🪓キーボード:鉞を投げる:ハンダ付けの極意2026年04月02日 19:15

キーボード:鉞を投げる:ハンダ付けの極意
キーボード:鉞を投げる:ハンダ付けの極意


(基板から自作キーボードを作った!脱Pro Micro!)
https://qiita.com/kakudo415/items/0b8c07e30ee52c34cdf7

「Pro Microに頼らない自作キーボード作りに挑戦しました。」

てっきり、ラズパイ関係の記事だと思って読み始めて驚いた。

「使ったもの:
・ATmega32U4-AU
・USB Type-C レセプタクル (CX70M-24P1)
・各種抵抗・コンデンサ・水晶発振子
(以下略)」

なんと、マイクロチップ(開発用基板ではない)を、自分でプリント基板に実装する話だった(マジか?)。

設計自体に特に変わったことはない。

左右分割配置だけど、キーマップが示されているわけでもなく、そこはこの作者のメインのこだわりではないということか。

「はんだ付け:
細かいパーツが多いので小さい場所をも見通す心の目と気合いが重要です。」

いやあ、もう、無理!。

「マイクロコントローラー
ATmega32U4には0.5mm間隔で44本のピンが付いているのでそれを全て正確にランドに固定しなければなりません。
このような細かい間隔で足が並んでいる場合ははんだゴテにはんだを付けてからフラックスを塗った足の上を滑らせるように一気にはんだ付けすると上手くいきます。」

昔、テレビか何かでプロの職人さん(確か、女性でした)が、そのやり方でチップの足をハンダ付けしているのを見た記憶が蘇った。

この方も苦労している。

「はんだ失敗!
息をするように失敗したのでまとめます。

マイクロコントローラー
そもそもの位置合わせに失敗して、正方形のチップの3辺をはんだ付けしたところで最後の1辺がどうしてもずれることに気づいて焦りました。
足が折れたら終わりなので曲げる時は気が気ではありませんでしたが、ずれた11本を少しずつずらして対処しました。

更には4箇所しっかりブリッジしたので、フラックスを付け直しもう一度はんだゴテで撫でるようにして直しました。」

USB Type-C レセプタクル(基盤直付けのメス側)は更に悲惨だ。

「大半のレセプタクルがリフローを前提にした構造になっているので、手ではんだ付けする方は必ずデータシートなどをよく読んで手ではんだ付け可能かどうかを調べるようにしてください。
今回使ったCX70M-24P1は0.4mm間隔で18の足が並んでいて中々にはんだ付けが難しかったです。
正直、目では上手くいったか確認不能なので10倍くらいのルーペを用意されたほうが良いです。」

「この部品は6本のスルーホールの足と18本の表面実装の足で構成されているのですが、先にやりやすい方からやって固定したほうが楽かと思ってスルーホールから手を付けましたが、表面実装側がずれてしまいやりなおしました。
精度がシビアな側(今回なら表面実装)を先にやるべきですね。」

「USBデバイスが無効です
上手くはんだ付けできた!とMacに繋いでみるとこのメッセージが出て、更にはUSB端子付近がだんだん熱くなってきたので慌てて抜きました。
これはVCC-GND間がショートしていることが原因でした(そりゃ熱くなりますね、危ない...)」

基盤図を見ても良く分からないんだが、とにかくこのUSBソケットの端子をハンダ付けするというのは想定を超えている。

これに比べれば、遊舎工房の練習用基板で浮沈子が付けそこなったLEDなんざ、バケツでハンダ付けしてたようなもんだろう(1mm間隔くらいだからな:倍以上か)。

まあいい。

記事を読んでいてワケワカの用語が出てきた。

「ファームウェアプログラミング
・・・
LAYOUTマクロついて良く分かっておらず雰囲気でやっているので、ご存じの方がいらっしゃればマサカリを投げていただけると嬉しいです。」

んっ?、「マサカリを投げる」って、なに?。

(マサカリを投げる)
https://wiki.infra-workshop.tech/5a7d4f0983d28c11a37ff25e

「マサカリを投げるとは、(主に技術的な)コメントを投稿する。
という意味である。

起源は不明だが、最初は批判的かつ高圧的な意見を指していてネガティブな言葉として使われていた。
現在もその意味で利用されることはあるが、質問を快く受け取り訂正していくことでより良い学びにする習慣やマインドが浸透してきたのか「間違ってるところは遠慮なく言ってくれ!」という意味で「マサカリ投げてください」と言われるシーンが増えてきた。」

「なお、これは現状のところ @0Delta の個人的主観なので、マサカリを歓迎します。」

この方のノリもいいな・・・。

「最下段の左右3つずつは作っていて使わない気がしたので外しました」

キーマトリクス上は4×12の48キーだが、最終的には42キーとなっている。

バランス的にもこの辺りがいいに違いない。

基板上にマイコン本体(コンデンサや抵抗、水晶発振子等含む)というのは、浮沈子には想定の範囲外だ(物理的にも(手が震える)、生理的にも(目がよく見えない)にも不可能)。

この方のデザインでは、ちょうど中央部に、左右にキーを分離させるスペースとして配置している。

直付けでなくても、それこそプロマイクロの開発ボードでも良かったのかもしれないけど、脱プロマイクロに拘りがあったんだろう(未確認)。

シンプルな構成なので、配線図も見やすく分かりやすい。

キーマトリクス配線のサンプルのようだ。

今日は、アルテミス2号の打ち上げを見て(直前に寝落ちして、ライブでは見損ないました:やれやれ・・・)、午前中は雨でうだうだし、午後からもこの記事読んだり、練習用基板のマクロを弄ったりして過ごした。

USBソケット(開発ボードに付いてるやつ)への抜き差しで、固定が緩んだりするのが不安だったので、近所の100均で「タイプCオス↔タイプAオス」と「タイプAメス↔タイプAオス」のケーブルを買ってきて、その間で挿抜して力が掛からないようにする仕掛け(という程のものかあ?)を施した。

が、「タイプCオス↔タイプAオス」が基盤に差しっぱなしになり、それでかえってソケットに力が掛かるのではないかと不安になりだす。

まあいい。

ケース側に引きまわして、ガッチリねじ止めするソケットにしない限り、何をやっても同じだからな。

ハンダ付けの練習用基板にそこまで要求するというのは酷だ。

もし、自作キーボードを本気で作ることになれば、そこは拘りたいところだ。

最近は無線接続が流行っている。

市販品ではそれが当たり前になっているし(USB(有線)、2.4GHz、ブルートゥースの3方式)、分割キーボードを中心に、ブルートゥース接続も増えてきている(2つを繋げるケーブルも煩わしいからな)。

じゃあ、有線接続は消えて無くなるのかといえばそうでもない。

モニターとの適切な配置、接続の安定性、電源関係の管理など、業務用を中心とした需要が消えることはないからな。

まあ、今時は殆どがノートパソコンになってるけどな。

それに、無線方式だとしても、乾電池やボタン電池でない限りは、充電経路としてUSB接続の端子(ソケット)は必要になる。

自作キーボードの場合、基盤むき出しでケースレスで使われることが多いので、そこのところは難しいところだ。

解決方法がないわけではなく、ソケットを基盤にねじ止めし、配線は一度リボンケーブルなどで浮かせて、マイコン直付け基盤の端子から取るか、開発ボードをつかうならそのUSB端子から取るかすればいい。

コストと手間に見合うメリットは十分あるだろう。

ソケットが壊れればお釈迦だ。

まあ、コストの半分はキースイッチとキャップで、制御用マイコンはごく一部に過ぎないからな。

コンスルーやキーソケット仕様にしておけば、開発ボード買いなおせば、手間さえかければ修理可能だ。

基盤直付けの時はどーする!?。

中国の製造業者は最低発注数が5枚らしいから、まだ、4枚もあるからな。

問題ない(そういうことかあ?)。

譲れない一線が見えて来て、浮沈子理想のキーボードの骨格が出来上がり始めている。

・一体型
・「ー」キー、カーソルキーの独立
・親指でかな漢字変換
・40パーセントキーボード
・ロースタッガード配列
・QWERTY配列
・チェリーMX互換(クリッキー)
・防水・防塵仕様(最大の難関か)

結構、コンサバな感じだ。

持ち運びせず、人様に使って頂くことも考えていない。

浮沈子の、浮沈子による、浮沈子のための自作キーボード。

それを求める旅はこれから始まるけど、道は遠いな・・・。

😼キーボード:これは刺さった!:GoForty v2 JP2026年04月01日 19:26

キーボード:これは刺さった!:GoForty v2 JP
キーボード:これは刺さった!:GoForty v2 JP


(GoForty v2 JP)
https://keeb-on.com/products/goforty-v2?variant=41784561926238

「GoForty JPの特徴
日本語配列をベースに、横に2キー分圧縮した配列を採用しています。
右下にカーソルキーを配置し、コンパクトながら実業務に馴染みやすい使用感になるようにしました。
キー数が少ない40%キーボードを使いこなすため、スペースバーを分割してレイヤー機能を最大限に活用できます。」

スペースバー周りとか、左端の修飾キーの大きさとかがいささか気になるけど、この右手周りの配列は、正に浮沈子が求めていた機能が具現されている。

独立した「ー」キー、上下左右のカーソルキー(しかも↑はちゃんと下段の↓の真上に配置されている!)。

左端のキー群を整理すれば(多少間延びしている感が否めない・・・)、理想のキー配列になりそうだ。

この基盤は、マイクロチップ(ラズパイ:RP2040 (RP2B2))やキーソケット、表面実装のダイオードが既にハンダ付けされている。

(自作キーボードキット『GoForty JP』ビルドガイド)
https://salicylic-acid3.hatenablog.com/entry/go40jp-build-guide

「基板にフォームシールを貼り付ける
基板裏の中央部分にフォームシールを貼り付けます。」

この記述直下の画像で確認できる(チップ面にはラズパイマークの下に「RP2-B2」と印字されている)。

この実装は、基盤業者が付けたもんだろう。

いわゆる最近流行りのPCBAというやつだな。

もう、自作キーボードのハンダ付けの時代は終わった。

好みのキースイッチをパチパチとはめ込み、これまた好みのキーキャップをクイクイと押し込んで、オプションのプレートに収めれば直ちに使い始められる(このモデルは、ファームウェア流し込むようですが)。

「Remap対応ファームウェア(Default及びMulti OS)は、Remapのページからダウンロードできます。」

「左上のキーを押しながらUSBケーブルを挿すことでストレージが認識され、そこにファームウェアをドラッグ・アンド・ドロップすることで書き込む」

キットの値段も1万円くらいだし、スイッチもそれほど高くはないから1台買っちゃおうかな・・・。

うーん、でも、余りに理想に近過ぎてというか、それを通り越していてこれが終着駅になりそうな予感もする。

「使用上の注意
USBケーブルの抜き差し時にUSBコネクタを剥がさないように、力加減に十分注意して下さい。」

遊舎工房の練習用基板も、開発用基板(プロマイクロ)にブッ刺してあるタイプCのソケットにそのまま差し込む仕様だ。

メスメス(タイプC)の延長用コネクターを買ってきて、短いオスオス(タイプC)のケーブルと繋ぐのがよろしい(せめてな・・・)。

ここんところは、ちょっと設計上戴けないところだ。

まあいい。

ラズパイの配置は絶妙で、スイッチの配置を180度ずらして作った隙間に実装している。

実によく考えられている。

この基板設計だけでも、値段なりの価値があるだろう。

そして、考え抜かれたキーアサイン・・・。

浮沈子の自作キーボードがいつになったらできるのかは分からないが、こういう優れた製品を見ちまうと、これでいーじゃん!?という感じにならざるを得ない。

これはコンサバなロースタッガードだが、キーケット用に設計しなおして30パーセントキーボード(39キーですが)にしたモデルもある。

(自作キーボードキット『BeThirty v3ケースレス キーケットVer』ビルドガイド)
https://salicylic-acid3.hatenablog.com/entry/be30v3keyket-build-guide

「今回のキーケットVerは他のケースなどには対応していません。」

「※BeThirtyはVialファームウェアが標準導入されているため、Remapでは使用できません。」

まあ、見るからに玄人向けな感じだな。

販売サイトには写真だけが載っていた。

オーソリニアで、コンパクト、ギリギリ使える感じはあるけど、浮沈子には刺さらなかった。

が、GoForty v2 JPはヤバいな・・・。

ヤバ過ぎ!。

ただし、これに手を出したら浮沈子の自作キーボードの旅は終わっちまいそうな予感がしている。

ハンダ付け無し、本体むき出し、基盤の縁をマジックで塗るくらいでジエンドだ(防水仕様って言ってなかったっけえ?)。

もうどうでもいいんですが。

PCBAはさすがに手が出せないけど、自作基盤はやってみたいからな。

焦らずに、じっくり取り組むことにしよう・・・。

😼キーボード:設計者は何を考えているのか2026年03月31日 15:43

キーボード:設計者は何を考えているのか
キーボード:設計者は何を考えているのか


(Nomu30 という自作キーボードを設計した)
https://recompile.net/posts/designed-nomu30.html

「今までよく知っていたはずのものが、よく知らないものになってしまう、そんな経験はありませんか?」

「たとえば、濃霧。よく知っているはずの場所なのに、まったく違った風景が広がり、自分がどこにいるのかすら分からなくなってしまいます。ただの自然現象なのに、自身で確固たるものだと考えていたものが揺さぶられます。」

ダイバーでもある浮沈子は、このことが身に沁みて分かる。

自作キーボードの世界に片足突っ込み始めて1週間余り。

練習用基板を、お店の人に手とり足取り(足を引っ張り?)教えて頂きながら、やっとのことでハンダ付けしてLEDの点灯にも成功したばかり(最初、点灯しなかった時には泣きそう・・・)。

今日は雨なのでフィットネスもサボり、部屋でリマップを弄りながら、あーでもないこーでもないとキーアサインを変更しては唸っている。

6個のキーとロータリースイッチで出来ることは限られている(少なければそれだけ大変だということも分かってきた)。

デフォルトの4つのレイヤーは、まだ増やしていない(それでも、リマップからマクロ組んで「Hello world!」を1キーの押し下げで表示できるようにはなった:「!」出すのに一苦労・・・)。

徐々に、快適ゾーンを広げていく。

ダイビングと同じだ。

タイピングとダイビングは似ている(そうなのかあ?)。

まあいい。

冒頭の引用は、浮沈子の心を打った(タイピングだから、打つのは当たり前か)。

「私にとって Nomu30 は濃霧のように、タイピングとは何か、キーボードとは何か、今までとは違った視点から考える機会となりました。」

浮沈子は、今、4段のキーボード(マジックフォーススマート:既製品です)でこのブログを打っているけど、で、ローマ字打ちで日本語に変換する際はスペースバーを親指で叩いているけど、Nomu30には親指で叩くキーの段はない。

ミニマリズムに徹している。

一見、奇を衒った設計に見えるけど、設計者は別のことを考えている。

「キーが行方向にずれて配置されている row staggerd な配列で、自作キーボードでよく採用されている格子状の ortholinear や列方向にずれた column staggered な配列になじみがなく、ちょっと敬遠しているという方でも、普段と同じようにタイプできることを目指しています。」

「こだわりのポイントがいくつかあるのですが、そのひとつが ISO Enter キーです。しばしば、「自作キーボードに挑戦したいけれど、JIS配列キーボードが無いので手を出しにくい」という意見を目にすることがあります。そういった方のために、 ISO Enter キーを用意しています。」

なんと、見た目の印象やとっつきやすさを意識しているのだ。

そーだったのかあー・・・。

「また、キーの物理配列では、一般的なキーキャップのセットが利用できるように考慮しました。」

今となっては、いささか古い設計になっているので、最近流行りのホットスワップ(自作キーボードの世界では、キースイッチをハンダ付けすることなく取り付けられるソケットがある仕掛け:まあ、ソケットはハンダ付けするんですが)もなければ、キット同梱のプロマイクロもタイプCじゃなくてマイクロBタイプのUSBだけど、そういうのは本筋じゃない(メジャーなマイコンを選択しているところは配慮)。

「しばらく Nomu30 をつかっていると、意外と 30% キーボードでも大丈夫なんだなと分かってきます。このブログの記事は Nomu30 をつかって書いていますが、日本語を打つくらいであれば日常的に利用できそうです。また、「ー(長音記号)」は良くタイプするので、別レイヤーでホームポジションに近いところに割り当てると利便性が高いことにも気付きました。」

浮沈子のキーボードは、キーアサインを変更することが出来ない。

お仕着せの仕様で使い続けるしかないのだ。

最近でこそ、キーの割り当てを変更できる既製品も一部では出回り始めているようだけど、大部分はお仕着せのままだ。

自作キーボードでは、そこを自由に変更できる(使いやすいかは別の話ですが)。

完全に自由だ(もちろん、物理的な制約やソフト設定での制約はありますが)。

見た目の印象が強烈な3段一体型キーボードの設計者が、「馴染みやすさ」や設定のしやすさを考慮しているという点は非常に参考になった。

使ってみて、微調整すべきと感じた点(「ー(長音記号)」の割り当て)も、正直に書かれている。

1個キーを増やして、32個にすればあ?。

まあ、どうでもいいんですが。

「Nomu30 を触る体験は、自分にとってキーボードはこういうものだという概念を考え直す良い体験になっています。」

もう一つ、別のキーボードの設計を取り上げる。

(Primer61キット)
https://shop.yushakobo.jp/products/primer61?variant=48116343996647

「説明
Primer61について
Primer61は初心者の方向けに当店が企画・設計したスタンダードな配列、スタンダードなパーツ構成のキーボードキットです。」

「各部品の組み立てに難しい部分がないように配慮し、後戻りが出来ない工程が無いように設計されているため、誰でも安心して取り組むことが出来ます。」

キー配列については、極々ふつーのコンサバなものだ。

「自作キーボードの機能的にも妥協はなく、RemapによるWebブラウザから簡単キーマップ変更が可能」

まあ、この辺りは一般的なものだ。

「BLE Micro Proを使ったBluetooth無線接続対応」

今時の流行りだからな(浮沈子は、ブルートゥースの接続の不安定さに泣いた経験が多々あるので、断然、無条件、選択の余地なく有線接続派だがな)。

使用環境や、異なるパソコンとの接続の需要などにも依るんだろう。

設計思想としては、そこに対応できる基盤を作っておくというところが重要だ。

「アクリル積層ケースを組み立て後から装着可能、ケースフォームの取り付けが可能」

お客さんによっては、基盤むき出しで完成品というのに抵抗を感じるかもしれない。

いや、おいらは(あたいは)キー入力さえできりゃいいという方もいる。

そこをオプションにして選択肢を与えるというのも設計思想だ。

下の方にまとめが載っている。

「特徴:
・基板一枚のシンプルな構造なので非常に安価
・キー上面までの高さが極限まで低いので、手首への負担が少ない
・61キーに自由に割り当てることが可能(デフォルトでは通常の60%キーボードが割当済み)
・Primer29と縦幅を合わせることで、Primer61と同時に使用する際に違和感がないように調整
・104キーセットで十分に揃えられるスタンダードなキー配列
・Remapに完全対応し、ファームウェアの書き込みからキーマップの書き換えまでブラウザ上で簡単操作可能
・BLE Micro Proを用いた無線接続に標準対応
・アクリル積層ケースを組み立てた後に装着可能
・プレートフォームを組み立てた後に装着可能」

「スタッフメモ
当店が企画・設計した60%キーボードです。
キーキャップの選定に困らないように104キーセットでキレイに埋まるようにレイアウトしており、一般的なキーボードよりコンパクトに仕上げています。」

「Primer79ではキー数が多く、もう少しコンパクトなキーボードが欲しいと感じていた方は、こちらのPrimer61の組み立てでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
組み立て後に無線化やアクリルケースの取り付けなどを通じて、自分だけのオリジナルキーボードにすることが出来ます。

是非、色々楽しんでみてください。
上級者向けのおまけ要素もありますので、探してみてください。」

おまけ要素って何なんだあ?。

まあいい。

奇を衒わない、何の変哲もない見かけのキーボードにも、様々なノウハウが込められている。

浮沈子的に気になったのは、マクロパッドであるPrimer29と縦幅を合わせてあるという点だ。

(Primer29キット)
https://shop.yushakobo.jp/products/primer29?pr_prod_strat=e5_desc&pr_rec_id=23a2a5791&pr_rec_pid=8508679618791&pr_ref_pid=8508679651559&pr_seq=uniform

「Primer29は初心者の方向けに当店が企画・設計したシンプルな構成のテンキーパッドとアローキー(矢印キー)などがセットになったマクロパッドです。
マクロパッドではありますが29キーと大型であるため、幅広い用途に使用する事ができます。」

驚いたことに、ブルートゥースにも対応可能だ。

「BLE Micro Proを用いた無線接続に標準対応」

「104キーセットで比較的余りがちなテンキーを流用することで組み立て費用の低減が可能」

商売してるな・・・。

設計者の発想として、他のコントロールデバイスとの配置や面合わせの配慮は重要だ。

左右分割キーボードの場合は、否応なく対応を迫られることになる。

さてどうするか。

マスプロダクションじゃないからな。

製造上の配慮はほぼいらない。

浮沈子の場合、ハンダ付けの容易さは人一倍配慮する必要があるけどな(ダイオードは有無を言わさずスルーホールタイプです)。

LEDなんて見たくもない(見えないだけじゃね?)。

どちらかと言えば、運用に振った設計をする必要がある。

この与太ブログは、唯一の想定読者を「未来の自分」に置いている。

「人様に読んでいただくもの」として書いているわけじゃない。

たまーに、自分で読み返した時に、ワケワカにならなければそれでいい(いや、しょっちゅうワケワカになってますけど)。

発想としてはそれでいい。

自分にとって使いやすければ、それが一番優れた設計と言える。

その意味で言えば、今打っているマジックフォーススマートの難点を解消できればいいということにも繋がる。

防水で、キーアサインが変えられて、「ー(長音記号)」が独立のキーとして割り当てられていて、QWERTYキー配列のロースタッガードでローマ字打ちのかな漢字変換がスペースバーで行えて・・・。

透過照明があればいいけど、なければないで慣れるしかない(LEDなんて見たくもない・・・)。

矢印キーは独立して欲しい。

10キーもいらないし(何かと同時押しで十分だ)、ファンクションキーや特殊記号もレイヤーに押し込んじまって沢山だ。

基本的には、このブログを打つのに必要なキーが使えればいいのだ。

持ち運ぶ必要もなければ、人様に使っていただく配慮もいらない。

他のデバイスとの兼ね合いで言えば、最大4段の大きさと、幅30cm未満である必要があるだけだ(マウス使いたいからな:トラックボールは使わない)。

ティルティング(前後方向の傾斜)の活用については、昨日、お店の方で説明を受けて、奥側(高くなる側)にマイクロチップを配置するといいかもという話を聞いた。

フットプリントを節約したいので、キースイッチと2階建てになることは避けられない。

Nome30のように、裏返しで高さを節約するかどうか。

キースイッチソケットを使用するかどうかも考えておかなければならない。

ハンダ付けのことを考えると、どちらが得策かということになる(個所数は同じだが、ソケットが浮くとキースイッチのピンが刺さらなくなる)。

浮沈子の目では、そこが確認できない。

4段で制御キーや修飾キーを入れて50個近いキースイッチを配置するためのソケットとそのハンダ付けを考えると気が遠くなる(ダイオードもあるしな)。

ソケットの部品代が増えるけど、それは1度きりの出費だし、僅かなものに過ぎない(10個187円税抜き:MX互換、Kailh Choc ロープロファイル用とも)。

どーせなら、左右分割にした方が配置の自由度も高まるし、テンティングによって手首などへの負担も軽くなるわけだが、今のところは考えていない。

コンサバな一体型かつ、左右に開きがない(キー配列に傾きがない)直線配置のキーボードを作ろうとしている。

キーは、カチャカチャさせたいのでロープロファイルの選択はないかも。

ケースの作成は必須だけど(防水仕様だしな)、まだそこまで手が回らないからな。

現行で入手可能な機種として最も近い既製品は、これ(イメージ作り用:画像参照)。

(エポメーカーTH40)
https://epomaker.jp/products/epomaker-th40?variant=48942933213505

「¥13,400」

開発の参考に、1台買っちまおうかどうしようか・・・。

この、クソなキー配列さえコンサバになってれば、これで用が足りる気もする。

「/?」と「Fn」さえまともな場所にあればなあ(この配列は死刑ものだな)・・・。

矢印キーがないのも辛いものがある。

この辺りのレイアウトを弄って、なるべくコンパクトな4段のキー配列を探ることになるだろう。

設計には参考になる点もあるから、1台買ってもいいかも知れない。

で、それで終わっちまったら本末転倒だけどな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

いくつか気になる40パーセントキーボードの記事を見つけたのでリンクを張っておく。

(40%サイズの自作キーボードを作った)
https://kgnwsknt-chef.hatenablog.com/entry/2021/08/07/125430

「キー配列をどうするか、基板の設計の難しかった点、ケースの製作について試したことなど。皆さんの自作キーボードの参考になれば幸いです。」

矢印キーを1列に並べている点が気になった。

(コンパクト×軽量で文章作成が捗る!40%キーボード「R47Go」の魅力)
https://one-suite.jp/product/23496/

「本製品はケースレスという珍しいキーボード。確かにプレートだけ剥き出しにされたようなデザインだが、これが不思議としっかり使えている。」

上記の自作品と似た配列だが、プレートはない。

(自作キーボードキット、Kaineko42Rを組み立てる)
https://sidaconfig.com/selfmade-keyboard/2023-09-03/buildlog-kaineko42r-keyboard/

「Kaineko42Rは堕落猫( Twitter: @daraku__neko )さんが製作のCFXプロファイル採用42キーロウスタッガード配列キーボードになります。」

これは、矢印キーを取っ払ったシンプルな配列だ。

矢印キーの機能は、レイヤーに追いやられている。

(【自作キーボード】初心者でも組めた!ミニマルなキーボードのビルドログ【Trident40 + Poseidon】)
https://kiritanlab.com/trident40-poseidon/

「今回使うのはPoseidonというケースに使用できる、堕落猫さんというかたが設計されたTrident40になります。」

蒸気と同じ設計者だが、前者はケースレス、後者は既存のケースに合わせた設計になっている点が気になった。

使用しているマイコンは同じだ。

キーマップの編集の項を見ても、表示されている3層のレイヤーには、矢印キーは割り振られていない。

もしかすると、マウスとかに割り振ってる可能性もあるな(未確認)。

デバイスのコンビネーションについても考量する必要がありそうだな・・・。

<さらに追加>(4月1日記)ーーーーーーーーーー

以下は、マクロ機能を使って練習用基板の各キーに割り当てた文字列表示。

Kailh Super Speed Switch / Cooper / Tectile
Kailh Super Speed Switch / Bronze / Clicky
Kaijh Super Speed Switch / Silver / Linear
Outemu Cream Yellow Switch
Gateron Smoothie Switch Set
Gateron Mint Smoothie Swtch

それぞれのキースイッチの種類を、当該キーの1プッシュで、開いているエディターに文字列を入力するだけ(改行もします)。

理由は分からないんだが、改行を2回入れないと改行されない。

まあいい。

たぶん、もっとうまいやり方があるのかもしれないが、マクロにしこしこと文字を打つキーをドラッグアンドドロップする作業は苦痛だ。

が、しかし、こんなことを、キーボード側だけで出来るというのは、浮沈子には魔法に思える(まあ、チップにメモリー積んでるからな)。

自作キーボードは、メモリーが許す限り、様々な設定を登録しておくことが出来る。

従来のプロマイクロが使っているチップ(ATmega32U4)は、既にその限界が見えてきていて、今、潮流はラズパイのチップ(RP2040)に移りつつある感じだ(そうなのかあ?)。

浮沈子のはATmega32U4のだけどな(OLED引っぺがして、今虫眼鏡で確認しました)。

既に業界(つーのかあ?)では、「RP2040を搭載したPro Micro」が出回っており、関連記事も出ている。

(Claw44であそぼ。⑦(RP2040編))
https://note.com/nekoyamaou/n/n1f1c29d85832

「今回の奮闘記はMCUをATmega32U4からRP2040に変更することで、不便さを克服することにより得られる快楽を満喫しようというものである。RP2040化によって得られる容量爆増により、容量オーバーエラーのノーコンパイルのアリ地獄からの脱出を手に入れることができる。」

この記事自体が2年前なので、今ではおそらくもっと普及しているに違いない。

この辺りの情報がもっと欲しい気がするな・・・。

<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー

目下の最大の悩みはカーソルキーを独立して残すか、他のキーとの同時押しやレイヤーに放り込むか、それともマウスに追いやるかの3択だ。

究極的には、独立したキーを残すか残さないかの2択だな(完全に摩擦するかどうかは後で決めればいい)。

自分がどういう使い方をしているかは、普段はあまり気に留めていないからな。

自作キーボードの設計で、自分にとってのミニマリズムを追求し出して初めて意識した。

現状の使い方を続けようとすれば、独立キーがあった方がいいに決まっている(今使っているこのキーボードには付いてるからな)。

その配置は、横一列であっても構わない。

カーソルキーを使っている際は、それ程シビアな作業をしているわけじゃなくて、ぼーっとウェブ閲覧をしている時が殆どだ。

ページアップやページダウンもあった方がいいけど、これは何かと同時押しでも構わない。

可能なら片手で同時に押せるとなお嬉しい。

ウェブページで、「戻る」操作をキーボードから行いたいことは多い。

Alt+←が割り当てられているけど、今のキーボードはAltキーが左側にしかなく、片手では操作しづらい。

現状からの改善点と、それを実装しつつフットプリントを増やさない(可能なら減らしたい)のベストバランスを探る作業が続く。

ここの煮詰めをしっかりしないと、基板設計や実装の段階で大きく手戻りするからな(たぶん)。

つらつら考えて、4段は必須だ。

キースイッチの劣化を考えて、ソケットは付けようと思っている。

LEDはどうしようか迷っている。

LEDテープなら実装に困ることもないだろうけど、初めての自作ということを考えると不安もある(天地のスペースも削りたいからな)、

とにかくシンプルにしたいし、その上で使い勝手は妥協したくない。

サイズは4段と決めているだけで、横幅は常識的に収まるだろう。

薄ければ薄いほどいいけど、キーは押し込みたい。

薄手のスイッチは選択しない。

イメージは徐々に固まってきているけど、まだ揺れている。

紙に描いて、実際に手を置いてみて、その上で決めてもいいかも知れない。

おっと、キキャドのお勉強とかも進めておかないとな・・・。

🌸キーボード:晴「工」雨読:桜咲く(LED点灯!)2026年03月30日 17:20

キーボード:晴「工」雨読:桜咲く(LED点灯!)
キーボード:晴「工」雨読:桜咲く(LED点灯!)


昨夜は遅くまでPCBの記事を読んでいたので、今朝は寝坊して御徒町の遊舎工房に着いたのは、開店の12時を大分回ったころだった。

でも、まあ、平日だし、工作室のお客さんは浮沈子だけだし(後から1人だけ来ましたけど)、気軽に勧められた席に着いて、ショップで買ってきた予備のLEDとかも出して準備を進めていたら、店員さんがちょっと練習用基板を見せて欲しいと言う。

LEDがリマップの設定を弄っても点灯しなかったこと、昨日の店員さん(別の方です)に、ハンダが浮いているかも知れないと言われていたこと等を伝える。

ここんとこが怪しいですねえ・・・。

言われた通り、ハンダが馴染んでいないで玉形状になっている端子の「ハンダだけ」(ここ重要です!)を加熱して流してやる。

持参したクロームブックに繋いでみたら、あっけなく光った!(たった今、予備のLED買ったばっかなんだけど・・・(税込み385円也))。

まあ、キットの組み立てなどの作業のアドバイスを貰えるサービスの正規料金は3000円となっているから、如何に空いていたとはいえ、場所貸しの2000円(税込み)だけでトラブルシューティングしてくれるのが裏メニューであることは間違いない(くれぐれもご内密に・・・)。

が、しかし、一番左端のLED(赤)と他の3個のLED(たしか青)の色が異なる!。

まだ何か不具合があるのではないか。

再び、基盤のチェックをしてもらうと、どうも2番の端子も浮いているようだ(いやはや、浮沈子にはとても見えない・・・)。

で、再び浮いている端子に乗っているハンダ玉(とでも呼びたい形状だ)だけ(ここ、再び重要です!)をこてで加熱して流してやる(流れ落ちて基盤の接点と繋がる寸法だ)。

もっとも、このやり方が正しいというわけじゃない。

LEDが浮いていることは間違いないし、それが原因でハンダが上手くつかなかったことは変わらない。

隙間に溶けたハンダを流し込み、毛管現象みたいな感じで埋めているだけの話だ。

文字通り、「付け焼き刃」の対応には違いない・・・。

が、リーナストーバルズも言ってるじゃないの。

「完璧より完了だ」って(そうだっけえ?)。

1時間も経たないうちに、本日の作業は終わった。

昨日発注したアクリルケースの注文が届いていることも確認できたし、練習用基板のレイヤー数を弄ったりできることも分かった。

ついでに、キースイッチをソケットにハメる時のコツや、確実に刺さったこと(斜めとか中途で止まっていないか)を確認する方法、プラーの使い方(練習用基板では必要ない:キースイッチのボディにある爪が掛かる細工が施してある基板など)、キーキャップの向き(あると言えばあるが、ないと言えばない:買い求めた半透明のキャップの場合)、制御用マイコンやOLEDの取り付けに関する情報も得て、大収穫だった(詳細は割愛します)。

浮沈子がキキャドの勉強を始めたこととか、完全オリジナルなキーボードを作りたいと思っていること、その前に、やはりキットの組み立てはやっておきたいと思っていることを伝え、何かお勧めはないかということで、ショップの方でいくつか紹介してもらった。

特に、マイコンの配置は重要で、ティルティング(前後の傾け)を取ることと合わせて、奥側に配置していること、タイプCのUSBコネクターは、足が基盤に刺さっているので引っ張りに対して、従来のマイクロBタイプのUSBコネクターに対して、単独で強度があること、薄さを追求する時は表裏反転させることがあるなど、詳細な説明を受けた。

コンパクトなキー数のボードでも、レイヤーを上手く使って快適なタイピングを得られる。

「上手く」使うところが重要だな。

今日は、浮沈子にとっては天王山だった(それ程のものかあ?)。

時間に余裕があったので、帰りに大井町のサイゼリヤに久しぶりに行ってランチを食ってきた。

うーん、食い過ぎ・・・。

帰ってきて、さっそく練習用基板(もう、工作の練習は終わったけどな:ケースが届いたら、そのセッティングの行程はあるけど)を繋いで、蘇ったLEDを点灯させて記念撮影した(画像参照:お店では4つとも同じ色で徐々に変わるところまでしか試していなかったので、それぞれが別の色で変わることが確認できて一安心:データの捌きもうまくいっているようです)。

満開の桜(ぼちぼち散り始めていましたが)のもと、浮沈子の自作キーボードの桜も無事に咲いた。

やれやれ・・・。

帰りにショップの方で、両端がタイプCコネクターになっているケーブルを、記念に買ってきた(週末、愚弟にクロームブックからデモする際に必要だからな)。

何の記念かってえ?。

もちろん、「沼」に落ちた記念だな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

理想のキーボードを探す旅が始まろうとしている(沼にハマってくだけじゃね?)。

うるさい!。

シンデレラという知られた物語では、ガラスの靴が重要なアイテムとなる。

カボチャの馬車とかネズミの馬は、真夜中の鐘と共に魔法が解けちまうんだが、なぜか、ガラスの靴はガラスのままだ(鉛の靴になったりはしません)。

皮の靴とかだと、多少伸びたりして大きさが変わるんだが、ガラスは固定だ。

物語の設定上、サイズが変わっては困るからな。

シンデレラを見初めた王子様は、家来に命じて舞踏会場(の階段だっけ?)に残された靴の持ち主を国中探させる・・・。

設定上、小柄で足のサイズが小さいことも重要だ(シンデレラが大柄でビッグフットだと、物語は成立しないかもな)。

理想のキーボードを探すうえで、このシンデレラの靴の話は重要な示唆を与えてくれる(そうなのかあ?)。

手のサイズに合うキーボードがいいとか、そういうレベルの話じゃない。

この物語の肝は、貧富貴賎が重要なのではなく、人間本来の価値(人柄とか心の豊かさといった目に見えない価値)が大切だということだろう。

カボチャの馬車やネズミの馬は、だからこそ消えてしまう。

ガラスの靴が消えないのは、それが魔法(現代で言えばAIか)ではなく、小さな素足に吸い付くようにフィットする不変の価値の象徴だからだ。

キーボードの価値は、使い手に宿る。

指先から、使い手の魂がほとばしるように注ぎ込まれるのがよろしい。

今日は、帰ってきてからリマップでレイヤーの設定などを試した。

そればっかだと疲れちゃうので、元祖キーボードであるタイプライターの記事とかも読んだ。

そのなかに、「タイピスト!」という昔のフランス映画の話が出ていた。

(タイピスト!)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%94%E3%82%B9%E3%83%88!

「保険代理店主の特訓によって、田舎育ちの女性が世界最速のタイピストを目指す物語である。」

「おっちょこちょいで、タイプライターの早打ち以外に取り柄のないローズに対し、ルイは「仕事を続けたいのならタイプライター早打ち大会に出場せよ、そして優勝だ」と命じる。」

「初出場の1958年の地方大会で僅か2文字/分の差で惜敗した後、世界大会への出場を目指した2人の特訓が始まる。」

浮沈子がこの話に親近感を覚えたのは、この年に生まれたからでもある。

そう、この話は68年も前のことだ(設定上の話:映画は2013年と、比較的最近だ)。

「ローズは楽屋に戻り、ジャピー社の”Populaire”ではなく、父から贈られた”Triumph”を手にする。そこにボブと共に到着したルイが現れ、愛を告白する。最後のアドバイスは「叩き潰せ」。3戦目でのローズは絶好調だった。余りにも速すぎるタイピングによりジャミング(活字棒が絡み合ってしまうこと)のアクシデントが起こるが、ローズは冷静に故障を直し打ち進めていく。結果を待たず、ローズとルイはステージ上で口づけを交わす。結果はローズが世界記録を更新して優勝。」

フランス映画らしく、ウィットに富んだラストがいいな・・・。

「その頃、ボブはルイの思いついたゴルフボール式のアイディアをアメリカ企業に売り込んでいた。なぜフランスのアイディアをアメリカに売り込むのかという問いに、ボブは答えた「アメリカ人はビジネスを、フランス人は愛を」と。」

ボール式の電動タイプライターは、IBMが製品化している(詳しくは知りません)。

子供のころに夢中になった「謎の円盤UFO」のオープニングにも出て来る。

(謎の円盤UFO 日本版オープニング OP)
https://www.youtube.com/watch?v=mJEkW2rnJQk

人類の最高頭脳を結集したシャドーのメカニックが、ボール式電動タイプライターだったとは知らなかったな・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

現在でも使われているQWERTYキーボードが、タイプライターのキーロッドのジャミング対策として登場したことは知られた話だ。

ロースタッガードなキー配置も、タイプライターの機械仕掛けをその起源としている。

電気式ボールヘッドのタイプライターの登場で、合理的な理由が消えても、半世紀以上に渡って同じキー配列が続いているというのは驚異だ。

浮沈子は英文打ちの機械式タイプライターを所有したことはないけど、知人が所有していたオリベッティの通称レッテラブラックを打ったことはある。

なめらかなキーロッドの動きと軽やかな打鍵感が記憶に残っている。

この話、根っこはシンデレラの靴だ。

価値は、機械ではなく、それを使う人間に発する。

映画タイピスト!のローズは、最新のタイプライターではなく、父から贈られた使い慣れた機材で優勝する。

最適化とは何か。

マンマシンインターフェースの合理性とは何かを深く考えさせられる話だ。

ローズは、間違いなく最適化した(なんたって、世界チャンピオンだからな)。

そして、映画の中の話になるけど、おそらく彼女が使っていたトライアンフもまた、ローズに最適化していたに違いないのだ。

機械に魂が宿ることはない。

それがどれ程複雑になったとしてもだ。

ガラスの靴はローズのものだ。

だって、ルイと目出度く結ばれたもんな。

物語がハッピーエンドなら、脇役はどうでもいいのさ・・・。

😼キーボード:晴「工」雨読:練習用基板条件付き完成2026年03月30日 00:02

キーボード:晴「工」雨読:練習用基板条件付き完成
キーボード:晴「工」雨読:練習用基板条件付き完成


今日は天気も良く、昼過ぎに遊舎工房に行って練習用基板(Practice Board)を完成させてきた(おおーっ!)。

浮沈子も、やるときゃやる(ホントかあ?)。

なにーっ?。

4つあるLEDが光ってないってえ?。

うーん、浮沈子には光って見えるんだがな(ハハハ・・・:力ない笑い)。

正直に告白しよう。

LEDのハンダ付けに失敗して、リマップ(Remap)で設定しても光らないのだ。

やれやれ・・・。

明日もう一度お店に行って、ハンダごてと格闘することになる(今日の帰りに、「たぶん、明日も来ます!」と予告ホームランしたからな(封じ手ともいう?))。

まあ、どうでもいいんですが。

一応、テスターを素子の足に当てた感じでは導通しているようだから、基盤との間にギャップが出来てしまっているのかもしれない。

吸い取り線(銅製の編み上げ線)で吸い取って、浮いている素子をちゃんと収めてから、ハンダ付けのやり直しだな。

LEDは熱に弱いと言われている。

キットには予備が2つ入っていたので、4本の足のハンダを全て吸い取り、慎重にはずして予備と交換することも考えなければならない(足んないじゃん!?:10個入りのパーツ代は400円くらいです)。

画像の通り、キースイッチ(どれがどれだか分んないんですけど)とキーキャップも買い揃えた。

<キースイッチ>
・Gateron Mint Smoothie Switch(70円)
・Kailh Super Speed Switch / Cooper / Tectile(44円)
・Gateron Smoothie Switch Set(49円)
・Kailh Super Speed Switch / Silver / Linear(44円)
・Outemu Creamy Yellow Switch(49円)
・Kailh Super Speed Switch / Bronze / Clicky(44円)

<キーキャップ>
・DSA 無刻印キーキャップ 1U - #15 - 水晶(すいしょう)(@55円×6)

以上はレシートからの転記だ(打ち間違いあるかも・・・)。

価格は本日現在の税抜き。

部品としては、この他にマイクロチップやOLEDなど、お高めの部品が入った追加セットが税込みで4000円くらい掛かった(内訳は割愛します)。

キースイッチは、テキトーにバラバラに値段だけ見て安いやつを見繕った。

キーキャップは、透明なのが欲しかったんだが、半透明のものだけしかないと言われた(店頭在庫がちょうど1個だけだったので、店員さんが倉庫まで取りに行ってくれました)。

キースイッチも、安いやつを揃えれば、例えば100個くらい買っても5千円で済む。

まあ、キーキャップがそれなりでも、シメて1万円クラスだな(凝ったヤツは、キーキャップセットだけで1万円以上します)。

通常は、キャップの方はキーボード分をセットで売っているらしい(未確認:スペースとかシフトとかは長めのキーだからな)。

気に入ったキースイッチと、拘りのキーキャップ(これを3Dプリンターで自作する世界もあるようだ)で、世界でただ一つのキーボードに仕上げる・・・。

自作キーボードは、とりあえずキットを買ってきて、ハンダ付けなどにチャレンジして、この辺をいじって組み上げるところから入るのが正しい。

一つ一つ、手ごたえを感じながら、自分の気に入ったものが手に入るまでの長い旅路が始まる。

ふつーの人はきっとそうなんだろう。

浮沈子は、いきなり基板設計から入ろうとしてもがいている。

いや、基盤どころかピン直付けも視野に入っている(前回はジャンパーでとちり、今回LEDで玉砕したのに懲りないな・・・)。

どっちにしても、立体形状で作るとすれば、何らかの配線作業が必要になる。

昨日キーケットに出品していた人は、アクリル板を支えにして、片手当たり8枚もの小さな基盤を使っていた(いかにも立体でしたが)。

3Dプリンターとかなくても、根気と根性見せればアゼロンキーゼン出来るぞと。

今日は、御徒町から大井町に戻って、久々に日曜日のテクニカルプログラム(バタフライベーシックとクロールベーシック)に出た。

足が痛かったので、筋トレは休み(有酸素運動のクロストレーナーもパス)。

一刻も早く通電して、ファームウェア流し込んでキーアサイン弄りたかったからな。

で、LEDで玉砕した・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

リマップ(Remap)でのキーの割り当て変更は、とりあえずできた。

(Remap)
https://remap-keys.app/

「Remap を使うと、Webブラウザ上でキーボードを素早く簡単に見つけ、構築し、セットアップし、カスタマイズできます」

浮沈子は、とりあえずレイヤー0に、6個のキー(A~F)とロータリースイッチのプッシュ(G)を変更(左側はデフォルトの設定)した。

A→B
B→「↑」
C→BS(バックスペース)
D→「←」
E→「↓」
F→「→」
G→Enter(重くて押しこむのが大変!)

まあ、使いづらいことこの上ない(おまいが割り当てたんだろう?)。

レイヤーは、デフォルトのファームウェア上では0から3までの4層が設定できる。

もっと増やしたければ書き換えちゃえばいいんだろうけど、もちろん、今はどうすればいいのか分からない。

フルキー割り振ることも出来るんだから、マイクロチップのメモリー上の制約はないはずだ(もちろん、未確認)。

しこたまレイヤー作って、6個のキーとロータリースイッチで、フルキー入力を試してみようと思っている(レイヤーの切り替えはどーする!?)。

逆流防止弁(=ダイオード)を7つも付けたんだからな。

同時押しとかにも対応しているはずだ(未確認)。

あんなことも、こんなことも試してみたい・・・。

おっと、キキャド(KiCad)のお勉強もしなければならないし、せっかく作った基盤むき出しのマクロキーパッドにアクリルケースを着せてやる算段もしなければならない。

(キーボードキット同梱アクリルプレート)
https://shop.yushakobo.jp/products/keyboard_kit_acrylic_plate?_pos=1&_sid=8a1641f53&_ss=r&variant=50649859064039

「形状:Practice Board - 3mm」(下のセレクトボックスから、こいつを選ばないとな。)

「説明
※納期約3週間となります。材料の不足、数量が多い場合、繁忙期などで遅くなる場合についてはご連絡いたします。」

んなかかんのか・・・。

「価格:¥2,410 税込み」

早速注文したんだが、郵送料が550円かかる。

まあいい。

電車賃と同じくらいだからな(大井町からの往復で500円ちょっとかかる:端数は忘れました)。

それでも、遊舎工房は海外からわざわざ買いにくるお客さんもいるくらいだから(今日もお店は大繁盛!)、贅沢は言えない。

出来たら連絡貰って、取りに来てもいいか聞いたんだが、ネット販売に限ると言われてしまった。

やれやれ・・・。

それまでには、LEDのリベンジしとかないとな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

キースイッチを押し込むのにちょっとてこずった。

練習用基板は、CherryMX互換のソケットが付いてるんだが、この穴にスイッチのピン足(電極)を突っ込むのが難儀だ。

ソケットの穴の中には、ピン足をガッチリと挟み込む電極が仕込んであって、その挟む力に抗して細いピン足を押し込まなければならない。

少しでも斜めになると、ソケットの挟む力に負けて、ピン足が曲がってしまう(やっべー・・・)。

通電して、文字が打てるのを確認できた時にはホッとした(Lチカなんが出来なくたって、キーボードとしては何の問題もないからな)。

まだ、怖くて引き抜こうという気にはならない(先週、プーラーは買ってありますが)。

せいぜい、キーキャップくらいだな。

キースイッチを替えるというのは、何かで壊れた時とかそういう場合の話だろう。

押しづらくなったりすることもあるかも知れない。

100個も一気に替える気にはなれない。

まあ、慣れてくればその辺りも上手くできるようになるのかもしれない。

人間は、手先指先を使って道具を作ることで進化してきた。

キースイッチをソケットに差し込む作業で、ビビりまくってどーする!?。

あと、OLEDにはデカデカと「遊舎工房」のロゴが出るんだが、これも何とかしたいもんだな。

時間が経つと消えて、何かキーを叩くと暫く表示される仕様のようだ。

早くケースが出来て来て、基盤むき出し状態から脱却したいものだ・・・。

<さらに追加>ーーーーーーーーーー

(1枚数万円→5枚320円で納期3日——「個人が基板を発注できる」時代はこうして作られた)
https://fabscene.com/new/special/pcb-manufacturing-democratization-history/

「20年前と比べて変わったことを整理すると、「誰でも設計できる」「誰でも発注できる」「誰でも小ロットを現実的な価格で作れる」という3つの条件が同時に整った点が大きい。」

「KiCadやEasyEDAが無料の設計環境を、JLCPCBやPCBWayが低価格製造を、オンラインの発注フローが手続きの簡素化をそれぞれ担い、これらが組み合わさることで、技術的な敷居は劇的に下がった。製造サービスの競争が激化したことで価格は引き続き下がる方向に動いており、2020年代後半もこの傾向は続くと見られている。」

各企業の創業から追っていることもあり、現状の描写がやや弱い気もするけど、PCB(printed circuit board)業界がどうなっているかを垣間見るには十分な記事だ。

自作キーボード界隈で見かける企業の名前も散見される。

基板設計ソフト(EDA:Electronic Design Automation)として、KiCadの名前を見た時にはワクワクした(チュートリアル、サボってますけど)。

「KiCadとオープンソースEDA——無料設計環境の整備」

「KiCadは1992年、Jean-Pierre Charrasがグルノーブル工科大学(IUT de Grenoble)で学生向けツールとして、また自身のC++学習を兼ねて開発を始めた。名称はCharrasの友人の会社名の頭文字「Ki」と「Cad」を組み合わせたものだ。」

「欧州原子核研究機構(CERN)のBE-CO-HT部門が、オープンハードウェアの推進という観点からKiCadへの開発リソース提供を決めた。」

「現在ではホビイストから小規模企業まで幅広く使われる定番EDAになった。」

自信をもって取り組むことにしよう。

「2002年に深圳で「高価なPCBに悔しさを覚えた」男性が会社を起こした。2002年末にコロラドの寮室で「部品の写真すら載っていない」インターネットに憤った若者が行動を起こした。2009年、ポートランドのMakerが仲間たちのために注文をまとめ、Rubyとシェルスクリプトで自動化した。機械加工部品メーカーに勤める日本人が受注生産品のネット通販に可能性を見た。それぞれの場所で、それぞれの動機から始まった試みが積み重なり、現在の環境を作っている。」

この記事は、どこを読んでも参考になることばかりだ。

55年ぶりにハンダ付けした浮沈子から見ると、隔世の感が否めない。

個人が趣味として電子デバイスを開発し、プリント基板を製造するなどというのは夢のまた夢だ。

自作キーボードは、このPCBの低価格化の流れの中に咲いた満開の桜といえよう・・・。