CSM ― 2014年06月09日 00:28
CSM
一時期話題になっていたが、その後の様子が良く分からない。
(Conventional Strike Missile)
http://ja.wikipedia.org/wiki/Conventional_Strike_Missile
「CSM(Conventional Strike Missile)は、アメリカ軍が構想中の通常弾頭搭載型打撃ミサイルである。」
「核兵器削減に伴い、核に変わる戦略兵器・抑止力として開発が進められている。」
「世界のいかなる場所に所在する目標に対しても、命中精度の高い非核兵器によって、敵のアクセス拒否能力を突破して迅速な打撃を与」
(米国の「全世界即時攻撃」計画と、「核戦争の危険性」)
http://wired.jp/2010/04/30/%E7%B1%B3%E5%9B%BD%E3%81%AE%E3%80%8C%E5%85%A8%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%8D%B3%E6%99%82%E6%94%BB%E6%92%83%E3%80%8D%E8%A8%88%E7%94%BB%E3%81%A8%E3%80%81%E3%80%8C%E6%A0%B8%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%81%AE%E5%8D%B1/
この記事によると、計画は、3つの方法で検討されたらしい。
・核弾頭を搭載した大陸間弾頭ミサイル(ICBM)を通常弾頭に取り替えて再配備する。
・音速の5〜6倍で飛ぶことのできる短距離巡航ミサイルの開発だ(『B-52』が5万フィート上空まで運び、発射する。
・音速の20倍で飛ぶグライダー
初め提案は、ICBMと区別がつかないという理由で却下。
現在は、短距離巡航ミサイル方式と、極超音速グライダー方式が開発中ということになっているらしい。
前者はX-51、後者はHTV-2という形で開発されているという。
(X-51 (航空機))
http://ja.wikipedia.org/wiki/X-51
(Falcon HTV2)
http://ja.wikipedia.org/wiki/Falcon_HTV2
これらの背景にあるのは、ポスト核戦争の覇権を取るという、米国の戦略にあることはいうまでもない。
核兵器廃絶を唱えながら、如何にして世界を制するか。
通常兵器を、短時間で確実に命中させて軍事目標を破壊できればそれでいいということだ。
お蔵入りになったICBMに通常弾頭を搭載するというのも、いってみれば同じ発想だった。
しかし、これでは通常弾頭か、核弾頭かの区別がつかず、ロシアとかが自動的に報復攻撃にはいってしまうという。
そこで、航空機や艦船から発射できる高速の短距離ミサイルという発想になった。
X-51は、その研究開発の一部というわけである。
コアの技術は、ラムエアエンジン(スクラムエアエンジン含む)という、機械式圧縮機を持たないエンジンである。
ロケットのように、酸化剤を必要としないので、燃料だけで飛行でき、理論上はマッハ15位まで行くらしい。
水素を燃料としたX-43は、ほぼマッハ10まで行ったそうだ。
(X-43 (航空機))
http://ja.wikipedia.org/wiki/X-43_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)
この、ロケットと航空機の中間のような飛翔体は、しかし、推進力を必要としている。
これに対して、グライダーのように滑空するだけで目標にぶち当てようというのがHTV-2だ。
2回のテストは、完全に成功したわけではないが、その後、別の方法で配備されることが計画されているようだ。
(関連する極超音速機の飛行試験:Advanced Hypersonic Weapon (AHW))
http://ja.wikipedia.org/wiki/Falcon_HTV2#.E9.96.A2.E9.80.A3.E3.81.99.E3.82.8B.E6.A5.B5.E8.B6.85.E9.9F.B3.E9.80.9F.E6.A9.9F.E3.81.AE.E9.A3.9B.E8.A1.8C.E8.A9.A6.E9.A8.93
この滑空式は、その位置エネルギーを得るために、ICBMで打ち上げられるという点が特徴である。
推進力を持たない代わりに、初期にエネルギーを与えなければならない。
これって、ボツになった通常弾頭ICBMと区別されるんだろうか?。
(CSM「非核攻撃ミサイル」とX-51極超音速巡航ミサイル)
http://blogs.yahoo.co.jp/ddogs38/32054001.html
この記事を読むと、没になったのはグライダー方式で、通常弾頭ICBMは、健在なのだという。
なんか、うまい方法を考え付いたんだろうか。
ひょっとして、宇宙空間に浮かべたグライダーを、再突入させるというんじゃないか。
米国の研究開発レベルの技術は、際限なく新手の兵器を生み出してくる。
どういう兵器であれ、コンセプトは短時間で敵の防空網を突破して目標を確実に破壊するということだ。
(SR-72 (航空機))
http://ja.wikipedia.org/wiki/SR-72_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)
(Meet the SR-72)
http://www.lockheedmartin.com/us/news/features/2013/sr-72.html
一番確実に実施されそうなのがこの偵察機だろう。
4年後の初飛行が予定されている。
ラムエアエンジンで、マッハ6で飛行し、さらに極超音速ミサイルを搭載して攻撃することも可能だという。
(マッハ6で飛行する無人機「SR-72」米ロッキード社:無音の動画出ます)
https://www.youtube.com/watch?v=PFzSDLrDdJk
こうしてみると、米国の軍産複合体は、核なき世界でも健在だということがわかる。
この辺りの情報は、あまり出てこないので良く分からないが、宇宙開発との関係もあり、気になるところではある。
一時期話題になっていたが、その後の様子が良く分からない。
(Conventional Strike Missile)
http://ja.wikipedia.org/wiki/Conventional_Strike_Missile
「CSM(Conventional Strike Missile)は、アメリカ軍が構想中の通常弾頭搭載型打撃ミサイルである。」
「核兵器削減に伴い、核に変わる戦略兵器・抑止力として開発が進められている。」
「世界のいかなる場所に所在する目標に対しても、命中精度の高い非核兵器によって、敵のアクセス拒否能力を突破して迅速な打撃を与」
(米国の「全世界即時攻撃」計画と、「核戦争の危険性」)
http://wired.jp/2010/04/30/%E7%B1%B3%E5%9B%BD%E3%81%AE%E3%80%8C%E5%85%A8%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%8D%B3%E6%99%82%E6%94%BB%E6%92%83%E3%80%8D%E8%A8%88%E7%94%BB%E3%81%A8%E3%80%81%E3%80%8C%E6%A0%B8%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%81%AE%E5%8D%B1/
この記事によると、計画は、3つの方法で検討されたらしい。
・核弾頭を搭載した大陸間弾頭ミサイル(ICBM)を通常弾頭に取り替えて再配備する。
・音速の5〜6倍で飛ぶことのできる短距離巡航ミサイルの開発だ(『B-52』が5万フィート上空まで運び、発射する。
・音速の20倍で飛ぶグライダー
初め提案は、ICBMと区別がつかないという理由で却下。
現在は、短距離巡航ミサイル方式と、極超音速グライダー方式が開発中ということになっているらしい。
前者はX-51、後者はHTV-2という形で開発されているという。
(X-51 (航空機))
http://ja.wikipedia.org/wiki/X-51
(Falcon HTV2)
http://ja.wikipedia.org/wiki/Falcon_HTV2
これらの背景にあるのは、ポスト核戦争の覇権を取るという、米国の戦略にあることはいうまでもない。
核兵器廃絶を唱えながら、如何にして世界を制するか。
通常兵器を、短時間で確実に命中させて軍事目標を破壊できればそれでいいということだ。
お蔵入りになったICBMに通常弾頭を搭載するというのも、いってみれば同じ発想だった。
しかし、これでは通常弾頭か、核弾頭かの区別がつかず、ロシアとかが自動的に報復攻撃にはいってしまうという。
そこで、航空機や艦船から発射できる高速の短距離ミサイルという発想になった。
X-51は、その研究開発の一部というわけである。
コアの技術は、ラムエアエンジン(スクラムエアエンジン含む)という、機械式圧縮機を持たないエンジンである。
ロケットのように、酸化剤を必要としないので、燃料だけで飛行でき、理論上はマッハ15位まで行くらしい。
水素を燃料としたX-43は、ほぼマッハ10まで行ったそうだ。
(X-43 (航空機))
http://ja.wikipedia.org/wiki/X-43_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)
この、ロケットと航空機の中間のような飛翔体は、しかし、推進力を必要としている。
これに対して、グライダーのように滑空するだけで目標にぶち当てようというのがHTV-2だ。
2回のテストは、完全に成功したわけではないが、その後、別の方法で配備されることが計画されているようだ。
(関連する極超音速機の飛行試験:Advanced Hypersonic Weapon (AHW))
http://ja.wikipedia.org/wiki/Falcon_HTV2#.E9.96.A2.E9.80.A3.E3.81.99.E3.82.8B.E6.A5.B5.E8.B6.85.E9.9F.B3.E9.80.9F.E6.A9.9F.E3.81.AE.E9.A3.9B.E8.A1.8C.E8.A9.A6.E9.A8.93
この滑空式は、その位置エネルギーを得るために、ICBMで打ち上げられるという点が特徴である。
推進力を持たない代わりに、初期にエネルギーを与えなければならない。
これって、ボツになった通常弾頭ICBMと区別されるんだろうか?。
(CSM「非核攻撃ミサイル」とX-51極超音速巡航ミサイル)
http://blogs.yahoo.co.jp/ddogs38/32054001.html
この記事を読むと、没になったのはグライダー方式で、通常弾頭ICBMは、健在なのだという。
なんか、うまい方法を考え付いたんだろうか。
ひょっとして、宇宙空間に浮かべたグライダーを、再突入させるというんじゃないか。
米国の研究開発レベルの技術は、際限なく新手の兵器を生み出してくる。
どういう兵器であれ、コンセプトは短時間で敵の防空網を突破して目標を確実に破壊するということだ。
(SR-72 (航空機))
http://ja.wikipedia.org/wiki/SR-72_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)
(Meet the SR-72)
http://www.lockheedmartin.com/us/news/features/2013/sr-72.html
一番確実に実施されそうなのがこの偵察機だろう。
4年後の初飛行が予定されている。
ラムエアエンジンで、マッハ6で飛行し、さらに極超音速ミサイルを搭載して攻撃することも可能だという。
(マッハ6で飛行する無人機「SR-72」米ロッキード社:無音の動画出ます)
https://www.youtube.com/watch?v=PFzSDLrDdJk
こうしてみると、米国の軍産複合体は、核なき世界でも健在だということがわかる。
この辺りの情報は、あまり出てこないので良く分からないが、宇宙開発との関係もあり、気になるところではある。

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