🐱印象派:ウスター美術館展2024年01月25日 17:46

印象派:ウスター美術館展
印象派:ウスター美術館展


(開催概要)
https://worcester2024.jp/outline/

浮沈子は、印象派ファンの一人と自認している(自認だからな、当てにゃあなりません!)。

2024年1月27日から4月7日まで、東京都美術館で開催される標記展覧会のチケット(平日券前売り65歳以上1300円税込)をゲットした。

若い頃、ワシントンDCの美術館で、印象派の展示を見た記憶があったからな。

米国の印象派コレクションも見られるというので期待している。

数年前にパリに行った時には、ゲップが出る程モネを見てきたしな。

マルモッタン美術館まで足を延ばし、地下に展示されていた「印象・日の出」も見てきた。

こってりと、絵の具が盛られているヤツ!。

東京駅近くにあるブリヂストン美術館(2019年7月1日に改称し、2020年1月18日にミュージアムタワー京橋内で新たにオープン:アーティゾン美術館:<以下追加>参照)には、常設展示の「睡蓮の池」(縦長のキャンバス)を見るためだけに通ったこともある。

米国の画家たちが、パリで出会った印象派に刺激されて、どんな風景を描いたのか、その表現方法を使って、何を描いたのかも気になる。

美術館に行くのも久しぶりだ。

郡山、八王子、大阪でも巡回展が開催される。

(『印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵』みどころ映像解禁!:動画出ます。)
https://www.youtube.com/watch?v=HevPSql4_pQ&t=1s

「アメリカ・ウスター美術館のコレクションを中心に、印象派の国際的な広がりを紹介する展覧会。
バルビゾン派など印象派誕生前夜から、モネやルノワールなどのフランス印象派、さらにアメリカをはじめとするフランス国外の状況まで、印象派の受容と展開をたどります。
ほとんどが日本初公開で、アメリカ印象派の知られざる魅力をご堪能いただく貴重な機会となります。

展覧会名:印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵
会期:2024年1月27日(土)~4月7日(日)
休館日:月曜日、2/13(火) 
※ただし2/12(月・休)、3/11(月)、3/25(月)は開室
会場:東京都美術館(東京・上野公園)
   〒110 -0007 東京都台東区上野公園8-36」

えーと、笑っちゃうのは、記念品にウスターソースが設定されていることか(浮沈子は買いませんが)。

(グッズ)
https://worcester2024.jp/goods/

「ウスター展ソース(税込972円)」

「ウスターソース発祥の地であるイギリスのウスター市と、ウスター美術館があるアメリカのウスター市は姉妹都市であることから、今回オリジナルグッズとして「ウスター展ソース」を制作!」

やれやれ・・・。

まあいい。

平日初日は来週の火曜日(1月30日)だから、一番乗りを目当てに行ってこようか(たぶん、そういう暇人が大勢来てるかもな・・・)。

(スペシャル)
https://worcester2024.jp/special/

「第1弾 オリジナルクリアファイル配布」(1月30日(火)~2月6日(火)までの平日開室日の来場者に、各日先着100名様無料配布:チャイルド・ハッサム「花摘み・フランス式庭園」の柄)

タダより安いものはない・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

第2段のオリジナルステッカーも捨てがたいが、2月7日(水)~2月22日(木)の配布(無料:4種類あるが、柄は選べない)なので、とてもそれまでは待てない。

グッズをもらいに行くために、上野くんだりまで出かけていくわけじゃないからな(ホントかあ?)。

いつだったか、どこかの美術館に行ったときに、絵画鑑賞は時間芸術だと感じたことがあった。

お目当ての絵画が、展示室の壁に掛かっているのを見つける。

概ね、斜め方向から接近し、徐々に絵面がハッキリしてきて、近くに寄るとカンバスの筆遣いとかも分かるようになり、描いている画家の息遣いすら感じられるようになる(そうなのかあ?)。

たっぷりと堪能して、絵画から遠ざかり、その余韻を噛み締めなら、次の絵画へと進んでいくのだ。

そう、正に、ムソルグスキーの「展覧会の絵」だな・・・。

あのドキドキ感と、わくわく感は、他では得られない。

今から、楽しみだな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(アーティゾン美術館)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%BE%E3%83%B3%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8

「従来の西洋美術、日本近代絵画に加えて、再開後は古美術品や現代美術なども幅広く収蔵・展示する施設とする。ARTIZONはART(美術)とHORIZON(地平)を合わせた造語。」

やれやれ・・・。

場所は変わっていないようだな(ビルの建て替え)。

(ミュージアムタワー京橋)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%82%BF%E3%83%AF%E3%83%BC%E4%BA%AC%E6%A9%8B

「アーティゾン美術館:
1~6階の延床面積6715㎡がアーティゾン美術館となる。展示面積は旧ブリヂストン美術館の2倍の広さとなった。1~3階にはカフェやホワイエが配置され一般公開され、4~6階が展示室となる。」

予約が必要とのことだけど、当日でも可能なようだから、ウスター美術館展でも見に行った時に、帰りに寄ってみてもいいかもしれないな。

常設展示だった「睡蓮の池」は、相変わらず見られるんだろうか?。

<さらに追加>ーーーーーーーーーー

(印象派:題材と構図)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%B0%E8%B1%A1%E6%B4%BE#%E9%A1%8C%E6%9D%90%E3%81%A8%E6%A7%8B%E5%9B%B3

このウィキの記述の中に、浮沈子が気になることが書いてあったので引用する。

「写真は現実を写し取るための画家のスキルの価値を低下させた。印象派の発展は、写真が突きつけた難題に対する画家たちのリアクションとも考えられる。」

「写真のおかげで画家たちは他の芸術的表現手段を追求し始めた。現実を模写することを写真と張り合うのでなく、画家たちは「画像を構想した主観性そのもの、写真に模写した主観性そのものをアートの様式に取り込むよって、彼らが写真よりうまくできる一つのこと」にフォーカスしたのである。」

「印象派は、正確な再現を生み出すのではなく、彼らにそう見える自然を表現することを追求した。これにより画家は「自分の嗜好と良心とに課される暗黙の責務」を担って、彼らの目に移る(映る?)ものを主観的に描くことが可能になった。」

生成AI全盛の現代、物書きの端くれな浮沈子にとって、これほどインパクトが強い記述は最近お目にかかっていない。

印象派は、その登場の経緯においては反アカデミズムであったり、絵画業界の新規市場開拓であったりしたんだろうが、絵画という制作物における表現の限界突破的な役割があったわけだ。

写実性では写真に敵わない。

しかし、目に映るものを主観的に描くことで、唯一無二の価値を得ることが可能になったわけだ。

人工知能な生成AIには到底不可能な、妄想に捉われた与太ブログを垂れ流す浮沈子にとって、これほど心強い話はない(そういうことかあ?)。

が、まあ、世の中はデジタル時代だからな。

そのうち、与太ブログ風なAIが登場して、妄想に駆られた記事を垂れ流すようになるに違いない(そうなのかあ?)。

適当に合いの手を入れながらな(「まあいい」とか「べらぼーめ・・・」とかあ?)。

今日のこの記事だって、AIが書いていないという保証などどこにもない。

こんなサイトも見つけたしな・・・。

(写真を印象派のモネの絵画風に変換する)
https://tech-lagoon.com/imagechef/image-to-monet.html?cache=20240126032121&reloaded=true

実際やってみた(画像参照)。

あんま変わらないという気がしないでもないが、印象派がやろうとしていたこととは意味が異なる。

ちなみに、元画像はメキシコのセノーテ(カーウォッシュ)の畔の喫茶店。

まあ、どうでもいいんですが。

心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなくかきつづれば、そのうちなんとかな~るだ~ろ~さあ~・・・(後段は植木等風に)。

<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー

(海を渡る印象派の旅路 ウスター美術館所蔵展 東京都美術館で 初来日作品多数)
https://www.sankei.com/article/20240127-PVR653IAHVOGDFLROPV7K423CY/

「油彩約70点を展示」

・ルノワール、ピサロなどフランス印象派
・アメリカ印象派を代表する一人で〝アメリカのモネ〟とも称されるチャイルド・ハッサム
・クールベ、コロー、シスレー、ピサロ、黒田清輝ら40人以上の作品が集結
・今回、展示される作品のほとんどが初来日

「本展は、これまで日本で紹介される機会が少なかったアメリカ印象派に触れられる貴重な機会」

大いに期待しているだがな。

「フランスでは日本の芸術が大変称賛され、それが印象派に反映されている。日本の影響を受けた印象派がフランスで花開き、アメリカにも伝わった。日本の影響を受けたアメリカの印象派が今こうして日本に戻ってきたということで、ひと回り巡って祖国に帰ってきた。まさにグローバル化を表しているとも言える」(来日中のウスター美術館館長、マティアス・ワシェック氏)

「報道内覧会が26日に開かれ」とあって、感想を期待したんだが、記事では触れられていない。

まあ、すぐに行くわけだから、余計な情報は入れない方がいいかもしれない。

「神話や宗教色の強い主題を描く伝統的でアカデミックな絵画を否定し、サロン(官展)への出品をやめた。」

印象派は、サロンから締め出しを食ったわけで、自ら望んでやめたわけではない。

絵画の大衆化、商業化の流れに上手く乗ったということもある。

が、もちろん、それだけじゃない。

既に見たように、写真という新たな技術によって相対的に低下した絵画の価値を復権させた意義が大きい。

浮沈子的には、音楽におけるシンセサイザーの登場と重なるところもある。

冨田勲は、かつて、シンセサイザーはどんな音でも作ることが出来るので、製作者の感性が丸裸にされる緊張感があるという意味のことを語っていた(記憶で書いているので、文言はテキトーです)。

「自分の嗜好と良心とに課される暗黙の責務」(再掲)

電子音は、自然の音ではない(マネすることはできるでしょうけど)。

写実ではないのだ。

音と画像の関係については、機会があればまた書く。

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