見当外れ ― 2017年03月01日 14:33
見当外れ
NASAが出したコメントについて、見当外れの記事が出ている。
(NASA、SpaceXの月旅行支援を発表―さらなる野心の現れだ)
http://jp.techcrunch.com/2017/03/01/20170228nasas-support-of-spacexs-moon-voyage-highlights-bigger-ambitions/
「「惑星探査は素晴らしい任務だが、とてつもなく時間と資金を食う。SpaceXが月に行くのを引き受けてくれるなら素晴らしい」という意味に違いない。」
なんかなあ、違うんだよなあ。
「もっともSpaceXなどの民間企業自身が火星以遠への旅行について興味を示しており、ライバルになる可能性がある。」
こっちが、メインだろう?。
確かに、現在のところ、火星探査、小惑星探査はNASAが先行しているし、木星以遠についてはNASA以外の探査はない。
また、金星以外で、探査機を他の惑星や惑星の衛星に降ろすことが出来たのもNASAだけだ。
さらには、太陽系の外に向かって、探査機を飛ばしているのもNASAだけ。
そっちが本業と言われれば、否定はできない。
有人宇宙飛行でも、今は、もちろん、NASAが先行している。
地球低軌道を超えたのはNASAだけ。
月は、手近な地球外天体だが、ここに人類を降ろしたのも、当然NASAだけだけだ。
独占だな。
しかし、民間セクターは、明らかにライバルになり得る。
公共セクターでは実現できない効率、リスク選択、大胆なチャレンジを可能にする。
そして、政治に振り回されない自由度の高さ。
人間の欲望を、ダイレクトに実現する。
国家システムを通さなくても、資金を調達することが出来て、人材を確保できれば、ミッションは可能だ。
木星とかになれば、少し事情は変わってくるかもしれないけど、当面火星はターゲットに入っている。
小惑星は、資源の宝庫だから、経済的な動機は十分ある。
NASAは、そこまで明け渡すことにしたんだろうか?。
ずるずると後退し、追い詰められていくだけではないのか。
火星の有人探査で先を越されるようなことになれば、いよいよコーナーに詰められることになる。
木星圏の有人探査ということになれば、そもそも、それをすべきかどうかという話にもなる。
ノーということになれば、ノックアウトだ。
有人探査そのものを、民間で行うことになる。
いや、もう、有人探査はいい、これからはロボットが行い、環境を整備したうえで、民間セクターが出て行けばいいのだ。
月は、一つの象徴に過ぎない。
これは、終わりの始まりなのではないか。
月周回飛行は、勝負あったという感じになりそうだ。
次は、火星有人飛行を、どちらが先に実現できるかということになる。
訓練された宇宙飛行士が行くのか、欲に目が眩んだ金持ちが行くのか。
単なる計画とはいえ、スペースXの有人火星飛行は、最悪でも2031年といわれている。
NASAの有人火星飛行は、最短で2032年以降だ。
計画ベースで見る限り、こっちも勝負はすでに着いている。
まして、その時に使う予定の打ち上げロケットは、ブロック2の3倍近い能力である。
もし、尋ねられれば、スペースXのロケットで、NASAの宇宙飛行士を火星まで運ぶことも可能だとかなんとか、どーせ言うんだろうな。
操縦は全自動、なんもすることなく、快適な宇宙旅行を満喫しながら、ちゃあんと給料ももらえるのだ。
民間人なら、金払わなくっちゃならんところだ。
宇宙飛行士だからな。
任務があるしな。
食って飲んで、フィットネスして、定期的に通信して、寝るだけだ。
なんだ、浮沈子と同じじゃん!?。
いやいや、そんなことはない。
スペースXの宇宙船をハッキングして、企業秘密を手に入れるという極秘の任務を課せられている(もちろん、決して表に出る話ではない)。
NASAの宇宙船に活用しなければならない。
つーか、それを手に入れないと、NASAの宇宙船が飛ばせないからな。
もし、失敗するようなことがあれば、自分たちは、ただのモルモットだったということになる。
宇宙飛行士だからな。
そういう屈辱には耐えられない。
紳士だけどな。
そして、まんまと機密情報を手に入れるわけだ。
ハッキング、成功!。
そして、数年後、その成果を取り入れたNASAの宇宙船が飛ぶ。
どうした?、何かがおかしい。
暴走するNASA宇宙船のコンピューター!。
ハッキングで手に入れたプログラムには、バグが仕掛けてあったわけだ。
うーん、イーロンマスクは、プログラマー上がりだからな。
一枚上手だったわけだ。
IBMやボーイングでは、火星に行けないんだろうか?。
いや、そういうわけじゃない。
ちゃんと、火星に行くための仕掛けくらい作ることは可能だ。
NASAの予算がなくって、割高のシステムを導入できなかっただけさ・・・。
NASAが出したコメントについて、見当外れの記事が出ている。
(NASA、SpaceXの月旅行支援を発表―さらなる野心の現れだ)
http://jp.techcrunch.com/2017/03/01/20170228nasas-support-of-spacexs-moon-voyage-highlights-bigger-ambitions/
「「惑星探査は素晴らしい任務だが、とてつもなく時間と資金を食う。SpaceXが月に行くのを引き受けてくれるなら素晴らしい」という意味に違いない。」
なんかなあ、違うんだよなあ。
「もっともSpaceXなどの民間企業自身が火星以遠への旅行について興味を示しており、ライバルになる可能性がある。」
こっちが、メインだろう?。
確かに、現在のところ、火星探査、小惑星探査はNASAが先行しているし、木星以遠についてはNASA以外の探査はない。
また、金星以外で、探査機を他の惑星や惑星の衛星に降ろすことが出来たのもNASAだけだ。
さらには、太陽系の外に向かって、探査機を飛ばしているのもNASAだけ。
そっちが本業と言われれば、否定はできない。
有人宇宙飛行でも、今は、もちろん、NASAが先行している。
地球低軌道を超えたのはNASAだけ。
月は、手近な地球外天体だが、ここに人類を降ろしたのも、当然NASAだけだけだ。
独占だな。
しかし、民間セクターは、明らかにライバルになり得る。
公共セクターでは実現できない効率、リスク選択、大胆なチャレンジを可能にする。
そして、政治に振り回されない自由度の高さ。
人間の欲望を、ダイレクトに実現する。
国家システムを通さなくても、資金を調達することが出来て、人材を確保できれば、ミッションは可能だ。
木星とかになれば、少し事情は変わってくるかもしれないけど、当面火星はターゲットに入っている。
小惑星は、資源の宝庫だから、経済的な動機は十分ある。
NASAは、そこまで明け渡すことにしたんだろうか?。
ずるずると後退し、追い詰められていくだけではないのか。
火星の有人探査で先を越されるようなことになれば、いよいよコーナーに詰められることになる。
木星圏の有人探査ということになれば、そもそも、それをすべきかどうかという話にもなる。
ノーということになれば、ノックアウトだ。
有人探査そのものを、民間で行うことになる。
いや、もう、有人探査はいい、これからはロボットが行い、環境を整備したうえで、民間セクターが出て行けばいいのだ。
月は、一つの象徴に過ぎない。
これは、終わりの始まりなのではないか。
月周回飛行は、勝負あったという感じになりそうだ。
次は、火星有人飛行を、どちらが先に実現できるかということになる。
訓練された宇宙飛行士が行くのか、欲に目が眩んだ金持ちが行くのか。
単なる計画とはいえ、スペースXの有人火星飛行は、最悪でも2031年といわれている。
NASAの有人火星飛行は、最短で2032年以降だ。
計画ベースで見る限り、こっちも勝負はすでに着いている。
まして、その時に使う予定の打ち上げロケットは、ブロック2の3倍近い能力である。
もし、尋ねられれば、スペースXのロケットで、NASAの宇宙飛行士を火星まで運ぶことも可能だとかなんとか、どーせ言うんだろうな。
操縦は全自動、なんもすることなく、快適な宇宙旅行を満喫しながら、ちゃあんと給料ももらえるのだ。
民間人なら、金払わなくっちゃならんところだ。
宇宙飛行士だからな。
任務があるしな。
食って飲んで、フィットネスして、定期的に通信して、寝るだけだ。
なんだ、浮沈子と同じじゃん!?。
いやいや、そんなことはない。
スペースXの宇宙船をハッキングして、企業秘密を手に入れるという極秘の任務を課せられている(もちろん、決して表に出る話ではない)。
NASAの宇宙船に活用しなければならない。
つーか、それを手に入れないと、NASAの宇宙船が飛ばせないからな。
もし、失敗するようなことがあれば、自分たちは、ただのモルモットだったということになる。
宇宙飛行士だからな。
そういう屈辱には耐えられない。
紳士だけどな。
そして、まんまと機密情報を手に入れるわけだ。
ハッキング、成功!。
そして、数年後、その成果を取り入れたNASAの宇宙船が飛ぶ。
どうした?、何かがおかしい。
暴走するNASA宇宙船のコンピューター!。
ハッキングで手に入れたプログラムには、バグが仕掛けてあったわけだ。
うーん、イーロンマスクは、プログラマー上がりだからな。
一枚上手だったわけだ。
IBMやボーイングでは、火星に行けないんだろうか?。
いや、そういうわけじゃない。
ちゃんと、火星に行くための仕掛けくらい作ることは可能だ。
NASAの予算がなくって、割高のシステムを導入できなかっただけさ・・・。
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