6兆円の行方 ― 2017年03月03日 09:11
6兆円の行方
およそ10パーセントの増額となる米国の軍事費。
その増額分の6兆円は、どこに行くのだろうか。
兵隊さんの給料とか、食事など、ドンパチとはあまり関係ないところに消えていく分もあるだろうけど、やっぱ、ねえ、行先と言えば軍需産業でしょ?。
(世界の軍事企業の売上高ランキング)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E8%BB%8D%E4%BA%8B%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%81%AE%E5%A3%B2%E4%B8%8A%E9%AB%98%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0
ちょっと古いけど、軍事費に絞ってランキングしてある。
企業全体も、軍事費の割合から逆算すると規模が分かる。
英語版には、米国の企業等については、2015年の数字が見られる(企業全体)。
記事的に面白かったのは、これ。
(これがアメリカの「軍事企業」トップ10だ)
http://toyokeizai.net/articles/-/59365
ちょっと内容をまとめてみよう。
・ボーイング(40%):
・・戦闘攻撃機のF/A-18E/Fスーパーホーネット
・・大型輸送用ヘリコプターのCH-47チヌーク
・・攻撃ヘリコプターのAH-64アパッチ
・・F-15イーグル
・・オスプレイ(ベルとの共同開発)
・ユナイテッドテクノロジー(16%:2008年):
・・航空機エンジン(P&W)
・・UH-60 ブラックホーク
・・ヘリコプター(シコルスキー・エアクラフト)
・ロッキード・マーチン(80%):
・・F-16ファイティングファルコン
・・F-35ライトニングⅡ
・・F-22ラプター
・・軍事用情報システム
・・ミサイル防衛システム
・ハネウェル・インターナショナル(14%:2008年):
・・航空機、ヘリコプターやミサイルなどに搭載する統合電子機器、エンジン、機器システムや降着装置
・ゼネラル・ダイナミクス(80%以上):
・・原子力潜水艦
・・M1エイブラムス戦車
・・ストライカー装甲車
・・ガトリング式機関砲
・・F-16ファイティングファルコン(開発)
・ノースロップ・グラマン(77%:2008年):
・・ステルス戦略爆撃機のB-2スピリット
・・艦上戦闘機のF-14 トムキャット
・・早期警戒機のE-2 ホークアイ
・・無人偵察機のRQ-4グローバル・ホーク
・・ニミッツ級航空母艦
・・ロサンゼルス級原子力潜水艦
・レイセオン・カンパニー(86%):
・・海上・航空の防衛システム
・・インテリジェンス・サービス
・・ミサイル防衛システム
・・・巡航ミサイルのトマホーク
・・・地対空ミサイルのパトリオット
・・・中射程空対空ミサイルのスパロー
・L3コミュニケーションズ・ホールディングス(70%):
・・防諜報活動や監視・偵察用などの通信システム
・・ミリタリー・プロフェッショナル・リソーシズ(MPRI)(民間軍事企業)
・テクストロン(不明):
・・本土防衛の情報システム
・・ベル・ヘリコプター(傘下)
・・・オスプレイ(ボーイングと共同開発)
・プレシジョン・キャストパーツ(不明):
・・航空機用の金属鋳造製品
・・ガス・タービン用の鍛造品
・・本体フレームやエンジン、着陸用ギアなどに使用される産業用特殊ネジ
軍事部門の売り上げ割合は、あくまでも参考程度。
この他にも、各社の下請けなどに入っている企業は、それこそゴマンとあるだろう。
軍需産業のすそ野は広い。
年間ざっと70兆円(5960億ドル:2015年)をつぎ込む米国の軍事費は、有無を言わさず世界一。
(主要国の軍事費をグラフ化してみる(2016年)(最新))
http://www.garbagenews.net/archives/2258794.html
2008年の内訳では、レイセオンまでの上位5社で、1365億ドルと、4分の1近くになる。
兵隊さんの給料とか、飲み食いもあるしな。
スゲーな・・・。
ついでに、米国の宇宙産業の状況も見てみる。
(米国の宇宙産業の概要:2011年)
http://www8.cao.go.jp/space/comittee/tyousa-dai2/siryou2.pdf
資料5ページには、宇宙関連の組織がでている。
・大統領
・・民事部門
・・・NASA(航空宇宙局)
・・・NOAA(海洋大気庁)
・・・DOE(エネルギー省)
・・軍事部門
・・・DOD(国防総省)
・・・・DARPA(国防高等研究計画局)
・・・・NRO(国家偵察局:画像偵察)
・・・・NGA(国家地球空間情報局:画像解析)
・・・・DIA(国防情報局:音声偵察)
・・・・陸軍
・・・・・ミサイル防衛
・・・・海軍
・・・・空軍
・・・・・AFSPC(宇宙コマンド:航空宇宙軍団)
・・・・・・第14空軍
・・・・・・・第21宇宙航空団(NORAD、早期警戒)
・・・・・・・第30宇宙航空団(西海岸打上げ)
・・・・・・・第45宇宙航空団(東海岸打上げ)
・・・・・・・第50宇宙航空団(GPS指令)
・・・・・・第24空軍(電子戦・情報戦・サイバー戦を担当)
・・・・・・宇宙ミサイルシステムセンター
うーん、米国ってのは、こんだけ防衛しなきゃならんほど、世界から恨まれてるわけだな(って、そういうことかあ?)。
まあいい。
で、肝心の宇宙関連企業は次の6ページ(数字は、2011年の宇宙関連売上:百万ドル)。
・ロッキードマーチン:11440
・ボーイング:8673
・ノースロップグラマン:5008
・レイセオン:4629
・ガーミン:2760
・L3コミュニケーション:1800
・エコースター:1672
・トリンブル:1644
・ゼネラルダイナミクス:1524
・ハリス:1489
・ATK:1347
・オービタルサイエンシズ:1346
ちょっと会社名が変わったりしてるのもあるけどな。
まあ、ロッキードマーチン、ボーイング、ノースロップグラマン、レイセオン辺りまで金が流れれば、あとはどうにでもなるということが分かる(そうなのかあ?)。
結局は、同じ会社の裏と表だ。
ノースロップグラマンとレイセオンは、裏しかないけどな。
もっといえば、ユナイテッドローンチアライアンスは、ボーイングとロッキードマーチンが半々で出資したわけだから、そこに流しておけばいいのだ。
空軍の発展型使い捨てロケット(EELV)として開発したデルタ4とアトラス5で当分食いつなげる。
バルカンロケットは、まだ先だからな。
SLSを切った時に、どの程度の影響があるかは分からない。
おそらく、なんだかんだで50億ドル以上の開発費をかけているに違いない。
(オリオン宇宙船,処女飛行へ〜日経サイエンス2015年1月号より)
http://www.nikkei-science.com/?p=45107
「オリオン宇宙船とSLSの開発費は総額220億ドルになるとNASAは見積もっている。」
ひえーっ、マジかよ!?。
当初は100億ドルくらいって言ってなかったっけえ?。
(2030年代に火星へ、SLS計画)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/4891/
「NASAが14日に発表したSLS(Space Launch System)は、開発費用100億ドル(約7660億円)の巨大プロジェクトだ。」
倍以上だな。
もちろん、オリオン宇宙船の費用もあるしな。
何とも言えない。
しかし、540億ドル増額したうちの2割はロッキードマーチンとボーイングの懐に入るだろうから、まあ、2年でケリは付く。
泣きを見るのはNASAだけだ。
公僕だからな。
泣くしかない。
イーロンマスクは、25億ドルで火星ロケット開発すると言ったらしい。
(スペース・ローンチ・システム:批判)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0#.E6.89.B9.E5.88.A4
「スペースX社のCEOであるイーロン・マスクは、彼の企業が1機を25億ドルで建造できることを述べた」
開発費、込みなのかあ?。
まあ、どうでもいいんですが。
軍事費で清算して、さっさとスペースXに乗り替えた方が安上がりだ。
そして、NASAの宇宙飛行士を乗せる。
勲章を授与するところを、写真に撮って、ツイッターしなけりゃならんからな。
まあ、生きて帰ってきたらの話だ。
むくろになって帰ってきたら、涙を見せなきゃならんのだろうか?。
悲しい顔をして、しかし、宇宙開発は続けると、声明を出すことになるな。
あいつは、上手くやるんだろうか?。
イーロンマスクめ。
調子のいいことばかり言って。
失敗したら、首にしてやる。
おまえは、クビだあ!。
しかしなあ、そうすると、また、高い買い物しなけりゃならんしな。
上手くやれよお!。
ロッキードマーチンと、ボーイングと、NASAのことは、うまく回しておくからな。
金勘定なら、まかしとけ。
俺様だって、優秀なビジネスマンだぞ。
NASAめ、今頃、必死になって取り入ろうと戦術を練っているに違いない。
バカめが。
おまいらの出る幕じゃないってことを、分からせてやる。
俺様は、大統領だからな。
役人に舐められてたまるか。
全ては、2期目のための選挙運動だ。
景気よく花火を上げなくては、カッコが付かん。
くだらん、オバマケアなんてさっさとやめて、TPPも反故にして、WTOも蹴散らしてやる。
米国でモノを売りたければ、税金を払え。
ったく、欧州のやつらもしょうがないな。
阿部ちゃんだけは、俺様の味方だと言ってたな。
調子の良いやつだったが、使えるかも知れん。
ソンとかトク(?)とか言うやつもいたな。
金持ちなのに、変な名前だ。
あいつも、調子がいいな。
トヨタは、副大統領のコネに縋ろうとしてるみたいだが、まあ、泳がせておこう。
米国車を日本で売るわけにはいかんからな。
道も狭いしな。
ガソリンも高いんだろう。
外国のクルマが入ってこなくても、米国は困らんしな。
米国第一だ・・・。
どれどれ、ツイッターでもしたるかな・・・。
ちなみに、浮沈子は、ツイッターは、ROM(リードオンリーメンバー)である。
米国大統領のフォローもしてない。
よその国の政策に、ケチをつけるつもりもなければ、NASAの肩を持つ気もない。
軍産複合体に金が流れたって、知ったこっちゃない。
民事だろうが軍事だろうが、ロケットの打ち上げは同じだ。
昨日も、アトラス5は、予定通り軍事衛星を乗せて、バンデンバーグから上がった。
(Atlas V sends classified NROL-79 payload to space)
http://www.spaceflightinsider.com/organizations/ula/atlas-v-sends-classified-nrol-79-payload-space/
「Using an Atlas V in the 401 configuration – 4-meter fairing, zero solid rocket motors and a single engine Centaur upper stage – the vehicle lifted off from the launch pad and began to turn toward the south.」
401というコンフィギュレーションコードは、4mのフェアリング、ゼロ個の固体ロケットモーター(ブースターなしという意味)、セントール上段ロケットのエンジンが1個という意味だ。
打ち上げ主体は、国防総省傘下のNRO(国家偵察局)だ。
画像偵察を行うということだな。
今日調べて、やっと分かった。
もちろん、このロケットは軍事だからな。
空軍の航空宇宙軍団傘下、第14軍第30宇宙航空団(西海岸打上げ)が打ち上げて、来年度6兆円の増額が流れる方だろう。
ったく、米国のロケットは分かり辛いな・・・。
およそ10パーセントの増額となる米国の軍事費。
その増額分の6兆円は、どこに行くのだろうか。
兵隊さんの給料とか、食事など、ドンパチとはあまり関係ないところに消えていく分もあるだろうけど、やっぱ、ねえ、行先と言えば軍需産業でしょ?。
(世界の軍事企業の売上高ランキング)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E8%BB%8D%E4%BA%8B%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%81%AE%E5%A3%B2%E4%B8%8A%E9%AB%98%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0
ちょっと古いけど、軍事費に絞ってランキングしてある。
企業全体も、軍事費の割合から逆算すると規模が分かる。
英語版には、米国の企業等については、2015年の数字が見られる(企業全体)。
記事的に面白かったのは、これ。
(これがアメリカの「軍事企業」トップ10だ)
http://toyokeizai.net/articles/-/59365
ちょっと内容をまとめてみよう。
・ボーイング(40%):
・・戦闘攻撃機のF/A-18E/Fスーパーホーネット
・・大型輸送用ヘリコプターのCH-47チヌーク
・・攻撃ヘリコプターのAH-64アパッチ
・・F-15イーグル
・・オスプレイ(ベルとの共同開発)
・ユナイテッドテクノロジー(16%:2008年):
・・航空機エンジン(P&W)
・・UH-60 ブラックホーク
・・ヘリコプター(シコルスキー・エアクラフト)
・ロッキード・マーチン(80%):
・・F-16ファイティングファルコン
・・F-35ライトニングⅡ
・・F-22ラプター
・・軍事用情報システム
・・ミサイル防衛システム
・ハネウェル・インターナショナル(14%:2008年):
・・航空機、ヘリコプターやミサイルなどに搭載する統合電子機器、エンジン、機器システムや降着装置
・ゼネラル・ダイナミクス(80%以上):
・・原子力潜水艦
・・M1エイブラムス戦車
・・ストライカー装甲車
・・ガトリング式機関砲
・・F-16ファイティングファルコン(開発)
・ノースロップ・グラマン(77%:2008年):
・・ステルス戦略爆撃機のB-2スピリット
・・艦上戦闘機のF-14 トムキャット
・・早期警戒機のE-2 ホークアイ
・・無人偵察機のRQ-4グローバル・ホーク
・・ニミッツ級航空母艦
・・ロサンゼルス級原子力潜水艦
・レイセオン・カンパニー(86%):
・・海上・航空の防衛システム
・・インテリジェンス・サービス
・・ミサイル防衛システム
・・・巡航ミサイルのトマホーク
・・・地対空ミサイルのパトリオット
・・・中射程空対空ミサイルのスパロー
・L3コミュニケーションズ・ホールディングス(70%):
・・防諜報活動や監視・偵察用などの通信システム
・・ミリタリー・プロフェッショナル・リソーシズ(MPRI)(民間軍事企業)
・テクストロン(不明):
・・本土防衛の情報システム
・・ベル・ヘリコプター(傘下)
・・・オスプレイ(ボーイングと共同開発)
・プレシジョン・キャストパーツ(不明):
・・航空機用の金属鋳造製品
・・ガス・タービン用の鍛造品
・・本体フレームやエンジン、着陸用ギアなどに使用される産業用特殊ネジ
軍事部門の売り上げ割合は、あくまでも参考程度。
この他にも、各社の下請けなどに入っている企業は、それこそゴマンとあるだろう。
軍需産業のすそ野は広い。
年間ざっと70兆円(5960億ドル:2015年)をつぎ込む米国の軍事費は、有無を言わさず世界一。
(主要国の軍事費をグラフ化してみる(2016年)(最新))
http://www.garbagenews.net/archives/2258794.html
2008年の内訳では、レイセオンまでの上位5社で、1365億ドルと、4分の1近くになる。
兵隊さんの給料とか、飲み食いもあるしな。
スゲーな・・・。
ついでに、米国の宇宙産業の状況も見てみる。
(米国の宇宙産業の概要:2011年)
http://www8.cao.go.jp/space/comittee/tyousa-dai2/siryou2.pdf
資料5ページには、宇宙関連の組織がでている。
・大統領
・・民事部門
・・・NASA(航空宇宙局)
・・・NOAA(海洋大気庁)
・・・DOE(エネルギー省)
・・軍事部門
・・・DOD(国防総省)
・・・・DARPA(国防高等研究計画局)
・・・・NRO(国家偵察局:画像偵察)
・・・・NGA(国家地球空間情報局:画像解析)
・・・・DIA(国防情報局:音声偵察)
・・・・陸軍
・・・・・ミサイル防衛
・・・・海軍
・・・・空軍
・・・・・AFSPC(宇宙コマンド:航空宇宙軍団)
・・・・・・第14空軍
・・・・・・・第21宇宙航空団(NORAD、早期警戒)
・・・・・・・第30宇宙航空団(西海岸打上げ)
・・・・・・・第45宇宙航空団(東海岸打上げ)
・・・・・・・第50宇宙航空団(GPS指令)
・・・・・・第24空軍(電子戦・情報戦・サイバー戦を担当)
・・・・・・宇宙ミサイルシステムセンター
うーん、米国ってのは、こんだけ防衛しなきゃならんほど、世界から恨まれてるわけだな(って、そういうことかあ?)。
まあいい。
で、肝心の宇宙関連企業は次の6ページ(数字は、2011年の宇宙関連売上:百万ドル)。
・ロッキードマーチン:11440
・ボーイング:8673
・ノースロップグラマン:5008
・レイセオン:4629
・ガーミン:2760
・L3コミュニケーション:1800
・エコースター:1672
・トリンブル:1644
・ゼネラルダイナミクス:1524
・ハリス:1489
・ATK:1347
・オービタルサイエンシズ:1346
ちょっと会社名が変わったりしてるのもあるけどな。
まあ、ロッキードマーチン、ボーイング、ノースロップグラマン、レイセオン辺りまで金が流れれば、あとはどうにでもなるということが分かる(そうなのかあ?)。
結局は、同じ会社の裏と表だ。
ノースロップグラマンとレイセオンは、裏しかないけどな。
もっといえば、ユナイテッドローンチアライアンスは、ボーイングとロッキードマーチンが半々で出資したわけだから、そこに流しておけばいいのだ。
空軍の発展型使い捨てロケット(EELV)として開発したデルタ4とアトラス5で当分食いつなげる。
バルカンロケットは、まだ先だからな。
SLSを切った時に、どの程度の影響があるかは分からない。
おそらく、なんだかんだで50億ドル以上の開発費をかけているに違いない。
(オリオン宇宙船,処女飛行へ〜日経サイエンス2015年1月号より)
http://www.nikkei-science.com/?p=45107
「オリオン宇宙船とSLSの開発費は総額220億ドルになるとNASAは見積もっている。」
ひえーっ、マジかよ!?。
当初は100億ドルくらいって言ってなかったっけえ?。
(2030年代に火星へ、SLS計画)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/4891/
「NASAが14日に発表したSLS(Space Launch System)は、開発費用100億ドル(約7660億円)の巨大プロジェクトだ。」
倍以上だな。
もちろん、オリオン宇宙船の費用もあるしな。
何とも言えない。
しかし、540億ドル増額したうちの2割はロッキードマーチンとボーイングの懐に入るだろうから、まあ、2年でケリは付く。
泣きを見るのはNASAだけだ。
公僕だからな。
泣くしかない。
イーロンマスクは、25億ドルで火星ロケット開発すると言ったらしい。
(スペース・ローンチ・システム:批判)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0#.E6.89.B9.E5.88.A4
「スペースX社のCEOであるイーロン・マスクは、彼の企業が1機を25億ドルで建造できることを述べた」
開発費、込みなのかあ?。
まあ、どうでもいいんですが。
軍事費で清算して、さっさとスペースXに乗り替えた方が安上がりだ。
そして、NASAの宇宙飛行士を乗せる。
勲章を授与するところを、写真に撮って、ツイッターしなけりゃならんからな。
まあ、生きて帰ってきたらの話だ。
むくろになって帰ってきたら、涙を見せなきゃならんのだろうか?。
悲しい顔をして、しかし、宇宙開発は続けると、声明を出すことになるな。
あいつは、上手くやるんだろうか?。
イーロンマスクめ。
調子のいいことばかり言って。
失敗したら、首にしてやる。
おまえは、クビだあ!。
しかしなあ、そうすると、また、高い買い物しなけりゃならんしな。
上手くやれよお!。
ロッキードマーチンと、ボーイングと、NASAのことは、うまく回しておくからな。
金勘定なら、まかしとけ。
俺様だって、優秀なビジネスマンだぞ。
NASAめ、今頃、必死になって取り入ろうと戦術を練っているに違いない。
バカめが。
おまいらの出る幕じゃないってことを、分からせてやる。
俺様は、大統領だからな。
役人に舐められてたまるか。
全ては、2期目のための選挙運動だ。
景気よく花火を上げなくては、カッコが付かん。
くだらん、オバマケアなんてさっさとやめて、TPPも反故にして、WTOも蹴散らしてやる。
米国でモノを売りたければ、税金を払え。
ったく、欧州のやつらもしょうがないな。
阿部ちゃんだけは、俺様の味方だと言ってたな。
調子の良いやつだったが、使えるかも知れん。
ソンとかトク(?)とか言うやつもいたな。
金持ちなのに、変な名前だ。
あいつも、調子がいいな。
トヨタは、副大統領のコネに縋ろうとしてるみたいだが、まあ、泳がせておこう。
米国車を日本で売るわけにはいかんからな。
道も狭いしな。
ガソリンも高いんだろう。
外国のクルマが入ってこなくても、米国は困らんしな。
米国第一だ・・・。
どれどれ、ツイッターでもしたるかな・・・。
ちなみに、浮沈子は、ツイッターは、ROM(リードオンリーメンバー)である。
米国大統領のフォローもしてない。
よその国の政策に、ケチをつけるつもりもなければ、NASAの肩を持つ気もない。
軍産複合体に金が流れたって、知ったこっちゃない。
民事だろうが軍事だろうが、ロケットの打ち上げは同じだ。
昨日も、アトラス5は、予定通り軍事衛星を乗せて、バンデンバーグから上がった。
(Atlas V sends classified NROL-79 payload to space)
http://www.spaceflightinsider.com/organizations/ula/atlas-v-sends-classified-nrol-79-payload-space/
「Using an Atlas V in the 401 configuration – 4-meter fairing, zero solid rocket motors and a single engine Centaur upper stage – the vehicle lifted off from the launch pad and began to turn toward the south.」
401というコンフィギュレーションコードは、4mのフェアリング、ゼロ個の固体ロケットモーター(ブースターなしという意味)、セントール上段ロケットのエンジンが1個という意味だ。
打ち上げ主体は、国防総省傘下のNRO(国家偵察局)だ。
画像偵察を行うということだな。
今日調べて、やっと分かった。
もちろん、このロケットは軍事だからな。
空軍の航空宇宙軍団傘下、第14軍第30宇宙航空団(西海岸打上げ)が打ち上げて、来年度6兆円の増額が流れる方だろう。
ったく、米国のロケットは分かり辛いな・・・。
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