生命かあん?2017年03月02日 19:21

生命かあん?
生命かあん?


毎夜毎夜、妄想の海に漕ぎ出しては、漂流の憂き目にあい、明け方に日常の岸辺に漂着する今日この頃・・・。

今日も出ました、ドッキリ記事!。

(地球最古となる42億年前の化石が発見、火星で地球外生命体の痕跡が見つかる可能性)
http://gigazine.net/news/20170302-oldest-fossil-earth/

「カナダ・ケベック州のヌブアギツク・スプラクラスタル・ベルトで37億7000万~43億年前の地球上に生物が存在したことを示す地球最古の化石が発見されました。」

画像も載っているが、これって生命なのか。

「人間の髪の毛よりも細い長さ最大0.5mmの海生バクテリアのものだそうです。」

現在の鉄酸化バクテリアについてはよく知らないが、発見されたのが似ていると言われてもなあ。

(鉄バクテリア)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%84%E3%83%90%E3%82%AF%E3%83%86%E3%83%AA%E3%82%A2

あまり、面つきがいいとは言えないしなあ・・・。

(世界最古の微化石を発見、38億年前の生命の痕跡か カナダ)
http://www.cnn.co.jp/fringe/35097443.html

「しかし、これらの微化石を地球上の生命の起源とする考えには懐疑的な見方も出ている。堆積岩には数百万年の間に温度や圧力といった非生物学的な要因で化石のような形状が現れる可能性があるためだ。」

「「骨や歯といった生体物質中にみられるミネラルを含む」など、生物由来であることを示す明確な証拠が確認できると主張している。」

うーん、ちょっと揉めそうな予感がするんだがな。

この話は、例によって、熱水鉱床が生命の発生場所だとする説と、似たような環境が他の惑星上にもあった(今もある?)との説と融合して、生命は条件さえ整えば、どこでも発生するのだという議論の傍証にされる。

そもそも、地球誕生から、僅か数億年で、生命が誕生するというシナリオは、納得できない。

(地球の年齢)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90%83%E3%81%AE%E5%B9%B4%E9%BD%A2

「45.4 ± 0.5億年 (4.54 × 10^9 年 ± 1%)であると推定されている」

3億年で、簡単に出来るのかよ!?。

(微生物が作る"バイオ酸化鉄"のキャラクタリゼーション)
http://achem.okayama-u.ac.jp/iml/theme/4_1.html

「この茶色の沈殿物をスポイトで一滴すくって顕微鏡で観察すると大変興味深いチューブ形状の酸化鉄が多数見られます」

「このようなチューブ形状をした酸化鉄は材料科学の分野で近年注目されており人工的な合成が試みられていますが、人工的に作るのには非常に大きなエネルギーと資源を必要とします。」

おおっ!、確かに、チューブ状になってる!。

発見された化石と似ているな。

しかし、この記事によれば、エネルギーと資源を投入すれば人工的に作ることも可能なようだ。

太古のバクテリアが作ったのでなければ、やはり地球外文明がやってきて、エネルギーと資源を投入して作っていったに違いない(そ、そおなのかあ!?)。

だって、地球が出来てから、3億年で、ドロドロのマグマオーシャンから、こんな立派なミクロ構造を作る生命なんて、できるわけないじゃん!?。

竹取物語として知られる、我が国伝承のおとぎ話がある。

(竹取物語)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B9%E5%8F%96%E7%89%A9%E8%AA%9E

「日本最古の物語といわれる。」

「ある日、翁が竹林にでかけると、光り輝く竹があった。不思議に思って近寄ってみると、中から三寸(約 9 cm)程の可愛らしいことこの上ない女の子が出て来たので、自分たちの子供として育てることにした。」

チューブ状の沈殿物を見て、浮沈子が連想したのは、まるで竹を斜めに切ったような切り口の形状である。

よく見ると、中に何かいそうな感じがする(しねーよ!)。

(地球最古の化石発見、約40億年前の生命の痕跡)
http://www.afpbb.com/articles/-/3119776

「化石を宿すことが知られている白い花のような石英構造体の中に閉じ込められていた。」

琥珀じゃない。

そもそも、樹液が鉱物化した琥珀は、そんな昔にはない(それこそ、生物由来だしな)。

石英構造体は、熱水鉱床で成長するらしい。

(高温・高圧の熱水から水晶が生成するプロセス)
http://www.asahi-net.or.jp/~up5s-andu/SUISHO/05_suisho2.htm#5-2(1)

「動力(地殻変動)性の熱水鉱床から水晶が晶出する場合、高温・高圧の熱水が周囲のSiO2成分を溶かし込んで水晶の材料にするため、その母岩は石英に富んだものでなければならないが、岩漿(マグマ)性の熱水鉱床では、水分が濃縮されたマグマの残漿(ざんしょう)中に、十分過ぎる程のSiO2を溶解しているため、特に母岩は選ばない。」

熱水鉱床周囲にそのような石英構造体が出来て、その中に微化石が閉じ込められるという話はあるようだな。

今回の発表が、どれ程の評価を受けるかは、今後の動向を見なければならないが、ギガジンの記事の中の記述も気になる。

「将来的に火星でサンプル回収を行い、今回の化石と同様の岩石を調べ、ここに生命が存在した証拠が認められない場合は、地球が非常に例外的なものであったと指摘する可能性もあります」

同じ環境の中で、普遍性がないということは、極めて特異的というロジックだな。

そう言い切れるかどうかは、やや疑問だがな。

いやいや、火星で見つからないぐらいで諦めるような連中じゃあない。

エウロパとか、エンケラドゥスや、タイタンにまでサンプルリターンを掛けようとするだろう(系外惑星もあるしな)。

地球外生命は、究極の金づるだ(そうなのかあ?)。

生命由来の構造かどうか、しっかり見極めて、結論を出してもらいたいな。

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