😼欧州大戦争:北朝鮮兵追加派遣:泣きっ面に蜂2025年07月03日 09:23

欧州大戦争:北朝鮮兵追加派遣:泣きっ面に蜂


(「北朝鮮がロシアへ最大3万人追加派兵準備か」ウクライナが分析とCNN伝える)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000436744.html

「CNNによりますと、北朝鮮が今後数カ月間で2万5000人から3万人の兵士を追加でロシアに派遣する準備を進めているとみられると、ウクライナの情報機関が分析」

「1万人から2万人と見るのが現実的」(専門家)

具体な指摘も出ている。

「最近の衛星写真からは平壌の空港やロシア沿海州の港に、去年、北朝鮮が兵士の派遣に使用したものと同じ航空機や輸送船の様子が確認」

うーん、ロシアと北朝鮮の蜜月は終わることなく続いているようだ。

この話が、撚りにも依ってこのタイミングで出て来るというところが痛い。

(ウクライナ問題は二の次、戦禍拡大でも西側の一部で優先順位低下)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-07-02/SYS5RHT0AFB400

「NATO首脳会議でのトランプ氏の発言を聞いていただけに、米国の供与停止の決定に欧州首脳は不意を突かれたと、当局者は述べた。欧州首脳は細る米国の支援を補う計画を進めているところだという。」

欧州にとっても、寝耳に水の話だったわけだ。

「当局者によると、欧州の同盟国はホワイトハウスに決定の詳細な説明を求めており、決定が緩和される、あるいは一部撤回される可能性に期待を持つ向きもいる。」

まあ、あり得ないだろうな。

「欧州連合(EU)の有志国は年内にウクライナに弾薬200万発を提供すると約束するなど支援を強化」

「「欧州主導の動き」だと評価し、米国の兵器供与停止と重なったのは「偶然ではない」との見方を示した。」(モスクワを拠点とする中東問題専門家エレナ・スポニナ氏)

マクロンは、トランプ政権が仕掛けた罠に自分から飛び込んだようなもんだな。

米国は、ひょっとしたら本当に在庫不足から手を引かざるを得ないところを、欧州の出たがり屋に助けられたというところか。

欧州主導、大いに結構。

どんどんやってくれ!。

もちろん、パトリオットとかは米国でしか調達できないけど、各国の在庫を吐き出すなら、まだまだ対応可能だ。

米国の軍事支援がフェードアウトし、欧州主導に代わり、北朝鮮がやってくる。

やれやれ・・・。

(これが米国第一主義の真の姿、トランプ政権がウクライナへの武器支援を停止)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/this-is-the-true-face-of-america-first-trump-administration-stops-arms-support-for-ukraine/

「政権や議会関係者よればポーランドに到着していた武器=PAC-3弾20発以上、スティンガー20発以上、ヘルファイアや空対空ミサイル90発上などのウクライナ移転が停止されたと言う」(WSJ)

なんと、ポーランドからの移転も止まったのか・・・。

ちょっと気になる記述もある。

「ウクライナによるパトリオットシステムや迎撃弾の購入が実現しないのは「トランプ政権が意地悪をしている」のではなく「契約に必要な調達資金を誰が保証するのか」という問題が原因」

「ゼレンスキー大統領が4月「米国からパトリオットシステムを10セット購入したい」「これに必要な資金=150億ドルを必ず確保して全額支払う」と提案しても相手にされなかった」

「欧州が資金を提供したり、ウクライナの資金調達計画を支援しないのは「欧州の防衛産業や雇用に繋がらない」という一言で説明」

金の切れ目が縁の切れ目。

外国の支援を頼りにドンパチなど始めてはならないということなわけだ。

浮沈子的には、金銭的補償だけじゃなく、実際に需要がひっ迫していることが最大の理由だと思うんだがな。

支援する方にも、選択の自由がある。

「トランプ政権は2026会計年度予算案の中でFMFの融資・保証上限を80億ドルに削減、さらに「インド太平洋地域の国々に融資・保証枠を優先的に割り当てる」と示しており、ウクライナに対する優先的な割り当て方針も撤回されている可能性が高い。」

「これがAmerica First主義の真の姿だ」「我々は自国のニーズを最優先しなければならない」(米国のウィテカーNATO大使)

当事者に言われると、さすがにしらける。

米国の在庫が、本当にそれほどまでに減っているのかは知らない。

が、それを決めるのは米国であることに間違いはない。

ウクライナじゃない。

唐突で、事前の調整なく、いきなり行われたにしては影響がデカいからな。

砲弾もそうだし、防空システム絡みの弾薬ミサイルも同様だ。

そして、おそらく、その他もろもろの軍事支援は、今後、様々な理由を付けられて停止されていく(そうなのかあ?)。

「「インド太平洋地域の国々に融資・保証枠を優先的に割り当てる」と示しており、ウクライナに対する優先的な割り当て方針も撤回されている可能性」(再掲)

ピートヘグセスは、来年度のウクライナ支援予算が削減されることを、議会に対して明言していた。

来年度予算という外堀は既に埋まっている。

今回、バイデン政権が約束していた軍事支援の中身に具体的に手を突っ込んで止めたことは重大だ。

理由はどうあれ、米国との約束は当てにならないと全世界に知らしめている。

「トランプ政権に「契約ではないウクライナ支援を変更する自由」があったとしても、この唐突な行動や物言いは「米国の不確実性」を再び同盟国に植え付けるはずだ。」(航空万能論ブログ管理人)

国家は正義では動かない。

国益で動く。

もちろん、金銭的利益だけじゃないけど、今回の支援打ち切りの背景に資金の調達が絡んでいるという指摘は重要だ。

ウクライナは、米国にとって政策的に優先権を失っている。

資金問題が前面に出てきたことは、そのことの象徴だ。

内堀を埋める理由としては、今は在庫のひっ迫があるが、そうでない軍事支援(例えば、衛星情報サービス)に影響が及ぶことになれば問題は深刻化する。

政策選択が前面に出てきて、ロシアを選ぶかウクライナを選ぶかを明確にしなければならなくなる(そういうことかあ?)。

「バイデン政権が約束した支援の一部を停止するという決定は6月初旬に下されたものの今になって動き出した」(Politico)

この1か月、政権はもっともらしい理由を探すのに苦労していたんだろう。

ようやく見つけたわけだが(在庫のひっ迫)、サービスの停止ということになると、核心を突く必要に迫られる。

ロシアの夏の大攻勢(北朝鮮兵投入も?)とタイミングを合わせる必要もあるからな(そういうことかあ?)。

ウクライナにとって、一番支援が必要なタイミングで梯子を外しにかかる。

いや、まあ、たまたまかも知れないけどな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(米防空用ミサイルの輸送停止 ウクライナ、隣国に搬入)
https://news.jp/i/1313288015325692882?c=768367547562557440

「米国防総省のパーネル報道官は2日の記者会見で、軍事支援先の見直しを実施、と表明。最終決定はしていないとしつつ、バイデン前政権下では「備蓄を考慮せず兵器や弾薬を提供してきた」と批判した。」

うーん、この記事の状況だと、

・棚卸が済めば供給は再開される
・最終決定はされていない
・今後は備蓄管理をちゃんとやる

程度の話になる(停止は一時的かつ短期)。

どっち!?。

状況証拠は、明らかにウクライナに対する軍事支援にターゲットを絞って、その実施にストップをかけようとするものだ。

在庫のひっ迫や米国第一主義の話は、尾ひれに過ぎない。

次のアクションを見なければ、何とも言えないな・・・。

😼欧州大戦争:重箱の隅:ミルノフラド(ディミトロフ)2025年07月03日 20:31

欧州大戦争:重箱の隅:ミルノフラド(ディミトロフ)
欧州大戦争:重箱の隅:ミルノフラド(ディミトロフ)


(ミルノフラド)
https://en.wikipedia.org/wiki/Myrnohrad

「ウクライナ東部ドネツク州にある都市。2016年まではディミトロフと呼ばれていた。」

戦況地図によっては、旧称で記載されていることもある。

(ポクロウシク方面のロシア軍は勢いを維持、6月の領土損失は2025年最大を記録)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/russian-forces-maintain-momentum-in-pokrovsk-region-june-territorial-losses-record-highest-in-2025/

「ポクロウシク右翼方面の状況:
ポクロウシク右翼方面のロシア軍は4月23日~7月1日の間にT-0504の防衛を突破、エリザベティフカ、マリニフカ、シェフチェンコ・ペルシェ、コプチェヴェを占領、ノヴォトレツケ方向、ラジン方向、マーン方向、ミロリュビフカ方向にも前進してディミトロフの右側面方向に安定した足場を確保」

この時点(7月2日)では、ミルノフラドの東にある集落(ミコライウカ)は、まだ交戦区域(グレーゾーン)にはなっておらず、ウクライナ側の安定支配地域として評価されている。

記事にもあるけど、ポクロフシク左翼方面(西側)では、戦況が膠着していてE50(幹線道路)の遮断もままならず、ロシア軍が攻めあぐねていた。

で、ミルノフラドの東側の地域は、長らく放置だったが(そうなのかあ?)、ここ数週間で見る見るうちに占領されちまって、「安定した足場」を確保されちまった。

やれやれ・・・。

「右翼方面の動きだけ見ると「ロシア軍がディミトロフやポクロウシクの背後に回り込もうとしている」と映るが、依然としてウダチネやコトリーネ方向のロシア軍は前進を阻まれており、ポクロウシクの運命は右翼のロシア軍を止められるかどうかにかかっている。」

左翼方面の活発な動きもあるが、ポクロフシク攻略という観点から見れば、よく抑えられていて、ロシア軍も簡単には突破できない感じだ。

その代わり、ドニプロペトロウシク州への侵攻がどうなるかに関心が集まっている。

しかし・・・。

「ポクロウシクに対する昨年の攻勢を食い止めたことでドニプロペトロウシク州の防衛拠点は強化進んでおり、軍事的にはロシア軍がドニプロペトロウシク州に侵入しても大きな違いはない。」

そっちも、そう簡単にはいかないようだ。

「ロシア軍にとっても政治的要求=ドネツク州やルハンシク州の制圧が優先されるため、恐らくドニプロペトロウシク州侵入を目的にした攻勢は本命ではないだろう。」

まあ、妥当な見立てだな。

「因みにクピャンスク方面、シヴェルシク方面、ザポリージャ方面は特に大きな動きはなく、ウクライナ軍が報告する「毎日の衝突回数」から言っても夏季攻勢の本命はポクロウシク方面」

で、話を戻すと浮沈子的注目は「ポクロウシク右翼方面の状況」であり、ミルノフラドの攻略がその先鋒になる可能性が高いと見ている。

11万人と言われる兵力の投入(昨年末くらいは7万人と言われる)、北朝鮮兵の調達の動き、米国の軍事支援の突然の停止(ポーランドまで来ているのに、移送停止!)。

米国の軍事支援の停止のタイミングは、話が出来過ぎだろう。

後になって、実はあの時タイミングを合わせていたんだと説明されても、あー、そーだったのかと納得のパターンだ(そうなのかあ?:未確認)。

ミルノフラド(ディミトロフ)右側面の安定した足場は、同時にコスティアンティニフカ、トレツク、チャシブヤールへの攻撃にも有効に機能することから、そっちも同時に攻められる可能性だってあるが、航空万能論ブログ管理人の見立ては異なる。

「T-0504方向への突破がコンスタンチノフカ方面を目指したものなのか、ポクロウシク方面を目指したものなのかは不明で、ロシア軍にもトレツク、チャシブ・ヤール、コンスタンチノフカ、ポクロウシクを同時に攻略する戦力的余裕はないだろう。」

ただし、これらの既存の軍事目標への圧力が弱まることはないため、ウクライナ軍がポクロフシク方面への兵力の移動を余儀なくされれば、突破される可能性がないとは言えない。

ウクライナ軍の配置転換を阻止するための圧力は、他にも見られる。

(ザポリージャ方面の戦い、ロシア軍がカミアンスケ北岸地域への前進に成功)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/battle-of-zaporizhia-russian-troops-successfully-advance-to-the-northern-bank-of-the-kamianske-river/

「カミアンスケ周辺の状況が複雑化し始め、敵はカミアンスケ北岸地域への前進に成功した」(DEEP STATE:以下同じ)

「カミアンスケ周辺の状況は先週に複雑化し始め、敵はカミアンスケ北岸地域への前進に成功した。敵は集落中心部の防衛ラインを突破して北への前進、北岸集落の南西部にも侵入している。この地域における敵戦力の集結は事前に確認されていたものの、ロシア軍は我々の防衛ラインを突破し、北岸集落の中心部にまで前進した。注目すべきは敵の活動が以前から存在していたという点で、ロシア軍は脆弱な部分を狙って少人数部隊による突撃を繰り返していた」

「最近になってロシア軍の活動が活発化し、現地の状況がより深刻化しているため領土防衛隊の運用と配備を見直す必要があること、そして現在最も顕著な問題である嘘報告について指摘したい。嘘報告は既に困難な前線の状況をさらに複雑化させている。そのため昔から言われているフレーズを思い出さなければならない。嘘報告は全員を滅ぼすだけだ」

記事でも指摘されているが、何が嘘報告なのかは不明だ。

「この地域に対するロシア軍の目標について言えばカミアンスケ方向は有望ではない。この集落の北にある高台を占領したとしても全体的には何の利益をもたらさない。なぜなら当該地域の地形は高低差が顕著で、特にドローンの運用範囲で歩兵が前進するのは大きな挑戦となるだろう。より大規模な視点で言えばザポリージャとの距離を縮めたい意図を感じるが、それでもザポリージャまでの道のりは相当遠い。逆に地形の高低差を活かせれば敵に打撃を与える絶好のチャンスで、そのために必要なのは現地部隊への支援だ」

「ロシア軍の夏季攻勢はウクライナ軍が報告する「毎日の衝突回数」から言ってもポクロウシク方面が本命なので、ザポリージャ方面の動きは現地のウクライナ軍部隊を拘束し、ポクロウシク方面への移動を阻止するためのである可能性が高く、今のところザポリージャ方面=カミアンスケ方向で大攻勢が始まる予兆はない。」(航空万能論ブログ管理人:一部語句修正)

まあいい。

チャシブヤールについても言及があるので引用しておく。

「チャシブ・ヤールを巡る戦いはトレツクやクピャンスクと同じように「一方向からの攻撃軸だけ準備された防衛拠点を攻略するのは不可能に近い(もしくは膨大リソースと時間がかかる)」と証明しており、市内中心部の高層群制圧もスタポチキー方向への前進も何ヶ月も前から繰り返し主張される内容で、コンスタンチノフカの南で繰り広げられている「迂回による突破と遮断」が成功しない限り、チャシブ・ヤールの遅々として進まない力押しは今後も続くだろう。」

航空万能論ブログ管理人の見立てでは、今年の夏はポクロフシク一色に染まる。

チャシブヤール、トレツク、カミアンスケはいずれも部隊の移動阻止、その戦線での拘束のための戦いというわけだ。

ウクライナは、これらの地域で消耗戦を強いられている。

「6月に市内中心部を突破して以来、敵は徐々に勢いを失っているものの、チャシブ・ヤールの完全解放には程遠い状況だ。市内での戦闘は依然として厳しく、ウクライナ軍は状況が悪化しても引き続き予備戦力を投入し続けている」(RYBAR)

米国からの軍事支援が停止され、それが継続することになれば、こういうところが真っ先に影響を受けることになる(そうなのかあ?)。

ドローンとかは自前で何とかするとしても、155mm砲弾は国内では賄えないからな。

年内に200万発を約束した欧州からの供給は、年明けくらいになるだろう(そんなあ!)。

現場での火力の中心は、既にドローンに移っているとはいえ、砲弾に対する需要は一定程度はあるに違いない。

確認しておこう。

今年の夏の主戦場はポクロフシクだ。

浮沈子的には、隣接するミルノフラド(ディミトロフ)方面から攻め込まれる公算が高いと見ている。

チャシブヤール、トレツク、コスティアンティニフカ、南部のカミアンスケからも目が離せない。

戦力の引き剥がしや、米国の軍事支援の停滞の影響が出れば、これらの地域での戦線維持が困難になるからな。

一部で、ドニプロペトロウシク州への越境(?)があるかも知れないが、それは本命じゃない(一部では盛り上がるでしょうけど)。

クピャンスクやリマン方面での大きな動きはないだろう。

スムイ州やハルキウ州でも、目立った戦闘は行われないに違いない。

全土への空爆は増加の一途で、防空戦力の低下から被害は相当なものになる。

ウクライナも、特殊作戦でロシア領内を攻撃するんだろうけど(もう、戦果を挙げられるのはそのくらいしかないしな)、それが戦争全体にどれ程の影響を与えられるかは不明だ。

また、何かサプライズがあるかも知れない。

浮沈子の妄想の中では、軍事支援の停止と効いただけで、トランス二ストリアへの軍事侵攻のスイッチが入っている(カチッ!)。

ブダノフは、ウクライナの継戦能力はこの夏までと明言した(自国の有力国会議員への説明)。

ゼレンスキーは米国の停戦交渉に期待したけど、プーチンは素知らぬ顔で降伏(ロシア側の条件に基づく停戦)を要求してきている。

降伏しなければ戦争は終わらない。

ウクライナにとって、この戦いは独立戦争だからな。

独立を勝ち取るか、植民地になるかの2択だ。

ロシアにとっても、自国の将来を掛けた引くに引けない戦いになっている。

NATOに匕首を喉元に突きつけられた状態では、枕を高くして眠ることは出来ない。

少なくとも、プーチンはそう考えている。

ウクライナ全土は我々のものだ。

やれやれ・・・。

浮沈子は、この戦争を3年前の開戦時から見続けている。

当初は、ロシアが短期間のうちにウクライナを降伏に追い込むと見ていたけど、そうはならなかった。

ウクライナの国状を見誤ったロシアの拙攻が裏目に出て、敗退に次ぐ敗退となった。

2023年の反転攻勢では、ひょっとするとこのままロシア軍を押し戻すことが出来るのではないかとさえ思ったからな。

が、これまたそうはならなかった。

ロシアは、米欧が束になって支援するウクライナの独立戦争を、最後まで戦い抜く腹を決めたわけだ。

NATO非加盟の中立国家で、国軍はほぼ解体、領土は公式に割譲。

他にも、あんなことやこんなことを要求しているに違いないのだ。

悪魔は細部に宿る・・・。

仮に、ウクライナが降伏してロシアの植民地(!)になったとしても、それで終わりじゃない。

ロシアは、2023年からの逆反転攻勢を機に、ウクライナを支援し続ける米欧に対して軍事的圧力を強め始める。

核ドクトリンの変更、ベラルーシへの戦術核の配備、オレシュニクでの恫喝、エトセエトセ・・・。

フィンランドとスウェーデンがNATO加盟を果たしたことで、北方でも軍事力展開を強化することになる。

北朝鮮兵の動員は、武器弾薬の供給から一段とステージを上げた軍事同盟の姿をまざまざと見せつけている。

米国は、昨年さっさと政権交代を果たし、新たな統治体制の下でロシアとの関係改善を模索している。

従来の方針は、ほぼ撤廃だな(そうなのかあ?)。

が、トランプが画策した停戦交渉は見事にとん挫し、双方が疲れ果てるまで戦わせ続けることにしたようだ。

暫く停戦交渉は棚上げだろう。

そんな情勢の中での、軍事支援の一部停止は、まあ、初めてじゃないにしてもサプライズなことに変わりはない。

(ウクライナ、米の武器供給一部停止に困惑)
https://sp.m.jiji.com/article/show/3555435

「これはウクライナへの支援や武器供与の停止ではない。一つの出来事であり、一つの状況であり、今後どのような事態が発生するかについては協議していく」(米国務省のタミー・ブルース国務省報道官)

その出来事や状況が、支援や武器供与の停止なんだけどなあ・・・。

しかも、今後発生する事態の中には、支援や武器供与の全面的かつ恒久的な停止が含まれるというわけだ(そういうことかあ?)。

「ウクライナ外務省は、米大使館のジョン・ギンケル次席公使を召喚した。これは通常、重要な同盟国ではなく、敵対国やライバル国に対して行われる異例の外交措置であり、今回の支援削減がウクライナにとって何を意味するのかが不透明であることを示唆している。」

何を意味するかは明白だ。

(【解説】アメリカ 一部の武器輸送停止 ウクライナへの影響は)
https://www.nhk.jp/p/catchsekai/ts/KQ2GPZPJWM/blog/bl/pK4Agvr4d1/bp/px5ey4B8Nx/

「ウクライナへの重要な支援を差し止める決定が、トランプ大統領の望む停戦をもたらす可能性は低い」(FT:専門家の見解)

「ウクライナへの武器の提供が減れば減るほど、特別軍事作戦の終結は近づくことになる」(ロシア大統領府のペスコフ報道官)

ウクライナが、いくら次席公使を召喚して叩いたところで、この状況が変わるわけではない。

浮沈子は正義派じゃない。

ウクライナの統治がどうなろうと知ったことではない。

敢えて言えば、我が国の統治がどうなろうと、そっちにも関心は薄い(物価が高騰するのはご免だがな)。

ウクライナのドンパチが終わることになれば、独立しようが植民地になろうがどっちでもいいような気がする(そんなあ!)。

確認しておこう。

この出来事、この状況がどういう事態を発生させるかは、「協議」の対象ではないだろう(上記の米国務省のタミー・ブルース国務省報道官の発言を参照)。

それは、事実として歴史に刻まれる。

米国の選択の直接の結果としてな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーーー

(ルッテNATO事務総長、米国にウクライナへの防衛支援継続を要請)
https://www.ukrinform.jp/rubric-defense/4010922-rutte-shi-wu-zong-zhang-mi-guoniukurainaheno-fang-wei-zhi-yuan-ji-xuwo-yao-qing.html

「私は、米国が常に自国の国益の防衛を確実にしなければならないことは完全に理解しているが、しかし、ウクライナに関する話では、短期的展望ではウクライナは得られるその支援全てなしでは立ち行かない。特に弾薬と防空システムだ」(北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長)

「ある程度の柔軟性を許容すべきだ」

おいおい・・・。

自国の防衛を放り出して、ウクライナを支援しろってかあ?。

欧州は域内生産してない武器への資金提供を認めず、ウクライナはパトリオットシステムを追加購入できないでいるんだがな。

その話は棚上げなのかあ?。

まあいい。

「ウクライナがこの戦争に負けず、巨大なロシア軍が欧州の境界線に立たないことは、米国にとっても利益にである。当然、安全な欧州は安全な米国を意味する」「これらの安全保障の問題は相互に完全に結び付いている」

マルクルッテは、分かっているのだ。

米国が支援を打ち切れば、少なくとも短期的には欧州だけではウクライナを支えきれない。

結果として、ウクライナは戦争に負け、巨大なロシア軍が欧州の境界線に立つことになる(そうなのかあ?)。

もちろん、米国には血の盟約としてNATO第5条を守る義務がある。

欧州がロシアとドンパチ始めれば、米国民の血が流れることになるのだ。

(ウクライナへの軍事支援停止は早期終了すべき=トランプ氏の宗教顧問のバーンズ米牧師)
https://www.ukrinform.jp/rubric-defense/4010943-ukurainaheno-jun-shi-zhi-yuan-ting-zhiha-zao-qi-zhong-lesubekitoranpu-shino-zong-jiao-gu-wennobanzu-mi-mu-shi.html

「しかし、真実はこうだ。もし私たちがウクライナでロシアを止めなければ、ロシアはモルドバ、そしてバルト諸国へと向かう。そして、それがNATO条約第5条を発動させる。同条は、米国にさらなる武器だけでなく、米軍兵士の派遣も義務付けているのだ」(トランプ米大統領の宗教顧問として知られるマーク・バーンズ牧師)

「米国人は誰も米軍が別の戦争に参加することを望んでおらず、だからこそ、今こそ米国がそれを阻止するチャンスなのだ」(同上)

武器供与を含む軍事支援の停止
→ウクライナの敗北
→ロシアの欧州侵攻
→NATO第5条の発動
→米国の参戦
→米国人は誰も望んでいない
→武器供与を含む軍事支援の再開

ちなみに、モルドバはNATOに加盟していないからな(その意思もないようですが)。

モルドバにロシアが侵攻しても、NATO第5条の発動にはならない。

まあ、牧師さんだから、その辺りは大目に見なくちゃな・・・。

<さらに追加>ーーーーーーーーーー

(ウクライナ、ロシアの攻撃拡大を懸念 アメリカの武器供給停止で)
https://www.bbc.com/japanese/articles/cm2lkpjlj6mo

「同省は2日、在キーウの米外交官を招き、協議した。」

うーん、BBCは上手いな(AFPとは大違い!)。

そのAFPの報道にも触れている。

「AFP通信は、ウクライナ軍関係者が、「(ウクライナは)アメリカの武器供給に深刻に依存している。ヨーロッパは最善を尽くしているが、アメリカの弾薬なしでは難しい」と話したと伝えた。」

深刻な依存か・・・。

ウクライナは、支援国をパートナーと呼んできた。

そこには共通の利害が存在したわけだ。

「ウクライナ、ウクライナの防衛、そしてウクライナ国民に対する米国の継続的な支援は、われわれの共通の利益だ」(前出の時事通信の記事より)

今年の1月20日まではな。

で、今回見直しを掛けたところ、そうではないことが判明したということなわけだ。

自らを防衛するための在庫をひっ迫させてウクライナを支援してきたことは、米国の利益にはならない。

依存は、それを助けることによって、より深まる。

外国からの支援は、もちろん重要だが、それなくしては戦えない状況というのは健全ではない。

ウクライナは不健全な戦いを続けている。

米国は、この状況から一刻も早く離脱したいわけだ。

そこに、共通の利益はない。

そーだな、ロシアとの関係の方に、より多くの健全な共通利益がありそうだと思ってるんじゃないのかな・・・。