触媒2017年07月21日 22:02

触媒
触媒


500Eの異音の原因(の一つ?)が分かった。

触媒がぶっ壊れているんだという。

その破片が振動でカラカラと音を立てているんだそうだ。

発進時にギギギッという音もするので、その原因とは思えないけどな。

とりあえず、動かす分には問題ないが、排気が詰まって発熱すると、クルマが燃えるかもしれないと脅かされる。

実際、そういう事例を伝聞ではあるが、聞いたことがあるそうだ。

で、祈るような気持ちで、いったん引き取って、成田までブッ飛ばすことにした。

グアムから帰ってきたら、その足で再入庫することに。

(500E E500 純正マフラーSPORT触媒入換加工)
http://car.webplus.ne.jp/Parts_detail.asp?Id=8504&S_Id=267

「作業には1~2weekほど車両のお預かりが必要です。」

やむを得ない。

「音量についてはアイドル時はほぼ変わらず、抜けが良い分、高回転時は気持ち上がります。」

うーん、まあ、やむを得ないか・・・。

300E時代に、マフラーの根元を腐らせて、首都高で脱落して、すげーヤンキー音させながらヤナセまで運転したときのことを思い出した。

ズボボボボ、ボボン・・・。

「GT-Rなどで使う100φサイズ」

さて、どんな結果になることやら・・・。

画像の触媒を見ていると、今日買ってきたポセイドン用のソフノダイブに似ているような気もする。

(SofnoDive 797)
http://www.divebuddy.com/photo/25956/sofnodive-797/

2個一組だしな。

どっちかというと、見た目のイメージとしては、エクステンドエアーのスクラバーカートリッジの方が近い。

(Large-Bore ExtendAir Scrubber Cartridge - Case of 4)
http://store.addhelium.com/Large-Bore-ExtendAir-Scrubber-Cartridge--Case-of-4_p_3151.html

まあ、どうでもいいんですが。

まあ、考えてみれば、CCRの呼吸回路の中で化学反応を起こし、二酸化炭素を除去しているわけだから、物理的構造が似ているのは当たり前かもしれない。

反応する表面積を大きくするには、粒粒にして細かくするのがよろしい。

気体が通過する隙間も必要だ。

気体を制御する(物理的にも、化学的にも)コアな技術だな。

排気されたガスを、そのままエンジンに吸い込むような内燃機関は実用化されていない。

自動車版CCRか・・・。

永遠に実現されない仕掛けかもな。

そうりゅう型潜水艦には、液体酸素を携行するタイプのスターリングエンジンが採用されたらしい。

(そうりゅう型潜水艦)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%9D%E3%81%86%E3%82%8A%E3%82%85%E3%81%86%E5%9E%8B%E6%BD%9C%E6%B0%B4%E8%89%A6

「本型ではスターリング発電機による非大気依存推進(AIP)システムが導入されている。」

「ただしスターリングAIPシステムは出力が低い低速機(4~5ノット程度)であるため、高速力を発揮する際には、従来通りのディーゼル・エレクトリック方式が用いられる。」

まあな、潜水艦は仕方ないよな。

周りに気体の酸素ないしな。

理想的なのは、やっぱ原子力ということになる。

そのうち、CCRやベンツにも搭載されるかも知れない(わけねーよ!)。

そうしたら、有り余るエネルギーで、二酸化炭素とかは分解して気体の酸素に変換し、炭素は高温高圧で固めてダイヤモンドにするわけだな。

放射性廃棄物はどーする?。

うーん、海の中に捨てるか、大気中にばらまくしかないかもな・・・。

失敗の原因2017年07月20日 20:34

失敗の原因


(【WEC】トヨタ「これからの5戦で勝利し、タイトルを獲得する」)
https://jp.motorsport.com/wec/news/wec-%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BF-%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE5%E6%88%A6%E3%81%A7%E5%8B%9D%E5%88%A9%E3%81%97-%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%92%E7%8D%B2%E5%BE%97%E3%81%99%E3%82%8B-932865/

「我々はチャンピオンシップを勝利しようと試みている」

果たして、そう上手くいくだろうか?。

言っちゃあ悪いが、トヨタは手こずるだろう。

原因が分かっていることと、それを改善することが出来ることとは、天と地ほどの違いがある。

「不利なレイアウトのニュルブルクリンクでトヨタがその性能を実証した」

いいだろう、確かにスパではワンツーをもぎ取った。

だが、それは相手(ポルシェ)が、まだハイダウンフォースモデルを投入する前の話だ。

ポールポジションは確かにトヨタが取ったが、レースそのものは惨敗(車両の破損とはいえ)。

「レース中エアロにダメージを受けた7号車トヨタは、首位から1分遅れで3位。一方、フォーメーションラップ中に燃料ポンプのトラブルを抱えた8号車ポルシェは5周遅れで4位だった。」

「今回は気温はポルシェに適していた。しかし、我々も天候に左右されている時点で、十分な体制を敷いたとは言えないだろう。」

そう、原因は分かっている。

エアロパーツのダメージを受けづらくし、燃料ポンプの不具合を解消し、タイヤチョイスを完璧にすれば、メキシコとオースチンで勝てるというのかあ?。

そこでは、別のパーツが損傷し、違う部品が壊れ、完璧なドライブをするはずだった人間に起因するミスが生じる・・・。

ポルシェだって、同じことが起こる。

浮沈子は、ルマンの状況を見ていて、あることに気づいた。

中盤から終盤にかけ、トップを走っていた1号車が壊れることを想定して、2号車のペースを決めていたのではないか。

もちろん、ワンツーを狙っていたんだろうが、それだけではないような気がする。

最低でも優勝・・・。

盤石なだけではダメなのだ。

盤石でもトラブルは発生するし、人間の行為である以上、ミスは起こる。

もちろん、形あるものは全て壊れる運命にある。

マネージしているのは、目に見えるものだけではない。

もちろん、気温とか路面温度とか天候とか、そういうことではない。

人間の心理とか、ファイティングスピリットとか言うことでもない。

レースそのものをマネージメントできるかどうか。

オーケストラの指揮者のようなもんだな。

生演奏である以上、チョンボは起こる。

練習の時には出なかったミスもある。

音量が足りないとか、デカすぎるとか、テンポがずれるとか・・・。

個々のトラブルは、想定の範囲内だ。

しかし、オーケストラという楽器を十分に鳴らし、作曲者の意図に指揮者の洞察に満ちた解釈を施した演奏は、聴衆の心を打ち、万雷の拍手を得る。

「最も困難なレースで、想定よりもいいパフォーマンスを発揮することができた。」

そうじゃない。

最も困難なレースで、最低でも優勝をもぎ取るのが実力の証だ。

「クルマのパフォーマンスには満足することができた」

個々の要素に目がいっているようでは、チャンピオンシップは望めないのではないか。

「常に難しいレースであるニュルで、想定以上に良い結果を得ることができた」

志が低いな・・・。

「・・・よってポルシェは勝利に値するのだ」

この結語だけには、浮沈子も同意する。

常にチャレンジャーとして戦い、敗れることに慣れ過ぎてはいないか?。

「我々にとってトラックは暑すぎた」

そうではない。

レースにおいて、トヨタは温過ぎるのだ。

喝ーっ!。

さて、次回のレースで、ぶっちぎりでワンツー出来たら、少しは見直すんだがな・・・。

500E入院2017年07月20日 18:44

500E入院
500E入院


異音が出ている。

発進するときに、ギギッという音の後、カタカタし出して、回転の上りと共にピッチが上がっていって、ロードノイズに埋もれていく。

左後輪の辺りからの音だ。

つーか、その辺から出ているように聞こえる。

500Eは、全世界的に左ハンドルしかないので、右側で聞くわけにはいかない。

窓を全開にして、左側に塀とか壁があるとハッキリと聞き取れる。

ハブベアリングかあ?。

金川さんの話では、サイドブレーキの引きずりの可能性もある(他の原因もいくつか)。

いずれにしても、長距離をブッ飛ばすのは危険だな。

先週末ごろ気付いて、エアコンかけていると気にならなかったのでそのままにしておいたら、昨日の帰りとかにも出ていた。

今朝、少し乗って、出なければそのまま成田行きにしようかと思ったが、ちょっとリスキーなので持ち込んだらお預かりということになった。

最悪、ポセイドンとバックアップのサイドマウントBCをボクスターに積んで、成田に行かなければならないかもしれない。

いや、最悪なのは、そのまま強行して、飛行機に間に合わなくなることだな。

あり得る話だ・・・。

まあいい。

大したことなければ、週明け火曜日の引き取りで間に合う。

水曜の午後1番でもギリギリOK。

無理せず、徹底的に直してもらおうと思っている。

実用車だからな。

実用にならなければ話にならない。

うーん、やっぱ、こういう時に頼りになるのはボクスターだ。

手元に置くなら、これしかないか・・・。

21世紀のクルマだしな(2003年型)。

走行距離少なく、維持費も安い(排気量最低)。

いざという時に2人しか乗れないことを除けば、足車にもなる。

しかしなあ、これ1台じゃあな。

もう少し手元には置くけど、やはり、いつかは手放そう。

500Eには、頑張ってもらわないといけない。

終(つい)のクルマは、やはり83タルガしかなかろう。

20世紀のクルマだがな。

さて、J-AUTOから上野毛までの途中には、わが国唯一のAMG専売ショールームがある。

(世界初のAMG専売店、AMG東京世田谷をオープンいたしました。)
https://www.amg-tokyosetagaya.jp/whats_new/30

おっと、世界初か。

2階建てで、1階に受付のおねえさんが一人いる。

他のスタッフはサボっているのか、隠れているのか、出かけているのか、そもそもいないのか・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

1階と2階にクルマが置いてあって、2階はサーキット風の設えになっている。

縁石がタイヤで擦られて汚れた感じまで出ていて、ほほうと感心する。

浮沈子には縁のない価格帯のクルマなので、大人しく一回りして、さっさと退散した。

AMGは社内ブランドなので、BMWのMシリーズのようなもんだな。

で、上野毛から自由が丘経由でみなとみらいへ。

(三菱みなとみらい技術館)
http://www.mhi.co.jp/museum/

お子様でも楽しめる(つーか、お子様でも飽きる?)分かりやすい展示。

陸海空を制する三菱の根性籠った展示内容だ。

飛行機あり、ロケットあり、風力発電あり、原発あり(北海道の泊は三菱だからな)、しんかい6500あり、えとせえとせ・・・。

(原子力発電所と原子炉メーカー:追加)
http://ameblo.jp/life-is-beautiful-2010/entry-10847847492.html

「三菱重工のみ抜粋:
・北海道電力 泊原発(PWR)
・関西電力 美浜原発(PWR)
・関西電力 大飯原発(PWR)
・関西電力 高浜原発(PWR)
・四国電力 伊方原発(PWR)
・九州電力 玄海原発(PWR)
・九州電力 川内原発(PWR)
・日本原子力発電 敦賀原発2号(PWR)」
(建設中を除く)

おっと、結構あるな(追加ここまで)。

入館料は500円。

券売機で買うのが大変だったが、なんとか買えた(お子様用に、表示部が低いのと、字が小さいので老眼鏡必須だ)。

無料の音声ガイドも調達して、10項目余りの音声を聞く。

(音声ガイド(有料))
http://www.mhi.co.jp/museum/information/voiceguide.html

「価格:100円(税込)」

いや、今日は無料だったな。

一応、100円玉を握りしめていたんだが、受付の方は、無料だと言って受け取らなかったしな。

その代わり、大した内容ではない。

あってもなくても同じだ。

印象的だったのは、2階の原子炉の展示だ。

三菱は加圧水型(PWR)なので、その模型を展示していた。

うーん、やっぱ、諦めきれないんだろうな。

火力発電の高温タービン(1600度対応)の模型も、2階にある。

風力発電の風車や、地熱発電の模型・・・。

1階は乗り物系だからな。

概ね話はわかっている。

LE-7とLE-7A(実物)が並べて展示してあり、比較できるようになっているんだが、どっちもごちゃごちゃしていて、溶接個所が減っていると言われても、良く分からない。

1万3000メートル相当の圧力下で圧壊したチタン合金の試験体の現物とか、ちょっとビビる展示もある。

浮沈子的には、500円と交通費、飲み物代(ペットボトル:館内では飲めません)の価値はあったな。

夏休みに行くところがなくて、ガキ連れて安く上げたいならお勧めかもしれない。

大人は、飽きるかもな。

30分が限界だ。

2階のマルチスクリーンでは、エネルギー関係の映像を流していた。

うーん、その位かな。

川崎の東芝の博物館の方が、遥かに見応えがあった。

(東芝未来科学館)
http://toshiba-mirai-kagakukan.jp/

大人向けの展示だからな。

一緒にしてはいけない。

それにしても、三菱重工はアウトリーチが上手いとは言えないな。

品川の東京本社の展示も、取って付けたようなところがある。

お役所よりも官僚的といわれる、体質の問題かもしれない。

明日はフィットネス再開。

耐圧通したアルミタンクの引き取り。

今日は、酔い止めの調達も済ませて、着々と準備は進む。

ああ、軍資金の手配か・・・。

どうせ、空港でドタバタと両替することになるんだろう。

今回は、時間に余裕が少ないからな。

出来ることはしておいた方がいいかも知れない。

おっと、イーロンマスクが怪しげな発言をしているぞ!。

どれどれ・・・。

ハイスペックモデル2017年07月19日 01:05

ハイスペックモデル


(ポルシェ ケイマン 史上最強「718 RS」、400馬力で2018年発売か)
https://response.jp/article/2017/07/18/297524.html

「『718 RS』が2018年にも市場へ投入」

「『911GT3』の4リットルフラット6エンジンをデチューン」

「最高出力は400ps」

なんと、100馬力もデチューンするのか・・・。

(ポルシェ・991:マイナーチェンジ:GT3参照)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BB991#.E3.83.9E.E3.82.A4.E3.83.8A.E3.83.BC.E3.83.81.E3.82.A7.E3.83.B3.E3.82.B8

「GT3 RR NA 4,000cc 500PS/460Nm 7速PDK
6速MT」

まあいい。

GT3の6気筒NAエンジン積んでいただけるだけでも、感謝だな。

それにしても露骨だ・・・。

ヒエラルキーをぶっ壊す気は、さらさらない。

まあな、911RSRは、MRになっちまったからな。

現行モデルでレーシングカーとしての頂点に立っているのは、MRポルシェだ。

浮沈子は、かつて、MRこそポルシェが作りたかったスポーツモデルだと信じていた。

それを具現化しているのは、カレラGTであり、918スパイダーであり、ボクスター/ケイマンだった。

本家の911が、レーシングバージョンとはいえ、MRに化けるなんて思いもよらなかったな。

しかし、この手法は、過去にも採られている。

(ポルシェ・911 GT1)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BB911_GT1

「すでに衝突安全試験をクリアしている、ポルシェ911のキャビンとフロントのプレス鋼板セクションをそのまま活用したミッドシップのGTカー」

つまり、前半分だけ993のボディで、キャビンより後ろの部分をMRにしてレースに突っ込んだゲテモノだ。

ちなみに、98年型は、完全新設計となっている(ルマンでワンツーフィニッシュ)。

レースに掟破りも何もない。

レギュレーションをクリアできれば、それでOKなわけだしな。

(レーシングポルシェの系譜(補遺)GT1)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/11/13/7053895

「「空気の抜けの悪さとオーバーハングの長さなどが複合しあい、後のメルセデスベンツ・CLR同様のフロントが浮き上がり宙を舞う事故を起こしてしまった。」と日本語のウィキにある。 」

現在の919やTS050のタイヤの上に開いている四角い穴は、この浮き上がりを防止する効果があると言われている。

まあ、どうでもいいんですが。

ケイマンは、987ボクスターから派生し、スポーツモデルとして熟成されてきた。

(ポルシェ・ケイマン)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%83%B3

「トランスミッションやサスペンションなど、ボクスターとの部品の多くを共用している」

レスポンスの記事中にある、ハイパフォーマンスモデルが設定されているのも、スポーツクーペとしての地位を約束されているからに他ならない。

・295psの「ケイマンS」
・330psの「ケイマンR」
・340psの「ケイマンGTS」
・385psの「ケイマンGT4」
・400psの「718ケイマンRS」

刻むなあ・・・。

ポルシェの得意技だな。

718RSは、元のエンジンの100馬力落ちだからな。

これから暫くは、400馬力から500馬力の間で、少なくとも10回は刻めるだろう(そうかあ?)。

慌ててこれに手を出すというのは考え物だ(手を出す方は、当然そんなことは承知の上で買うわけですが)。

ケイマンの排気量と馬力を見ておこう。

・ケイマン(2006-2007):2,687cc:245PS
・ケイマン(2008-2011):2,892cc:265PS
・ケイマン(2012-2015):2,706 cc:275PS
・718ケイマン(2016-):1988cc:300ps
・ケイマンS(2005-2007):3,387cc:295PS
・ケイマンS(2008-2011):3,436cc :320PS
・ケイマンS(2012-2015):3,436cc:325PS
・718ケイマンS(2016-):2497cc:349PS
・ケイマンR(2010-):3,436cc:330PS
・ケイマンGTS(2015-):3400cc:340PS
・ケイマンGT4(2015-):3800cc:385PS
・718ケイマンRS(2018?-):3,996cc:400PS

モデルイヤーの関係もあるので、若干誤差があるかも。

排気量も、丸めてるしな。

こうして眺めると、なかなか興味深い。

素のケイマンとSでは、約50馬力の格差をつけている。

それは、どの時代でも同じだ。

RやGTSが、Sをチューニングしていることも分かる。

GT4やRSは、エンジン自体が別物だしな。

400馬力ということになると、911カレラ(370PS)と911カレラS(420PS)の間に飛び込む。

既に、GT4(385PS)で入っているしな。

下克上は、ハイパフォーマンスモデルによって、実現している。

しかし、GT4以外のハイパフォーマンスモデルは、素の911(カレラ)を超えていない。

GT4が、如何に画期的なクルマかということが分かる。

やっちゃったわけだからな、下克上・・・。

そんでもって、恥も外聞もなく(!)、RSRをMRにしちゃったしな。

背に腹は代えられない。

RRの牙城は、4WDによって薄められ、MRによって浸食されている。

風前の灯なのか。

それとも、RRの巻き返しがあるのか(既に、新型GT2で、答えは出てるけどな)。

ポルシェにとって、RRの911は死守すべき、核心的利益だ。

ロードカーのMRは、高が400馬力に過ぎない。

RRの最高出力は、700馬力である。

まあな、ケイマンの足回りで700馬力ぶち込んだら、どこに飛んでくか分からんしな・・・。

スパ抜かした2017年07月18日 10:12

スパ抜かした


WECの第2戦。

ポルシェがポールポジションを取りながら、トヨタのワンツーを許したラウンド。

わざと抜かしたわけじゃないんだが、書かなかった。

ハイダウンフォースが完成せず、ローダウンフォースの仕様で走っていたんだから、勝てなくても仕方ないんだが、予選ではそれなりに走っていたわけだから、話はややっこしい。

(ポルシェが今季初ポール獲得/【順位結果】WEC第2戦スパ・フランコルシャン 予選)
https://www.as-web.jp/sports-car/117171

「ポルシェLMPチームの1号車ポルシェ919ハイブリッド(ニール・ジャニ/アンドレ・ロッテラー/ニック・タンディ)がポールポジションを獲得した。」

2号車は、5位に沈んでいる。

そう、トヨタはルマンを前にして、ここでも3台体制だったわけだ。

恐るべし!。

(トヨタがワン・ツー達成/【順位結果】WEC第2戦スパ・フランコルシャン 決勝)
https://www.as-web.jp/sports-car/117546

「Pos:No:Team:Gap
1:8:トヨタ:173Laps
2:7:トヨタ:0'01.992
3:2:ポルシェ:0'35.283
4:1:ポルシェ:1'25.438
5:9:トヨタ:2Laps」

結果は御覧の通りだ。

しかし、6時間走った後の結果としてみると、5位の9号車以外は同一周回を走っている。

(接戦を制しTS050 HYBRIDワン・ツー完全勝利
次戦ル・マン24時間レースへと確かな手応え)
http://toyotagazooracing.com/jp/wec/report/2017/02/04.html

「9号車はスタート直後の第1コーナーでポールポジションのライバル車の内側に飛び込んだが、止まり切れずにコースを外れ、大回りしてレースに復帰した。」

「7号車は後方でライバルと激しい2位争いを展開。」

「7号車は間違いなく今日の最速車両であり、全くミスの無い戦いでもありました。」

「ロー・ダウンフォース仕様の#9号車からはル・マンに向けて様々なデータを得ることが出来、技術的な視点からも重要な成果が得られたレースでした。」

ほほう、3台目はルマンに向けたテスト車両だったわけだ。

このレースからは、ローダウンフォースのポルシェが、ハイダウンフォースのトヨタに対して、いい戦いをしたことが分かる。

序盤のチョンボがあったとはいえ、その後はトラブルなしで走り切った9号車は、同じローダウンフォースのポルシェの敵ではなかったということになる。

トヨタが、その結果を受けて、ルマンのセッティングを詰めたかどうかは分からない。

(【タイム結果】2017ル・マン24時間 予選3回目/総合結果)
https://www.as-web.jp/sports-car/132624

まあ、予選を見ただけでは耐久レースは半分も分からない。

アットーテキに速いなら別だが、そうであったとしても、一発だけ速かったのか、予選全体を通じて速かったのかということもある。

スパでのトヨタのワンツーは、もぎ取った勝利だったということだ。

ポルシェは堅実に3位、4位を獲得した。

ルマンへのテスト車両だった9号車は、埒外ということに。

それを除くと、今回のニュルブルクリンクの展開は、結果だけ見ればスパの裏返しのように見える。

ポールポジションはトヨタが取り、結果はポルシェのワンツー。

が、もちろん、中身は違う。

ハイダウンフォースを投入したポルシェの、決勝での速さを見せつけることになった。

序盤リードしていた7号車は、ポルシェ2台に抜かれ、無様な3位に沈んだ。

ポルシェは、横綱相撲を取って見せたわけだ。

「残りのレースでは欧州から出て北米、アジアを転戦しますが、我々のTS050 HYBRIDにとってより特性の合ったサーキットが待っています。不具合とペースダウンを解析、対策を織り込み、引き続きチャンピオンを目指して戦ってまいります。」

ペースダウンの原因は、トヨタにも分かっていないようだな(どうやら、空力パーツの損傷らしいです:追加)。

(【WEC】 トヨタ、7号車の失速の原因を特定…マシンに大きな損傷:追加)
https://f1-gate.com/toyota/wec_37662.html

「レース後の調査により、7号車はアンダーフロアに大きな損傷を確認。また、リアウイングには穴が開いており、それによってレース中にメインプレートにクラックが入ったとしている。」

「トヨタは、アンダーフロアのダメージは縁石を乗り越えた際、リアウイングの損傷はデブリがリアウイングのメインプレートの最先端にぶつかったことが原因だと考えている。」(追加終わり)

マシンは、決して遅くない。

歴代最速といっていい。

スパの勝利がもぎとったものだとはいえ、もぎ取る力はあるわけだ。

対するポルシェは、盤石に見える。

最低でも優勝。

ハイダウンフォース車両の完成で、その鉄壁の態勢は整ったと言えよう。

だが、そうだろうか?。

後半戦は、ローダウンフォースのサーキットが多いようだ(未確認)。

前半戦で唯一、ローダウンフォース仕様同士の戦いになったルマンの予選では、互角の結果となったわけで、レース運び一つでどうにでもなるような気がする。

ルマンのコースレコード出した7号車の速さは、今でも印象に残る。

偽マーシャル問題がなければ、優勝していたかもしれない。

まあいい。

タラレバの話は、レースにはないのだ。

浮沈子は、レースそのものを楽しみたい。

どっちが勝っても構わないとは言わないが、充実した展開のレースなら結果は問わない。

レースである以上、どっちかが勝つ。

壊れまくったルマンは、それなりに見応えがあったが、やっぱ、壊れずに実力を出し切った戦いの方が充実感はあるな。

シルバーストンやスパ、今回のニュルでは、それが見られた。

敵失でポイントを儲けたシルバーストン、ワンツーを許したが、確実に3位、4位に着けたスパ。

立場が逆転したニュル。

このままズルズルとポイント差が開いて、ポルシェのシリーズチャンピオンが決まるようだと問題だな。

前にも書いたが、トヨタはスプリントレースの設計思想でやってきた(たぶん)。

速いクルマを作り、壊れないことを祈る(そうなのかあ?)。

ポルシェは、勝てるペースをはじき出し、それを遵守することに精力を注ぐ。

今期のトヨタは速い。

それは、誰もが認めるところだが、その速さを維持することに苦労している。

時計のように正確なラップを刻むポルシェに、どう対抗していくのか。

序盤でリードを奪い、そのペースを維持して勝てるのが理想だ。

6時間くらい、持たないでどーする?。

ポルシェの敵は、最早トヨタではない。

それぞれのサーキットで、勝てると定めたペースそのものが敵だ。

ポルシェ自身が敵になっている。

そのペースを超えて走らせようとはしていないのかもしれない。

トヨタは、相手にしてもらえないレースで、ひとり相撲をしては自滅しているように見える。

去年のルマンでの走りについては、ポルシェからも称賛の声が上がった。

それは、あと一歩(3分?)で優勝を逃したからではなく、クルマの仕上がり、レース運び、そして何よりペースコントロールが耐久レース然としていたからに違いない(たぶん)。

(WEC、決勝レース時間の延長を検討。早ければ2018年にも導入の可能性)
https://www.as-web.jp/sports-car/117267?all

「WECのワーキンググループは、シリーズ最終戦まで全4クラスのチャンピオン争いが行われることを目標に、さまざまなアイデアを検討しているとされている。」

「我々は2018年シーズンに革命を起こすつもりはない」

が、何等かの変更が行われる可能性は常にある。

「6時間で争われている決勝レース時間を延長する可能性を模索している。」

トヨタが、耐久レースの王道を走ることが出来るようになるのか、それとも、チャレンジャーとしての地位に留まるしかないのか。

営業的にはどっちでも同じかもしれないけど、スパのように、ポールポジションは許しても、本番で競り勝つことが出来るレースの方がいいような気がするな。