懐かしさがこみあげてくる(じーん・・・)。
ハイロさんも5年ぶりだそうだ。
2本目のエキジットの際に、カバーンラインを横切って浮上したんだが、黄色いラインは見るも無残に表皮が剥けてしまって中の白いコードがむき出しになり、それも何本か切れている。
やれやれ・・・。
ひょっとすると、浮沈子が潜って以来、だれも来ていないんじゃないかと思うほどだ。
まあいい。
Tやジャンプを繰り返して奥へと進む。
エントリーで耳抜きで苦労するも、一度抜けてしまえば何とかなるさ・・・(←甘かったな!)。
1本目はタンニンの層が顕著な場所に案内された。
深度変化が激しく(レッドプラネットほどではないにしても)、やはり耳抜きには苦労した。
タンニンカラーを満喫した先のところでターンプレッシャーになる。
エキジットの際には、左耳がリバースブロックになり、一度3mのラダー下まで潜りなおした(ゆっくり抜けてくるまで5分ほどラダーにつかまりながら待った)。
2本目はハロックラインが美しいといわれる定番のコース。
カバーンラインからではなく、長いプライマリーでのアクセスで、ケーブラインに直付けする(ハイロさんの話では、12分ほど節約できるんだそうです)。
2本目のエントリーも左耳が抜けなかったが、思い切って水面まで戻った瞬間にあっけなく抜けた(いつもは右耳で苦労するのにな・・・)。
やれやれ・・・。
狭いところを2か所ほど通り抜けるも、タンクを外すことなく、比較的あっさりと通り抜けた。
こっちも深度変化があったが、1本目よりは耳抜きで苦労することはなかった。
身体を真横にしたりするのは、もう慣れた。
別に、それは目的ではなく、その奥に進むための単なる手段に過ぎない。
が、目の前に出てきた隘路をどうやって攻略しようかと考えながら責めるのも、楽しいといえば楽しいかも。
夕食の時に竹内さんと話したんだが、浮沈子にとってのケーブダイビングは、景色を眺めて楽しむというより、目の前の隘路を通り抜けるゲームとしての楽しさに尽きるような気がする。
このラインを引いたダイバーは、いったい何考えてるんだ!、などと心の中でぼやきながら、しかたねーなと諦めつつ、ガイドさんの真似をしたり、自分でアレンジしながら通り抜ける。
タンクやフィンを当てずにクリア出来たら500点だ!!!!!。
何回当てたことやら・・・。
まあいい。
激突して鍾乳石を折ったりはしていない(たぶん)。
コツンとタンクの後ろを当てるか、フィン先が触れてしまう程度だ。
その回数も、日を追って少なくなってきている(ホントかあ?)。
明日はコンチャで潜る予定。
帰るまでに、どこも当てずにオールクリア出来たらいいな・・・。
3年ぶりのカラベラ。
忘れもしないフルケーブ講習の下見に、単身メキシコに乗り込んで潜ったセノーテの一つ。
もちろん、ヒデさんのガイドでカバーンラインだけだったが、今回はケーブラインを潜る。
講習でも使う予定だったが、水が悪くなった(透視度が落ちた)ことで、結局は使わなかったけど。
当時は、こんな日が来ることなど想像もしなかったな・・・。
まあいい。
入り口で一人500ペソの入場料を払う(高っ!)。
施設は3年前と様変わりして立派になっている。
トイレの床は真っ白な大理石だ!!!!(おったまげたな・・・)。
屋根付きのステージが隣に在って、さながらイベント会場のようだ(トイレは、それの付属品です)。
が、それ以外はほぼ同じ感じ。
開水面に飛び込むところも、木製のラダーも、タンクを吊り下げるロープも(少なくとも色は)同じだ。
懐かしさがこみあげてくる(じーん・・・)。
ハイロさんも5年ぶりだそうだ。
2本目のエキジットの際に、カバーンラインを横切って浮上したんだが、黄色いラインは見るも無残に表皮が剥けてしまって中の白いコードがむき出しになり、それも何本か切れている。
やれやれ・・・。
ひょっとすると、浮沈子が潜って以来、だれも来ていないんじゃないかと思うほどだ。
まあいい。
Tやジャンプを繰り返して奥へと進む。
エントリーで耳抜きで苦労するも、一度抜けてしまえば何とかなるさ・・・(←甘かったな!)。
1本目はタンニンの層が顕著な場所に案内された。
深度変化が激しく(レッドプラネットほどではないにしても)、やはり耳抜きには苦労した。
タンニンカラーを満喫した先のところでターンプレッシャーになる。
エキジットの際には、左耳がリバースブロックになり、一度3mのラダー下まで潜りなおした(ゆっくり抜けてくるまで5分ほどラダーにつかまりながら待った)。
2本目はハロックラインが美しいといわれる定番のコース。
カバーンラインからではなく、長いプライマリーでのアクセスで、ケーブラインに直付けする(ハイロさんの話では、12分ほど節約できるんだそうです)。
2本目のエントリーも左耳が抜けなかったが、思い切って水面まで戻った瞬間にあっけなく抜けた(いつもは右耳で苦労するのにな・・・)。
やれやれ・・・。
狭いところを2か所ほど通り抜けるも、タンクを外すことなく、比較的あっさりと通り抜けた。
こっちも深度変化があったが、1本目よりは耳抜きで苦労することはなかった。
身体を真横にしたりするのは、もう慣れた。
別に、それは目的ではなく、その奥に進むための単なる手段に過ぎない。
が、目の前に出てきた隘路をどうやって攻略しようかと考えながら責めるのも、楽しいといえば楽しいかも。
夕食の時に竹内さんと話したんだが、浮沈子にとってのケーブダイビングは、景色を眺めて楽しむというより、目の前の隘路を通り抜けるゲームとしての楽しさに尽きるような気がする。
このラインを引いたダイバーは、いったい何考えてるんだ!、などと心の中でぼやきながら、しかたねーなと諦めつつ、ガイドさんの真似をしたり、自分でアレンジしながら通り抜ける。
タンクやフィンを当てずにクリア出来たら500点だ!!!!!。
何回当てたことやら・・・。
まあいい。
激突して鍾乳石を折ったりはしていない(たぶん)。
コツンとタンクの後ろを当てるか、フィン先が触れてしまう程度だ。
その回数も、日を追って少なくなってきている(ホントかあ?)。
明日はコンチャで潜る予定。
帰るまでに、どこも当てずにオールクリア出来たらいいな・・・。
🐱メキシコへの道:第4章:コンチャ ― 2024年12月12日 08:12
メキシコへの道:第4章:コンチャ
10日間の連続ダイブも中日を過ぎ、7日目になった。
ノホッチナチッチの奥、昨年松永さんのガイドで潜った際のなんとかいうセノーテの隣のコンチャというところで潜った(昨年のセノーテとは繋がっているそうです)。
エントリーのイメージまで似ている。
今日は、2本とも特段のトラブルはなく、骨を2か所で見た程度か(1本目)。
タンクとフィンの接触は20回くらいか(もっと多くね?)。
切り捨てだな・・・。
左のタンクが重く、そいつがカンカン当たる(特に2本目)。
まあいい(良かあないです!)。
浮沈子のポジションの問題もある。
全体的にボトムからの距離が近い。
ガイドのハイロさんは、セオリー通りラインの1m上辺りを泳いでいる。
浮沈子もなるべく深度を合わせようとするんだが、いつの間にか落ちている。
癖なのか、修行が足りないのか(多分両方)。
2本目は、今回の一連のダイビングで、ガイドのハイロさんが初めてゴールデンサイン👍を出した(ビックリです!)。
浮沈子のガス量にはまだ余裕があり、エキジットの際も(3分の1ルールの計画残圧に加えて)20バール以上残っていたから、1.5倍以上は持つ感じのガイドさんがガス量でターンしたわけではないのは確かだ。
一応の目安にしている50分の時間にも達していなかったしな。
帰りの車の中で聞いてみたら、寒かったからと言っていた。
確かにペラペラになったガイドさんのウェットスーツ(こういうのは万国共通ですな)では、防寒が十分とは言えないだろう。
が、しかし、それは真実ではない気がする(未確認)。
プレブリーフィングの際、2つ目のTを曲がった後に、ダウンストリーム(進行方向への流れ)があり、帰りは逆潮(つーのかあ?:逆方向ではアップストリーム)になるため、それを考慮してガイディングの安全性を織り込んでターンしたに決まっている(そうなのかあ?)。
浮沈子も、そろそろサインを出そうと身構えていたからな(読まれたかあ?)。
が、考えてみれば、浮沈子の判断が遅過ぎたということでもある。
もちろん、帰りにその分時間がかかったり、ガスの消費量が増えることは認識しているし、10バール程度は早めに切り上げようと思ってたんだがな。
ダウンストリームの流れの強さ、それが疲労が蓄積しているダイビングの終了近くに訪れるという環境の読みが足りなかったわけだ。
アウェアネスは、動的なもんだからな。
振り返ってみれば、今日はガイドさんとの距離を開け過ぎたかもしれない。
タンクを当てたりしないように、隘路は慎重に進んだからな。
そういうところに、まだまだ問題を抱えているわけだ。
やれやれ・・・。
が、耳抜きも何とかクリアできたし(エントリー時に水面まで戻る必要はありませんでした)、動物の骨(1か所はマンモスだそうです)も見ることができて大満足!!(←2本分)。
体温は、朝の検温では35.5度と平熱だったが、帰ってきて計ったら36.4度に上がっていた。
やれやれ・・・。
速攻で解熱鎮痛剤を飲み、35.8度まで下がったところでブログを書いている。
昨夜遅くから雷を伴う雨模様で、夕食は近間のレストランに行くことに。
戻ったら、モンスタードリンクとコーヒーと2.5リットルのコーラを仕入れておかないとな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
夕食に出る時、雨がやんでいたのでオクソのそばの屋台で、タコス10枚食った(食い過ぎ!!!!!!!!!!←10枚)。
5枚セットのやつを、2軒はしごした(アラチェラ5枚とフツーのチーズ入り5枚:チーズ入りはやや高いがお勧めだな)。
コンビニではV8も買った。
明日はギャラクシアンというセノーテで潜る予定(一人400ペソもふんだくるそうです)。
どんなとこだろうな(竹内さんも初めてだそうです)・・・。
10日間の連続ダイブも中日を過ぎ、7日目になった。
ノホッチナチッチの奥、昨年松永さんのガイドで潜った際のなんとかいうセノーテの隣のコンチャというところで潜った(昨年のセノーテとは繋がっているそうです)。
エントリーのイメージまで似ている。
今日は、2本とも特段のトラブルはなく、骨を2か所で見た程度か(1本目)。
タンクとフィンの接触は20回くらいか(もっと多くね?)。
切り捨てだな・・・。
左のタンクが重く、そいつがカンカン当たる(特に2本目)。
まあいい(良かあないです!)。
浮沈子のポジションの問題もある。
全体的にボトムからの距離が近い。
ガイドのハイロさんは、セオリー通りラインの1m上辺りを泳いでいる。
浮沈子もなるべく深度を合わせようとするんだが、いつの間にか落ちている。
癖なのか、修行が足りないのか(多分両方)。
2本目は、今回の一連のダイビングで、ガイドのハイロさんが初めてゴールデンサイン👍を出した(ビックリです!)。
浮沈子のガス量にはまだ余裕があり、エキジットの際も(3分の1ルールの計画残圧に加えて)20バール以上残っていたから、1.5倍以上は持つ感じのガイドさんがガス量でターンしたわけではないのは確かだ。
一応の目安にしている50分の時間にも達していなかったしな。
帰りの車の中で聞いてみたら、寒かったからと言っていた。
確かにペラペラになったガイドさんのウェットスーツ(こういうのは万国共通ですな)では、防寒が十分とは言えないだろう。
が、しかし、それは真実ではない気がする(未確認)。
プレブリーフィングの際、2つ目のTを曲がった後に、ダウンストリーム(進行方向への流れ)があり、帰りは逆潮(つーのかあ?:逆方向ではアップストリーム)になるため、それを考慮してガイディングの安全性を織り込んでターンしたに決まっている(そうなのかあ?)。
浮沈子も、そろそろサインを出そうと身構えていたからな(読まれたかあ?)。
が、考えてみれば、浮沈子の判断が遅過ぎたということでもある。
もちろん、帰りにその分時間がかかったり、ガスの消費量が増えることは認識しているし、10バール程度は早めに切り上げようと思ってたんだがな。
ダウンストリームの流れの強さ、それが疲労が蓄積しているダイビングの終了近くに訪れるという環境の読みが足りなかったわけだ。
アウェアネスは、動的なもんだからな。
振り返ってみれば、今日はガイドさんとの距離を開け過ぎたかもしれない。
タンクを当てたりしないように、隘路は慎重に進んだからな。
そういうところに、まだまだ問題を抱えているわけだ。
やれやれ・・・。
が、耳抜きも何とかクリアできたし(エントリー時に水面まで戻る必要はありませんでした)、動物の骨(1か所はマンモスだそうです)も見ることができて大満足!!(←2本分)。
体温は、朝の検温では35.5度と平熱だったが、帰ってきて計ったら36.4度に上がっていた。
やれやれ・・・。
速攻で解熱鎮痛剤を飲み、35.8度まで下がったところでブログを書いている。
昨夜遅くから雷を伴う雨模様で、夕食は近間のレストランに行くことに。
戻ったら、モンスタードリンクとコーヒーと2.5リットルのコーラを仕入れておかないとな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
夕食に出る時、雨がやんでいたのでオクソのそばの屋台で、タコス10枚食った(食い過ぎ!!!!!!!!!!←10枚)。
5枚セットのやつを、2軒はしごした(アラチェラ5枚とフツーのチーズ入り5枚:チーズ入りはやや高いがお勧めだな)。
コンビニではV8も買った。
明日はギャラクシアンというセノーテで潜る予定(一人400ペソもふんだくるそうです)。
どんなとこだろうな(竹内さんも初めてだそうです)・・・。
🐱メキシコへの道:第4章:ギャラクシアン ― 2024年12月13日 18:55
メキシコへの道:第4章:ギャラクシアン
浮沈子に山登りの趣味はない。
もう何年も行ってないけど、東京にある高尾山ですらケーブルカーで登る(なんじゃく・・・)。
増して洞窟の中を歩いたり、更には登ったり下ったりすることなどは「もっての外」なわけだ(ケービングというらしいです)。
トゥルム国際空港(正式にはフェリペ・カリジョ・プエルト国際空港)へのアクセス道路のチョイ先、現地名で「Santuario de Cenotes」の中にあるギャラクシアンというセノーテに潜る。
水中は、まあ、どこも同じといえば同じような光景が広がっているんだが(広がってないところの方が多いですが)、このセノーテのポイントは何といっても水面までのアクセスにある(そこかあ?)。
地上から見ると5mほど下の方に小さな露天風呂程度の開水面が、かろうじて見える。
そこまではロープが垂れていて、それにつかまりながら足場に気を付けながら降りていくわけだ。
本格的なケービングを嗜む方から見れば、笑っちゃう程度の距離と高低差だが、フィットネスに行く時でさえなるべく階段を使わず(!)、エスカレーターがあれば列に並んでもそっちを選ぶ浮沈子にとっては大冒険だ(何のためにフィットネスしてるんだか・・・)。
タンク以外の装備を身に着け、フィンは予め途中に置いてもらい、少しずつ下って行ったんだが、1本目のエントリーの際、足が滑って左わき腹を岩にしこたま強打した。
ろっ骨が折れたかもしれない(未確認:折ったことないのでテキトーです)。
少なくとも、左わき腹の筋肉痛は半端ない。
ダイビングに問題はなかったし、2本目もフツーに行けたので大したことはないだろう。
帰国して、暮れの整形外科の診察の際にレントゲンを撮ってもらおう。
2本目では、エアドームになっているところを通り抜け(顔出して「あー」とか声を出すのは、フルケーブダイビングではやらないようです!)、ガイドのハイロさんも初めて行くというエリアを進み、50分余りで引き返した。
水深は概ね6~9mくらいでガスが減らない(残圧130弱くらい)。
ターンプレッシャーまで潜ってたら大変なことになっちまう(3時間ダイブ?)。
概ね100分前後でエキジットするようにしているからな(体力的な問題)。
今回は、エキジットした後の「登山」の問題もあるし。
四つん這いになり、天井にヘルメットをガツンガツンと当てながら、泥だらけになって穴の外に出る(ヘルメットにライトホルダー以外の用途があったわだ:頭部保護が本来?)。
やれやれ・・・。
2本潜って、上がってきたときにはヘロヘロだ。
まあいい。
それを覚悟で潜りに来ている。
今日は、ロングホース側のレギュレーターにトラブルが出た。
車の脇で器材を組んでバルブを開けると、景気よくエア漏れする。
竹内さんに見てもらったら、ファーストステージのねじのところにあるOリングが切れていた。
予備のレギュレーター(エイペックス:スイベル付き)に交換し、帰国後に修理することに。
やれやれ・・・。
左側のリングバンジーにもトラブルが出る。
ハーネスに巻いているバンジー(ハーネスを着る際に、バルブを吊っているバンジーがどっかに行かないようにしているだけ)が切れてなくなっていた。
やれやれ・・・。
予備のバンジーは持ってきているので、コンビニでライターを買って(16ペソ:120円くらい)、末端処理して修理する。
いろいろ体験できることは嬉しいんだが、体がもたない。
熱は下がっていて、昨日から35度台(ほぼ平熱)になった(今朝は少し高い:36.0度)。
数日間、ダイビングから帰ってくると解熱剤(消炎鎮痛剤)を飲んでいたんだが(ダイビング前はさすがに飲む気にはならない)、昨日はダイビング後も飲まなかった。
左わき腹の痛みも和らいできたので、痛み止めとしての服用も避ける。
のどの痛みは完全になくなり、風邪症状はほぼ消失した(咳は若干残ってますが)。
やれやれ・・・。
耳抜きも、まあまあスムーズになってきた(昨日はエントリーエキジットの山登りで、うっ血してしまって抜けづらかったけど)。
明日はモンキーダストというところに行くそうだ(訂正:予定が変わってドギーというところになりました:モンキーダストは明後日の最終日予定)。
残すところ、あと2日(ダイビング日程)。
虫刺され、靴擦れ、打撲(骨折?)、全身の筋肉痛、エトセエトセで満身創痍だが、潜る意欲は十分にある。
気力だけで潜っている。
もちろん、タンク運びのポーターさんはじめ、ガイドのハイロさん、同行の竹内さんの助けがなければ1mmも潜れんけどな・・・。
浮沈子に山登りの趣味はない。
もう何年も行ってないけど、東京にある高尾山ですらケーブルカーで登る(なんじゃく・・・)。
増して洞窟の中を歩いたり、更には登ったり下ったりすることなどは「もっての外」なわけだ(ケービングというらしいです)。
トゥルム国際空港(正式にはフェリペ・カリジョ・プエルト国際空港)へのアクセス道路のチョイ先、現地名で「Santuario de Cenotes」の中にあるギャラクシアンというセノーテに潜る。
水中は、まあ、どこも同じといえば同じような光景が広がっているんだが(広がってないところの方が多いですが)、このセノーテのポイントは何といっても水面までのアクセスにある(そこかあ?)。
地上から見ると5mほど下の方に小さな露天風呂程度の開水面が、かろうじて見える。
そこまではロープが垂れていて、それにつかまりながら足場に気を付けながら降りていくわけだ。
本格的なケービングを嗜む方から見れば、笑っちゃう程度の距離と高低差だが、フィットネスに行く時でさえなるべく階段を使わず(!)、エスカレーターがあれば列に並んでもそっちを選ぶ浮沈子にとっては大冒険だ(何のためにフィットネスしてるんだか・・・)。
タンク以外の装備を身に着け、フィンは予め途中に置いてもらい、少しずつ下って行ったんだが、1本目のエントリーの際、足が滑って左わき腹を岩にしこたま強打した。
ろっ骨が折れたかもしれない(未確認:折ったことないのでテキトーです)。
少なくとも、左わき腹の筋肉痛は半端ない。
ダイビングに問題はなかったし、2本目もフツーに行けたので大したことはないだろう。
帰国して、暮れの整形外科の診察の際にレントゲンを撮ってもらおう。
2本目では、エアドームになっているところを通り抜け(顔出して「あー」とか声を出すのは、フルケーブダイビングではやらないようです!)、ガイドのハイロさんも初めて行くというエリアを進み、50分余りで引き返した。
水深は概ね6~9mくらいでガスが減らない(残圧130弱くらい)。
ターンプレッシャーまで潜ってたら大変なことになっちまう(3時間ダイブ?)。
概ね100分前後でエキジットするようにしているからな(体力的な問題)。
今回は、エキジットした後の「登山」の問題もあるし。
四つん這いになり、天井にヘルメットをガツンガツンと当てながら、泥だらけになって穴の外に出る(ヘルメットにライトホルダー以外の用途があったわだ:頭部保護が本来?)。
やれやれ・・・。
2本潜って、上がってきたときにはヘロヘロだ。
まあいい。
それを覚悟で潜りに来ている。
今日は、ロングホース側のレギュレーターにトラブルが出た。
車の脇で器材を組んでバルブを開けると、景気よくエア漏れする。
竹内さんに見てもらったら、ファーストステージのねじのところにあるOリングが切れていた。
予備のレギュレーター(エイペックス:スイベル付き)に交換し、帰国後に修理することに。
やれやれ・・・。
左側のリングバンジーにもトラブルが出る。
ハーネスに巻いているバンジー(ハーネスを着る際に、バルブを吊っているバンジーがどっかに行かないようにしているだけ)が切れてなくなっていた。
やれやれ・・・。
予備のバンジーは持ってきているので、コンビニでライターを買って(16ペソ:120円くらい)、末端処理して修理する。
いろいろ体験できることは嬉しいんだが、体がもたない。
熱は下がっていて、昨日から35度台(ほぼ平熱)になった(今朝は少し高い:36.0度)。
数日間、ダイビングから帰ってくると解熱剤(消炎鎮痛剤)を飲んでいたんだが(ダイビング前はさすがに飲む気にはならない)、昨日はダイビング後も飲まなかった。
左わき腹の痛みも和らいできたので、痛み止めとしての服用も避ける。
のどの痛みは完全になくなり、風邪症状はほぼ消失した(咳は若干残ってますが)。
やれやれ・・・。
耳抜きも、まあまあスムーズになってきた(昨日はエントリーエキジットの山登りで、うっ血してしまって抜けづらかったけど)。
明日はモンキーダストというところに行くそうだ(訂正:予定が変わってドギーというところになりました:モンキーダストは明後日の最終日予定)。
残すところ、あと2日(ダイビング日程)。
虫刺され、靴擦れ、打撲(骨折?)、全身の筋肉痛、エトセエトセで満身創痍だが、潜る意欲は十分にある。
気力だけで潜っている。
もちろん、タンク運びのポーターさんはじめ、ガイドのハイロさん、同行の竹内さんの助けがなければ1mmも潜れんけどな・・・。
🐱メキシコへの道:第4章:ドギー ― 2024年12月14日 14:45
メキシコへの道:第4章:ドギー
昨日のギャラクシーに続いて、エントリーに苦労する。
地上から5mくらいにある水深1m余りの「水たまり」を潜る。
まあ、内部には広大な地下水路システムが広がっているんだが、今日潜った2本目には極狭の隘路(リストリクション)があり、2本差しのまま通り抜けようとしたガイドのハイロさんが、今回初めてスタックした。
少し下がって左のタンクを外し、体をこじるようにして通り抜ける。
浮沈子もマネをするんだが、タンクを前に出すのにも苦労する狭さだ。
やれやれ・・・。
まあ、隘路通過はケーブダイビングの醍醐味の一つなわけだし、そういうところを通り抜けたぞという達成感がないわけではない。
が、しかし、やっぱ狭いより広い方がよろしい。
浮沈子も、3番手ダイバーの竹内さんも無事に通り抜けて、少し泳いだところで時間でゴールデンサインを出す(50分くらいか)。
往路で2本差しで通れなかったのに、復路の1番手ダイバーの竹内さんはタンクを外さずに突入する(これって、2年前のダイビングと同じパターンだな)。
後で聞いたら、2本差しのまま通れるかどうかを試したんだそうだ。
まあいい。
そりゃいいんだけど、大暴れして濛々とシルトを巻き上げる。
続いて通り抜ける浮沈子たちの身にもなって欲しいもんだな・・・。
結局、少し下がって1本外して通り抜けることに。
通り過ぎたところでタンクを付けなおすんだが、浮沈子はここで痛恨のミス!。
反対側の右を外したんだが、バンジーをかける際にラインを巻き込んでしまった!!!。
やれやれ・・・。
奥の方のラインは細く切れやすいので、十分注意するようにとご注意を受ける。
往路で左のバンジーをかける際も、アローホルダーを巻き込んでいた(気づいたのはエキジットの時)。
やれやれ・・・。
隘路の通過は洞窟潜水では当たり前のスキルだけど、状況は千差万別。
それら全てをトレーニングで経験するわけにはいかない。
見よう見まねから始まり、自分の体形や装備の特徴を生かしながら、一つずつが異なる隘路を想像力と創造力を最大限に発揮して通り抜けていく。
今日は、膨らんだBCの脇が引っかかったりもした(ブラダーにエアが入ると縁が身体から剥がれる:極狭のところでは一時的にエアを抜いてぺったんこにするらしい)。
実際に、そういうところを通り抜けなければ分からない。
明日のモンキーダスト(急遽日程変更になりました)は、ハイロさんの事前の話では広いそうだからな(ホントかあ?)。
期待しよう。
昨日に引き続き、今日も2本目のエキジット後の「山登り」で滑落した!!(←2回目)。
左のすねを強打する。
やれやれ・・・。
7mmのウェットスーツのおかげでけがはなかった(毛が無くて(怪我無くて)良かったという洒落は、メキシコじゃあ通じないだろうな・・・)。
2本目のエントリー直後に、ハイロさんが泳いでいるところをビデオ撮影した(カメラマンは竹内さん)。
3個のビデオライトを置いて、照明もバッチリ!。
ハイロさんが営業で使うらしい(未確認)。
まあ、どうでもいいんですが。
浮沈子はその間、ライトを手で覆って邪魔にならないように待機だ。
撮影場所(1本目の出口付近の鍾乳石(石柱)が沢山あるところ)への往復、撮影時間で20分ほど掛かった。
2本のダイビングを終わって、へろへろになって帰路に着く。
幹線道路までは短く、車の中であまりゆすられ続けることもなかった。
今回の一連のダイビングは、殆どがダブルタンクでは通過不能なケーブだ(ダブルタンクダイバーを見たのはチャンホールくらいか)。
ぺったんこなところは当たり前、真横になって通り抜けるところも数知れず、タンクは都合3回外した(片側だけ)。
それはもう、ケーブダイビングでは当たり前の話で話題にもならない。
ちなみにぺったんこなところは、ふつーにエアシェアしながら通り抜け可能なわけだから(十分な幅があれば)、少なくともサイドマウントではリストリクションには当たらない。
探検じゃない。
レジャーであり、観光であり、レクリエーションなわけだ(レクリエーショナルダイビングじゃないけど:指導団体によって呼称は異なるようですが)。
装備とスキルで、人様が引いてくれたラインをたどる。
人間が潜って引いたラインだからな。
崩落でもしていない限り、後に続く人が通れることは確実だ。
ハイロさんは、ラインがほつれたところを補修したり、緩んだラインを鍾乳石に巻き付けてテンションを回復したりしながら通過していく。
パーマネントラインといえども、更新していかなければ傷んでしまう(アローには張り替えた時期が書いてあるそうです:浮沈子は未確認)。
カラベラでは、カバーンラインが切れそうになっていたしな。
人が作りし物は必ず壊れる。
それを、バンジーかける時に絡めてしまうなんてのは言語道断!。
深く深く(水深6mくらいか)反省だな・・・。
幸い、ラインに損傷を与える前に気づいて良かった。
明日はいよいよダイビング最終日。
体調次第だが、明後日のガス抜きの日は自転車で走り回る予定だ。
ホテルにもレンタルの自転車は置いてあるんだが、こっちの自転車の多くには、なんとブレーキがない!!。
漕ぐのをやめて、足をついて止める!。
まあ、メキシコですから・・・。
もちろん、ブレーキ付きの自転車もあるし、浮沈子は未確認だが電動アシスト付きのもあるようだ。
坂がないので、電動アシストはいらないけど、せめてブレーキ付きがいいな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
往路で後ろから見ていただいている竹内さんに、ダイビングにおける改善点を聞いてみた(言いたいことは、本音では山のようにあるだろうけど)。
・前のダイバーとの距離が空き過ぎる(浮沈子は5mくらい:理想は2m)。
・ポジション取りが悪い(ずーっとガイドさんの真後ろを泳いでいる:少しズレた方がいい)。
・水底に近過ぎ、タンクを擦ることがある(タンクがボトムに当たるのはDリングの位置を変えて改善済み:後は本人が泳ぐ高さの問題だな)。
・ラインの真上あるいは近くを泳ぎ過ぎ。
トリムについては特に問題なく、キックの癖についても特段の指摘はなかった。
今回のツアーの目標は「ケーブダイビングを楽しむ」だったが、洞窟愛に目覚めたとは言い難い(やっぱ、カリブ海の方がいい!)。
前後にコアなケーブダイバーがいて、コアなエリアに連れて行ってくれているんだが、そして、そりゃあ彼らにとっては「楽しい」だろうけど、繊細な鍾乳石や細い石筍、シルティなボトムを見ると緊張してビビる浮沈子には理解し難い。
蹴っ飛ばしてもびくともしないくらいなぶっとい石柱なら安心だがな(蹴っていいわけじゃありませんが)。
まあいい。
洞窟愛はともかく、隘路通過のスキルや器材の設えについては、少しだけモチベーションが高まった気がする。
わざわざそういう狭いところに行こうとは思わないけど、遭遇した際にアドレナリンが出まくるのを感じる(そうなのかあ?)。
どうやって攻略しようかと考えを巡らせる(休むに似たり・・・)。
それは、まあ、正直言って楽しい。
自分なりの課題としては、車両感覚(自分の身体や器材の広がり)を正確に認識することだな。
ハイロさんの動きを見ていると、フィンの先に目玉が付いているんじゃないかと思うくらいな距離で鍾乳石をクリアしていく(もう1cmくらいです)。
うわっ!。
思わず声が出るほどだ。
浮沈子は、少し下の方を泳いで、フィンキックも小刻みにして進む。
キックの数は10倍くらいか(まあ、3倍は蹴ってるな)。
夕食時に、竹内さんと日本におけるケーブダイビングの状況についても話した。
こっちにいると、多くのダイバーがケーブダイビングをふつーに楽しんでいるのを目にする(まあ、そういう環境があるからでしょうけど)。
水中洞窟ですれ違うダイバーもいるしな(今回は2回くらいですが)。
洞窟潜水がレクリエーションとして成立していることを肌で感じる。
翻って日本から見れば、ケーブダイビングは特殊なダイビングで、限られた人だけが楽しむものだという固定観念が出来上がっているように感じる。
確かに、ダブルタンク担いだりするのは大変だけど、サイドマウントなら1本ずつ運べるし、練習すればジジイの浮沈子でも潜れる。
今回のように、ポーターさんを雇えばエントリーエキジットのストレスも軽減できる(世界で一番重い自分の身体は運ばなくちゃならんけどな)。
全てのケーブが無茶苦茶狭いわけではないし、レベルに応じて楽しめるというのは海洋などオープンウォーターな環境でも同じだ。
浮沈子はフルケーブダイバーで、タンクは2本もちで減圧なしの環境でしか潜れない初心者だ。
経験値も低いし、何より体がついていかない。
無理をせず、自分で楽しめる範囲で潜っているだけだ。
それは人によって異なるだろうから、Tとかジャンプ、ギャップなしで潜るイントロケーブだって構わないと思う(実際にはフルケーブダイバーへのステップだけど)。
いや、カバーンだって構わない。
どころか、フルケーブダイビングをしてても、カバーンの方が楽しいという人もいる。
3000はあるといわれるセノーテは、すぐに潜れるものに限っても1000を超える。
それぞれが巨大なケーブシステムとして複雑につながり、無数の脇道がある。
それらを数え上げれば、レクリエーションとして潜れるルートは1万じゃ効かないだろうな。
コンチャの帰りに、最近発見されたセノーテの下見に行った(陸上です)。
浮沈子は車の中でお留守番(ぶっちゃけ興味ないんで)。
ハイロさんたちは、鉈を手にジャングルの中に分け入っていく。
そういう「探検」としての要素もあり、そっち方面に興味があればそういう道もある。
洞窟潜水は多様だ。
カバーンエリアをガイドの後をついて泳ぐのは、一応、オープンウォーターのCカードでも構わない(カバーンダイバーである必要はありません:ただし、浮沈子的にはそのコースを受けておくことをお勧めします:また、18mを超えるアンヘリータのような竪穴を潜るにはアドバンスドダイバー(PADIの場合)である必要があります)。
中性浮力とトリムが取れれば、「体験カバーンダイビング」として、シングルタンクでも潜れる。
もちろん、死神マークの看板の奥に行くことはできない。
必要となる器材、それを使いこなし、ルールを覚え、スキルをアップして初めて洞窟の奥へと進むことができる。
どんなダイビングでもそうだけど、そのカードを手にした時は最低必要な条件を満たしたに過ぎないからな。
徐々に経験を積みながら、名実ともにそのカードに相応しいダイバーになっていくわけだ。
個人差があるから、そしてテクニカルダイビングでは、よりハイリスクな環境に身を置くことになるから、どのくらいでどうなるということは言えない。
浮沈子は、レベル的に洞窟潜水でこれ以上先に進むことはない。
十分だ(十分過ぎ!)。
ステージタンクを持ち込んだり、スクーターでぶっ飛ばしたり、リブリーザーで楽しんだりはしない。
澄み切ったケーブの水の中で、ゆっくりと泳ぎながらライトに照らされた洞窟を眺めているだけで十分だ。
が、やっぱ、カリブ海に潜ってた方がいいに決まっている(そうなのかあ?)。
明日は最終日。
そろそろ休んでおかないとな・・・。
(追加:ポーターのおじさんは「チランゴさん」だそうです。)
昨日のギャラクシーに続いて、エントリーに苦労する。
地上から5mくらいにある水深1m余りの「水たまり」を潜る。
まあ、内部には広大な地下水路システムが広がっているんだが、今日潜った2本目には極狭の隘路(リストリクション)があり、2本差しのまま通り抜けようとしたガイドのハイロさんが、今回初めてスタックした。
少し下がって左のタンクを外し、体をこじるようにして通り抜ける。
浮沈子もマネをするんだが、タンクを前に出すのにも苦労する狭さだ。
やれやれ・・・。
まあ、隘路通過はケーブダイビングの醍醐味の一つなわけだし、そういうところを通り抜けたぞという達成感がないわけではない。
が、しかし、やっぱ狭いより広い方がよろしい。
浮沈子も、3番手ダイバーの竹内さんも無事に通り抜けて、少し泳いだところで時間でゴールデンサインを出す(50分くらいか)。
往路で2本差しで通れなかったのに、復路の1番手ダイバーの竹内さんはタンクを外さずに突入する(これって、2年前のダイビングと同じパターンだな)。
後で聞いたら、2本差しのまま通れるかどうかを試したんだそうだ。
まあいい。
そりゃいいんだけど、大暴れして濛々とシルトを巻き上げる。
続いて通り抜ける浮沈子たちの身にもなって欲しいもんだな・・・。
結局、少し下がって1本外して通り抜けることに。
通り過ぎたところでタンクを付けなおすんだが、浮沈子はここで痛恨のミス!。
反対側の右を外したんだが、バンジーをかける際にラインを巻き込んでしまった!!!。
やれやれ・・・。
奥の方のラインは細く切れやすいので、十分注意するようにとご注意を受ける。
往路で左のバンジーをかける際も、アローホルダーを巻き込んでいた(気づいたのはエキジットの時)。
やれやれ・・・。
隘路の通過は洞窟潜水では当たり前のスキルだけど、状況は千差万別。
それら全てをトレーニングで経験するわけにはいかない。
見よう見まねから始まり、自分の体形や装備の特徴を生かしながら、一つずつが異なる隘路を想像力と創造力を最大限に発揮して通り抜けていく。
今日は、膨らんだBCの脇が引っかかったりもした(ブラダーにエアが入ると縁が身体から剥がれる:極狭のところでは一時的にエアを抜いてぺったんこにするらしい)。
実際に、そういうところを通り抜けなければ分からない。
明日のモンキーダスト(急遽日程変更になりました)は、ハイロさんの事前の話では広いそうだからな(ホントかあ?)。
期待しよう。
昨日に引き続き、今日も2本目のエキジット後の「山登り」で滑落した!!(←2回目)。
左のすねを強打する。
やれやれ・・・。
7mmのウェットスーツのおかげでけがはなかった(毛が無くて(怪我無くて)良かったという洒落は、メキシコじゃあ通じないだろうな・・・)。
2本目のエントリー直後に、ハイロさんが泳いでいるところをビデオ撮影した(カメラマンは竹内さん)。
3個のビデオライトを置いて、照明もバッチリ!。
ハイロさんが営業で使うらしい(未確認)。
まあ、どうでもいいんですが。
浮沈子はその間、ライトを手で覆って邪魔にならないように待機だ。
撮影場所(1本目の出口付近の鍾乳石(石柱)が沢山あるところ)への往復、撮影時間で20分ほど掛かった。
2本のダイビングを終わって、へろへろになって帰路に着く。
幹線道路までは短く、車の中であまりゆすられ続けることもなかった。
今回の一連のダイビングは、殆どがダブルタンクでは通過不能なケーブだ(ダブルタンクダイバーを見たのはチャンホールくらいか)。
ぺったんこなところは当たり前、真横になって通り抜けるところも数知れず、タンクは都合3回外した(片側だけ)。
それはもう、ケーブダイビングでは当たり前の話で話題にもならない。
ちなみにぺったんこなところは、ふつーにエアシェアしながら通り抜け可能なわけだから(十分な幅があれば)、少なくともサイドマウントではリストリクションには当たらない。
探検じゃない。
レジャーであり、観光であり、レクリエーションなわけだ(レクリエーショナルダイビングじゃないけど:指導団体によって呼称は異なるようですが)。
装備とスキルで、人様が引いてくれたラインをたどる。
人間が潜って引いたラインだからな。
崩落でもしていない限り、後に続く人が通れることは確実だ。
ハイロさんは、ラインがほつれたところを補修したり、緩んだラインを鍾乳石に巻き付けてテンションを回復したりしながら通過していく。
パーマネントラインといえども、更新していかなければ傷んでしまう(アローには張り替えた時期が書いてあるそうです:浮沈子は未確認)。
カラベラでは、カバーンラインが切れそうになっていたしな。
人が作りし物は必ず壊れる。
それを、バンジーかける時に絡めてしまうなんてのは言語道断!。
深く深く(水深6mくらいか)反省だな・・・。
幸い、ラインに損傷を与える前に気づいて良かった。
明日はいよいよダイビング最終日。
体調次第だが、明後日のガス抜きの日は自転車で走り回る予定だ。
ホテルにもレンタルの自転車は置いてあるんだが、こっちの自転車の多くには、なんとブレーキがない!!。
漕ぐのをやめて、足をついて止める!。
まあ、メキシコですから・・・。
もちろん、ブレーキ付きの自転車もあるし、浮沈子は未確認だが電動アシスト付きのもあるようだ。
坂がないので、電動アシストはいらないけど、せめてブレーキ付きがいいな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
往路で後ろから見ていただいている竹内さんに、ダイビングにおける改善点を聞いてみた(言いたいことは、本音では山のようにあるだろうけど)。
・前のダイバーとの距離が空き過ぎる(浮沈子は5mくらい:理想は2m)。
・ポジション取りが悪い(ずーっとガイドさんの真後ろを泳いでいる:少しズレた方がいい)。
・水底に近過ぎ、タンクを擦ることがある(タンクがボトムに当たるのはDリングの位置を変えて改善済み:後は本人が泳ぐ高さの問題だな)。
・ラインの真上あるいは近くを泳ぎ過ぎ。
トリムについては特に問題なく、キックの癖についても特段の指摘はなかった。
今回のツアーの目標は「ケーブダイビングを楽しむ」だったが、洞窟愛に目覚めたとは言い難い(やっぱ、カリブ海の方がいい!)。
前後にコアなケーブダイバーがいて、コアなエリアに連れて行ってくれているんだが、そして、そりゃあ彼らにとっては「楽しい」だろうけど、繊細な鍾乳石や細い石筍、シルティなボトムを見ると緊張してビビる浮沈子には理解し難い。
蹴っ飛ばしてもびくともしないくらいなぶっとい石柱なら安心だがな(蹴っていいわけじゃありませんが)。
まあいい。
洞窟愛はともかく、隘路通過のスキルや器材の設えについては、少しだけモチベーションが高まった気がする。
わざわざそういう狭いところに行こうとは思わないけど、遭遇した際にアドレナリンが出まくるのを感じる(そうなのかあ?)。
どうやって攻略しようかと考えを巡らせる(休むに似たり・・・)。
それは、まあ、正直言って楽しい。
自分なりの課題としては、車両感覚(自分の身体や器材の広がり)を正確に認識することだな。
ハイロさんの動きを見ていると、フィンの先に目玉が付いているんじゃないかと思うくらいな距離で鍾乳石をクリアしていく(もう1cmくらいです)。
うわっ!。
思わず声が出るほどだ。
浮沈子は、少し下の方を泳いで、フィンキックも小刻みにして進む。
キックの数は10倍くらいか(まあ、3倍は蹴ってるな)。
夕食時に、竹内さんと日本におけるケーブダイビングの状況についても話した。
こっちにいると、多くのダイバーがケーブダイビングをふつーに楽しんでいるのを目にする(まあ、そういう環境があるからでしょうけど)。
水中洞窟ですれ違うダイバーもいるしな(今回は2回くらいですが)。
洞窟潜水がレクリエーションとして成立していることを肌で感じる。
翻って日本から見れば、ケーブダイビングは特殊なダイビングで、限られた人だけが楽しむものだという固定観念が出来上がっているように感じる。
確かに、ダブルタンク担いだりするのは大変だけど、サイドマウントなら1本ずつ運べるし、練習すればジジイの浮沈子でも潜れる。
今回のように、ポーターさんを雇えばエントリーエキジットのストレスも軽減できる(世界で一番重い自分の身体は運ばなくちゃならんけどな)。
全てのケーブが無茶苦茶狭いわけではないし、レベルに応じて楽しめるというのは海洋などオープンウォーターな環境でも同じだ。
浮沈子はフルケーブダイバーで、タンクは2本もちで減圧なしの環境でしか潜れない初心者だ。
経験値も低いし、何より体がついていかない。
無理をせず、自分で楽しめる範囲で潜っているだけだ。
それは人によって異なるだろうから、Tとかジャンプ、ギャップなしで潜るイントロケーブだって構わないと思う(実際にはフルケーブダイバーへのステップだけど)。
いや、カバーンだって構わない。
どころか、フルケーブダイビングをしてても、カバーンの方が楽しいという人もいる。
3000はあるといわれるセノーテは、すぐに潜れるものに限っても1000を超える。
それぞれが巨大なケーブシステムとして複雑につながり、無数の脇道がある。
それらを数え上げれば、レクリエーションとして潜れるルートは1万じゃ効かないだろうな。
コンチャの帰りに、最近発見されたセノーテの下見に行った(陸上です)。
浮沈子は車の中でお留守番(ぶっちゃけ興味ないんで)。
ハイロさんたちは、鉈を手にジャングルの中に分け入っていく。
そういう「探検」としての要素もあり、そっち方面に興味があればそういう道もある。
洞窟潜水は多様だ。
カバーンエリアをガイドの後をついて泳ぐのは、一応、オープンウォーターのCカードでも構わない(カバーンダイバーである必要はありません:ただし、浮沈子的にはそのコースを受けておくことをお勧めします:また、18mを超えるアンヘリータのような竪穴を潜るにはアドバンスドダイバー(PADIの場合)である必要があります)。
中性浮力とトリムが取れれば、「体験カバーンダイビング」として、シングルタンクでも潜れる。
もちろん、死神マークの看板の奥に行くことはできない。
必要となる器材、それを使いこなし、ルールを覚え、スキルをアップして初めて洞窟の奥へと進むことができる。
どんなダイビングでもそうだけど、そのカードを手にした時は最低必要な条件を満たしたに過ぎないからな。
徐々に経験を積みながら、名実ともにそのカードに相応しいダイバーになっていくわけだ。
個人差があるから、そしてテクニカルダイビングでは、よりハイリスクな環境に身を置くことになるから、どのくらいでどうなるということは言えない。
浮沈子は、レベル的に洞窟潜水でこれ以上先に進むことはない。
十分だ(十分過ぎ!)。
ステージタンクを持ち込んだり、スクーターでぶっ飛ばしたり、リブリーザーで楽しんだりはしない。
澄み切ったケーブの水の中で、ゆっくりと泳ぎながらライトに照らされた洞窟を眺めているだけで十分だ。
が、やっぱ、カリブ海に潜ってた方がいいに決まっている(そうなのかあ?)。
明日は最終日。
そろそろ休んでおかないとな・・・。
(追加:ポーターのおじさんは「チランゴさん」だそうです。)
🐱メキシコへの道:第4章:モンキーダスト(ラストダイブ) ― 2024年12月15日 22:10
メキシコへの道:第4章:モンキーダスト(ラストダイブ)
前日の予定を繰り下げて最終日に変更になったポイント。
広い空間のビッグケーブだ。
1本目のエントリーは岩のドームの下から。
2か所ほどやや狭くなるところがあるものの、体を傾けたりせずに通り抜けることはできるので、ケーブダイバー初心者向けのリラックスできるところだ。
2本目は、やや離れたところにある開水面からのエントリー。
ごく浅いところでフィンを履いたり、タンクを付けたりする(キャタピラと同じ感じか)。
こういうトレーニングはやってないからな(足のつかないところでの練習ばっかし!)。
まあいい。
往路はブン流れのダウンストリームで、気持ちよく横流れ(水流の関係で、ラインに平行に流れるとは限らない)も食らったりして進んだ。
こりゃあ、帰りがヤバそうだと思い、ガスはしこたま残っていたけど45分でゴールデンサインをかます。
今回、最短の折り返しだが、浮沈子的には最適な判断だと思った。
予想通り、帰路は流れが向かいになり、フィンキックをきちんと蹴らないと進めない。
グライディングがほとんど出来ず、蹴ったらすぐにまた蹴る感じになる。
時間的ガス的余裕は十分にあるので、体力的な消耗をコントロールして進むことになる。
ビッグケーブでアップストリームだと、プルアンドグライドすることが難しいのでひたすら蹴るしかない。
蹴って蹴って蹴りまくる・・・。
トータルで100分ちょうど(安全停止3分含む:帰路は52分)だから、結果的にはそれほどの流れではないんだが、精神的にはかなりなストレスになる。
ザ・ラストダイブ。
今回の一連のダイビングのシメに相応しい気がする。
何のストレスもないはずのビッグケーブでも、舐めてかかってはいけない。
慎重かつ適切な潜水計画と、現場の状況に応じた柔軟な適用、保守的な判断、精神的身体的ストレスのコントロールの重要性を改めて認識することができた。
フィットネスで継続的に有酸素運動を行い、持続力を維持することは死活的に重要だな。
浮沈子的に息が上がるようなことはなかったけど、復路で先頭になった竹内さんは、水流をもろに受けていて大変だったようだ(浮沈子は、流れが強いところでは間合いを詰めていて、水流の影響を軽減したからな)。
スリップストリームというやつか。
まあ、どうでもいいんですが。
ダイビングの全日程は、無事に終了した。
潜れなかった日はなかったし、予定していたセノーテは全て潜った。
最長はほぼ2時間のダイビング(チャンホール2本目)をこなし、アンヘリータでは36m(硫化水素の雲の下)まで潜った。
耳抜きでは苦労したし、風邪と靴擦れに悩まされたが何とか凌いだ。
食欲が落ちたことは一度もなかったからな。
食えば治る!(10日余り、体重計に乗ってないけど、ヤバいことになってるんじゃないのかあ?)。
ミッションコンプリート・・・。
ダイビングから帰ってきて、夕方の通り雨の中、少し濡れながらアイスクリーム店まで散歩し、前日(チョココーン+チョコアイス2スクープ)とは別の種類(ノーマルコーン+ココアアイス1スクープ)を店先で舐めながら、全ダイビング日程が無事に終了した感慨を、たった一人で味わう。
雨も上がり、暮れなずむ街並みと通り過ぎる人波を眺めながら。
何物にも代え難いアットーテキ充実感・・・。
身体と心に浸み込むような、比類なき達成感がこみあげる(うるうる・・・)。
明日はもう潜ることはない。
が、潜り足りないという感覚はない。
十分満喫した。
もう少し、短い日程でも良かったかも知れない。
10日間ではなく、7日間程度でも良かったかも(なんじゃく・・・)。
次回があるとすれば、中日(なかび)に縦穴系のピットとかを入れたりしてな。
今回のダイビングでは、ステージタンクを持って潜っているダイバーを何人も見かけた(最終日にも2人いました)。
ロングダイブだ。
大きいサーキットを回って戻ってきたり、トラバースしたりするためにはそういう設えで潜る選択もある。
浮沈子はできない。
チャレンジしようかどうしようか。
問題はいろいろある。
今のミニマムの浮力しかないBCでは、増設したステージタンクを携行することはできないからな。
最低でもブラダーを変える必要がある。
持ち込むステージタンクは、11リットルのフルサイズのアルミタンクだからな。
長時間ということになれば、ドライスーツの運用も考えなければならない。
隘路の通過に支障が生じたり、左右のバランスが崩れてどう対応しようかということにもなる。
しかし、そういう技術的な問題よりなにより、タンクが増え、重量と水の抵抗が増した状態で泳ぎ続けることの体力的な問題が大きい。
ラストダイブのように、アップストリームにつかまり、進めなくなっちまうかも!。
やれやれ・・・。
まあ、どーせドライスーツを着ることになれば日本で冬場でも出来るし、ハンドリングや器材への慣れは気軽にプールで練習することも可能だから、実際行うかどうかはともかく、トレーニングにチャレンジすることは可能だ。
器材については竹内さんに相談してみよう。
極狭のルートを攻めるか、ロングダイブにチャレンジするか、体力気力経済力の限界を感じて撤退するか(まあ、暫くは維持可能でしょうけど)。
いずれにせよ、フィットネスを真面目に続け、筋力と持続力を維持し続けることは重要だ。
浮沈子的に、いつもラストダイブは次に繋げる何かを見出すことをテーマに潜っている。
今回は、その意味でも充実のラストダイブだったな・・・。
今日は、レンタルサイクルで街中を走り回る予定。
ホテルから少し離れたお店で、ブレーキ付きの自転車を貸し出しているところを見つけた。
9時からだそうだが、一番乗りで確保しよう・・・。
前日の予定を繰り下げて最終日に変更になったポイント。
広い空間のビッグケーブだ。
1本目のエントリーは岩のドームの下から。
2か所ほどやや狭くなるところがあるものの、体を傾けたりせずに通り抜けることはできるので、ケーブダイバー初心者向けのリラックスできるところだ。
2本目は、やや離れたところにある開水面からのエントリー。
ごく浅いところでフィンを履いたり、タンクを付けたりする(キャタピラと同じ感じか)。
こういうトレーニングはやってないからな(足のつかないところでの練習ばっかし!)。
まあいい。
往路はブン流れのダウンストリームで、気持ちよく横流れ(水流の関係で、ラインに平行に流れるとは限らない)も食らったりして進んだ。
こりゃあ、帰りがヤバそうだと思い、ガスはしこたま残っていたけど45分でゴールデンサインをかます。
今回、最短の折り返しだが、浮沈子的には最適な判断だと思った。
予想通り、帰路は流れが向かいになり、フィンキックをきちんと蹴らないと進めない。
グライディングがほとんど出来ず、蹴ったらすぐにまた蹴る感じになる。
時間的ガス的余裕は十分にあるので、体力的な消耗をコントロールして進むことになる。
ビッグケーブでアップストリームだと、プルアンドグライドすることが難しいのでひたすら蹴るしかない。
蹴って蹴って蹴りまくる・・・。
トータルで100分ちょうど(安全停止3分含む:帰路は52分)だから、結果的にはそれほどの流れではないんだが、精神的にはかなりなストレスになる。
ザ・ラストダイブ。
今回の一連のダイビングのシメに相応しい気がする。
何のストレスもないはずのビッグケーブでも、舐めてかかってはいけない。
慎重かつ適切な潜水計画と、現場の状況に応じた柔軟な適用、保守的な判断、精神的身体的ストレスのコントロールの重要性を改めて認識することができた。
フィットネスで継続的に有酸素運動を行い、持続力を維持することは死活的に重要だな。
浮沈子的に息が上がるようなことはなかったけど、復路で先頭になった竹内さんは、水流をもろに受けていて大変だったようだ(浮沈子は、流れが強いところでは間合いを詰めていて、水流の影響を軽減したからな)。
スリップストリームというやつか。
まあ、どうでもいいんですが。
ダイビングの全日程は、無事に終了した。
潜れなかった日はなかったし、予定していたセノーテは全て潜った。
最長はほぼ2時間のダイビング(チャンホール2本目)をこなし、アンヘリータでは36m(硫化水素の雲の下)まで潜った。
耳抜きでは苦労したし、風邪と靴擦れに悩まされたが何とか凌いだ。
食欲が落ちたことは一度もなかったからな。
食えば治る!(10日余り、体重計に乗ってないけど、ヤバいことになってるんじゃないのかあ?)。
ミッションコンプリート・・・。
ダイビングから帰ってきて、夕方の通り雨の中、少し濡れながらアイスクリーム店まで散歩し、前日(チョココーン+チョコアイス2スクープ)とは別の種類(ノーマルコーン+ココアアイス1スクープ)を店先で舐めながら、全ダイビング日程が無事に終了した感慨を、たった一人で味わう。
雨も上がり、暮れなずむ街並みと通り過ぎる人波を眺めながら。
何物にも代え難いアットーテキ充実感・・・。
身体と心に浸み込むような、比類なき達成感がこみあげる(うるうる・・・)。
明日はもう潜ることはない。
が、潜り足りないという感覚はない。
十分満喫した。
もう少し、短い日程でも良かったかも知れない。
10日間ではなく、7日間程度でも良かったかも(なんじゃく・・・)。
次回があるとすれば、中日(なかび)に縦穴系のピットとかを入れたりしてな。
今回のダイビングでは、ステージタンクを持って潜っているダイバーを何人も見かけた(最終日にも2人いました)。
ロングダイブだ。
大きいサーキットを回って戻ってきたり、トラバースしたりするためにはそういう設えで潜る選択もある。
浮沈子はできない。
チャレンジしようかどうしようか。
問題はいろいろある。
今のミニマムの浮力しかないBCでは、増設したステージタンクを携行することはできないからな。
最低でもブラダーを変える必要がある。
持ち込むステージタンクは、11リットルのフルサイズのアルミタンクだからな。
長時間ということになれば、ドライスーツの運用も考えなければならない。
隘路の通過に支障が生じたり、左右のバランスが崩れてどう対応しようかということにもなる。
しかし、そういう技術的な問題よりなにより、タンクが増え、重量と水の抵抗が増した状態で泳ぎ続けることの体力的な問題が大きい。
ラストダイブのように、アップストリームにつかまり、進めなくなっちまうかも!。
やれやれ・・・。
まあ、どーせドライスーツを着ることになれば日本で冬場でも出来るし、ハンドリングや器材への慣れは気軽にプールで練習することも可能だから、実際行うかどうかはともかく、トレーニングにチャレンジすることは可能だ。
器材については竹内さんに相談してみよう。
極狭のルートを攻めるか、ロングダイブにチャレンジするか、体力気力経済力の限界を感じて撤退するか(まあ、暫くは維持可能でしょうけど)。
いずれにせよ、フィットネスを真面目に続け、筋力と持続力を維持し続けることは重要だ。
浮沈子的に、いつもラストダイブは次に繋げる何かを見出すことをテーマに潜っている。
今回は、その意味でも充実のラストダイブだったな・・・。
今日は、レンタルサイクルで街中を走り回る予定。
ホテルから少し離れたお店で、ブレーキ付きの自転車を貸し出しているところを見つけた。
9時からだそうだが、一番乗りで確保しよう・・・。
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