😼欧州大戦争:ポクロフシク:やっぱスルーか!? ― 2025年01月12日 17:10
欧州大戦争:ポクロフシク:やっぱスルーか!?
(侵攻1053日目、ウクライナ軍はクラホヴェ陥落を確認できないと主張)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/1053-days-into-the-invasion-ukrainian-military-claims-unable-to-confirm-fall-of-krahove/
「ロシア軍はポクロウシクを正面から襲撃するのではなく南から西に迂回し、戦わずしてポクロウシク占領を狙っている」(Ukrainska Pravda)
「ロシア軍の動きを見れば明白だ。兵站を遮断して戦わずしてポクロウシク占領を狙っている」(ダヴィンチ・ウルブス大隊(第59自動車化歩兵旅団所属)の指揮官=セルヒー・フィリモノフ氏)
「ロシア軍の標的はポクロウシクではないと確信している。彼らの最優先目標はドニプロペトロウシク州に侵入して作戦を展開することだ」(別の関係者)
物流の拠点としてロシア軍の標的とされているポクロフシク(ポクロウシク)だが、バフムトやアウディーイウカのような「正面突破のドンパチ」ではなく、周りから囲むようにして「まるっと攻め取る」感じの状況になっている。
逆に言えば、ポクロフシクを囲む陣地が機能していて、正面突破をなかなか許さない状況ということでもある。
「右翼からT-0504、左翼からT-0409やE-50を遮断し、3方から圧力を加えることでウクライナ軍にポクロウシクからの撤退を強いる」
「ロシア軍はウクライナ軍に対して数的優位を保っているため、ポクロウシク方向の活発な前線が伸びれば伸びるほどウクライナ軍の戦力は薄く引き伸ばされ、ドニプロペトロウシク州境への到達は「プーチン大統領が掲げるドネツク州行政境界への到達成功」をアピール」
「ドニプロペトロウシク州への侵入は「戦いが新たな州に拡大する=領土の割譲要求が拡大する可能性」が浮上」
それだけじゃない。
「「ロシア軍のドニプロペトロウシク州侵入」を想定した要塞建設の優先順位が低かったため「ポクロウシクを抜かれるとドニプロの間にまともな防衛ラインがない」」
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
「これを食い止めるには要塞ではなく「予備戦力の投入=人海戦術」に頼らなければならず、この方向にウクライナ軍の限られた予備戦力を集中させれば他方面の侵攻が容易になる」
航空万能論ブログ管理人は、ポクロフシクの状況をかなり悲観的に見ている。
ウクライナは、政治的にも軍事的にもこの街を守ろうとするだろうから、その防衛にはリソースをつぎ込んでいるに違いない。
つーことは、それ以外の地域に十分な対応が行き渡りづらくなってきているはずだ。
兵士も物資も作戦も。
正面から一定の圧力をかけ続けている以上、ポクロフシクの守りを解くことはできない。
その状況下で周囲を蚕食され、ドニプロペトロウシク州侵入を許せば事態は新たな展開を遂げることになる。
まあ、攻撃にさらされていることから、既に物流拠点として機能しているかどうかは怪しい。
前線が後退していることから、ウクライナ側としてはここを死守する意味も失われてきている。
ロシアにしてみれば、多大な犠牲を払ってまで、正面突破で占領しなければならない理由もないことになる。
それよりも、目の前にある州境にたどり着くことの方が政治的には重要だろう。
「ポクロウシクでロシア軍を食い止めないと問題は雪だるま式に大きくなる」(航空万能論ブログ管理人)
ポクロフシクは、前線に近い末端の兵站拠点(集積地)に過ぎない。
ザポリージャやドニプロのような後方の大規模な拠点とは異なる。
ロシアが本当に州境を越えてドニプロに向かうつもりかどうかは知らない。
「ロシア軍の標的はポクロウシクではないと確信している。彼らの最優先目標はドニプロペトロウシク州に侵入して作戦を展開することだ」(再掲)
昨年2月のアウディーイウカ陥落以降、我々はポクロフシクが次の標的と思い込んでいたが、ひょっとするとそれはブラフだったのかも知れない。
ポクロフシク炭鉱など、産業的に重要な施設もあるけど、言ってみればオマケ程度の話に過ぎない(そうなのかあ?)。
併合を宣言し、停戦の条件でもある4州(クリミア除く)以外でも、ハルキウ州やスムイ州の一部でもロシアは作戦を展開している。
舌先三寸でコロコロ変わる政治目標(そうなのかあ?)とは異なり、血で贖われた領土の重みは現実のものだ。
戦争の本質は、破壊と領域支配だと喝破したのはザルジニーだった。
ドネツク市の南にあるマリンカを失った時(もう、大昔のような気がするけどまだ1年ちょっと前の話だ)、彼はまだ総司令官だった。
2023年の反転攻勢の失敗と膠着状態が明白になり、ザルジニーは解任、シルスキーが後を引き継いだ途端、2月にアウディーイウカを失った。
シルスキーはその際、将来必ず奪還すると誓ったけど、その見込みはない。
既に、前線は50kmも離れている。
ロシア軍にとって、戦闘を継続し、前線を押し上げ、ウクライナに対して時間がロシアの味方であることを示し続けることが重要だったが、クルスクでの例外を除いて概ね成功してきたように見える。
しかし、ロシアの表向きの対応とは別に、軍事的には2023年の反転攻勢を食い止めた時点で、4州を超えた進軍が想定されていたのではないか。
ウクライナの州境は概ね人為的にひかれている(河川などもありますけど)。
政治的にはともかく、軍事的にはあまり意味をなさない。
停戦条件として政治的に併合4州の州境を強調することは、ひょっとすると情報戦(=はったり(嘘八百)の拡散)だったのかも知れない。
ウクライナ側の関係者は、ポクロフシクを巡る攻防から、そのことを敏感に感じ取っている気がする。
確認しておこう。
侵略者が自発的に侵略を止めることはない。
ポクロフシクをスルーしたロシアは、ひょっとするとドニプロだってスルーするかも知れない(そうなのかあ?)。
いや、キエフもリビウもスルーするかも知れない(そんなあ!)。
いやいや、ポーランドやスロバキア、ハンガリーやルーマニア、モルドバさえスルーする可能性だってある(通過はしなくちゃならんけどな)。
大西洋を見下ろす丘の上にロシア国旗が翻る日まで、侵略の手が緩むことはない。
最近の情勢を考えると、そこで止まるかどうかも怪しい。
そう、グリーンランドだって標的にならないとは限らない。
ロシアは北極海を挟んでグリーンランドと向かい合う隣国だ。
北極海はロシアにとって安全保障上の国益でもある。
ポクロフシクで止まらなければ、グリーンランドまで行くかも知れない(そうなのかあ?)。
まあいい。
大北米合「州」国(米国+カナダ+グリーンランド+メキシコ(?))との直接対決だって、可能性の話としてはあり得ないとは言えない。
戦争と違って、侵略は必ずしも破壊を伴うとは限らない(破壊せずに領域支配できるのが上策:戦争は下策だ)。
侵略が止まるのは、その対象が尽きる時だけだ(そういうことかあ?)。
東欧やバルト3国、フィンランドが、当面の境界線になるんだろうけど(そこまではほぼ確定?)、中欧から西欧にかけても時間の問題になるだろうな。
欧州があくまで敵対的に対応すれば、欧州大戦争は人類史上初の核兵器の撃ち合いになる(断定的!)。
トランプは、米国一国主義の下、欧州から手を引き始めている。
この流れは政権4年間に限ったものではない。
不可逆な、後戻りのない、米国の地域大国化への一本道だ。
その大波を食らって、ウクライナは揺れに揺れている。
東・南部4州とクリミアを軍事的に奪還して、ロシアを屈服させる道は消えた。
起死回生の妙手はない。
現政権の支持率は、過半数割れ寸前まで落ちている(最盛期は9割もあったけど)。
24時間以内に停戦を実現すると豪語していたトランプも、最近は6か月以内とかに後退している。
まあ、どうでもいいんですが。
何らかの形での停戦は模索されるだろうけど、仮に成立したとしてもそれが続く保証はない。
ウクライナは再侵攻され、今度こそ国家としての独立を脅かされるだろう。
それが見えていたとしても、ウクライナは停戦に応じざるを得ないことになる。
米国からの支援が激減すれば、戦争の継続が不可能になるからな。
それは可能性の問題とかではなく、確定した未来だ(そうなのかあ?)。
だからこそ、少しでも有利な停戦に持ち込もうとしてクルスクにも再度の攻撃を仕掛けた。
(クルスク方面の戦い、ロシア軍の攻勢でウクライナ軍の左翼が急速に崩壊)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/in-the-battle-of-kursk-the-ukrainian-left-flank-collapses-rapidly-under-russian-offensive/
「敵は我々の計画を事前に察知して戦力を集中させてきた」(DEEP STATE)
「ウクライナ軍はノヴォイヴァノフカを含む複数の拠点をロシア軍に奪還され、左翼の支配地域も大きく失った」(同上)
右翼(スジャ北東部)では若干の進軍を見たようだが、一部では撃退され、逆に左翼(西部)では押し込まれている(作戦が漏れていたという話も)。
トランプ就任前における、おそらく最後の攻勢に出たんだろう。
結果は、まあ、ほぼ裏目に出ちまったようだがな。
勝負は時の運だから、別に悲観的になることはない。
ここ数日、バイデン政権は可能な限りの支援を表明して、少しでも長く交戦が続けられるように配慮しているけど、それもあと僅かだ。
今後は欧州がどう出るかだが、米国と違って、ロシアとの直接対決も考慮しなければならないからな。
中途半端、手控え、及び腰は避けられない。
半年後、ウクライナがどうなっているかは誰にも、おそらくトランプにすら分からないかも知れない。
ロシアが停戦に応じなければそれまでだ。
真剣な交渉に引きずり出す、奇跡の手立てがあればともかく、御座なりな停戦は逆にロシアを利するだけだからな・・・。
(侵攻1053日目、ウクライナ軍はクラホヴェ陥落を確認できないと主張)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/1053-days-into-the-invasion-ukrainian-military-claims-unable-to-confirm-fall-of-krahove/
「ロシア軍はポクロウシクを正面から襲撃するのではなく南から西に迂回し、戦わずしてポクロウシク占領を狙っている」(Ukrainska Pravda)
「ロシア軍の動きを見れば明白だ。兵站を遮断して戦わずしてポクロウシク占領を狙っている」(ダヴィンチ・ウルブス大隊(第59自動車化歩兵旅団所属)の指揮官=セルヒー・フィリモノフ氏)
「ロシア軍の標的はポクロウシクではないと確信している。彼らの最優先目標はドニプロペトロウシク州に侵入して作戦を展開することだ」(別の関係者)
物流の拠点としてロシア軍の標的とされているポクロフシク(ポクロウシク)だが、バフムトやアウディーイウカのような「正面突破のドンパチ」ではなく、周りから囲むようにして「まるっと攻め取る」感じの状況になっている。
逆に言えば、ポクロフシクを囲む陣地が機能していて、正面突破をなかなか許さない状況ということでもある。
「右翼からT-0504、左翼からT-0409やE-50を遮断し、3方から圧力を加えることでウクライナ軍にポクロウシクからの撤退を強いる」
「ロシア軍はウクライナ軍に対して数的優位を保っているため、ポクロウシク方向の活発な前線が伸びれば伸びるほどウクライナ軍の戦力は薄く引き伸ばされ、ドニプロペトロウシク州境への到達は「プーチン大統領が掲げるドネツク州行政境界への到達成功」をアピール」
「ドニプロペトロウシク州への侵入は「戦いが新たな州に拡大する=領土の割譲要求が拡大する可能性」が浮上」
それだけじゃない。
「「ロシア軍のドニプロペトロウシク州侵入」を想定した要塞建設の優先順位が低かったため「ポクロウシクを抜かれるとドニプロの間にまともな防衛ラインがない」」
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
「これを食い止めるには要塞ではなく「予備戦力の投入=人海戦術」に頼らなければならず、この方向にウクライナ軍の限られた予備戦力を集中させれば他方面の侵攻が容易になる」
航空万能論ブログ管理人は、ポクロフシクの状況をかなり悲観的に見ている。
ウクライナは、政治的にも軍事的にもこの街を守ろうとするだろうから、その防衛にはリソースをつぎ込んでいるに違いない。
つーことは、それ以外の地域に十分な対応が行き渡りづらくなってきているはずだ。
兵士も物資も作戦も。
正面から一定の圧力をかけ続けている以上、ポクロフシクの守りを解くことはできない。
その状況下で周囲を蚕食され、ドニプロペトロウシク州侵入を許せば事態は新たな展開を遂げることになる。
まあ、攻撃にさらされていることから、既に物流拠点として機能しているかどうかは怪しい。
前線が後退していることから、ウクライナ側としてはここを死守する意味も失われてきている。
ロシアにしてみれば、多大な犠牲を払ってまで、正面突破で占領しなければならない理由もないことになる。
それよりも、目の前にある州境にたどり着くことの方が政治的には重要だろう。
「ポクロウシクでロシア軍を食い止めないと問題は雪だるま式に大きくなる」(航空万能論ブログ管理人)
ポクロフシクは、前線に近い末端の兵站拠点(集積地)に過ぎない。
ザポリージャやドニプロのような後方の大規模な拠点とは異なる。
ロシアが本当に州境を越えてドニプロに向かうつもりかどうかは知らない。
「ロシア軍の標的はポクロウシクではないと確信している。彼らの最優先目標はドニプロペトロウシク州に侵入して作戦を展開することだ」(再掲)
昨年2月のアウディーイウカ陥落以降、我々はポクロフシクが次の標的と思い込んでいたが、ひょっとするとそれはブラフだったのかも知れない。
ポクロフシク炭鉱など、産業的に重要な施設もあるけど、言ってみればオマケ程度の話に過ぎない(そうなのかあ?)。
併合を宣言し、停戦の条件でもある4州(クリミア除く)以外でも、ハルキウ州やスムイ州の一部でもロシアは作戦を展開している。
舌先三寸でコロコロ変わる政治目標(そうなのかあ?)とは異なり、血で贖われた領土の重みは現実のものだ。
戦争の本質は、破壊と領域支配だと喝破したのはザルジニーだった。
ドネツク市の南にあるマリンカを失った時(もう、大昔のような気がするけどまだ1年ちょっと前の話だ)、彼はまだ総司令官だった。
2023年の反転攻勢の失敗と膠着状態が明白になり、ザルジニーは解任、シルスキーが後を引き継いだ途端、2月にアウディーイウカを失った。
シルスキーはその際、将来必ず奪還すると誓ったけど、その見込みはない。
既に、前線は50kmも離れている。
ロシア軍にとって、戦闘を継続し、前線を押し上げ、ウクライナに対して時間がロシアの味方であることを示し続けることが重要だったが、クルスクでの例外を除いて概ね成功してきたように見える。
しかし、ロシアの表向きの対応とは別に、軍事的には2023年の反転攻勢を食い止めた時点で、4州を超えた進軍が想定されていたのではないか。
ウクライナの州境は概ね人為的にひかれている(河川などもありますけど)。
政治的にはともかく、軍事的にはあまり意味をなさない。
停戦条件として政治的に併合4州の州境を強調することは、ひょっとすると情報戦(=はったり(嘘八百)の拡散)だったのかも知れない。
ウクライナ側の関係者は、ポクロフシクを巡る攻防から、そのことを敏感に感じ取っている気がする。
確認しておこう。
侵略者が自発的に侵略を止めることはない。
ポクロフシクをスルーしたロシアは、ひょっとするとドニプロだってスルーするかも知れない(そうなのかあ?)。
いや、キエフもリビウもスルーするかも知れない(そんなあ!)。
いやいや、ポーランドやスロバキア、ハンガリーやルーマニア、モルドバさえスルーする可能性だってある(通過はしなくちゃならんけどな)。
大西洋を見下ろす丘の上にロシア国旗が翻る日まで、侵略の手が緩むことはない。
最近の情勢を考えると、そこで止まるかどうかも怪しい。
そう、グリーンランドだって標的にならないとは限らない。
ロシアは北極海を挟んでグリーンランドと向かい合う隣国だ。
北極海はロシアにとって安全保障上の国益でもある。
ポクロフシクで止まらなければ、グリーンランドまで行くかも知れない(そうなのかあ?)。
まあいい。
大北米合「州」国(米国+カナダ+グリーンランド+メキシコ(?))との直接対決だって、可能性の話としてはあり得ないとは言えない。
戦争と違って、侵略は必ずしも破壊を伴うとは限らない(破壊せずに領域支配できるのが上策:戦争は下策だ)。
侵略が止まるのは、その対象が尽きる時だけだ(そういうことかあ?)。
東欧やバルト3国、フィンランドが、当面の境界線になるんだろうけど(そこまではほぼ確定?)、中欧から西欧にかけても時間の問題になるだろうな。
欧州があくまで敵対的に対応すれば、欧州大戦争は人類史上初の核兵器の撃ち合いになる(断定的!)。
トランプは、米国一国主義の下、欧州から手を引き始めている。
この流れは政権4年間に限ったものではない。
不可逆な、後戻りのない、米国の地域大国化への一本道だ。
その大波を食らって、ウクライナは揺れに揺れている。
東・南部4州とクリミアを軍事的に奪還して、ロシアを屈服させる道は消えた。
起死回生の妙手はない。
現政権の支持率は、過半数割れ寸前まで落ちている(最盛期は9割もあったけど)。
24時間以内に停戦を実現すると豪語していたトランプも、最近は6か月以内とかに後退している。
まあ、どうでもいいんですが。
何らかの形での停戦は模索されるだろうけど、仮に成立したとしてもそれが続く保証はない。
ウクライナは再侵攻され、今度こそ国家としての独立を脅かされるだろう。
それが見えていたとしても、ウクライナは停戦に応じざるを得ないことになる。
米国からの支援が激減すれば、戦争の継続が不可能になるからな。
それは可能性の問題とかではなく、確定した未来だ(そうなのかあ?)。
だからこそ、少しでも有利な停戦に持ち込もうとしてクルスクにも再度の攻撃を仕掛けた。
(クルスク方面の戦い、ロシア軍の攻勢でウクライナ軍の左翼が急速に崩壊)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/in-the-battle-of-kursk-the-ukrainian-left-flank-collapses-rapidly-under-russian-offensive/
「敵は我々の計画を事前に察知して戦力を集中させてきた」(DEEP STATE)
「ウクライナ軍はノヴォイヴァノフカを含む複数の拠点をロシア軍に奪還され、左翼の支配地域も大きく失った」(同上)
右翼(スジャ北東部)では若干の進軍を見たようだが、一部では撃退され、逆に左翼(西部)では押し込まれている(作戦が漏れていたという話も)。
トランプ就任前における、おそらく最後の攻勢に出たんだろう。
結果は、まあ、ほぼ裏目に出ちまったようだがな。
勝負は時の運だから、別に悲観的になることはない。
ここ数日、バイデン政権は可能な限りの支援を表明して、少しでも長く交戦が続けられるように配慮しているけど、それもあと僅かだ。
今後は欧州がどう出るかだが、米国と違って、ロシアとの直接対決も考慮しなければならないからな。
中途半端、手控え、及び腰は避けられない。
半年後、ウクライナがどうなっているかは誰にも、おそらくトランプにすら分からないかも知れない。
ロシアが停戦に応じなければそれまでだ。
真剣な交渉に引きずり出す、奇跡の手立てがあればともかく、御座なりな停戦は逆にロシアを利するだけだからな・・・。
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