🚀スターライナー:ソユーズでの帰還 ― 2024年08月21日 07:44
スターライナー:ソユーズでの帰還
(ロシアの年金受給者、ウラジミール・プーチン大統領にスターライナーの宇宙飛行士の救出を要請)
https://arstechnica.com/space/2024/08/boeings-starliner-problems-have-become-fodder-for-putins-propaganda-squads/
「現在、宇宙には2人のアメリカ人宇宙飛行士がいます」
「彼らは2か月間、困難に直面しています。彼らのボーイング機は途中で故障し、エンジンが故障し、なんとか国際宇宙ステーションにたどり着きました。そして今、彼らはどうやって戻ればいいのか分かりません。彼らを助けてください。」
まあ、これはロシア特有の洒落で、まともに取り合うことはないと思うんだが、エリックバーガーは本気で噛みついている。
「これは愚かな行為であり、スペースXの台頭を都合よく無視している。スペースXは、主力の「ほうき」であるファルコン9ロケットで、2024年までに80回以上のミッションを打ち上げている。対照的に、ロシアの宇宙事業全体では、軌道打ち上げは合計9回だ。」
「NASAはウィルモアとウィリアムズを帰還させる現実的な手段を持っている。必要なら、彼らは来月打ち上げ予定のクルー9ミッションに乗って帰還することになる。」
そのファルコン9にも懸念がないわけではない。
先日、2段目の燃焼が正常に行われなかった件については、エンジンの問題が発覚した(既に解決済みとされているが、その後に有人打ち上げが行われたことはない)。
が、まあ、ソユーズだって冷却水漏れとかいろいろ問題を起こしているからな(そっちは、表向き「微小隕石の衝突」ということになっている)。
実際にCFTの宇宙飛行士2人がソユーズで帰還することはないだろうが、選択肢の一つとしては残されているともいえる。
エリックバーガーは、ひょっとして何か掴んでいるのではないか?。
クルー9の打ち上げが8月18日から9月24日に変更されたのだって、表向きはスターライナーの自動帰還プログラムの地上施設における確認が理由とされているが、本当はクルードラゴンに何らかの問題が見つかって、その対応に追われているからではないのか(未確認)。
民間打ち上げのポラリスドーンは8月下旬に行われるようだからな。
問題があるとすれば、ISSへのドッキング絡みに違いない。
やっぱスラスターか!?。
スターライナーのトラブルを受けて、スペースXでも確認したところ、重大な問題が見つかったのかもしれない(そうなのかあ?)。
で、急遽、打ち上げを延期して必死で対応を進めているわけだ。
現在ISSにドッキングしているクルー8のドラゴン宇宙船だって怪しい。
もう、スターライナーどころではないのかもしれない・・・。
と、まあ、例によって、浮沈子の妄想は膨らみ続け、何の根拠もない空想上の危機をもてあそぶことになっている。
やれやれ・・・。
「・・・必要なら、彼らは来月打ち上げ予定のクルー9ミッションに乗って帰還することになる。」(再掲)
浮沈子はスターライナーでの帰還を強行するに違いないと思っているけど、エリックバーガーはクルー9の宇宙飛行士を2人減らして、その枠で帰還させることを想定している。
スペースニュースでも、その可能性が高いと見ているようだ。
(NASA、スターライナーの帰還決定を8月下旬に延期)
https://spacenews.com/nasa-pushes-starliner-return-decision-to-late-august/
「2人が留まる場合、スターライナーは無人帰還し、2人の宇宙飛行士は9月に打ち上げられるクルー9・クルー・ドラゴンで2025年初めに帰還する予定」
浮沈子的にヤバい兆候と捉えている、NASA内部の経験値の寄せ集めについても記述がある。
「NASAは、スラスターに何が起こったのか、スターライナーが地球に帰還する際に同様の問題が発生する可能性があるかどうかを把握するために、機関全体から専門家を動員した。」
「私たちが待っている分析の主要部分は、バルブ内部のシステムの詳細な 3D モデルで、その影響をモデル化できるかどうかを確認することです」(NASAの宇宙運用担当次長ケン・バウワーソックス氏)
「バウワーソックス氏は、先週のものも含め、プログラム管理委員会の会議で、ウィリアムズ氏とウィルモア氏がスターライナーに復帰するリスクが許容できるかどうかについて、まだ合意が得られていないと述べた。」
スターライナーの陰に隠れて、密かに進められているクルードラゴンの改修・・・。
まあいい。
何の根拠もないし、蓋然性にも乏しい。
無視すればいいロシアのギャグに、大人げなく嚙みついているエリックバーガーの記事だけが妄想の根拠だ(根拠になるのかあ?)。
しかし、仮にクルードラゴンにも問題が起これば、ロシアのギャグはシリアスな話に化ける。
ISSへのアクセスは限られている。
利用できるリソースは、確保しておくに越したことはない。
ソユーズでの帰還も含めた検討が必要かもな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(数ヶ月の検討を経て、NASAは今週末にスターライナーの帰還を決定する予定)
https://arstechnica.com/space/2024/08/nasa-expects-to-decide-this-weekend-how-to-bring-starliner-astronauts-home/
「選択肢の1つは、当初の飛行計画どおり、ウィルモアとウィリアムズを乗せたスターライナー宇宙船を9月初旬に宇宙ステーションから切り離すこと、または乗組員なしでカプセルを地球に持ち帰ることである。」
もちろん、ソユーズで帰還するという選択肢はない(浮沈子の妄想だけだからな:それとロシアのギャグも!)。
重要な記述もある。
「エンジニアリング チームは、スラスターの仕組みを表現し、飛行の帰還段階のパフォーマンスをより正確に予測するように設計された新しいモデルの評価に取り組んできました」
「このデータは、チームがドッキング解除からサービス モジュールの分離までのシステム冗長性をよりよく理解するのに役立つ可能性があります。」
「新しいモデリングの完成、宇宙船のパフォーマンス データの特徴付け、統合リスク評価の改良、コミュニティの推奨事項の決定に向けた継続的な取り組みは、機関レベルのレビューに組み込まれます。」
これって、つまり、予定通りスターライナーで帰還させようというボーイングの思惑に、まんまと乗っかるってことなわけだ(そうなのかあ?)。
「ボーイングのカプセルが2人の宇宙飛行士を乗せて地球に帰還できない場合、NASAは追加の試験飛行を行わない限りスターライナーの運用乗組員ミッションへの承認を行わない可能性がある。」
「その場合、ボーイングは国際宇宙ステーションが2030年に退役するまでに、NASAとの42億ドルの契約に基づく予定の6つの運用乗組員ミッションをすべて完了することはできないだろう。」
この政治的財政的打算的事なかれ主義的状況をひっくり返すだけの合理的懸念がなければ、スターライナーは有人で帰還することになる(浮沈子はそう睨んでいるけどな)。
その場合、操縦が全自動で行われるのか(プログラムの差し替えが必要)、それとも、現行の手動操縦を前提としたシステムのまま行われるのかは知らない。
ソユーズもクルードラゴンもオリオン宇宙船でさえ自動操縦で運航できるのに、なぜスターライナーだけが手動操縦でなければ運航できないのかは知らない(中国の神舟宇宙船がどうなっているのかは不明(未調査))。
まあいい。
スターライナーの不具合の一つであるスラスターの故障は、装置の素材に由来する本質的なものだ。
その故障(熱的な条件によって素材の一部(テフロン)が膨張して燃料の通貨を阻害する)が、どういう条件でどの程度起こるかという肝心の部分の解明は完了していない。
類似の条件で(地上と軌道上で)何度か試みて、たぶん大丈夫だろうという見込みでしかない。
実際にスターライナーをISSから離脱させ再突入させてみなければ、それすらも確定的な話ではないのだ。
無人ならそれでもいいかも知れない。
底部にある太陽電池を、燦燦と照り付けるお日様に晒してみなけりゃ分からんだろう!?。
「ボーイングのカプセルが2人の宇宙飛行士を乗せて地球に帰還できない場合、NASAは追加の試験飛行を行わない限りスターライナーの運用乗組員ミッションへの承認を行わない可能性がある。」(再掲)
冗談じゃない!。
仮に、有人で、なおかつ手動飛行で帰還できたとしても、CFT-2を行わずに運用に入ることはあり得ない(断定的!)。
NASAは、その費用負担をB社に負わせないためのシナリオを考えているに違いないのだ。
「その場合、ボーイングは国際宇宙ステーションが2030年に退役するまでに、NASAとの42億ドルの契約に基づく予定の6つの運用乗組員ミッションをすべて完了することはできないだろう。」(再掲)
しかも、あわよくば、6回の有人ミッションが実行できなかったとしても、B社にこれ以上の追加支出を求めない方策まで練り上げているに違いない(未確認:方法としては、ISSの後継宇宙ステーションへのミッションへの人員輸送に振り替えることは可能かも)。
NASA的には、スターライナーを完全に没にする選択はあり得ないのだ。
うーん、ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
B社は8月初旬に、早々に安全宣言を出している。
NASAが、それを不十分として追加の打ち上げを求めるのなら、それはNASAの費用で行うべきだと主張するかもしれない。
今回のスラスターの故障は、特殊な条件が重なったことによる例外的事象で、十分な安全は確保されていると主張するわけだ(そうなのかあ?)。
元々、OFT-2だって、NASAが求めたものではないからな。
表向き、B社の提案を承認したということになっている。
重要な点は、この決定が大統領選挙の時期に行われるという点だ。
NASAの予算を握る議会の動向(選挙結果)も気になる。
政治の季節に行われる決定に、ろくな結末はない(そうなのかあ?)。
スターライナーは宇宙飛行士2人を乗せて、たぶん、手動で帰還することになるだろう(うーん、そこはビミョーかも・・・)。
予定通りだ。
何事も起こらず、無事に帰還する公算は高いが、確証はない。
目に見えているリスクだけが真のリスクとは限らんしな。
物理の神様は公平だ。
米国の大統領選挙とか、議会選挙には無縁だしな。
B社の持ち出しや、NASAのメンツも関係ない。
壊れるものは、壊れるべくして壊れる時に壊れる所で壊れる。
人の作りしものに完全なものなどないのだ。
後は、幸運の女神との折り合いだけだろう・・・。
(ロシアの年金受給者、ウラジミール・プーチン大統領にスターライナーの宇宙飛行士の救出を要請)
https://arstechnica.com/space/2024/08/boeings-starliner-problems-have-become-fodder-for-putins-propaganda-squads/
「現在、宇宙には2人のアメリカ人宇宙飛行士がいます」
「彼らは2か月間、困難に直面しています。彼らのボーイング機は途中で故障し、エンジンが故障し、なんとか国際宇宙ステーションにたどり着きました。そして今、彼らはどうやって戻ればいいのか分かりません。彼らを助けてください。」
まあ、これはロシア特有の洒落で、まともに取り合うことはないと思うんだが、エリックバーガーは本気で噛みついている。
「これは愚かな行為であり、スペースXの台頭を都合よく無視している。スペースXは、主力の「ほうき」であるファルコン9ロケットで、2024年までに80回以上のミッションを打ち上げている。対照的に、ロシアの宇宙事業全体では、軌道打ち上げは合計9回だ。」
「NASAはウィルモアとウィリアムズを帰還させる現実的な手段を持っている。必要なら、彼らは来月打ち上げ予定のクルー9ミッションに乗って帰還することになる。」
そのファルコン9にも懸念がないわけではない。
先日、2段目の燃焼が正常に行われなかった件については、エンジンの問題が発覚した(既に解決済みとされているが、その後に有人打ち上げが行われたことはない)。
が、まあ、ソユーズだって冷却水漏れとかいろいろ問題を起こしているからな(そっちは、表向き「微小隕石の衝突」ということになっている)。
実際にCFTの宇宙飛行士2人がソユーズで帰還することはないだろうが、選択肢の一つとしては残されているともいえる。
エリックバーガーは、ひょっとして何か掴んでいるのではないか?。
クルー9の打ち上げが8月18日から9月24日に変更されたのだって、表向きはスターライナーの自動帰還プログラムの地上施設における確認が理由とされているが、本当はクルードラゴンに何らかの問題が見つかって、その対応に追われているからではないのか(未確認)。
民間打ち上げのポラリスドーンは8月下旬に行われるようだからな。
問題があるとすれば、ISSへのドッキング絡みに違いない。
やっぱスラスターか!?。
スターライナーのトラブルを受けて、スペースXでも確認したところ、重大な問題が見つかったのかもしれない(そうなのかあ?)。
で、急遽、打ち上げを延期して必死で対応を進めているわけだ。
現在ISSにドッキングしているクルー8のドラゴン宇宙船だって怪しい。
もう、スターライナーどころではないのかもしれない・・・。
と、まあ、例によって、浮沈子の妄想は膨らみ続け、何の根拠もない空想上の危機をもてあそぶことになっている。
やれやれ・・・。
「・・・必要なら、彼らは来月打ち上げ予定のクルー9ミッションに乗って帰還することになる。」(再掲)
浮沈子はスターライナーでの帰還を強行するに違いないと思っているけど、エリックバーガーはクルー9の宇宙飛行士を2人減らして、その枠で帰還させることを想定している。
スペースニュースでも、その可能性が高いと見ているようだ。
(NASA、スターライナーの帰還決定を8月下旬に延期)
https://spacenews.com/nasa-pushes-starliner-return-decision-to-late-august/
「2人が留まる場合、スターライナーは無人帰還し、2人の宇宙飛行士は9月に打ち上げられるクルー9・クルー・ドラゴンで2025年初めに帰還する予定」
浮沈子的にヤバい兆候と捉えている、NASA内部の経験値の寄せ集めについても記述がある。
「NASAは、スラスターに何が起こったのか、スターライナーが地球に帰還する際に同様の問題が発生する可能性があるかどうかを把握するために、機関全体から専門家を動員した。」
「私たちが待っている分析の主要部分は、バルブ内部のシステムの詳細な 3D モデルで、その影響をモデル化できるかどうかを確認することです」(NASAの宇宙運用担当次長ケン・バウワーソックス氏)
「バウワーソックス氏は、先週のものも含め、プログラム管理委員会の会議で、ウィリアムズ氏とウィルモア氏がスターライナーに復帰するリスクが許容できるかどうかについて、まだ合意が得られていないと述べた。」
スターライナーの陰に隠れて、密かに進められているクルードラゴンの改修・・・。
まあいい。
何の根拠もないし、蓋然性にも乏しい。
無視すればいいロシアのギャグに、大人げなく嚙みついているエリックバーガーの記事だけが妄想の根拠だ(根拠になるのかあ?)。
しかし、仮にクルードラゴンにも問題が起これば、ロシアのギャグはシリアスな話に化ける。
ISSへのアクセスは限られている。
利用できるリソースは、確保しておくに越したことはない。
ソユーズでの帰還も含めた検討が必要かもな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(数ヶ月の検討を経て、NASAは今週末にスターライナーの帰還を決定する予定)
https://arstechnica.com/space/2024/08/nasa-expects-to-decide-this-weekend-how-to-bring-starliner-astronauts-home/
「選択肢の1つは、当初の飛行計画どおり、ウィルモアとウィリアムズを乗せたスターライナー宇宙船を9月初旬に宇宙ステーションから切り離すこと、または乗組員なしでカプセルを地球に持ち帰ることである。」
もちろん、ソユーズで帰還するという選択肢はない(浮沈子の妄想だけだからな:それとロシアのギャグも!)。
重要な記述もある。
「エンジニアリング チームは、スラスターの仕組みを表現し、飛行の帰還段階のパフォーマンスをより正確に予測するように設計された新しいモデルの評価に取り組んできました」
「このデータは、チームがドッキング解除からサービス モジュールの分離までのシステム冗長性をよりよく理解するのに役立つ可能性があります。」
「新しいモデリングの完成、宇宙船のパフォーマンス データの特徴付け、統合リスク評価の改良、コミュニティの推奨事項の決定に向けた継続的な取り組みは、機関レベルのレビューに組み込まれます。」
これって、つまり、予定通りスターライナーで帰還させようというボーイングの思惑に、まんまと乗っかるってことなわけだ(そうなのかあ?)。
「ボーイングのカプセルが2人の宇宙飛行士を乗せて地球に帰還できない場合、NASAは追加の試験飛行を行わない限りスターライナーの運用乗組員ミッションへの承認を行わない可能性がある。」
「その場合、ボーイングは国際宇宙ステーションが2030年に退役するまでに、NASAとの42億ドルの契約に基づく予定の6つの運用乗組員ミッションをすべて完了することはできないだろう。」
この政治的財政的打算的事なかれ主義的状況をひっくり返すだけの合理的懸念がなければ、スターライナーは有人で帰還することになる(浮沈子はそう睨んでいるけどな)。
その場合、操縦が全自動で行われるのか(プログラムの差し替えが必要)、それとも、現行の手動操縦を前提としたシステムのまま行われるのかは知らない。
ソユーズもクルードラゴンもオリオン宇宙船でさえ自動操縦で運航できるのに、なぜスターライナーだけが手動操縦でなければ運航できないのかは知らない(中国の神舟宇宙船がどうなっているのかは不明(未調査))。
まあいい。
スターライナーの不具合の一つであるスラスターの故障は、装置の素材に由来する本質的なものだ。
その故障(熱的な条件によって素材の一部(テフロン)が膨張して燃料の通貨を阻害する)が、どういう条件でどの程度起こるかという肝心の部分の解明は完了していない。
類似の条件で(地上と軌道上で)何度か試みて、たぶん大丈夫だろうという見込みでしかない。
実際にスターライナーをISSから離脱させ再突入させてみなければ、それすらも確定的な話ではないのだ。
無人ならそれでもいいかも知れない。
底部にある太陽電池を、燦燦と照り付けるお日様に晒してみなけりゃ分からんだろう!?。
「ボーイングのカプセルが2人の宇宙飛行士を乗せて地球に帰還できない場合、NASAは追加の試験飛行を行わない限りスターライナーの運用乗組員ミッションへの承認を行わない可能性がある。」(再掲)
冗談じゃない!。
仮に、有人で、なおかつ手動飛行で帰還できたとしても、CFT-2を行わずに運用に入ることはあり得ない(断定的!)。
NASAは、その費用負担をB社に負わせないためのシナリオを考えているに違いないのだ。
「その場合、ボーイングは国際宇宙ステーションが2030年に退役するまでに、NASAとの42億ドルの契約に基づく予定の6つの運用乗組員ミッションをすべて完了することはできないだろう。」(再掲)
しかも、あわよくば、6回の有人ミッションが実行できなかったとしても、B社にこれ以上の追加支出を求めない方策まで練り上げているに違いない(未確認:方法としては、ISSの後継宇宙ステーションへのミッションへの人員輸送に振り替えることは可能かも)。
NASA的には、スターライナーを完全に没にする選択はあり得ないのだ。
うーん、ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
B社は8月初旬に、早々に安全宣言を出している。
NASAが、それを不十分として追加の打ち上げを求めるのなら、それはNASAの費用で行うべきだと主張するかもしれない。
今回のスラスターの故障は、特殊な条件が重なったことによる例外的事象で、十分な安全は確保されていると主張するわけだ(そうなのかあ?)。
元々、OFT-2だって、NASAが求めたものではないからな。
表向き、B社の提案を承認したということになっている。
重要な点は、この決定が大統領選挙の時期に行われるという点だ。
NASAの予算を握る議会の動向(選挙結果)も気になる。
政治の季節に行われる決定に、ろくな結末はない(そうなのかあ?)。
スターライナーは宇宙飛行士2人を乗せて、たぶん、手動で帰還することになるだろう(うーん、そこはビミョーかも・・・)。
予定通りだ。
何事も起こらず、無事に帰還する公算は高いが、確証はない。
目に見えているリスクだけが真のリスクとは限らんしな。
物理の神様は公平だ。
米国の大統領選挙とか、議会選挙には無縁だしな。
B社の持ち出しや、NASAのメンツも関係ない。
壊れるものは、壊れるべくして壊れる時に壊れる所で壊れる。
人の作りしものに完全なものなどないのだ。
後は、幸運の女神との折り合いだけだろう・・・。
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