🚀ISS:空気漏れ再び:AX-4延期 ― 2025年06月13日 22:11
ISS:空気漏れ再び:AX-4延期
(NASA、ロシアのモジュールの空気漏れを理由に民間宇宙飛行士のミッションを無期限延期)
https://spacenews.com/nasa-indefinitely-delays-private-astronaut-mission-citing-air-leak-in-russian-module/
「長期にわたる空気漏れが続いていたステーションの一部で「新たな圧力シグネチャー」を検出した」
「国際宇宙ステーションへの民間宇宙飛行士のミッションを無期限に延期」
「今回の延期により、NASAとロスコスモスは、ズヴェズダモジュールの一部区画における空気漏れという新たな事態を調査する時間を確保」
「進行中の調査の一環として、NASAはロスコスモスと協力し、国際宇宙ステーション(ISS)のズヴェズダ・サービスモジュール後部セグメントの最近の修理作業後の新たな圧力シグネチャーの解明に取り組んでいます」(NASA)
「アクシオム・ミッション4の延期により、NASAとロスコスモスは状況を評価し、追加のトラブルシューティングが必要かどうかを判断するための追加の時間を確保できる」(同上)
「大幅な遅延は、7月下旬以降に打ち上げが予定されているCrew-11ミッションのスケジュールに影響を与える可能性がある。」
やれやれ・・・。
これは、ロスコスモスから続報が出るかもしれないからな。
何かあればまた書く。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(ISSに関する新たな漏洩があったが、NASAはそれについてあまり語っていない)
https://arstechnica.com/space/2025/06/theres-another-leak-on-the-iss-but-nasa-is-not-saying-much-about-it/
「ロスコスモスは先日、今月初めにPrKモジュールの最新の修理を完了し、「完全に密閉された」と発表した。NASAも修理が最近完了したと発表している。その後、ロスコスモスとNASAは共に、PrKモジュール内部の漏れ速度が停止したと発表した。」
へえーっ、そうだったんだ・・・。
「2つの情報筋によると、宇宙ステーション全体の気圧は低下し続けているとのことです。」
「5年間も続いていたPrKモジュールからの空気漏れがなかったとしたら、なぜ宇宙ステーションの気圧は依然として低下しているのでしょうか?」
「最も有力な推測は、PrKモジュールにつながるハッチのシールが何らかの形で漏れているということです。」
「このシナリオでは、ステーションからの圧力がこれらのシールを通してPrKモジュール内の漏れに供給され、内部の圧力が安定するため、PrKモジュールの漏れが完全に修復されたように見えます。」
うーん、あんま良く分からないんだがな。
「PrKモジュール」の漏れが止まっていないにもかかわらず、止まったように見えるということなのか。
それとも、「PrKモジュール」以外の新たな漏れが発生しているということなのか。
ハッチのシールが効いていないとなると、原因の特定はさらに困難になる。
「漏れは1日あたり数ポンドに上ります。」
「ISSでは2019年以降、空気漏れが緩やかながらも増加傾向にあります。空気漏れは、ISSのロシア製サービスモジュール「ズヴェズダ」の移送トンネルで発生しています。」
「最善の解決策は、宇宙船が付属のポートにドッキングする場合を除き、PrKモジュールに通じるハッチを閉じることでした。」
ハッチのシールが効いていないということになれば、この対策は最善とは言えない。
アルスの記事は金属疲労による崩壊を懸念しているが、追加の情報はなく、記者会見の予定もない。
確かなことはただ一つ。
ISSでは、何かが音もなく進行している・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(NASA、ISSへのAx-4ミッションの新たな打ち上げ予定日を設定)
https://spacenews.com/nasa-sets-new-potential-launch-date-for-ax-4-mission-to-iss/
「NASAは、最近の作業後、PrKの圧力は以前検知されていたようなわずかな低下ではなく、安定を保っていると述べた。」
「これは、小さな漏れが塞がれたことを示している可能性があります。チームはまた、安定した圧力は、宇宙ステーション本体からハッチシールを越えて移送トンネルに少量の空気が流入した結果である可能性も検討しています」(NASA)
「懸念はハッチのシール状態に集中しているようで、劣化するとISSに更なる問題を引き起こす可能性がある。」「移送トンネル内の圧力を変化させ、経時的に監視することで、チームは移送トンネルと、宇宙ステーションとズヴェズダ背面の間のハッチシールの状態を評価している」(同上)
「NASAは、チームが評価を進めており、AX-4の新たな打ち上げ機会を計画できるようになったと述べた。」
「最も早い機会は6月19日になる」
打ち上げ日程が決まったことは良かったが、一体、何がどうなっているのかは相変わらず霧の中にある。
「NASAは、遅延の原因となったPrKの圧力特性について、それがいつ検出されたかを含め、その他の詳細を明らかにしていない。」
「これは、ISSに滞在中のロシア人宇宙飛行士が、しようと再度努力した後に起きた。PrKの空気漏れは数年間解決されずに続いており、NASAとその安全アドバイザーは懸念を抱いている。」
ロスコスモスがテレグラムに投稿した報告の全文を掲げる。
「ロスコスモスは、国際宇宙ステーション(ISS)のロシアセグメントの全システムの日常的な監視と保守を継続しています。
ズヴェズダ・サービスモジュールのトランジションチャンバーの密閉の次の段階が完了しました。ミッションコントロールセンターの専門家によると、ISSのロシアセグメントには空気漏れはありません。
国際宇宙ステーション(ISS)のズヴェズダ・サービスモジュールの中間チャンバーからの空気漏れは、5年以上前から続いています。最初の報告は2019年9月でした。近年、漏れを封じるための試みが何度か行われましたが、いずれも部分的な結果にとどまっていました。
2025年6月の封印後、試験の結果、トランジションチャンバーの空気漏れは発見以来初めて完全に止まったことが示されました。」
その後の圧力低下の問題(ハッチシールの劣化の懸念)には触れられていない。
NASAとその安全アドバイザーが懸念するPrK(中間チャンバー:移送トンネルとも)の漏洩問題は、まだ宙に浮いている(宇宙ステーションだから、当然かあ?)。
まあ、どうでもいいんですが。
浮沈子的に気なるのは、ロシアが行った漏れの修理の状況だ。
「前室に確認された亀裂を塞ぐことで空気漏れを解消」(再掲)
亀裂って、なんなんだあ!?。
「・・・一部の部品は老朽化が著しく、リスクは時間とともに増大するのは明らかです」(イーロンマスク)
同感だな。
ISSは、一刻も早く落とすのが正しい。
人類には、中国の宇宙ステーションという立派な資産がある。
何の問題もないだろう(そうなのかあ?)。
トランプとマスクが仲直りする必要もなければ、スターライナーを無理して完成させる必要もない。
米国は有人宇宙ミッションを直ちに打ち切り、NASA解体の準備にかかるべきだろう(そうなのかあ?)。
宇宙空間は人間には過酷な環境だ。
そこで何かをやりたければ、ロボットやAIに任せるべきだ。
火星探査だってえ?。
べらぼーめ・・・。
ジャレッドアイザックマンは、原子力推進ロケットで惑星間有人探査を推進するビジョンをぶち上げているが、妄想癖も甚だしい。
(アイザックマンのNASAへの大胆な計画:原子力船、7人乗りドラゴン、加速型アルテミス)
https://arstechnica.com/space/2025/06/what-might-have-been-at-jared-isaacmans-nasa/
「原子力宇宙船」
「アイザックマン氏の最大の課題は、核電気推進への本格的な取り組みでした。彼は、核電気推進は人類による太陽系の持続的な探査に不可欠だと考えています。」
「・・・目標は、アメリカが原子力で宇宙飛行を始めることでした。」
彼は、ISSについてもドラゴン宇宙船に7人を押し込んでミッションを活性化することを考えていたようだ(詳細は記事を読んでください)。
ったく・・・。
注目すべきは、この話の中にスターライナーはかけらも出てこないことだな。
まあいい。
確認しておこう。
ISSはいつ崩壊してもおかしくない(そうなのかあ?)。
ズヴェズダからの漏洩は構造疲労による亀裂からのもので、それは今、この瞬間も拡大し続けているに違いない(未確認)。
悪いことは言わない。
宇宙開発史上、最悪の事態が起こる前に一刻も早く廃棄すべきだ。
が、廃棄するったって、制御落下させる仕掛けはこれから開発するわけだからな。
やれやれ・・・。
まずは、有人ミッションを直ちに中止し、無人の管理モードに移し、廃棄に向けた緊急作業を進めることだ。
事前に分離して制御落下させられるパーツがあれば、少しでも外しておくのがよろしい。
ロスコスモスは、根拠なき楽観を止め、事実を明らかにすべきだろう。
2028年までしか運用延長を認めないというのは、更新時期のサイクルの問題だけど、本当の運用限界を明らかにすべきだ。
ISSは、そもそも2015年までの運用しか想定されていなかったわけだからな。
もう、10年も延長し続けている。
限界だ。
NASAは、スペースシャトルで2度までも悲劇を繰り返している。
3度目の正直になる前に、英断しないとな・・・。
(NASA、ロシアのモジュールの空気漏れを理由に民間宇宙飛行士のミッションを無期限延期)
https://spacenews.com/nasa-indefinitely-delays-private-astronaut-mission-citing-air-leak-in-russian-module/
「長期にわたる空気漏れが続いていたステーションの一部で「新たな圧力シグネチャー」を検出した」
「国際宇宙ステーションへの民間宇宙飛行士のミッションを無期限に延期」
「今回の延期により、NASAとロスコスモスは、ズヴェズダモジュールの一部区画における空気漏れという新たな事態を調査する時間を確保」
「進行中の調査の一環として、NASAはロスコスモスと協力し、国際宇宙ステーション(ISS)のズヴェズダ・サービスモジュール後部セグメントの最近の修理作業後の新たな圧力シグネチャーの解明に取り組んでいます」(NASA)
「アクシオム・ミッション4の延期により、NASAとロスコスモスは状況を評価し、追加のトラブルシューティングが必要かどうかを判断するための追加の時間を確保できる」(同上)
「大幅な遅延は、7月下旬以降に打ち上げが予定されているCrew-11ミッションのスケジュールに影響を与える可能性がある。」
やれやれ・・・。
これは、ロスコスモスから続報が出るかもしれないからな。
何かあればまた書く。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(ISSに関する新たな漏洩があったが、NASAはそれについてあまり語っていない)
https://arstechnica.com/space/2025/06/theres-another-leak-on-the-iss-but-nasa-is-not-saying-much-about-it/
「ロスコスモスは先日、今月初めにPrKモジュールの最新の修理を完了し、「完全に密閉された」と発表した。NASAも修理が最近完了したと発表している。その後、ロスコスモスとNASAは共に、PrKモジュール内部の漏れ速度が停止したと発表した。」
へえーっ、そうだったんだ・・・。
「2つの情報筋によると、宇宙ステーション全体の気圧は低下し続けているとのことです。」
「5年間も続いていたPrKモジュールからの空気漏れがなかったとしたら、なぜ宇宙ステーションの気圧は依然として低下しているのでしょうか?」
「最も有力な推測は、PrKモジュールにつながるハッチのシールが何らかの形で漏れているということです。」
「このシナリオでは、ステーションからの圧力がこれらのシールを通してPrKモジュール内の漏れに供給され、内部の圧力が安定するため、PrKモジュールの漏れが完全に修復されたように見えます。」
うーん、あんま良く分からないんだがな。
「PrKモジュール」の漏れが止まっていないにもかかわらず、止まったように見えるということなのか。
それとも、「PrKモジュール」以外の新たな漏れが発生しているということなのか。
ハッチのシールが効いていないとなると、原因の特定はさらに困難になる。
「漏れは1日あたり数ポンドに上ります。」
「ISSでは2019年以降、空気漏れが緩やかながらも増加傾向にあります。空気漏れは、ISSのロシア製サービスモジュール「ズヴェズダ」の移送トンネルで発生しています。」
「最善の解決策は、宇宙船が付属のポートにドッキングする場合を除き、PrKモジュールに通じるハッチを閉じることでした。」
ハッチのシールが効いていないということになれば、この対策は最善とは言えない。
アルスの記事は金属疲労による崩壊を懸念しているが、追加の情報はなく、記者会見の予定もない。
確かなことはただ一つ。
ISSでは、何かが音もなく進行している・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(NASA、ISSへのAx-4ミッションの新たな打ち上げ予定日を設定)
https://spacenews.com/nasa-sets-new-potential-launch-date-for-ax-4-mission-to-iss/
「NASAは、最近の作業後、PrKの圧力は以前検知されていたようなわずかな低下ではなく、安定を保っていると述べた。」
「これは、小さな漏れが塞がれたことを示している可能性があります。チームはまた、安定した圧力は、宇宙ステーション本体からハッチシールを越えて移送トンネルに少量の空気が流入した結果である可能性も検討しています」(NASA)
「懸念はハッチのシール状態に集中しているようで、劣化するとISSに更なる問題を引き起こす可能性がある。」「移送トンネル内の圧力を変化させ、経時的に監視することで、チームは移送トンネルと、宇宙ステーションとズヴェズダ背面の間のハッチシールの状態を評価している」(同上)
「NASAは、チームが評価を進めており、AX-4の新たな打ち上げ機会を計画できるようになったと述べた。」
「最も早い機会は6月19日になる」
打ち上げ日程が決まったことは良かったが、一体、何がどうなっているのかは相変わらず霧の中にある。
「NASAは、遅延の原因となったPrKの圧力特性について、それがいつ検出されたかを含め、その他の詳細を明らかにしていない。」
「これは、ISSに滞在中のロシア人宇宙飛行士が、しようと再度努力した後に起きた。PrKの空気漏れは数年間解決されずに続いており、NASAとその安全アドバイザーは懸念を抱いている。」
ロスコスモスがテレグラムに投稿した報告の全文を掲げる。
「ロスコスモスは、国際宇宙ステーション(ISS)のロシアセグメントの全システムの日常的な監視と保守を継続しています。
ズヴェズダ・サービスモジュールのトランジションチャンバーの密閉の次の段階が完了しました。ミッションコントロールセンターの専門家によると、ISSのロシアセグメントには空気漏れはありません。
国際宇宙ステーション(ISS)のズヴェズダ・サービスモジュールの中間チャンバーからの空気漏れは、5年以上前から続いています。最初の報告は2019年9月でした。近年、漏れを封じるための試みが何度か行われましたが、いずれも部分的な結果にとどまっていました。
2025年6月の封印後、試験の結果、トランジションチャンバーの空気漏れは発見以来初めて完全に止まったことが示されました。」
その後の圧力低下の問題(ハッチシールの劣化の懸念)には触れられていない。
NASAとその安全アドバイザーが懸念するPrK(中間チャンバー:移送トンネルとも)の漏洩問題は、まだ宙に浮いている(宇宙ステーションだから、当然かあ?)。
まあ、どうでもいいんですが。
浮沈子的に気なるのは、ロシアが行った漏れの修理の状況だ。
「前室に確認された亀裂を塞ぐことで空気漏れを解消」(再掲)
亀裂って、なんなんだあ!?。
「・・・一部の部品は老朽化が著しく、リスクは時間とともに増大するのは明らかです」(イーロンマスク)
同感だな。
ISSは、一刻も早く落とすのが正しい。
人類には、中国の宇宙ステーションという立派な資産がある。
何の問題もないだろう(そうなのかあ?)。
トランプとマスクが仲直りする必要もなければ、スターライナーを無理して完成させる必要もない。
米国は有人宇宙ミッションを直ちに打ち切り、NASA解体の準備にかかるべきだろう(そうなのかあ?)。
宇宙空間は人間には過酷な環境だ。
そこで何かをやりたければ、ロボットやAIに任せるべきだ。
火星探査だってえ?。
べらぼーめ・・・。
ジャレッドアイザックマンは、原子力推進ロケットで惑星間有人探査を推進するビジョンをぶち上げているが、妄想癖も甚だしい。
(アイザックマンのNASAへの大胆な計画:原子力船、7人乗りドラゴン、加速型アルテミス)
https://arstechnica.com/space/2025/06/what-might-have-been-at-jared-isaacmans-nasa/
「原子力宇宙船」
「アイザックマン氏の最大の課題は、核電気推進への本格的な取り組みでした。彼は、核電気推進は人類による太陽系の持続的な探査に不可欠だと考えています。」
「・・・目標は、アメリカが原子力で宇宙飛行を始めることでした。」
彼は、ISSについてもドラゴン宇宙船に7人を押し込んでミッションを活性化することを考えていたようだ(詳細は記事を読んでください)。
ったく・・・。
注目すべきは、この話の中にスターライナーはかけらも出てこないことだな。
まあいい。
確認しておこう。
ISSはいつ崩壊してもおかしくない(そうなのかあ?)。
ズヴェズダからの漏洩は構造疲労による亀裂からのもので、それは今、この瞬間も拡大し続けているに違いない(未確認)。
悪いことは言わない。
宇宙開発史上、最悪の事態が起こる前に一刻も早く廃棄すべきだ。
が、廃棄するったって、制御落下させる仕掛けはこれから開発するわけだからな。
やれやれ・・・。
まずは、有人ミッションを直ちに中止し、無人の管理モードに移し、廃棄に向けた緊急作業を進めることだ。
事前に分離して制御落下させられるパーツがあれば、少しでも外しておくのがよろしい。
ロスコスモスは、根拠なき楽観を止め、事実を明らかにすべきだろう。
2028年までしか運用延長を認めないというのは、更新時期のサイクルの問題だけど、本当の運用限界を明らかにすべきだ。
ISSは、そもそも2015年までの運用しか想定されていなかったわけだからな。
もう、10年も延長し続けている。
限界だ。
NASAは、スペースシャトルで2度までも悲劇を繰り返している。
3度目の正直になる前に、英断しないとな・・・。
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