🐱SLS:アルテミス1:人類の(ために作られ帰還することを前提とした宇宙船としての)地平2022年11月30日 08:16

SLS:アルテミス1:人類の(ために作られ帰還することを前提とした宇宙船としての)地平
SLS:アルテミス1:人類の(ために作られ帰還することを前提とした宇宙船としての)地平


(Artemis I — フライト 13 日目: Orion Goes the (Max) Distance)
https://blogs.nasa.gov/artemis/2022/11/28/artemis-i-flight-day-13-orion-goes-the-max-distance/

「NASA の無人オリオン宇宙船は、アルテミス Iミッション中に移動する地球からの最も遠い距離 - 私たちの故郷の惑星から 268,563 マイル - 中央標準時午後 3 時過ぎに到達しました。」

浮沈子はかつて、人類が到達した地平について書いた。

(人類の地平2)
https://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/06/30/6881870

「13号は自由帰還軌道をとったため、月の裏側を回る際、他の月飛行よりもおよそ100kmほど高い軌道を通った。このため、これが現在までのところ人間が地球から最も遠く離れた記録となっている。」

標題にもある通り、地球に帰ってくることを前提とした有人宇宙船としてという、ややワケワカな条件付きではあるが、今回のテストフライトでは、限定つきながらその記録を更新した。

つーか、それを狙って軌道設計したに決まってる(未確認)。

セコいな・・・。

まあいい。

NASAの記事には、スタートラッカーの話が出てくる。

「マネージャーはまた、ハードウェアが期待どおりに機能しており、最初は疑わしい測定値が飛行環境の副産物であると判断した後、宇宙船のスタートラッカーに関連する測定値を調査するためにミッションの初期に形成されたチームを本日閉鎖しました。」

(Artemis I – 飛行 4 日目: WiFi 信号のテスト、ラジエーター システム、アウトバウンド パワード フライバイの GO)
https://blogs.nasa.gov/artemis/2022/11/19/artemis-i-flight-day-four-testing-wifi-signals-radiator-system-go-for-outbound-powered-flyby/

「スター トラッカーは、オリオン座周辺の星野の写真を撮る高感度カメラです。写真を内蔵の星図と比較することで、スター トラッカーはオリオン座がどの方向を向いているかを判断できます。Orion のスター トラッカーは、光学ナビゲーション カメラの両側にあるヨーロッパ サービス モジュールにあります。」(この記事の2枚目の画像のキャプションより:3つあるカメラの両側の2つがスタートラッカー)

設置されているのは、今日添付した画像で見える側の180度反対側の軒下(?)辺りだ(画像の赤丸はRCSスラスター)。

初期データに問題があった様だが、解決したらしい。

まあ、どうでもいいんですが。

オリオン宇宙船のフライト13日目に、アポロ13号が記録した遠地点を上回ったのは偶然に過ぎない(たぶん)。

もちろん、有人飛行としての最遠地点の記録は、未だに破られてはいない。

13号が再遠地点を偶然通過したのは機械船のトラブル対処のためだったが、考えてみれば、アポロは一か八かの大冒険だったわけだ。

アルテミスも冒険には違いないが、管理され、制御され、確認され、繰り返しテストされて、許容可能なリスクに抑え込まれている(たぶん)。

今のところ、テストは順調に進んでいるようだ。

「オリオンの性能に基づいて、管理者は、宇宙船の熱環境と推進システムをさらに特徴付け、将来のミッションを乗組員で飛行させる前にリスクを軽減するために、7 つの追加のテスト目標を追加することを検討しています。現在までに、飛行管制官は、ミッションに関連するテスト目標の 37.5% を達成したか、完了の過程にあり、残りの多くの目標は、突入、降下、着水、および回収中に評価されるように設定されています。」(初出のNASAブログより)

余裕だな・・・。

追加テストを検討するほど暇なんだろう(仕事しろよ!)。

無人の宇宙船は、漆黒の宇宙空間を音もなく飛行している。

来月中旬には、スプラッシュダウンということになる(燃え尽きたりしなければ!)。

人類の(中略)地平を更新してな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(NASA新型宇宙船オリオンが「有人宇宙船による最遠距離記録」を更新 アルテミス1ミッション続報)
https://sorae.info/space/20221130-nasa-artemis1.html

「有人飛行用に設計された宇宙船が到達した最遠距離」

「アルテミス1は無人ミッションであるため、「宇宙飛行士が到達した地球からの最遠距離」は、現在もアポロ13号の記録が最遠」

「12月12日に帰還する予定」

やっぱ、今日の宇宙ネタはこれだろうな。

中国の宇宙ステーションで6人が同時滞在するというのもあるけど、多ければいいという問題じゃないしな。

より多くよりも、より遠くの方が、偉い気がする(そうなのかあ?)。

ブログ本文でも触れたが、アポロ13号の記録はミッションの失敗に伴う偶然から生まれた話だ。

決して、褒められた記録ではないのだ。

もちろん、3人の宇宙飛行士を生還させるために払われた多くの努力と、それがもたらした結果には大いに敬意を払う。

しかし、燃料タンクの製造工程(検査工程?)におけるトラブルを見過ごし、本番で爆発事故を起こしたチョンボはダサい。

アポロ13号の記録もまた、その意味では条件付きなのだ。

運良く、アルテミス2が上がることになれば、一切の保留なく記録破りになるのかも知れない(どんな軌道設計になっているのかは知らない:未調査)。

2030年代になれば、有人火星探査を目指して、月周辺でいろいろ長期滞在テストを行うだろう。

その時点では、いくらでも遠くへ行けるかもしれないけどな。

より速く、より高く、より遠くへと、人類は夢を追い続けてきたし、これからも追い続けるのだろう。

ジャンボジェットやスペースシャトル、ISSは、その間に、より多くという価値を添えてきた。

どちらも貴重な記録には違いない。

今日は、その意味では特筆すべき日かも知れないな・・・。

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