鼻血が止まらない! ― 2015年11月30日 00:40
鼻血が止まらない!
別に、浮沈子が鼻の粘膜の病気になったわけでも、血圧が昂進して血管の強度が低いところでブチ切れたわけでもない。
720馬力の次期ポルシェターボに驚いていたら、もっと凄い奴の記事があっただけだ。
(ブガッティ、謎のティーザー映像を公開 「ヴェイロン」後継車か!?)
http://jp.autoblog.com/2015/08/18/bugatti-teases-something-new-on-the-horizon/
「ブガッティは「ヴェイロン」の後継車を開発していることは隠そうとしていないが、それがどんなクルマなのかについては固く口を閉ざしている。」
「新型車は「シロン」と呼ばれることになると噂されている。スパイショットを見る限り、デザインの大部分はヴェイロンと似ているようだが、ヴェイロンと同じ8.0リッターW型16気筒クワッドターボ・エンジンの性能は、最高出力1,500hp、最大トルク152.9kgmにアップすると言われている。これは、通常のターボチャージャーに加え、電動式ターボチャージャーの採用によるものらしい。」
(ブガッティ ヴェイロン 後継車、完全な姿をスクープ…車名は Chiron か)
http://response.jp/article/2015/11/29/265124.html
「8.0リットルW16気筒+4ターボは、最大出力を1500psレベルへ向上。0-100km/h加速2.3秒という世界トップレベルの加速性能を実現」
ベイロンは、2.5秒で100kmに達していたから、0.2秒アップということになる。
まあ、だからどーしたという話ではあるな。
最高速だって、450km位は出るだろう。
来年あたり、正式な発表があるだろうが、電動ターボの採用は間違いない。
排気圧に頼るなんて、生易しいことではダメだということだ。
モーターでぶん回して、強制的に燃焼室に空気を押し込む。
いや、そのうち、酸素を濃縮して押し込むことになるかもしれない。
メンブレン方式のエンリッチド・エア・ナイトロックス製造装置を積んだスーパーカーだ。
ここ一番の加速が必要な時は、タンクに貯めた酸素濃いガスをブチ込む。
ついでに、ニトロも吹いたれ!。
電池とモーターも積むらしい。
そうやって、タイヤの性能を極限まで絞り出して加速し、エンジンの熱的限界までぶん回す。
空気の壁に突進し、無理やりこじ開けて進むわけだ。
まるで、ダイバーが水の抵抗を受けながら、必死でフィンをかくように、800分の1の抵抗しかないはずの空気の壁を、高速で切り裂く。
ベイロンの後継車種については、以前にも記事を書いた。
(1550馬力)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2015/02/19/7575466
「少なくとも、このクルマにとって、エンジンは単なる部品ではない。」
ベイロンのエンジンを組んでいる映像を見つけた。
(Bugatti Veyron Engine Assembly Line:動画出ます)
https://www.youtube.com/watch?v=oCdSdbUhP6o
手作業で組み立てられていく1000馬力のエンジンは、意外とシンプルで、ふつーに見える。
こいつに、電動ターボとモーターを組み込んで、機械仕掛けの限界まで性能を引き出す。
オイルやグリースなどの選択、もちろん、コンロッドやクランクシャフトの素材も厳選されているんだろう。
組みあがったエンジンをテストする。
まあ、限界まで回しているときのデータは見せないよな。
8リットルといえば、小ぶりのダイビング用シリンダーということになる。
人間は、その中に詰めた空気で、1時間近く潜ることができるが、このエンジンは、数千分の1秒で、ガソリンとの混合気を燃焼させてしまう。
馬、1000頭分のパワーを絞り出すために。
スゴイ話だ。
鼻血が止まらん・・・。
それは、通常の自動車の域を超えていて、ある意味、壮大な無駄である。
その無駄な世界に生涯を賭ける人もいるのだということが、浮沈子を慌てさせる。
リブリーザーによるダイビングなんて、人間が生きていく上では、何の役にも立たないかもしれない。
そんな「無駄」なことにのめり込んでどうする?。
その浮沈子よりも、はるかに壮大な無駄のために生きる人々がいるのだ。
鼻血出してる場合じゃないよなあ・・・。
別に、浮沈子が鼻の粘膜の病気になったわけでも、血圧が昂進して血管の強度が低いところでブチ切れたわけでもない。
720馬力の次期ポルシェターボに驚いていたら、もっと凄い奴の記事があっただけだ。
(ブガッティ、謎のティーザー映像を公開 「ヴェイロン」後継車か!?)
http://jp.autoblog.com/2015/08/18/bugatti-teases-something-new-on-the-horizon/
「ブガッティは「ヴェイロン」の後継車を開発していることは隠そうとしていないが、それがどんなクルマなのかについては固く口を閉ざしている。」
「新型車は「シロン」と呼ばれることになると噂されている。スパイショットを見る限り、デザインの大部分はヴェイロンと似ているようだが、ヴェイロンと同じ8.0リッターW型16気筒クワッドターボ・エンジンの性能は、最高出力1,500hp、最大トルク152.9kgmにアップすると言われている。これは、通常のターボチャージャーに加え、電動式ターボチャージャーの採用によるものらしい。」
(ブガッティ ヴェイロン 後継車、完全な姿をスクープ…車名は Chiron か)
http://response.jp/article/2015/11/29/265124.html
「8.0リットルW16気筒+4ターボは、最大出力を1500psレベルへ向上。0-100km/h加速2.3秒という世界トップレベルの加速性能を実現」
ベイロンは、2.5秒で100kmに達していたから、0.2秒アップということになる。
まあ、だからどーしたという話ではあるな。
最高速だって、450km位は出るだろう。
来年あたり、正式な発表があるだろうが、電動ターボの採用は間違いない。
排気圧に頼るなんて、生易しいことではダメだということだ。
モーターでぶん回して、強制的に燃焼室に空気を押し込む。
いや、そのうち、酸素を濃縮して押し込むことになるかもしれない。
メンブレン方式のエンリッチド・エア・ナイトロックス製造装置を積んだスーパーカーだ。
ここ一番の加速が必要な時は、タンクに貯めた酸素濃いガスをブチ込む。
ついでに、ニトロも吹いたれ!。
電池とモーターも積むらしい。
そうやって、タイヤの性能を極限まで絞り出して加速し、エンジンの熱的限界までぶん回す。
空気の壁に突進し、無理やりこじ開けて進むわけだ。
まるで、ダイバーが水の抵抗を受けながら、必死でフィンをかくように、800分の1の抵抗しかないはずの空気の壁を、高速で切り裂く。
ベイロンの後継車種については、以前にも記事を書いた。
(1550馬力)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2015/02/19/7575466
「少なくとも、このクルマにとって、エンジンは単なる部品ではない。」
ベイロンのエンジンを組んでいる映像を見つけた。
(Bugatti Veyron Engine Assembly Line:動画出ます)
https://www.youtube.com/watch?v=oCdSdbUhP6o
手作業で組み立てられていく1000馬力のエンジンは、意外とシンプルで、ふつーに見える。
こいつに、電動ターボとモーターを組み込んで、機械仕掛けの限界まで性能を引き出す。
オイルやグリースなどの選択、もちろん、コンロッドやクランクシャフトの素材も厳選されているんだろう。
組みあがったエンジンをテストする。
まあ、限界まで回しているときのデータは見せないよな。
8リットルといえば、小ぶりのダイビング用シリンダーということになる。
人間は、その中に詰めた空気で、1時間近く潜ることができるが、このエンジンは、数千分の1秒で、ガソリンとの混合気を燃焼させてしまう。
馬、1000頭分のパワーを絞り出すために。
スゴイ話だ。
鼻血が止まらん・・・。
それは、通常の自動車の域を超えていて、ある意味、壮大な無駄である。
その無駄な世界に生涯を賭ける人もいるのだということが、浮沈子を慌てさせる。
リブリーザーによるダイビングなんて、人間が生きていく上では、何の役にも立たないかもしれない。
そんな「無駄」なことにのめり込んでどうする?。
その浮沈子よりも、はるかに壮大な無駄のために生きる人々がいるのだ。
鼻血出してる場合じゃないよなあ・・・。
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