魔物の正体:LE-9に設計変更を迫る事態2020年09月24日 16:47

魔物の正体:LE-9に設計変更を迫る事態
魔物の正体:LE-9に設計変更を迫る事態


(H3ロケット開発を襲った“魔物”とは?、エンジンに見つかった技術的課題)
https://news.mynavi.jp/article/20200924-1332582/2

「2021年度に打ち上げるということも、(今回起きた問題への対処などに)自信がなければ言わない」

大見え切った岡田プロマネ。

エンジン開発に伴う目に見えなかった魔物(開発に伴う想定外のトラブル)の正体が見えてきた段階で、闘志むき出しなのは結構だが、一方で厄介な課題を突き付けられている。

見えてきた2つの課題は、このエンジンの特性に関係し、性能と安全性のバランスを高度にとらなければならない核心部分だからな。

・燃焼室内壁の開口:
想定外の燃焼室内の温度上昇に伴う内壁表層部の溶損による板厚の減少と、それに伴う構造強度低下により開口

更には、冷却不足を改善しようとして、冷却溝内に送る液体水素の流量を増やしたり、フィルム冷却用の水素の量を増やせば、これらは燃焼に貢献しないため当然性能は下がる。

エンジンの堅牢性を維持しようとすれば、性能を下げるしかない。

燃焼室の内壁は、熱交換効率を上げるために限界まで薄く作られている(0.7mm)。

エキスパンダーブリードサイクルエンジンの本質的な限界を、製造技術で突破しようとしてきた開発の基本戦略が脅かされている。

うまくいったと思われている噴射器の設計まで弄ることになれば、手戻りは相当になるだろう。

異常燃焼(定常燃焼時の想定外の温度上昇など)は数値モデルでシミュレートしきれないことがハッキリしたわけで、高信頼性開発プロセスという泣く子も黙る宝刀の刃が欠けてしまったわけだ。

もっとも、今回のトラブルのデータを取り込んで、更に高度のシミュレーションが可能になり、グリグリするだけで異常燃焼パターンを再現できるように進化させることが出来るかもしれない。

ころんでもただでは起きない。

それは、再設計に踏み込み確定の水素ポンプも同じだ。

・液体水素ターボ・ポンプのタービンの疲労破面:
液体水素ターボ・ポンプの第2段動翼(タービンの一部)の、76枚中2枚に、疲労破面(ひびのようなもの)を確認

共振域を避けて、誤魔化し運転(!)で凌ごうとしていたわけだが、安全と思われた回転域でもヒビ入っちゃったから、仕切り直しで全回転域から共振域を排除するというトーゼンな対応となった。

やったろうじゃないの!。

日程優先で、見切り発車してテストフライト2で辻褄を合わせようという姑息な手段にダメを食らったようなもんだ。

開き直って、振出しから出直す(それが正解だな)。

今回の開発は、コスト削減を錦の御旗にして、そうとうアグレッシブに挑戦している。

3Dプリンターによる噴射器の製造、大容量電動バルブの採用、水素側ポンプの製造(LE-Xでは米国側開発)と一体成型。

世界初の大出力エキスパンダーブリードサイクルエンジンだが、それはとりもなおさず原理的に筋が悪く、誰も手を出さなかっただけの代物だ。

シミュレーションと部分的な開発実績、伝家の宝刀である高い製造技術でクリアできると見込んで始めたものの、いよいよ本番エンジンを回してみたらボロボロと問題が噴き出してきたというのが実態ではないのか。

それがエンジン開発という物だろう。

BE-4も、ULAにサンプル出荷したエンジンのターボポンプトラブルででスタックしているし、ラプターも長秒燃焼はクリアしていない様だ(飛行テストの度に、どっかから火が出てるしな)。

LE-9は産みの苦しみを味わっている。

浮沈子は、H2Aとの併用期間を置くもんだと認識していたんだがな。

現在は少なくとも、テスト飛行を2回やったら正式導入になるらしい。

そっちもついでに見直して、H2Aで保険かけといた方がいいような気がする。

それだけ自信があるということなんだろうが、魔物が本気で牙を剥くのはこれからかもしれない。

高効率のタービンを、なるべく少ない水素で回して燃費を稼ごうとすれば、必然的に燃焼室から熱回収する冷却水素を減らさなければならず、その分フィルム冷却に回す水素は増やさなければならない。

どう転んでも、燃焼に寄与する水素を減らさなければ大出力エンジンが成立しない原理なわけだ。

工学的な限界がある中で、その最適解をピンポイントで取りに行く技術カルトなエンジン。

安全と高性能とコストダウンを同時に手にすることは困難を極める。

有人ロケットや再使用もターゲットとしていると言われるが、今はそれどころじゃないだろう。

正確な表現じゃないが、ターボポンプの羽根(2枚)にはヒビが入り、燃焼室には無数(14個)の穴が開いたわけだ。

やれやれ・・・。

ある意味では、最も困難と思われた領域で、案の定トラブったともいえる。

物理の神様は公平だ。

正しい対応をしなければ、合格は出さない。

合格ラインを下げての仮合格はさせてくれなかったわけだ。

ちゃんと勉強して来いと。

シミュレーションでカンニングしないで、ちゃんと壊して確認しろと(そうなのかあ?)。

タービンブレードのひずみセンサーの話は初耳だが、それが開発のコストと期間にどれ程の影響を与え、貢献するのかは分からない。

少なくとも、今回の延期の決断には貢献したわけだ(本番でぶっ壊れるよりはよほどマシだがな)。

そっちがボトルネックなのかどうかも分からない。

燃焼室の開口の方が、浮沈子には厄介な気がするんだがな。

また、2つのトラブルは、互いに独立の事象といわれているが、熱交換に使われる燃焼室冷却水素の流量が見直され、タービンを回す水素量が変われば、影響は避けられなくなる(燃焼室の冷却を、熱交換とフィルム冷却のどっちで対応するのかは不明)。

それらを上手く塩梅して、これで行けると自信を持って回してみたら、別の問題が出てきたりしてな(そ、そんなあ!)。

壊してみなけりゃわからんものは、やっぱ壊してみなくっちゃ・・・。

<以下追加>----------

記事で気になったのは、試験翌日には分かっていたトラブルの公表が、思った通りターボポンプのテスト後に設計変更しなけりゃムリポな状況が明らかになった後だってことだ。

「今年5月26日に8回目の試験を実施し、その翌日にエンジンの内部点検を行ったところ、新たに2つの技術的な問題が確認された。」

「翼振動計測試験を行い、タービンに起きた事象がクリアにわかったことで、『これはきちっと設計変更をする必要がある』と、(対策のため延期することに対して)腹をくくった」

それまでは、延期せずに何とかなると思っていたようだ。

うーん、ネガな情報はあんま公表したくないしな(そうなのかあ?)。

「予定どおりに打ち上げたかったというのが本音。」

「いろんな原因が考えらえるなかで、『なんとか2020年度中の試験機1号機の打ち上げができないか』という一縷の望みもあった。」

拙速に走らずに済んだのは、タービントラブルの原因を明確にしたリモートセンサー(ひずみゲージ)のおかげだな。

「おそらく世界でも前例がない試験で、少なくとも日本では初めて。IHIが航空機用の試験でこの技術をもっていたことから実現した。問題が起きたために行ったことなので胸を張れる話ではないが、技術的にものすごいことで、この試験の結果、かなり多くのことがわかった」

細かいトラブルの話はいくらでもあるだろう。

それらをすべてリアルタイムに明かす必要はない。

が、数か月塩漬けにされた燃焼室のトラブルは看過できない。

浮沈子は素人だからな、燃焼室に穴が開いた(14個も!!!!!!!!!!!!!!←14個)と聞いただけでビビる。

そっちが、簡単に解決できそうなら、そして、ターボポンプの故障が設計変更に至らずに済めば、公表はさらに遅れたかもしれず、下手したら明らかにされなかったかもしれない。

LE-9の開発は、世界のロケット工学の注目の的だからな。

情報戦略的にも、キッチリ管理されているに違いない。

今回、特別に記者説明会を開催したのだって、浮沈子みたいな怪しげなのが言いたい放題なのを牽制する効果も狙っているだろう(そうなのかあ?)。

そういうところで出てきた情報を鵜呑みにしていいものかどうか。

平和利用とは限らない我が国のロケット事情もある。

軍事衛星を打ち上げることもある基幹ロケットの開発事情は、高度な国家機密だ。

まっとうに開示されると思う程お人好しではないけど、気をもむ人の気にも配慮してもらいたいもんだな・・・。

効果的なインドの感染者対策?:新規検査数を減らせば新規感染者も減る2020年09月24日 14:04

効果的なインドの感染者対策?:新規検査数を減らせば新規感染者も減る
効果的なインドの感染者対策?:新規検査数を減らせば新規感染者も減る


インド(感染者5,732,518、死者91,149人)の新規感染者数の増加が減少に転じた。

おおっ!、感染対策が功を奏したのかあ?。

よく見ると、そうともいえないようだな。

ここ数日の傾向として、新規検査数が減少に転じている。

事情は分からないが、それが影響しているとすれば由々しき事態だ。

感染を疑って検査する対象が減って、検査数が減少しているならいいが、状況的に検査すればするだけ感染者が増える傾向だったからな(陽性率は減らないしな)。

当局が何を考えてるのかは分からないが、検査数を減らせば感染者数が減り、社会経済活動緩和の言い訳が立つと考えているなら本末転倒も甚だしい。

そうでないことを願うのみだ。

米国(7,028,887、205,130)は、テキサスで一昨日、昨日と新規感染者が爆増したが、今朝は収まっている。

テキサス州の新規感染者数
20日:2466
21日:9853
22日:17820
23日:3045

人口約3000万人のテキサス州の感染者累計(719252人:全米2位)が、4000万人のカリフォルニア州(787470人:全米1位)に迫っている。

やれやれ・・・。

全米の新規感染者数は、異常値(48206人)を記録した昨日からは下がったが、3万人台後半(37666人)を維持しているから、下げ止まったと見ていい。

傾向としては反転増加に転じそうな感じだが、急増することはないだろう(わからんぞお)。

ファウチの懸念は、今まで増加していない地域で、対策不十分のまま流行に突入する事態だが、大統領選挙終盤での感染拡大は避けられないだろう。

学校の再開が本格化していることも懸念材料だ。

インドが、130万人差の米国を抜き去って世界1位の感染者数になる時期は、来月下旬にずれ込むかもしれない。

べらぼーめ・・・。

インドの検査数がさらに減少するようなら問題だな。

ニワトリが先かタマゴが先か。

実体が変わらない限り、小手先の見せかけだけの「対策」では、何の意味のない。

それとも、例によって浮沈子の妄想に過ぎなくて、実際に感染の勢いが衰えてきているんだろうか。

もう暫く、注視している必要がありそうだな・・・。

クジラの日:オヤジギャグな9月4日はもちろん日本だけ2020年09月23日 23:05

クジラの日:オヤジギャグ的に9月4日なのはもちろん日本だけ
クジラの日:オヤジギャグな9月4日はもちろん日本だけ


(ワールドウェールデー– 2月の第3日曜日)
https://nationaldaycalendar.com/world-whale-day-third-sunday-in-february/

「ワールド・ホエール・デー:
ワールドホエールデイは、世界中の海で直面している課題を思い出させてくれます。毎年2月の第3日曜日に観測される世界クジラデーは、これらの高貴な海の哺乳類を祝います。」

(世界クジラの日)
https://www.daysoftheyear.com/days/world-whale-day/

「1980年にハワイのマウイで設立されました。」

「この日を祝うのに最適な方法は、どこにいても募金イベントに参加することです。」

給食のメニューで噛み切るのに苦労した竜田揚に親しんだ浮沈子的には、クジラというのは食い物だと思っている。

牛肉を食い、豚肉を食い、鶏肉を食うようにクジラ肉を食う。

クジラの日を祝うなら、募金する代わりに、食って供養するのが一番だ(そうなのかあ?)。

我が国では、世界クジラの日なんて祝わない(たぶん)。

(くじらの日(9月4日 記念日))
https://zatsuneta.com/archives/109045.html

「鯨類その他の海産哺乳類の試験研究などを行う一般財団法人・日本鯨類研究所が制定。」

ホームページを見たんだが、そんな記述は見当たらない(よく探してないからかな)。

(日本鯨類研究所)
https://www.icrwhale.org/

サイト内検索掛けて見つけられないだけで、どこかに書いてあるのかも知れない。

日本記念日協会で9月4日を検索すると以下の記述が出てくる。

(日本記念日協会)
https://www.kinenbi.gr.jp/

「水産資源の適切な管理・利用に寄与することを目的に、鯨類その他の試験研究などを行う一般財団法人日本鯨類研究所が制定。鯨と日本人の共生を考える日とするのが目的。日付は9と4で「くじら」と読む語呂合わせから。」

リンクが張ってあるので辿ってみる。

(くじらタウン)
https://www.kujira-town.jp/

ここにも、特定の紹介ページなどはなく、サイト内検索でヒットしたのは、大量の食品関係のページ(クジラは食い物だと、あらためて確信する!)。

「くじらの日」としてヒットした記事・・・。

(9月4日(くじらの日)発売!渋谷「元祖くじら屋」監修・無着色鯨ベーコン燻製レモン風味の缶詰)
https://www.kujira-town.jp/news/20200827_20200827/

「厳選した国産鯨肉を使用。加圧釜で炊き上げているため、箸でも切れるほどの柔らかさ。さらには、 畝須(うねす)を軽く茹でた後、燻製の風味で香り付けし、アクセントにレモンの酸味でさっぱりとした後味に仕上げています。」

美味そう・・・。

うーん、関係者の間では、9月4日がくじらの日であることなど当然で、なんで今更解説しなけりゃならんのか、つーノリなんだろうな。

まあ、どうでもいいんですが。

しかし、こんな情報もあって混乱する。

(毎月9日は『クジラの日』)
https://today.jpn.org/all/every-09.php

「日本捕鯨協会や大日本水産会など、25団体が制定。クジラの肉をもっと食べてもらおうというのが目的。日付は『く(9)じら』の語呂合わせから。」

学術研究が本業で、クジラを捕るのも調査のためと誤魔化さなければならない(そうなのかあ?)日本鯨類研究所と異なり、もう、ハッキリ食うためと明言しているのが潔い。

頻度も年に12回と大幅に多くなっている(どーせなら、4の付く日もクジラの日にすればよかったのに)。

ちょっと、近すぎるのかも知れないな。

まあいい。

9月4日が、ひらがなの「くじら」であるのに対して、こちらはカタカナの「クジラ」となっていることに注目だ。

別の意味合いがあるということで、区別しているんだろう(未確認)。

NHKのラジオで放送している海棲哺乳類の番組については、このブログでも紹介した。

(8月のクジラ)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2020/08/27/9282724

「NHKのラジオ聞き逃し(らじるらじる)で、鯨類のことをやっていた。
(カルチャーラジオ 科学と人間「海の哺乳類の進化と生態」(7))
https://www4.nhk.or.jp/P3065/x/2020-08-21/06/71684/3660329/
「鯨類について1 国立科学博物館研究主幹…田島木綿子」」

「「近年の研究で鯨類は、らくだに近い動物の仲間だとわかってきました。」
放送を聞くと、ラクダじゃなくってカバに近いって言ってたけどな・・・。」

(鯨偶蹄目)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AF%A8%E5%81%B6%E8%B9%84%E7%9B%AE

「1994年以降、ミトコンドリアDNA法などにより、クジラ目の姉妹群はカバである可能性が示唆されていた。」

「1999年、二階堂雅人らは、SINE法(反復配列の違いを比較する方法の一種)により、偶蹄目とクジラ目の詳細な系統を明らかにした。従来から示唆されていた通り、クジラ目の姉妹群はカバだった」

やれやれ・・・。

今日更新された聞き逃しの録音(11回目)では、鯨類のストランディング(座礁鯨)を中心に話していた。

くじらタウンには、その田島さんのインタビュー記事も出ていたのでリンクを貼っておく。

(「100年先の未来にも、クジラのことを伝えたい」【田島木綿子さんinterview前編】)
https://www.kujira-town.jp/interview/20200805/

・一冊の本との出会いからシャチに興味を持ち、本物を見るためにカナダのツアーに参加
・鯨類のことをもっと知りたくて、専門を極める分野を、陸上の哺乳類から海の哺乳類に変更
・国立科学博物館の前任者と出会ったことで、水族館暮らしのイルカの死因解明にも関わるように
・博物館研究員にとって大切な使命は「研究」「標本収集」「学習支援」の3つ
・日本では年間約300~400件のストランディングが発生。各地から水族館や博物館に連絡が入る
・クジラから骨を採取する方法は、「砂浜に埋めて腐敗を待つ」と「大きな鍋で煮だす」の2つある
・採取したものは博物館の標本として保管すれば、100年、200年先までみんなに見てもらえる
・腎臓や胃の内容物から環境汚染物質を調査したり、皮膚や筋肉を採取してDNAを見たりも

(「哺乳類仲間のクジラにはシンパシーを感じる」【田島木綿子さんinterview後編】)
https://www.kujira-town.jp/interview/20200819/

・海の哺乳類も、わたしたちと同じように風邪を引いたり感染症にかかったりする
・環境汚染物質が含まれた母乳を摂取し続けたことが原因で死んでしまう赤ちゃんクジラもいる
・わたしたち一人ひとりが地球について考えることで、未来はきっと変わる
・進化の過程で海に戻ったのに、肺呼吸のままで居続けるクジラには意地を感じる
・クジラの赤ちゃんは魚みたいに卵から産まれるのではなく、母体から生まれてお乳を飲んで育つ
・クジラやイルカのことをもっと知りたい人には、写真家・水口博也さんの本がおすすめ
・クジラのことを知ろうとすることは、わたしたち自身のことを知ることにもつながる
・クジラに興味を持ってくれる人がひとりでも増えるよう、後継者探しにも力を注いでいきたい

前後編とも、なかなかいい記事なので、興味があったら読でみることをお薦めしたい。

ストランディングについては、浮沈子は別の考えを持ってるんだがな(もちろん、例によって妄想ですが)。

田島さんは、海に戻っても哺乳類であり続けることに意地を感じるという。

うーん、どっちかと言えば、後悔してるんじゃないのか。

陸地にいれば良かったとか。

もう一度、陸に戻りたいとか。

俺たちだって肺呼吸してるんだから、陸上で生きられないわけはないとかいうワケワカなこと考えて、冒険心溢れる奴らが突撃してしまうのかも知れない。

クジラにとって、陸上はかつての故郷だしな。

里心付いちゃったとか・・・。

じゃあ、集団で座礁しちゃうマスストランディングって何よ?。

ああ、人間でも宗教団体とかで集団自殺とかするじゃん!?。

世を憂えて、そういう終末的な行動をするってのも、高等生物の証かもしれない(そうなのかあ?)。

もちろん、実際にはそんな話じゃないと思うけどな。

様々な原因があって、ストランディングは起こるらしい。

全てのストランディングに共通の要素はないらしいが、水から上がれば彼らは生きていけない。

分厚い脂肪層に覆われていることによる体温の上昇、内蔵の自重による圧壊、頭部の噴気孔(鼻の穴だそうです)が水没して窒息死するなどなど・・・。

水中が我々にとって危険であるように、陸上は彼らにとって危険な場所、訪れてはいけない禁断の聖地なのだ。

にも拘らず、病気や思い違い(エコロケーションの失敗)、何らかの外的要因(環境汚染や地磁気異常など:後述)、リーダーの判断ミス、その他不明の原因で座礁する。

運よく、人の手を得て脱出できるケースは少ないそうだ。

だが浮沈子は、我々が水中や宇宙にあこがれるように、クジラ(イルカも含めて)は、陸上にあこがれているのではないかという考えを捨てきれない。

昔、イルカの日という映画があった。

(イルカの日)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%81%AE%E6%97%A5%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%81%AE%E6%97%A5

「1973年制作のアメリカ合衆国のサスペンス・スリラー映画。」

浮沈子は、映画の方は見たことないが、邦訳された原作は読んだ気がする。

抒情溢れる映画のテーマ曲は、わんぱくフリッパー世代の浮沈子には、イルカにそぐわない気もする。

(「イルカの日」のテーマ / ジョルジュ・ドルリュー作曲(1974年公開米映画):動画出ます。)
https://www.youtube.com/watch?v=F9CChpp1YfE

ちなみに、世界クジラとイルカの日というのもある。

(世界クジラとイルカの日)
https://pt-zapovednik.org/world-whale-and-dolphin-day/

「国際捕鯨委員会によって1986年に設立されました。この日は、委員会のメンバーが商業捕鯨の完全禁止に投票した1982年の同じ日付をマークする7月23日に祝われます。」

単なるイルカの日というのもある。

(国立イルカの日– 4月14日)
https://nationaldaycalendar.com/national-dolphin-day-april-14/

「国立イルカの日の歴史:
National Dolphin Dayは、米国獣医師会のペットヘルスアウェアネスイベントの一部として記載されています。」

同じ哺乳類だからとか、頭良さそうだとか言われても、浮沈子には美味そうな肉のカタマリに思える。

水面から見たり、水族館で見た以外、水中で会ったのは小笠原で潜った時だけだが、泳ぐのは速かったし、子連れであまり遊びたがってなかったから、印象が良くない。

イルカと泳ぎたいとかいう気も余りない。

ちなみに、イルカはクジラだ(鯨偶蹄目)。

主に大きさで、小型の歯クジラの一部をそう呼んでいるに過ぎない。

分類的にも、マイルカ科の中にゴンドウクジラがいるしな。
(ゴンドウクジラ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%82%B8%E3%83%A9

「ゴンドウクジラ(巨頭鯨)は、クジラ類ハクジラ亜目マイルカ科に含まれる小型のクジラの一群。」

大きさによると言っても、コマッコウ(クジラです)が3m程度なのに、シャチは(クジラとはふつー言わない)8mだ。

ベルーガともいわれるシロイルカだって、5m以上だしな。

テキトーなわけだ。

確認しておこう。

世界の潮流がどうあれ、クジラは食うものだ。

我が国では9月4日がくじらの日(「クジラ」じゃない)として記念日となっているが、浮沈子的には2月9日でもいいと思っている(お肉の日:2月は29日の肉の日(後述)がないので)。

毎月9日がクジラの日(「くじら」じゃない)というのは初めて知った(ちなみに毎月29日は肉の日:2月は9日:閏年はどーする?)。

浮沈子は、昔(20年前)小笠原に行った時に、ボートからホエールウォッチングした。

ザトウクジラがボートの近くでジャンプ(ブリーチング)して、着水する際にしぶきを浴びたことだってある。

デカい。

とにかくデカい(アットーテキ!)。

夜に公民館で行われた現地NGOの勉強会に行って、熱心に話を聞いた(ザトウと言えば?→座頭市:爆笑のやり取りで、答えたのは浮沈子)。

それはそれで楽しかったし、地球の海の豊かさを肌で感じることができた。

夕方の観測ステーションから、あちこちで上がる噴気を眺めた記憶もある。

このクジラたちを育む海を守り続けることは、同じ地球に住む我々の務めだ。

観光資源としての利用価値は当然あるし、食用としての価値もある(油とか、今でも使ってるんだろうか?)。

食物連鎖の頂点であるために水銀汚染は免れず、摂取量には制限が掛かっている(妊婦は週に80gまで)。

クジラ自体も、汚染物質の害を受けているといわれる。

ストランディングについては、ギガジンにも記事が出ていた。

(太陽嵐がクジラの感覚を狂わせ座礁させているという調査結果)
https://gigazine.net/news/20200225-solar-storms-whales/

「クジラはその航海に磁場を利用していることから、クジラの座礁は地球の磁場の変化が関係しているのではないかと、これまで指摘されていました。」

「新たな研究では、クジラが磁場の変化を受けて座礁するのではなく、太陽嵐がクジラのセンサー自体を混乱させている可能性が示されています。」

「研究者が地球の磁場に基づいて調査を行っても、コククジラが磁場の変化の影響を受けて座礁しているとは示されたなかった」

海の生き物については、未解明な話が山ほどある。

宇宙のかなたの出来事が、どうして水中のクジラに影響を及ぼすのかもよく分からない。

人間では、電波が見えるとか言うと病院送りになったりするが、クジラには見えているのかもな・・・。

<以下追加>----------

世界では、今日も大規模なストランディングの発生がニュースになっている。

(豪タスマニアで打ち上げられたクジラ、470頭に 別の群れ発見)
https://www.bbc.com/japanese/54261332

「470頭のクジラが打ち上げられたのはオーストラリアの最多記録」(確認中)

「オーストラリアで見られるクジラの座礁のうち、8割以上がタスマニア島で発生している。」

ほほう、面白いな。

タスマニアには、クジラを引き付ける何かがあるに違いない。

(TAS、西部海岸でゴンドウクジラ380頭座礁)
https://nichigopress.jp/ausnews/200260/

「TAS島の北西部から西部にかけての海岸はしばしばクジラ、イルカの群れが浅瀬や浜に乗り上げる現象が起きており、研究者は長年原因を調査してきたが未だに解明できていない。」

「公園野生局ではすでにクジラの死骸の回収と処理の検討に入っており、24日に発表があるだろう」

どーせ、腐らして捨てちゃうんだろうな(もったいない・・・)。

(マリアナ諸島におけるクジラの座礁の半数は、軍のソナーテストの後で発生していたとする調査結果(米研究))
https://www.excite.co.jp/news/article/Karapaia_52288280/

「1962年から2006年にかけて、マリアナ諸島でクジラの座礁が報告されたことは一度もなかった」

「2007年から2019年1月にかけては、グアムとサイパンで座礁クジラが8件(計10~11頭)報告されている。」

我が国における座礁鯨の件数(年間300件から400件)に比べると少ないが、半世紀近く目撃がなく、最近になって小規模な発生が続いていることは注目に値する。

「海軍の潜水艦が使用する中域周波数ソナー(MFAS)に関連性」

「マリアナ諸島でMFASが導入されたのは2006年のことで、以降ほぼ毎年MFASのテストが行われている」

うーん、ありそうな話だ。

タスマニアで極秘の軍事演習でもしてるんじゃないのかあ?。

豪州は、潜水艦の調達で物議をかもした。

将来的に原潜を持ちたいということから、フランスからの調達(建造は国内)になったが、オーストラリア周辺では潜水艦活動の活発化が指摘されている。

(新型潜水艦で海上防衛強化を図るオーストラリア)
https://ipdefenseforum.com/ja/2020/04/%E6%96%B0%E5%9E%8B%E6%BD%9C%E6%B0%B4%E8%89%A6%E3%81%A7%E6%B5%B7%E4%B8%8A%E9%98%B2%E8%A1%9B%E5%BC%B7%E5%8C%96%E3%82%92%E5%9B%B3%E3%82%8B%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%82%A2/

「2035年までに、オーストラリアが最も関心を寄せるインド太平洋地域で世界の潜水艦の約半数が活動することになると考えられる」

「オーストラリアの国家安保にとって、永続的かつ強力な潜水艦能力が不可欠となる」

潜水艦が増えれば、水中は益々にぎやかになることだろう。

まあ、最近の潜水艦は、音出さないようにしてるけどな。

それを探知するために、アクティブソナーをぶちかますことになる(未確認)。

エコロケーションする歯クジラたちにとって、騒音公害は煙幕と同じだ。

我が国での座礁事例が多い理由は、よく分からない。

沿岸に生息するスナメリが多いことから、人間とのかかわりによるものかもしれない(未調査)。

たまにジェット船と衝突するのは、外洋性のクジラだろう。

(障がい? 不注意? 高速ジェット船がクジラに衝突)
https://oceana.ne.jp/domestic/59514

「現場は、伊豆大島(東京都大島町)の北西約13キロの海上。」

「クジラと船がぶつかることはそう珍しいことではありません。」

「スリランカでボートにぶつかったマッコウクジラがいたんだ。その後、何回かその子に遭遇したんだけど、他のクジラたちに比べて、明らかに反応が鈍かったんだよ」

「今回の事故は、もしかしたら、聴覚とか、ソナーとかに障害があるのかもしれないとか思った」

ははあ、障害クジラか・・・。

ハンディキャップがあれば、そういうことがあるかもしれないな。

生まれつきなのか、病気でそうなったのか、はたまた、人間活動のせいなのか。

ストライディングだけじゃなく、衝突事故もある。

クジラも楽じゃないな・・・。

<さらに追加>----------

(第47回昭島市民くじら祭 ~令和の夏!くじら祭で夢花火!~)
http://www.akishima-kanko.org/koho/entry-1988.html

昭島なんて内陸に、どーしてくじら祭があるんだあ?。

「昭和36年に昭島市内の多摩川で“くじらの全骨格”が発見されたことにちなみ、昭和48年から毎年8月に開催されているくじら祭。」

「研究の結果、平成30年には新種ということが判明!
「エスクリクティウス アキシマエンシス」と学名が付きました。」

新種と判明するまで、1961から2018年まで57年も掛かっている。

学名がクサいのは仕方ないか・・・。

(アキシマクジラ)
https://www.tokyo-kokuhoren.or.jp/about/web_organ/pdf/no650/guid_tamatebako.pdf

「「奇跡」の発見:
1961年の夏、昭島市の多摩川河川敷を散歩中の男性により、クジラの化石が発見されました。当時、全骨格に近いクジラの化石が見つかることは世界でも例がなく、全国的な大ニュースとなりました。」

浮沈子が3歳の頃だからな。

記憶にはない・・・。

「クジラが生きていたのは、東京の大半が海の中にあった約160万年前です。比較的浅瀬に近い昭島市付近で息絶えたところに堆積物が積もり、長い時間をかけて化石へと変化していったものと考えられます。」

「貴重な発見がなされた背景には、大きな地殻変動や温度変化がなかったことや、川の浸食により化石の一部が露出した一瞬のタイミングで発見されたことなど、いくつもの偶然が重なりました。」

「新種に認定:
「アキシマクジ」の発見から半世紀余り、学術的な研究は未だ道半ばでした。転機が訪れたのは昨年(2018年)。3名の研究者の論文発表により、「これまで世界で発見されたことのないコククジラ属の新種」に認定され、学名(ラテン語)「エスクリクティウス アキシマエンシス」と命名されました。」(Eschrichtius akishimaensis:自動翻訳を通すと、エシュリクティウスと表記される。)

「化石は原則非公開ですが、2020年3月にオープンする昭島市教育福祉総合センターに、原寸大のレプリカと化石の一部が展示される予定です。」

(アキシマクジラのメインページ)
https://www.city.akishima.lg.jp/li/040/040/010/index.html

ようやく見つけた、紹介ページだ。

コンテンツには、論文の要約も掲載されている(現論文は閲覧していないが、浮沈子的にはこれで十分)。

「論文発表に至る経過:
アキシマクジラの化石は、昭和36年8月に発見され国立科学博物館(新宿分館)にて調査、保管後、平成24年3月に群馬県立自然史博物館に移送されました。
同館において調査、研究が進められ、コククジラ属の新種のクジラであるという研究論文がまとめられ、平成29年3月に日本古生物学会に正式受領されておりました。
その後、平成30年1月1日に同学会英文誌に掲載されたことにより、アキシマクジラが正式に新種の個体として認められ、学名も付与されました。」

(コククジラ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%AF%E3%82%AF%E3%82%B8%E3%83%A9

「コククジラは外洋に出ることなく、沿岸部を南北に往復し、2万kmを回遊する。これは、現生哺乳類の年間の回遊距離としては、おそらく最長のものである。」

「他のヒゲクジラ類がプランクトンを捕食するのに対し、コククジラは海底の泥や砂をヒゲで漉し取ることによってカニなどのベントス(底生動物)を捕食する。」(浮遊性のプランクトンも食べるようです。)

変わりもんだな・・・。

(昭島クジラ)
https://en.wikipedia.org/wiki/Akishima_whale

残念ながら日本語のページはない(化石種だから仕方ないか)。

「骨は1961年に父と息子のマサトとタジマヨシオによって東京の昭島の河川敷で最初に発見され、それを昭島クジラの愛称で貸し出し、譲渡されるまで国立科学博物館で保管されていました。」(譲渡先は群馬県立自然史博物館)

昭島のくじら祭は、今年は新型コロナの影響で中止になった。

12号逸れる:影響は軽微か2020年09月23日 11:46

12号逸れる:影響は軽微か
12号逸れる:影響は軽微か


伊豆諸島は大荒れだろうけど、東京地方への影響は軽微に留まる見通しとなった。

やれやれ・・・。

今朝は寝坊して、珍しく水泳教室をサボった。

まあいい。

体調は少し回復し、しかし、体重も増えた。

連休中は大人しくしてたからな。

与太ブログを書き散らし、スターライナーの情報を漁りまくった。

既に関心は薄れてきている。

チェコのイーロンXでは、イジーハダチがスターリンクの記事を書いている。

(SpaceXは、レーザーを搭載した30,000の第2世代スターリンク衛星の運用を申請しました。)
https://www.elonx.cz/spacex-podalo-zadost-na-provoz-dalsich-30-000-druzic-starlink-druhe-generace-vybavenych-lasery/

「同社が構築したスターリンクネットワークをさらに約3万の第2世代衛星で拡張したいと述べています。」

重要な点は2つ。

・スペースレーザーによる衛星間通信(クロスリンク)は、第2世代(まだ承認されていない3万機)で実装される(現在の1万2千機では導入されないのかあ?)。

・ユーザー端末と衛星との通信は、Ku、Kaバンドで行われ、地上局(ゲートウェイ)と衛星との通信にはEバンド(Vバンドより高い周波数帯)が使用される。

まあ、妥当な展開だが、ちょっとガッカリだな。

現在、せいぜい100Mbpsの通信速度が桁違いに早くなることは当分期待できない(第2世代の展開は数年後?)。

せいぜい、数倍程度か。

それでも十分だろうし、安定した通信が行われることの方が重要だ。

バックホールとして使えば、街角の携帯基地局からいきなり衛星に上げて5Gを展開することもできる(中間通さず直接だな)。

Eバンドが使えるなら、そういう運用も可能だ。

重要な点は、それが世界中どこでも(海上でも砂漠の真ん中でも)可能になるということだ。

衛星の軌道配置を見ると、極軌道にもそれなりに送り込んでいるからな。

第2世代の展開は、まだ流動的だろう。

今後、いかようにも変わり得る。

当面は、第1世代(1万2千機)の展開で、地上局経由でやり取りしながらKu、Kaバンドで凌ぐわけだ(今回の記事で触れられていない7千機余りは、違う展開になるのかも知れない:未調査)。

外連味のない、保守的な運用だが、ビジネスとして成功させられれば、まずは目的達成だ。

Vバンドは、第1世代の地上局(ゲートウエイ)と衛星との通信では使うかも知れないな。

現在、Kuバンドでやり取りしているユーザー周りを、第2世代ではKaバンドにも開放しようとしている。

エンドユーザーの通信環境も、世代が進行するにつれて高速化する。

バックホール用途の展開では、第1世代からKaバンドを使わせるんだろう(未確認)。

技術的にも、運用上も無理のない、費用対効果を考慮した展開になってきている。

健全だな・・・。

台風12号直撃:明日から雨の模様2020年09月22日 17:56

台風12号直撃:明日から雨の模様
台風12号直撃:明日から雨の模様


今年は、台風の上陸(島とか半島は「通過」)がないと思っていたら、12号はいきなり東京直撃コース(そんなあ!)。

週末に影響がなければ、週中は諦めよう。

23日、24日は気温も上がらず、雨が降り続く感じだ。

テック45講習の準備でもしながら、引きこもりの生活を送る。

そろそろ、スターリンクの打ち上げのニュースが海の向こうから届きそうな予感がしている。

ハリケーンサリーの影響が残っているのかも知れない。

(ハリケーン「サリー」上陸、熱帯低気圧に変わるも米南部に歴史的洪水)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-09-17/QGS3Q2T0G1KW01

「ハリケーン「サリー」は16日朝に米アラバマ州に上陸し、同州やフロリダ州全域に「歴史的」な洪水をもたらした。」

やれやれ・・・。

穏やかな秋晴れは、しばらくお預けだな。