さらば現実17 ― 2016年05月01日 05:47
さらば現実17
ようこそ、VRの世界へ!。
久々のVRネタ!!。
先日、秋葉原へ行って、VRの体験コーナーに立ち寄ったのだが(2か所も)、整理券を配っていて、2時間後とかでないと順番が来ないという状況だった。
そんなに待たされるのは御免だったので、体験しないで帰ってきた。
そう、世の中右も左もVRだらけ(つーか、VRだから、360度、全方位ということかあ?)。
まあいい。
で、今朝、いつも宇宙ネタを拾うソラエのページを見たら、こんな記事が・・・。
(VRは宇宙へ! 「Space VR」は宇宙空間の360度撮影を目指す)
http://sorae.jp/030201/2016_04_30_utyuu.html
地球低軌道へ衛星を打ち上げて、ゆくゆくはリアルタイムで360度の景色を中継しようという、野心的なプロジェクトである。
「この衛星の打ち上げは2017年の前半」
「同社は以前ISS(国際宇宙ステーション)への持ち込み可能なVRカメラの開発を試みていましたが、より柔軟な撮影の可能な衛星による撮影へと計画を変更しています。」
ISSを袖にするなんて、なかなかの度胸だな(度胸なのかあ?)。
「同社が計画しているVR撮影衛星「Overview 1」は2つの4K解像度センサーを搭載。それぞれに広角撮影用のレンズを搭載し、2つのセンサーで撮影された映像は1つに合成されます。」
「こうやって聞くと、市販されてる360度撮影が可能なVRカメラと構造が似ていますね。」
まんまや・・・。
「宇宙からの360度のVR映像、ぜひ一度見てみたいものですね!」
うーん、VRは、没入するところに意義があるので、衛星が周っている間中見続けることに意義があるわけなんだがな。
宇宙空間では、音が伝わらないので、地上でのVRと異なり、音響的な配慮は必要ない。
衛星の姿勢制御は、当然3軸制御ということになるんだろうな。
スピン安定式だったりすると、目が回ってしまうことになる。
イラストの太陽電池が、放熱フィンが全面に貼り付けられているようなのが気になるが、カメラの視野に太陽電池パドルが写り込むのを回避しようとしていると推定される。
この衛星のデータを、リアルタイムで受け取るには、相当高速なデータ転送を行わなければならない。
地上局を多数確保するとか、別の中継衛星を飛ばすとか、何か方策が必要になる。
当面は、1週間に2分しか撮れないというのも、それがネックになっているからに違いない。
軌道要素については触れられていないが、理想を言えば太陽同期軌道に放り込めば、地上のあらゆる地点の上空を飛ぶことになる。
それに拘らなければ、軌道傾斜角を余り大きく取らない方が、管理はしやすいかもしれない。
高度はどのくらいになるんだろうか。
余り低いと、衛星寿命の問題がでてくるし、高ければ、映像の質の管理として、余り効果がないということになる。
地球がある程度映っていて、どの地域の上空かが分からなければ映像価値はない。
ベストバランスは難しいな。
宇宙のVRというのは、考えても見なかったが、リアル映像のVRとしては、十分見ごたえがあるものになるだろう。
どんな映像を送り届けてくれるんだろうか。
今から、楽しみな話である。
(Space VR、宇宙で360度撮影を行うための人工衛星を発表)
http://www.moguravr.com/spacevr-360camera/
このページの3Dモデルでグリグリすると、拡大機能で衛星の中に入ることが出来る。
まあ、どうでもいいんですが。
がらんどうだったが、実際には、一杯詰め込まれているに違いない。
さて、バージンギャラクティックや、ブルーオリジンには、強力なライバルが登場したわけだが、逆に地球周回軌道まで人類を送り込むことが出来るスペースXにとっては、格好の宣伝材料になる。
「宇宙飛行士などが宇宙に行くと宇宙から地球を眺めることで、地球で起きていることに対する意識が変化することがあります。これは「オーバービュー・エフェクト(Overview Effect)」と呼ばれています。Space VRは、このオーバービュー・エフェクトを、宇宙空間から地球を撮影した映像によってVRで起こすことを目指しています。」
そううまくいくかどうか。
視点が変われば、意識が変わるというが、問題はどう変わるかということだな。
宇宙飛行士になるような人々は、まあ、余りネガティブに変わることはなかったんだろうが、人によっては、宇宙侵略とか地球征服とかを考えるようになるかも知れない。
オーバービュー・エフェクトにならなくても、そういう考えがあるということは、人間に新たな視野を与えても、ろくなことはないということかもしれないぞ・・・。
ようこそ、VRの世界へ!。
久々のVRネタ!!。
先日、秋葉原へ行って、VRの体験コーナーに立ち寄ったのだが(2か所も)、整理券を配っていて、2時間後とかでないと順番が来ないという状況だった。
そんなに待たされるのは御免だったので、体験しないで帰ってきた。
そう、世の中右も左もVRだらけ(つーか、VRだから、360度、全方位ということかあ?)。
まあいい。
で、今朝、いつも宇宙ネタを拾うソラエのページを見たら、こんな記事が・・・。
(VRは宇宙へ! 「Space VR」は宇宙空間の360度撮影を目指す)
http://sorae.jp/030201/2016_04_30_utyuu.html
地球低軌道へ衛星を打ち上げて、ゆくゆくはリアルタイムで360度の景色を中継しようという、野心的なプロジェクトである。
「この衛星の打ち上げは2017年の前半」
「同社は以前ISS(国際宇宙ステーション)への持ち込み可能なVRカメラの開発を試みていましたが、より柔軟な撮影の可能な衛星による撮影へと計画を変更しています。」
ISSを袖にするなんて、なかなかの度胸だな(度胸なのかあ?)。
「同社が計画しているVR撮影衛星「Overview 1」は2つの4K解像度センサーを搭載。それぞれに広角撮影用のレンズを搭載し、2つのセンサーで撮影された映像は1つに合成されます。」
「こうやって聞くと、市販されてる360度撮影が可能なVRカメラと構造が似ていますね。」
まんまや・・・。
「宇宙からの360度のVR映像、ぜひ一度見てみたいものですね!」
うーん、VRは、没入するところに意義があるので、衛星が周っている間中見続けることに意義があるわけなんだがな。
宇宙空間では、音が伝わらないので、地上でのVRと異なり、音響的な配慮は必要ない。
衛星の姿勢制御は、当然3軸制御ということになるんだろうな。
スピン安定式だったりすると、目が回ってしまうことになる。
イラストの太陽電池が、放熱フィンが全面に貼り付けられているようなのが気になるが、カメラの視野に太陽電池パドルが写り込むのを回避しようとしていると推定される。
この衛星のデータを、リアルタイムで受け取るには、相当高速なデータ転送を行わなければならない。
地上局を多数確保するとか、別の中継衛星を飛ばすとか、何か方策が必要になる。
当面は、1週間に2分しか撮れないというのも、それがネックになっているからに違いない。
軌道要素については触れられていないが、理想を言えば太陽同期軌道に放り込めば、地上のあらゆる地点の上空を飛ぶことになる。
それに拘らなければ、軌道傾斜角を余り大きく取らない方が、管理はしやすいかもしれない。
高度はどのくらいになるんだろうか。
余り低いと、衛星寿命の問題がでてくるし、高ければ、映像の質の管理として、余り効果がないということになる。
地球がある程度映っていて、どの地域の上空かが分からなければ映像価値はない。
ベストバランスは難しいな。
宇宙のVRというのは、考えても見なかったが、リアル映像のVRとしては、十分見ごたえがあるものになるだろう。
どんな映像を送り届けてくれるんだろうか。
今から、楽しみな話である。
(Space VR、宇宙で360度撮影を行うための人工衛星を発表)
http://www.moguravr.com/spacevr-360camera/
このページの3Dモデルでグリグリすると、拡大機能で衛星の中に入ることが出来る。
まあ、どうでもいいんですが。
がらんどうだったが、実際には、一杯詰め込まれているに違いない。
さて、バージンギャラクティックや、ブルーオリジンには、強力なライバルが登場したわけだが、逆に地球周回軌道まで人類を送り込むことが出来るスペースXにとっては、格好の宣伝材料になる。
「宇宙飛行士などが宇宙に行くと宇宙から地球を眺めることで、地球で起きていることに対する意識が変化することがあります。これは「オーバービュー・エフェクト(Overview Effect)」と呼ばれています。Space VRは、このオーバービュー・エフェクトを、宇宙空間から地球を撮影した映像によってVRで起こすことを目指しています。」
そううまくいくかどうか。
視点が変われば、意識が変わるというが、問題はどう変わるかということだな。
宇宙飛行士になるような人々は、まあ、余りネガティブに変わることはなかったんだろうが、人によっては、宇宙侵略とか地球征服とかを考えるようになるかも知れない。
オーバービュー・エフェクトにならなくても、そういう考えがあるということは、人間に新たな視野を与えても、ろくなことはないということかもしれないぞ・・・。
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