🐱ロシア降伏不可避?:2機目2024年02月25日 23:23

ロシア降伏不可避?:2機目


(ウクライナ空軍がクラスノダール上空でA-50を撃墜、S-200を使用か)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/ukrainian-air-force-shot-down-a-50-over-krasnodar-may-have-used-s-200/

「クラスノダール地方上空でロシア軍のA-50を撃墜した」(ウクライナ軍のオレシュチュク空軍司令官)

「旧ソ連時代のS-200を使用してA-50を撃墜した」(ウクライナ国防省情報総局筋の話:Ukrainska Pravda)

「これがウクライナ軍による撃墜なら「A-50運用」をもっと後方に下げる必要があり、失った距離の分だけインテリジェンスや指揮統制の質が低下するはずだ。」(ブログ管理人)

乗っけてる機器の性能とかは知らないけど、A-50のような早期警戒管制機は、そうたくさんは作られていないだろうから、ロシア軍にとってはキビシー話だ。

(A-50 (航空機))
https://ja.wikipedia.org/wiki/A-50_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)

「機体部分であるIl-76の開発はイリューシン設計局であるが、総合的なシステムとしてのA-50の開発はベリエフ設計局で行われた。」

「輸出用ダウングレード型のA-50Eではベリエフの公式サイトにて値が公表されており以下の性能を持つ」

・爆撃機に対する最大探知距離 650 km
・RCSが250m2の艦艇に対する最大探知距離 電波が地平線に隠れるまでの距離
・弾道ミサイルに対する最大探知距離 800 km
・RCSが1m2の航空機に対する最大探知距離 215 km
・地上の短距離弾道ミサイル発射機に対する最大探知距離 300 km
・地上の戦車クラスの目標に対する最大探知距離 250 km
・航空機の追跡が可能な最大距離 300 km 
・そのほか、463kmの距離で巡航ミサイル等を探知できるとされる。これらの情報は機内に9個ある丸型のカラーCRTディスプレイに表示される。

輸出用(インド)でダウングレードされているから、ロシア国内の運用機の性能は分からない(同じだったりして!)。

「運用国:
ロシア空軍:
2017年3月の時点で4機のA-50Uおよび15機のA-50を運用しているほか、4機のA-50が保管状態にある。2018年には追加で2機の改良を予定している。」

まあ、まだ在庫はあるだろうが、それでも100機とかあるわけじゃないからな。

そうそう損耗させるわけにはいかないだろう。

海上艦艇に引き続き、ロシア軍は高価値目標を次々と撃破されている。

ある程度リスクを織り込んで運用されている戦闘爆撃機についても、このところ損耗が激しい。

(ヘルソン州ヘニチェスクでSu-34が墜落、ウクライナ軍による撃墜の可能性も)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/su-34-crashes-in-henichesk-kherson-region-possibly-shot-down-by-ukrainian-military/

「ヘルソン州ヘニチェスクでSu-34が墜落した」(Radio Liberty)

「ロシア軍は17日以降の9日間で9機の航空機を失った」(17日に報告されたSu-34×2機とSu-35×1機、19日に報告されたSu-34×1機とSu-35×1機、23日に報告された「クラスノダール地方上空でA-50撃墜」)

記事本文では、7機にしかならないんだが、地図の右上には「撃墜場所が明確でないウクライナ軍の発表」として、18日と21日にそれぞれSu-34を1機ずつ撃墜したとある(1機は東部戦線)。

で、9日間に9機というわけだ。

やれやれ・・・。

まあ、ウクライナ軍としては、アウディーイウカの陥落に対して、一矢報いたというところだろうが、さらにこんな情報もある。

(ウクライナ軍の無人機が命中か、リペツク州のノボリペツク製鉄所で大きな爆発)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/huge-explosion-at-novolipetsk-steel-plant-in-lipetsk-oblast-possibly-caused-by-ukrainian-military-drone/

「リペツク州のノボリペツク製鉄所で火災が発生した」「恐らく無人機の墜落によるもの」(露国営メディアのРИА Новости)

「キーウ政権による無人機を使用したロシア領内へのテロ攻撃が阻止された」「我が軍の防空部隊は敵無人機をクルスク州上空で1機、リペツク州上空で2機、トゥーラ州上空で1機迎撃した」(ロシア国防省)

「SBUとGURがノボリペツク製鉄所を無人機で攻撃した」「コークス炉ガスの一次冷却用に設計された施設を狙った」「ここが損傷していれば生産プロセス全体が長期的に停止する」(情報筋の話:RBC-Ukraine)

実際に、狙い通りの損傷を与えられたのかどうかは明らかではない。

しかし、複数の無人機攻撃を受けていることから、周到に計画された襲撃であることは間違いない。

さらにさらに、こんな情報もある。

(ロシア軍機はさらに燃える、シルスキー総司令官が非対称な対応に言及)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/russian-military-aircraft-burn-even-more-commander-in-chief-sirsky-mentions-asymmetric-response/

「我々はロシアの占領者に対して近い将来、空中でも非対称な対応をとることになると思う。そのために国の指導者はあらゆる手を尽くしている」(シルスキー総司令官)

「ウクライナ軍が防空システムを積極的に活用して「ロシア軍の航空作戦を抑え込もうとしている」と考えるが妥当なところだろう。」(ブログ管理人)

「独自の中距離防空システムを開発中でテスト結果も良好だ」「このシステムはパトリオット、SAMP/T、IRIS-Tの類似品ではなくHAWKシステムに近いと思う。システムのテストは非常に順調で迎撃弾も既に開発済みだ」(最高議会のエゴール・チェルネフ議員(安全保障・防衛委員会の副委員長):1年前)

ブログ管理人は、この「独自の中距離防空システム」が完成したのではないかと見ている。

ウクライナはロシアに対して、長距離攻撃をピンポイントで掛けて、戦術的劣勢を補うことでしか対応できない。

浮沈子的に気になるのは、エイワックスをNATO軍が運用してF-16の支援を行った場合、ロシアが何らかの方法で攻撃して撃墜するかどうかだな。

もちろん、ウクライナ領空であれば、正当な攻撃目標になるし、NATOもそんなヤバいことはしないだろうが、ルーマニア辺りの上空で旋回して運用するようなことがあれば、ビミョーな対応になる(そうなのかあ?)。

そもそも、ロシアの占領地から届く地対空ミサイルとかがあるのかどうか(ルーマニア、遠いからな)。

まあ、どうでもいいんですが。

ウクライナは、この2年目というタイミングに合わせて、なけなしの防空ミサイルや無人機を総動員して戦果を稼いだのかもしれない。

それは、ロシアも同じだろう。

政治的要請に応えて攻勢を掛ける。

軍事は政治の延長だからな。

ロシアは、損耗を計算に入れて、近接航空支援を実施してくるだろう。

シルスキーが言う通り、「ロシア軍の航空機はさらに燃えることになるだろう」。

で、ロシアはウクライナに降伏することになるのか。

国土を占領されて、ロシア語の使用を制限され、アイデンティティを奪われ、国家としての存続を絶たれるのか。

経済制裁と西側の支援を受けたウクライナによって、国土が分割され、ユーラシア大陸から消えてなくなるのか。

プーチンが、戦争犯罪者として国際法廷で裁かれ、縛り首(!?)になるのか。

ロシア人は、永遠にウクライナ帝国(?)の奴隷になり、未来永劫支配下に置かれることになるのか。

さもなければ、広大な領土を追い出され、世界中にディアスポラして、2000年後の捲土重来を期すことになるんだろうか。

ロシア降伏不可避?。

そうならないという保証はない。

スペインも、英国(大英帝国)も、モンゴル帝国も、かつては地球上に領土を展開した(モンゴルは陸上だけ:でも、繋がっている帝国としては史上最大)。

が、今はひっそりと地球の片隅で領域支配を続けているだけだ。

ロシアがそうならないとは誰にも言えない。

レニングラード州辺りにその片鱗を残して、領土を蚕食されちまう可能性だってある。

今、ドンパチやっているウクライナ紛争が、その契機にならないとは言い切れない(そうなのかあ?)。

砲弾が枯渇している欧州が、ありったけの戦車を繰り出し、蛮勇を振るってモスクワ目指して東進し、疲弊しているロシア軍を先制攻撃すれば、また、我が国を始め、周辺国(米国含む:アラスカはロシアに最も近い米国領土だ)が一斉に国境を越えて攻め込めば、ロシアは、ありったけの核兵器をぶっ放した挙句に崩壊する。

ああ、もちろん、周辺国も崩壊するけどな。

やれやれ・・・。

可能性と蓋然性は別の話だ。

ありえねー・・・(蓋然性?)。

21世紀、我々は、この国と共存していくしかない。

北朝鮮とも、イランとも、中国とも。

もちろん、インドともな(人口では、世界最大の国家です)。

対立しても、平和な関係を築くことはできる。

それを拒否して、ドンパチでケリを付けようとすると、ろくなことにはならない。

停戦でも、休戦でも、降伏でも、屈服でも、何でもいいから、さっさとケリをつけるのが一番だ。

ザルジニーは、ドンパチやりながら、必死で考えていたに違いない。

これだけの死傷者や軍備の損害を出しながら、ロシアはなぜ進軍を止めないのか。

ゾンビのように繰り出してくるストームZを撃退しながら、NATO式の軍事ドクトリンでは理解不能な状況に、如何に対応すべきなのか。

テクノロジーでも、地雷原突破でも、航空優勢でも、砲弾でも、長距離ロケット砲でも、電子戦でもない。

(シルシキー総司令官が進める監査、前線未経験の兵士を2個旅団分見つける)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/ukraine-finds-two-brigades-of-soldiers-with-no-frontline-experience/

「シルシキー総司令官の監査によって一度も前線に出たことがない兵士を8,000人発見している」「この数字は監査が進めばもっと増えるだろう」「(発見された兵士が所属する部隊には)既に命令が下され、増援やローテーションとして前線に赴く準備を行っている」(与党(国民の奉仕者)のデービッド・アラカミア議員)

「「一度も前線に出たことがない兵士の数」がどこまで増えるのか不明だが、これが数万人レベルで見つかると「予備戦力が増える」」

いやいや、そういう問題でもない。

ザルジニーが見つけた唯一の答えは「撤退」だ。

領土というリソースを最大限に活用して、防御戦を続ける。

武器も弾薬も、兵士すら不足する中で、戦闘を持続するためにはそれしかない。

軍隊が出来ることには限りがある。

そうやって手に入れた有限の時間の中で、政治的にケリを付けなければ、ウクライナは消える。

領土もまた、有限だからな。

徹底抗戦を主張するゼレンスキー政権とそりが合わないのは当然だろう。

だが、しかし、同じことはロシアにも言える。

NATOの攻撃にじりじりと後退を重ねた挙句、最後っ屁をかますことになる。

ウクライナとの違いは、最後の手段を持っているかどうかの差だけだ。

そして、ロシアの核兵器への選択は、現実の選択として留まり続ける。

プーチンが、バイデン再選の方が望ましいと言ったのは、決して冗談ではないだろう。

核大国としての戦略的な判断で、米国とロシアは共通の認識を維持している(今のところはね)。

そこに踏み込むリスクは、バイデン政権下では侵されることはない。

トランプ政権下では、その選択は危うい。

ウクライナに核兵器が供与される可能性も否定できないからな(そうなのかあ?)。

そうなれば、ロシア消滅不可避だ。

ウクライナのアイデンティティとかいうレベルとは、本質的に異なる。

核攻撃の現実的な選択について、思考停止に陥ることなく、リアルな検討が必要だろう。

どうしたら、ロシアの最後の選択を回避できるか、そう出来なかった時に、どう対応するのか。

或いは、その対応を取る前に、どう対応するか。

通常兵器による先制攻撃、核兵器による先制攻撃も、現実の選択として考慮すべきだろう。

ロシアの核兵器に対する敷居は低い。

単なる威嚇ではなく、リアルな戦力として整備されている。

確トラに頼って、本当に大丈夫なのか。

米国は、危ないディールを仕掛けようとしているのかもしれない・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(ロシアは「武器と弾薬の調達に苦慮」 西側当局が見解示す)
https://www.bbc.com/japanese/articles/cv2xxze875ro

「ロシアはウクライナでの戦争で、武器や弾薬の調達に苦慮している」(西側当局者)

「十分な装備や物資を確保するのが「極度に困難」な状況だ」(ある当局者)

「戦争は3年目に入ろうとしており、弾薬、武器、人員の供給が今後の鍵を握る」(先週の記事です:まだ、丸2年まで数日)

「ロシア国内の弾薬生産能力は現在、ウクライナ紛争のニーズを満たすには不十分だ」(西側当局者)

「ロシアは代わりとなる供給源を探すことでしか弾薬や武器の供給を増やせていない」(同上)

いやあ、これは大変だ。

北朝鮮の議会(んなのあったっけ?)が猛反対して、予算を通さなかったりしたら、ロシアは経戦能力を失い、ウクライナから全面撤退するしかなくなる。

「制裁はロシアの軍産複合体に大きな打撃を与え、深刻な遅延とコスト増をもたらしている。西側の部品を入手できないため、ロシアは新型システムの生産と旧型システムの修理が非常に難しくなっている。生産している兵器の品質にも長期的な影響が出ている」

もうボロボロだな・・・。

「ロシアはウクライナよりはるかに高い割合で砲弾を発射しており、一部の推定では5倍多いとされる。だが2022年に比べると減っており、補充に必要な量の砲弾を生産できていない」

おそらく、北朝鮮製の弾丸は使い切っちまったに違いない。

「ロシアでミサイルなどの兵器がもうすぐ底をつく」

BBCは、「これまでの予測は、必ずしも正しくなかった。」と言っているが、多少は正しかったと思ってるに違いない。

「もうすぐ」という時間軸の解釈次第だろう。

100年くらい経てば、きっと底を尽くことになるに違いない(そういうことかあ?)。

「ロシアは武器調達を外国に頼らざるを得なくなっている。イランからはドローン(無人機)やミサイル、北朝鮮からは弾薬を入手している。低品質なものもある」

どうやら、イランからは中距離弾道ミサイル数百発を仕入れることにしたようだしな。

そんなに仕入れてどこにしまっておくのかが心配だ(見つかったりすれば、ウクライナのドローンに破壊されちまうのがオチだからな)。

「ロシアは外国に輸出予定だった国内生産の軍用品を強制的に取り立てていると述べた。輸出先には、ロシアの兵器に長年依存してきたインドも含まれている。インド空軍は昨年、望んでいたものを受け取っていない」

そりゃあ大変だ。

インドは、原油をたくさん買ってくれているお得意様だからな。

そこに輸出する予定の兵器を製造元が掠め取ったりすれば、きっと、石油だって買ってくれなくなるに違いない(そうなのかあ?)。

経済支援を失ったロシアは、戦費の調達も出来ずに、滅亡の危機にさらされるだろう。

「ロシアにはその目標を実現する明確な計画はない」(その目標=ウクライナを「従属させる」するという当初の目標:西側当局:この項目についてだけ、西側当局「者」でないことに注目だな:公式見解なわけだ:未確認)

「兵力と資源で上回っていることが、ゆくゆくはウクライナをすり潰すことになるだろうと、ロシアは期待するだけ」(当局)

「ウクライナが友好国からさらなる弾薬を得られる可能性が残っている一方で、ロシアは供給の限界に近づいているかもしれない。」(BBC)

ウクライナへの支援が再開されさえすれば、ロシアの敗北は決定的になる(そうなのかあ?)。

武器弾薬が死活的に不足し(砲弾が5倍では足りないからな)、兵員の動員もままならず、軍隊の中にはぶらぶら遊んでいるだけの連中が大勢いて、新兵は送り込まれる先から逃亡するからな(ロシアの話だっけえ?)。

ロシアの窮状については、別記事にも挙がっている。

(ウクライナ兵3万1000人が死亡、ロシアの侵攻で ゼレンスキー大統領が公表)
https://www.bbc.com/japanese/articles/c06m064v22mo

「これまでに18万人のロシア兵が死亡し、数万人が負傷した」(ゼレンスキー大統領:確か、負傷者は50万人とか言ってたな)

「これまでに35万人のロシア兵が死傷」(イギリス国防省の推計)

「EUは1月、期限までにウクライナに届くのは、計画されていた数の半数強になるとし、約束していた数が届くのは今年末になるだろうと発表」(計画:今年3月までに砲弾100万発をウクライナに届けるという欧州連合(EU)の昨年3月の計画のこと)

ウクライナに対する支援が滞っているために、ロシアは辛うじて戦闘を継続で着ているに過ぎない。

ウクライナの5倍の弾丸が生産できなければ、撤退を余儀なくされ、血で贖った占領地を全て失い、クリミアからも叩き出されるに違いない。

「ロシア国内の弾薬の生産能力は、ウクライナでの紛争におけるニーズを満たすには、現状では不十分だ」

「西側当局者はさらに、ロシア政府は弾薬や武器の代替資源を探すことでしか、供給量を増やすことができていない」

「このやり方は長期的な解決策にはならない」

ロシアは、今後も未来永劫、弾薬を増産することが出来ず、不足分について、ひたすら海外からの輸入に頼るしかないからな。

ウクライナは、国内で必要な弾薬を生産し、国産ドローンを開発して長期的な解決策を編み出し、ロシアを叩き出しにかかるに違いない。

もう、西側の支援は不要だ(そういうことかあ?)。

さて、我々は、ロシアがそうやって国家存亡の危機に立たされれば(ウクライナから全面撤退したくらいで?)、最後の手段に訴えることを知らされている。

戦略核兵器を地球の裏側までぶっ放して、全世界を巻き込んでロシアを滅亡に追いやることになっている(そうだっけえ?:もちろん、全世界も滅亡だけど)。

西側は、追い込まれたロシアが何をしでかすか分からないから、ウクライナに対する支援をストップしている(そうなのかあ?)。

だって、支援さえ再開されれば、ウクライナは直ちに反転攻勢に踏み切り、領土を完全に取り戻すだけでなく、モスクワはもちろん、ロシア全土を併合して、ウクライナ帝国を築くに違いないからな(そうかあ?)。

支援が途絶えた状況でも、ウクライナは軍隊の中から必要な人員を探し出して前線に送ることが出来るし、少ない砲弾を節約して、ドローンで代替することで膠着状態から積極的防衛に転じている。

それだけではなく、自国海軍の艦船を一隻も失うことなく(ウクライナに海軍艦船ってあったっけえ?)、また、自国の早期警戒管制機を一機も損なうことなく(ウクライナって、エイワックス持ってたっけえ?)ロシア側の高価値目標を次々と攻撃して戦果を誇っている。

慌てて支援を再開したり、増強する必要なんてないだろう。

安泰だ・・・。

欧州の弾薬庫は空っぽで、米国のパトリオットミサイルは、我が国からの輸入で補充しなければならないほどひっ迫している。

ウクライナ支援どころじゃないだろう。

幸い、ロシアの軍備はウクライナ戦争のおかげで損耗が激しく、向こう数百年(?)は西側に対抗することは不可能なようだ(ウクライナにも手を焼いているくらいだからな:優秀なNATO軍と対戦して勝てる見込みなど皆無だ)。

人員の損傷も激しく、このまま無計画な状態でウクライナ戦争にも敗れ、軍需に傾斜した産業はズタズタ、国内の反体制勢力を押さえ込めずに、プーチン下ろしが進めば、来月の大統領選挙だって危うい(対立候補は誰?)。

八方塞がりのロシア・・・。

わが国は、今こそ、国益重視の立場で、対ロシア支援を充実させる時ではないのか(そうなのかあ?)。

ウクライナは、今年中にロシアを叩き出すと言ってるしな(夏の攻勢を撃退するってことじゃなかったっけ?)。

武器も足りず、経済制裁と戦時経済で疲弊しているロシアに恩を売るのは今しかない。

もしトラになって、米国がロシア支援を大々的に始めたりしたら、我が国の存在価値がなくなっちまう。

善は急げだ・・・。

<さらに追加>ーーーーーーーーーー

(ウクライナはSu-34撃墜、ロシア人はアーチャーやNASAMSの破壊を主張)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/ukraine-shoots-down-su-34-russians-claim-destruction-of-archer-and-nasams/

「昨日のロシアのパイロットはミサイルを回避したものの常にそう出来ると限らない」「東方向でロシア軍のSu-34を撃墜した」(ウクライナのオレシュチュク空軍司令官)

「17日以降にロシア軍は10機の航空機を失った」

見えて来たぞお・・・。

毎日1機ずつ撃墜していけば、1年で366機落とせる(今年はうるう年です!)。

「オレシュチュク空軍司令官が言及したSu-34の撃墜が何処で発生したのか今のところ不明」

いやいや、これからも不明の撃墜は毎日起こるから、心配には及ばない(そうなのかあ?)。

いつの間にか、ロシアの手持ちの航空機の数より多くなっているかもしれない(Su-34の生産数は150機くらい?)が、そんなことを気にしていたら、撃墜報告なんて作れないからな(そういうことかあ?)。

まあいい。

ロシアの陸軍はともかく、海軍と空軍は散々だ。

欧州大戦争なんて、とても戦うことはできないし、ウクライナに滅ぼされて国家消滅間違いなしだな・・・。

<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー

(もう取り返しがつかない?ロシアがウクライナ侵攻で犯した5つの失策)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2024/02/5tu.php

■1)キーウ電撃作戦の大失敗
・キーウ占領の失敗
■2)黒海で味わった屈辱
・巡洋艦モスクワの沈没など、黒海艦隊の撤退
■3)善意のしるし
・4月のキーウ、9月のハルキウ、11月のヘルソンにおけるロシア軍の敗北と撤退(6月の黒海の要衝ズメイヌイ島(スネーク島)の放棄もそのひとつ)
■4)「プーチンの料理人」
・プリゴジンの台頭とクーデター及び末路
■5)穴だらけの防空システム
・(親ウクライナ派の)攻撃や防空網の不備

開戦当初から、ロシアはチョンボ連発で、これといった成果を上げることが出来ずに何度も危機に襲われている。

重要なことは、これらでおしまいというわけではないだろうということだ。

プーチン政権は、確かに危機を切り抜けてきたし、これからも綱渡りを続けることができるかも知れない。

先日も、ナワリヌイ氏が死亡し、内外で反発を招いている。

ロシアは、国外だけではなく、国内にも多くの問題を抱えている。

それは事実だ。

だが、国家というのはそういうものかもしれない。

わが国は平和で民主的な法治国家だ。

しかし、ウクライナと違って自然災害は多発するし、山がちの国土は農業に適しているとは言い切れない。

統治の状況も、まあ、他の国に比べれば百倍いいとは思うけど、ラベルの低い話が多過ぎてやりきれない思いをすることが度々だ。

だけど、国家が内部の腐敗によって崩壊するというのは、余程のことだろう。

特に、現代のように、情報化が進展してインターネットやら何やらが蔓延るようになれば、今までのような好き放題は出来なくなるだろう。

だからこそ、中国やロシアは、それらのメディアを封じ込めようとしている。

しかし、民衆の声を完全に封じれば、革命がおこる。

ウクライナは、そうして立ち上がった。

ウクライナ紛争を契機に、ロシアは崩壊へと突き進むという話はよく聞く。

浮沈子はそうは思っていないけど、その危機感はロシア自体が持っているに違いない。

人口はわが国とさして変わらず、国内総生産も少ない。

世界最大の領土と巨大な軍隊、そして、最大の核兵器を振りかざして好き放題やっている。

西側からは総スカンを食らい、中国、北朝鮮、イラン、インドなど、僅かな国に縋って生きている(そうなのかあ?)。

(北朝鮮、ロシアに兵器提供 コンテナ6700個=韓国国防相)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/UNO4NZABKVP33GQTVSIDCQT62M-2024-02-27/

「コンテナには300万発以上の152ミリ砲弾か50万発の122ミリ弾が積載されていた可能性」(申源湜・国防相:以下同じ)

「この2つが混在していたことも考えられ、少なくとも数百万発の砲弾が提供された」

「北朝鮮は見返りとして食料などが積載されたコンテナ約9000個を受け取った。北朝鮮の物価安定に寄与している」

「北朝鮮が早ければ来月にも衛星を再び打ち上げる可能性」

ロシアは瀕死だ(そうなのかあ?)。

「北朝鮮の軍需工場は、原材料と電力の不足で稼働率が30%前後になっているが、ロシア向けの砲弾を生産している工場は「フル稼働」状態」

おっと、瀕死なのは北朝鮮の人民かもな。

約9000個のコンテナの食料は、どーせ工場で働く人民らには届かない。

ごく一部の人々の腹を満たすだけに留まる。

ウクライナは、北朝鮮に砲弾を発注すればいいだろうに・・・。