ノッチバックセダン ― 2014年04月14日 05:28
ノッチバックセダン
(ノッチバック)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF
「その名のとおり、明確な「ノッチ」(Notch:折れ、切欠き)を持った「バック」(Back:背中)形状で、ルーフパネルは水平で、角度のきつい(立った)リアウィンドウを持つ。水平基調のフォーマルで落ち着いたスタイルを狙う場合に採用される。」
乗用車のスタイルは、カッコよさと空力の改善(燃費の向上)で、年々後席の居住性やトランクが犠牲になり、天井狭くインスピレーションの黄色い箱が積めなくなる(普通の人は、そんなもん積まない)。
新型スカイライン(V37)は、ハイブリッドということもあって、絶対積めない。
(日産・スカイラインセダン V37)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E7%94%A3%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%80%E3%83%B3_V37
4ドアセダンでも、最近は流麗なスタイルが好まれるようだ。
(メルセデス・ベンツ CLSクラス)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%84_CLS%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B9
どうも、このヒットが引き金になったようだ。
実際、今見てもカッコいい!。
(BMW・6シリーズ:4ドアあります)
http://ja.wikipedia.org/wiki/BMW%E3%83%BB6%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA#.E6.97.A5.E6.9C.AC.E3.81.A7.E3.81.AE.E7.8F.BE.E8.A1.8C.E3.82.B0.E3.83.AC.E3.83.BC.E3.83.89
(ジャガー・X351)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%BBX351
ジャガーの場合は、後席にも配慮があるようだ。
しかし、プレステージサルーンとして開発されるこれらのクルマの後席が、スタイルのために犠牲となり、本来、積載能力の拡大のために延長されている後部とランクルームが、空力のために犠牲となるのは浮沈子には解せない。
クーペと見紛うばかりのスタイルや、空気抵抗係数を実現しているとはいえ、セダンの本来の姿は、ノッチバックであると考えている。
凸型のシルエットをしたセダンは、どこへいってしまったのか?。
(トヨタ・センチュリー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BF%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%83%BC
「日本におけるセンチュリーの主なユーザーである皇族、保守的上流層、政治家、企業幹部や宗教指導者は、「センチュリーに乗る事を積極的に誇示する」のではなく、一種の匿名性と儀礼的性格を兼ね備えたこの乗用車の独特なキャラクターを利用している傾向が強い。」
センチュリーのことを、「仏壇みたいな車」と評した方、鋭い観察だな。
(海外「日本人の精神が表れてる」 トヨタ・センチュリーに外国人感嘆)
http://kaigainohannoublog.blog55.fc2.com/blog-entry-605.html
「仏壇みたいな車
「巨人・大鵬・玉子焼き」の時代のデザイン
こんな古ぼけた車に日本の政治経済の最高意思決定者を乗せちゃダメ
墓石みたいなタクシーのセドリック、クラウン・コンフォートとあわせ滅んで欲しい3車種」と、コメントの244にある。
ここまでいかないと、ノッチバックセダンのイメージが見られないほど、今では廃れてしまっている。
墓石かあ。
似てなくもないな。
センチュリーも、レクサスLS600hLに置き換わりつつあるといわれている(値段が一番高いし、ハイブリッドでエコのイメージあるから)。
(レクサス・LSハイブリッド)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%82%B9%E3%83%BBLS%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%89
流麗なリアの造形は、とてもノッチバックとはいえない。
500Eは、どこからみてもノッチバックセダンである。
ミディアムクラスで、ドデカイクルマではなく、秋葉原の立体駐車場にも普通に収まる。
使い勝手良く、足としては最高のクルマだ。
昨日は83タルガと03ボクスターに乗ったが、運転者の趣味で、オープンにさせてもらえない。
500Eの方が、余程開放感がある。
ノッチバックセダンは、Cピラーが立っているので、斜め後方の死角も少なく、安全性も高い。
ルーミーで、落ち着いたデザインである。
100kmが絶対制限速度となっている貧弱な交通システムしか持たないこの国では、ノッチバックセダンこそ、自家用車の王道である。
いや、最近はSUVになってるのか。
一昨日行った近所の日産ディーラーでは、エクストレイルが一番人気といっていた。
(日産・エクストレイル)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E7%94%A3%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%AB
最新型は、クロスオーバーSUVということなので調べてみる。
(クロスオーバーSUV)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BCSUV
「SUVと呼ばれる自動車のうち、フレーム構造ではなく、モノコック構造を持つものを指す。基本的には、「乗用車をベースにしている(セダンやハッチバックとプラットフォームを共用している)SUV」、のことである。」
「フレーム構造を持つことが多い本格的なSUVと比べて、オフロードでの走行性能や耐久性では劣るものの、舗装道路での乗り心地に優れる、比較的軽量である、燃費に優れる、などの利点を持つ傾向があり、今日ではSUVの主流となっている。現在、大型のものから小型のもの、高級車から大衆車まで、各国の自動車メーカーから多様なクロスオーバーSUVが販売されている。」
軟弱なSUVなわけだ。
セダンの延長線上にあるクルマである。
荷物もつめて、人も乗れる。
CUV(XUV)というんだそうだ。
高級感重視で、ブランド戦略も厳しい。
「オフローダーやSUVと差別化する理由は、上級イメージを市場に浸透させ、販売価格を高めに設定できるため。もともと乗用車との部品の共用で、開発、製造コストを抑えているため、収益性は非常に高くなり、これがメーカーにとっての旨みとなる。」
「販売面でもイメージを保つことには留意されており、たとえばレクサス・RXとトヨタ・ハイランダー(日本名クルーガー)を同じショールームに置くことは、契約上禁止されている。」
「高級CUVは、北米市場好みのスポーティーで大胆なスタイルとされることが多く、華美な、あるいはクラシカルなデザインが施されている。」
「2003年末から起こったガソリン価格の高騰は1ガロン=2ドルを超え、3ドルに達する。高騰が長引くにつれ、燃費の悪いSUVの販売は落ち込む。SUVブームの中心にあり、ブームを自身で推し進めていた米国の2大メーカー、GM、フォードはこの10年間の収益の軸をSUVにおいていたため、SUVの販売落ち込みは会社の経営に影響した。そのため、特に両社では、SUVのマイナスイメージに引きずられないよう、クロスオーバー系の車両にかかわらずマーケティングにおいてSUVを想起させないアプローチがなされはじめている。つまり、SUVという言葉を使わない方向に向かいつつある。」
ははあ、そういうわけか。
日本では、むしろ、SUV自体が米国のCUVと同じ意味で使われているような気がするな。
RAV4とかハリアーとも、そういう類のクルマだ(中身はカローラやカムリ)。
「日本では税もふくめてSUVとクロスオーバーSUVを法律上明確にカテゴライズする必要性がないこともあり、メーカーの表現が変わるのはこれからと見られる。」
3ボックスセダンの系譜は、CUVとして受け継がれているわけか。
しかし、荷物置き場としてのトランクと室内が同じ空間にあるというのは、高級車としてはあるまじきスタイルではなかろうか。
運転視線の高さや、豪華装備でステータス製を強調するなら、ここのところは疎かにしないでもらいたいな。
そのうち、きっと、トランクルームが独立したCUVが出来るに違いない。
背高のっぽのセダンだ。
ノッチバックの段差を取っ払って、車高を高くしたということになる。
そういう風に考えると、我が国のSUV(=米国でのCUV)を見る目も変わってくるな。
あれは、ノッチバックを整形したセダンなのだと。
元々、セダンというのは腰掛けるという意味である。
(セダン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%80%E3%83%B3
「英国ではサルーン (saloon)、ドイツではリムジーネ、フランスではベルリーヌ(ベルリネット)、イタリアではベルリーナ(ベルリネッタ)もしくはクワトロポルテ(「4つの扉」の意) と呼ばれる(ただし一部の欧州ではクラシックと呼ばれる場合もある)。日本および米国では一般にはセダンが一般名称で、サルーンは上級グレードの商標として用いられることが多い」
「一般的にはリアデッキを持つ3ボックス型の乗用車のことをいうが、中にはリアデッキを持たない2ボックス型も含まれる。」
「ボンネットと、独立したトランクリッドを持つトランクルームの間に車室を持つ。現在のセダンとしてはもっとも車種の多い形状となる。「3ボックスカー」と呼ばれることもある。
静粛性に優れる、車体剛性が損なわれない(安定しやすい)、荷室の中を覗かれない、被追突時におけるリスクが小さいなどの利点がある。」
浮沈子は、3ボックスのセダンが好きだな。
ノッチバックのスタイルも好みだ。
初代プリウスは例外だったが、4ドア車を選んだ時は、全て3ボックスのセダンだった。
自動車の基本形、人間中心の設計、走行安定性に優れ、乗り心地も良い。
新興国では、コンパクトセダンの人気は、未だに高いそうだ。
車の使われ方が違うのだろう。
東南アジアでは、カローラは高級乗用車である。
(【バンコクモーターショー14】日本には存在しないノッチバックセダンも…マツダ デミオ[詳細画像])
http://response.jp/article/2014/04/12/221081.html
「タイで発売されているマツダ2はノッチバックタイプのセダンも用意されている。このボディタイプは新興国で非常に人気があり、多くのメーカーが日本にはないコンパクトなセダンボディを用意している。名称はハッチバックがスポーツ、セダンタイプがエレガンスを名乗る。」
デミオには、15年位前に乗ったことがある。
最近は、全く別のクルマになっているのだろうが、エレガンスとは程遠いイメージがある。
所変わればなんとやら。
彼の国々でCUVが流行るのは、当分先になりそうだな。
(ノッチバック)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF
「その名のとおり、明確な「ノッチ」(Notch:折れ、切欠き)を持った「バック」(Back:背中)形状で、ルーフパネルは水平で、角度のきつい(立った)リアウィンドウを持つ。水平基調のフォーマルで落ち着いたスタイルを狙う場合に採用される。」
乗用車のスタイルは、カッコよさと空力の改善(燃費の向上)で、年々後席の居住性やトランクが犠牲になり、天井狭くインスピレーションの黄色い箱が積めなくなる(普通の人は、そんなもん積まない)。
新型スカイライン(V37)は、ハイブリッドということもあって、絶対積めない。
(日産・スカイラインセダン V37)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E7%94%A3%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%80%E3%83%B3_V37
4ドアセダンでも、最近は流麗なスタイルが好まれるようだ。
(メルセデス・ベンツ CLSクラス)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%84_CLS%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B9
どうも、このヒットが引き金になったようだ。
実際、今見てもカッコいい!。
(BMW・6シリーズ:4ドアあります)
http://ja.wikipedia.org/wiki/BMW%E3%83%BB6%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA#.E6.97.A5.E6.9C.AC.E3.81.A7.E3.81.AE.E7.8F.BE.E8.A1.8C.E3.82.B0.E3.83.AC.E3.83.BC.E3.83.89
(ジャガー・X351)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%BBX351
ジャガーの場合は、後席にも配慮があるようだ。
しかし、プレステージサルーンとして開発されるこれらのクルマの後席が、スタイルのために犠牲となり、本来、積載能力の拡大のために延長されている後部とランクルームが、空力のために犠牲となるのは浮沈子には解せない。
クーペと見紛うばかりのスタイルや、空気抵抗係数を実現しているとはいえ、セダンの本来の姿は、ノッチバックであると考えている。
凸型のシルエットをしたセダンは、どこへいってしまったのか?。
(トヨタ・センチュリー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BF%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%83%BC
「日本におけるセンチュリーの主なユーザーである皇族、保守的上流層、政治家、企業幹部や宗教指導者は、「センチュリーに乗る事を積極的に誇示する」のではなく、一種の匿名性と儀礼的性格を兼ね備えたこの乗用車の独特なキャラクターを利用している傾向が強い。」
センチュリーのことを、「仏壇みたいな車」と評した方、鋭い観察だな。
(海外「日本人の精神が表れてる」 トヨタ・センチュリーに外国人感嘆)
http://kaigainohannoublog.blog55.fc2.com/blog-entry-605.html
「仏壇みたいな車
「巨人・大鵬・玉子焼き」の時代のデザイン
こんな古ぼけた車に日本の政治経済の最高意思決定者を乗せちゃダメ
墓石みたいなタクシーのセドリック、クラウン・コンフォートとあわせ滅んで欲しい3車種」と、コメントの244にある。
ここまでいかないと、ノッチバックセダンのイメージが見られないほど、今では廃れてしまっている。
墓石かあ。
似てなくもないな。
センチュリーも、レクサスLS600hLに置き換わりつつあるといわれている(値段が一番高いし、ハイブリッドでエコのイメージあるから)。
(レクサス・LSハイブリッド)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%82%B9%E3%83%BBLS%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%89
流麗なリアの造形は、とてもノッチバックとはいえない。
500Eは、どこからみてもノッチバックセダンである。
ミディアムクラスで、ドデカイクルマではなく、秋葉原の立体駐車場にも普通に収まる。
使い勝手良く、足としては最高のクルマだ。
昨日は83タルガと03ボクスターに乗ったが、運転者の趣味で、オープンにさせてもらえない。
500Eの方が、余程開放感がある。
ノッチバックセダンは、Cピラーが立っているので、斜め後方の死角も少なく、安全性も高い。
ルーミーで、落ち着いたデザインである。
100kmが絶対制限速度となっている貧弱な交通システムしか持たないこの国では、ノッチバックセダンこそ、自家用車の王道である。
いや、最近はSUVになってるのか。
一昨日行った近所の日産ディーラーでは、エクストレイルが一番人気といっていた。
(日産・エクストレイル)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E7%94%A3%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%AB
最新型は、クロスオーバーSUVということなので調べてみる。
(クロスオーバーSUV)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BCSUV
「SUVと呼ばれる自動車のうち、フレーム構造ではなく、モノコック構造を持つものを指す。基本的には、「乗用車をベースにしている(セダンやハッチバックとプラットフォームを共用している)SUV」、のことである。」
「フレーム構造を持つことが多い本格的なSUVと比べて、オフロードでの走行性能や耐久性では劣るものの、舗装道路での乗り心地に優れる、比較的軽量である、燃費に優れる、などの利点を持つ傾向があり、今日ではSUVの主流となっている。現在、大型のものから小型のもの、高級車から大衆車まで、各国の自動車メーカーから多様なクロスオーバーSUVが販売されている。」
軟弱なSUVなわけだ。
セダンの延長線上にあるクルマである。
荷物もつめて、人も乗れる。
CUV(XUV)というんだそうだ。
高級感重視で、ブランド戦略も厳しい。
「オフローダーやSUVと差別化する理由は、上級イメージを市場に浸透させ、販売価格を高めに設定できるため。もともと乗用車との部品の共用で、開発、製造コストを抑えているため、収益性は非常に高くなり、これがメーカーにとっての旨みとなる。」
「販売面でもイメージを保つことには留意されており、たとえばレクサス・RXとトヨタ・ハイランダー(日本名クルーガー)を同じショールームに置くことは、契約上禁止されている。」
「高級CUVは、北米市場好みのスポーティーで大胆なスタイルとされることが多く、華美な、あるいはクラシカルなデザインが施されている。」
「2003年末から起こったガソリン価格の高騰は1ガロン=2ドルを超え、3ドルに達する。高騰が長引くにつれ、燃費の悪いSUVの販売は落ち込む。SUVブームの中心にあり、ブームを自身で推し進めていた米国の2大メーカー、GM、フォードはこの10年間の収益の軸をSUVにおいていたため、SUVの販売落ち込みは会社の経営に影響した。そのため、特に両社では、SUVのマイナスイメージに引きずられないよう、クロスオーバー系の車両にかかわらずマーケティングにおいてSUVを想起させないアプローチがなされはじめている。つまり、SUVという言葉を使わない方向に向かいつつある。」
ははあ、そういうわけか。
日本では、むしろ、SUV自体が米国のCUVと同じ意味で使われているような気がするな。
RAV4とかハリアーとも、そういう類のクルマだ(中身はカローラやカムリ)。
「日本では税もふくめてSUVとクロスオーバーSUVを法律上明確にカテゴライズする必要性がないこともあり、メーカーの表現が変わるのはこれからと見られる。」
3ボックスセダンの系譜は、CUVとして受け継がれているわけか。
しかし、荷物置き場としてのトランクと室内が同じ空間にあるというのは、高級車としてはあるまじきスタイルではなかろうか。
運転視線の高さや、豪華装備でステータス製を強調するなら、ここのところは疎かにしないでもらいたいな。
そのうち、きっと、トランクルームが独立したCUVが出来るに違いない。
背高のっぽのセダンだ。
ノッチバックの段差を取っ払って、車高を高くしたということになる。
そういう風に考えると、我が国のSUV(=米国でのCUV)を見る目も変わってくるな。
あれは、ノッチバックを整形したセダンなのだと。
元々、セダンというのは腰掛けるという意味である。
(セダン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%80%E3%83%B3
「英国ではサルーン (saloon)、ドイツではリムジーネ、フランスではベルリーヌ(ベルリネット)、イタリアではベルリーナ(ベルリネッタ)もしくはクワトロポルテ(「4つの扉」の意) と呼ばれる(ただし一部の欧州ではクラシックと呼ばれる場合もある)。日本および米国では一般にはセダンが一般名称で、サルーンは上級グレードの商標として用いられることが多い」
「一般的にはリアデッキを持つ3ボックス型の乗用車のことをいうが、中にはリアデッキを持たない2ボックス型も含まれる。」
「ボンネットと、独立したトランクリッドを持つトランクルームの間に車室を持つ。現在のセダンとしてはもっとも車種の多い形状となる。「3ボックスカー」と呼ばれることもある。
静粛性に優れる、車体剛性が損なわれない(安定しやすい)、荷室の中を覗かれない、被追突時におけるリスクが小さいなどの利点がある。」
浮沈子は、3ボックスのセダンが好きだな。
ノッチバックのスタイルも好みだ。
初代プリウスは例外だったが、4ドア車を選んだ時は、全て3ボックスのセダンだった。
自動車の基本形、人間中心の設計、走行安定性に優れ、乗り心地も良い。
新興国では、コンパクトセダンの人気は、未だに高いそうだ。
車の使われ方が違うのだろう。
東南アジアでは、カローラは高級乗用車である。
(【バンコクモーターショー14】日本には存在しないノッチバックセダンも…マツダ デミオ[詳細画像])
http://response.jp/article/2014/04/12/221081.html
「タイで発売されているマツダ2はノッチバックタイプのセダンも用意されている。このボディタイプは新興国で非常に人気があり、多くのメーカーが日本にはないコンパクトなセダンボディを用意している。名称はハッチバックがスポーツ、セダンタイプがエレガンスを名乗る。」
デミオには、15年位前に乗ったことがある。
最近は、全く別のクルマになっているのだろうが、エレガンスとは程遠いイメージがある。
所変わればなんとやら。
彼の国々でCUVが流行るのは、当分先になりそうだな。
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