華為技術2015年11月16日 00:35

華為技術
華為技術


大注目のニュースが出ている。

(ファーウェイ、「従来比10倍」の高速充電を実現する新型バッテリーを発表)
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4&oq=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4&aqs=chrome..69i57j69i61&sourceid=chrome&es_sm=93&ie=UTF-8

安物携帯の代名詞だったファーウェイだが、ひょっとして、大ヒットを飛ばしたのかもしれない。

「公開されたデモ映像によると、完全に放電された状態の600mAhの新型バッテリーをわずか2分間の充電で68%まで充電可能であるほか、3000mAhバッテリーにおいては、5分間の充電で48%(=ファーウェイ製端末でおよそ10時間の連続通話が可能)まで回復させることが可能とのことです。」

「この新型バッテリーに導入された新技術は、バッテリーのエネルギー密度および寿命を損なうことなく充電速度の高速化を実現していることを、ファーウェイは強調しています。」

「現在は開発段階にあるとされており、具体的な製品化の時期については明らかにされませんでした。」

いやあ、話半分でも驚異的だな。

浮沈子は、Wi-Fiルーターしか持っていない(画像参照)。

qi(チー)が使えるので、持ち出す際には重宝している。

まあ、ガジェットの充電なんて、どうでもいいが、電気自動車に応用出来たら革命がおこるな。

「ファーウェイは、この新型バッテリーがスマートフォンやウェアラブルデバイス、および電気自動車(EV)などの分野に革命的な変化をもたらし得るものであると自信をにじませています」

当然でしょう!。

高速充電では、カリウムイオン電池も登場するかもしれない。

(本学教員らの新型電池の技術に関する研究成果を日本経済新聞(電子版)が紹介)
http://www.tus.ac.jp/today/archive/20151109002.html

「実用化すれば、現在普及しているリチウムイオン電池に比べ10倍以上のスピードで充放電が可能で、大電流に対応するためパワーを出しやすいと期待されています。」

バッテリー式の電気自動車には、充電速度の問題以外に、重っつらしいバッテリーを、常時持ち運び続けなければならないという問題もある。

まあ、こっちは、どうしようもないけどな。

トロリー式に、道路から充電することで、搭載量を最小化し、充電時間が3分くらいになれば、普及にも弾みがつくんだがな。

水素燃料電池を食ってしまうかもしれない。

あっちは、触媒の問題があって、そう簡単に台数を増やすわけにもいかないだろう。

リサイクル技術は確立しているというが、コストの問題はどうしようもない。

ファーウェイの技術の中身は不明だが、本当に寿命に影響がないのなら、すごい話だ。

うーん、眉唾かあ?。

そんな気がしないでもないが、期待しないで見守ろう・・・。

ダイオウイカ2015年11月16日 02:02

ダイオウイカ
ダイオウイカ


NHKスペシャルで放映された映像。

(NHKスペシャル シリーズ 深海の巨大生物  伝説のイカ 宿命の闘い 世界最大のイカ、ダイオウイカ。)
http://blog.livedoor.jp/hanatora53bann-tanosiiburogu/archives/51994649.html

今日の(既に昨日か)午前中は、無中になって観てた。

(エディス・ウィダー: いかにして巨大イカを見つけたか)
http://headlines.yahoo.co.jp/ted?a=20151113-00001684-ted

小笠原の父島の東(南東?)15km、水深600mから800mにいるようだな。

マッコウクジラの餌だから、連中もいるということだ。

子育て海域でもある。

(マッコウクジラ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%B3%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%82%B8%E3%83%A9

「雌と子は部分的に母系の集団で暮らす。雄は高緯度の寒流域にも進出するが、メスと子が暖流域の外に出ることは滅多にない。」

「日本では小笠原諸島近海に雌と子供の群れが定住し、知床半島近海には雄が見られる」

「試算では、マッコウクジラの摂餌量は年間で9千万トン - 2億2千8百万トンと推計される。この95%がイカとすれば、およそ8千万トン - 2億トンのイカがマッコウクジラに食べられ、それは世界中の年間漁獲量の30倍 - 66倍になるという。もっとも、マッコウクジラが食するイカは、主に中深層に生息するクラゲイカといった大型イカと考えられ、それらのイカは人間の食用には用いられない」

で、ダイオウイカの方は、あんまよくわかっていない。

(ダイオウイカ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%82%AB

「深海に棲息するため、全体としては発見数が少なく、台風によって浜辺に打ち上げられたり、死骸が漂着するなどの発見例が大半である。」

「2013年(平成25年)1月6日、窪寺恒己、エディス・ウィダー、スティーブ・オーシェーらが小笠原諸島父島の東沖の深海で生きているダイオウイカの動画の撮影に世界で初めて成功したと発表。」

「番組はディスカバリーチャンネルとNHKの共同制作で、2台の潜水艇と自動撮影機が投入され、およそ1000時間の撮影が行われた成果である。」

「2015年2月22日には、「浜常食品工業」がスルメに加工したダイオウイカの世界初の試食会が「新湊きっときと市場」で開かれた。当日は約4000人が訪れ、事前に富山県食品研究所で有害成分が無いことを確認した3匹のダイオウイカのスルメを火であぶり、小さく小分けして約2000人に振舞われた」

いやあ、日本人って、何でも食っちゃうんだなあ!。

「本種やダイオウホウズキイカのような巨大なイカ類の体組織には浮力を得るための塩化アンモニウムが大量に含まれている。そのため、これらのイカの身の味には独特のえぐみや臭みがあり、食用には適さないとされている。」

「ただし、本種と同様に塩化アンモニウムを含む魚介類(他の大型イカなど)の加工技術を応用することで食された例もあり、近年では主に南アメリカ諸国が輸出のための本格的な食用化研究を進めている。」

やっぱ、食っちゃうのかあ・・・。

深海生物というのは、非常に生産者が少ない生物層を生き抜いている貴重な存在なので、珍味として珍重するならいいが、蛋白源として大量に捕り尽くすようなことの無いようにしてもらいたいもんだな。

浮沈子的には、200mより深いところにいる奴らには、一生お目にかかりたくないような気がする。

不気味だし、不味そうだし(ソコダラとか、キンメダイとか、美味いですが)。

まあいい。

ビデオに登場する潜水艇が、めちゃカッコイイ。

支援船アルシアに積まれているのはディープ・ローバーと、トライトン。

(ナディール)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB

「ナディールは民間の海洋調査会社へ売却され、船名をアルシア(Alucia)と改めた。」

「1000mまで潜水できる3隻の小型潜水艇を新たに搭載するなど、海洋研究を行える高級ヨットとして装備を一新している。」

(ディープローバー号 萌え~)
http://p.twipple.jp/XEyjW

(NHKスペシャル 「深海の巨大イカ」 まとめ:トライトン画像あります)
http://masahiro1107.blog.fc2.com/blog-entry-98.html

このほかにも、メデューサと呼ばれる曳航式のカメラや、マッコウクジラに吸盤式のカメラを付けるとか、ダイオウイカのすり身(?)に含まれるフェロモンを頼りにおびき寄せようとか、まあ、ありとあらゆる手段を使ってダイオウイカをゲットしようとする。

浮沈子にとっては、最高のエンターテイメントだった。

この深海シリーズは、深海ザメの方を見たことがあって、東京海底谷とか、怪しい雰囲気だったので、あまり期待していなかったが、ダイオウイカの方は、南の島の雰囲気もあって(小笠原)、結構明るい感じだったな。

水深200mから1000m位までは、トワイライトゾーンと呼ばれているそうだが、IANTDでは、40mから150m位までをそう呼んでいたような気がする。

200mからは深海で、人間の目には真っ暗だが、発光性生物がいたり、目玉の大きな深海魚がいたりして、視覚頼りの生物が見られる深さなのだという。

1000mを超えると、さすがに目ではどうしようもなくなるようだ。

うーん、そこまで行くと、もう、人間が環境圧で潜れる限界をはるかに超えているので、どうしようもないがな。

あとは、潜水艇に頼るしかない。

しんかい6500とか、そういうやつ。

運用に、莫大な経費が掛かり、民間では手が出せない話になる。

ああ、そういえば、キャメロンとかはワンポイントで1万メートルとか行ってたけどな。

浮沈子は、とりあえず、40mから60mに深度を増すという課題をクリアしなければならない。

2桁くらい違う話だ。

そこで錬度を上げて、100mを目指すかどうかは、自分自身との相談になる。

今のところ、具体な検討は何もしていない。

60mまでの運用を、しっかりと身に着けて、それから考えればいいのだ。

ダイオウイカは、映像で楽しむだけにしよう・・・。

2015年11月16日 12:14




ほぼ3週間ぶりのフィットネスだ。

今月になって、初めて行く。

体脂肪率は28パーセントに跳ね上がり、体重は1kg増えている・・・。

まあ、想定の範囲内だな。

年末に向けて、追い込んでいかなくてはならないが、1回のファンダイブと、1回のトレーニングダイブを予定しており、その間はフィットネスはできない。

どーせ、食うしな・・・。

ステーキとか・・・。

ステキ!。

まあいい。

身体を動かして、汗をかくというのが、こんなに気持ちがいいというのは、久しぶりだ。

冷や汗とかは、しょっちゅうだがな。

脂汗とかも、時にはかく。

出るものが出ないときとかあ?(お食事中の方、すいません・・・)。

まあ、どうでもいいんですが。

今日は、思いっきり、軽いメニューにした。

ジムのマシンは、いつもは2回ずつやるが、今日は1回ずつ。

使い方とかを確認する程度だ。

有酸素運動マシンも、いつもの半分の時間で切り上げる。

ミストサウナは、じっくりと粘って、汗を流す。

比較的低温なので、長めに居ないと、湯冷めをする。

お腹の辺りが膨らんで、典型的なビール腹体型になっている。

(ビール腹は肥満より危険? 男性の死亡リスク2倍に 米研究)
http://news.livedoor.com/article/detail/10821520/

「おなかが突き出たいわゆる「ビール腹」体形の男女は、たとえ手足が細くても、肥満の男女より糖尿病や心臓病のリスクが大きい」

「BMIの数値でたとえ「健康」と判定されても、下腹に脂肪が付きすぎている場合は注意を要することが、今回の調査で明らかになった。」

肥満でビール腹だったら、目も当てられないということだ。

「ビール腹体形の男性は単なる肥満や太りすぎの男性に比べて死亡リスクが2倍になることが判明。女性の死亡リスクも1.5倍の高さだった。」

「以前に行われた調査では、ウエストとヒップのサイズ比の数値が大きいほど糖尿病や脳卒中、心臓病にかかるリスクが高まることも判明していた。」

クビレ、大事ですなあ。

「鍼灸師、腰はどこだと、首傾げ」

クルマの中でラジオを聴いていたら、ボヤキ川柳をやっていて、気になったやつ。

「ビール腹解消のためには加工食品を避けて肉を減らし、野菜や果物の摂取量を増やすなど健康的な食生活を心がけ、適度な運動を習慣にする必要があると専門家はアドバイスしている。」

習慣かあ。

続けなければ意味はない。

継続は力なりだな。

健康的な食生活とやらも、習慣にしなければならない。

このところ、加工食品と肉中心の食生活が続いている浮沈子は、あらためて見直さなければならないな。

野菜と果物かあ・・・。

プラスアルファで食うならいいんだけどなあ・・・。

麻酔2015年11月16日 19:06

麻酔
麻酔


(麻酔をめぐるミステリー)
http://www.kagakudojin.co.jp/book/b102583.html

「麻酔なしでは,歯の治療も手術も大変な苦痛を伴うものになるのは想像に難くありません(イタそう).麻酔があるから安心して治療を受けられるのですが,ではなぜ麻酔は「効く」のでしょうか.じつはそのメカニズは完全にわかっていないのです.そこで,麻酔をめぐる数々のミステリーに挑むべく立ち上がったのが,麻酔科の先生と医学生.この二人の会話を軸に麻酔迷宮の探検が始まります.」

「1.ミステリーファイル#1 もしも麻酔がなかったら
2.ミステリーファイル#2 麻酔はなぜ効くか
3.ミステリーファイル#3 マイケルはなぜ死んだ?
4.ミステリーファイル番外編 名探偵KOKIの事件簿「緑色の研究」
5.ミステリーファイル#4 麻酔のパラドックス
6.ミステリーファイル#5 麻酔メカニズムの真実
7.ミステリーファイル・スピンオフ 恐怖の杉谷
8.ミステリーファイル#6 卒業試験」

ちょっと、メールをやり取りしたこともあって、アマゾンで古本を買って読ませていただいた。

今日の午後、3時間くらいで、一気に読んだ。

もちろん、小難しいところは読み飛ばしている。

1世紀以上前の脂質説の反証、ポケット説、タンパク説など、麻酔の理論は変遷を重ねている。

臨床で使うガス麻酔を中心に書かれていて、ちょっと偏りがある気がしないでもない。

もちろん、酸素の麻酔作用については、15ページのコラム①に、削除されたホームページと同じ内容が書かれている。

「実は酸素以外のすべてのガスは麻酔作用をもっている。」

生体の反応は、水袋とは異なり、特定分子だけと反応する機能や、拮抗作用など、一筋縄ではない。

本書のコアの部分は、廣田先生のページに要約されている。

(Mechanism of Anesthesia)
http://doctor-koki.sakura.ne.jp/Koki/Anesthetic_Mechanism/akaibu.html

「・麻酔科医が知っておくべき中枢神経系受容体
2015年5月28日木曜日
・録音図書
2014年7月23日水曜日
・術後のせん妄と認知障害の最前線
2014年4月1日火曜日
・扁桃体による麻酔作用の修飾
2013年5月28日火曜日
・麻酔作用の修飾メカニズム
2013年1月17日木曜日」

以上は、出版後の記事。

「・麻酔をめぐるミステリー
2012年7月2日月曜日
・麻酔作用の修飾ーModificationー
2010年11月10日水曜日
・ポケットの中の麻酔薬 ー Pocket Theoryー
2010年9月3日金曜日
・新たなる仮説 ーNew Hopeー
2009年11月11日水曜日
・Cutoff現象 ーアルコール・パラドックスー
2009年11月4日水曜日
・海馬における検討 ー心臓から脳へー
2009年10月23日金曜日
・タンパク説 ー遅れて来た主役ー
2009年10月22日木曜日
・カルシウムチャネル ー心臓からのアプローチー
2009年9月20日日曜日
・脂質説 ー麻酔薬の非特異的作用ー
2009年9月12日土曜日」

ご本は、非常にユニークな語り口だが、内容的にはハードだな。

医学生向けといってもいい。

基礎知識がないと、肝心のところを読み飛ばすことになる。

浮沈子は、もちろん、読み飛ばした・・・。

様々なエピソードのうち、ボンベ(タンク)と配管の色について書かれていろところが印象に残った。

「ガス:JIS色(ボンベ):医療配管
酸素:黒:緑
空気:ねずみ:黄
笑気:紺+ねずみ:青
二酸化炭素:緑:橙(だいだい)」

参考までに、国内法令を見ておこう。

(酸素ボンベはなぜ黒いのか教えて)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1063748165

「高圧ガス保安法の省令・容器保安規則第10条第1項第1号で「酸素ガス」については、容器の表面積の2分1以上「黒色」で塗色することが定められています。」

「その他に、水素ガス→赤色、液化炭酸ガス→緑色、液化アンモニア→白色、液化塩素→黄色、アセチレンガス→褐色(茶色)という高圧ガスの種類ごとに塗色の指定があります。なお、このいずれにも属さない高圧ガスの容器については、すべてねずみ色(灰色)で塗色することが定められています。」

「酸素ガス(圧縮酸素)の容器は確かに黒色ですが、同じ酸素でも液化酸素の容器は「ねずみ色」で塗色されています。酸素の場合は、内部のガスの状態によって塗色が分かれます。」

ダイビングで使うナイトロックスは、PADIの生徒用テキスト9ページに記述がある。

更には、ステッカーとかも必要だし、重点後はダイバーが確認することが義務付けられている(詳しくは、指導団体で受講してください)。

酸素タンクとかの色も、国によって違うので、注意が必要だ。

特に、バルブの色には注意である。

(POSEIDON SE7EN)
http://www.poseidon.com/products/rebreathers/se7en

画像で、白いバルブが酸素である。

浮沈子の手元(足元?)に転がっているインスピの酸素タンクのバルブは緑である(タンクの色は、白)。

(CYLINDERS & VALVES)
http://www.apdiving.com/shop/rebreather/cylinders-valves.html

まあ、いろいろあるということだな。

ガス麻酔(当然、全身麻酔)の場合の作用原理は、まだ完全に解明されているわけではないし、この本は臨床用の麻酔ガスに限った情報しか扱っていないので、ダイビングの参考にはならない。

しかし、臨床用の麻酔ガスが、どのように効くのか、その一端を知ることができる。

読んでおいて、損はない本だ。

マイケル・ジャクソンの事故死、ロシアでのテロ事件、病院で起こる医療用ガスの事故など、具体的な話の中で麻酔のミステリーが語られる。

基礎医学的なアプローチの話も、具体的な事例が挙げられていて、苦労が偲ばれる。

およそ170年間、臨床に使われてきていて、未だに全容解明に至っていない麻酔作用。

ダイビングにおける酸素の麻酔作用なんて、それこそ、これから解明される話なんだろう。

一応、脂質説に基づくエビデンスはあるし、PADIも、NOAAも、麻酔作用については窒素と同等に扱うように定めている。

浮沈子は、ASDIの鷹野さんにナイトロックスの話を聞いた時、余剰の酸素が何か悪さをするんじゃないかと疑問に感じて質問した。

経験則として、酔いに近い状態があり得るという話を聞いた記憶がある。

N-アルコールのように、きれいな相間を描くかどうかは分からないし、生理活性ガスである酸素の麻酔作用を解析するのは困難が予想される。

他のガスとくっ付いて、何かやらかしてるのかもしれないし、生体内で想像もつかない挙動を示している可能性もある。

フリーラジカルに化けて、悪さしてるのは間違いないしな。

それが、麻酔作用という短期的な反応を引き起こしているかどうかは分からない。

窒素などの麻酔作用を賦活している可能性もある。

まあ、酸素なしで対照実験設計するわけにもいかんしなあ・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

ちなみに、登場するキャラクターの名前である杉谷野 森子(すぎたにの もりこ)というのは、著者の所属する富山大学のキャンパス名から取ったようだ。

(杉谷(医薬系)キャンパス)
http://www.u-toyama.ac.jp/access/sugitani/

医学は、実学として発展してきたが、周辺科学を糾合する総合科学でもある。

人間などという、複雑怪奇な存在を理解するのは、並大抵ではない。

ミステリーでも魔法でも何でもいい、少しでも明らかにして、痛くない、辛くない治療を実現してもらいたいな。

使える!2015年11月16日 19:50

使える!
使える!


この素材、使える。

(NASAは厳しい環境下の宇宙空間でも数秒で自己修復する新素材を開発)
http://idarts.co.jp/3dp/nasa-puncture-initiated-healing/

「NASAの研究チームによって開発される同素材は穿刺治癒にも似ており、有機物に似せ設計したポリマーが、弾丸のように衝突した宇宙ゴミなどのエネルギーに化学反応が起こり、裂け目や穴などをわずか1秒未満で修復する仕組みとなっている。」

自動翻訳らしい、ワケワカの記述だが、空いた穴を自己修復するという仕掛けだ。

(Rapid, Puncture-Initiated Healing via Oxygen-Mediated Polymerization)
http://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/acsmacrolett.5b00315

うーん、こっちも良く分からんなあ。

浮沈子が使えると思ったのは、CCRの蛇腹ホースとかの素材にどーよ?、ということ。

ちょっとした裂け目とかは、じゅるじゅると液体が出てきて塞いでくれるってのがいいな。

パックリ開いてしまったら、どうしようもないけどな。

宇宙空間では使えても、水中で役に立つかは不明だ。

おっと、まてよ?。

この図を見ると、弾丸が、酸素がある方から飛んできてねえかあ?。

宇宙船の中から、鉄砲ぶっ放すってことかあ?。

やばくね?。

まあいい。

二重にして、間に酸素充填しておけばいいってことにしとこ・・・。