🚀スターウォーズ2.0:米国版アイアンドーム ― 2025年02月03日 02:42
スターウォーズ2.0:米国版アイアンドーム
(トランプ大統領の大統領令は次世代ミサイル防衛システムを求める)
https://arstechnica.com/space/2025/01/trump-directs-the-pentagon-to-come-up-with-a-plan-for-space-based-weapons/
「トランプ大統領の大統領令は、国防総省に対し、60日以内に次世代ミサイル防衛シールドの設計アーキテクチャ、要件、実装計画を策定するよう求めている。」
「主要原則は、発射直後の初期ブースト段階で敵のミサイルを破壊できる宇宙配備型迎撃ミサイルを開発し配備すること」
他にも、仕掛け的にいろんな話はあるけど、この「宇宙配備型迎撃ミサイル」というのがキモであることは間違いない。
ホントに出来んのかあ?。
米国版アイアンドームが、スターウォーズの再来と揶揄される所以でもある(中止されちまったからな)。
確かに、弾道ミサイルや極超音速ミサイルと言えども、ブースト段階では速度も低く撃ち落とすことは比較的簡単だが、そこに迎撃ミサイルを届ける方法がなかったからな。
もたもたしているうちに、敵のミサイルはぐんぐんと加速して迎撃が困難になっちまう。
発射直後に射場を特定し、迎撃可能なミサイルを近距離から打ち込むには宇宙配備しかない(事前に発射地点が分かっていれば、ミサイルを搭載した航空機を空中待機させるという方法がないわけではない)。
「軍事兵器を軌道上に配備することは何十年も議論の的となっており、1983年にロナルド・レーガン元大統領が発表した戦略防衛構想(SDI)の反対派が批判した点でもある。」
「レーガン大統領の反対派が1兆ドルと見積もったSDIのコストは、ソ連崩壊後の1990年代にこの計画を頓挫させたもう1つの要因」
この高コストが中止の原因という点については、航空万能論の記事にも出てくる。
(スター・ウォーズ計画の再来、米大統領が宇宙配備型迎撃ミサイルを要求)
https://grandfleet.info/us-related/star-wars-plan-revisited-us-president-calls-for-space-based-interceptor-missiles/
「上昇段階での迎撃は中間段階や終末段階に比べて技術的難易度が低いものの、これを大気圏内でやるには射点に近づく必要があるため現実的ではなく、これを宇宙に配備したミサイルでやるのが技術的に可能であってもコストの問題で「効果的な抑止力」「実用的な迎撃手段」として機能するとは考えにくく、限られた国防予算を浪費して中国に対抗するための資金を失うかもしれない。」
このブログは、ワンセンテンスが長いなあ・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
「バイデン政権の米軍当局者らは、宇宙への兵器配備の現実についてすでに議論しており、この問題に関する長年のタブーを破っている。」(アルス)
「これは、2021年に中国が部分軌道爆撃システムを試験したこと、そして昨年ロシアが軌道上に核対衛星兵器を配備しようとしているとの報道( Arsが12月に報じた)を受けてのことだ。」
宇宙配備型迎撃ミサイルは、技術的な問題や費用的な問題のほかに、敵国からの攻撃に対して脆いという弱点がある(軌道上に配置しても、ミサイルで破壊されちまうからな:米ロ中インドはミサイルによる衛星破壊能力を実証済み:ああっ、またデブリの山が・・・)。
しかし、低軌道上に数万基規模で配備されたらどうなるのか。
ケスラーシンドロームが起こるとか、そういう話は置いておいて、100基や1000基破壊されたところで痛くも痒くもないだろう。
スターシップが上がれば、打ち上げコストはタダ同然だ(そうなのかあ?)。
10年も経たないうちに、低軌道は迎撃ミサイルで溢れかえるに違いない。
スターリンクはどうするのかってえ?。
迎撃ミサイルに、逆に相乗りさせてもらえばいいだけの話だ。
(トランプ氏、次世代ミサイル防衛システム構築へ 名称「アイアンドーム」で迎撃力アピール)
https://www.sankei.com/article/20250129-DX2XGJPY3JLRHAJLXQYOK6XNII/
「現在のミサイル防衛網は、中朝露が保有・開発する多弾頭の弾道ミサイルや変則軌道の極超音速ミサイルに突破される可能性が指摘されていた。」
「国防総省に調査や研究を指示した」(レビット大統領報道官)
「弾道ミサイルや極超音速ミサイル、巡航ミサイル、さらに先進的な空からの攻撃は米国が直面する最も壊滅的な脅威だ」(トランプ米大統領)
「相手に報復攻撃できる戦力の維持」
「ミサイルを宇宙空間から迎撃する能力や相手が発射する前にミサイルを破壊する能力の開発に加え、衛星などを使って極超音速・弾道ミサイルを追尾する能力の強化」
「極超音速ミサイルなどを撃ち漏らさない高い迎撃力をアピールする狙い」
矛と盾の戦いは果てしなく続く。
軍事ものに強いJSFが、詳細について解説している。
(トランプの「米国版アイアンドーム」は嘘、実態はスターウォーズ計画「SDI」再来の宇宙配備迎撃システム)
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/4c2ae946348b1ea30a3b2dd3d0b848e7eb1558ef
『アメリカ合衆国憲法とアメリカ合衆国の法律によって大統領として私に与えられた権限、ならびに合衆国軍最高司令官としての権限に基づき、ここに以下の命令を下す』
原文へのリンクと、和訳、解説付きだ。
浮沈子的な関心は、この大統領令の位置づけにある。
「従来の弾道ミサイル防衛はアメリカとソ連-ロシアが話し合って「大国の核抑止力は脅かさないが、ならず者国家のミサイルのみを完封する」という性能に抑える自主規制を行ってきました。」
「従来の(中略)自主規制を止めて、アメリカ軍と同等(peer)ないしほぼ同等(near-peer)の戦力を持つ軍事大国であるロシアや中国のミサイルを迎撃する気」
つまりだな、敵対国の抑止力の毀損が狙いなわけだ。
ロシアは、早速、敏感に反応している。
(トランプ氏の米国版「アイアンドーム」構想、ロシアが非難)
https://jp.reuters.com/world/us/B73GX4SBIBJXJAD7BGAYTT6NDM-2025-01-31/
「この計画はロシアと中国の核抑止力を弱体化することを目的としているとの見方を示した。トランプ氏とロシアのプーチン大統領が支持を表明している核軍備管理協議の見通しを妨げるものだ」(ロシア外務省のザハロワ報道官:以下同じ)
「(米国の計画は)宇宙配備型迎撃システムの開発と配備を含む、米国の核兵器と宇宙での戦闘遂行手段の大幅な強化を想定している」
「これは米国が宇宙空間を武力衝突の場とし、そこに兵器を配備することに重点を置いていることを裏付けるものだ」
「米国が示したアプローチは、戦略的攻撃兵器に関する対話の基盤作りを含め、戦略分野における緊張緩和や状況改善に寄与しない」
新SDI構想に対抗するには、今のところ飽和攻撃ということになっているようだが、それしかないんだろうか?。
衛星破壊ミサイルで、低軌道をゴミだらけにして配備不能にする手もあるだろう(そうなのかあ?)。
そうなれば、人類の宇宙開発は深刻な状況に陥るからな。
いわば、最後の手段だが、そうしないという保証はない。
軌道上に迎撃ミサイルが実戦配備されるまでには、まだまだ多くのプロセスが必要だ。
逆に、中国やロシアが軌道配備型迎撃ミサイルを展開しないとも限らんしな。
最強の矛と最強の盾を持つことになっちまう。
やれやれ・・・。
報復手段を持つことも重要だ。
第一撃を食らっても反撃できるということなら、そのこと自体が抑止力に繋がる(先制攻撃するメリットがなくなるからな)。
宇宙配備の迎撃ミサイル自体が、そういう位置づけになるのかもしれない(未確認)。
ブースト段階のミサイルをピンポイントで破壊できる兵器は、当然、地上施設の破壊も可能だからな。
それとも、宇宙から降ってくるミサイルを、これまた地上配備の迎撃ミサイルで迎撃するのかあ?。
まあ、どうでもいいんですが。
報復能力は、核ミサイル搭載の戦略原潜を遊弋させることで一応確保されていると言われている。
が、それだって、捕捉されて撃沈されないとも限らない。
海中の戦場認識はなかなか困難だろうが、今後どうなるかは分からんからな。
それこそ、AIが活躍することになるかも知れない。
今、書いてから気づいたんだが、ブースト段階の迎撃が全地球的に可能になれば、戦略原潜搭載の弾道ミサイル(SLBM)も抑止されちまうからな。
報復手段も毀損されることになる。
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
まあいい。
米国版アイアンドームはSDIの再来だ。
敵対国の核抑止力を毀損することが目的で、そのキモとなるのは軌道配備型迎撃ミサイルということになる。
中露朝がどう対抗するかは分からないが、当面は核ミサイルを増強して飽和攻撃能力を高めるしかないだろう。
中長期的には、敵対国側の防御システムの構築も懸念される。
実際の配備が始まれば、それを狙って撃ち込まれる衛星破壊兵器だって出てくるに違いない。
ケスラーシンドロームなんてクソ食らえどころか、最悪、それ自体が兵器化する恐れもある。
やれやれ・・・。
一寸先は、真っ暗闇な宇宙戦争。
トランプ2.0は、宇宙開発そのものに終止符をうっちまうことになるのかもしれない・・・。
(トランプ大統領の大統領令は次世代ミサイル防衛システムを求める)
https://arstechnica.com/space/2025/01/trump-directs-the-pentagon-to-come-up-with-a-plan-for-space-based-weapons/
「トランプ大統領の大統領令は、国防総省に対し、60日以内に次世代ミサイル防衛シールドの設計アーキテクチャ、要件、実装計画を策定するよう求めている。」
「主要原則は、発射直後の初期ブースト段階で敵のミサイルを破壊できる宇宙配備型迎撃ミサイルを開発し配備すること」
他にも、仕掛け的にいろんな話はあるけど、この「宇宙配備型迎撃ミサイル」というのがキモであることは間違いない。
ホントに出来んのかあ?。
米国版アイアンドームが、スターウォーズの再来と揶揄される所以でもある(中止されちまったからな)。
確かに、弾道ミサイルや極超音速ミサイルと言えども、ブースト段階では速度も低く撃ち落とすことは比較的簡単だが、そこに迎撃ミサイルを届ける方法がなかったからな。
もたもたしているうちに、敵のミサイルはぐんぐんと加速して迎撃が困難になっちまう。
発射直後に射場を特定し、迎撃可能なミサイルを近距離から打ち込むには宇宙配備しかない(事前に発射地点が分かっていれば、ミサイルを搭載した航空機を空中待機させるという方法がないわけではない)。
「軍事兵器を軌道上に配備することは何十年も議論の的となっており、1983年にロナルド・レーガン元大統領が発表した戦略防衛構想(SDI)の反対派が批判した点でもある。」
「レーガン大統領の反対派が1兆ドルと見積もったSDIのコストは、ソ連崩壊後の1990年代にこの計画を頓挫させたもう1つの要因」
この高コストが中止の原因という点については、航空万能論の記事にも出てくる。
(スター・ウォーズ計画の再来、米大統領が宇宙配備型迎撃ミサイルを要求)
https://grandfleet.info/us-related/star-wars-plan-revisited-us-president-calls-for-space-based-interceptor-missiles/
「上昇段階での迎撃は中間段階や終末段階に比べて技術的難易度が低いものの、これを大気圏内でやるには射点に近づく必要があるため現実的ではなく、これを宇宙に配備したミサイルでやるのが技術的に可能であってもコストの問題で「効果的な抑止力」「実用的な迎撃手段」として機能するとは考えにくく、限られた国防予算を浪費して中国に対抗するための資金を失うかもしれない。」
このブログは、ワンセンテンスが長いなあ・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
「バイデン政権の米軍当局者らは、宇宙への兵器配備の現実についてすでに議論しており、この問題に関する長年のタブーを破っている。」(アルス)
「これは、2021年に中国が部分軌道爆撃システムを試験したこと、そして昨年ロシアが軌道上に核対衛星兵器を配備しようとしているとの報道( Arsが12月に報じた)を受けてのことだ。」
宇宙配備型迎撃ミサイルは、技術的な問題や費用的な問題のほかに、敵国からの攻撃に対して脆いという弱点がある(軌道上に配置しても、ミサイルで破壊されちまうからな:米ロ中インドはミサイルによる衛星破壊能力を実証済み:ああっ、またデブリの山が・・・)。
しかし、低軌道上に数万基規模で配備されたらどうなるのか。
ケスラーシンドロームが起こるとか、そういう話は置いておいて、100基や1000基破壊されたところで痛くも痒くもないだろう。
スターシップが上がれば、打ち上げコストはタダ同然だ(そうなのかあ?)。
10年も経たないうちに、低軌道は迎撃ミサイルで溢れかえるに違いない。
スターリンクはどうするのかってえ?。
迎撃ミサイルに、逆に相乗りさせてもらえばいいだけの話だ。
(トランプ氏、次世代ミサイル防衛システム構築へ 名称「アイアンドーム」で迎撃力アピール)
https://www.sankei.com/article/20250129-DX2XGJPY3JLRHAJLXQYOK6XNII/
「現在のミサイル防衛網は、中朝露が保有・開発する多弾頭の弾道ミサイルや変則軌道の極超音速ミサイルに突破される可能性が指摘されていた。」
「国防総省に調査や研究を指示した」(レビット大統領報道官)
「弾道ミサイルや極超音速ミサイル、巡航ミサイル、さらに先進的な空からの攻撃は米国が直面する最も壊滅的な脅威だ」(トランプ米大統領)
「相手に報復攻撃できる戦力の維持」
「ミサイルを宇宙空間から迎撃する能力や相手が発射する前にミサイルを破壊する能力の開発に加え、衛星などを使って極超音速・弾道ミサイルを追尾する能力の強化」
「極超音速ミサイルなどを撃ち漏らさない高い迎撃力をアピールする狙い」
矛と盾の戦いは果てしなく続く。
軍事ものに強いJSFが、詳細について解説している。
(トランプの「米国版アイアンドーム」は嘘、実態はスターウォーズ計画「SDI」再来の宇宙配備迎撃システム)
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/4c2ae946348b1ea30a3b2dd3d0b848e7eb1558ef
『アメリカ合衆国憲法とアメリカ合衆国の法律によって大統領として私に与えられた権限、ならびに合衆国軍最高司令官としての権限に基づき、ここに以下の命令を下す』
原文へのリンクと、和訳、解説付きだ。
浮沈子的な関心は、この大統領令の位置づけにある。
「従来の弾道ミサイル防衛はアメリカとソ連-ロシアが話し合って「大国の核抑止力は脅かさないが、ならず者国家のミサイルのみを完封する」という性能に抑える自主規制を行ってきました。」
「従来の(中略)自主規制を止めて、アメリカ軍と同等(peer)ないしほぼ同等(near-peer)の戦力を持つ軍事大国であるロシアや中国のミサイルを迎撃する気」
つまりだな、敵対国の抑止力の毀損が狙いなわけだ。
ロシアは、早速、敏感に反応している。
(トランプ氏の米国版「アイアンドーム」構想、ロシアが非難)
https://jp.reuters.com/world/us/B73GX4SBIBJXJAD7BGAYTT6NDM-2025-01-31/
「この計画はロシアと中国の核抑止力を弱体化することを目的としているとの見方を示した。トランプ氏とロシアのプーチン大統領が支持を表明している核軍備管理協議の見通しを妨げるものだ」(ロシア外務省のザハロワ報道官:以下同じ)
「(米国の計画は)宇宙配備型迎撃システムの開発と配備を含む、米国の核兵器と宇宙での戦闘遂行手段の大幅な強化を想定している」
「これは米国が宇宙空間を武力衝突の場とし、そこに兵器を配備することに重点を置いていることを裏付けるものだ」
「米国が示したアプローチは、戦略的攻撃兵器に関する対話の基盤作りを含め、戦略分野における緊張緩和や状況改善に寄与しない」
新SDI構想に対抗するには、今のところ飽和攻撃ということになっているようだが、それしかないんだろうか?。
衛星破壊ミサイルで、低軌道をゴミだらけにして配備不能にする手もあるだろう(そうなのかあ?)。
そうなれば、人類の宇宙開発は深刻な状況に陥るからな。
いわば、最後の手段だが、そうしないという保証はない。
軌道上に迎撃ミサイルが実戦配備されるまでには、まだまだ多くのプロセスが必要だ。
逆に、中国やロシアが軌道配備型迎撃ミサイルを展開しないとも限らんしな。
最強の矛と最強の盾を持つことになっちまう。
やれやれ・・・。
報復手段を持つことも重要だ。
第一撃を食らっても反撃できるということなら、そのこと自体が抑止力に繋がる(先制攻撃するメリットがなくなるからな)。
宇宙配備の迎撃ミサイル自体が、そういう位置づけになるのかもしれない(未確認)。
ブースト段階のミサイルをピンポイントで破壊できる兵器は、当然、地上施設の破壊も可能だからな。
それとも、宇宙から降ってくるミサイルを、これまた地上配備の迎撃ミサイルで迎撃するのかあ?。
まあ、どうでもいいんですが。
報復能力は、核ミサイル搭載の戦略原潜を遊弋させることで一応確保されていると言われている。
が、それだって、捕捉されて撃沈されないとも限らない。
海中の戦場認識はなかなか困難だろうが、今後どうなるかは分からんからな。
それこそ、AIが活躍することになるかも知れない。
今、書いてから気づいたんだが、ブースト段階の迎撃が全地球的に可能になれば、戦略原潜搭載の弾道ミサイル(SLBM)も抑止されちまうからな。
報復手段も毀損されることになる。
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
まあいい。
米国版アイアンドームはSDIの再来だ。
敵対国の核抑止力を毀損することが目的で、そのキモとなるのは軌道配備型迎撃ミサイルということになる。
中露朝がどう対抗するかは分からないが、当面は核ミサイルを増強して飽和攻撃能力を高めるしかないだろう。
中長期的には、敵対国側の防御システムの構築も懸念される。
実際の配備が始まれば、それを狙って撃ち込まれる衛星破壊兵器だって出てくるに違いない。
ケスラーシンドロームなんてクソ食らえどころか、最悪、それ自体が兵器化する恐れもある。
やれやれ・・・。
一寸先は、真っ暗闇な宇宙戦争。
トランプ2.0は、宇宙開発そのものに終止符をうっちまうことになるのかもしれない・・・。
😼AI:グーグル検索:AIによる概要 ― 2025年02月03日 13:16
AI:グーグル検索:AIによる概要
(Google検索の「AIによる概要」機能が100以上の国と地域で提供開始、ユーザー数は月間10億人以上に)
https://gigazine.net/news/20241029-google-ai-overviews/
「Googleは、検索結果にAIで生成した概要を表示する「AIによる概要(AI Overviews)」を2024年5月14日にアメリカでリリース」
「AIによる概要は検索結果の上部にAIで生成した「検索結果の概要」を表示する機能」
「検索結果として質問に関連するサイトが表示されるより上に、AIが自然な言語で質問に回答」
最近、浮沈子もこの機能に毒されている(そういうことかあ?)。
検索エンジンで引っかかった複数のページをよく読み、内容を理解し、頭の中で自分なりの概要を組み立てていくという思考プロセスをすっ飛ばし、口をポカンと開けていればエサを放り込んでくれる仕掛けを無条件に受け入れている。
中には、意図した結果とは異なる概要もあるけど。
その辺りは、今後の改良に期待だ(本日時点では、「生成 AI は試験運用中です。」と表示されている)。
何と言っても、利用者数が半端じゃないからな。
「全世界で毎月10億人以上のユーザーがAIによる概要を使用することになる」(検索品質担当チームの副社長であるスリニバサン・チーヌ・ヴェンカチャリ氏)
「AIによる概要は、検索ページにあるものよりも優れたものを作ることができます。AIによる概要は標準的なGoogle検索を完全に置き換えるものではなく、さらに調査を進めるための出発点として、より複雑で微妙な質問やすぐに答えが出ない質問に素早く対処することを目的としています。そのため、検索結果ページで満足のいく回答が得られるような簡単な質問には表示されない可能性があり、付加価値があると思われる検索には追加されます」(Googleの検索製品管理担当シニアディレクターのヘマ・ブダラジュ氏)
単語ベースの検索から、知識ベースの検索への移行が始まっている。
この先に何があるかは明らかだ。
大衆の統治だな(そうなのかあ?)。
いや、その前に、マーケティングツールとして使うかもしれない。
ブラウザーはクロームを使い(たまにファイアフォックスも使いますけど)、クロームブックを2台も所有し、検索エンジンはグーグルだけという浮沈子は、どっぷりと首まで浸かっちまってる。
やれやれ・・・。
「AIによる概要による回答をクリックしなかった場合でも、ユーザーがGoogleに長く滞在しているという報告も」
「これは、人々が信頼できる情報源から提供された情報を、徹底的に再確認するべきだと用心深くなっていることを意味すると期待できます」(ウェブメディアのMashable)
そういうことかあ?。
まあいい。
最近では、この「AIによる概要(AI Overviews)」を表示させないテクニックが流行っているらしい(流行ってるのかあ?)。
(「ファッキンAI」とGoogleのAIを罵倒すると検索結果にAIによる概要が出なくなることが判明)
https://gigazine.net/news/20250203-cursing-disables-googles-ai-overviews/#goog_rewarded
「fuckingはどの場所にランダムに挿入しても効果がありました。」
「検索履歴に汚い言葉を残さなくても、AI概要を消す方法はいくつかあります。そのひとつが、検索URLに「&udm=14」とつけることで、これによりAI概要だけでなくスニペットも表示されなくなります。」
「押しつけがましいAIを排除するために、Googleの検索ボックスに悪態をつく必要は必ずしもありませんが、この方法はユーザーがGoogle検索を使う理由を勘違いしているような機能をなくすためのカタルシスとしては役に立つかもしれません。それ以上に、新しく『AIを呪う方法』が社会的に広まったことは、多くのGoogleユーザーが、危険であったり完全に間違ったりする結果を出すこの機能に迷惑していたり、憤慨していたりしていることを示しています」(アルス)
ネット民の健全性を窺わせる心強い解釈だが、単に面白がってるだけじゃないかと思うんだがな(そうなのかあ?)。
間違った概要が表示されても、ホイホイと信じてしまう浮沈子は、んな下品な単語を挿入してまで非表示にする気はない。
スクロールして、検索された記事を読めばいいだけの話だ。
ウィキペディアとグーグル検索は、ブログを書くのに欠かせない。
ネタを探したり、関連事項を漁ったりする際に、なくてはならないツールだ。
AIによる概要を使おうが使うまいが、グーグル検索を使ってくれるユーザーは、好ましいユーザーだからな。
野球には元々関心がないけど、家族が巨人ファンだったりしたこともあり、こんな話が出たことを覚えている。
「巨人ファンでもアンチ巨人ファンでも、巨人戦を見てくれるファンはいいファンだ」
まあ、どうでもいいんですが。
AIとグーグルの組み合わせは、最強の矛と最強の盾の組み合わせかも知れない。
世界は正義では動かない。
グーグルで動く・・・。
(Google検索の「AIによる概要」機能が100以上の国と地域で提供開始、ユーザー数は月間10億人以上に)
https://gigazine.net/news/20241029-google-ai-overviews/
「Googleは、検索結果にAIで生成した概要を表示する「AIによる概要(AI Overviews)」を2024年5月14日にアメリカでリリース」
「AIによる概要は検索結果の上部にAIで生成した「検索結果の概要」を表示する機能」
「検索結果として質問に関連するサイトが表示されるより上に、AIが自然な言語で質問に回答」
最近、浮沈子もこの機能に毒されている(そういうことかあ?)。
検索エンジンで引っかかった複数のページをよく読み、内容を理解し、頭の中で自分なりの概要を組み立てていくという思考プロセスをすっ飛ばし、口をポカンと開けていればエサを放り込んでくれる仕掛けを無条件に受け入れている。
中には、意図した結果とは異なる概要もあるけど。
その辺りは、今後の改良に期待だ(本日時点では、「生成 AI は試験運用中です。」と表示されている)。
何と言っても、利用者数が半端じゃないからな。
「全世界で毎月10億人以上のユーザーがAIによる概要を使用することになる」(検索品質担当チームの副社長であるスリニバサン・チーヌ・ヴェンカチャリ氏)
「AIによる概要は、検索ページにあるものよりも優れたものを作ることができます。AIによる概要は標準的なGoogle検索を完全に置き換えるものではなく、さらに調査を進めるための出発点として、より複雑で微妙な質問やすぐに答えが出ない質問に素早く対処することを目的としています。そのため、検索結果ページで満足のいく回答が得られるような簡単な質問には表示されない可能性があり、付加価値があると思われる検索には追加されます」(Googleの検索製品管理担当シニアディレクターのヘマ・ブダラジュ氏)
単語ベースの検索から、知識ベースの検索への移行が始まっている。
この先に何があるかは明らかだ。
大衆の統治だな(そうなのかあ?)。
いや、その前に、マーケティングツールとして使うかもしれない。
ブラウザーはクロームを使い(たまにファイアフォックスも使いますけど)、クロームブックを2台も所有し、検索エンジンはグーグルだけという浮沈子は、どっぷりと首まで浸かっちまってる。
やれやれ・・・。
「AIによる概要による回答をクリックしなかった場合でも、ユーザーがGoogleに長く滞在しているという報告も」
「これは、人々が信頼できる情報源から提供された情報を、徹底的に再確認するべきだと用心深くなっていることを意味すると期待できます」(ウェブメディアのMashable)
そういうことかあ?。
まあいい。
最近では、この「AIによる概要(AI Overviews)」を表示させないテクニックが流行っているらしい(流行ってるのかあ?)。
(「ファッキンAI」とGoogleのAIを罵倒すると検索結果にAIによる概要が出なくなることが判明)
https://gigazine.net/news/20250203-cursing-disables-googles-ai-overviews/#goog_rewarded
「fuckingはどの場所にランダムに挿入しても効果がありました。」
「検索履歴に汚い言葉を残さなくても、AI概要を消す方法はいくつかあります。そのひとつが、検索URLに「&udm=14」とつけることで、これによりAI概要だけでなくスニペットも表示されなくなります。」
「押しつけがましいAIを排除するために、Googleの検索ボックスに悪態をつく必要は必ずしもありませんが、この方法はユーザーがGoogle検索を使う理由を勘違いしているような機能をなくすためのカタルシスとしては役に立つかもしれません。それ以上に、新しく『AIを呪う方法』が社会的に広まったことは、多くのGoogleユーザーが、危険であったり完全に間違ったりする結果を出すこの機能に迷惑していたり、憤慨していたりしていることを示しています」(アルス)
ネット民の健全性を窺わせる心強い解釈だが、単に面白がってるだけじゃないかと思うんだがな(そうなのかあ?)。
間違った概要が表示されても、ホイホイと信じてしまう浮沈子は、んな下品な単語を挿入してまで非表示にする気はない。
スクロールして、検索された記事を読めばいいだけの話だ。
ウィキペディアとグーグル検索は、ブログを書くのに欠かせない。
ネタを探したり、関連事項を漁ったりする際に、なくてはならないツールだ。
AIによる概要を使おうが使うまいが、グーグル検索を使ってくれるユーザーは、好ましいユーザーだからな。
野球には元々関心がないけど、家族が巨人ファンだったりしたこともあり、こんな話が出たことを覚えている。
「巨人ファンでもアンチ巨人ファンでも、巨人戦を見てくれるファンはいいファンだ」
まあ、どうでもいいんですが。
AIとグーグルの組み合わせは、最強の矛と最強の盾の組み合わせかも知れない。
世界は正義では動かない。
グーグルで動く・・・。
🐍アポフィス:国際小惑星認識および惑星防衛年 ― 2025年02月03日 20:40
アポフィス:国際小惑星認識および惑星防衛年
(〈見逃し配信〉地球に迫るメガトン級破壊力の小惑星「アポフィス」の正体 4年後の最接近で衝突の確率は?)
https://dot.asahi.com/articles/-/248665?page=1
「目次:
1ページ:
・500メガトンの爆発力
2ページ:
・くすぶる衝突の可能性
・先月も小惑星が衝突
3ページ:
・世界の防災に役立つ」
グーグルニュースが見つけてきたネタだ。
アポフィスについては、以前にもこのブログで取り上げた記憶がある。
衝突するとかしないとか、人騒がせな地球近傍小惑星の一つだ。
「「AERA dot.」に最近掲載された記事のなかで、特に読まれたものを「見逃し配信」としてお届けします(この記事は1月2日に「AERA dot.」に掲載されたものの再配信です。年齢や肩書などは当時のもの)。」
まあ、どうでもいいんですが。
「アポフィスは29年4月13日、地球をかすめるように最接近する。」
「アポフィスは29年の後も、36年、68年に接近する。」
「今後、100年間は衝突の危険性はない」(NASA)
とはいえ、29年の接近も、どうやら近そうだしな。
気になったので調べた。
(プラネタリーディフェンスの取組みとアポフィス観測について)
https://www.mext.go.jp/content/20240927-mxt_uchukai01-000038107_2-1.pdf
「小惑星 (99942) Apophis概要:
・2029年4月13日(金)に地球最接近(21:46UTC、地心から0.00025auまで=地表から約32,000km)する直径340mの小惑星として国際的に注目が高まっている
・地球に衝突すると大災害となる直径が340mの天体が静止軌道よりも近い距離を通過するのは観測史上初」
静止軌道(35,786km)の内側かあ・・・。
近いと言えば近い(大井町よりは遠いか)。
「国連:
✓ 2029年を「国連国際惑星防護年」とすることが2024年6月の国連COPUOS本委員会において基本合意。」
んな話は聞いてないんだがな・・・。
(国際連合広報センター:東京:国連の記念日/年:国際年)
https://www.unic.or.jp/activities/international_observances/years/
本日現在、んな国際年の記述はない。
ガセネタなんじゃないのかあ?。
(小惑星研究の今 日米試料交換、人類を守る衝突実験…挑戦続く)
https://scienceportal.jst.go.jp/explore/review/20241225_e01/
「「これほど大きな天体が地球にこれほど接近するのは、5000~1万年に1回」(ESA)といい、貴重な観測の機会として注目される。これを受け、国連はこの2029年を「小惑星認識と惑星防衛の国際年」に指定している。」
おっと、どうやら本当らしい。
国連広報センターの東京事務所はサボってんのかあ?。
記事では、ESAの探査機ラムセス(クサい命名だ・・・)に我が国の観測機器を載せることや、打ち上げにH3を使うことも出ている(まだ未定のようですが)。
国連の国際年は、英語版のページで確認した。
(国際小惑星認識・惑星防衛年)
https://www.un.org/en/observances/asteroid-awareness-year
「2024年、国連総会は、99942アポフィスの接近を機に小惑星に関する世界的な認識を高めるため、2029年を国際小惑星認識および惑星防衛年と宣言しました。」
リンクがあったので、総会の宣言文にも一応目を通した。
「Decides to declare 2029 the International Year of Asteroid Awareness and Planetary Defence」(2029年を小惑星認識と惑星防衛の国際年と宣言することを決定)
過去のいきさつやらなにやらと関連付けた、だらだらとしたお役所な文書だ(暇な人は読んでください)。
リンクされている動画を見ると、静止軌道の外側を通過しているように見えるが、赤道上ではそうでも、極に近づく過程で地球との距離は36000kmを切っているようだ(画像参照)。
まあいい。
確認しておこう。
小惑星アポフィスは、2029年4月に地球に最接近する。
衝突することはないらしいが、距離的には静止衛星軌道より近い。
千載一遇の機会に、接近観測が計画されている。
国連でも、2029年を「小惑星認識と惑星防衛の国際年」と定めた。
我が国がどのように国際協力をしていくのかは未定のようだが、観測機器の提供(太陽電池パネル含む)やH3による打ち上げ機会の提供が検討されているようだ。
ちなみに、アポフィスというのはエジプト神話の悪の化身アペプが命名の由来となった。
(アペプ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9A%E3%83%97
「古代エジプト語のヒエログリフは、母音を明確に記述しないため本来の発音は、はっきりしない。古典ギリシア語転記であるアポピス(’Αποφις, Apophis)でもよく知られる。」
「闇と混沌を象徴し、その姿は、主に大蛇として描かれる。」
「世界の秩序が定まる前に生まれたので秩序を破壊しようとすると考えられた。」
小惑星アポフィスが衝突したら、半端ない災害が発生するだろう。
「死者の書は、アポピスから身を守る方法が描かれている」
古代エジプトでは、まじないするしかなかったようだが、21世紀の人類は、もちっとマシな対応が出来るかもしれない。
地上のドンパチやスターウォーズ2.0も結構だが、こういうのに全力を傾けてもらいたいもんだな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(新発見の小惑星、32年に地球衝突のわずかな可能性 今後の観測で判断)
https://www.cnn.co.jp/fringe/35228947.html
「ESAとNASAのリスクリストでは12月31日、2024 YR4がトップに躍り出た。」
「2032年12月22日に地球に衝突する可能性が1.2%」
おっと、新手の衝突可能性がる小惑星が発見されたらしい。
(2024 YR4)
https://ja.wikipedia.org/wiki/2024_YR4
「2024年12月27日に小惑星地球衝突最終警報システム (ATLAS-CHL) による観測から発見され、40 m から 100 m の直径を持つと考えられている。」
「天体の地球への衝突リスクを評価した尺度であるトリノスケールが「3」と評価」
「これは天文学者らによる細心の注意が求められる段階であると評されている」
「2025年2月初旬時点で、2024 YR4 は2004年に (99942) アポフィスがトリノスケール「4」と評価された事例に次いで観測史上2番目に高い衝突リスクが評価されている小惑星である」
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
「観測により軌道予測の精度が向上することで、トリノスケールによる評価が行われた他の殆どの小惑星の事例と同様にいずれは最終的な地球への落下の可能性は非常に低くなるとみられている」
それって、単なる気休めじゃないのかあ?。
「発見の2日前である2024年12月25日に地球から約 828,800 km(月までの距離の約2.156倍)の距離にまで接近しており、次に地球へ接近する2028年12月17日までは地球から遠ざかる位置関係」
最接近の前に見つけてもらいたいんだがなあ・・・。
まあいい。
「2024 YR4 が2032年12月22日の地球への接近の際に地球に衝突する確率が 1.4%(約71分の1)と算定」(2月3日現在)
CNNの報道(1.2%:2025.02.01 リリース)より、ビミョーに高くなっているのが気になる。
観測期間が長くなれば、観測精度が上がって確率が下がるんじゃないのかあ?。
「正式発見前の否定的な観測結果を軌道計算に含める場合、観測弧から計算された、地球に衝突しない軌道の 60 - 80% が除外され、2024 YR4の衝突確率は 3% に上昇すると推定される。さらに、2024年12月25日単一の精度が低い観測結果も含めると、衝突確率は 6% にまで増加する可能性があるとしている」
やれやれ・・・。
「欧州宇宙機関によると、オーストリアのウィーンで予定されていた会合において今後の対応を決定するとし、その時点で衝突確率が 1% を超える状態のままであれば SMPAG は国際連合に勧告を行い、様々な対応策の評価を開始する可能性があるとしている」
「地上の望遠鏡からの観測が困難となる2025年4月までに地球への衝突の可能性を完全に排除できない場合、DART計画のような小惑星の軌道を変化させる計画の見通しについて議論する可能性について言及している」(アメリカの科学雑誌であるサイエンティフィック・アメリカン)
しかし、何というタイミングの良さ(悪さ?)だろう!。
「小惑星認識と惑星防衛の国際年」を定めた矢先に、ヤバい小惑星が発見されちまうとはな・・・。
2024 YR4の衝突確率がどうなるかは今後の観測を待つしかないけど、対策は人類が団結して一丸となって取り組むに値する。
まあ、けどな、どーせ、国際協調なんてクソ食らえなどっかの大統領とかが引っ掻き回すことになるに決まってる。
次回の接近は、2028年後半(2028年12月17日頃)だそうだから、ギリギリ任期中だしな。
ウィキの出典を調べていたら、こんな記述もあった。
(新たに発見された小惑星は2032年に地球に衝突する可能性がある)
https://skyandtelescope.org/astronomy-news/newly-discovered-asteroid-has-slight-chance-of-earth-impact-in-2032/
「衝突の可能性を否定する、あるいは肯定する一つの方法は、小惑星が実際に衝突コースにあったとしたら、その位置を正確に観測した地点を見つけることだと語った。そこに何もなければ、小惑星はそのコース上には存在し得ず、衝突の可能性は排除される。」(カリフォルニア在住のアマチュア天文家サム・ディーン氏)
「残念ながら、公開されている画像には、この問題を解決するほど深くその特定の空の部分をカバーしているものはありません。しかし、アーカイブによると、パロマー天文台の望遠鏡は、2016 年にまさにその空の領域を 3 枚の画像で撮影しており、まだ公開されていないだけです。」
「ディーン氏は、それらの画像を公開できるかどうか天文台に問い合わせました。公開できれば、2024 YR 4の可能性のある影響に関する疑問を最終的に解決できる可能性があります。」
おっと、過去データを漁るわけだ。
パロマー山天文台(正式には、パロマー天文台)が2016年撮影の画像を公開したかどうかは不明だ。
それでもってケリがつくかどうかは分からない。
結果次第では、衝突確率がさらに高まることも懸念される。
今日は、ヤバ過ぎるネタをほじくってしまったようだ。
一寸先は闇の惑星防衛。
逃げるったって、地球から離れるわけにはいかないからな。
やっぱ、火星移民しかないんだろうか・・・。
<<この話、ヤバ過ぎるので別稿で書く>>
(〈見逃し配信〉地球に迫るメガトン級破壊力の小惑星「アポフィス」の正体 4年後の最接近で衝突の確率は?)
https://dot.asahi.com/articles/-/248665?page=1
「目次:
1ページ:
・500メガトンの爆発力
2ページ:
・くすぶる衝突の可能性
・先月も小惑星が衝突
3ページ:
・世界の防災に役立つ」
グーグルニュースが見つけてきたネタだ。
アポフィスについては、以前にもこのブログで取り上げた記憶がある。
衝突するとかしないとか、人騒がせな地球近傍小惑星の一つだ。
「「AERA dot.」に最近掲載された記事のなかで、特に読まれたものを「見逃し配信」としてお届けします(この記事は1月2日に「AERA dot.」に掲載されたものの再配信です。年齢や肩書などは当時のもの)。」
まあ、どうでもいいんですが。
「アポフィスは29年4月13日、地球をかすめるように最接近する。」
「アポフィスは29年の後も、36年、68年に接近する。」
「今後、100年間は衝突の危険性はない」(NASA)
とはいえ、29年の接近も、どうやら近そうだしな。
気になったので調べた。
(プラネタリーディフェンスの取組みとアポフィス観測について)
https://www.mext.go.jp/content/20240927-mxt_uchukai01-000038107_2-1.pdf
「小惑星 (99942) Apophis概要:
・2029年4月13日(金)に地球最接近(21:46UTC、地心から0.00025auまで=地表から約32,000km)する直径340mの小惑星として国際的に注目が高まっている
・地球に衝突すると大災害となる直径が340mの天体が静止軌道よりも近い距離を通過するのは観測史上初」
静止軌道(35,786km)の内側かあ・・・。
近いと言えば近い(大井町よりは遠いか)。
「国連:
✓ 2029年を「国連国際惑星防護年」とすることが2024年6月の国連COPUOS本委員会において基本合意。」
んな話は聞いてないんだがな・・・。
(国際連合広報センター:東京:国連の記念日/年:国際年)
https://www.unic.or.jp/activities/international_observances/years/
本日現在、んな国際年の記述はない。
ガセネタなんじゃないのかあ?。
(小惑星研究の今 日米試料交換、人類を守る衝突実験…挑戦続く)
https://scienceportal.jst.go.jp/explore/review/20241225_e01/
「「これほど大きな天体が地球にこれほど接近するのは、5000~1万年に1回」(ESA)といい、貴重な観測の機会として注目される。これを受け、国連はこの2029年を「小惑星認識と惑星防衛の国際年」に指定している。」
おっと、どうやら本当らしい。
国連広報センターの東京事務所はサボってんのかあ?。
記事では、ESAの探査機ラムセス(クサい命名だ・・・)に我が国の観測機器を載せることや、打ち上げにH3を使うことも出ている(まだ未定のようですが)。
国連の国際年は、英語版のページで確認した。
(国際小惑星認識・惑星防衛年)
https://www.un.org/en/observances/asteroid-awareness-year
「2024年、国連総会は、99942アポフィスの接近を機に小惑星に関する世界的な認識を高めるため、2029年を国際小惑星認識および惑星防衛年と宣言しました。」
リンクがあったので、総会の宣言文にも一応目を通した。
「Decides to declare 2029 the International Year of Asteroid Awareness and Planetary Defence」(2029年を小惑星認識と惑星防衛の国際年と宣言することを決定)
過去のいきさつやらなにやらと関連付けた、だらだらとしたお役所な文書だ(暇な人は読んでください)。
リンクされている動画を見ると、静止軌道の外側を通過しているように見えるが、赤道上ではそうでも、極に近づく過程で地球との距離は36000kmを切っているようだ(画像参照)。
まあいい。
確認しておこう。
小惑星アポフィスは、2029年4月に地球に最接近する。
衝突することはないらしいが、距離的には静止衛星軌道より近い。
千載一遇の機会に、接近観測が計画されている。
国連でも、2029年を「小惑星認識と惑星防衛の国際年」と定めた。
我が国がどのように国際協力をしていくのかは未定のようだが、観測機器の提供(太陽電池パネル含む)やH3による打ち上げ機会の提供が検討されているようだ。
ちなみに、アポフィスというのはエジプト神話の悪の化身アペプが命名の由来となった。
(アペプ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9A%E3%83%97
「古代エジプト語のヒエログリフは、母音を明確に記述しないため本来の発音は、はっきりしない。古典ギリシア語転記であるアポピス(’Αποφις, Apophis)でもよく知られる。」
「闇と混沌を象徴し、その姿は、主に大蛇として描かれる。」
「世界の秩序が定まる前に生まれたので秩序を破壊しようとすると考えられた。」
小惑星アポフィスが衝突したら、半端ない災害が発生するだろう。
「死者の書は、アポピスから身を守る方法が描かれている」
古代エジプトでは、まじないするしかなかったようだが、21世紀の人類は、もちっとマシな対応が出来るかもしれない。
地上のドンパチやスターウォーズ2.0も結構だが、こういうのに全力を傾けてもらいたいもんだな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(新発見の小惑星、32年に地球衝突のわずかな可能性 今後の観測で判断)
https://www.cnn.co.jp/fringe/35228947.html
「ESAとNASAのリスクリストでは12月31日、2024 YR4がトップに躍り出た。」
「2032年12月22日に地球に衝突する可能性が1.2%」
おっと、新手の衝突可能性がる小惑星が発見されたらしい。
(2024 YR4)
https://ja.wikipedia.org/wiki/2024_YR4
「2024年12月27日に小惑星地球衝突最終警報システム (ATLAS-CHL) による観測から発見され、40 m から 100 m の直径を持つと考えられている。」
「天体の地球への衝突リスクを評価した尺度であるトリノスケールが「3」と評価」
「これは天文学者らによる細心の注意が求められる段階であると評されている」
「2025年2月初旬時点で、2024 YR4 は2004年に (99942) アポフィスがトリノスケール「4」と評価された事例に次いで観測史上2番目に高い衝突リスクが評価されている小惑星である」
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
「観測により軌道予測の精度が向上することで、トリノスケールによる評価が行われた他の殆どの小惑星の事例と同様にいずれは最終的な地球への落下の可能性は非常に低くなるとみられている」
それって、単なる気休めじゃないのかあ?。
「発見の2日前である2024年12月25日に地球から約 828,800 km(月までの距離の約2.156倍)の距離にまで接近しており、次に地球へ接近する2028年12月17日までは地球から遠ざかる位置関係」
最接近の前に見つけてもらいたいんだがなあ・・・。
まあいい。
「2024 YR4 が2032年12月22日の地球への接近の際に地球に衝突する確率が 1.4%(約71分の1)と算定」(2月3日現在)
CNNの報道(1.2%:2025.02.01 リリース)より、ビミョーに高くなっているのが気になる。
観測期間が長くなれば、観測精度が上がって確率が下がるんじゃないのかあ?。
「正式発見前の否定的な観測結果を軌道計算に含める場合、観測弧から計算された、地球に衝突しない軌道の 60 - 80% が除外され、2024 YR4の衝突確率は 3% に上昇すると推定される。さらに、2024年12月25日単一の精度が低い観測結果も含めると、衝突確率は 6% にまで増加する可能性があるとしている」
やれやれ・・・。
「欧州宇宙機関によると、オーストリアのウィーンで予定されていた会合において今後の対応を決定するとし、その時点で衝突確率が 1% を超える状態のままであれば SMPAG は国際連合に勧告を行い、様々な対応策の評価を開始する可能性があるとしている」
「地上の望遠鏡からの観測が困難となる2025年4月までに地球への衝突の可能性を完全に排除できない場合、DART計画のような小惑星の軌道を変化させる計画の見通しについて議論する可能性について言及している」(アメリカの科学雑誌であるサイエンティフィック・アメリカン)
しかし、何というタイミングの良さ(悪さ?)だろう!。
「小惑星認識と惑星防衛の国際年」を定めた矢先に、ヤバい小惑星が発見されちまうとはな・・・。
2024 YR4の衝突確率がどうなるかは今後の観測を待つしかないけど、対策は人類が団結して一丸となって取り組むに値する。
まあ、けどな、どーせ、国際協調なんてクソ食らえなどっかの大統領とかが引っ掻き回すことになるに決まってる。
次回の接近は、2028年後半(2028年12月17日頃)だそうだから、ギリギリ任期中だしな。
ウィキの出典を調べていたら、こんな記述もあった。
(新たに発見された小惑星は2032年に地球に衝突する可能性がある)
https://skyandtelescope.org/astronomy-news/newly-discovered-asteroid-has-slight-chance-of-earth-impact-in-2032/
「衝突の可能性を否定する、あるいは肯定する一つの方法は、小惑星が実際に衝突コースにあったとしたら、その位置を正確に観測した地点を見つけることだと語った。そこに何もなければ、小惑星はそのコース上には存在し得ず、衝突の可能性は排除される。」(カリフォルニア在住のアマチュア天文家サム・ディーン氏)
「残念ながら、公開されている画像には、この問題を解決するほど深くその特定の空の部分をカバーしているものはありません。しかし、アーカイブによると、パロマー天文台の望遠鏡は、2016 年にまさにその空の領域を 3 枚の画像で撮影しており、まだ公開されていないだけです。」
「ディーン氏は、それらの画像を公開できるかどうか天文台に問い合わせました。公開できれば、2024 YR 4の可能性のある影響に関する疑問を最終的に解決できる可能性があります。」
おっと、過去データを漁るわけだ。
パロマー山天文台(正式には、パロマー天文台)が2016年撮影の画像を公開したかどうかは不明だ。
それでもってケリがつくかどうかは分からない。
結果次第では、衝突確率がさらに高まることも懸念される。
今日は、ヤバ過ぎるネタをほじくってしまったようだ。
一寸先は闇の惑星防衛。
逃げるったって、地球から離れるわけにはいかないからな。
やっぱ、火星移民しかないんだろうか・・・。
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