😼AI:画像解析の限界:揚げ足取り2025年06月18日 02:25

AI:画像解析の限界:揚げ足取り
AI:画像解析の限界:揚げ足取り

(AIは94.9%の精度で病状を診断できるが人間がAIを使うことで34.5%まで精度が急低下する)
https://gigazine.net/news/20250616-ai-underscores-miss-link-test/

記事は、ちょっとワケワカで、浮沈子的に理解できていないんだが、イメージ画像として使われているパソコンの方に目が釘付けになった。

今時、CRTのモニター使うかあ?。

それに、何かPCもチョーレトロな感じだぞお・・・。

「画像に写っているパソコンの機種は何ですか?。」(ジェミニに画像を上げて解析させてみた。)

「画像に写っているパソコンは、**IBM PC Model 5150**である可能性が高いです。

この機種は1981年にリリースされたIBMの初代パーソナルコンピューターで、画像に見られるような特徴的なCRTモニター(モノクロームディスプレイ)、キーボード、そして横長のシステムユニットが一致します。当時の研究室やオフィスで広く使われていたモデルです。」

IBM PC Model 5150だってえ?。

うーん、なんか違うような気がするんだがな。

(IBM PC)
https://ja.wikipedia.org/wiki/IBM_PC

「正式名称は「IBM Personal Computer」、型番は「IBM 5150」、略称は「IBM PC」や単に「The PC」等。」

うーん、前面のスリットとかドライブの配置がギガジンの記事の画像とは異なる気がするんだがな。

で、いろいろ調べてみると、どうも2世代後の5170のような気がする。

(IBM パーソナルコンピュータ AT)
https://en.wikipedia.org/wiki/IBM_Personal_Computer_AT

「IBMパーソナルコンピュータシリーズの4番目のモデルとして1984年に発売されました。Intel 80286マイクロプロセッサを搭載して設計されました。」

絵面的にはこれで間違いないと思うんだが、ギガジンの記事の画像は、モニターのつまみの位置が純正とは異なっている。

互換性のある社外品とみて、これもいろいろ調べたら、プリンストンの「HX-12E」というモデルが該当しそうな気がする(未確認)。

(ビンテージ HX-12E プリンストン グラフィック システム CRT モニター カラー | IBM クローン | 動作)
https://www.worthpoint.com/worthopedia/vintage-hx-12e-princeton-graphic-1862244979

ふーん、カラーモニターなんだ・・・。

(Tag Archives: princeton HX-12e)
https://ancientelectronics.wordpress.com/tag/princeton-hx-12e/

PCは異なるけど、ちゃんとカラー表示されていることが確認できる。

まあ、どうでもいいんですが。

モニターの下に敷いてある、薄べったい機械が何なのかは調べていない。

記事のイメージ画像だから、別に診療に使うPCとしては時代的にも性能的にもあり得ないからと言って、目くじら立てるほどのことはないけど、あまりと言えばあんまりな気もする(40年前のモデルだからな)。

今回は、ギガジン編集部にはコメントを送っていない。

それにしても、ジェミニの画像解析もいい加減なもんだな。

「特徴的なCRTモニター(モノクロームディスプレイ)」(再掲)

IBM純正じゃない社外品だし、モノクロームディスプレイじゃないし・・・。

「横長のシステムユニット」とあるけど、この機種も含めて筐体は縦置きすることもでき、そのためのスタンドも売られていたようだ。

カギを使ってPCにロックを掛けられるようにしてあるところが何とも言えない(電源スイッチは右側面にあります)。

(昔のPCにはなぜ「鍵穴」がつけられていたのか?)
https://gigazine.net/news/20190511-why-old-pc-have-key-lock/

「このタイプのキーロックが主流になったきっかけとなったのが、1984年にIBMから発売された「PC/AT モデル5170」の登場です。この機種は「PC/AT互換機」という言葉が生まれたほど多数のフォロワーを生み出し、後のデファクトスタンダードになったPCです。」

5170のキーが、何をロックしていたのかは知らない(たぶん、キー入力:<以下追加>参照)。

モニターは、2つのスイッチが付いていて、コントラスト(引っ張ってから回す)と輝度を調整できるようになっている。

当時、このモニターとIBM 5170との組み合わせは人気だったようで、ネットにはその画像もあったので掲載しておく。

(IBM 5170 AT 286 PC Computer + EGA monitor AdLib XTIDE mechanical clicky keyboard)
https://www.worthpoint.com/worthopedia/ibm-5170-286-pc-computer-ega-monitor-3843019824

キーボードは、この写真のは社外品のようだ(Chicony KB-5181)。

まあいい。

浮沈子が、パソコンにのめりこんだのは、ハードウェアの自作からだった。

バイオス(ベーシックインアウトシステム:BIOS)が起動し、ハードディスクの一次フォーマットが終わると、脱力して寝てしまったりしていたな(遠い目・・・)。

最初からPC/AT互換機だったから、それ以前のモデルの苦労は知らない。

秋葉原で部品を買ってきて、相性が悪くて動かずに泣いたこともある(トホホ・・・)。

当時あった店の殆どは、既にない。

最近は、デスクトップパソコンを組むことは無くなった(もう、何十年も組んでません)。

出来合いの中古ノートパソコン(2万円くらい)を買ってきて、モニターとキーボードとマウスを繋いで出来上がりという、お気楽お手軽な生活になっちまっている。

自分でコードを書くこともなく、人様が作ってくれたアプリを使わせていただきながら、怠惰なパソコン生活を送っている。

真夏の夜に、熱暴走と戦いながら組み上げたあの情熱は最早ない。

AIの揚げ足を取っては憂さを晴らす日々だ(情けねー・・・)。

今回、調べていく中で、80286(インテルCPUの型番)とかキーボードのPS/2接続端子とかの画像を見ながら、無性に懐かしさを感じた。

過ぎ去りし青春の日々・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

フロントのキーロックが、何をブロックしているのか気になったので調べた(電源じゃなさそうだったので)。

(IBM 5170 - POST - いくつかのエラー(画面上およびその他のエラー))
https://www.minuszerodegrees.net/5170/post_errors/5170_post_errors.htm

「エラーコード:ユーザーの観察:
302:302-システムユニットのキーロックがロックされています」

「説明欄:
POST はマザーボード上のキーボード コントローラ チップ
に問い合わせて、5170 のキーロック スイッチ (前面パネル) の状態を取得しました。 キーロックがロック位置にあることが示されました。」

この部分にリンクが貼られていて、配線図を見られる。

図面を見ると「J20」コネクタのところに「key lock switch on front panel」と記載があるので、キー入力をロックしていると思われる。

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