V2の系譜 ― 2012年12月01日 00:53
V2の系譜
(V2ロケット)
http://ja.wikipedia.org/wiki/V2%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88
(スカッド)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%89
(ノドン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%89%E3%83%B3
(テポドン (ミサイル))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%9D%E3%83%89%E3%83%B3_(%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB)
(北朝鮮によるミサイル発射実験 (2012年))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB%E7%99%BA%E5%B0%84%E5%AE%9F%E9%A8%93_(2012%E5%B9%B4)
こうしてみると、第二次世界大戦の際に開発されたV2ロケットが、ソ連による改良を経て拡散し、スカッドミサイルとして友好国に配備されていったことが分かる。
また、北朝鮮は、ノドンを売りさばいて外貨獲得を図っている。
さらに、北朝鮮の場合、多段化し、ICBMとして発展させていった。
こうした経緯を辿ったのは、北朝鮮に限ったことではない。
イランのシャハブ3というのは、ノドンの改良型と見られており、派生型のサフィールというロケットによって、人工衛星の打ち上げにも成功している。
(シャハブ3 (ミサイル))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%8F%E3%83%963
(サフィール (イランのロケット))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB_(%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%81%AE%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88)
今日でも、V2ロケットの系譜は受け継がれているのである。
V2の開発者である、フォン・ブラウンは米国の主要なロケットの産みの親となった。
(ヴェルナー・フォン・ブラウン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3
「宇宙にいく為なら悪魔に魂を売り渡してもよいと思った」男であり、国家やイデオロギーではなく、ロケット技術に忠誠を尽くした男である。
彼なくして、人類が他の天体に足跡を残すことは、できなかったであろう(過去形かよ?)。
(12月6日にも発射準備完了=北朝鮮ミサイル-米研究所)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012113000290
(Countdown to Pyongyang’s Missile Launch: Unha Rocket Stages at Assembly Building:元記事)
http://38north.org/2012/11/sohae112912/
この時期に、なんでまた?、と疑問が出ているが、韓国のロケット発射に反応しているのでは?、という観測もあるようだ。
(「羅老(KSLV-1)」3号機、直前で打ち上げ中止)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1130&f=it_1130_022.shtml
この「ナロ」というロケットは、ロシア製である。
(羅老 (ロケット))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%85%E8%80%81_(%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88)
(アンガラ・ロケット)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88
韓国の衛星打ち上げロケットが、ロシアのロケット開発のテストベッドとなっているわけである。
どうも、今回の打ち上げ延期は、フランス製の部品が原因らしい。
(羅老号また打ち上げ延期、フランス製部品で問題生じる=韓国)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1130&f=national_1130_017.shtml
まあ、どうでもいいんですが。
ナロは、今回の打ち上げが失敗すると後がない。ロシアとは、3回までしか契約がないからだ。今回は、是非とも成功させていただきたい。推力方向制御装置が故障して、日本のどこかに落ちてきたのではたまらない。
ロケットというのは、勢いは良いが、どこへ飛んで行くか分からない、というイメージがある(あるでしょ?)。
兵器でも、平和利用の衛星打ち上げ用でも、きちんとコントロールして飛ばすというのは大変なのだ。
兵器には、2種類あって、使われる兵器と、使われない兵器がある。この辺りは、また詳しく書きたいのだが、最も優秀な兵器は、使われない兵器である。
使うと恐いぞ!、といって、チラつかせるのがよろしい。
張子のトラでないことを示すために、演習とかでハデに使うのはいいが、実戦に使われずに温存できれば言うこと無しである。
平和利用に限定していただければ、さらに良い。
戦争などという、つまらんことに現を抜かしていないで、宇宙旅行とか、宇宙開発に邁進していただきたいものだ。
できれば、悪魔に魂を売り渡すことなく、であるが。
(V2ロケット)
http://ja.wikipedia.org/wiki/V2%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88
(スカッド)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%89
(ノドン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%89%E3%83%B3
(テポドン (ミサイル))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%9D%E3%83%89%E3%83%B3_(%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB)
(北朝鮮によるミサイル発射実験 (2012年))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB%E7%99%BA%E5%B0%84%E5%AE%9F%E9%A8%93_(2012%E5%B9%B4)
こうしてみると、第二次世界大戦の際に開発されたV2ロケットが、ソ連による改良を経て拡散し、スカッドミサイルとして友好国に配備されていったことが分かる。
また、北朝鮮は、ノドンを売りさばいて外貨獲得を図っている。
さらに、北朝鮮の場合、多段化し、ICBMとして発展させていった。
こうした経緯を辿ったのは、北朝鮮に限ったことではない。
イランのシャハブ3というのは、ノドンの改良型と見られており、派生型のサフィールというロケットによって、人工衛星の打ち上げにも成功している。
(シャハブ3 (ミサイル))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%8F%E3%83%963
(サフィール (イランのロケット))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB_(%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%81%AE%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88)
今日でも、V2ロケットの系譜は受け継がれているのである。
V2の開発者である、フォン・ブラウンは米国の主要なロケットの産みの親となった。
(ヴェルナー・フォン・ブラウン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3
「宇宙にいく為なら悪魔に魂を売り渡してもよいと思った」男であり、国家やイデオロギーではなく、ロケット技術に忠誠を尽くした男である。
彼なくして、人類が他の天体に足跡を残すことは、できなかったであろう(過去形かよ?)。
(12月6日にも発射準備完了=北朝鮮ミサイル-米研究所)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012113000290
(Countdown to Pyongyang’s Missile Launch: Unha Rocket Stages at Assembly Building:元記事)
http://38north.org/2012/11/sohae112912/
この時期に、なんでまた?、と疑問が出ているが、韓国のロケット発射に反応しているのでは?、という観測もあるようだ。
(「羅老(KSLV-1)」3号機、直前で打ち上げ中止)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1130&f=it_1130_022.shtml
この「ナロ」というロケットは、ロシア製である。
(羅老 (ロケット))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%85%E8%80%81_(%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88)
(アンガラ・ロケット)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88
韓国の衛星打ち上げロケットが、ロシアのロケット開発のテストベッドとなっているわけである。
どうも、今回の打ち上げ延期は、フランス製の部品が原因らしい。
(羅老号また打ち上げ延期、フランス製部品で問題生じる=韓国)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1130&f=national_1130_017.shtml
まあ、どうでもいいんですが。
ナロは、今回の打ち上げが失敗すると後がない。ロシアとは、3回までしか契約がないからだ。今回は、是非とも成功させていただきたい。推力方向制御装置が故障して、日本のどこかに落ちてきたのではたまらない。
ロケットというのは、勢いは良いが、どこへ飛んで行くか分からない、というイメージがある(あるでしょ?)。
兵器でも、平和利用の衛星打ち上げ用でも、きちんとコントロールして飛ばすというのは大変なのだ。
兵器には、2種類あって、使われる兵器と、使われない兵器がある。この辺りは、また詳しく書きたいのだが、最も優秀な兵器は、使われない兵器である。
使うと恐いぞ!、といって、チラつかせるのがよろしい。
張子のトラでないことを示すために、演習とかでハデに使うのはいいが、実戦に使われずに温存できれば言うこと無しである。
平和利用に限定していただければ、さらに良い。
戦争などという、つまらんことに現を抜かしていないで、宇宙旅行とか、宇宙開発に邁進していただきたいものだ。
できれば、悪魔に魂を売り渡すことなく、であるが。
フルフェイス ― 2012年12月02日 00:26
フルフェイス
風邪をひきかけている。
寒さが一段と厳しくなり、呼吸器(だけか?)が弱いワタクシには辛い季節である。
風邪の予防や、人にうつさない秘訣は、手洗い、うがい、そしてマスクである。
マスクが似合う人と、そうでない人がいる。
目元が美しくて細面の人は、鼻や口元を隠すことができて、よく似合う。そっちが気になる方は、一年中マスクをしていてもいい(そのためかあ?)。
そうでない人は・・・、やめておこう。
マスクといえば、ジェイソン(古いなあ)、ダース・ベイダー。
(13日の金曜日 (映画))
http://ja.wikipedia.org/wiki/13%E6%97%A5%E3%81%AE%E9%87%91%E6%9B%9C%E6%97%A5_(%E6%98%A0%E7%94%BB)
(ダース・ベイダー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%99%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC
悪役は、なぜかマスクをしているが、ヒーローだってマスクをしている。仮面ライダーなどは典型的だ。
(仮面ライダー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%AE%E9%9D%A2%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC
仮面について文化的な側面の記述もある。
(仮面)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%AE%E9%9D%A2
(This Masquerade : Carpenters:おまけ:動画出ます)
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=N30s8EGEx6s
スクーバ・ダイビングにおいて、通常はゴーグル状の、眼と鼻を覆うタイプのものを装着し、呼吸のためのマウスピースは、別体で咥えるスタイルが一般的だ。
陸上で使用するゴーグルと違って、鼻まで覆っているのが特徴である。マスククリアを行う必要から鼻をカバーしておく。
フルフェイスマスクというのがあって、口元まで覆うタイプである。送気潜水では良く使われるようだが、スクーバでは今まではあまりお目にかからなかった。
講習では、死腔が多くなり、換気が不十分になるために使用しないのだと教わる(最近のものは、中でマウスピースを咥えるタイプもあるようだ)。
しかし、リブリーザーが普及してくると、別の視点からのメリットが出てくる。
オープンサーキットは、タンクの圧力がかかっているから、マウスピースを水中で吐き出しても問題ないが、リブリーザーの場合はかろうじて環境圧とバランスをとっているだけなので、開いたままのマウスピースからの浸水を止めることができない。
フルフェイスマスクは、ハイパーオキシアなどで痙攣をおこしたり、ハイポキシア、ハイパーカプニアで意識喪失した時に、マウスピースを口から吐き出すことによる呼吸回路内への浸水を防止し、浮力の喪失に伴う沈没を回避することができる。
もちろん、呼吸回路のガスは、適正なものではないのでダメージは受けるが、溺水による最悪の事態(溺死)は回避できる。
短時間のうちにバディが気づいて、適切な対応をとってくれれば、生還できる可能性は高まる。
顔面への密着が悪いと手に負えなくなりそうだが、フィットすれば快適に違いない。
ただ、問題がないわけではない。
トインビー法やバルサルバ法による耳抜きは、どーする?。鼻が摘めないのでフガフガするしかない。
(「耳抜き」&「浮き耳」と仲良くなるページ!:やたら詳しいページ)
http://www.izu.co.jp/~pro-tecs/miminuki-1.htm
そんな悩みを解決してくれる、必殺兵器が登場した!。
(ISC Full Face Rebreather Mask)
http://vimeo.com/54032975
(Rebreather Full Face mask)
http://www.ouroboros.technologyindepth.com/fullfacemask.htm
この、マスクのスクリーン前面についている、ワイパーのようなつまみを使って、マスクの中の部品を動かし、鼻をつまむのである。
うーん、絶句・・・。
ねえ、21世紀なんだから、もうちょっとなんとかならなかったのかねえ。
どうやらエイペックスの製品らしい。
(specification)
http://www.ouroboros.technologyindepth.com/Pdfs/Draeger%20Panorama%20Full%20Face%20&%20OTS%20Comms.pdf
セカンドステージのトラブルが起こっても、水中で交換することができないとか、ちょっと自由度がない感じだが、フルフェイスならではのメリットもある。
水中電話で、お話できるわけだな。
この辺は、レジャーというより、業務潜水の方がメリットは大きいだろうが、これからはハンドシグナルを覚えなくてよくなるかもしれない。
ダイブウエイズのフルフェイスマスクは、オーシャンズにも使用されていたが、こちらも注目である。
(FULL-FACE MASK)
http://www.diveways.jp/products/fullfacemask.htm
「耳抜き用鼻押さえ:FN式(前面操作タイプ)・CN式(下方操作タイプ):PR型(1面ガラス仕様)」とか、「耳抜き用鼻押さえ:FN式(前面操作タイプ)・CN式(下方操作タイプ):TV型(3面ガラス仕様)」があって、鼻押さえの仕様も各種あるようだな。
オプションでは、オクトパス機能もある。
今後のフルフェイスマスクの動向に、ますます眼が離せなくなりそうだ。
ちなみに、世間では、周囲から甚だしく忌避されている人のことを、「鼻摘み者」とかいうそうだが、胸に手を当ててみる必要があるかもしれない!?。
風邪をひきかけている。
寒さが一段と厳しくなり、呼吸器(だけか?)が弱いワタクシには辛い季節である。
風邪の予防や、人にうつさない秘訣は、手洗い、うがい、そしてマスクである。
マスクが似合う人と、そうでない人がいる。
目元が美しくて細面の人は、鼻や口元を隠すことができて、よく似合う。そっちが気になる方は、一年中マスクをしていてもいい(そのためかあ?)。
そうでない人は・・・、やめておこう。
マスクといえば、ジェイソン(古いなあ)、ダース・ベイダー。
(13日の金曜日 (映画))
http://ja.wikipedia.org/wiki/13%E6%97%A5%E3%81%AE%E9%87%91%E6%9B%9C%E6%97%A5_(%E6%98%A0%E7%94%BB)
(ダース・ベイダー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%99%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC
悪役は、なぜかマスクをしているが、ヒーローだってマスクをしている。仮面ライダーなどは典型的だ。
(仮面ライダー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%AE%E9%9D%A2%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC
仮面について文化的な側面の記述もある。
(仮面)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%AE%E9%9D%A2
(This Masquerade : Carpenters:おまけ:動画出ます)
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=N30s8EGEx6s
スクーバ・ダイビングにおいて、通常はゴーグル状の、眼と鼻を覆うタイプのものを装着し、呼吸のためのマウスピースは、別体で咥えるスタイルが一般的だ。
陸上で使用するゴーグルと違って、鼻まで覆っているのが特徴である。マスククリアを行う必要から鼻をカバーしておく。
フルフェイスマスクというのがあって、口元まで覆うタイプである。送気潜水では良く使われるようだが、スクーバでは今まではあまりお目にかからなかった。
講習では、死腔が多くなり、換気が不十分になるために使用しないのだと教わる(最近のものは、中でマウスピースを咥えるタイプもあるようだ)。
しかし、リブリーザーが普及してくると、別の視点からのメリットが出てくる。
オープンサーキットは、タンクの圧力がかかっているから、マウスピースを水中で吐き出しても問題ないが、リブリーザーの場合はかろうじて環境圧とバランスをとっているだけなので、開いたままのマウスピースからの浸水を止めることができない。
フルフェイスマスクは、ハイパーオキシアなどで痙攣をおこしたり、ハイポキシア、ハイパーカプニアで意識喪失した時に、マウスピースを口から吐き出すことによる呼吸回路内への浸水を防止し、浮力の喪失に伴う沈没を回避することができる。
もちろん、呼吸回路のガスは、適正なものではないのでダメージは受けるが、溺水による最悪の事態(溺死)は回避できる。
短時間のうちにバディが気づいて、適切な対応をとってくれれば、生還できる可能性は高まる。
顔面への密着が悪いと手に負えなくなりそうだが、フィットすれば快適に違いない。
ただ、問題がないわけではない。
トインビー法やバルサルバ法による耳抜きは、どーする?。鼻が摘めないのでフガフガするしかない。
(「耳抜き」&「浮き耳」と仲良くなるページ!:やたら詳しいページ)
http://www.izu.co.jp/~pro-tecs/miminuki-1.htm
そんな悩みを解決してくれる、必殺兵器が登場した!。
(ISC Full Face Rebreather Mask)
http://vimeo.com/54032975
(Rebreather Full Face mask)
http://www.ouroboros.technologyindepth.com/fullfacemask.htm
この、マスクのスクリーン前面についている、ワイパーのようなつまみを使って、マスクの中の部品を動かし、鼻をつまむのである。
うーん、絶句・・・。
ねえ、21世紀なんだから、もうちょっとなんとかならなかったのかねえ。
どうやらエイペックスの製品らしい。
(specification)
http://www.ouroboros.technologyindepth.com/Pdfs/Draeger%20Panorama%20Full%20Face%20&%20OTS%20Comms.pdf
セカンドステージのトラブルが起こっても、水中で交換することができないとか、ちょっと自由度がない感じだが、フルフェイスならではのメリットもある。
水中電話で、お話できるわけだな。
この辺は、レジャーというより、業務潜水の方がメリットは大きいだろうが、これからはハンドシグナルを覚えなくてよくなるかもしれない。
ダイブウエイズのフルフェイスマスクは、オーシャンズにも使用されていたが、こちらも注目である。
(FULL-FACE MASK)
http://www.diveways.jp/products/fullfacemask.htm
「耳抜き用鼻押さえ:FN式(前面操作タイプ)・CN式(下方操作タイプ):PR型(1面ガラス仕様)」とか、「耳抜き用鼻押さえ:FN式(前面操作タイプ)・CN式(下方操作タイプ):TV型(3面ガラス仕様)」があって、鼻押さえの仕様も各種あるようだな。
オプションでは、オクトパス機能もある。
今後のフルフェイスマスクの動向に、ますます眼が離せなくなりそうだ。
ちなみに、世間では、周囲から甚だしく忌避されている人のことを、「鼻摘み者」とかいうそうだが、胸に手を当ててみる必要があるかもしれない!?。
トンネル ― 2012年12月02日 18:20
トンネル
風邪気味だというのに、風邪をひいている弟とクルマで出かける。
うつさせてください、といわんばかりの咳をしている。
やーだね!。
笹子トンネルの事故は、昼過ぎに弟から聞いた。ネットで検索すると、大変なことになっているらしい。
「トンネル崩落」とか書いてあったので、こりゃ大事故だと思ったが、詳しく読むと、「天井板の落下」とある。
高速で走る自動車にとって、厚さ8cmのコンクリートの板が数十メートルにわたって落下してくるというのは、恐怖である。
死者も出たらしい。
午後から所用があって、件の中央高速に乗る。そんなに先まで行かないので、心配はしなかったが、首都高速のトンネルを抜けるときはひやひやした。
午前中はボクスターで千葉まで行っていたが、500Eに乗り換えた。オープンカーじゃ、ちょっとね。
柳田邦男のドキュメンタリーに「マッハの恐怖」という作品がある。
(マッハの恐怖)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%8F%E3%81%AE%E6%81%90%E6%80%96
1971年の出版というから、40年以上前のことである。
彼自身が、後の日航ジャンボ機の事故の際、巨大な技術をどこまで人間が管理できるのか、管理できないものは作れたとしても作るべきではない、と言っていたのを覚えている。
超高層ビルや大規模展示場、橋梁やトンネル、巨大航空機や大型船舶など、建築、土木、移動体などにおいて、巨大化は進む一方であり、留まるところを知らない。
小さく分散するよりは、大きなものを作るほうが規模のメリットがあり、効率的になるという工学的な計算は、確かに正しい。
原発だって、だんだんと大型のものが作られて、100万KW超級の炉が次々と建設されてきた。
大規模な構造物などは、安全管理にも十分な投資ができる。自動車などは、高級車から先に安全装備が付けられる。貧乏人は、上から降りてくるのを待つしかない。世の中、どう転んでも金持ちが得をするようにできているのだ。
小規模な構造物が安全か、といえば、そんなことはない。
それが、事故を起こした時の被害がどの程度になるかを考えた時、それを受忍できるかどうか、という計算と、そのためにかけるコストを受忍できるかで安全管理のコストが決まる。
事故の当事者にしてみれば、どんなに小さい影響だって、ないに越したことはない。しかし、完全な安全を実現することは困難だし、安全率を高める際に、あるところ以上は効率が落ちる。
どこかで妥協することが必要だ。
それは、各種の試験をおこなったり、過去の事故の経験に照らして判断される。保険会社などは、それを査定して保険料を決める。危険を買う商売だ。
重苦しい話である。
技術は、時に生贄を求める。宇宙ロケットからCCRまで、どのような技術であってもそれは同じだ。「人が作りし物」である限り、例外はない。なぜなら、人は完全な存在ではないし、完全な物を作れるのは神様とかしかいないだろうし、その技術に命を委ねれば、その命はいつか奪われるからだ。
事故にあうこともなく、天寿を全うできたのは、ほんの偶然か大変な幸運か、心がけが良かったのか、自転車にも乗れなかったか、まあ、そんなところである。本当は、天寿を全うした翌日に、事故に巻き込まれれる運命だったかもしれない(空から降ってきた人工衛星の残骸に、直撃されるとか)。
トンネル事故の救助活動は、今も続いているという。
理屈はともかく、早く助け出して欲しいと、心から願う。
風邪気味だというのに、風邪をひいている弟とクルマで出かける。
うつさせてください、といわんばかりの咳をしている。
やーだね!。
笹子トンネルの事故は、昼過ぎに弟から聞いた。ネットで検索すると、大変なことになっているらしい。
「トンネル崩落」とか書いてあったので、こりゃ大事故だと思ったが、詳しく読むと、「天井板の落下」とある。
高速で走る自動車にとって、厚さ8cmのコンクリートの板が数十メートルにわたって落下してくるというのは、恐怖である。
死者も出たらしい。
午後から所用があって、件の中央高速に乗る。そんなに先まで行かないので、心配はしなかったが、首都高速のトンネルを抜けるときはひやひやした。
午前中はボクスターで千葉まで行っていたが、500Eに乗り換えた。オープンカーじゃ、ちょっとね。
柳田邦男のドキュメンタリーに「マッハの恐怖」という作品がある。
(マッハの恐怖)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%8F%E3%81%AE%E6%81%90%E6%80%96
1971年の出版というから、40年以上前のことである。
彼自身が、後の日航ジャンボ機の事故の際、巨大な技術をどこまで人間が管理できるのか、管理できないものは作れたとしても作るべきではない、と言っていたのを覚えている。
超高層ビルや大規模展示場、橋梁やトンネル、巨大航空機や大型船舶など、建築、土木、移動体などにおいて、巨大化は進む一方であり、留まるところを知らない。
小さく分散するよりは、大きなものを作るほうが規模のメリットがあり、効率的になるという工学的な計算は、確かに正しい。
原発だって、だんだんと大型のものが作られて、100万KW超級の炉が次々と建設されてきた。
大規模な構造物などは、安全管理にも十分な投資ができる。自動車などは、高級車から先に安全装備が付けられる。貧乏人は、上から降りてくるのを待つしかない。世の中、どう転んでも金持ちが得をするようにできているのだ。
小規模な構造物が安全か、といえば、そんなことはない。
それが、事故を起こした時の被害がどの程度になるかを考えた時、それを受忍できるかどうか、という計算と、そのためにかけるコストを受忍できるかで安全管理のコストが決まる。
事故の当事者にしてみれば、どんなに小さい影響だって、ないに越したことはない。しかし、完全な安全を実現することは困難だし、安全率を高める際に、あるところ以上は効率が落ちる。
どこかで妥協することが必要だ。
それは、各種の試験をおこなったり、過去の事故の経験に照らして判断される。保険会社などは、それを査定して保険料を決める。危険を買う商売だ。
重苦しい話である。
技術は、時に生贄を求める。宇宙ロケットからCCRまで、どのような技術であってもそれは同じだ。「人が作りし物」である限り、例外はない。なぜなら、人は完全な存在ではないし、完全な物を作れるのは神様とかしかいないだろうし、その技術に命を委ねれば、その命はいつか奪われるからだ。
事故にあうこともなく、天寿を全うできたのは、ほんの偶然か大変な幸運か、心がけが良かったのか、自転車にも乗れなかったか、まあ、そんなところである。本当は、天寿を全うした翌日に、事故に巻き込まれれる運命だったかもしれない(空から降ってきた人工衛星の残骸に、直撃されるとか)。
トンネル事故の救助活動は、今も続いているという。
理屈はともかく、早く助け出して欲しいと、心から願う。
THE ROAD IS NOT ENOUGH... ― 2012年12月02日 20:35
THE ROAD IS NOT ENOUGH...
自動車道路で事故が起きた日に、自動車のブログをものすというのは、いささか気が引ける。
(SUV:Sport Utility Vehicle)
http://ja.wikipedia.org/wiki/SUV
ワタクシが苦手としているジャンルのクルマである。
苦手意識から、その詳細について調べたことはなかったが、こんな記事があったので、すこーし勉強してみた。
(メルセデスベンツの エナGフォース、未来の Gクラス の方向性[動画])
http://response.jp/article/2012/12/02/186215.html
良く分からないが、なんかカッコイイ!。
燃費が悪く、くっさい排気ガスを撒き散らしながら、ボクスターや500Eを睥睨して走り去る、野蛮で低脳でマッチョなだけが取り得の筋肉野郎(!)だとばかり思っていたが、この動画を見ると、そうでもない。
気は優しくて力持ち、クールでガッツないい男である(女でもいいです!!)。
そもそも、ベンツのGクラスというのは、軍用車として開発された経緯がある。実際、各国の軍用車として採用されている。
(メルセデス・ベンツ Gクラス)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%84_G%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B9
「1979年登場。NATO制式採用という実績も持つもともと軍用車両であったゲレンデヴァーゲンを民生用にアレンジさせたものが、現在のGクラスの源流である。」とある。
ディメンションを見ると、意外にコンパクトであることに驚く。ロングでも500Eと大して変わらない。
(メルセデス・ベンツ 500E)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%84_500E
エンジンバリエーションの中には、マイ500Eと同じ、117型5リットルV8も含まれているが、今年の8月には279型 V型12気筒 SOHC ツインターボチャージャー付(5980cc:612ps/102.0kgm)という、とてつもないエンジンを押し込んでいる(500Eにも載るのかなあ?←何考えてんだあ?)。
こんなエンジンでぶっ飛ばすSUVは、「スーパー・ウルトラ・ビークル」である(なんだ、そりゃ?)。
で、The Ener-G-Forceと名づけられた未来のGクラス(たぶん)は、遊び心満載の真のSUVだ。長大な航続距離(800km!)で、どこまでも走っていく。500Eなんか、400km走ると燃料警告灯が点灯する。2倍の航続距離である(500Eだって、トランク潰して容量増やせば負けはしない!)。
クリーンなエネルギーを使うというコンセプトも、未来的である。良く分からないが、屋根に溜めた水を分解して水素を作るらしい(どうやって?)。
SUVというのは、人間の遊び心を満たすためのツールとして、アメリカで発生した車種である。ピックアップトラックが元になっているという。
(ピックアップトラック)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF
軍用車から遊び車へ、変身を図るGクラス。
ちなみに、エナGフォースの記事の動画で、最後に出てくる「THE ROAD IS NOT ENOUGH...」というのは、007の「ワールド・イズ・ノット・イナフ」の捩りであろう。
(007 ワールド・イズ・ノット・イナフ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/007_%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%8E%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%95
「ボンド家の家訓」であるとは知らなかったな。
映画の冒頭で、ボンドが操る高速ボートが水中に潜る間に、ネクタイを締め直す演出があって、笑えた。007は、こうでなくっちゃ。
画像は、「うみほたる」の駐車場で撮ったボクスターの後姿。水中は走れないが、今日も元気に千葉まで往復してくれた。
自動車道路で事故が起きた日に、自動車のブログをものすというのは、いささか気が引ける。
(SUV:Sport Utility Vehicle)
http://ja.wikipedia.org/wiki/SUV
ワタクシが苦手としているジャンルのクルマである。
苦手意識から、その詳細について調べたことはなかったが、こんな記事があったので、すこーし勉強してみた。
(メルセデスベンツの エナGフォース、未来の Gクラス の方向性[動画])
http://response.jp/article/2012/12/02/186215.html
良く分からないが、なんかカッコイイ!。
燃費が悪く、くっさい排気ガスを撒き散らしながら、ボクスターや500Eを睥睨して走り去る、野蛮で低脳でマッチョなだけが取り得の筋肉野郎(!)だとばかり思っていたが、この動画を見ると、そうでもない。
気は優しくて力持ち、クールでガッツないい男である(女でもいいです!!)。
そもそも、ベンツのGクラスというのは、軍用車として開発された経緯がある。実際、各国の軍用車として採用されている。
(メルセデス・ベンツ Gクラス)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%84_G%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B9
「1979年登場。NATO制式採用という実績も持つもともと軍用車両であったゲレンデヴァーゲンを民生用にアレンジさせたものが、現在のGクラスの源流である。」とある。
ディメンションを見ると、意外にコンパクトであることに驚く。ロングでも500Eと大して変わらない。
(メルセデス・ベンツ 500E)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%84_500E
エンジンバリエーションの中には、マイ500Eと同じ、117型5リットルV8も含まれているが、今年の8月には279型 V型12気筒 SOHC ツインターボチャージャー付(5980cc:612ps/102.0kgm)という、とてつもないエンジンを押し込んでいる(500Eにも載るのかなあ?←何考えてんだあ?)。
こんなエンジンでぶっ飛ばすSUVは、「スーパー・ウルトラ・ビークル」である(なんだ、そりゃ?)。
で、The Ener-G-Forceと名づけられた未来のGクラス(たぶん)は、遊び心満載の真のSUVだ。長大な航続距離(800km!)で、どこまでも走っていく。500Eなんか、400km走ると燃料警告灯が点灯する。2倍の航続距離である(500Eだって、トランク潰して容量増やせば負けはしない!)。
クリーンなエネルギーを使うというコンセプトも、未来的である。良く分からないが、屋根に溜めた水を分解して水素を作るらしい(どうやって?)。
SUVというのは、人間の遊び心を満たすためのツールとして、アメリカで発生した車種である。ピックアップトラックが元になっているという。
(ピックアップトラック)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF
軍用車から遊び車へ、変身を図るGクラス。
ちなみに、エナGフォースの記事の動画で、最後に出てくる「THE ROAD IS NOT ENOUGH...」というのは、007の「ワールド・イズ・ノット・イナフ」の捩りであろう。
(007 ワールド・イズ・ノット・イナフ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/007_%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%8E%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%95
「ボンド家の家訓」であるとは知らなかったな。
映画の冒頭で、ボンドが操る高速ボートが水中に潜る間に、ネクタイを締め直す演出があって、笑えた。007は、こうでなくっちゃ。
画像は、「うみほたる」の駐車場で撮ったボクスターの後姿。水中は走れないが、今日も元気に千葉まで往復してくれた。
New Submatix Sidemount Rebreather ― 2012年12月03日 22:50
New Submatix Sidemount Rebreather
サイドマウント・リブリーザーというのは、流行り物の組み合わせで、いささか気恥ずかしい。
相変わらず、形から入る癖が抜けない。
ああでもない、こうでもないと、ぶれまくる。試行錯誤ですらなく、「思考」錯誤でしかない。
リブリーザーの場合、インボード(ここでは、ヘッドユニットと一体程度の意味)で、酸素、ディリュエントを括りつけておくのが基本である。ホースもできるだけ簡素に、余計な部品(ADVとか?)を付けずに始末するのが正しい。
CCRにごてごて付けても、故障の頻度を増やすだけで、リスクマネージメントの観点からは好ましくない。
どうせ付けるなら、CCRとは別にベイルアウト用のシリンダーを必要に応じて携行するとか、この際だから、ベイルアウト用のCCRを携行(できんのか?)するのが正しい。
メインのCCRと、独立して機能したり、ベイルアウトガスは、場合によってはディリュエントとして使用できたりすることが重要である。様々な状況の下で、こうしたり、ああしたり、応用ができるのがよろしい。
その結果、多種多様なCCRブロックと、その周辺のデバイスの組み合わせが出てきて、妄想ユーザーを飽きさせないのだ(ぜーんぶ買い揃えるわけにはいかないので・・・)。
いま、悩ましいのは、酸素シリンダーとインスピのヘッドユニットの接続である。ノーマルの接続は、ファーストステージの高圧側からホースを伸ばして、ダイレクトにヘッドユニットにねじ込む。酸素シリンダーとヘッドユニットは、それぞれ筐体にベルトで固定されているので、ホースに力が加わったりすることはない。
また、ホースは外部に露出していないので、岩や沈船に引っかかったりすることもない。
ま、ノーマルというのは、よくできているもので、クルマと同じく、下手に弄ると概ね悪い方向に行ってしまうものである。インスピは、一つの完成形である。そのまま使って、何の不都合もない。
特に、レクリエーショナル・ダイビングの範囲であれば、いじればいじるほど、他の問題を生じさせて、バランスを崩す。ノーマルに近ければ近いほど、良い結果になるだろう。
それを承知で、改変しようとするのだから、手に負えない。
単に、いじってみたいだけ、というのが正直なところなのだ。
で、どうせいじるのなら、流行のサイドマウントにしてみたいという軟弱な発想も出てくる。中途半端にしてみても、「なんちゃって」サイドマウントはかっこ悪いだけだ。ここは、キッチリと形だけでも決めてみたい。
そんな、悶々とした日々を過ごす中、ついに、理想の形を見つけた!。
(Submatix SMS 200 Sidemount Rebreather)
http://www.submatix.com/joomla/index.php?option=com_content&view=article&id=62&Itemid=93&lang=en
リブリーザー・ワールドから頂いた(パクった?)画像でも分かるように、80キュービックフィートのシリンダーとほぼ同じ形状の中に、酸素、ディリュエント各1リットルのミニボトルを仕込んで、さらにはカウンターラングまで内蔵している!。
オプションで外部からのガスも繋げられると書いてある。酸素シリンダーを1本とベイルアウトガスを持ち込めば、延々3時間は潜っていられる計算だ。
将来、超高圧シリンダーを付けられれば、これ2本を両脇に抱えて、ベイルアウトも兼ねた完璧な装備になる!!。
実際は、いろいろ使い勝手のこともあるし、mCCRを使ったことのないワタクシが手を出すべきかどうか、悩むところではある(eCCRに拡張可)。ユニットの信頼性や、メンテナンス、部品の供給などの運用面についても検討を要するだろう。
(Submatix Sidemount Bailout Rebreather)
http://vimeo.com/54066807
どうやら、今年のDEMAショーにも出していたらしい。酸素シリンダーが紫色で、ディリュエントが緑色なのは紛らわしい。
酸素センサーが1個しかないとか(違う?)、インスピユーザーにとっては、不安要素もある。レクリエーショナル用とか、ベイルアウト用と割り切って使うのが正解かもしれない。解説の人もベイルアウト用だと言っている。
ビデオを見ると、かなりデカイような気がする。
このシステム自体は、普通のサブマティックスのものを移植したようである(中身はKISS)。
(Submatix Mini Quantum Rebreather)
http://vimeo.com/54068103#
こっちは、酸素センサーが3つ付いていて、コンベンショナルなCCRになっている。充電式の電池が付いているくらいで、目新しさはない。
やはり、ノーマルのインスピに近い物ほど、見ていて安心感がある。
(Low Rider - Sidemount Rebreather)
http://vimeo.com/26599872#at=0
ハンマーヘッドユニットにマーク15の球形の酸素タンクを仕込んだ、お手製のサイドマウントCCRばかりだったが、様々なバリエーションが出てきて、悩みは深くなるばかりである。
あー、楽しい!。
サイドマウント・リブリーザーというのは、流行り物の組み合わせで、いささか気恥ずかしい。
相変わらず、形から入る癖が抜けない。
ああでもない、こうでもないと、ぶれまくる。試行錯誤ですらなく、「思考」錯誤でしかない。
リブリーザーの場合、インボード(ここでは、ヘッドユニットと一体程度の意味)で、酸素、ディリュエントを括りつけておくのが基本である。ホースもできるだけ簡素に、余計な部品(ADVとか?)を付けずに始末するのが正しい。
CCRにごてごて付けても、故障の頻度を増やすだけで、リスクマネージメントの観点からは好ましくない。
どうせ付けるなら、CCRとは別にベイルアウト用のシリンダーを必要に応じて携行するとか、この際だから、ベイルアウト用のCCRを携行(できんのか?)するのが正しい。
メインのCCRと、独立して機能したり、ベイルアウトガスは、場合によってはディリュエントとして使用できたりすることが重要である。様々な状況の下で、こうしたり、ああしたり、応用ができるのがよろしい。
その結果、多種多様なCCRブロックと、その周辺のデバイスの組み合わせが出てきて、妄想ユーザーを飽きさせないのだ(ぜーんぶ買い揃えるわけにはいかないので・・・)。
いま、悩ましいのは、酸素シリンダーとインスピのヘッドユニットの接続である。ノーマルの接続は、ファーストステージの高圧側からホースを伸ばして、ダイレクトにヘッドユニットにねじ込む。酸素シリンダーとヘッドユニットは、それぞれ筐体にベルトで固定されているので、ホースに力が加わったりすることはない。
また、ホースは外部に露出していないので、岩や沈船に引っかかったりすることもない。
ま、ノーマルというのは、よくできているもので、クルマと同じく、下手に弄ると概ね悪い方向に行ってしまうものである。インスピは、一つの完成形である。そのまま使って、何の不都合もない。
特に、レクリエーショナル・ダイビングの範囲であれば、いじればいじるほど、他の問題を生じさせて、バランスを崩す。ノーマルに近ければ近いほど、良い結果になるだろう。
それを承知で、改変しようとするのだから、手に負えない。
単に、いじってみたいだけ、というのが正直なところなのだ。
で、どうせいじるのなら、流行のサイドマウントにしてみたいという軟弱な発想も出てくる。中途半端にしてみても、「なんちゃって」サイドマウントはかっこ悪いだけだ。ここは、キッチリと形だけでも決めてみたい。
そんな、悶々とした日々を過ごす中、ついに、理想の形を見つけた!。
(Submatix SMS 200 Sidemount Rebreather)
http://www.submatix.com/joomla/index.php?option=com_content&view=article&id=62&Itemid=93&lang=en
リブリーザー・ワールドから頂いた(パクった?)画像でも分かるように、80キュービックフィートのシリンダーとほぼ同じ形状の中に、酸素、ディリュエント各1リットルのミニボトルを仕込んで、さらにはカウンターラングまで内蔵している!。
オプションで外部からのガスも繋げられると書いてある。酸素シリンダーを1本とベイルアウトガスを持ち込めば、延々3時間は潜っていられる計算だ。
将来、超高圧シリンダーを付けられれば、これ2本を両脇に抱えて、ベイルアウトも兼ねた完璧な装備になる!!。
実際は、いろいろ使い勝手のこともあるし、mCCRを使ったことのないワタクシが手を出すべきかどうか、悩むところではある(eCCRに拡張可)。ユニットの信頼性や、メンテナンス、部品の供給などの運用面についても検討を要するだろう。
(Submatix Sidemount Bailout Rebreather)
http://vimeo.com/54066807
どうやら、今年のDEMAショーにも出していたらしい。酸素シリンダーが紫色で、ディリュエントが緑色なのは紛らわしい。
酸素センサーが1個しかないとか(違う?)、インスピユーザーにとっては、不安要素もある。レクリエーショナル用とか、ベイルアウト用と割り切って使うのが正解かもしれない。解説の人もベイルアウト用だと言っている。
ビデオを見ると、かなりデカイような気がする。
このシステム自体は、普通のサブマティックスのものを移植したようである(中身はKISS)。
(Submatix Mini Quantum Rebreather)
http://vimeo.com/54068103#
こっちは、酸素センサーが3つ付いていて、コンベンショナルなCCRになっている。充電式の電池が付いているくらいで、目新しさはない。
やはり、ノーマルのインスピに近い物ほど、見ていて安心感がある。
(Low Rider - Sidemount Rebreather)
http://vimeo.com/26599872#at=0
ハンマーヘッドユニットにマーク15の球形の酸素タンクを仕込んだ、お手製のサイドマウントCCRばかりだったが、様々なバリエーションが出てきて、悩みは深くなるばかりである。
あー、楽しい!。
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