😼欧州大戦争:重箱の隅:有線ドローン ― 2025年01月13日 10:35
欧州大戦争:重箱の隅:有線ドローン
(電波妨害のきかない「光ファイバードローン」をロシア軍が使用 その実力は?)
https://forbesjapan.com/articles/detail/69691
「最近鹵獲されたロシア軍のFPV(1人称視点)攻撃ドローンは、ジャミングを克服するためにかなり変わった、じつに驚くべき技術を用いていた。」(記事は、昨年3月の投稿)
「このドローンは無線通信機器を搭載せず、代わりに光ファイバーケーブルが接続されていたのだ。光ファイバーはドローンが飛行すると伸びていき、操縦士はそれを通じて有線でドローンと通信する仕組みだった。」
なんと!、有線通信かあ?。
「ウクライナの専門家がドローンを分解して調べたところ、謎の装置は光ファイバーケーブルが巻かれたスプール(巻き枠)だった。光ファイバーケーブルは高速通信に使われる中国製の市販品の光トランシーバーとつながっていた。ケーブルの長さは10.8kmほどあったという。」
数km程度の運用なら、距離的な問題はないだろうな。
先日、テリコンの奪取がアンテナの高さを確保し、電波の到達範囲を広げることからドローン運用に効果的という話を書いたが、この仕掛けなら、んな手間(!)は省ける。
ジャミング(電波妨害)の技術とイタチごっこのドローン運用にとっては、決定的ともいえる技術だ(そうなのかあ?)。
鹵獲されたのは戦場に大量投入されているFPVドローンだというから、こいつが普及すると光ファイバーケーブルが戦場に大量に撒き散らかされることになる。
新たな環境問題になりかねない(どーせ、回収なんてしないだろうしな)。
有線誘導兵器はこれまでも開発されているようだが、光ファイバーというのは目新しい。
FPV(一人称視点)ドローンに採用しているということは、制御信号だけではなく、広帯域の「映像」信号を操縦者に送っていることになる。
「米国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)は2000年代初め「近接戦闘殺傷性偵察兵器」プログラムのもと、炸薬弾頭を搭載した自爆ドローンを開発した。」
「市街地で個々の兵士が見通し線外の目標を攻撃するのに適した携行式・発射筒発射・光ファイバー誘導・徘徊型の弾薬だ。(中略)この誘導弾薬は従来よりも大幅に広い進入経路から目標を攻撃できるだろう。たとえば、地形や建物の特徴によっては最大10区画の距離で、建物の上を越えたり角を曲がったりしながら目標に向かうことができる」
「光ファイバーを通じてドローンを制御する技術はすでに存在するものの、非常にニッチな分野で市販品での採用は広がっていない。」
「鹵獲されたロシア軍のドローンに関して興味深い点は、それが軍の研究所が開発したものではなく、市販の部品を使ってドローンを開発しているロシアの小規模なグループによって製造されたものらしいことだ。」
「こうした取り組みは以前はソ連式の官僚主義に阻まれていたが、現在は物事をもっとスピーディーに進められるようになっている」
うーん、このあたりの考察は、なかなか読み応えがあるな。
「光ファイバーのスプールと光トランシーバーを積むと、ドローンの重量はおそらく1kg前後重くなり、その分、搭載できる弾頭はかなり小型になる。半面、光ファイバー誘導方式には非常に大きなメリットがある。光ファイバー通信は探知できず、妨害もできないのだ。ロシア側もウクライナ側も、ドローンを効果的に飛ばせるかはジャミングやそれへの対抗に大きく左右されるだけに、これは重要な能力である。」
最近、こんな記事も読んだ(つーか、上記の記事は後から探した!)。
(ウクライナはロシアの妨害不能な光ファイバードローンに打ち勝つべく取り組んでいる)
https://www.njpwfun.com/%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9/77049/%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%81%AF%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%81%AE%E5%A6%A8%E5%AE%B3%E4%B8%8D%E8%83%BD%E3%81%AA%E5%85%89%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%89/
「光ファイバードローンはここ 1 年ほどで戦闘に登場することが増えてきましたが、それは課題となっています。これらのドローンは従来の電子戦では妨害できず、防御するのが難しいため危険であり、解決策の必要性が強調されています。」
「現在、両軍はこれらのドローンを使用しています。」
ふーん、ウクライナも飛ばしてるんだ(未確認)。
「ジョン氏は、同社は光ファイバードローンを見つけるための低コストのソリューションを開発したと述べた。このシステムの要素の 1 つは、空の 1 点に焦点を合わせて近くのドローンを聞き取ることができる数十個のマイクのアレイです。 2 番目の要素は、カメラが戻ってくる反射光を記録しながら、空の特定の領域にある物体を強調表示する非焦点赤外線レーザーです。」(ジョン氏:安全保障上の理由から偽名で活動している同社の最高技術責任者、同社:Kara Dag(アメリカとウクライナのテクノロジー企業))
「これは、軍隊の陣地から約 1 km 離れた場所に設置できる単一の装置です。ジョン氏は、この装置は実験室でテスト中であり、次のステップは来月、前線の実際の戦闘条件に配備することだと述べた。最終的にはこれらのデバイスを毎月数千個生産する計画です。」
探知技術に限っても、実戦展開はまだまだ先のようだ。
んなには待てない!。
(1km離れた場所から電波でドローンを打ち落とすシステムをイギリス陸軍が開発中)
https://gigazine.net/news/20250113-radio-frequency-directed-energy-weapon/
「イギリス国防省が、高周波(電波)のみを使用してドローンを撃墜できる未来型兵器「RFDEW(Radio Frequency Directed Energy Weapon:無線周波数指向性エネルギー兵器)」をテストしている」
「RFDEWは最大1km離れたターゲットを攻撃する」
この兵器の特徴は、ジャミングではなく、ドローンの制御機器などを直接破壊する点だ。
「RFDEWは高周波を使用してドローンの重要な電子部品を破壊する兵器」
この作動原理なら、有線ドローンに対しても、一定の効果が期待できそうだ。
「2024年末にイギリス軍のドローン相手に試射を行ったところ、最大1kmの距離で複数のターゲットを探知、追跡し、「ほぼ瞬時に」無力化することに成功」
「これまでに登場していたレーザー光線でドローンに対処する兵器とは違い、一度に複数のドローンを撃墜する性能を備えているのが特徴」
まあ、そうは言っても、相手は数百機が束になって飛び掛かってくるわけだからな。
どれだけの密度で配備するのかによっては、あまり効果は期待できないかも知れない(配備した先からドローンの餌食だ)。
小型ドローンだけじゃなく、相手にしなければならないのはランセットなどの徘徊弾薬もあるしな(文字通りの天敵?)。
「RFDEWの成功は、イギリスにとって革新的な一歩となります。防衛の専門家と産業界が協力して最先端の装備を軍隊に届けられるのは素晴らしいことです。我々が直面するドローンという新たな脅威に対し、決定的な優位性を築いていることの実証です」(マリア・イーグル国防調達・産業大臣)
それ程のものかとも思うけどな(特に有線ドローンに対しては、どうやって探知するかが問題だし)。
「さらなる開発と実験を可能にするために試験プログラムは継続され、官民連携による開発チームがさらにRFDEWを改良し、ミッションに最適化された次世代のRFDEWを形成する」
いやはや、こっちも時間が掛かりそうだ。
無線妨害とそれに対抗する技術とのイタチごっこなドローン戦において、有線ドローンが一定の地位を占めそうな気がする。
特に、元々電波が届きにくく、なおかつ上記で見た対抗措置が講じにくい状況(例えば市街戦やビルの中、地下空間など)では、大きな効果が期待できる。
神は細部に宿る。
重箱の隅と言えども、徒や疎かには出来ないな・・・。
(電波妨害のきかない「光ファイバードローン」をロシア軍が使用 その実力は?)
https://forbesjapan.com/articles/detail/69691
「最近鹵獲されたロシア軍のFPV(1人称視点)攻撃ドローンは、ジャミングを克服するためにかなり変わった、じつに驚くべき技術を用いていた。」(記事は、昨年3月の投稿)
「このドローンは無線通信機器を搭載せず、代わりに光ファイバーケーブルが接続されていたのだ。光ファイバーはドローンが飛行すると伸びていき、操縦士はそれを通じて有線でドローンと通信する仕組みだった。」
なんと!、有線通信かあ?。
「ウクライナの専門家がドローンを分解して調べたところ、謎の装置は光ファイバーケーブルが巻かれたスプール(巻き枠)だった。光ファイバーケーブルは高速通信に使われる中国製の市販品の光トランシーバーとつながっていた。ケーブルの長さは10.8kmほどあったという。」
数km程度の運用なら、距離的な問題はないだろうな。
先日、テリコンの奪取がアンテナの高さを確保し、電波の到達範囲を広げることからドローン運用に効果的という話を書いたが、この仕掛けなら、んな手間(!)は省ける。
ジャミング(電波妨害)の技術とイタチごっこのドローン運用にとっては、決定的ともいえる技術だ(そうなのかあ?)。
鹵獲されたのは戦場に大量投入されているFPVドローンだというから、こいつが普及すると光ファイバーケーブルが戦場に大量に撒き散らかされることになる。
新たな環境問題になりかねない(どーせ、回収なんてしないだろうしな)。
有線誘導兵器はこれまでも開発されているようだが、光ファイバーというのは目新しい。
FPV(一人称視点)ドローンに採用しているということは、制御信号だけではなく、広帯域の「映像」信号を操縦者に送っていることになる。
「米国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)は2000年代初め「近接戦闘殺傷性偵察兵器」プログラムのもと、炸薬弾頭を搭載した自爆ドローンを開発した。」
「市街地で個々の兵士が見通し線外の目標を攻撃するのに適した携行式・発射筒発射・光ファイバー誘導・徘徊型の弾薬だ。(中略)この誘導弾薬は従来よりも大幅に広い進入経路から目標を攻撃できるだろう。たとえば、地形や建物の特徴によっては最大10区画の距離で、建物の上を越えたり角を曲がったりしながら目標に向かうことができる」
「光ファイバーを通じてドローンを制御する技術はすでに存在するものの、非常にニッチな分野で市販品での採用は広がっていない。」
「鹵獲されたロシア軍のドローンに関して興味深い点は、それが軍の研究所が開発したものではなく、市販の部品を使ってドローンを開発しているロシアの小規模なグループによって製造されたものらしいことだ。」
「こうした取り組みは以前はソ連式の官僚主義に阻まれていたが、現在は物事をもっとスピーディーに進められるようになっている」
うーん、このあたりの考察は、なかなか読み応えがあるな。
「光ファイバーのスプールと光トランシーバーを積むと、ドローンの重量はおそらく1kg前後重くなり、その分、搭載できる弾頭はかなり小型になる。半面、光ファイバー誘導方式には非常に大きなメリットがある。光ファイバー通信は探知できず、妨害もできないのだ。ロシア側もウクライナ側も、ドローンを効果的に飛ばせるかはジャミングやそれへの対抗に大きく左右されるだけに、これは重要な能力である。」
最近、こんな記事も読んだ(つーか、上記の記事は後から探した!)。
(ウクライナはロシアの妨害不能な光ファイバードローンに打ち勝つべく取り組んでいる)
https://www.njpwfun.com/%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9/77049/%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%81%AF%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%81%AE%E5%A6%A8%E5%AE%B3%E4%B8%8D%E8%83%BD%E3%81%AA%E5%85%89%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%89/
「光ファイバードローンはここ 1 年ほどで戦闘に登場することが増えてきましたが、それは課題となっています。これらのドローンは従来の電子戦では妨害できず、防御するのが難しいため危険であり、解決策の必要性が強調されています。」
「現在、両軍はこれらのドローンを使用しています。」
ふーん、ウクライナも飛ばしてるんだ(未確認)。
「ジョン氏は、同社は光ファイバードローンを見つけるための低コストのソリューションを開発したと述べた。このシステムの要素の 1 つは、空の 1 点に焦点を合わせて近くのドローンを聞き取ることができる数十個のマイクのアレイです。 2 番目の要素は、カメラが戻ってくる反射光を記録しながら、空の特定の領域にある物体を強調表示する非焦点赤外線レーザーです。」(ジョン氏:安全保障上の理由から偽名で活動している同社の最高技術責任者、同社:Kara Dag(アメリカとウクライナのテクノロジー企業))
「これは、軍隊の陣地から約 1 km 離れた場所に設置できる単一の装置です。ジョン氏は、この装置は実験室でテスト中であり、次のステップは来月、前線の実際の戦闘条件に配備することだと述べた。最終的にはこれらのデバイスを毎月数千個生産する計画です。」
探知技術に限っても、実戦展開はまだまだ先のようだ。
んなには待てない!。
(1km離れた場所から電波でドローンを打ち落とすシステムをイギリス陸軍が開発中)
https://gigazine.net/news/20250113-radio-frequency-directed-energy-weapon/
「イギリス国防省が、高周波(電波)のみを使用してドローンを撃墜できる未来型兵器「RFDEW(Radio Frequency Directed Energy Weapon:無線周波数指向性エネルギー兵器)」をテストしている」
「RFDEWは最大1km離れたターゲットを攻撃する」
この兵器の特徴は、ジャミングではなく、ドローンの制御機器などを直接破壊する点だ。
「RFDEWは高周波を使用してドローンの重要な電子部品を破壊する兵器」
この作動原理なら、有線ドローンに対しても、一定の効果が期待できそうだ。
「2024年末にイギリス軍のドローン相手に試射を行ったところ、最大1kmの距離で複数のターゲットを探知、追跡し、「ほぼ瞬時に」無力化することに成功」
「これまでに登場していたレーザー光線でドローンに対処する兵器とは違い、一度に複数のドローンを撃墜する性能を備えているのが特徴」
まあ、そうは言っても、相手は数百機が束になって飛び掛かってくるわけだからな。
どれだけの密度で配備するのかによっては、あまり効果は期待できないかも知れない(配備した先からドローンの餌食だ)。
小型ドローンだけじゃなく、相手にしなければならないのはランセットなどの徘徊弾薬もあるしな(文字通りの天敵?)。
「RFDEWの成功は、イギリスにとって革新的な一歩となります。防衛の専門家と産業界が協力して最先端の装備を軍隊に届けられるのは素晴らしいことです。我々が直面するドローンという新たな脅威に対し、決定的な優位性を築いていることの実証です」(マリア・イーグル国防調達・産業大臣)
それ程のものかとも思うけどな(特に有線ドローンに対しては、どうやって探知するかが問題だし)。
「さらなる開発と実験を可能にするために試験プログラムは継続され、官民連携による開発チームがさらにRFDEWを改良し、ミッションに最適化された次世代のRFDEWを形成する」
いやはや、こっちも時間が掛かりそうだ。
無線妨害とそれに対抗する技術とのイタチごっこなドローン戦において、有線ドローンが一定の地位を占めそうな気がする。
特に、元々電波が届きにくく、なおかつ上記で見た対抗措置が講じにくい状況(例えば市街戦やビルの中、地下空間など)では、大きな効果が期待できる。
神は細部に宿る。
重箱の隅と言えども、徒や疎かには出来ないな・・・。
⛰欧州大戦争:重箱の隅:テリコン ― 2025年01月12日 23:25
欧州大戦争:重箱の隅:テリコン
(ロシア国防省がシェフチェンコ解放を発表、国旗を掲げる様子も公開)
https://grandfleet.info/russia-related/russian-defense-ministry-announces-release-of-shevchenko-releases-flag-raising-video/
「ポクロウシク近郊のシェフチェンコを解放した」(ロシア国防省)
「シェフチェンコ解放に関与した第74独立親衛自動車化狙撃旅団と兵士に感謝の言葉を送った」(ベロウソフ国防相)
「国旗を掲げた様子も12日に公開」
「ここまでシェフチェンコ(人口約1,600人)占領をアピールするのは街の重要性を強調したいため」
それって、どこ?。
何が威張れる話なの?。
「ロシア国防省の映像に登場するシェフチェンコには「周囲よりも圧倒的な高さをもつテリコン=40m級」が映っており、ソローネ近郊のテリコンと合わせると「ドローン運用に欠かせないアンテナの高さ」を改善した格好で、T-0409の遮断は時間の問題」
「ポクロウシクに対する主要兵站ルートの1つ=T-0409は物理的遮断の危機に晒されている。」
航空万能論ブログ管理人の作成している戦況地図には、「T-04-09(T-0409)の物理的遮断まで約1km」、「E-50の物理的遮断まで約6km」とある。
既に記事にしたけど、ポクロフシク(ポクロウシク)に対しては、正面突破の力業ではなく、兵站ルートを遮断して孤立させ、ウクライナ軍の撤退を促す方策が採られているとされる。
人口わずか1600人の集落の占領について、ここまでアピールするのはそのためだ。
鉱山が多いドンバス地域は、ボタ山であるテリコンがあちこちにある。
そこは「ドローン運用に欠かせないアンテナの高さ」を提供する格好の目標なわけだ。
同じような話はトレツクでもあったけどな。
また、街自体が高い標高に築かれていれば、その占領も同様の効果が期待できる。
最近では、ブーレダルがそうだった。
記事に張り付けられている映像を見ると、シェフチェンコ周辺はほぼ平坦で、テリコンがひときわ高くそびえていることが分かる(画像参照)。
ここにアンテナを立てて、ドローンを運用することで、戦況を大いに有利にすることが出来るというわけだ。
一昔前なら、砲撃の観測拠点を確保することに匹敵するだろう。
(203高地)
https://ja.wikipedia.org/wiki/203%E9%AB%98%E5%9C%B0
「中国東北部の遼東半島南端に位置する旅順(現在の大連市旅順口区)にある丘陵。日露戦争の旅順攻囲戦では最大の激戦地となった。」
「地名はこの地の標高に由来」(203mだそうです:未確認)
へえーっ、そうだったんだ・・・。
「日露戦争において要所となった旅順において、日本陸軍は第3軍を編成し旅順要塞および旅順艦隊を攻撃した。」
「旅順要塞の西方に位置する203高地は、(中略)港湾部を一望できる観測点としては有意義な地点」
「陣地自体の規模は南山の戦い後より防御強化の工事がなされており、第三軍の包囲完了時点でかなり強固な陣地となっていた」
「海軍の連合艦隊参謀の秋山真之は203高地もしくは鶏冠山方面の旅順港内を見渡せる地点を占領することが重要と考えており、東郷平八郎の命を受けて岩村団次郎中佐と伊集院俊大尉が第3軍に赴いてその旨を伝えた。」
「大本営は11月4日の御前会議で203 高地を主攻撃目標とする方針を決めていた。」
「11月27日付第3軍命令で203高地に対する砲撃を開始」
「日露両軍は一進一退の戦闘」
「第7師団の突撃攻撃により12月5日に203高地は陥落」
「翌1905年1月1日にロシア軍旅順要塞司令官ステッセルから乃木に対して降伏(旅順開城)の申出」
「第3次総攻撃では乃木希典の次男・保典も戦死」
漢詩「爾霊山」
爾霊山険豈難攀
男子功名期克艱
鉄血覆山山形改
万人斉仰爾霊山
(漢詩紹介:爾霊山)
http://www.kangin.or.jp/learning/text/japanese/k_A2_058.html
「爾霊山 <乃木 希典>
爾霊山は𡸴なれども 豈攀じ難からんや
男子功名 克艱を期す
鉄血山を覆うて 山形改まる
万人斉しく仰ぐ 爾霊山」
「二〇三高地はいかに険しくとも、どうして攀じ登れないことがあろうか。男子たるもの、功名を立てようとするならば、艱難辛苦に打ち克とうという覚悟が肝要である。
その決意のもとに激戦し、ついに砲弾の鉄片と将兵の尊い血が山を覆うて山の形さえ変わってしまった。誰しも皆この地を仰ぎ見るとき、嗚呼(ああ)爾(なんじ)の霊の山と、等しく仰ぎ慰めるであろう。」
まあ、どうでもいいんですが。
浮沈子は正義派じゃない。
ウクライナの地における統治が、どのように行われようとも知ったことではない。
人間同士のドンパチを称揚する気は更々ない。
シェフチェンコのテリコンに立てられるであろうドローン用のアンテナで、多くの犠牲が発生することは間違いない。
もちろん、テリコンを含めた高所の確保や防御にも、多大なリソース(兵士の命含めて)が投入されることになる。
ロシアは、今後も次々とテリコンを占領しながら、ドローンを運用していくんだろう。
ウクライナ戦争で戦争のカタチは大きく変わったと言われる。
無数のFPVドローンが飛び交い、ランセットのような徘徊弾薬が用いられ、遠隔操作のロボットが戦場を駆け巡っている。
ウクライナ東部におけるテリコンの占領は、ドローン運用における「高さの優位」を獲得するうえで重要かつ不可欠な要素になっている。
ロシア側がシェフチェンコの占領を宣伝するのは、戦術的に理に適っている。
欧州大戦争において、今後、そういったことが続いていくのかどうかは分からない。
最近では、光ファイバーを引きずりながら、電波妨害をものともせずに運用されるドローンも登場していると言われる。
やれやれ・・・。
それに対しては、映像や音響的防御を展開して対応するという研究もされているらしい(そのうち、実戦投入されるかも)。
最強の矛に最強の盾か・・・。
(ロシア国防省がシェフチェンコ解放を発表、国旗を掲げる様子も公開)
https://grandfleet.info/russia-related/russian-defense-ministry-announces-release-of-shevchenko-releases-flag-raising-video/
「ポクロウシク近郊のシェフチェンコを解放した」(ロシア国防省)
「シェフチェンコ解放に関与した第74独立親衛自動車化狙撃旅団と兵士に感謝の言葉を送った」(ベロウソフ国防相)
「国旗を掲げた様子も12日に公開」
「ここまでシェフチェンコ(人口約1,600人)占領をアピールするのは街の重要性を強調したいため」
それって、どこ?。
何が威張れる話なの?。
「ロシア国防省の映像に登場するシェフチェンコには「周囲よりも圧倒的な高さをもつテリコン=40m級」が映っており、ソローネ近郊のテリコンと合わせると「ドローン運用に欠かせないアンテナの高さ」を改善した格好で、T-0409の遮断は時間の問題」
「ポクロウシクに対する主要兵站ルートの1つ=T-0409は物理的遮断の危機に晒されている。」
航空万能論ブログ管理人の作成している戦況地図には、「T-04-09(T-0409)の物理的遮断まで約1km」、「E-50の物理的遮断まで約6km」とある。
既に記事にしたけど、ポクロフシク(ポクロウシク)に対しては、正面突破の力業ではなく、兵站ルートを遮断して孤立させ、ウクライナ軍の撤退を促す方策が採られているとされる。
人口わずか1600人の集落の占領について、ここまでアピールするのはそのためだ。
鉱山が多いドンバス地域は、ボタ山であるテリコンがあちこちにある。
そこは「ドローン運用に欠かせないアンテナの高さ」を提供する格好の目標なわけだ。
同じような話はトレツクでもあったけどな。
また、街自体が高い標高に築かれていれば、その占領も同様の効果が期待できる。
最近では、ブーレダルがそうだった。
記事に張り付けられている映像を見ると、シェフチェンコ周辺はほぼ平坦で、テリコンがひときわ高くそびえていることが分かる(画像参照)。
ここにアンテナを立てて、ドローンを運用することで、戦況を大いに有利にすることが出来るというわけだ。
一昔前なら、砲撃の観測拠点を確保することに匹敵するだろう。
(203高地)
https://ja.wikipedia.org/wiki/203%E9%AB%98%E5%9C%B0
「中国東北部の遼東半島南端に位置する旅順(現在の大連市旅順口区)にある丘陵。日露戦争の旅順攻囲戦では最大の激戦地となった。」
「地名はこの地の標高に由来」(203mだそうです:未確認)
へえーっ、そうだったんだ・・・。
「日露戦争において要所となった旅順において、日本陸軍は第3軍を編成し旅順要塞および旅順艦隊を攻撃した。」
「旅順要塞の西方に位置する203高地は、(中略)港湾部を一望できる観測点としては有意義な地点」
「陣地自体の規模は南山の戦い後より防御強化の工事がなされており、第三軍の包囲完了時点でかなり強固な陣地となっていた」
「海軍の連合艦隊参謀の秋山真之は203高地もしくは鶏冠山方面の旅順港内を見渡せる地点を占領することが重要と考えており、東郷平八郎の命を受けて岩村団次郎中佐と伊集院俊大尉が第3軍に赴いてその旨を伝えた。」
「大本営は11月4日の御前会議で203 高地を主攻撃目標とする方針を決めていた。」
「11月27日付第3軍命令で203高地に対する砲撃を開始」
「日露両軍は一進一退の戦闘」
「第7師団の突撃攻撃により12月5日に203高地は陥落」
「翌1905年1月1日にロシア軍旅順要塞司令官ステッセルから乃木に対して降伏(旅順開城)の申出」
「第3次総攻撃では乃木希典の次男・保典も戦死」
漢詩「爾霊山」
爾霊山険豈難攀
男子功名期克艱
鉄血覆山山形改
万人斉仰爾霊山
(漢詩紹介:爾霊山)
http://www.kangin.or.jp/learning/text/japanese/k_A2_058.html
「爾霊山 <乃木 希典>
爾霊山は𡸴なれども 豈攀じ難からんや
男子功名 克艱を期す
鉄血山を覆うて 山形改まる
万人斉しく仰ぐ 爾霊山」
「二〇三高地はいかに険しくとも、どうして攀じ登れないことがあろうか。男子たるもの、功名を立てようとするならば、艱難辛苦に打ち克とうという覚悟が肝要である。
その決意のもとに激戦し、ついに砲弾の鉄片と将兵の尊い血が山を覆うて山の形さえ変わってしまった。誰しも皆この地を仰ぎ見るとき、嗚呼(ああ)爾(なんじ)の霊の山と、等しく仰ぎ慰めるであろう。」
まあ、どうでもいいんですが。
浮沈子は正義派じゃない。
ウクライナの地における統治が、どのように行われようとも知ったことではない。
人間同士のドンパチを称揚する気は更々ない。
シェフチェンコのテリコンに立てられるであろうドローン用のアンテナで、多くの犠牲が発生することは間違いない。
もちろん、テリコンを含めた高所の確保や防御にも、多大なリソース(兵士の命含めて)が投入されることになる。
ロシアは、今後も次々とテリコンを占領しながら、ドローンを運用していくんだろう。
ウクライナ戦争で戦争のカタチは大きく変わったと言われる。
無数のFPVドローンが飛び交い、ランセットのような徘徊弾薬が用いられ、遠隔操作のロボットが戦場を駆け巡っている。
ウクライナ東部におけるテリコンの占領は、ドローン運用における「高さの優位」を獲得するうえで重要かつ不可欠な要素になっている。
ロシア側がシェフチェンコの占領を宣伝するのは、戦術的に理に適っている。
欧州大戦争において、今後、そういったことが続いていくのかどうかは分からない。
最近では、光ファイバーを引きずりながら、電波妨害をものともせずに運用されるドローンも登場していると言われる。
やれやれ・・・。
それに対しては、映像や音響的防御を展開して対応するという研究もされているらしい(そのうち、実戦投入されるかも)。
最強の矛に最強の盾か・・・。
☕我田引水:コーヒーの効果:頭頸部がん予防 ― 2025年01月12日 22:07
我田引水:コーヒーの効果:頭頸部がん予防
(毎日コーヒーやお茶を飲む人は「首から上のがん」のリスクが2~3割少ないことが判明)
https://gigazine.net/news/20250112-coffee-tea-consumption-risk-head-cancer/
「コーヒーやお茶を習慣的に飲む人は肥満や糖尿病のリスクが低いことや、心臓発作や脳卒中になった後の生存率が高い」
「新しく、コーヒーやお茶を習慣的に飲む人は、口腔(こうくう)がんや喉頭(いんとう)がんなどの「頭頸部(とうけいぶ)がん」のリスクが低いことが確かめられました。」
「高所得国では減少傾向にありますが、ヒトパピローマウイルス(HPV)の流行を背景に中咽頭(ちゅういんとう)がんの発生率は着実に伸びています。」
「カフェイン入りコーヒーを1日4杯以上飲むと頭頸部がん全体のリスクが17%、口腔がんのリスクは30%、中咽頭がんのリスクは22%低下」
「1日の摂取量が3~4杯の場合は下咽頭がんのリスクが41%低下」
「カフェインレスコーヒーについては口腔がんリスクとの逆相関が見られ、1日の平均摂取量0~1杯の人は口腔がんリスクが34%低かった」
消化器系のがんは、上の方(口に近い方)の予後が悪いと言われている(未確認)。
頭頚部がんのリスクを減らせるというのは、確かに朗報だ。
「コーヒーやお茶の摂取とがんリスクの減少に関する研究はこれまでにもありましたが、今回の研究では、カフェイン抜きのコーヒーでも何らかのいい影響があったという観察を含め、頭頸部がんのさまざまな部位に対するさまざまな効果が強調されています」(アメリカ・ユタ大学ハンツマンがん研究所のユアンチン・エイミー・リー氏)
「カフェインレスのコーヒーでも一定の効果が見られたため、研究チームはカフェイン以外の生理活性化合物、特にポリフェノールがコーヒーとお茶の抗がん作用に寄与しているのではないかと考えています。」
ちょっと気になる記述もある。
「過去の研究では緑茶と口腔がんリスクの間に逆相関が見られたのに対し、今回の研究では1日1杯以上お茶を飲むと咽頭がんリスクが38%上昇」
おやおや・・・。
「紅茶は酸化されているためカテキンの濃度が低く、緑茶より抗酸化作用が低いこと」
「お茶に含まれているテオフィリンが胃食道逆流症を引き起こすおそれがあること」
それらが結果に影響を与えたかどうかは不明だ。
「コーヒーやお茶をたくさん飲む人は、飲酒や喫煙といった他の有害な行動を避ける可能性が高いなどの理由でがんのリスクが低い可能性があります」(研究には携わっていないロンドン大学キングス・カレッジの栄養学者のトム・サンダース氏)
疫学研究では、それらのノイズを排除することも重要だからな。
しかし、飲酒や喫煙をせず、コーヒーもお茶も飲まないという対象群を集めるのは大変だろう(未確認)。
一体、何が楽しくって生きてるんだか・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
浮沈子は、飲酒も喫煙もやめて、もっぱらコーヒーの摂取に勤しんでいる。
我田引水ならぬ我田「飲コーヒー」だな(ワケワカ・・・)。
そもそも、コーヒー自体には発がん性があると言われている。
また、カフェインの過剰摂取が健康上の害をなすことも分かっている。
しかし、今回の話もそうなんだが、摂取に伴って数々の健康上のメリットが謳われていることも事実だ。
所詮は嗜好品だから、別に飲まなくても生活に支障はない。
浮沈子も何度かやめようとしたけど(やや依存状態なので)、今は諦めてカフェイン飲料に走っている(そんなあ!)。
まあ、何でも適量ということはある。
放っておくと、1日10杯くらい飲んじまうからな。
せいぜい5杯程度にとどめておこう。
さて、そろそろ、本日4杯目のコーヒーでも飲もうかな・・・。
(毎日コーヒーやお茶を飲む人は「首から上のがん」のリスクが2~3割少ないことが判明)
https://gigazine.net/news/20250112-coffee-tea-consumption-risk-head-cancer/
「コーヒーやお茶を習慣的に飲む人は肥満や糖尿病のリスクが低いことや、心臓発作や脳卒中になった後の生存率が高い」
「新しく、コーヒーやお茶を習慣的に飲む人は、口腔(こうくう)がんや喉頭(いんとう)がんなどの「頭頸部(とうけいぶ)がん」のリスクが低いことが確かめられました。」
「高所得国では減少傾向にありますが、ヒトパピローマウイルス(HPV)の流行を背景に中咽頭(ちゅういんとう)がんの発生率は着実に伸びています。」
「カフェイン入りコーヒーを1日4杯以上飲むと頭頸部がん全体のリスクが17%、口腔がんのリスクは30%、中咽頭がんのリスクは22%低下」
「1日の摂取量が3~4杯の場合は下咽頭がんのリスクが41%低下」
「カフェインレスコーヒーについては口腔がんリスクとの逆相関が見られ、1日の平均摂取量0~1杯の人は口腔がんリスクが34%低かった」
消化器系のがんは、上の方(口に近い方)の予後が悪いと言われている(未確認)。
頭頚部がんのリスクを減らせるというのは、確かに朗報だ。
「コーヒーやお茶の摂取とがんリスクの減少に関する研究はこれまでにもありましたが、今回の研究では、カフェイン抜きのコーヒーでも何らかのいい影響があったという観察を含め、頭頸部がんのさまざまな部位に対するさまざまな効果が強調されています」(アメリカ・ユタ大学ハンツマンがん研究所のユアンチン・エイミー・リー氏)
「カフェインレスのコーヒーでも一定の効果が見られたため、研究チームはカフェイン以外の生理活性化合物、特にポリフェノールがコーヒーとお茶の抗がん作用に寄与しているのではないかと考えています。」
ちょっと気になる記述もある。
「過去の研究では緑茶と口腔がんリスクの間に逆相関が見られたのに対し、今回の研究では1日1杯以上お茶を飲むと咽頭がんリスクが38%上昇」
おやおや・・・。
「紅茶は酸化されているためカテキンの濃度が低く、緑茶より抗酸化作用が低いこと」
「お茶に含まれているテオフィリンが胃食道逆流症を引き起こすおそれがあること」
それらが結果に影響を与えたかどうかは不明だ。
「コーヒーやお茶をたくさん飲む人は、飲酒や喫煙といった他の有害な行動を避ける可能性が高いなどの理由でがんのリスクが低い可能性があります」(研究には携わっていないロンドン大学キングス・カレッジの栄養学者のトム・サンダース氏)
疫学研究では、それらのノイズを排除することも重要だからな。
しかし、飲酒や喫煙をせず、コーヒーもお茶も飲まないという対象群を集めるのは大変だろう(未確認)。
一体、何が楽しくって生きてるんだか・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
浮沈子は、飲酒も喫煙もやめて、もっぱらコーヒーの摂取に勤しんでいる。
我田引水ならぬ我田「飲コーヒー」だな(ワケワカ・・・)。
そもそも、コーヒー自体には発がん性があると言われている。
また、カフェインの過剰摂取が健康上の害をなすことも分かっている。
しかし、今回の話もそうなんだが、摂取に伴って数々の健康上のメリットが謳われていることも事実だ。
所詮は嗜好品だから、別に飲まなくても生活に支障はない。
浮沈子も何度かやめようとしたけど(やや依存状態なので)、今は諦めてカフェイン飲料に走っている(そんなあ!)。
まあ、何でも適量ということはある。
放っておくと、1日10杯くらい飲んじまうからな。
せいぜい5杯程度にとどめておこう。
さて、そろそろ、本日4杯目のコーヒーでも飲もうかな・・・。
😼欧州大戦争:ポクロフシク:やっぱスルーか!? ― 2025年01月12日 17:10
欧州大戦争:ポクロフシク:やっぱスルーか!?
(侵攻1053日目、ウクライナ軍はクラホヴェ陥落を確認できないと主張)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/1053-days-into-the-invasion-ukrainian-military-claims-unable-to-confirm-fall-of-krahove/
「ロシア軍はポクロウシクを正面から襲撃するのではなく南から西に迂回し、戦わずしてポクロウシク占領を狙っている」(Ukrainska Pravda)
「ロシア軍の動きを見れば明白だ。兵站を遮断して戦わずしてポクロウシク占領を狙っている」(ダヴィンチ・ウルブス大隊(第59自動車化歩兵旅団所属)の指揮官=セルヒー・フィリモノフ氏)
「ロシア軍の標的はポクロウシクではないと確信している。彼らの最優先目標はドニプロペトロウシク州に侵入して作戦を展開することだ」(別の関係者)
物流の拠点としてロシア軍の標的とされているポクロフシク(ポクロウシク)だが、バフムトやアウディーイウカのような「正面突破のドンパチ」ではなく、周りから囲むようにして「まるっと攻め取る」感じの状況になっている。
逆に言えば、ポクロフシクを囲む陣地が機能していて、正面突破をなかなか許さない状況ということでもある。
「右翼からT-0504、左翼からT-0409やE-50を遮断し、3方から圧力を加えることでウクライナ軍にポクロウシクからの撤退を強いる」
「ロシア軍はウクライナ軍に対して数的優位を保っているため、ポクロウシク方向の活発な前線が伸びれば伸びるほどウクライナ軍の戦力は薄く引き伸ばされ、ドニプロペトロウシク州境への到達は「プーチン大統領が掲げるドネツク州行政境界への到達成功」をアピール」
「ドニプロペトロウシク州への侵入は「戦いが新たな州に拡大する=領土の割譲要求が拡大する可能性」が浮上」
それだけじゃない。
「「ロシア軍のドニプロペトロウシク州侵入」を想定した要塞建設の優先順位が低かったため「ポクロウシクを抜かれるとドニプロの間にまともな防衛ラインがない」」
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
「これを食い止めるには要塞ではなく「予備戦力の投入=人海戦術」に頼らなければならず、この方向にウクライナ軍の限られた予備戦力を集中させれば他方面の侵攻が容易になる」
航空万能論ブログ管理人は、ポクロフシクの状況をかなり悲観的に見ている。
ウクライナは、政治的にも軍事的にもこの街を守ろうとするだろうから、その防衛にはリソースをつぎ込んでいるに違いない。
つーことは、それ以外の地域に十分な対応が行き渡りづらくなってきているはずだ。
兵士も物資も作戦も。
正面から一定の圧力をかけ続けている以上、ポクロフシクの守りを解くことはできない。
その状況下で周囲を蚕食され、ドニプロペトロウシク州侵入を許せば事態は新たな展開を遂げることになる。
まあ、攻撃にさらされていることから、既に物流拠点として機能しているかどうかは怪しい。
前線が後退していることから、ウクライナ側としてはここを死守する意味も失われてきている。
ロシアにしてみれば、多大な犠牲を払ってまで、正面突破で占領しなければならない理由もないことになる。
それよりも、目の前にある州境にたどり着くことの方が政治的には重要だろう。
「ポクロウシクでロシア軍を食い止めないと問題は雪だるま式に大きくなる」(航空万能論ブログ管理人)
ポクロフシクは、前線に近い末端の兵站拠点(集積地)に過ぎない。
ザポリージャやドニプロのような後方の大規模な拠点とは異なる。
ロシアが本当に州境を越えてドニプロに向かうつもりかどうかは知らない。
「ロシア軍の標的はポクロウシクではないと確信している。彼らの最優先目標はドニプロペトロウシク州に侵入して作戦を展開することだ」(再掲)
昨年2月のアウディーイウカ陥落以降、我々はポクロフシクが次の標的と思い込んでいたが、ひょっとするとそれはブラフだったのかも知れない。
ポクロフシク炭鉱など、産業的に重要な施設もあるけど、言ってみればオマケ程度の話に過ぎない(そうなのかあ?)。
併合を宣言し、停戦の条件でもある4州(クリミア除く)以外でも、ハルキウ州やスムイ州の一部でもロシアは作戦を展開している。
舌先三寸でコロコロ変わる政治目標(そうなのかあ?)とは異なり、血で贖われた領土の重みは現実のものだ。
戦争の本質は、破壊と領域支配だと喝破したのはザルジニーだった。
ドネツク市の南にあるマリンカを失った時(もう、大昔のような気がするけどまだ1年ちょっと前の話だ)、彼はまだ総司令官だった。
2023年の反転攻勢の失敗と膠着状態が明白になり、ザルジニーは解任、シルスキーが後を引き継いだ途端、2月にアウディーイウカを失った。
シルスキーはその際、将来必ず奪還すると誓ったけど、その見込みはない。
既に、前線は50kmも離れている。
ロシア軍にとって、戦闘を継続し、前線を押し上げ、ウクライナに対して時間がロシアの味方であることを示し続けることが重要だったが、クルスクでの例外を除いて概ね成功してきたように見える。
しかし、ロシアの表向きの対応とは別に、軍事的には2023年の反転攻勢を食い止めた時点で、4州を超えた進軍が想定されていたのではないか。
ウクライナの州境は概ね人為的にひかれている(河川などもありますけど)。
政治的にはともかく、軍事的にはあまり意味をなさない。
停戦条件として政治的に併合4州の州境を強調することは、ひょっとすると情報戦(=はったり(嘘八百)の拡散)だったのかも知れない。
ウクライナ側の関係者は、ポクロフシクを巡る攻防から、そのことを敏感に感じ取っている気がする。
確認しておこう。
侵略者が自発的に侵略を止めることはない。
ポクロフシクをスルーしたロシアは、ひょっとするとドニプロだってスルーするかも知れない(そうなのかあ?)。
いや、キエフもリビウもスルーするかも知れない(そんなあ!)。
いやいや、ポーランドやスロバキア、ハンガリーやルーマニア、モルドバさえスルーする可能性だってある(通過はしなくちゃならんけどな)。
大西洋を見下ろす丘の上にロシア国旗が翻る日まで、侵略の手が緩むことはない。
最近の情勢を考えると、そこで止まるかどうかも怪しい。
そう、グリーンランドだって標的にならないとは限らない。
ロシアは北極海を挟んでグリーンランドと向かい合う隣国だ。
北極海はロシアにとって安全保障上の国益でもある。
ポクロフシクで止まらなければ、グリーンランドまで行くかも知れない(そうなのかあ?)。
まあいい。
大北米合「州」国(米国+カナダ+グリーンランド+メキシコ(?))との直接対決だって、可能性の話としてはあり得ないとは言えない。
戦争と違って、侵略は必ずしも破壊を伴うとは限らない(破壊せずに領域支配できるのが上策:戦争は下策だ)。
侵略が止まるのは、その対象が尽きる時だけだ(そういうことかあ?)。
東欧やバルト3国、フィンランドが、当面の境界線になるんだろうけど(そこまではほぼ確定?)、中欧から西欧にかけても時間の問題になるだろうな。
欧州があくまで敵対的に対応すれば、欧州大戦争は人類史上初の核兵器の撃ち合いになる(断定的!)。
トランプは、米国一国主義の下、欧州から手を引き始めている。
この流れは政権4年間に限ったものではない。
不可逆な、後戻りのない、米国の地域大国化への一本道だ。
その大波を食らって、ウクライナは揺れに揺れている。
東・南部4州とクリミアを軍事的に奪還して、ロシアを屈服させる道は消えた。
起死回生の妙手はない。
現政権の支持率は、過半数割れ寸前まで落ちている(最盛期は9割もあったけど)。
24時間以内に停戦を実現すると豪語していたトランプも、最近は6か月以内とかに後退している。
まあ、どうでもいいんですが。
何らかの形での停戦は模索されるだろうけど、仮に成立したとしてもそれが続く保証はない。
ウクライナは再侵攻され、今度こそ国家としての独立を脅かされるだろう。
それが見えていたとしても、ウクライナは停戦に応じざるを得ないことになる。
米国からの支援が激減すれば、戦争の継続が不可能になるからな。
それは可能性の問題とかではなく、確定した未来だ(そうなのかあ?)。
だからこそ、少しでも有利な停戦に持ち込もうとしてクルスクにも再度の攻撃を仕掛けた。
(クルスク方面の戦い、ロシア軍の攻勢でウクライナ軍の左翼が急速に崩壊)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/in-the-battle-of-kursk-the-ukrainian-left-flank-collapses-rapidly-under-russian-offensive/
「敵は我々の計画を事前に察知して戦力を集中させてきた」(DEEP STATE)
「ウクライナ軍はノヴォイヴァノフカを含む複数の拠点をロシア軍に奪還され、左翼の支配地域も大きく失った」(同上)
右翼(スジャ北東部)では若干の進軍を見たようだが、一部では撃退され、逆に左翼(西部)では押し込まれている(作戦が漏れていたという話も)。
トランプ就任前における、おそらく最後の攻勢に出たんだろう。
結果は、まあ、ほぼ裏目に出ちまったようだがな。
勝負は時の運だから、別に悲観的になることはない。
ここ数日、バイデン政権は可能な限りの支援を表明して、少しでも長く交戦が続けられるように配慮しているけど、それもあと僅かだ。
今後は欧州がどう出るかだが、米国と違って、ロシアとの直接対決も考慮しなければならないからな。
中途半端、手控え、及び腰は避けられない。
半年後、ウクライナがどうなっているかは誰にも、おそらくトランプにすら分からないかも知れない。
ロシアが停戦に応じなければそれまでだ。
真剣な交渉に引きずり出す、奇跡の手立てがあればともかく、御座なりな停戦は逆にロシアを利するだけだからな・・・。
(侵攻1053日目、ウクライナ軍はクラホヴェ陥落を確認できないと主張)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/1053-days-into-the-invasion-ukrainian-military-claims-unable-to-confirm-fall-of-krahove/
「ロシア軍はポクロウシクを正面から襲撃するのではなく南から西に迂回し、戦わずしてポクロウシク占領を狙っている」(Ukrainska Pravda)
「ロシア軍の動きを見れば明白だ。兵站を遮断して戦わずしてポクロウシク占領を狙っている」(ダヴィンチ・ウルブス大隊(第59自動車化歩兵旅団所属)の指揮官=セルヒー・フィリモノフ氏)
「ロシア軍の標的はポクロウシクではないと確信している。彼らの最優先目標はドニプロペトロウシク州に侵入して作戦を展開することだ」(別の関係者)
物流の拠点としてロシア軍の標的とされているポクロフシク(ポクロウシク)だが、バフムトやアウディーイウカのような「正面突破のドンパチ」ではなく、周りから囲むようにして「まるっと攻め取る」感じの状況になっている。
逆に言えば、ポクロフシクを囲む陣地が機能していて、正面突破をなかなか許さない状況ということでもある。
「右翼からT-0504、左翼からT-0409やE-50を遮断し、3方から圧力を加えることでウクライナ軍にポクロウシクからの撤退を強いる」
「ロシア軍はウクライナ軍に対して数的優位を保っているため、ポクロウシク方向の活発な前線が伸びれば伸びるほどウクライナ軍の戦力は薄く引き伸ばされ、ドニプロペトロウシク州境への到達は「プーチン大統領が掲げるドネツク州行政境界への到達成功」をアピール」
「ドニプロペトロウシク州への侵入は「戦いが新たな州に拡大する=領土の割譲要求が拡大する可能性」が浮上」
それだけじゃない。
「「ロシア軍のドニプロペトロウシク州侵入」を想定した要塞建設の優先順位が低かったため「ポクロウシクを抜かれるとドニプロの間にまともな防衛ラインがない」」
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
「これを食い止めるには要塞ではなく「予備戦力の投入=人海戦術」に頼らなければならず、この方向にウクライナ軍の限られた予備戦力を集中させれば他方面の侵攻が容易になる」
航空万能論ブログ管理人は、ポクロフシクの状況をかなり悲観的に見ている。
ウクライナは、政治的にも軍事的にもこの街を守ろうとするだろうから、その防衛にはリソースをつぎ込んでいるに違いない。
つーことは、それ以外の地域に十分な対応が行き渡りづらくなってきているはずだ。
兵士も物資も作戦も。
正面から一定の圧力をかけ続けている以上、ポクロフシクの守りを解くことはできない。
その状況下で周囲を蚕食され、ドニプロペトロウシク州侵入を許せば事態は新たな展開を遂げることになる。
まあ、攻撃にさらされていることから、既に物流拠点として機能しているかどうかは怪しい。
前線が後退していることから、ウクライナ側としてはここを死守する意味も失われてきている。
ロシアにしてみれば、多大な犠牲を払ってまで、正面突破で占領しなければならない理由もないことになる。
それよりも、目の前にある州境にたどり着くことの方が政治的には重要だろう。
「ポクロウシクでロシア軍を食い止めないと問題は雪だるま式に大きくなる」(航空万能論ブログ管理人)
ポクロフシクは、前線に近い末端の兵站拠点(集積地)に過ぎない。
ザポリージャやドニプロのような後方の大規模な拠点とは異なる。
ロシアが本当に州境を越えてドニプロに向かうつもりかどうかは知らない。
「ロシア軍の標的はポクロウシクではないと確信している。彼らの最優先目標はドニプロペトロウシク州に侵入して作戦を展開することだ」(再掲)
昨年2月のアウディーイウカ陥落以降、我々はポクロフシクが次の標的と思い込んでいたが、ひょっとするとそれはブラフだったのかも知れない。
ポクロフシク炭鉱など、産業的に重要な施設もあるけど、言ってみればオマケ程度の話に過ぎない(そうなのかあ?)。
併合を宣言し、停戦の条件でもある4州(クリミア除く)以外でも、ハルキウ州やスムイ州の一部でもロシアは作戦を展開している。
舌先三寸でコロコロ変わる政治目標(そうなのかあ?)とは異なり、血で贖われた領土の重みは現実のものだ。
戦争の本質は、破壊と領域支配だと喝破したのはザルジニーだった。
ドネツク市の南にあるマリンカを失った時(もう、大昔のような気がするけどまだ1年ちょっと前の話だ)、彼はまだ総司令官だった。
2023年の反転攻勢の失敗と膠着状態が明白になり、ザルジニーは解任、シルスキーが後を引き継いだ途端、2月にアウディーイウカを失った。
シルスキーはその際、将来必ず奪還すると誓ったけど、その見込みはない。
既に、前線は50kmも離れている。
ロシア軍にとって、戦闘を継続し、前線を押し上げ、ウクライナに対して時間がロシアの味方であることを示し続けることが重要だったが、クルスクでの例外を除いて概ね成功してきたように見える。
しかし、ロシアの表向きの対応とは別に、軍事的には2023年の反転攻勢を食い止めた時点で、4州を超えた進軍が想定されていたのではないか。
ウクライナの州境は概ね人為的にひかれている(河川などもありますけど)。
政治的にはともかく、軍事的にはあまり意味をなさない。
停戦条件として政治的に併合4州の州境を強調することは、ひょっとすると情報戦(=はったり(嘘八百)の拡散)だったのかも知れない。
ウクライナ側の関係者は、ポクロフシクを巡る攻防から、そのことを敏感に感じ取っている気がする。
確認しておこう。
侵略者が自発的に侵略を止めることはない。
ポクロフシクをスルーしたロシアは、ひょっとするとドニプロだってスルーするかも知れない(そうなのかあ?)。
いや、キエフもリビウもスルーするかも知れない(そんなあ!)。
いやいや、ポーランドやスロバキア、ハンガリーやルーマニア、モルドバさえスルーする可能性だってある(通過はしなくちゃならんけどな)。
大西洋を見下ろす丘の上にロシア国旗が翻る日まで、侵略の手が緩むことはない。
最近の情勢を考えると、そこで止まるかどうかも怪しい。
そう、グリーンランドだって標的にならないとは限らない。
ロシアは北極海を挟んでグリーンランドと向かい合う隣国だ。
北極海はロシアにとって安全保障上の国益でもある。
ポクロフシクで止まらなければ、グリーンランドまで行くかも知れない(そうなのかあ?)。
まあいい。
大北米合「州」国(米国+カナダ+グリーンランド+メキシコ(?))との直接対決だって、可能性の話としてはあり得ないとは言えない。
戦争と違って、侵略は必ずしも破壊を伴うとは限らない(破壊せずに領域支配できるのが上策:戦争は下策だ)。
侵略が止まるのは、その対象が尽きる時だけだ(そういうことかあ?)。
東欧やバルト3国、フィンランドが、当面の境界線になるんだろうけど(そこまではほぼ確定?)、中欧から西欧にかけても時間の問題になるだろうな。
欧州があくまで敵対的に対応すれば、欧州大戦争は人類史上初の核兵器の撃ち合いになる(断定的!)。
トランプは、米国一国主義の下、欧州から手を引き始めている。
この流れは政権4年間に限ったものではない。
不可逆な、後戻りのない、米国の地域大国化への一本道だ。
その大波を食らって、ウクライナは揺れに揺れている。
東・南部4州とクリミアを軍事的に奪還して、ロシアを屈服させる道は消えた。
起死回生の妙手はない。
現政権の支持率は、過半数割れ寸前まで落ちている(最盛期は9割もあったけど)。
24時間以内に停戦を実現すると豪語していたトランプも、最近は6か月以内とかに後退している。
まあ、どうでもいいんですが。
何らかの形での停戦は模索されるだろうけど、仮に成立したとしてもそれが続く保証はない。
ウクライナは再侵攻され、今度こそ国家としての独立を脅かされるだろう。
それが見えていたとしても、ウクライナは停戦に応じざるを得ないことになる。
米国からの支援が激減すれば、戦争の継続が不可能になるからな。
それは可能性の問題とかではなく、確定した未来だ(そうなのかあ?)。
だからこそ、少しでも有利な停戦に持ち込もうとしてクルスクにも再度の攻撃を仕掛けた。
(クルスク方面の戦い、ロシア軍の攻勢でウクライナ軍の左翼が急速に崩壊)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/in-the-battle-of-kursk-the-ukrainian-left-flank-collapses-rapidly-under-russian-offensive/
「敵は我々の計画を事前に察知して戦力を集中させてきた」(DEEP STATE)
「ウクライナ軍はノヴォイヴァノフカを含む複数の拠点をロシア軍に奪還され、左翼の支配地域も大きく失った」(同上)
右翼(スジャ北東部)では若干の進軍を見たようだが、一部では撃退され、逆に左翼(西部)では押し込まれている(作戦が漏れていたという話も)。
トランプ就任前における、おそらく最後の攻勢に出たんだろう。
結果は、まあ、ほぼ裏目に出ちまったようだがな。
勝負は時の運だから、別に悲観的になることはない。
ここ数日、バイデン政権は可能な限りの支援を表明して、少しでも長く交戦が続けられるように配慮しているけど、それもあと僅かだ。
今後は欧州がどう出るかだが、米国と違って、ロシアとの直接対決も考慮しなければならないからな。
中途半端、手控え、及び腰は避けられない。
半年後、ウクライナがどうなっているかは誰にも、おそらくトランプにすら分からないかも知れない。
ロシアが停戦に応じなければそれまでだ。
真剣な交渉に引きずり出す、奇跡の手立てがあればともかく、御座なりな停戦は逆にロシアを利するだけだからな・・・。
🐷我田引水:増える体重:5つの大罪と7つのステップ ― 2025年01月12日 13:43
我田引水:増える体重:5つの大罪と7つのステップ
(成人は1年あたり平均0.5~1kgずつ体重が増えてしまう傾向がある、「じわじわ太り」を防ぐ7つのステップとは?)
https://gigazine.net/news/20250106-how-to-stop-weight-creep/
「新年を迎えて「今年こそは健康な生活を送ろう」と目標を立てたはいいものの、体重計に乗ってみたら自分の想像以上に体重が増えていてショックを受けた」
ギガジンの中の人にも、こういう身につまされる経験をしている人がいるに違いない(断定的!:そうなのかあ?)。
「一般的な成人は年間平均で0.5~1kgずつ体重が増加するといわれています。」
記事では、5つの原因と7つの対策を掲げている。
<5つの原因>
・活動レベルの低下
・食生活の悪化
・睡眠時間の減少
・ストレスの増加
・代謝の低下
対策としては、これらの原因を解消または緩和する方策になる。
<7つの対策>
◆1:朝食の量を多めに、夕食の量を少なめにする
◆2:箸や小さなスプーンを使って食べる
◆3:野菜や果物をたくさん食べる
◆4:自然な食品を取り入れる
◆5:より体を動かす方を選択する
◆6:睡眠を大事にする
◆7:定期的に体重を測定する
1~4は食生活の改善で、意識的に対応できるしそれなりの効果が期待できる。
5と6は問題点に直接対応することになるが、これはなかなか難しい。
浮沈子がほぼ欠かさず実践しているのは7番目だ。
「そもそも自分が太っていることに気付けない」
「毎週同じ日の同じ時間に、同じ環境で、手頃な価格の最高品質の体重計を使って体重を計ってください」(ーストラリアのロイヤル・プリンス・アルフレッド病院の内分泌内科で臨床試験ディレクターを務めるニック・フラー氏)
毎週どころか、ほぼ毎日(日によっては複数回)精密体重計(50g単位で計測可能)に片足上げて乗って(意味不明)計測している。
今朝の体重は70.9kg!(ちなみに、適正体重は63kg)。
昨日の計量から1.5kgも太っちまって、「じわじわ太り」どころの話じゃない(単なるデブじゃん!?)。
昨日から体調が優れず、「十分な栄養」+「良質な睡眠」+「ストレスの軽減」(=爆食爆睡)に専念してたらこの為体(ていたらく)。
やれやれ・・・。
無理は禁物だから、体調の回復を待ってフィットネスを再開する。
焦らず、慌てず、諦めず(ここ、重要です!)。
じわじわ太りに対応するには、じわじわダイエットがよろしい。
この歳になると、「速く走る者が遠くまで行けるとは限らない」ことに気づく。
目標を見失わず、自分の限界を踏まえたうえで、着実に歩み続ける者だけが成果を得ることが出来る。
たとえ、たどり着くことが出来なかったとしても、そのプロセスを楽しみ、生き甲斐とすることが重要だ。
ダイビングも、水泳も、ダイエットも・・・。
まあいい。
我田引水、言い訳三昧、サボる口実を見つけるのも芸のうちだな・・・。
(成人は1年あたり平均0.5~1kgずつ体重が増えてしまう傾向がある、「じわじわ太り」を防ぐ7つのステップとは?)
https://gigazine.net/news/20250106-how-to-stop-weight-creep/
「新年を迎えて「今年こそは健康な生活を送ろう」と目標を立てたはいいものの、体重計に乗ってみたら自分の想像以上に体重が増えていてショックを受けた」
ギガジンの中の人にも、こういう身につまされる経験をしている人がいるに違いない(断定的!:そうなのかあ?)。
「一般的な成人は年間平均で0.5~1kgずつ体重が増加するといわれています。」
記事では、5つの原因と7つの対策を掲げている。
<5つの原因>
・活動レベルの低下
・食生活の悪化
・睡眠時間の減少
・ストレスの増加
・代謝の低下
対策としては、これらの原因を解消または緩和する方策になる。
<7つの対策>
◆1:朝食の量を多めに、夕食の量を少なめにする
◆2:箸や小さなスプーンを使って食べる
◆3:野菜や果物をたくさん食べる
◆4:自然な食品を取り入れる
◆5:より体を動かす方を選択する
◆6:睡眠を大事にする
◆7:定期的に体重を測定する
1~4は食生活の改善で、意識的に対応できるしそれなりの効果が期待できる。
5と6は問題点に直接対応することになるが、これはなかなか難しい。
浮沈子がほぼ欠かさず実践しているのは7番目だ。
「そもそも自分が太っていることに気付けない」
「毎週同じ日の同じ時間に、同じ環境で、手頃な価格の最高品質の体重計を使って体重を計ってください」(ーストラリアのロイヤル・プリンス・アルフレッド病院の内分泌内科で臨床試験ディレクターを務めるニック・フラー氏)
毎週どころか、ほぼ毎日(日によっては複数回)精密体重計(50g単位で計測可能)に片足上げて乗って(意味不明)計測している。
今朝の体重は70.9kg!(ちなみに、適正体重は63kg)。
昨日の計量から1.5kgも太っちまって、「じわじわ太り」どころの話じゃない(単なるデブじゃん!?)。
昨日から体調が優れず、「十分な栄養」+「良質な睡眠」+「ストレスの軽減」(=爆食爆睡)に専念してたらこの為体(ていたらく)。
やれやれ・・・。
無理は禁物だから、体調の回復を待ってフィットネスを再開する。
焦らず、慌てず、諦めず(ここ、重要です!)。
じわじわ太りに対応するには、じわじわダイエットがよろしい。
この歳になると、「速く走る者が遠くまで行けるとは限らない」ことに気づく。
目標を見失わず、自分の限界を踏まえたうえで、着実に歩み続ける者だけが成果を得ることが出来る。
たとえ、たどり着くことが出来なかったとしても、そのプロセスを楽しみ、生き甲斐とすることが重要だ。
ダイビングも、水泳も、ダイエットも・・・。
まあいい。
我田引水、言い訳三昧、サボる口実を見つけるのも芸のうちだな・・・。
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