🚀スターシップ:IFT-10:Tips:軌道上再点火2025年08月30日 20:13

スターシップ:IFT-10:Tips:軌道上再点火
スターシップ:IFT-10:Tips:軌道上再点火


(SpaceX - Starship - Suborbital Test Flight 10 - OLP-A - Starbase Texas - August 26, 2025:動画、出ます。)
https://www.youtube.com/watch?v=gLZ0_2zrDpY

T+00:37:49から約1秒間点火しているのは、テレメトリーの画像表示によれば、確かに海面用ラプター2だ(真空用のでかいやつじゃない!)。

解説のおじさん(ダン・ヒューイット氏)も「ラプターシーレベルズ」って言ってるしな。

テレメトリーからやや遅れて、エンジンの映像の方でも点火したことが確認できる(数秒のタイムラグがあるようです)。

これまで、記事とかでは、軌道上でラプター2の海面バージョンが点火している話は認識してたけど、実際に映像等で確認したのは今回が初めてだった。

🚀スターシップ:IFT-10:Tips:スターリンクV32025年08月30日 20:42

スターシップ:IFT-10:Tips:スターリンクV3
スターシップ:IFT-10:Tips:スターリンクV3


(SpaceX - Starship - Suborbital Test Flight 10 - OLP-A - Starbase Texas - August 26, 2025:動画、出ます。)
https://www.youtube.com/watch?v=gLZ0_2zrDpY

T+00:13:25辺りからT+00:25:31辺りまで、今回のフライトテストのハイライトの一つとなったスターリンク衛星シミュレーターのデプロイシーンが繰り広げられる。

画像で見ると、あまり良く分からないんだが、検索してみたらグロックが記事を吐き出してくれた。

(What is the spec of the 3rd gen starlink sat just release? Full scope please...)
https://x.com/i/grok/share/f2whA4ZSeZtVMqCZcn8co8MAU

「第3世代(Gen 3)Starlink衛星(Starlink V3とも呼ばれる)は、入手可能な最新情報によるとまだ正式に打ち上げられていませんが、2026年前半に展開が開始される予定です。これらの衛星は、サイズと質量が大きいため、SpaceXのStarship打ち上げロケットを活用し、前世代の衛星よりも大幅に進化した設計となっています。以下は、入手可能なデータに基づくStarlink V3衛星の仕様と機能の包括的な概要です。」

「物理的仕様
質量:衛星1基あたり約1,900~2,000kgで、第1世代衛星(260kg)および第2世代V2 Mini衛星(800kg)よりも大幅に重いです。」

「寸法:長さ約7メートル、幅約3.5メートル」

「打ち上げロケット:SpaceXのStarshipによる展開用に設計されており、1回の打ち上げで100~120基の衛星を搭載できるため、Falcon 9の打ち上げよりも大幅にネットワーク容量が増加します。」

「性能と容量
ダウンリンク容量:V3衛星1機あたり、1テラビット/秒(Tbps)以上のダウンリンク容量を提供すると予想されており、これは第2世代衛星の10倍以上の性能向上となります。」

「アップリンク容量:地上ユーザーへのアップリンク容量は200ギガビット/秒(Gbps)以上で、これは第2世代衛星の24倍に相当します。」

「総バックホール容量:衛星1機あたり、RFバックホールとレーザーバックホールを合わせた容量は約4Tbpsです。」

「打ち上げごとのネットワーク容量:V3衛星を搭載したStarshipの打ち上げごとに、Starlinkネットワークに約60Tbpsが追加されると予想されており、これは現在のFalcon 9の打ち上げによる容量増加の20倍以上となります。」

「遅延:20ミリ秒未満の遅延を実現し、米国の第2世代衛星におけるピーク時遅延の中央値25.7ミリ秒を大幅に改善します。」

「技術的特徴
次世代ハードウェア:高度なコンピューター、モデム、ビームフォーミング、スイッチング技術を統合し、パフォーマンスと効率性を向上させます。」

「フェーズドアレイアンテナ:前世代に比べてより強力なフェーズドアレイアンテナを搭載し、より高い帯域幅と信頼性を実現します。」

「衛星間リンク:光衛星間リンク(レーザー通信)を利用することで、衛星間のデータ転送速度を向上させ、グローバルな接続性を向上させます。」

「セルへの直接接続機能:改造されていない携帯電話でセルへの直接接続をサポートし、T-Mobileなどの国内携帯電話事業者との提携により、SMS、音声通話、および場合によっては制限付きデータサービスを提供します。」

「バックホール向けEバンド:バックホール容量の増強とネットワークスループットのさらなる向上のためにEバンド周波数を導入します。」

「推進システム:アルゴン燃料のホール効果スラスタを採用し、前世代のクリプトン燃料スラスタと比較して推力は2.4倍、比推力は1.5倍です。アルゴンは安価で豊富に存在するため、運用コストを削減できます。」

長いので、以下は割愛する。

「寸法:長さ約7メートル、幅約3.5メートル」(再掲)

画像で見ると、直径9mのスターシップ(内径は不明)に対して、概ねそんな感じで収まっているように見える。

ダミーの衛星は、ただの穴あき鉄板だろうけど、重さや大きさはほぼほぼ実際の仕様で作られていたんだろう(未確認)。

ペッツドアから、半分ずつ押し出されていくのが良く分かる貴重な映像だ。

これまでのように、回転しながら纏めてぶん投げていくのと比べると、手間はかかるが丁寧な感じだな。

途中でひっかかったり、ドアが開かなかったりするトラブルが出るかもしれない。

まあいい。

この仕掛けがうまくいくかどうかは重要だ。

前回は、カーゴベイの圧力が高くなって開かなかったと言ってたからな。

今回デプロイしたのは8機だったが、実際には60機が搭載されると言ってる(T+00:13:25辺り:グロックの記事では100~120基と言ってるが、まあ、先の話だ)。

初期のスターリンク衛星の搭載機数と同等だが、性能は上記のように格段に向上している。

スターリンクビジネスを展開する上で、スターシップは欠かせない存在だ。

当分は、自社事業で稼ぐことになるだろうが、そのうち一般の顧客衛星の打ち上げも請け負うことになる。

ペッツドアというわけにはいかないだろうから、カーゴベイからの射出方法を考えないとな・・・。

😼欧州大戦争:秋の大攻勢:夏季攻勢停滞の理由2025年08月30日 23:43

欧州大戦争:秋の大攻勢:夏季攻勢停滞の理由
欧州大戦争:秋の大攻勢:夏季攻勢停滞の理由


(焦点:ウクライナ和平に向けた対ロ交渉、米政権混乱の内幕)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/6Y2KL5PEXVMEHNJAOG2QSIJ4GY-2025-08-29/

「ウクライナ当局者は8月13日、ドイツ政府高官に対し、プーチン大統領は10月か11月にロシアが計画する大攻勢までの時間稼ぎとして、トランプ大統領との首脳会談を利用する考えであることを示す情報を得たと伝えた。独政府関係者が明らかにした。」

うーん、記事の出所(ウクライナ当局)といい、詳細を明らかにしないドイツ政府といい・・・。

「独政府は追加の詳細を明らかにすることを拒否した。」

ロシア軍は、確かに占領地を拡大したことはしたけど、それは夏季攻勢というにはショボい話に終わっている。

(ロ軍、ウクライナへの進軍加速 1カ月最大700平方キロ制圧=国防相)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/RE6F5436DVNY7BBDGAM2RE3DZA-2025-08-29/

「ロシア軍がウクライナへの進軍を加速させており、1カ月当たり600─700平方キロを制圧していると述べた。今年序盤は300─400平方キロだったという。」

そりゃあ、単に、今年序盤がショボかっただけの話だ。

最近では、占領地を奪回されることも珍しくなくなっている。

(ウクライナ軍がクピャンスク方面で反撃、ロシア軍の突出部を切り落とす)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/ukrainian-forces-counterattack-in-kupyansk-cutting-off-russian-salient/

「2023年後半~2025年前半の間に「ロシア軍の突出部を切り落とす」という事自体が1度もなかったため、ポクロウシク方面の反撃と合わせて非常に興味深い変化と言えるだろう。」(航空万能論ブログ管理人)

これは事件だ!。

ロシア軍は、もう、ウクライナでドンパチするのを止めて、国に還る支度でも始めたのではないのかあ?。

で、初出の「秋の大攻勢」の話だ。

情報戦として見た場合、西側の支援を繋ぎ止めようとするウクライナが、ドイツ情報部と結託して偽情報を流していると言えないこともない。

ありそうな話としては、今年のベラルーシとの定期合同演習がある。

欧州と接するベラルーシとは2年に1度の演習で、2年前はさすがにキャンセルしている(4年前は、演習参加部隊が撤退せずに、翌年(2022年)、ウクライナに侵攻している)。


今年はやるのかもしれないが、ウクライナは以前から警戒しているし、演習の名を借りた物資や兵士の集積はベラルーシ側からの新たな大規模攻勢のカモフラージュになるからな。

以前から、この話には気を配るようにしていて、何か出てくれば探りを入れているんだが、今回はロイターだけが報じているようだ(未確認)。

夏季攻勢の停滞とセットになっているところが気になる。

「戦術グループの移動速度の向上も優先事項の一つであると述べた。」(ロシアのベロウソフ国防相:ロイター)

まあ、小規模の部隊の移動の話だから、戦略的なリソースの配置の話題とセットで考えるわけにはいかない。

が、火のないところに煙は立たない。

ロシアは、明らかに何かを企んでいる。

奇をてらった姑息な作戦ではなく、骨太で、計画的で、持続性があり、彼我の戦力の差を最大限に発揮する大攻勢だ。

トランプとプーチンとの直接会談で引き延ばしを図った制裁を食らっても、ビクともしない。

時期的には、経済制裁が効いて来る前に片を付けることになるわけだから、そう先の話じゃない。

秋か・・・。

東京地方は、今日、38.5度というべらぼーな暑さとなった(もちろん、今季最高気温更新)。

やれやれ・・・。

ウクライナとしては、秋になって大攻勢を掛けられるならご免こうむりたいところだろうが、浮沈子的には早いとこ秋になって落ち着いてもらいたいもんだ。

ロシアだって、石油精製施設への攻撃や経済制裁で戦争遂行能力に陰りが出てきてもおかしくないはずだ。

ガソリンの輸出規制もかかっていると言われる。

(アングル:ウクライナのエネ施設攻撃、ロシア戦時経済の急所突く 国民生活に影響)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/3DO6QOUG6BKVBNT5TJIARILA5Q-2025-08-26/

「ウクライナがロシアの石油精製・輸出施設へのドローン攻撃を拡大している。 一連の攻撃で、ロシア国内の石油精製や輸出に支障が生じ、一部地域でガソリン不足が発生。戦争を続けるプーチン大統領にとって経済的に最も重要な分野に打撃を与えようとしている。」

ドンパチは、忍耐力の問題でもある。

双方が攻撃し合うわけだから、痛みを伴う話になるのは当然だ。

しかし、こういうのが効いて来るには時間が掛かる。

それまで、ウクライナが持ちこたえられるかどうかが問題なわけだ。

停戦に応じないロシアはけしからんというが、1年前はウクライナは停戦するとロシアが攻勢を強めるから反対だと言ってたわけだからな。

どっちもどっち、勝手なもんだな。

ロシアの夏季攻勢は、浮沈子の基準で見れば大失敗に終わった。

・ミニマムサクセス:ポクロフシク陥落→未達
・フルサクセス:コスティアンティニフカ陥落→未達
・エクストラサクセス:クピャンスク陥落→未達(どころか、突出部を切り落とされて万事休す!)

もう、ボロボロ・・・。

ウクライナは、僅かとは言えスムイ方面で領土を取り返し、上記の3拠点を守り切り、欧州を味方につけ、支援打ち切りかと思われた米国から大量の兵器を買い付ける承認を得た。

(米国務省、対ウクライナ武器売却承認 空中発射ミサイルなど約8億ドル)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/W756XSHL7FM7RC2ZK5YIE2GTCI-2025-08-28/

「拡張射程攻撃弾(ERAM)3350発を売却する計画で、全地球測位システム(GPS)誘導キットや電子戦防御システムも含まれる。あるメーカーによると、ERAMの射程は「数百マイル」に及ぶ。」

(米、パトリオット部品売却 ウクライナ支援強化)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025083000219&g=int

「ウクライナに対し、米国製防空システム「パトリオット」の修理部品の売却を承認」

「米宇宙企業スペースXの衛星通信網「スターリンク」のサービス延長も認めた。」

つーことはだな、米国の軍事支援を受けて、ウクライナはますますドンパチの勢いを強め、戦争を長引かせることになるわけだ。

もちろん、ロシアがやめればウクライナもやめるだろう。

米国は、仲介の労を取ろうとしているが、その成果は一向に上がらない。

(ウクライナ ロシア軍の大規模攻撃 南部ザポリージャ州で死傷者)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250830/k10014908341000.html

「アメリカのシンクタンクは、ロシアが今月15日に行われた米ロ首脳会談までの間は攻撃の回数や規模を抑えていたと指摘したうえで「今後数週間、攻撃をエスカレートさせる可能性が高い」と分析しています。」

「ロシアはアメリカに対し誠実な交渉相手であることを示すために、米ロ首脳会談までの間は攻撃の回数や規模を小さくし、無人機やミサイルを備蓄していた」「今後数週間、備蓄した無人機やミサイルを使って攻撃をエスカレートさせる可能性が高い」(アメリカのシンクタンク戦争研究所)

その一方で、中国ロシア北朝鮮の蜜月は深まりつつある。

(プーチン大統領 キム総書記との首脳会談を検討 中国訪問中に)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250830/k10014907901000.html

「ロシアのウシャコフ大統領補佐官は8月29日、記者団に対し、プーチン大統領が31日から9月3日まで中国を訪問すると発表」

「この間、北朝鮮のキム・ジョンウン総書記との首脳会談を検討」

「中国政府が日本との戦争に勝利した80年の記念日だとして9月3日に首都北京で行う軍事パレードでは、習近平国家主席からみて右側にプーチン大統領が、左側にキム総書記が座る予定」

首脳会談は行われるだろう(3者会談かもな)。

問題はそこで何が話し合われるかだ。

ああ、お先真っ暗な状況は変わらんな・・・。