😼変異種:最速の8回目接種:結局ファイザー ― 2024年10月01日 10:05
変異種:最速の8回目接種:結局ファイザー
さっき、かかりつけ医で8回目の新型コロナワクチンを接種してきた。
近医で調達したのはファイザーだけ(本日分)のようで、コミナティ筋注だった。
なーんだ・・・。
朝9時20分頃の接種だったから、まあ、最速と言えよう(だからどーした!?:接種後15分間は、タイマー持たされて待合室で待機:急性の重篤な副反応の管理のため:異常はなく、無罪放免(?)となった)。
新型コロナワクチン、早きがゆえに尊からず。
幸い、第11波(2024年夏の流行)は収まってきていて、冬の流行は始まっていない(本日の東京都の感染者数(推定)は3000人余り)。
いいタイミングで接種できたな。
効果が現れるまで(抗体価が上昇して有効値を超えるまで)には、通常、2週間程度かかると言われている(個人差あり)。
引き続き、マスク手洗い換気社会的距離の確保等、感染予防に努める。
人事を尽くして天命を待つ(待ってないけど!?)。
ファイザーか・・・。
いつもの通りの副反応だと、今週はキツイな・・・。
<以下追加:10月1日15:40記>ーーーーーーーーーー
接種した左腕を90度上げると痛い。
体温の若干の上昇(36.1度)。
ちなみに、今朝の検温は35.4度(ハイポサーミアかあ?)。
まあ、どうでもいいんですが。
多少の倦怠感。
もちろん、フィットネスはサボリ(得意ですな・・・)。
先週末のダイビング代の支払いもまだだが、お出かけ出来ない正当な理由というわけで、許してもらおう。
おっと、頭痛もしてきたぞお・・・。
<さらに追加:10月1日23時記>ーーーーーーーーーー
体温上昇:36.5度。
吐き気、頭痛、食欲不振。
接種部位の痛み(左腕を45度上げると痛い)。
食欲がないので、アイスクリームを買ってきて食べている(スパゲッティボンゴレ、コールスローサラダ、あらびきウインナーなども仕入れている:これで食欲がないのかあ?)。
まあいい。
倦怠感もピークで、何をする気にもなれない。
1年ぶりの新型コロナワクチンだが、高齢者等を対象とした定期接種になったとはいえ、この副反応を何とかしてくれないとな。
機会があれば、レプリコンワクチンを試してみたかったが、今回は叶わなかった(副反応の低減と効果の長期持続が売りと言われている)。
組み換えタンパクワクチンも、以前接種した際には副反応が軽かった記憶がある。
まあ、効き目にやや難があるとはいえ、どーせ重症化予防効果しか期待できないわけで、実質的には大差ないだろう(未確認)。
が、このつらーい副反応も、一時的なものと分かっているから耐えられる。
モデルナよりはマシかもな(体調によっても変わるかも)。
インフルエンザとの混合ワクチンを開発中だが、流行期前にうった場合、ワクチン効果の持続性が問題だろう。
インフルもレプリコンにして、混合ワクチンにしてくれると有難いんだがな。
問題は、インフルの場合、予想したタイプが外れると効き目があまり期待できない恐れがある点だ(未確認)。
それでも、ワクチン接種の手間やコストを考えれば、混合ワクチンで長期の効果が期待できるのは望ましい。
高齢者等の福祉の向上にもつながるしな(ここ、重要です!)。
ウイルスの変異に伴い、若年者のリスクが下がったことで、新型コロナワクチンの社会防衛のツールとしての意義は薄れた。
ジジババの健康管理について、世間は冷たい。
医療機関等の特殊な環境でなければ、流行期であっても屋内でマスクを着用している若年者は皆無となった。
まして、定期接種の対象外の若年者が、ワクチンの副反応に関心を持つことはない。
もう、オワコンだしな。
浮沈子の周囲でも、罹患経験者が過半数となり、そのことを隠したりもしなくなっている。
ジジババにとって、新型コロナのリスクは高いままだ。
5類に変わってからも、1年間で2万人を超える死者を出している。
インフルのざっと2倍以上だな。
単純に比較できないのは、インフルじゃなくて新型コロナで死んじまうジジババが多いから。
年間で、ざっと100万人の死者を出している我が国では、超過死亡として計測されないかも知れない(未確認)。
まあ、どうでもいいんですが。
新型コロナで逝くヤツぁ逝ってよし!。
やれやれ・・・。
買ってきた食材は完食(食慾不振じゃなかったっけえ?)。
ワクチンの副反応に負けてはいられない(そういうことかあ?)。
来年の定期接種まで、頑張ってもらわんとな・・・。
<さらにさらに追加:10月2日3時15分記>ーーーーーーーーーー
熱発続く:36.9度。
平熱より1.5度高い。
腕の痛みは変わらない(45度上げると痛む)。
頭痛、倦怠感も続いている(吐き気は収まった模様)。
よく眠れず、さっき起き出してコーヒーを淹れて飲んでいる(ブレンディの粉コーヒー:まずっ!)。
まあ、どうでもいいんですが。
イランはイスラエルにミサイルをぶち込んだそうだが、ガソリンがまた値上がりするんだろう(未確認)。
ウクライナでは、ブーレダル(ヴフレダル)が占領されたようだ(まだ当局は認めていないけど)。
物騒な話ばかり報道されている。
浮沈子にとっては、そんなことより、このワクチンの副反応を何とかしてもらいたい。
朝になれば、少しは収まっていてくれると期待したんだが、発熱は続いている。
もう一寝入りしておこう・・・。
<また追加:10月2日6:00記>ーーーーーーーーーー
熱発(36.9度)、倦怠感、肩の痛み(45度上げると痛い)が続いている(頭痛は、ほぼ解消か)。
手持ちの消炎鎮痛剤を服用して、もう一休みする。
今日の水泳教室は欠席だな・・・。
<またまた追加:10月2日17:00記>ーーーーーーーーーー
消炎鎮痛剤の効果か、熱発は少し収まった感じ(それでも、36.6度:浮沈子の平熱は35.3度)。
倦怠感は残っているが、肩の痛みは取れてきた(90度上げると痛いけど)。
無理して水泳教室に参加して、筋トレはやらずにそのまま帰ってきた(うーん、サボるのにはうってつけの理由だな)。
帰ってきて、爆食爆睡(食欲は戻っている:戻り過ぎ!)。
明日には痛みも取れると思われるが、熱が下がりきるかどうかはビミョーだ。
消炎鎮痛剤は、そもそも左肩の石灰沈着性腱板炎や腰椎の骨棘の痛みを保存的に抑える目的で頓用で服薬しているので、医師の指示を無視して飲み続けるのは好ましくない。
それほどつらい状況ではなくなったので、服薬は1回のみとする。
免疫システムは、体温を上げたり炎症を起こしたりして、侵入者が増殖しようとする環境を変化させているわけだからな。
ワクチンは侵入者のふりをして、免疫システムをハッキングしているだけだけど。
まあ、どうでもいいんですが。
熱発は、そのシステムが正常に機能している証でもある。
日常生活に支障がなければ、そのまま放置して成り行きに任せるのがいい。
ファイザーのコミナティ筋注は、浮沈子の場合3日(接種日含む)で落ち着く(希望的観測?)。
明日までは、キツーイ症状に耐えなければならない。
それでも、生きているのが嫌になるほどのモデルナよりはマシだ。
今回は、食欲が落ちたこともあって服薬したけど、今までは成り行き任せだったしな。
接種した左肩の痛みが和らいできたのは嬉しい。
水泳教室でも、フツーに泳げた(プールの水で冷やしているということもあるようです)。
明日は、完全休養にして、副反応からの回復に努めよう(サボる口実を見つけるのは任せてくれ!)・・・。
<もっと追加:10月2日20:00記>ーーーーーーーーーー
体温が下がってきた(36.1度)。
肩の痛みも、90度まではOK(180度上げようとすると痛い!)。
倦怠感が薄らいで、食欲は旺盛!!。
問題ない・・・。
せっかくサボろうと思ってたのにな。
明日は予定通り、フィットネスで筋トレも復帰しよう・・・。
<もっともっと追加:10月3日11:20記>ーーーーーーーーーー
体温下がる(35.7度)。
今朝までは、36.5度あって、予定していたフィットネスは中止。
今日は1日完全休養を決め込む。
計画は柔軟に変更する(得意です!)。
接種部位である左肩の痛みは消失した。
真上に上げても平気になった。
倦怠感は若干残っているけど、特筆には値しない。
副反応は、足掛け3日で消えた。
やれやれ・・・。
ファイザーのこれまでの経験の範囲内だ。
来年の秋まで持たせなければならないからな。
日常的に感染防止を心掛け、免疫機能を維持することに努める。
暴飲暴食を控え、睡眠を十分にとり、ストレスを抱え込まずに定期的な運動を続ける。
健康管理の王道だ。
無病息災が一番だが、一病息災ということもある。
新型コロナにかからないようにすることが、その他の病から身を守ることに繋がる。
君子危うきに近寄らず(君子じゃないけど・・・)。
まあいい。
後は、インフルエンザワクチンの接種のタイミングを逃さないようにしないとな(かかりつけ医の先生は、11月中旬を勧めていたけど)。
インフルの流行状況のチェックを怠らず、流行の立ち上がりが見えたら、機を逃さずに接種しよう。
さて、サボリを決め込んだからには、爆食爆睡で大いに寛いで過ごそう。
君子じゃないからな・・・。
さっき、かかりつけ医で8回目の新型コロナワクチンを接種してきた。
近医で調達したのはファイザーだけ(本日分)のようで、コミナティ筋注だった。
なーんだ・・・。
朝9時20分頃の接種だったから、まあ、最速と言えよう(だからどーした!?:接種後15分間は、タイマー持たされて待合室で待機:急性の重篤な副反応の管理のため:異常はなく、無罪放免(?)となった)。
新型コロナワクチン、早きがゆえに尊からず。
幸い、第11波(2024年夏の流行)は収まってきていて、冬の流行は始まっていない(本日の東京都の感染者数(推定)は3000人余り)。
いいタイミングで接種できたな。
効果が現れるまで(抗体価が上昇して有効値を超えるまで)には、通常、2週間程度かかると言われている(個人差あり)。
引き続き、マスク手洗い換気社会的距離の確保等、感染予防に努める。
人事を尽くして天命を待つ(待ってないけど!?)。
ファイザーか・・・。
いつもの通りの副反応だと、今週はキツイな・・・。
<以下追加:10月1日15:40記>ーーーーーーーーーー
接種した左腕を90度上げると痛い。
体温の若干の上昇(36.1度)。
ちなみに、今朝の検温は35.4度(ハイポサーミアかあ?)。
まあ、どうでもいいんですが。
多少の倦怠感。
もちろん、フィットネスはサボリ(得意ですな・・・)。
先週末のダイビング代の支払いもまだだが、お出かけ出来ない正当な理由というわけで、許してもらおう。
おっと、頭痛もしてきたぞお・・・。
<さらに追加:10月1日23時記>ーーーーーーーーーー
体温上昇:36.5度。
吐き気、頭痛、食欲不振。
接種部位の痛み(左腕を45度上げると痛い)。
食欲がないので、アイスクリームを買ってきて食べている(スパゲッティボンゴレ、コールスローサラダ、あらびきウインナーなども仕入れている:これで食欲がないのかあ?)。
まあいい。
倦怠感もピークで、何をする気にもなれない。
1年ぶりの新型コロナワクチンだが、高齢者等を対象とした定期接種になったとはいえ、この副反応を何とかしてくれないとな。
機会があれば、レプリコンワクチンを試してみたかったが、今回は叶わなかった(副反応の低減と効果の長期持続が売りと言われている)。
組み換えタンパクワクチンも、以前接種した際には副反応が軽かった記憶がある。
まあ、効き目にやや難があるとはいえ、どーせ重症化予防効果しか期待できないわけで、実質的には大差ないだろう(未確認)。
が、このつらーい副反応も、一時的なものと分かっているから耐えられる。
モデルナよりはマシかもな(体調によっても変わるかも)。
インフルエンザとの混合ワクチンを開発中だが、流行期前にうった場合、ワクチン効果の持続性が問題だろう。
インフルもレプリコンにして、混合ワクチンにしてくれると有難いんだがな。
問題は、インフルの場合、予想したタイプが外れると効き目があまり期待できない恐れがある点だ(未確認)。
それでも、ワクチン接種の手間やコストを考えれば、混合ワクチンで長期の効果が期待できるのは望ましい。
高齢者等の福祉の向上にもつながるしな(ここ、重要です!)。
ウイルスの変異に伴い、若年者のリスクが下がったことで、新型コロナワクチンの社会防衛のツールとしての意義は薄れた。
ジジババの健康管理について、世間は冷たい。
医療機関等の特殊な環境でなければ、流行期であっても屋内でマスクを着用している若年者は皆無となった。
まして、定期接種の対象外の若年者が、ワクチンの副反応に関心を持つことはない。
もう、オワコンだしな。
浮沈子の周囲でも、罹患経験者が過半数となり、そのことを隠したりもしなくなっている。
ジジババにとって、新型コロナのリスクは高いままだ。
5類に変わってからも、1年間で2万人を超える死者を出している。
インフルのざっと2倍以上だな。
単純に比較できないのは、インフルじゃなくて新型コロナで死んじまうジジババが多いから。
年間で、ざっと100万人の死者を出している我が国では、超過死亡として計測されないかも知れない(未確認)。
まあ、どうでもいいんですが。
新型コロナで逝くヤツぁ逝ってよし!。
やれやれ・・・。
買ってきた食材は完食(食慾不振じゃなかったっけえ?)。
ワクチンの副反応に負けてはいられない(そういうことかあ?)。
来年の定期接種まで、頑張ってもらわんとな・・・。
<さらにさらに追加:10月2日3時15分記>ーーーーーーーーーー
熱発続く:36.9度。
平熱より1.5度高い。
腕の痛みは変わらない(45度上げると痛む)。
頭痛、倦怠感も続いている(吐き気は収まった模様)。
よく眠れず、さっき起き出してコーヒーを淹れて飲んでいる(ブレンディの粉コーヒー:まずっ!)。
まあ、どうでもいいんですが。
イランはイスラエルにミサイルをぶち込んだそうだが、ガソリンがまた値上がりするんだろう(未確認)。
ウクライナでは、ブーレダル(ヴフレダル)が占領されたようだ(まだ当局は認めていないけど)。
物騒な話ばかり報道されている。
浮沈子にとっては、そんなことより、このワクチンの副反応を何とかしてもらいたい。
朝になれば、少しは収まっていてくれると期待したんだが、発熱は続いている。
もう一寝入りしておこう・・・。
<また追加:10月2日6:00記>ーーーーーーーーーー
熱発(36.9度)、倦怠感、肩の痛み(45度上げると痛い)が続いている(頭痛は、ほぼ解消か)。
手持ちの消炎鎮痛剤を服用して、もう一休みする。
今日の水泳教室は欠席だな・・・。
<またまた追加:10月2日17:00記>ーーーーーーーーーー
消炎鎮痛剤の効果か、熱発は少し収まった感じ(それでも、36.6度:浮沈子の平熱は35.3度)。
倦怠感は残っているが、肩の痛みは取れてきた(90度上げると痛いけど)。
無理して水泳教室に参加して、筋トレはやらずにそのまま帰ってきた(うーん、サボるのにはうってつけの理由だな)。
帰ってきて、爆食爆睡(食欲は戻っている:戻り過ぎ!)。
明日には痛みも取れると思われるが、熱が下がりきるかどうかはビミョーだ。
消炎鎮痛剤は、そもそも左肩の石灰沈着性腱板炎や腰椎の骨棘の痛みを保存的に抑える目的で頓用で服薬しているので、医師の指示を無視して飲み続けるのは好ましくない。
それほどつらい状況ではなくなったので、服薬は1回のみとする。
免疫システムは、体温を上げたり炎症を起こしたりして、侵入者が増殖しようとする環境を変化させているわけだからな。
ワクチンは侵入者のふりをして、免疫システムをハッキングしているだけだけど。
まあ、どうでもいいんですが。
熱発は、そのシステムが正常に機能している証でもある。
日常生活に支障がなければ、そのまま放置して成り行きに任せるのがいい。
ファイザーのコミナティ筋注は、浮沈子の場合3日(接種日含む)で落ち着く(希望的観測?)。
明日までは、キツーイ症状に耐えなければならない。
それでも、生きているのが嫌になるほどのモデルナよりはマシだ。
今回は、食欲が落ちたこともあって服薬したけど、今までは成り行き任せだったしな。
接種した左肩の痛みが和らいできたのは嬉しい。
水泳教室でも、フツーに泳げた(プールの水で冷やしているということもあるようです)。
明日は、完全休養にして、副反応からの回復に努めよう(サボる口実を見つけるのは任せてくれ!)・・・。
<もっと追加:10月2日20:00記>ーーーーーーーーーー
体温が下がってきた(36.1度)。
肩の痛みも、90度まではOK(180度上げようとすると痛い!)。
倦怠感が薄らいで、食欲は旺盛!!。
問題ない・・・。
せっかくサボろうと思ってたのにな。
明日は予定通り、フィットネスで筋トレも復帰しよう・・・。
<もっともっと追加:10月3日11:20記>ーーーーーーーーーー
体温下がる(35.7度)。
今朝までは、36.5度あって、予定していたフィットネスは中止。
今日は1日完全休養を決め込む。
計画は柔軟に変更する(得意です!)。
接種部位である左肩の痛みは消失した。
真上に上げても平気になった。
倦怠感は若干残っているけど、特筆には値しない。
副反応は、足掛け3日で消えた。
やれやれ・・・。
ファイザーのこれまでの経験の範囲内だ。
来年の秋まで持たせなければならないからな。
日常的に感染防止を心掛け、免疫機能を維持することに努める。
暴飲暴食を控え、睡眠を十分にとり、ストレスを抱え込まずに定期的な運動を続ける。
健康管理の王道だ。
無病息災が一番だが、一病息災ということもある。
新型コロナにかからないようにすることが、その他の病から身を守ることに繋がる。
君子危うきに近寄らず(君子じゃないけど・・・)。
まあいい。
後は、インフルエンザワクチンの接種のタイミングを逃さないようにしないとな(かかりつけ医の先生は、11月中旬を勧めていたけど)。
インフルの流行状況のチェックを怠らず、流行の立ち上がりが見えたら、機を逃さずに接種しよう。
さて、サボリを決め込んだからには、爆食爆睡で大いに寛いで過ごそう。
君子じゃないからな・・・。
😼欧州大戦争:ロシアの逆反転攻勢から1年 ― 2024年10月02日 18:55
欧州大戦争:ロシアの逆反転攻勢から1年
(侵攻952日目、ロシア軍はウクライナ東部の複数方向で前進し続ける)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/on-the-952nd-day-of-the-invasion-russian-forces-continue-to-advance-on-multiple-fronts-in-eastern-ukraine/
「ロシア軍はウクライナ軍の反攻作戦が終息した2023年10月に攻勢を開始し、2024年9月30日までの1年間にドネツク州バフムート地区、ポクロウシク地区、ヴォルノヴァハ地区で前進した範囲(DEEP STATE基準)は上記の通り」(画像参照:詳細は記事中の地図を参照)
「現在の侵攻ペースが今後も維持されると2025年中にはドニプロペトロウシク州との州境に到達するかもしれない。」(ブログ管理人)
うーん、あと1年3か月あるからな。
北東部のクピャンスク方面、リマン方面の状況は、この地図に出ている地域ほど活発な状況ではない(最近、少し動きが出ているけど)。
南部は、ほぼ膠着状態。
世間が騒いでいるほど、ウクライナは押し込まれているわけではないのだ(そうなのかあ?)。
しかし、反転攻勢を政治的にド派手にぶち上げた挙句の果てに「逆」反転攻勢を食らったわけで、印象としては物量にものを言わせるロシア軍の優勢が際立つ。
ウクライナ軍は、クルスクに「逆」侵攻することで、帳尻を合わせようとしたようだが、今のところ、その効果は見えない(ブーレダル(ヴフレダル、ウグレダル)取られちゃったし・・・)。
「ロシア軍がヴフレダルを占領した」(DEEP STATE)「ロシア軍がヴフレダルを解放した」(RYBAR)
全ては、米国大統領選挙の結果を待って動く。
浮沈子的には、議会も含めて民主党が政権を維持すると見ているけど、何が起こるかは蓋を開けてみるまで分からんからな。
トランプは、当選すれば就任までの間に停戦を実現すると大見え切っているが、まあ、常識的に考えてムリポだ。
得意のディール(取引)に応じないゼレンスキーが相手だからな。
民主党が順当に政権を維持すれば、この戦争は延々と続く。
来年中に終わることはない。
つーことは、ブログ管理人の見立ての通り、ドンバス地域はロシアが制することになるだろう。
浮沈子は、それに留まらないと見ているけどな。
ウクライナだけを見ていたのでは、状況を見誤る恐れがある。
プーチンは欧州(東欧や北欧)に手を出す気はないかもしれないが、後継者と見做されているメドベージェフは分からんぞお・・・。
欧州は、ウクライナで戦闘が行われていれば、わが身は安泰と思っているようだが、そうは問屋が卸さないかも知れない。
むしろ、欧州に戦線を拡大してウクライナへの支援を薄めようとする可能性もある。
現に、クルスク侵攻はそれを狙ったと言われているからな(そうなのかあ?)。
ウクライナが取った同じ戦術を、ロシアが取らないと言えるのかあ?。
まあいい。
浮沈子の妄想では、ウクライナは占領したロシア領で核爆発を起こし、米国からせしめた核弾頭を自国製の弾道ミサイルに搭載してモスクワを狙うことになっている(そんなあ!)。
核兵器保有国に勝利するには、核兵器で脅すしかない。
それも、1発や2発ではなく、千発くらい中距離核ミサイルを装備して、ついでに潜水艦搭載ミサイルも用意して臨まなければならない(ゼレンスキーが戦略核を搭載した原潜を要求したかどうかは知らない)。
そうでもしない限り、「勝利計画」は絵に描いた餅に終わる(そうなのかあ?)。
民主党政権には、ロシアとガチで組み合う度胸はない(度胸の問題かあ?)。
ロシアに圧力をかけ続け、長期的に疲弊させることを目指しているようだが、中国は一段と踏み込んでいるからな。
確認しておこう。
2023年の反転攻勢は失敗に終わった。
2024年、東部戦線ではロシアが「逆」反転攻勢をかけ続けている。
一方で、8月に始まったウクライナの「逆」侵攻がどうなるかは見えない。
米国大統領選挙は、そういった混沌の中で行われる。
が、ウクライナ情勢は、ぶっちゃけ蚊帳の外だ。
ハマスのテロに始まった中東情勢は、輪をかけて混沌としてきたからな。
レバノンやシリアなどにも攻撃をかけ続けるイスラエルは、マジで存在をかけて戦っている(先日には、イエメンまで爆撃したからな)。
イランとだって、ミサイルの打ち合いだけではなく、いつでも直接対決する用意はあるだろう。
米国は、二重基準の中で支援を続けざるを得ない(支援の金額はウクライナより多い:直接出張ってるしな)。
ウクライナの面倒なんて、見てる暇はないのだ(そういうことかあ?)。
先日の訪米で、ゼレンスキーは砲弾工場を視察したそうだが、その大部分はウクライナではなく、イスラエルに渡るだろう(未確認)。
ロシアが、欧州に直接手を付けるのがいつなのかは分からない。
ウクライナでの戦闘が続いている限り、それはないと見ている向きがほとんどだが、ウクライナのクルスク侵攻を見て考えを変えた人もいるのではないか(未調査)。
カギを握っているのは、ベラルーシのルカシェンコかも知れない。
2022年のウクライナ侵攻の時のように、欧州との国境付近にロシア軍を入れ、東欧諸国へ侵攻させるわけだからな(ラトビア、リトアニア、ポーランドと国境を接している)。
NATO第5条(集団的自衛権の発動)が張子の虎であることを示すために、まずは限定的な侵攻を行うだろう。
その際には、ベラルーシが逆侵攻を受ける可能性もある。
そして、戦術核(既に配備済み)がさく裂するわけだ(そうなのかあ?)。
欧州との戦闘では、双方で核兵器が使われることになる。
人類史上初めての核戦争が起こる。
ウクライナの東部戦線の状況は、来るべき欧州大戦争へとつながっている。
各国の指導者は、そういう事態を避けるために苦慮しているが、それはある意味で確定した未来だ。
開発された兵器は使われる運命にある。
ふん、トランプが和平をもたらすなんてことはあり得ない。
大統領選挙向けのブラフに過ぎない。
で、見事落選!(未確認)。
民主党政権下で、ウクライナは欧州を巻き添えにして自滅への道を転がり落ちていく。
今は中立を保っている(ように見える)中国は、やがて本性を露にするだろう。
2027年、台湾への武力侵攻が起これば、全ては明らかになる。
おっと、それは次の米国の政権が対応することになるわけだ。
やれやれ・・・。
ドネツク州がどうなろうと、浮沈子の知ったことではない。
が、そこでは第3次世界大戦の引き金が引かれようとしている。
その撃鉄が起こされ、いつでも突入する構えだ。
ウクライナの「勝利計画」は幻に終わったが、導火線には火が付いたままだ。
それを消す術を知る者はいない・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(ロシアがドネツク州要衝を制圧、ウクライナ軍撤退命令 2年にわたり攻防)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/J4ZZKCLLO5MKJNHMZ7VMVQSRNI-2024-10-02/
「ウクライナ軍は、ロシア軍の包囲を回避するため撤退を命じた」
「町はウクライナ東部と南部の戦場が交わる場所にあり、双方の軍隊にとって供給上の要衝となっている。」
「戦略的拠点のウグレダルは2年にわたりロシアによる攻撃に持ちこたえてきた。」
さて、今後の推移だが、鉄道へのブーレダルからの砲撃圧力が減ったことで、南部戦線が活性化する可能性もある(へルソン、ヤバいな・・・)。
この街を維持することは、戦略上も重要だったわけで、そこから追っ払われたことはウクライナにとって痛恨の極みだ。
ポクロフシクは、まだ持ちこたえているけど、陥落は時間の問題だろう。
ロシア軍は、ジワジワと占領地域を広げている。
ブーレダルの陥落は意外だったな。
これ程あっけなく落ちるとは思わなかった。
つーことは、それだけウクライナ軍の予備戦力が乏しくなっていることの証でもあるわけだ(そうなのかあ?)。
チャシブヤールは、陥落を免れているが、ここも時間の問題だ。
トレツク方面の戦闘が終結すれば、コスティアンティニフカに向けた戦線が開かれる。
クラマトルスク(ドネツク州のウクライナ側の州都)など、東部の主要都市も次々と屠られていく。
クルスクなんかに逆侵攻するくらいなら、防御線を強化して、確実に部隊のローテーションを進めた方が良かったんじゃないのかあ?(後悔先に立たず・・・)。
もっとも、ロシアは何をやったとしても、国家の意思として東部2州の完全制覇をやめることはないだろうけどな。
まあいい。
タラレバの話は無意味だ。
米国大統領選挙が民主党の勝利に終われば、だらだらとした軍事援助が継続し、ウクライナは蚕食され続けることになる。
問題は、南部戦線の状況だな。
1年間、膠着状態が続いていたけど、ロシアは攻撃の意思を示し続けている(へルソンは、たまに思い出したように爆撃されているからな)。
オデッサだって危うい。
浮沈子的には、南部戦線に注目だが、ロシアの思惑は不明だ。
ぺスコフは、南部2州の完全制覇は住民の意思によると言ってたけどな。
んなことはないだろう。
ウクライナを内陸国化し、戦闘継続能力を断つためには、南部の支配は不可欠だからな。
モルドバやルーマニアなどへの兵站ルートとしても必要だしな。
ブーレダルの陥落は、その引き金になるかもしれないわけだ。
来年か、その次の年(2026年)にはハッキリするだろう。
プーチンは、ウクライナ紛争に5年間の期間を見ていると言われる(中国にそう言ったとか言わないとか)。
2026年はちょうど5年目に当たる。
2027年には、台湾への武力侵攻が計画されているようだからな。
それまでには、ウクライナ方面にケリをつけておきたいだろう。
まあいい。
欧州大戦争が、どういう形で始まるかは分からない。
スバルキギャップ(リトアニア・ポーランド国境)なのか、モルドバなのか、ポーランドなのか。
フィンランドは、意外と盲点かも知れない。
NATO第5条の空文化を探るにはちょうどいい。
ロシアは、様々なオプションを計画しているに違いない(未確認)。
ウクライナ戦線は、十分に制御されている。
クルスク侵攻は、確かに想定外だが、果てしなく押し込まれているわけではない。
北朝鮮やイランとの協力も順調だし、中国はそろそろ本性を現してきているしな。
大っぴらにロシアに軍事協力するのは時間の問題だろう。
漁夫の利を得ているインドも、独自のポジションを探っているようだ。
欧州大戦争の外堀は埋まっている。
ロシアが繰り出している核の威嚇はブラフじゃない。
米国もまた、核弾頭の前方配置を検討しているに違いないのだ。
その意味では、ポーランドは危うい。
前方配置を具体的に検討しているからな。
ベラルーシを経て、ポーランド侵攻というのが口火になる可能性がある。
そこで、NATOが限定的にしか動かなければ、その他の地域でも侵攻が始まる。
もちろん、ウクライナがそうであったように、「特別軍事作戦」とか言ってな。
ロシアには領土的野心はないとプーチンは言っているが、んなことを信じる者は誰もいない。
大西洋を望む丘の上にロシア国旗が翻るまで、欧州大戦争は続く。
いや、英国も危ういかもな・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(侵攻953日目、ウクライナ軍はオスキル川東岸地域で孤立化する寸前)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/on-the-953rd-day-of-the-invasion-ukrainian-forces-are-on-the-verge-of-being-isolated-east-of-the-oskil-river/
「ロシア軍が2024年9月30日までの1年間にハルキウ州クピャンスク地区、ルハンシク州セベロドネツク地区、ドネツク州スラビャンスク地区で前進した範囲(DEEP STATE基準)は上記の通り」(記事の地図を参照)
動きが目立ってきたのは最近だ。
ポクロフシク方面に比べれば、膠着状態といっても良かったが、この夏ごろから動き出している。
ロシアは、戦線の各所でウクライナの脆弱なところを突いているけど、一方では攻撃の優先順位を付けて資源を割り振っている。
ちゃんと戦争しているわけだ。
それが、いつも上手くいっているわけではない。
ウクライナも、ちゃんと戦争しているからな。
が、如何せん、投入するリソースが絶対的に少ない。
砲弾は10分の1、兵士は半分以下(未確認)、予備戦力に至っては数分の1以下と見られる。
前線の兵士は、2年間もローテーションなしで戦い続けている。
戦争を長期間継続していく態勢が取れないのだ。
やれやれ・・・。
まあ、ロシアだって、動員した兵士を復員させられていないからな。
志願兵だけでは賄いきれず、再び動員をかけざるを得なくなるだろう。
「現在の前進スピードは2022年後半~2023年前半の陣地戦(m単位)とは比べ物にならないほど早く、今後も前進スピードが加速していくのか、消耗に対する補充が追いつかず低下するのかは予測不可能だ。」
進軍速度を律速しているのが兵站だという見立てだが、それ程速い感じはしない。
兵士のローテーションも、順調に行われているようだ。
それがいつまで続くかというところは、見方が分かれている。
ウクライナは後方の軍事拠点や武器の集積地を散発的に攻撃してるが、それが進軍速度を遅らせているという確証はない。
「ロシア軍がウクライナ軍の反攻作戦後に始めた攻勢は1年が経過しても停止せず、その影響でウクライナ軍は領土を(中略)失っている。」
進軍速度が加速するとすれば、ウクライナ軍の戦線が崩壊して、ロシアの機械化部隊が車両速度で進軍を始めた時だろう。
そうなれば、1日数十km以上の進軍となるから、兵站が追い付かなくなるということは有り得る(2022年の侵攻当初は、そういう事態もあったからな)。
現在のように、速くても1日数km程度なら問題はない。
リソースが尽きてしまえばそれまでだが、ロシア側にその心配はないだろう(たぶん)。
中東情勢さえ収まれば、ウクライナに回すリソースの確保にもゆとりが出てくるんだろうが、現在の米国にそんな余裕はない。
むしろ、中東の戦線は拡大の方向にあるしな。
やれやれ・・・。
この状況が続く限り、ウクライナ情勢が大きく好転することはない。
それは、誰が米国の次期大統領になったとしても変わらない。
ウクライナ紛争の停戦交渉は、これまでも何度か行われたが、実現することはなかった。
トランプ政権になったところで、交渉が結実するという保証はない。
民主党が政権を維持すれば、これまでと同様の状況が延々と続くことになる。
そうこうしているうちに、台湾方面で新たな戦局が始まれば、米国の対応能力は飽和する。
ウクライナの影は、益々薄く遠くなっていく(そうなのかあ?)。
結局は、総力戦における物量の差なんだろう。
継続的な生産力も含めた、リソースの調達能力で決まる。
山本五十六が、太平洋戦争を始める時に「2年くらいは暴れてみせるが、米国の兵器の生産能力が軌道に乗れば太刀打ちできない」と言ったらしい(詳細は未確認)。
ロシアは、長期戦時体制を仕込んでいる。
ウクライナも、西側の支援体制を得ているが、常に不安定だ(米国は当てにならないし、欧州は内紛が絶えない・・・)。
戦場で勝てなければ、その支援体制も怪しくなる。
ゼレンスキーは、未来に対する投資と言っているが、その未来は見えていない。
投資が回収できそうもなければ、早急に損切りして、新たな投資先を見つけなければならないからな。
それは、欧州大戦争に備える自国防衛のための投資かもしれない。
ウクライナ戦線の戦況は、そのタイミングを占うバロメーターだ。
戦況の悪化(ウクライナにとって)
→ロシアの欧州介入
→ウクライナ支援の停滞
→欧州戦線の拡大
→台湾情勢の悪化(台湾にとって)
→欧州戦線への中国の本格的介入?
→第三次世界大戦?
ロシアは、台湾情勢について「中国と共にある」と表明している。
中国は明言していないけど、欧州情勢については「ロシアと共にある」に違いない(未確認)。
米国にとっては、ウクライナがコップの中の嵐である間は何の問題もないだろうし、欧州大戦争が始まったところで、地域限定(東欧や北欧の一部)に留まる限りは許容範囲だろう。
2030年代は、新たなスキームで推移する。
ウクライナが、それまで存在するかどうかは分からない。
いずれ、どこかの時点で選挙が行われ、ウクライナ国民自身が未来を選択することになる。
それとも、またクーデターでも起こるんだろうか・・・。
<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー
(ロシア ドネツク州の要衝に迫る ウクライナ 年末までに撤退か)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241005/k10014601381000.html
「この1週間でロシア軍がウクライナ東部ドネツク州の要衝、ポクロウシクの方面で1キロから2キロほど前進したという分析を発表」(NATO=北大西洋条約機構に加盟し、ウクライナ情勢の分析を続けているエストニア軍の情報機関の幹部)
「このままロシア軍の攻勢が続けば、ウクライナ軍は年末までにポクロウシクからの撤退を強いられる可能性がある」(同上)
シルスキー総司令官は、1mも前進していないと豪語していたのにな。
「ロシア側が依然として戦闘の主導権を握っている」(同上)
ポクロフシク(ポクロウシク)の状況は芳しくない。
「1か月半前の時点では4万8000人以上が暮らしていましたが、当局の呼びかけで住民の避難が続き、現在、1万3000人あまりまで減った」
「重要なインフラ施設の80%ほどが破壊された」
「敵は私たちを電気も水道もガスもない状況にしている」(ポクロウシクの当局者)
そんな街に、1万3千人が暮らしているわけはないからな。
多少は誇張があるのかもしれない。
「ロシア軍がこの町からおよそ7キロの地点まで迫っている」(同上)
ロシア軍は、反撃にあって前進できないでいるのではなく、インフラを攻撃することで住民の避難を促し、交戦に巻き込まれる市民の犠牲者を減らそうとしているのではないのか。
逆に、ウクライナ側が市民を盾にしてロシアの進撃を遅らせようとしているのかもしれない(未確認)。
まあ、いずれにしても、他国の領土を武力で侵略しているロシアに理はない。
年末までに落ちるかどうかは別として、ポクロフシクが陥落することは誰の目にも明らかになってきた。
1週間で1kmとして、年末までには10km以上前進することになる。
市街戦になれば、進撃は止まるだろうからそう単純ではないけど、それでもこの冬を持ちこたえられそうもないことは確かだ。
東隣に位置するミルノフラド(旧デミトロフ)も、同じ運命だろう。
ここを抜かれると、州境までに大きな町はない。
また、ドネツク州に対するウクライナ側の重要な補給路も絶たれる。
ブーレダル方面については、撤退後の見通しを示している。
「ウクライナ軍は撤退し、北に7キロから8キロほどの地点で防御陣地を確保したとみられる。今後、ロシア軍がこの方面で活動を強化する可能性が高い」
次の防御線として想定されているのは、西からゾロタ・ニヴァ、ノボウクラインカ、ボホヤヴレンカ、カテリニフカのようだ(航空万能論ブログ管理人)。
(侵攻952日目、ロシア軍はウクライナ東部の複数方向で前進し続ける)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/on-the-952nd-day-of-the-invasion-russian-forces-continue-to-advance-on-multiple-fronts-in-eastern-ukraine/
「既にロシア軍はカテリ二フカとゾロタ・二ヴァに襲いかかろうとしており、中央の防衛拠点となるノボウクラインカとボホヤヴレンカにはアパートや工場などのコンクリート製建造物が見当たらないため、このラインを長く維持するのは難しいかもしれない。」
やれやれ・・・。
ブーレダルが2年間も陣地を維持できたことの方が不思議なくらいだ。
ロシア軍は、攻勢を強めている。
さもなければ、ウクライナ軍の防御能力が弱まっている。
いや、両方かな。
欧州大戦争にとっては、重箱の隅の話だが、神は細部に宿る。
ブーレダルの陥落が、兵站を改善し、南部戦線に火をつけ、情勢を一変させないとは限らない(そうなのかあ?)。
ウクライナ戦線の進軍状況は、ロシアの欧州侵攻のタイミングを決める。
速過ぎても、遅過ぎても、ロシアは侵攻しないだろう。
おそらく、リソースの備蓄量とも関係している。
北朝鮮の砲弾生産能力とか、中国の支援状況も影響する。
デッドラインは2027年の台湾軍事侵攻だろう。
それまでに、ウクライナがどれ程の領土を失うことになるかだな。
ロシアもまた、クルスク州やその他で領土を失うかもしれない。
が、それらは導火線についたくすぶり続ける火種に過ぎない。
核兵器がふつーに飛び交う欧州大戦争や第3次世界大戦になれば、直接の戦闘による死傷者数に限っても2桁は上がる(数千万人)。
べらぼーめ・・・。
そんな事態にならないように、米国はコントロールしようとするだろうが、それがうまくいくとは限らない。
聞く耳持たないロシアと、言うこと聞かないウクライナが相手だからな(そうなのかあ?)。
戦争という狂気を、如何に理性の制御のもとに置くことが出来るか。
そもそも、そんなことが可能なのか。
国連の専門家は、核戦争の抑止のために、最終決定はAIではなく人間が政治的判断で行うべきだと主張しているが、浮沈子はそうは思わないからな。
ロシアは、状況が意のままにならなければ、全世界を破滅に導くと公言して憚らない。
もしかすると、人間の理性こそが最大の兵器かもしれない。
それを理性と呼ぶことが出来るのなら・・・。
(侵攻952日目、ロシア軍はウクライナ東部の複数方向で前進し続ける)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/on-the-952nd-day-of-the-invasion-russian-forces-continue-to-advance-on-multiple-fronts-in-eastern-ukraine/
「ロシア軍はウクライナ軍の反攻作戦が終息した2023年10月に攻勢を開始し、2024年9月30日までの1年間にドネツク州バフムート地区、ポクロウシク地区、ヴォルノヴァハ地区で前進した範囲(DEEP STATE基準)は上記の通り」(画像参照:詳細は記事中の地図を参照)
「現在の侵攻ペースが今後も維持されると2025年中にはドニプロペトロウシク州との州境に到達するかもしれない。」(ブログ管理人)
うーん、あと1年3か月あるからな。
北東部のクピャンスク方面、リマン方面の状況は、この地図に出ている地域ほど活発な状況ではない(最近、少し動きが出ているけど)。
南部は、ほぼ膠着状態。
世間が騒いでいるほど、ウクライナは押し込まれているわけではないのだ(そうなのかあ?)。
しかし、反転攻勢を政治的にド派手にぶち上げた挙句の果てに「逆」反転攻勢を食らったわけで、印象としては物量にものを言わせるロシア軍の優勢が際立つ。
ウクライナ軍は、クルスクに「逆」侵攻することで、帳尻を合わせようとしたようだが、今のところ、その効果は見えない(ブーレダル(ヴフレダル、ウグレダル)取られちゃったし・・・)。
「ロシア軍がヴフレダルを占領した」(DEEP STATE)「ロシア軍がヴフレダルを解放した」(RYBAR)
全ては、米国大統領選挙の結果を待って動く。
浮沈子的には、議会も含めて民主党が政権を維持すると見ているけど、何が起こるかは蓋を開けてみるまで分からんからな。
トランプは、当選すれば就任までの間に停戦を実現すると大見え切っているが、まあ、常識的に考えてムリポだ。
得意のディール(取引)に応じないゼレンスキーが相手だからな。
民主党が順当に政権を維持すれば、この戦争は延々と続く。
来年中に終わることはない。
つーことは、ブログ管理人の見立ての通り、ドンバス地域はロシアが制することになるだろう。
浮沈子は、それに留まらないと見ているけどな。
ウクライナだけを見ていたのでは、状況を見誤る恐れがある。
プーチンは欧州(東欧や北欧)に手を出す気はないかもしれないが、後継者と見做されているメドベージェフは分からんぞお・・・。
欧州は、ウクライナで戦闘が行われていれば、わが身は安泰と思っているようだが、そうは問屋が卸さないかも知れない。
むしろ、欧州に戦線を拡大してウクライナへの支援を薄めようとする可能性もある。
現に、クルスク侵攻はそれを狙ったと言われているからな(そうなのかあ?)。
ウクライナが取った同じ戦術を、ロシアが取らないと言えるのかあ?。
まあいい。
浮沈子の妄想では、ウクライナは占領したロシア領で核爆発を起こし、米国からせしめた核弾頭を自国製の弾道ミサイルに搭載してモスクワを狙うことになっている(そんなあ!)。
核兵器保有国に勝利するには、核兵器で脅すしかない。
それも、1発や2発ではなく、千発くらい中距離核ミサイルを装備して、ついでに潜水艦搭載ミサイルも用意して臨まなければならない(ゼレンスキーが戦略核を搭載した原潜を要求したかどうかは知らない)。
そうでもしない限り、「勝利計画」は絵に描いた餅に終わる(そうなのかあ?)。
民主党政権には、ロシアとガチで組み合う度胸はない(度胸の問題かあ?)。
ロシアに圧力をかけ続け、長期的に疲弊させることを目指しているようだが、中国は一段と踏み込んでいるからな。
確認しておこう。
2023年の反転攻勢は失敗に終わった。
2024年、東部戦線ではロシアが「逆」反転攻勢をかけ続けている。
一方で、8月に始まったウクライナの「逆」侵攻がどうなるかは見えない。
米国大統領選挙は、そういった混沌の中で行われる。
が、ウクライナ情勢は、ぶっちゃけ蚊帳の外だ。
ハマスのテロに始まった中東情勢は、輪をかけて混沌としてきたからな。
レバノンやシリアなどにも攻撃をかけ続けるイスラエルは、マジで存在をかけて戦っている(先日には、イエメンまで爆撃したからな)。
イランとだって、ミサイルの打ち合いだけではなく、いつでも直接対決する用意はあるだろう。
米国は、二重基準の中で支援を続けざるを得ない(支援の金額はウクライナより多い:直接出張ってるしな)。
ウクライナの面倒なんて、見てる暇はないのだ(そういうことかあ?)。
先日の訪米で、ゼレンスキーは砲弾工場を視察したそうだが、その大部分はウクライナではなく、イスラエルに渡るだろう(未確認)。
ロシアが、欧州に直接手を付けるのがいつなのかは分からない。
ウクライナでの戦闘が続いている限り、それはないと見ている向きがほとんどだが、ウクライナのクルスク侵攻を見て考えを変えた人もいるのではないか(未調査)。
カギを握っているのは、ベラルーシのルカシェンコかも知れない。
2022年のウクライナ侵攻の時のように、欧州との国境付近にロシア軍を入れ、東欧諸国へ侵攻させるわけだからな(ラトビア、リトアニア、ポーランドと国境を接している)。
NATO第5条(集団的自衛権の発動)が張子の虎であることを示すために、まずは限定的な侵攻を行うだろう。
その際には、ベラルーシが逆侵攻を受ける可能性もある。
そして、戦術核(既に配備済み)がさく裂するわけだ(そうなのかあ?)。
欧州との戦闘では、双方で核兵器が使われることになる。
人類史上初めての核戦争が起こる。
ウクライナの東部戦線の状況は、来るべき欧州大戦争へとつながっている。
各国の指導者は、そういう事態を避けるために苦慮しているが、それはある意味で確定した未来だ。
開発された兵器は使われる運命にある。
ふん、トランプが和平をもたらすなんてことはあり得ない。
大統領選挙向けのブラフに過ぎない。
で、見事落選!(未確認)。
民主党政権下で、ウクライナは欧州を巻き添えにして自滅への道を転がり落ちていく。
今は中立を保っている(ように見える)中国は、やがて本性を露にするだろう。
2027年、台湾への武力侵攻が起これば、全ては明らかになる。
おっと、それは次の米国の政権が対応することになるわけだ。
やれやれ・・・。
ドネツク州がどうなろうと、浮沈子の知ったことではない。
が、そこでは第3次世界大戦の引き金が引かれようとしている。
その撃鉄が起こされ、いつでも突入する構えだ。
ウクライナの「勝利計画」は幻に終わったが、導火線には火が付いたままだ。
それを消す術を知る者はいない・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(ロシアがドネツク州要衝を制圧、ウクライナ軍撤退命令 2年にわたり攻防)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/J4ZZKCLLO5MKJNHMZ7VMVQSRNI-2024-10-02/
「ウクライナ軍は、ロシア軍の包囲を回避するため撤退を命じた」
「町はウクライナ東部と南部の戦場が交わる場所にあり、双方の軍隊にとって供給上の要衝となっている。」
「戦略的拠点のウグレダルは2年にわたりロシアによる攻撃に持ちこたえてきた。」
さて、今後の推移だが、鉄道へのブーレダルからの砲撃圧力が減ったことで、南部戦線が活性化する可能性もある(へルソン、ヤバいな・・・)。
この街を維持することは、戦略上も重要だったわけで、そこから追っ払われたことはウクライナにとって痛恨の極みだ。
ポクロフシクは、まだ持ちこたえているけど、陥落は時間の問題だろう。
ロシア軍は、ジワジワと占領地域を広げている。
ブーレダルの陥落は意外だったな。
これ程あっけなく落ちるとは思わなかった。
つーことは、それだけウクライナ軍の予備戦力が乏しくなっていることの証でもあるわけだ(そうなのかあ?)。
チャシブヤールは、陥落を免れているが、ここも時間の問題だ。
トレツク方面の戦闘が終結すれば、コスティアンティニフカに向けた戦線が開かれる。
クラマトルスク(ドネツク州のウクライナ側の州都)など、東部の主要都市も次々と屠られていく。
クルスクなんかに逆侵攻するくらいなら、防御線を強化して、確実に部隊のローテーションを進めた方が良かったんじゃないのかあ?(後悔先に立たず・・・)。
もっとも、ロシアは何をやったとしても、国家の意思として東部2州の完全制覇をやめることはないだろうけどな。
まあいい。
タラレバの話は無意味だ。
米国大統領選挙が民主党の勝利に終われば、だらだらとした軍事援助が継続し、ウクライナは蚕食され続けることになる。
問題は、南部戦線の状況だな。
1年間、膠着状態が続いていたけど、ロシアは攻撃の意思を示し続けている(へルソンは、たまに思い出したように爆撃されているからな)。
オデッサだって危うい。
浮沈子的には、南部戦線に注目だが、ロシアの思惑は不明だ。
ぺスコフは、南部2州の完全制覇は住民の意思によると言ってたけどな。
んなことはないだろう。
ウクライナを内陸国化し、戦闘継続能力を断つためには、南部の支配は不可欠だからな。
モルドバやルーマニアなどへの兵站ルートとしても必要だしな。
ブーレダルの陥落は、その引き金になるかもしれないわけだ。
来年か、その次の年(2026年)にはハッキリするだろう。
プーチンは、ウクライナ紛争に5年間の期間を見ていると言われる(中国にそう言ったとか言わないとか)。
2026年はちょうど5年目に当たる。
2027年には、台湾への武力侵攻が計画されているようだからな。
それまでには、ウクライナ方面にケリをつけておきたいだろう。
まあいい。
欧州大戦争が、どういう形で始まるかは分からない。
スバルキギャップ(リトアニア・ポーランド国境)なのか、モルドバなのか、ポーランドなのか。
フィンランドは、意外と盲点かも知れない。
NATO第5条の空文化を探るにはちょうどいい。
ロシアは、様々なオプションを計画しているに違いない(未確認)。
ウクライナ戦線は、十分に制御されている。
クルスク侵攻は、確かに想定外だが、果てしなく押し込まれているわけではない。
北朝鮮やイランとの協力も順調だし、中国はそろそろ本性を現してきているしな。
大っぴらにロシアに軍事協力するのは時間の問題だろう。
漁夫の利を得ているインドも、独自のポジションを探っているようだ。
欧州大戦争の外堀は埋まっている。
ロシアが繰り出している核の威嚇はブラフじゃない。
米国もまた、核弾頭の前方配置を検討しているに違いないのだ。
その意味では、ポーランドは危うい。
前方配置を具体的に検討しているからな。
ベラルーシを経て、ポーランド侵攻というのが口火になる可能性がある。
そこで、NATOが限定的にしか動かなければ、その他の地域でも侵攻が始まる。
もちろん、ウクライナがそうであったように、「特別軍事作戦」とか言ってな。
ロシアには領土的野心はないとプーチンは言っているが、んなことを信じる者は誰もいない。
大西洋を望む丘の上にロシア国旗が翻るまで、欧州大戦争は続く。
いや、英国も危ういかもな・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(侵攻953日目、ウクライナ軍はオスキル川東岸地域で孤立化する寸前)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/on-the-953rd-day-of-the-invasion-ukrainian-forces-are-on-the-verge-of-being-isolated-east-of-the-oskil-river/
「ロシア軍が2024年9月30日までの1年間にハルキウ州クピャンスク地区、ルハンシク州セベロドネツク地区、ドネツク州スラビャンスク地区で前進した範囲(DEEP STATE基準)は上記の通り」(記事の地図を参照)
動きが目立ってきたのは最近だ。
ポクロフシク方面に比べれば、膠着状態といっても良かったが、この夏ごろから動き出している。
ロシアは、戦線の各所でウクライナの脆弱なところを突いているけど、一方では攻撃の優先順位を付けて資源を割り振っている。
ちゃんと戦争しているわけだ。
それが、いつも上手くいっているわけではない。
ウクライナも、ちゃんと戦争しているからな。
が、如何せん、投入するリソースが絶対的に少ない。
砲弾は10分の1、兵士は半分以下(未確認)、予備戦力に至っては数分の1以下と見られる。
前線の兵士は、2年間もローテーションなしで戦い続けている。
戦争を長期間継続していく態勢が取れないのだ。
やれやれ・・・。
まあ、ロシアだって、動員した兵士を復員させられていないからな。
志願兵だけでは賄いきれず、再び動員をかけざるを得なくなるだろう。
「現在の前進スピードは2022年後半~2023年前半の陣地戦(m単位)とは比べ物にならないほど早く、今後も前進スピードが加速していくのか、消耗に対する補充が追いつかず低下するのかは予測不可能だ。」
進軍速度を律速しているのが兵站だという見立てだが、それ程速い感じはしない。
兵士のローテーションも、順調に行われているようだ。
それがいつまで続くかというところは、見方が分かれている。
ウクライナは後方の軍事拠点や武器の集積地を散発的に攻撃してるが、それが進軍速度を遅らせているという確証はない。
「ロシア軍がウクライナ軍の反攻作戦後に始めた攻勢は1年が経過しても停止せず、その影響でウクライナ軍は領土を(中略)失っている。」
進軍速度が加速するとすれば、ウクライナ軍の戦線が崩壊して、ロシアの機械化部隊が車両速度で進軍を始めた時だろう。
そうなれば、1日数十km以上の進軍となるから、兵站が追い付かなくなるということは有り得る(2022年の侵攻当初は、そういう事態もあったからな)。
現在のように、速くても1日数km程度なら問題はない。
リソースが尽きてしまえばそれまでだが、ロシア側にその心配はないだろう(たぶん)。
中東情勢さえ収まれば、ウクライナに回すリソースの確保にもゆとりが出てくるんだろうが、現在の米国にそんな余裕はない。
むしろ、中東の戦線は拡大の方向にあるしな。
やれやれ・・・。
この状況が続く限り、ウクライナ情勢が大きく好転することはない。
それは、誰が米国の次期大統領になったとしても変わらない。
ウクライナ紛争の停戦交渉は、これまでも何度か行われたが、実現することはなかった。
トランプ政権になったところで、交渉が結実するという保証はない。
民主党が政権を維持すれば、これまでと同様の状況が延々と続くことになる。
そうこうしているうちに、台湾方面で新たな戦局が始まれば、米国の対応能力は飽和する。
ウクライナの影は、益々薄く遠くなっていく(そうなのかあ?)。
結局は、総力戦における物量の差なんだろう。
継続的な生産力も含めた、リソースの調達能力で決まる。
山本五十六が、太平洋戦争を始める時に「2年くらいは暴れてみせるが、米国の兵器の生産能力が軌道に乗れば太刀打ちできない」と言ったらしい(詳細は未確認)。
ロシアは、長期戦時体制を仕込んでいる。
ウクライナも、西側の支援体制を得ているが、常に不安定だ(米国は当てにならないし、欧州は内紛が絶えない・・・)。
戦場で勝てなければ、その支援体制も怪しくなる。
ゼレンスキーは、未来に対する投資と言っているが、その未来は見えていない。
投資が回収できそうもなければ、早急に損切りして、新たな投資先を見つけなければならないからな。
それは、欧州大戦争に備える自国防衛のための投資かもしれない。
ウクライナ戦線の戦況は、そのタイミングを占うバロメーターだ。
戦況の悪化(ウクライナにとって)
→ロシアの欧州介入
→ウクライナ支援の停滞
→欧州戦線の拡大
→台湾情勢の悪化(台湾にとって)
→欧州戦線への中国の本格的介入?
→第三次世界大戦?
ロシアは、台湾情勢について「中国と共にある」と表明している。
中国は明言していないけど、欧州情勢については「ロシアと共にある」に違いない(未確認)。
米国にとっては、ウクライナがコップの中の嵐である間は何の問題もないだろうし、欧州大戦争が始まったところで、地域限定(東欧や北欧の一部)に留まる限りは許容範囲だろう。
2030年代は、新たなスキームで推移する。
ウクライナが、それまで存在するかどうかは分からない。
いずれ、どこかの時点で選挙が行われ、ウクライナ国民自身が未来を選択することになる。
それとも、またクーデターでも起こるんだろうか・・・。
<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー
(ロシア ドネツク州の要衝に迫る ウクライナ 年末までに撤退か)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241005/k10014601381000.html
「この1週間でロシア軍がウクライナ東部ドネツク州の要衝、ポクロウシクの方面で1キロから2キロほど前進したという分析を発表」(NATO=北大西洋条約機構に加盟し、ウクライナ情勢の分析を続けているエストニア軍の情報機関の幹部)
「このままロシア軍の攻勢が続けば、ウクライナ軍は年末までにポクロウシクからの撤退を強いられる可能性がある」(同上)
シルスキー総司令官は、1mも前進していないと豪語していたのにな。
「ロシア側が依然として戦闘の主導権を握っている」(同上)
ポクロフシク(ポクロウシク)の状況は芳しくない。
「1か月半前の時点では4万8000人以上が暮らしていましたが、当局の呼びかけで住民の避難が続き、現在、1万3000人あまりまで減った」
「重要なインフラ施設の80%ほどが破壊された」
「敵は私たちを電気も水道もガスもない状況にしている」(ポクロウシクの当局者)
そんな街に、1万3千人が暮らしているわけはないからな。
多少は誇張があるのかもしれない。
「ロシア軍がこの町からおよそ7キロの地点まで迫っている」(同上)
ロシア軍は、反撃にあって前進できないでいるのではなく、インフラを攻撃することで住民の避難を促し、交戦に巻き込まれる市民の犠牲者を減らそうとしているのではないのか。
逆に、ウクライナ側が市民を盾にしてロシアの進撃を遅らせようとしているのかもしれない(未確認)。
まあ、いずれにしても、他国の領土を武力で侵略しているロシアに理はない。
年末までに落ちるかどうかは別として、ポクロフシクが陥落することは誰の目にも明らかになってきた。
1週間で1kmとして、年末までには10km以上前進することになる。
市街戦になれば、進撃は止まるだろうからそう単純ではないけど、それでもこの冬を持ちこたえられそうもないことは確かだ。
東隣に位置するミルノフラド(旧デミトロフ)も、同じ運命だろう。
ここを抜かれると、州境までに大きな町はない。
また、ドネツク州に対するウクライナ側の重要な補給路も絶たれる。
ブーレダル方面については、撤退後の見通しを示している。
「ウクライナ軍は撤退し、北に7キロから8キロほどの地点で防御陣地を確保したとみられる。今後、ロシア軍がこの方面で活動を強化する可能性が高い」
次の防御線として想定されているのは、西からゾロタ・ニヴァ、ノボウクラインカ、ボホヤヴレンカ、カテリニフカのようだ(航空万能論ブログ管理人)。
(侵攻952日目、ロシア軍はウクライナ東部の複数方向で前進し続ける)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/on-the-952nd-day-of-the-invasion-russian-forces-continue-to-advance-on-multiple-fronts-in-eastern-ukraine/
「既にロシア軍はカテリ二フカとゾロタ・二ヴァに襲いかかろうとしており、中央の防衛拠点となるノボウクラインカとボホヤヴレンカにはアパートや工場などのコンクリート製建造物が見当たらないため、このラインを長く維持するのは難しいかもしれない。」
やれやれ・・・。
ブーレダルが2年間も陣地を維持できたことの方が不思議なくらいだ。
ロシア軍は、攻勢を強めている。
さもなければ、ウクライナ軍の防御能力が弱まっている。
いや、両方かな。
欧州大戦争にとっては、重箱の隅の話だが、神は細部に宿る。
ブーレダルの陥落が、兵站を改善し、南部戦線に火をつけ、情勢を一変させないとは限らない(そうなのかあ?)。
ウクライナ戦線の進軍状況は、ロシアの欧州侵攻のタイミングを決める。
速過ぎても、遅過ぎても、ロシアは侵攻しないだろう。
おそらく、リソースの備蓄量とも関係している。
北朝鮮の砲弾生産能力とか、中国の支援状況も影響する。
デッドラインは2027年の台湾軍事侵攻だろう。
それまでに、ウクライナがどれ程の領土を失うことになるかだな。
ロシアもまた、クルスク州やその他で領土を失うかもしれない。
が、それらは導火線についたくすぶり続ける火種に過ぎない。
核兵器がふつーに飛び交う欧州大戦争や第3次世界大戦になれば、直接の戦闘による死傷者数に限っても2桁は上がる(数千万人)。
べらぼーめ・・・。
そんな事態にならないように、米国はコントロールしようとするだろうが、それがうまくいくとは限らない。
聞く耳持たないロシアと、言うこと聞かないウクライナが相手だからな(そうなのかあ?)。
戦争という狂気を、如何に理性の制御のもとに置くことが出来るか。
そもそも、そんなことが可能なのか。
国連の専門家は、核戦争の抑止のために、最終決定はAIではなく人間が政治的判断で行うべきだと主張しているが、浮沈子はそうは思わないからな。
ロシアは、状況が意のままにならなければ、全世界を破滅に導くと公言して憚らない。
もしかすると、人間の理性こそが最大の兵器かもしれない。
それを理性と呼ぶことが出来るのなら・・・。
😼ガザ消滅不可避:イラン核武装のリアリティ ― 2024年10月05日 01:16
ガザ消滅不可避:イラン核武装のリアリティ
(イランとイスラエル、報復の応酬へ ヒズボラ窮地で自制転換―中東緊張、戦火拡大に現実味)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024100200926&g=int
「イランは、軍事力で上回るイスラエルや米国との全面戦争は避けたいのが本音」
「ヒズボラがイスラエルの攻勢で窮地に陥ったことで、強硬姿勢に転じた。」
「イスラエルに厳しく対処しなければ、親イラン組織への求心力や威信が低下すると、イラン指導部が危惧した可能性」
「われわれを攻撃すれば、われわれは誰であれ攻撃する。イランでも同じだ」(ネタニヤフ首相)
「事実上の核保有国イスラエルと、核開発を進めるイランの本格衝突を招きかねない。」
「イスラエルがイラン核施設など重要施設を狙う攻撃に強度を上げれば、歯止めが利かない報復の連鎖も懸念」
さてさて、中東情勢は緊迫の度を高めている。
ブルームバーグは、そんな中、とんでもない話を報道した。
(劣勢のイランに核武装の恐れ、「究極の抑止力」追求か)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-10-04/SKST2HT0G1KW00
「・・・イランはこれまでになく劣勢に立たされている。」
「追い詰められ、より脅威を感じているイランが核開発を加速させ、核兵器を追求するのではないかと懸念」
詳しくは知らないんだが、イランは宗教的な理由から核兵器の開発を行っていないと言われている(ちょっと濃い目のウランを濃縮しているだけ)。
「イラン国内の強硬派が、(中略)イランの最高指導者ハメネイ師に核兵器開発を命じるよう圧力をかけるかもしれない。」
「ハメネイ師はどちらの道を選ぶべきかを検討している可能性」(イスラエル高官)
まあ、そういうふうに煽って、イランの核施設への攻撃を行おうとしているわけだ。
「核兵器の獲得はイランにとって長期的なステップであり、中東での現在の紛争に直ちに影響を及ぼすものではない。」
そういう状況下でイランを追い詰めることが、結果として核武装を促すことになると言いたいのだろう。
「イランが核開発に踏み切るとの見通しはイスラエルとの緊張が破壊的なまでにエスカレートするとの新たな懸念をあおっている。」
「ネタニヤフ首相の主なライバルの1人であるナフタリ・ベネット氏は「イランの核開発を破壊する」よう呼びかけた。」
どうやら、この辺りが真相のようだな(イスラエルの国内事情?)。
イスラエルによるイランの核施設への攻撃が、直ちに核開発をエスカレートさせるとするには無理がある。
「もしイランが原子爆弾の製造を決断すれば、中東地域で核軍拡競争に火がつく可能性がある。サウジアラビアの事実上の指導者であるムハンマド・ビン・サルマン皇太子は、イランが核兵器を製造するなら、サウジも同じことをせざるを得ないだろうと述べている。」
シーア派が核武装なら、スンニ派も核武装か・・・。
やれやれ・・・。
浮沈子的には、記事の末尾の指摘が気になるところだ。
「核兵器の開発は「(核戦争に)エスカレートすることへの恐怖をワシントンとエルサレムに抱かせる」ため、長期的には「究極の抑止力を提供する」ことになる」(米シンクタンク、民主主義防衛財団(FDD)の核不拡散・生物兵器対策プログラム副ディレクター、アンドレア・ストリッカー氏:以下同じ)
「長期的には「究極の抑止力を提供する」ことになる」
「そうなれば、イランの代理勢力はそれほど対応されなくなり、イラン政権はさらなる侵略を追求できるようになる」
相互の核抑止による緊張下での安定ではなく、ヒズボラやハマスのようなイランの代理勢力によるイスラエル攻撃が激化するというのだ。
ポスト冷戦の中で懸念された、低強度紛争みたいなのが生じるというわけか。
通常兵器による全面戦争に至らない武力衝突や、テロリズムが蔓延ることに繋がる。
イスラエルは、イランが核武装しても報復するんだろうか?。
「われわれを攻撃すれば、われわれは誰であれ攻撃する。イランでも同じだ」(ネタニヤフ首相:再掲)
イランは、核武装しているイスラエルを直接攻撃しているからな。
状況はやや異なるが、ウクライナもまた、核武装しているロシアを越境攻撃(クルスクでは侵攻も)している。
核兵器による抑止というのは、外交上の舌戦ではともかく、現実の世界では機能していないようにも見える。
核を持とうが持つまいが、武力衝突は様々なレベルで浸透し、展開し、激化していく。
核武装が効果を表すとすれば、通常戦力による戦闘の抑止ではなく、核攻撃を受けた際の報復攻撃だけのような気もする(戦略核の場合)。
戦術核は、もう、ふつーの兵器だ。
使われることを前提とした核兵器。
それでも、その隔絶した威力のために、使用に当たっては特別の措置が講じられている。
155mm砲弾のように射ち出すわけではない(核砲弾というのもあるみたいですけど)。
まあ、どうでもいいんですが。
イランが、少なくとも直ちに核武装に走るということはない。
が、将来的な選択肢として、その可能性は十分にある。
しかし、それによって中東情勢が静穏になるという期待はできない。
むしろ、激化する可能性さえある。
もう、核兵器を通常兵器による武力衝突抑止力の手段として考えることはできなくなってきている。
紛争当事国や、その可能性がある国々は、ウクライナやイランを見て、核兵器所有による抑止力に期待しているかも知れないが、それほど単純な話ではないだろう。
また、現に核兵器を所有している国々は、ロシアやイスラエルがそうであるように、非核所有国からの攻撃を抑止できないことを肝に銘じるべきだろう。
核兵器による戦争の抑止は、神話(myth:神話、作り話、(根拠の薄い)社会的通念)に過ぎない。
それでも、為政者は強大な破壊力を持つ兵器を所有したがる。
銃の所持と似たようなもんか。
一種の万能感を得たいに違いないのだ。
第2次世界大戦後、核保有国は核兵器の拡散を防止することに奔走してきた。
それは見事に失敗し、今日、10指に余る核保有国を生み出すに至った。
浮沈子の妄想の中では、ウクライナも台湾も、核兵器クラブに仲間入りすることになっている(そんなあ!)。
公然と核兵器を保有する大国に対抗するためには、自らも核武装するしかないのだ(そうなのかあ?)。
それが幻(神話)に過ぎないと分かっていても、その欲望に打ち勝つことは難しい。
ハメネイは、宗教に基づき、核武装を否定し続けている。
そう、強固な精神的動機付けがなければ、誘惑には勝てない。
しかし、イランはいずれ、核武装することになるだろう。
アラーの神の思し召しでな・・・。
(イランとイスラエル、報復の応酬へ ヒズボラ窮地で自制転換―中東緊張、戦火拡大に現実味)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024100200926&g=int
「イランは、軍事力で上回るイスラエルや米国との全面戦争は避けたいのが本音」
「ヒズボラがイスラエルの攻勢で窮地に陥ったことで、強硬姿勢に転じた。」
「イスラエルに厳しく対処しなければ、親イラン組織への求心力や威信が低下すると、イラン指導部が危惧した可能性」
「われわれを攻撃すれば、われわれは誰であれ攻撃する。イランでも同じだ」(ネタニヤフ首相)
「事実上の核保有国イスラエルと、核開発を進めるイランの本格衝突を招きかねない。」
「イスラエルがイラン核施設など重要施設を狙う攻撃に強度を上げれば、歯止めが利かない報復の連鎖も懸念」
さてさて、中東情勢は緊迫の度を高めている。
ブルームバーグは、そんな中、とんでもない話を報道した。
(劣勢のイランに核武装の恐れ、「究極の抑止力」追求か)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-10-04/SKST2HT0G1KW00
「・・・イランはこれまでになく劣勢に立たされている。」
「追い詰められ、より脅威を感じているイランが核開発を加速させ、核兵器を追求するのではないかと懸念」
詳しくは知らないんだが、イランは宗教的な理由から核兵器の開発を行っていないと言われている(ちょっと濃い目のウランを濃縮しているだけ)。
「イラン国内の強硬派が、(中略)イランの最高指導者ハメネイ師に核兵器開発を命じるよう圧力をかけるかもしれない。」
「ハメネイ師はどちらの道を選ぶべきかを検討している可能性」(イスラエル高官)
まあ、そういうふうに煽って、イランの核施設への攻撃を行おうとしているわけだ。
「核兵器の獲得はイランにとって長期的なステップであり、中東での現在の紛争に直ちに影響を及ぼすものではない。」
そういう状況下でイランを追い詰めることが、結果として核武装を促すことになると言いたいのだろう。
「イランが核開発に踏み切るとの見通しはイスラエルとの緊張が破壊的なまでにエスカレートするとの新たな懸念をあおっている。」
「ネタニヤフ首相の主なライバルの1人であるナフタリ・ベネット氏は「イランの核開発を破壊する」よう呼びかけた。」
どうやら、この辺りが真相のようだな(イスラエルの国内事情?)。
イスラエルによるイランの核施設への攻撃が、直ちに核開発をエスカレートさせるとするには無理がある。
「もしイランが原子爆弾の製造を決断すれば、中東地域で核軍拡競争に火がつく可能性がある。サウジアラビアの事実上の指導者であるムハンマド・ビン・サルマン皇太子は、イランが核兵器を製造するなら、サウジも同じことをせざるを得ないだろうと述べている。」
シーア派が核武装なら、スンニ派も核武装か・・・。
やれやれ・・・。
浮沈子的には、記事の末尾の指摘が気になるところだ。
「核兵器の開発は「(核戦争に)エスカレートすることへの恐怖をワシントンとエルサレムに抱かせる」ため、長期的には「究極の抑止力を提供する」ことになる」(米シンクタンク、民主主義防衛財団(FDD)の核不拡散・生物兵器対策プログラム副ディレクター、アンドレア・ストリッカー氏:以下同じ)
「長期的には「究極の抑止力を提供する」ことになる」
「そうなれば、イランの代理勢力はそれほど対応されなくなり、イラン政権はさらなる侵略を追求できるようになる」
相互の核抑止による緊張下での安定ではなく、ヒズボラやハマスのようなイランの代理勢力によるイスラエル攻撃が激化するというのだ。
ポスト冷戦の中で懸念された、低強度紛争みたいなのが生じるというわけか。
通常兵器による全面戦争に至らない武力衝突や、テロリズムが蔓延ることに繋がる。
イスラエルは、イランが核武装しても報復するんだろうか?。
「われわれを攻撃すれば、われわれは誰であれ攻撃する。イランでも同じだ」(ネタニヤフ首相:再掲)
イランは、核武装しているイスラエルを直接攻撃しているからな。
状況はやや異なるが、ウクライナもまた、核武装しているロシアを越境攻撃(クルスクでは侵攻も)している。
核兵器による抑止というのは、外交上の舌戦ではともかく、現実の世界では機能していないようにも見える。
核を持とうが持つまいが、武力衝突は様々なレベルで浸透し、展開し、激化していく。
核武装が効果を表すとすれば、通常戦力による戦闘の抑止ではなく、核攻撃を受けた際の報復攻撃だけのような気もする(戦略核の場合)。
戦術核は、もう、ふつーの兵器だ。
使われることを前提とした核兵器。
それでも、その隔絶した威力のために、使用に当たっては特別の措置が講じられている。
155mm砲弾のように射ち出すわけではない(核砲弾というのもあるみたいですけど)。
まあ、どうでもいいんですが。
イランが、少なくとも直ちに核武装に走るということはない。
が、将来的な選択肢として、その可能性は十分にある。
しかし、それによって中東情勢が静穏になるという期待はできない。
むしろ、激化する可能性さえある。
もう、核兵器を通常兵器による武力衝突抑止力の手段として考えることはできなくなってきている。
紛争当事国や、その可能性がある国々は、ウクライナやイランを見て、核兵器所有による抑止力に期待しているかも知れないが、それほど単純な話ではないだろう。
また、現に核兵器を所有している国々は、ロシアやイスラエルがそうであるように、非核所有国からの攻撃を抑止できないことを肝に銘じるべきだろう。
核兵器による戦争の抑止は、神話(myth:神話、作り話、(根拠の薄い)社会的通念)に過ぎない。
それでも、為政者は強大な破壊力を持つ兵器を所有したがる。
銃の所持と似たようなもんか。
一種の万能感を得たいに違いないのだ。
第2次世界大戦後、核保有国は核兵器の拡散を防止することに奔走してきた。
それは見事に失敗し、今日、10指に余る核保有国を生み出すに至った。
浮沈子の妄想の中では、ウクライナも台湾も、核兵器クラブに仲間入りすることになっている(そんなあ!)。
公然と核兵器を保有する大国に対抗するためには、自らも核武装するしかないのだ(そうなのかあ?)。
それが幻(神話)に過ぎないと分かっていても、その欲望に打ち勝つことは難しい。
ハメネイは、宗教に基づき、核武装を否定し続けている。
そう、強固な精神的動機付けがなければ、誘惑には勝てない。
しかし、イランはいずれ、核武装することになるだろう。
アラーの神の思し召しでな・・・。
🚀バルカンロケット:固体燃料ブースターでケチ ― 2024年10月05日 21:47
バルカンロケット:固体燃料ブースターでケチ
(バルカン、SRBの異常にもかかわらず2回目の飛行に成功)
https://spacenews.com/vulcan-competes-second-flight-despite-srb-anomaly/
「2基のGEM 63XL固体ロケットブースター(SRB)の分離は、同社が打ち上げ前に示していたスケジュールより約30秒遅れて行われた。打ち上げから約35秒後、ブースターの1基から物質が飛び散ったように見え、その噴煙の外観が変わったことから、SRBのノズルが損傷したとみられる。」
(グラファイトエポキシモーター:異常)
https://en.wikipedia.org/wiki/Graphite-Epoxy_Motor#Anomaly
「異常発生後、モーターの噴煙の変化と破片がモーターから落下するのが観察された。異常の観察から、GEM 63XLのエンジンノズルは点火から35秒後に損傷したか、構造的な故障を起こしたことが示唆されている。」
「バルカン・セントール・サート2号は、飛行開始から約2分10秒後に2基のGEM 63XLブースターがバーンアウトして分離された後も、軌道に正常に乗り続けた。2024年10月4日現在、ULAは依然として異常の原因を調査中である。」
ウィキへの反映は迅速だな。
(ULAの2番目のバルカンロケットはブースターの一部を失いながらも飛行を続けた)
https://arstechnica.com/space/2024/10/ulas-second-vulcan-rocket-lost-part-of-its-booster-and-kept-going/
「打ち上げ予定のアトラスVロケットは15機残っており、主にアマゾンとボーイングのスターライナー宇宙船用だ。金曜日のノズル故障は、間もなく退役するアトラスVロケットがノースロップ・グラマンの同様のブースター設計を使用しているため、アトラスVの打ち上げスケジュールにも影響を及ぼす可能性がある。」
ちょっと確認が必要だ。
(ULA、2回目のバルカン飛行を実施、ストラップオンブースターの異常に遭遇)
https://spaceflightnow.com/2024/10/04/ula-launches-second-vulcan-flight-encounters-strap-on-booster-anomaly/
「ULA 社は、アトラス 5 ロケットをまだ 15 基保有している。そのうち 8 基はアマゾン カイパー インターネット中継衛星の打ち上げに使用され、6 基はボーイング社のスターライナー乗組員輸送船を国際宇宙ステーションに打ち上げるために確保されており、1 基はビアサット通信衛星を軌道に乗せるために割り当てられている。」
(アトラスV:バージョン)
https://en.wikipedia.org/wiki/Atlas_V#Versions
「 ii ボーイングスターライナー
iii AJ-60A SRBのみを使用する。」(N22構成の注より)
iii のリンクを辿ると、スティーブンクラークの記事が出てくる。
(数十億ドルのミサイル防衛衛星がフロリダで月曜日に打ち上げられる予定)
https://spaceflightnow.com/2021/05/15/billion-dollar-missile-defense-satellite-ready-for-launch-monday-at-cape-canaveral/
「ストラップオン型ブースターはエアロジェット・ロケットダイン社から供給された。ULAは、今後のアトラス5の打ち上げのほとんどと、同社の次世代バルカン・ケンタウルス・ロケットを使用するすべてのミッションで、ノースロップ・グラマン社製の固体ロケットブースターに切り替える予定である。」
「エアロジェット ロケットダインの固体燃料モーターは、今後も有人ミッションを軌道に乗せるアトラス 5 ロケットの打ち上げに使われる」
そう、スターライナーの打ち上げには、今回ぶっ壊れたノースロップグラマンの固体燃料ブースターは使われない点に注意だ。
スティーブンクラークは、3年前に書いた記事のことは忘れちまってるのかもしれないな(そうなのかあ?)。
アトラスVの残り15回の打ち上げのうち、少なくとも6回は影響がない。
まあ、どうでもいいんですが。
ざっと見たところ、バルカンロケットの2回目の打ち上げは概ね成功したように見える。
2段目の後期の燃焼が、予定通り行われたのかどうかは知らない。
それはいずれトリーブルーノが明らかにするだろう。
ULAは、いずれブルーオリジンと統合される。
ニューグレンが軌道に乗るまでは、バルカンロケットが唯一のキャリアとなる(アトラスVの予約は埋まっちまってるからな)。
固体燃料ブースターは、バルカンロケットに不可欠のアイテムだ。
これを装備しない打ち上げは、事実上存在しないだろう(GTOに3.3トンしか上がらない)。
ちなみに、バルカンロケット本体もノースロップグラマンのSRBも、有人認定は受けていないからな。
仮に、スターライナーが延命したとしても、このロケットで打ち上げることはできない(有人認定取れば別ですが)。
SRBでケチをつけた2回目の打ち上げだが、今のところは成功と分類されているようだ。
(ULA、新型ロケット「ヴァルカン」2号機の打ち上げを実施)
https://sorae.info/ssn/20241004-vulcan-cert2.html
「ダミーのペイロードを搭載したロケット2段目は予定通り地球周回軌道を離れて深宇宙へ向かう軌道に投入されたことをULAが発表しています。」
米軍は、このまま打ち上げに使ってくれるのかな・・・。
(バルカン、SRBの異常にもかかわらず2回目の飛行に成功)
https://spacenews.com/vulcan-competes-second-flight-despite-srb-anomaly/
「2基のGEM 63XL固体ロケットブースター(SRB)の分離は、同社が打ち上げ前に示していたスケジュールより約30秒遅れて行われた。打ち上げから約35秒後、ブースターの1基から物質が飛び散ったように見え、その噴煙の外観が変わったことから、SRBのノズルが損傷したとみられる。」
(グラファイトエポキシモーター:異常)
https://en.wikipedia.org/wiki/Graphite-Epoxy_Motor#Anomaly
「異常発生後、モーターの噴煙の変化と破片がモーターから落下するのが観察された。異常の観察から、GEM 63XLのエンジンノズルは点火から35秒後に損傷したか、構造的な故障を起こしたことが示唆されている。」
「バルカン・セントール・サート2号は、飛行開始から約2分10秒後に2基のGEM 63XLブースターがバーンアウトして分離された後も、軌道に正常に乗り続けた。2024年10月4日現在、ULAは依然として異常の原因を調査中である。」
ウィキへの反映は迅速だな。
(ULAの2番目のバルカンロケットはブースターの一部を失いながらも飛行を続けた)
https://arstechnica.com/space/2024/10/ulas-second-vulcan-rocket-lost-part-of-its-booster-and-kept-going/
「打ち上げ予定のアトラスVロケットは15機残っており、主にアマゾンとボーイングのスターライナー宇宙船用だ。金曜日のノズル故障は、間もなく退役するアトラスVロケットがノースロップ・グラマンの同様のブースター設計を使用しているため、アトラスVの打ち上げスケジュールにも影響を及ぼす可能性がある。」
ちょっと確認が必要だ。
(ULA、2回目のバルカン飛行を実施、ストラップオンブースターの異常に遭遇)
https://spaceflightnow.com/2024/10/04/ula-launches-second-vulcan-flight-encounters-strap-on-booster-anomaly/
「ULA 社は、アトラス 5 ロケットをまだ 15 基保有している。そのうち 8 基はアマゾン カイパー インターネット中継衛星の打ち上げに使用され、6 基はボーイング社のスターライナー乗組員輸送船を国際宇宙ステーションに打ち上げるために確保されており、1 基はビアサット通信衛星を軌道に乗せるために割り当てられている。」
(アトラスV:バージョン)
https://en.wikipedia.org/wiki/Atlas_V#Versions
「 ii ボーイングスターライナー
iii AJ-60A SRBのみを使用する。」(N22構成の注より)
iii のリンクを辿ると、スティーブンクラークの記事が出てくる。
(数十億ドルのミサイル防衛衛星がフロリダで月曜日に打ち上げられる予定)
https://spaceflightnow.com/2021/05/15/billion-dollar-missile-defense-satellite-ready-for-launch-monday-at-cape-canaveral/
「ストラップオン型ブースターはエアロジェット・ロケットダイン社から供給された。ULAは、今後のアトラス5の打ち上げのほとんどと、同社の次世代バルカン・ケンタウルス・ロケットを使用するすべてのミッションで、ノースロップ・グラマン社製の固体ロケットブースターに切り替える予定である。」
「エアロジェット ロケットダインの固体燃料モーターは、今後も有人ミッションを軌道に乗せるアトラス 5 ロケットの打ち上げに使われる」
そう、スターライナーの打ち上げには、今回ぶっ壊れたノースロップグラマンの固体燃料ブースターは使われない点に注意だ。
スティーブンクラークは、3年前に書いた記事のことは忘れちまってるのかもしれないな(そうなのかあ?)。
アトラスVの残り15回の打ち上げのうち、少なくとも6回は影響がない。
まあ、どうでもいいんですが。
ざっと見たところ、バルカンロケットの2回目の打ち上げは概ね成功したように見える。
2段目の後期の燃焼が、予定通り行われたのかどうかは知らない。
それはいずれトリーブルーノが明らかにするだろう。
ULAは、いずれブルーオリジンと統合される。
ニューグレンが軌道に乗るまでは、バルカンロケットが唯一のキャリアとなる(アトラスVの予約は埋まっちまってるからな)。
固体燃料ブースターは、バルカンロケットに不可欠のアイテムだ。
これを装備しない打ち上げは、事実上存在しないだろう(GTOに3.3トンしか上がらない)。
ちなみに、バルカンロケット本体もノースロップグラマンのSRBも、有人認定は受けていないからな。
仮に、スターライナーが延命したとしても、このロケットで打ち上げることはできない(有人認定取れば別ですが)。
SRBでケチをつけた2回目の打ち上げだが、今のところは成功と分類されているようだ。
(ULA、新型ロケット「ヴァルカン」2号機の打ち上げを実施)
https://sorae.info/ssn/20241004-vulcan-cert2.html
「ダミーのペイロードを搭載したロケット2段目は予定通り地球周回軌道を離れて深宇宙へ向かう軌道に投入されたことをULAが発表しています。」
米軍は、このまま打ち上げに使ってくれるのかな・・・。
😼欧州大戦争:ロシアの補給能力:ウクライナ戦線がバロメーターか ― 2024年10月05日 23:40
欧州大戦争:ロシアの補給能力:ウクライナ戦線がバロメーターか
(ウクライナがクルスクで得たものは東部戦線で失ったものを上回る?)
https://grandfleet.info/us-related/did-ukraine-gain-from-kursk-outweigh-what-it-lost-on-the-eastern-front/
「要するに補充能力を上回る損害を敵に与え続ければ、ある時点で「戦いを持続するのは不可能だと認めざるを得なくなる=政治的問題になる」」
「両国の補充能力は公平ではなく「大きな格差」があるため、ウクライナ軍が継戦能力の削り合いで勝利するためには「自軍の損害よりも大きな消耗」ではなく「敵の補充能力を超える消耗」を与えなければ意味がない。」
なかなかユニークな視点だな。
説得力がある。
「前進を止めるだけの損害に達していない=補充能力を超える消耗を与えられていない」
ロシアの補給能力(人的にも物的にも)は、東部戦線の状況を見ていれば推し量ることが出来るというものだ。
対して、ウクライナのそれはお寒い限り・・・。
「ウクライナ軍にとってポクロウシクは部隊と装備を南ドネツク地域に移動させる物流拠点だった。まだロシア軍は街を占領していないものの、鉄道や橋を破壊することで物流拠点しての機能を奪ってしまい、我々は南ドネツク地域への移動に『より長く危険なルート』の使用を余儀なくされている」(Washington Postの取材に応じたウクライナ軍兵士)
クルスクなんかに逆侵攻しないで、防御線を固めておけば良かったものを・・・。
後悔先に立たず。
「果たして「クルスクで得たもの」は「東部戦線で失ったもの」を上回るのだろうか? 現時点で判明していることだけで判断すれば「利益」が「損失」を上回っているようには到底見えない。」(航空万能論ブログ管理人)
記事にある通り、ポクロフシクの兵站拠点としての機能が既に失われているとすれば、その占領を急ぐ必要はないわけだ(そうなのかあ?)。
ロシア軍は、南部戦線への補給路の障害となっていたブーレダル(ヴフレダル)の占領を優先させた。
最近では、クピャンスク方面の優先順位が上がった可能性もある(歩兵オンリーから戦闘車両の投入へ)。
ロシアの補給能力といっても、一部分だけ見ていたのでは、或いは一時期だけの状況では正確な評価はできない。
戦域全体を、ある程度の期間観測しなければならないだろう。
それが、ウクライナ戦線から欧州戦線へと拡大されるタイミングを計るバロメーターになる。
クルスクは、今のところノイズレベルに留まっている。
逆侵攻というのは、事象的にはインパクトが強いけど、リソース全体として見れば十分なボリュームではないようだ。
まあ、事態は進行中だから何とも言えない。
「クルスク侵攻作戦はウクライナ軍の人員不足に拍車をかけた」「経験豊富な兵士の損失と限られた訓練しか受けていない新兵が戦線を支える部隊に多くのプレッシャーを与えている」「人員不足に関連した問題の多くは未だに解決されていないものの、現在の動員ペースが続けば状況が改善される可能性がある」(外交政策研究所のロブ・リー氏)
「ドネツク方面での戦いで最も重要な部分は「領土の損失」ではなく「人的資源の消耗」と指摘」(同上)
やっぱ、ウクライナ側としては兵員が最大の問題だろうな。
(ポーランドでのウクライナ旅団創設、前評判と異なり参加者が少なすぎる)
https://grandfleet.info/european-region/creation-of-ukrainian-brigade-in-poland-contrary-to-expectations-too-few-participants/
「ポーランドには最大100万人のウクライナ人が住んでいる」「そのうち数千人がウクライナ旅団への参加登録を行っている」「彼らは本気で同胞のために奉仕し戦場で戦うことを望んでいる」(ポーランドのシコルスキ外相)
で、実際の応募状況はどうだったのか。
「以前は1個旅団(分の訓練実施)が目標と聞いていたが、現在の規模はこれよりも遥かに小規模で約300人と聞いている」
記事によれば、1個旅団は「通常1,000人~8,000人(標準的な機械化旅団なら3,000人~5,000人)」とされているようだから、数分の1から数十分の1しか集まらなかったということになる。
やれやれ・・・。
バロメーターとして計測する側のウクライナの兵力(補給能力)がこのザマでは、ロシアの補給能力を正確に評価することは困難かも知れない。
まあ、どうでもいいんですが。
うーん、どう考えても、クルスクに戦線を広げたのはムリポだった気がしてならない。
ウクライナは、確かに「瞬間芸」には長けている気がする。
しかしなあ、それだけでは戦争には勝てない。
ロシアとの非対称戦を勝ち抜くには、敵に倍する補給能力を確保する必要があるだろう。
そのネックが兵員の補充であるのなら、大規模な傭兵を導入して世界各国から兵士を募集するしかない(そうなのかあ?)。
実際、クルスク侵攻ではその手を使ったという話もある(未確認)。
対峙する戦線で押し返すことが出来なければ、領土を守り切ることはできない(浮沈子的には、逆侵攻なんてしてる場合じゃない気がするんだがな)。
ロシアは、併合した4州を超えて、既にハルキウ州へと戦線を拡大しているしな(クピャンスク方面は、ハルキウ州です:画像参照)。
プーチンは、停戦交渉の条件の一つとして、併合4州からのウクライナ軍の撤退を掲げているが、一部では既にそれを超えている。
このまま推移すれば、東部戦線が西方向に拡大して、ハルキウ(州都)に及ぶかもしれない(そうなのかあ?)。
まあいい。
兵員の補充を欧州等から行えば、実質的には欧州大戦争へ突入したことになる(そういうことかあ?)。
既に、ウクライナの兵員の訓練は、米国をはじめとして西側で行われているからな。
単に、戦域がウクライナ国内にあるというだけで、兵器の生産から兵員の訓練、傭兵の調達など、戦闘継続に必要なリソースは欧州全域に及んでいる。
総力戦だ。
それは、ロシア側も同じで、特に砲弾などは北朝鮮に多くを依存していると言われる(年間300万発とも)。
双方の補給能力は、それでもアットーテキにロシア側が高いわけで、今後もそれが継続すると見られている。
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
欧州大戦争への導火線に点いた火はくすぶり続けている。
米国は、それを制御できると見ているようだが、気が付けば後戻りのできない状況に追い込まれている可能性もある。
ウクライナの思うつぼだ(そうなのかあ?)。
浮沈子的には、西側が早いとこ損切りして、ロシアと手打ちするのが正解だと思っているけど、ウクライナは納得しないだろう。
どっちにしても、ロシアと欧州の直接対決は避けられない。
この間、西側がロシアに課した数々の制裁や、盗人に等しい運用資産の横領(そういうことかあ?)を、決して忘れはしないだろうからな。
武器の供与、経済援助も同じだ。
手打ちで収まる話ではない。
欧州の半分くらいは差し出さないと、収まらないだろう。
べらぼーめ・・・。
確認しておこう。
様々なノイズや、計測する側のウクライナの戦闘能力にも問題はあるが、東部戦線の状況は欧州大戦争勃発のタイミングを計るバロメーターかも知れない。
ロシア軍の補給能力を、ある程度反映している。
進軍が止まれば安心なわけでもない。
クルスク逆侵攻と同じように、西側の戦力を分散するために、早期の北欧や東欧への軍事侵攻に踏み切る可能性がある。
進軍速度が一定以上に速くなるようなら、欧州兵の直接侵攻が早まるわけでもない。
むしろ、ウクライナ戦線で決着をつけてから、じっくりと機を見て欧州との直接対決に臨む可能性もある。
欧州としては、その方が助かるということもあるかもしれない。
準備の時間が稼げるからな。
つーことは、ある程度のロシアの進軍速度を許すことが、西側の利益につながることになる(そうなのかあ?)。
現在の毎週1kmのペースは、それにしてもいささか速過ぎる気がする。
ウクライナの領土というリソースには限りがあるからな。
そのころ合いが難しいところか・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(ロシア軍が南部戦線で攻勢を準備中? ウクライナ軍は数日以内に始まると警告)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/russian-forces-preparing-for-southern-offensive-ukrainian-military-warns-it-could-begin-within-days/
「敵がオリヒウとマラ・トクマチカ付近で新たな突撃部隊を編成しており、数日以内に両拠点への新たな攻撃を開始する可能性が高い」「ここに突破口が開かれるとザポリージャからウクライナ東部に向う兵站ルートを火力管制下に置くことができる」「敵は我々の兵站を断つため同ルートの制圧に乗り出すだろう」(ウクライナ軍南部司令部)
「恐らくクラホヴェやヴェリカ・ノヴォシルカへの移動はポクロウシク経由ではなく、ザポリージャからドネツクまで伸びるN15に依存している可能性が高い。」(航空万能論ブログ管理人)
「ロシア軍はオリヒウ付近で突破口を開いてN15方向への北上を狙う」
「N15を152mm砲の射程圏内に収めるためには30km近い北上が必要」
記事ではN15とあるけど、ISWの地図で見るとH15と表記されている。
ザポリージャからクラホベを経由してドネツクまでを結んでいる。
ロボティネ辺りからだと、距離にして50km程度だ(152mmりゅう弾砲の射程距離は20km程度だから記事の内容と整合している)。
本当に、このルートで狙うのかあ?。
もう少し東側から狙った方が距離は短くなるけどな。
「これが実現可能な目標かは不明」(航空万能論ブログ管理人)
怪しい・・・。
実に怪しい!。
兵站の遮断とは別の戦略目標があるのではないか。
あるいは、そう見せかけた陽動かも知れない。
まあいい。
南部経由で東部戦線に物資や人員を供給するのは確かに手間だが、ウクライナ的に不可能ではないし、ロシア国境からも離れているので空爆の危険も少ないだろう(未確認)。
「ウクライナ軍にとってポクロウシクは部隊と装備を南ドネツク地域に移動させる物流拠点だった。まだロシア軍は街を占領していないものの、鉄道や橋を破壊することで物流拠点しての機能を奪ってしまい、我々は南ドネツク地域への移動に『より長く危険なルート』の使用を余儀なくされている」(Washington Postの取材に応じたウクライナ軍兵士)
浮沈子的には、N15(H15)が直ちに危険に晒されることはないと見ているんだがな。
ロシア的にも、ドネツク州の完全制覇のためにザポリージャ州で占領地域を拡大するというのは、非効率な気がする(ザポリージャ州の占領は戦略目標としての優先順位が低いしな)。
まあ、どうでもいいんですが。
南部戦線を活性化させ、ウクライナ軍の防御線を全体的に薄めるという効果は十分に期待できる。
ブーレダルを奪還した波及効果も期待できるからな(ロシア側の南部への兵站の改善)。
N15の遮断を目指すというのは、おそらく陽動だろう。
「オリヒウとマラ・トクマチカ付近」での活動の活発化(新たな突撃部隊の編成)は、ここいらで攻勢をかけ、へルソン方面への兵站を支援するためというのが本当のところではないのか(あるいは、狙われているのはザポリージャ市そのものかも知れない)。
情報の出所が、「ウクライナ軍南部司令部」というのも気になるところだ。
クルスク侵攻で、兵力を引きはがされちまって、さらには、ポクロフシク防御で追い打ち掛けられているわけだしな(未確認)。
ここいらでテコ入れして欲しいというのが本音かもしれない。
東部戦線を支えているのは俺たちだぞ・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
ポクロフシクの兵站機能喪失が、ウクライナ戦線に与える影響がどれ程のものかは知らない。
代替ルートの確保は、むしろポクロフシク以北の東部戦線への兵站にとって重要な気がする。
そもそも、兵站ルートに注ぎ込むリソースの確保がままならないわけだしな。
ザポリージャ自体は、今のところ安泰だから、当分は南部戦線への兵站拠点として機能し続けるだろう。
が、今の状況が続けば、それも時間の問題になるかもしれない。
50kmかあ・・・。
ロシア軍は、アウディーイウカ方面からポクロフシクまでの40km程度を、1年で攻略しているからな。
来年あたりには、この都市の名前を頻繁に聞くことになるかも知れないな・・・。
(ウクライナがクルスクで得たものは東部戦線で失ったものを上回る?)
https://grandfleet.info/us-related/did-ukraine-gain-from-kursk-outweigh-what-it-lost-on-the-eastern-front/
「要するに補充能力を上回る損害を敵に与え続ければ、ある時点で「戦いを持続するのは不可能だと認めざるを得なくなる=政治的問題になる」」
「両国の補充能力は公平ではなく「大きな格差」があるため、ウクライナ軍が継戦能力の削り合いで勝利するためには「自軍の損害よりも大きな消耗」ではなく「敵の補充能力を超える消耗」を与えなければ意味がない。」
なかなかユニークな視点だな。
説得力がある。
「前進を止めるだけの損害に達していない=補充能力を超える消耗を与えられていない」
ロシアの補給能力(人的にも物的にも)は、東部戦線の状況を見ていれば推し量ることが出来るというものだ。
対して、ウクライナのそれはお寒い限り・・・。
「ウクライナ軍にとってポクロウシクは部隊と装備を南ドネツク地域に移動させる物流拠点だった。まだロシア軍は街を占領していないものの、鉄道や橋を破壊することで物流拠点しての機能を奪ってしまい、我々は南ドネツク地域への移動に『より長く危険なルート』の使用を余儀なくされている」(Washington Postの取材に応じたウクライナ軍兵士)
クルスクなんかに逆侵攻しないで、防御線を固めておけば良かったものを・・・。
後悔先に立たず。
「果たして「クルスクで得たもの」は「東部戦線で失ったもの」を上回るのだろうか? 現時点で判明していることだけで判断すれば「利益」が「損失」を上回っているようには到底見えない。」(航空万能論ブログ管理人)
記事にある通り、ポクロフシクの兵站拠点としての機能が既に失われているとすれば、その占領を急ぐ必要はないわけだ(そうなのかあ?)。
ロシア軍は、南部戦線への補給路の障害となっていたブーレダル(ヴフレダル)の占領を優先させた。
最近では、クピャンスク方面の優先順位が上がった可能性もある(歩兵オンリーから戦闘車両の投入へ)。
ロシアの補給能力といっても、一部分だけ見ていたのでは、或いは一時期だけの状況では正確な評価はできない。
戦域全体を、ある程度の期間観測しなければならないだろう。
それが、ウクライナ戦線から欧州戦線へと拡大されるタイミングを計るバロメーターになる。
クルスクは、今のところノイズレベルに留まっている。
逆侵攻というのは、事象的にはインパクトが強いけど、リソース全体として見れば十分なボリュームではないようだ。
まあ、事態は進行中だから何とも言えない。
「クルスク侵攻作戦はウクライナ軍の人員不足に拍車をかけた」「経験豊富な兵士の損失と限られた訓練しか受けていない新兵が戦線を支える部隊に多くのプレッシャーを与えている」「人員不足に関連した問題の多くは未だに解決されていないものの、現在の動員ペースが続けば状況が改善される可能性がある」(外交政策研究所のロブ・リー氏)
「ドネツク方面での戦いで最も重要な部分は「領土の損失」ではなく「人的資源の消耗」と指摘」(同上)
やっぱ、ウクライナ側としては兵員が最大の問題だろうな。
(ポーランドでのウクライナ旅団創設、前評判と異なり参加者が少なすぎる)
https://grandfleet.info/european-region/creation-of-ukrainian-brigade-in-poland-contrary-to-expectations-too-few-participants/
「ポーランドには最大100万人のウクライナ人が住んでいる」「そのうち数千人がウクライナ旅団への参加登録を行っている」「彼らは本気で同胞のために奉仕し戦場で戦うことを望んでいる」(ポーランドのシコルスキ外相)
で、実際の応募状況はどうだったのか。
「以前は1個旅団(分の訓練実施)が目標と聞いていたが、現在の規模はこれよりも遥かに小規模で約300人と聞いている」
記事によれば、1個旅団は「通常1,000人~8,000人(標準的な機械化旅団なら3,000人~5,000人)」とされているようだから、数分の1から数十分の1しか集まらなかったということになる。
やれやれ・・・。
バロメーターとして計測する側のウクライナの兵力(補給能力)がこのザマでは、ロシアの補給能力を正確に評価することは困難かも知れない。
まあ、どうでもいいんですが。
うーん、どう考えても、クルスクに戦線を広げたのはムリポだった気がしてならない。
ウクライナは、確かに「瞬間芸」には長けている気がする。
しかしなあ、それだけでは戦争には勝てない。
ロシアとの非対称戦を勝ち抜くには、敵に倍する補給能力を確保する必要があるだろう。
そのネックが兵員の補充であるのなら、大規模な傭兵を導入して世界各国から兵士を募集するしかない(そうなのかあ?)。
実際、クルスク侵攻ではその手を使ったという話もある(未確認)。
対峙する戦線で押し返すことが出来なければ、領土を守り切ることはできない(浮沈子的には、逆侵攻なんてしてる場合じゃない気がするんだがな)。
ロシアは、併合した4州を超えて、既にハルキウ州へと戦線を拡大しているしな(クピャンスク方面は、ハルキウ州です:画像参照)。
プーチンは、停戦交渉の条件の一つとして、併合4州からのウクライナ軍の撤退を掲げているが、一部では既にそれを超えている。
このまま推移すれば、東部戦線が西方向に拡大して、ハルキウ(州都)に及ぶかもしれない(そうなのかあ?)。
まあいい。
兵員の補充を欧州等から行えば、実質的には欧州大戦争へ突入したことになる(そういうことかあ?)。
既に、ウクライナの兵員の訓練は、米国をはじめとして西側で行われているからな。
単に、戦域がウクライナ国内にあるというだけで、兵器の生産から兵員の訓練、傭兵の調達など、戦闘継続に必要なリソースは欧州全域に及んでいる。
総力戦だ。
それは、ロシア側も同じで、特に砲弾などは北朝鮮に多くを依存していると言われる(年間300万発とも)。
双方の補給能力は、それでもアットーテキにロシア側が高いわけで、今後もそれが継続すると見られている。
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
欧州大戦争への導火線に点いた火はくすぶり続けている。
米国は、それを制御できると見ているようだが、気が付けば後戻りのできない状況に追い込まれている可能性もある。
ウクライナの思うつぼだ(そうなのかあ?)。
浮沈子的には、西側が早いとこ損切りして、ロシアと手打ちするのが正解だと思っているけど、ウクライナは納得しないだろう。
どっちにしても、ロシアと欧州の直接対決は避けられない。
この間、西側がロシアに課した数々の制裁や、盗人に等しい運用資産の横領(そういうことかあ?)を、決して忘れはしないだろうからな。
武器の供与、経済援助も同じだ。
手打ちで収まる話ではない。
欧州の半分くらいは差し出さないと、収まらないだろう。
べらぼーめ・・・。
確認しておこう。
様々なノイズや、計測する側のウクライナの戦闘能力にも問題はあるが、東部戦線の状況は欧州大戦争勃発のタイミングを計るバロメーターかも知れない。
ロシア軍の補給能力を、ある程度反映している。
進軍が止まれば安心なわけでもない。
クルスク逆侵攻と同じように、西側の戦力を分散するために、早期の北欧や東欧への軍事侵攻に踏み切る可能性がある。
進軍速度が一定以上に速くなるようなら、欧州兵の直接侵攻が早まるわけでもない。
むしろ、ウクライナ戦線で決着をつけてから、じっくりと機を見て欧州との直接対決に臨む可能性もある。
欧州としては、その方が助かるということもあるかもしれない。
準備の時間が稼げるからな。
つーことは、ある程度のロシアの進軍速度を許すことが、西側の利益につながることになる(そうなのかあ?)。
現在の毎週1kmのペースは、それにしてもいささか速過ぎる気がする。
ウクライナの領土というリソースには限りがあるからな。
そのころ合いが難しいところか・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(ロシア軍が南部戦線で攻勢を準備中? ウクライナ軍は数日以内に始まると警告)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/russian-forces-preparing-for-southern-offensive-ukrainian-military-warns-it-could-begin-within-days/
「敵がオリヒウとマラ・トクマチカ付近で新たな突撃部隊を編成しており、数日以内に両拠点への新たな攻撃を開始する可能性が高い」「ここに突破口が開かれるとザポリージャからウクライナ東部に向う兵站ルートを火力管制下に置くことができる」「敵は我々の兵站を断つため同ルートの制圧に乗り出すだろう」(ウクライナ軍南部司令部)
「恐らくクラホヴェやヴェリカ・ノヴォシルカへの移動はポクロウシク経由ではなく、ザポリージャからドネツクまで伸びるN15に依存している可能性が高い。」(航空万能論ブログ管理人)
「ロシア軍はオリヒウ付近で突破口を開いてN15方向への北上を狙う」
「N15を152mm砲の射程圏内に収めるためには30km近い北上が必要」
記事ではN15とあるけど、ISWの地図で見るとH15と表記されている。
ザポリージャからクラホベを経由してドネツクまでを結んでいる。
ロボティネ辺りからだと、距離にして50km程度だ(152mmりゅう弾砲の射程距離は20km程度だから記事の内容と整合している)。
本当に、このルートで狙うのかあ?。
もう少し東側から狙った方が距離は短くなるけどな。
「これが実現可能な目標かは不明」(航空万能論ブログ管理人)
怪しい・・・。
実に怪しい!。
兵站の遮断とは別の戦略目標があるのではないか。
あるいは、そう見せかけた陽動かも知れない。
まあいい。
南部経由で東部戦線に物資や人員を供給するのは確かに手間だが、ウクライナ的に不可能ではないし、ロシア国境からも離れているので空爆の危険も少ないだろう(未確認)。
「ウクライナ軍にとってポクロウシクは部隊と装備を南ドネツク地域に移動させる物流拠点だった。まだロシア軍は街を占領していないものの、鉄道や橋を破壊することで物流拠点しての機能を奪ってしまい、我々は南ドネツク地域への移動に『より長く危険なルート』の使用を余儀なくされている」(Washington Postの取材に応じたウクライナ軍兵士)
浮沈子的には、N15(H15)が直ちに危険に晒されることはないと見ているんだがな。
ロシア的にも、ドネツク州の完全制覇のためにザポリージャ州で占領地域を拡大するというのは、非効率な気がする(ザポリージャ州の占領は戦略目標としての優先順位が低いしな)。
まあ、どうでもいいんですが。
南部戦線を活性化させ、ウクライナ軍の防御線を全体的に薄めるという効果は十分に期待できる。
ブーレダルを奪還した波及効果も期待できるからな(ロシア側の南部への兵站の改善)。
N15の遮断を目指すというのは、おそらく陽動だろう。
「オリヒウとマラ・トクマチカ付近」での活動の活発化(新たな突撃部隊の編成)は、ここいらで攻勢をかけ、へルソン方面への兵站を支援するためというのが本当のところではないのか(あるいは、狙われているのはザポリージャ市そのものかも知れない)。
情報の出所が、「ウクライナ軍南部司令部」というのも気になるところだ。
クルスク侵攻で、兵力を引きはがされちまって、さらには、ポクロフシク防御で追い打ち掛けられているわけだしな(未確認)。
ここいらでテコ入れして欲しいというのが本音かもしれない。
東部戦線を支えているのは俺たちだぞ・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
ポクロフシクの兵站機能喪失が、ウクライナ戦線に与える影響がどれ程のものかは知らない。
代替ルートの確保は、むしろポクロフシク以北の東部戦線への兵站にとって重要な気がする。
そもそも、兵站ルートに注ぎ込むリソースの確保がままならないわけだしな。
ザポリージャ自体は、今のところ安泰だから、当分は南部戦線への兵站拠点として機能し続けるだろう。
が、今の状況が続けば、それも時間の問題になるかもしれない。
50kmかあ・・・。
ロシア軍は、アウディーイウカ方面からポクロフシクまでの40km程度を、1年で攻略しているからな。
来年あたりには、この都市の名前を頻繁に聞くことになるかも知れないな・・・。
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