東京モーターショー(その61)似て非なるもの2013年11月26日 14:02

東京モーターショー(その61)似て非なるもの
東京モーターショー(その61)似て非なるもの


ヤマハのブースで見た124ccの3輪車。

(TRICITY)
http://global.yamaha-motor.com/jp/showroom/event/2013tokyomotorshow/sp/photostory/0010.html#.UpQacNJdV8E

もちろん、我々は、同じようなバイクを見て知っている。

(ピアッジオ・MP3)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%83%BBMP3

(PIAGGIO MP3 400FL 仕様:参照)
http://www.narikawa.co.jp/piaggio_top.html

142kmの最高速で、高速移動も可能だ。

浮沈子は、もっと大きいやつがいいな。

川崎のブースにも、3輪車があった。

(カワサキが電動変形3輪ヴィークル『J』を公開。東京モーターショーで展示)
http://japanese.engadget.com/2013/11/20/3-j/

この前輪2輪の三輪車は、最近のトレンドのようであるが、実は昔からある。

(モーガンから58年ぶりに「スリーホイーラー」が登場!)
http://jp.autoblog.com/2010/11/07/2011-morgan-threewheeler/

1910年から出ている。

こちらは、リーンしない。

ボンバルディアからも出ている。

(Can-Am Spyder RT:動画出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=dleTkrgdk0U

ちょうど、24日の日曜日は、船の科学館(休館中)の駐車場で、試乗会をやっていた。

お台場周辺を、連なって走っているのも見た(夕方)。

これも、リーンしない。

自動車や船(モーターボ-ト除く)と同じで、外傾する。

バイクのような形をしているが、3輪自動車なのである。

サイドカーと同じだ。

トヨタのアイロードは、リーンするが、体重移動を使っているわけではなく、クルマの側が、勝手にリーンさせる。

旋廻力は、バイクと同じように、キャンバースラストを使っている。

(曲がりはじめる瞬間、バイクに何が起こっている?)
http://motor.geocities.jp/buell_xb12s_2004/1_technic/1_1_antei/1_1_4_anntei_magari.html

簡単に言うと、リーンするタイプ(キャンバースラストを使う)と、リーンしないタイプ(車輪の旋廻力だけで曲がる)の2種類に分けられるのだ。

いわゆるトライク(前1輪、後ろ2輪)は、フロントは殆んどリーンしない(キャスター角が付いているので、その分はリーンします)のでバイクのようにキャンバースラストを主として使って曲がるわけではない。

しかし、後輪との間に、スイング機構がある場合は、前輪がバイクと同じようにリーンするのでキャンバースラストが利いている。

すこし混乱してきたが、リーンするタイプは、バイクと同じで、リーンしないタイプはクルマと同じ旋廻の仕方をする。

似て非なるものである。

トヨタは、アイロードという、転倒しないバイクを作ったことになるわけだ。

しかも、後輪ステアという、ヘンタイ的な機構まで導入した。

ヤマハのトライシティは、ピアッジオのパクリだが、後出しじゃんけんの強みで、いろいろ手を打ってくるだろう。

しかし、ピアッジオの124ccと278ccモデルは、ハイブリッドバイクだ。

(ピアッジオ:MP3 Hybrid 125ie、MP3 Hybrid 300ie参照)
http://www.narikawa.co.jp/piaggio_top.html

もう、追いつけないんじゃね?。

ガソリンエンジンが、スクーターでいつまで生き残れるか分からないが、あっという間に切り替わってしまいそうな予感がするな。

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