LH出た!2015年11月29日 08:59

LH出た!
LH出た!


カタカタという、まるで小さな骸骨が笑っているような音、ワーンワーンという唸り。

これらが重なって聞こえた。

昨日の昼前にエンジンをかけたときに出た。

500Eよ、とうとうコンピューターの寿命が来たわけだな。

J-AUTOの金川さんが確認しているので、朝には連絡してASRと共にオーバーホールすることにしていた。

画像は、予備品と一時的に交換するために取り外したユニット。

この弁当箱のような筐体のなかで、電子の小人がせっせと働いているのだ。

23年も・・・。

ご苦労様なことである。

今回のオーバーホールで、完調に戻る保証はない。

現象が出たということは、既にコンデンサーとかがいかれていて、液漏れしているのかもしれず、プリント基板や他のデバイスに影響が出ている可能性がある。

どこまで治せるのか。

いや、そもそも治せるのか。

ASRは、同じ熱的、振動的環境の中で、同程度に劣化しているわけで、予防的保守ということになる。

ハーネスや、足回り、スロアク、EZLなど、走りに繋がる仕掛けは概ね終わった。

エアコン本体とかは、今のところ動いているし、トランスミッションやエンジンにも問題はない(最近、アイドリング時に振動が出始めたような気がしている)。

あと10年は乗りたい。

そして、次のオーナーに引き継ぐ。

浮沈子の手元には、83タルガだけが残ればいいのだ。

今回のオーバーホールで、暫くは、安心して乗っていられるようになるだろう。

魔法の航跡2015年11月29日 18:59

魔法の航跡
魔法の航跡


ケネディの命を奪った銃弾は、その弾道の異様さから魔法の銃弾といわれた。

(証拠物件399)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%BC%E6%8B%A0%E7%89%A9%E4%BB%B6399

「「魔法の銃弾(Magic Bullet)」とは、証拠物件399の弾丸ではケネディ大統領およびコナリー知事の負傷が説明できないと主張する陰謀論者がウォーレン委員会の説明を揶揄するのに用いる言葉である。」

浮沈子がこの話を思い出したのは、この記事を読んだから。

(露軍機:撃墜前、2回領空侵犯…トルコ計21回警告)
http://mainichi.jp/select/news/20151128k0000e030259000c.html

「ロシアの戦闘爆撃機2機は24日午前9時22分(日本時間午後4時22分)ごろ、トルコ南部の領空に侵入。旋回して同9時24分、再び領空内に2.52〜2.13キロ入り込み、17秒間侵犯した。」

添付されている画像を見る限り、ロシアが主張する航路は魔法の航路だな。

1秒たりとも領空侵犯をしていないという爆撃機搭乗者の言葉を信じる者など、誰もいない。

これは、ロシア軍の大チョンボ(あるいは、確信犯)であって、事前に撃墜も有り得るとのトルコ側の警告を無視し続けた報いだ。

大国の横暴で、弱小国家を蹂躙するというのは、今に始まった話ではない(米国は、我が国をはじめとして、世界中で同じことをやっている)。

ロシアだって、当然、領空侵犯をしたことは分かっている。

しかし、外交的には認めることはない。

政権のチョンボであり、国内対策として得策ではないからだ。

シリア領内での地上部隊への攻撃とか、経済制裁にとどめているのは、どこか躊躇いを感じる。

トルコが事実を曲げることはない。

余りにも明白な領空侵犯に対して、実力を行使するということは、当然のことだろう。

まあ、我が国には、そんな度胸はないけどな。

警告射撃くらいにしとけば良かったと、浮沈子も思わないではない。

しかし、ロシアがシリアでやっていることを考えれば、シリア領空でだって、撃墜したいに違いない。

撃墜された搭乗者の一人は、シリア北部の地上部隊に降下中に射殺されたという。

ISを叩くと言いながら、シリア政府に盾突く(トルコの支援を受けた)勢力の爆撃に専念(?)してきたロシア軍だから、これまた当然の報いということになる。

こういう事態に、米国は知らぬ存ぜぬを貫いている。

疑惑の銃弾(大国の横暴の象徴?)を放ったそもそもの国なので、黙っているのが得策だと思ってるんだろう。

この落としどころは、トルコが遺憾の意を表明し、ロシアが寛大なところを見せるということで決着するんだろうが、浮沈子から見れば茶番である。

沖縄の米軍基地移設問題を、日本政府に代行させている米国のようだ。

米国は、やがて我が国を見限ると、浮沈子は確信している。

米国にとってのメリットがなくなり、中国にくれてやっても問題はないと判断すれば、躊躇なく見限る。

今、現政権や、野党の一部が必死になって米国に尻尾を振っているのは、その兆候を感じているからではないのか。

我が国は、重税を課して軍備を増強し、核兵器の装備を視野に、戦後の亡霊を断ち切って、真の独立国家を目指そうとしている。

我が国が非核国だとかいう寝言は、米国の核の傘に依存していることを考えれば、妄想に過ぎない。

まあ、その核の傘自体も、妄想なんだがな。

まあいい。

相対的影響力を失っていく米国にべったりくっ付いて、どこまで行くつもりなのか。

トルコの対応を見ると、疑惑の銃弾と共に、大国に蹂躙されるどこかの弱小国家を思い出さずにはいられない。

720馬力2015年11月29日 21:37

720馬力
720馬力


次期ポルシェターボの予想出力は、720馬力だという(ブーッ!、はっ、鼻血が・・・)。

(ポルシェ、次期911でハイブリッドモデルを追加?)
http://f1-gate.com/porsche/911_29333.html

「噂では、ポルシェ 911ターボにハイブリッドのパワートレインが搭載され、エンジンで560馬力、電気モーターで160馬力の合計720馬力を発生するとされている。」

我が国では、ハイブリッドというのは、突っ張ったサスペンションと、限界低いタイヤを履いて、プアなエンジンと、申し訳程度のモーターアシストにガマンにガマンを重ねて乗る、燃費最優先のろくでもないクルマのことだが、彼の国では、鼻血が止まらない程の高出力エンジンを実現するための、とんでもないパワーソースである。

「ハイブリッド版911には、918スパイダーでツ使ったテクノロジーの多くが投入されるという。」(「ツ」は余計だな)

(ポルシェ・918)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BB918

「メインの動力源であるRSスパイダー用を改良し最高出力506PS(370kW)/9,200rpmとしたV型8気筒エンジンをミッドシップに配置。」

「その他にフロント軸に2個とリア軸用トランスミッションに1個、合計3個、合計220PS(163kW)の電気モーターを装備している。」

エンジンだけを見ると、次期ポルシェターボの方が高出力だ。

ポルシェが言う「ライトサイジング」ターボ車は別にして、いわゆるポルシェターボは、全てのモデルがAWD化されている。

当然、次期ポルシェターボも前輪を駆動輪として使うことになるんだろうが、それをモーターで駆動するということは十分考えられる。

「フロントモーター2個は変速比固定でフロントホイールを駆動するプラグインハイブリッドシステムである。」

2013年に登場した918スパイダーは、次の10年の間にポルシェが導入する先進技術のテストベッドでもあったわけだ。

残るのは、ミッドシップ化と、カーボンボディということになる。

ミッドシップはともかく(ケイマンの下剋上は当分無理かあ?)、カーボンボディには期するところが大きい。

コストの問題は、911位の販売量を見込めば、十分クリアできるに違いない。

軽量化と、運動性能の向上。

スポーツカーの要件を満たす、最善の選択である。

意外に、ケイマン辺りが導入しやすいかもしれないな。

ボクスターの派生車種からの脱却と、下剋上の名乗り・・・。

うーん、やっぱ厳しいかなあ・・・。

年々重くなる911を、スポーツカーとして成立させるためには、軽量化は避けて通れない。

ターボは、GTとしての性格が強いが、カーボンボディは避けて通れない選択肢のような気がする。

911には、カブリオレやタルガといったオープンモデルもある。

車体剛性を確保して、なおかつ、オープンドライブを実現し、ハイブリッドという重量増加要素をクリアするには、カーボンボディはうってつけの選択ということになる。

しかしなあ、ナチュラルアスピレーションのエンジンが、みんなターボになって、おまけにモーターまで組み込まれて、その塩梅をコンピューターが良きに計らう時代になったわけだ。

「シャシ:
カーボン繊維強化プラスチック製モノコック。その他の部分もアルミニウムやマグネシウムを多用し軽量化されている。ボディ、シャシの基本はポルシェ・カレラGTを踏襲しており、販売目標台数に達しなかったカレラGTの余剰パーツがうまく再利用された。」

最後のNAエンジンを積んだカレラGT。

結局、2003年から、クルマとしては進歩してないわけだ。

原動機を乗せ換え、ちょろっとプログラムを弄っただけ・・・。

2023年に登場するポルシェの次期スーパーカーは、きっと、自動運転モードを備え、ニュル北を7分切りでコンスタントに走ることだろう。

エンジンなんて、水平対向(ここは、拘りですなあ!)2気筒(!!)位になって、バッテリーが切れたときの補助でしかなくなるに決まってる!(断定的)。

高性能化されたバッテリーと、徹底的に軽量化されたボディ。

もちろん、ミッドシップ(バッテリー?)。

モーターは、軽量化されて、インホイールモーターになっているかも知れない(駆動系の軽量化)。

電子制御された足回りは、更に進化。

エンジンは、モーターの補助として、結構ドッカンターボでもいい。

トータル出力は、当然1000馬力を超えてるだろうな。

開発コードは、ルマン復帰2年目にして、総合優勝を成し遂げた919に因んで、当然920だ(カレラGTは980)。

来年辺りから、そろそろ本格的な開発が始まって、情報が出てくるに違いない。

今回の、次期ポルシェターボのリークにしても、それを期待させるタイミングで出てきた。

しかしなあ、電気モーター主体で、エンジンが補助動力装置になって、おまけに、そのメインの用途が音を聞かせるためのサンプリングソースだったりしたら、ガックリだな・・・。