🚀アルテミス:アルテミスブルー:解決策もブルー2025年10月03日 02:39

アルテミス:アルテミスブルー:解決策もブルー


(アメリカが中国に遅れをとった経緯と、中国が追いつく方法)
https://arstechnica.com/space/2025/10/how-america-fell-behind-china-in-the-lunar-space-race-and-how-it-can-catch-back-up/

「最近の報道のおかげで、アルテミスブルーの潜在的な解決策が見つかりました。」

「答えは、ブルーオリジンのマーク1着陸船です。」

はあ?。

「同社は最初のマーク1着陸機の組み立てを終え、間もなくフロリダからヒューストンのジョンソン宇宙センターへ輸送し、真空チャンバーでの試験を行う予定です。」

「しかし、人間が着陸できる設計ではありません。貨物着陸機として設計されたものです。」

「ブルーオリジンは既にNASAと、人類を月面に運ぶことを目的とした、はるかに大型のマーク2着陸船の開発契約を結んでいます。しかし現実的には、この着陸船は2030年代まで完成しません。」

「スペースXのスターシップと同様に、複数回の燃料補給打ち上げが必要になります。」

これじゃ、ダメじゃん!?。

「ここからが重要な部分です。Arsは政府筋の情報に基づき、ブルーオリジンがマーク1着陸機の改良版(マーク2の乗組員開発で得られた知見を活用したもの)の予備作業を開始したと報じています。」

「複数のマーク1着陸機が乗組員を月面まで運び、その後月周回軌道に戻ってオリオン宇宙船とランデブーを行うことになります。」(マーク1着陸機:正確には、その改良版の有人月面着陸機)

「重要なのは、燃料補給が一切不要であるということです。」

「ブルーオリジンの創業者ジェフ・ベゾス氏はこのアイデアに興味を持っているという。興味を示さないわけがない。四半世紀もの間、彼はマスク氏が宇宙飛行でいかに活躍しているかを聞いてきたのだ。ベゾス氏はアポロ計画にも情熱を注いでおり、今こそ国が危機に瀕している時に重要な役割を果たすことができるだろう。スペースX社に先んじて月面着陸を果たし、宇宙飛行の歴史に名を刻む可能性もあるのだ。」

結論から言おう。

これは、中国に先を越されないためだけにでっち上げられた奇策だ(そうなのかあ?)。

民間の有人宇宙船の開発にどれ程の時間と手間がかかるかは、未だに完成していないB社のスターライナーの例を引くまでもない(開発にはすでに11年が費やされている)。

ブルーオリジン(これもB社だけど)だけが、どうして数年で開発することが可能だと思うんだろうか?。

浮沈子的には、従来型の請負業者の提案の方が実現可能性が高い気がするがな。

「月着陸船の建造:NASAは1960年代にグラマン社製の月着陸船で既に人類を月に着陸させている。」

「一部の従来型の請負業者はNASAとトランプ政権の高官に対し、これが最善の選択肢であり、十分な資金とコストプラス保証があれば2、3年で建造できると伝えている。」

もちろん、エリックバーガーは猛反対だ。

「従来型の請負業者が5年以内に月着陸船を完成させるという考えは、過去20年間のいかなる証拠にも裏付けられていない。」

しかし、ブルーオリジンには、一度も有人宇宙船を建造した経験がない(弾道軌道用のニューシェパードはあるけど:たぶん、月着陸船とは「月とスッポン」ほども違うだろうけどな)。

それこそ、期限内に開発可能だという証拠は一つもない。

浮沈子的解決策は明快だ。

アルテミス計画(有人月面開発計画)からの撤退(競争のない状態に勝ち負けはない)。

月は中国のものだ(そんなあ!)。

NASAは、民間企業が月面開発するのを支援するにとどまる。

物資の輸送とか、需要はいくらでもあるだろう。

中国の下請けになって、中国企業と競争を繰り広げればいい。

エリックバーガーは乗り気ではないようだが、米国は火星に注力した方がいいかもな(浮沈子は懐疑的ですが)。

工学的には、火星に行くのに月から燃料を調達した方が有利だということは証明されている(酸素・水素系だけど)。

その開発は中国が行い、米国に供給する。

中国の有人月面開発が米国に先行する事態は、双方にとって悪い話じゃないはずだ。

勝ち負けは、長いスパンで多角的な視野で捉える必要がある。

でも、まあ、米国が中国に抜かれるのは確定した未来だ。

浮沈子的には、火星サンプルリターンでそれが明確になると見ている。

2030年代は米国にとって悲惨な10年になるだろう。

もちろん、スターシップは着実に実績を積み重ね、地球低軌道を埋め尽くすに違いない。

しかし、ISSは落下し、軌道上の宇宙ステーションは中国の天宮だけになる。

月面に居るのは中国人だけ。

ひょっとすると、月周回軌道にも宇宙ステーションを建造し始めるかもしれない。

やれやれ・・・。

スターシップだって、いつまでも我が世の春を謳歌できるわけではない。

中国版スターシップの登場は時間の問題だろう。

大型完全再使用ロケットが競合する時代が訪れる。

2030年代から2040年代にかけて、米中の宇宙開発は逆転の時期を迎える。

それは、地上における両国の力関係の反映なのかもしれない・・・。

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