😼中東情勢:塩対応:米国の無策 ― 2025年06月13日 20:05
中東情勢:塩対応:米国の無策
(アングル:イラン攻撃で「政治延命」狙うネタニヤフ首相、イスラエルの危険な賭け)
https://jp.reuters.com/economy/Q2US5WLHCZKALB2N4YHXI2NCNA-2025-06-13/
「イスラエルはパレスチナ自治区ガザでハマス掃討作戦を実施し、ヒズボラにも壊滅的な打撃を与えた。その意味で、イラン攻撃の「機が熟した」とネタニヤフ氏が判断したと考えられる。」
「ルビオ米国務長官は、イスラエルのイラン攻撃について事前に連絡を受けていたとしたが関与を否定」
「今回の攻撃は、米とイランが核問題で協議を重ねる中というタイミング」
「戦後、ユダヤ人とユダヤ国家は『二度と繰り返さない』と誓った。その『二度と繰り返さない』は今日なのだ。イスラエルは、歴史の教訓を学んだことを示した」(イスラエルのネタニヤフ首相)
ヘグセスが迎撃ミサイルの特殊信管を、緊急に中東の米軍へ回すと言ってたのはこれだったのか(国防総省が議会に通告:<さらに追加>参照)。
少なくとも1週間くらい前には米国は知ってたわけだ。
交渉準備中のイランには知らせない方針を採ったわけだ。
もちろん、知らせれば奇襲の意味は無くなる。
今回の攻撃によるイランのダメージは計り知れない。
ウラン濃縮施設は破壊され、科学者は皆殺しにされ、軍のトップや参謀も死んだ。
イランの防空システムも機能しなかったしな。
(イスラエル、敵領内に持ち込んだドローンやミサイルでイラン軍を無力化)
https://grandfleet.info/middle-east-afria-related/israel-neutralizes-iranian-forces-with-drones-and-missiles-delivered-into-enemy-territory/
「ドローンがイスラエルに到達するタイミングに合わせて弾道ミサイルや巡航ミサイルを発射してくるだろうと警戒していたが、そのような反応は起こらず、イランが発射したドローンもイスラエル領の外側で撃墜され、今のところイスラエル領内に到達したドローンは1機もおらず、既にイスラエル国防軍は「もうシェルターに留まる必要はない」と発表して警報を解除している。」
非の打ち所のない完全な勝利だ。
「今回の攻撃に合わせてモサドがイラン国内で防空システムと長距離ミサイル施設への破壊工作を実施した」(Times of Israel)
「イスラエルはイランの核開発能力を攻撃するため準備には何年も費やしてきた」「モサドの工作員はイラン領内のテヘラン近郊にドローン基地を建設した」「作戦が発動されると基地のドローンが起動して地対地ミサイルを破壊した」「モサドの工作員は兵器を積み込んだ車輌のイラン密輸にも成功した」「このシステムはイランの防空網を破壊してイラン上空を飛行する空軍の戦闘機に自由を与えた」「さらにモサドの特殊部隊はイラン中部に配備された防空システムの近くに精密誘導ミサイルを配備した」(同上)
「イランの防空網はモサドの攻撃で破壊され混乱を来し、効果的な迎撃を行う運用能力が奪われ、イラン領空を自由に飛行できるようになったイスラエル空軍機は地下の軍事拠点を徹底的に攻撃したため、イランは報復攻撃に弾道ミサイルや巡航ミサイルを使用できなかったのかもしれない。」(航空万能論ブログ管理人)
明後日からの米国との交渉どころの話じゃないだろう。
いや、ひょっとすると、イスラエルのおかげで案外スムーズに運ぶかもしれない。
だって、核兵器を持とうにも、向こう数十年は物理的に不可能になっちまったわけだからな(そうなのかあ?)。
浮沈子的には、プーチンが今回の事態にどう対応するかに注目している。
米国と手を取り合って、イランに核兵器所有を断念させ、中東に和平をもたらすことが出来るならそれに越したことはない(トランプとの電話歓談では、影響力の行使に前向きだったと言われる)。
ロシアはまた、イスラエルともつながりがあり、そのためにイスラエルは自国の防空システム(アイアンドームじゃなくて、米国産のパトリオットみたいですが)をウクライナに引き渡すことを渋っていた(結局、渡したみたいですが)。
米ロが手を取り合って、イランをなだめ、中東での立ち位置を確保してやることで、イスラエルとのドンパチをエスカレートさせないことが重要だ。
それは不可能じゃないだろう。
是非ともやってもらいたい。
イランはロシアにとっては重要なパートナーだ。
カスピ海を経てペルシャ湾やインド洋に繋がるルートでもある。
(ロシア、米イラン核協議仲介の用意 余剰核物質の燃料転換構想)
https://jp.reuters.com/markets/commodities/CLEXVPEMNJIPXIHVRIAXLCOGMQ-2025-06-11/
「リャブコフ外務次官は11日、ロシアメディアに対し、ロシアは解決に向けた構想や現実的な方法で協力する用意があると述べ、一例として、イランが製造した余剰核物質を輸出し、核燃料生産に転用することを挙げた。」
もちろん、核燃料への加工はロシアが行い、その売り上げはロシアの国庫に入り、ウクライナ紛争のドンパチの軍資金の一部になる(そうなのかあ?)。
中東情勢は難しい。
敵の敵は味方とは限らず、味方の敵が敵とは限らない複雑怪奇な様相を呈している。
事態を収束させ、中東戦争に発展させないための努力を惜しむ時ではないだろう・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーーーーー
(イラン核施設被害は「限定的」、専門家がイスラエル攻撃後の画像分析)
https://jp.reuters.com/world/security/ERI5LRZ4HZOWDHLZ3BXR6ZTCOI-2025-06-14/
「地下の濃縮施設と、近くの山中にある大規模な地下施設には被害はないようだ」(米ミドルベリー国際問題研究所の核不拡散専門家ジェフリー・ルイス氏:イランの主要なウラン濃縮施設ナタンズ施設の被害:地下に大規模なウラン濃縮工場のほか、地上には小規模なパイロット濃縮工場がある)
「地下の遠心分離工場に通じるトンネルへのドローン攻撃やサイバー攻撃があった可能性もあるとし、攻撃はまだ初期段階」(科学国際安全保障研究所の核専門家デービッド・オルブライト氏)
うーん、一撃で決めたわけではないようだな。
「初日は指導者の殺害、核科学者の追跡、防空システム、報復能力など奇襲攻撃によって得られる成果に焦点を当てていた」「フォルドゥやイスファハン(にある核施設)では目に見える被害はない。ナタンズには被害があった」「ただ、地下施設が破壊されたという証拠はない」(同上)
やれやれ・・・。
「ナタンズの放射能レベルに変化はなく、正常」(国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長)
(イランとイスラエル、再び相互に攻撃 テヘラン空港にミサイルか)
https://jp.reuters.com/world/security/XVUUOSS6PRLA7PJLNISAMJ5BFI-2025-06-14/
「イスラエル軍は「この1時間で、イランからイスラエルに向けて数十発のミサイルが発射された」とし、一部迎撃したと説明」
「一方、イランでは、首都テヘランのメヘラバード空港を2つの飛翔体が直撃し、火災が発生」
読売は、事実上の交戦状態と報じている。
(イランとイスラエル、事実上の交戦状態に突入…テルアビブに報復攻撃のミサイル着弾)
https://www.yomiuri.co.jp/world/20250614-OYT1T50094/
「最高指導者アリ・ハメネイ師は国営テレビで演説し、「強力な報復を容赦なく行い、(イスラエルは)苦渋を味わうことになる」と訴えた。」
「軍の最高司令官、科学者、ウラン濃縮施設、大部分の弾道ミサイルを排除した。政権はかつてないほど弱体化している」(イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相)
「両国の攻撃の応酬は過去2回、短期間で収束したが、今回はイランが国家経済の基盤と位置づける核施設が初めて標的とされ、戦闘の泥沼化が懸念される。」
「イスラエルの攻撃について「非常に成功した」と評価し、イランの報復攻撃に対して「もちろんイスラエルを守る」と強調」(米国のトランプ大統領)
「AP通信は、米軍の防空システムがイスラエルに向かっていたイランの弾道ミサイルを迎撃したと報じた。」
うーん、これじゃあグルになってたと言われても仕方ないだろう。
交渉は見せかけだけで、米国はイランを欺く片棒を担いだと取られても仕方ない。
「トランプ氏は米ニュースサイト・アクシオスのインタビューで、イスラエルの攻撃が核合意の可能性を高めたとの見方を示し、「イランは今後真剣に交渉するかもしれない」と述べた。」
浮沈子もそう思ったが、少なくとも直ちにはムリポだろう。
「両国は事実上の交戦状態に突入した。」
おそらく、米軍施設も攻撃対象になる可能性が高い(そうなのかあ?)。
どういうルートになるかは不明だが、北朝鮮製のミサイルが投入される可能背もある(そんなあ!)。
(イラン “イスラエルにミサイルなど報復攻撃”【随時更新】)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250614/k10014835031000.html#anchor-05
「戦争には代償が伴う。うかれることなく指示に従ってほしい」(ネタニヤフ首相)
「最新の情勢を踏まえ、世界各地のイスラエル大使館は閉鎖される」(イスラエル外務省は、各国にある大使館に対し閉鎖を指示)
「各国に滞在するイスラエル人に対し、公共の場でユダヤ人やイスラエルに関係するシンボルを示さないようにすることやSNSに自分の所在地や旅程など個人を特定できるような情報を掲載しないこと、イスラエルやユダヤ人コミュニティーに関する大規模な集まりやイベントへの参加を見送ることなどを呼びかけ」
「イエメンからイスラエルに向けてミサイルが発射され、パレスチナ暫定自治区のヘブロン付近に落下」
うーん、ちょっと狙いが逸れたか・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(米国防総省、重要な対ドローン技術をウクライナから転用 中東の米軍へ振り向け)
https://www.cnn.co.jp/usa/35233941.html
「上院と下院の軍事委員会に送られた5月29日付の文書によると、この技術はウクライナがロシアのドローンを撃墜するために使用するロケット弾用の近接信管。ヘグセス国防長官の命令により、「ウクライナ安全保障支援イニシアティブ(USAI)」から空軍中央司令部に振り向けられた。」
「近接信管はもともとウクライナ向けに購入されたものだったが、「国防長官が特定した緊急課題」として空軍に振り向けられた」
今から振り返れば、確かに緊急だったろう。
つーことはだな、5月下旬の時点で、米国は今回のイスラエルの攻撃を知らされていたわけだ(当然行われるイランの反撃も予想)。
まあいい。
謀は密なるをもって良しとする。
イランは米国にまんまと騙されたわけだ。
この恨みは深いだろうな・・・。
(アングル:イラン攻撃で「政治延命」狙うネタニヤフ首相、イスラエルの危険な賭け)
https://jp.reuters.com/economy/Q2US5WLHCZKALB2N4YHXI2NCNA-2025-06-13/
「イスラエルはパレスチナ自治区ガザでハマス掃討作戦を実施し、ヒズボラにも壊滅的な打撃を与えた。その意味で、イラン攻撃の「機が熟した」とネタニヤフ氏が判断したと考えられる。」
「ルビオ米国務長官は、イスラエルのイラン攻撃について事前に連絡を受けていたとしたが関与を否定」
「今回の攻撃は、米とイランが核問題で協議を重ねる中というタイミング」
「戦後、ユダヤ人とユダヤ国家は『二度と繰り返さない』と誓った。その『二度と繰り返さない』は今日なのだ。イスラエルは、歴史の教訓を学んだことを示した」(イスラエルのネタニヤフ首相)
ヘグセスが迎撃ミサイルの特殊信管を、緊急に中東の米軍へ回すと言ってたのはこれだったのか(国防総省が議会に通告:<さらに追加>参照)。
少なくとも1週間くらい前には米国は知ってたわけだ。
交渉準備中のイランには知らせない方針を採ったわけだ。
もちろん、知らせれば奇襲の意味は無くなる。
今回の攻撃によるイランのダメージは計り知れない。
ウラン濃縮施設は破壊され、科学者は皆殺しにされ、軍のトップや参謀も死んだ。
イランの防空システムも機能しなかったしな。
(イスラエル、敵領内に持ち込んだドローンやミサイルでイラン軍を無力化)
https://grandfleet.info/middle-east-afria-related/israel-neutralizes-iranian-forces-with-drones-and-missiles-delivered-into-enemy-territory/
「ドローンがイスラエルに到達するタイミングに合わせて弾道ミサイルや巡航ミサイルを発射してくるだろうと警戒していたが、そのような反応は起こらず、イランが発射したドローンもイスラエル領の外側で撃墜され、今のところイスラエル領内に到達したドローンは1機もおらず、既にイスラエル国防軍は「もうシェルターに留まる必要はない」と発表して警報を解除している。」
非の打ち所のない完全な勝利だ。
「今回の攻撃に合わせてモサドがイラン国内で防空システムと長距離ミサイル施設への破壊工作を実施した」(Times of Israel)
「イスラエルはイランの核開発能力を攻撃するため準備には何年も費やしてきた」「モサドの工作員はイラン領内のテヘラン近郊にドローン基地を建設した」「作戦が発動されると基地のドローンが起動して地対地ミサイルを破壊した」「モサドの工作員は兵器を積み込んだ車輌のイラン密輸にも成功した」「このシステムはイランの防空網を破壊してイラン上空を飛行する空軍の戦闘機に自由を与えた」「さらにモサドの特殊部隊はイラン中部に配備された防空システムの近くに精密誘導ミサイルを配備した」(同上)
「イランの防空網はモサドの攻撃で破壊され混乱を来し、効果的な迎撃を行う運用能力が奪われ、イラン領空を自由に飛行できるようになったイスラエル空軍機は地下の軍事拠点を徹底的に攻撃したため、イランは報復攻撃に弾道ミサイルや巡航ミサイルを使用できなかったのかもしれない。」(航空万能論ブログ管理人)
明後日からの米国との交渉どころの話じゃないだろう。
いや、ひょっとすると、イスラエルのおかげで案外スムーズに運ぶかもしれない。
だって、核兵器を持とうにも、向こう数十年は物理的に不可能になっちまったわけだからな(そうなのかあ?)。
浮沈子的には、プーチンが今回の事態にどう対応するかに注目している。
米国と手を取り合って、イランに核兵器所有を断念させ、中東に和平をもたらすことが出来るならそれに越したことはない(トランプとの電話歓談では、影響力の行使に前向きだったと言われる)。
ロシアはまた、イスラエルともつながりがあり、そのためにイスラエルは自国の防空システム(アイアンドームじゃなくて、米国産のパトリオットみたいですが)をウクライナに引き渡すことを渋っていた(結局、渡したみたいですが)。
米ロが手を取り合って、イランをなだめ、中東での立ち位置を確保してやることで、イスラエルとのドンパチをエスカレートさせないことが重要だ。
それは不可能じゃないだろう。
是非ともやってもらいたい。
イランはロシアにとっては重要なパートナーだ。
カスピ海を経てペルシャ湾やインド洋に繋がるルートでもある。
(ロシア、米イラン核協議仲介の用意 余剰核物質の燃料転換構想)
https://jp.reuters.com/markets/commodities/CLEXVPEMNJIPXIHVRIAXLCOGMQ-2025-06-11/
「リャブコフ外務次官は11日、ロシアメディアに対し、ロシアは解決に向けた構想や現実的な方法で協力する用意があると述べ、一例として、イランが製造した余剰核物質を輸出し、核燃料生産に転用することを挙げた。」
もちろん、核燃料への加工はロシアが行い、その売り上げはロシアの国庫に入り、ウクライナ紛争のドンパチの軍資金の一部になる(そうなのかあ?)。
中東情勢は難しい。
敵の敵は味方とは限らず、味方の敵が敵とは限らない複雑怪奇な様相を呈している。
事態を収束させ、中東戦争に発展させないための努力を惜しむ時ではないだろう・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーーーーー
(イラン核施設被害は「限定的」、専門家がイスラエル攻撃後の画像分析)
https://jp.reuters.com/world/security/ERI5LRZ4HZOWDHLZ3BXR6ZTCOI-2025-06-14/
「地下の濃縮施設と、近くの山中にある大規模な地下施設には被害はないようだ」(米ミドルベリー国際問題研究所の核不拡散専門家ジェフリー・ルイス氏:イランの主要なウラン濃縮施設ナタンズ施設の被害:地下に大規模なウラン濃縮工場のほか、地上には小規模なパイロット濃縮工場がある)
「地下の遠心分離工場に通じるトンネルへのドローン攻撃やサイバー攻撃があった可能性もあるとし、攻撃はまだ初期段階」(科学国際安全保障研究所の核専門家デービッド・オルブライト氏)
うーん、一撃で決めたわけではないようだな。
「初日は指導者の殺害、核科学者の追跡、防空システム、報復能力など奇襲攻撃によって得られる成果に焦点を当てていた」「フォルドゥやイスファハン(にある核施設)では目に見える被害はない。ナタンズには被害があった」「ただ、地下施設が破壊されたという証拠はない」(同上)
やれやれ・・・。
「ナタンズの放射能レベルに変化はなく、正常」(国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長)
(イランとイスラエル、再び相互に攻撃 テヘラン空港にミサイルか)
https://jp.reuters.com/world/security/XVUUOSS6PRLA7PJLNISAMJ5BFI-2025-06-14/
「イスラエル軍は「この1時間で、イランからイスラエルに向けて数十発のミサイルが発射された」とし、一部迎撃したと説明」
「一方、イランでは、首都テヘランのメヘラバード空港を2つの飛翔体が直撃し、火災が発生」
読売は、事実上の交戦状態と報じている。
(イランとイスラエル、事実上の交戦状態に突入…テルアビブに報復攻撃のミサイル着弾)
https://www.yomiuri.co.jp/world/20250614-OYT1T50094/
「最高指導者アリ・ハメネイ師は国営テレビで演説し、「強力な報復を容赦なく行い、(イスラエルは)苦渋を味わうことになる」と訴えた。」
「軍の最高司令官、科学者、ウラン濃縮施設、大部分の弾道ミサイルを排除した。政権はかつてないほど弱体化している」(イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相)
「両国の攻撃の応酬は過去2回、短期間で収束したが、今回はイランが国家経済の基盤と位置づける核施設が初めて標的とされ、戦闘の泥沼化が懸念される。」
「イスラエルの攻撃について「非常に成功した」と評価し、イランの報復攻撃に対して「もちろんイスラエルを守る」と強調」(米国のトランプ大統領)
「AP通信は、米軍の防空システムがイスラエルに向かっていたイランの弾道ミサイルを迎撃したと報じた。」
うーん、これじゃあグルになってたと言われても仕方ないだろう。
交渉は見せかけだけで、米国はイランを欺く片棒を担いだと取られても仕方ない。
「トランプ氏は米ニュースサイト・アクシオスのインタビューで、イスラエルの攻撃が核合意の可能性を高めたとの見方を示し、「イランは今後真剣に交渉するかもしれない」と述べた。」
浮沈子もそう思ったが、少なくとも直ちにはムリポだろう。
「両国は事実上の交戦状態に突入した。」
おそらく、米軍施設も攻撃対象になる可能性が高い(そうなのかあ?)。
どういうルートになるかは不明だが、北朝鮮製のミサイルが投入される可能背もある(そんなあ!)。
(イラン “イスラエルにミサイルなど報復攻撃”【随時更新】)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250614/k10014835031000.html#anchor-05
「戦争には代償が伴う。うかれることなく指示に従ってほしい」(ネタニヤフ首相)
「最新の情勢を踏まえ、世界各地のイスラエル大使館は閉鎖される」(イスラエル外務省は、各国にある大使館に対し閉鎖を指示)
「各国に滞在するイスラエル人に対し、公共の場でユダヤ人やイスラエルに関係するシンボルを示さないようにすることやSNSに自分の所在地や旅程など個人を特定できるような情報を掲載しないこと、イスラエルやユダヤ人コミュニティーに関する大規模な集まりやイベントへの参加を見送ることなどを呼びかけ」
「イエメンからイスラエルに向けてミサイルが発射され、パレスチナ暫定自治区のヘブロン付近に落下」
うーん、ちょっと狙いが逸れたか・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(米国防総省、重要な対ドローン技術をウクライナから転用 中東の米軍へ振り向け)
https://www.cnn.co.jp/usa/35233941.html
「上院と下院の軍事委員会に送られた5月29日付の文書によると、この技術はウクライナがロシアのドローンを撃墜するために使用するロケット弾用の近接信管。ヘグセス国防長官の命令により、「ウクライナ安全保障支援イニシアティブ(USAI)」から空軍中央司令部に振り向けられた。」
「近接信管はもともとウクライナ向けに購入されたものだったが、「国防長官が特定した緊急課題」として空軍に振り向けられた」
今から振り返れば、確かに緊急だったろう。
つーことはだな、5月下旬の時点で、米国は今回のイスラエルの攻撃を知らされていたわけだ(当然行われるイランの反撃も予想)。
まあいい。
謀は密なるをもって良しとする。
イランは米国にまんまと騙されたわけだ。
この恨みは深いだろうな・・・。
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