🤗AI:見えてきた具体像 ― 2024年06月30日 10:05
AI:見えてきた具体像
(GPT-4oとPhi-3でLLMとSLMの双方を取り込むMicrosoftのAI戦略)
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1593440.html
「既報の通りMicrosoftは、Buildの前日に行なわれた記者会見の中で、「Copilot+PC」と呼ばれる次世代のAI PCプラットフォームに関する発表を行なった。Copilot+PCは、AIアプリケーションをローカルで動かすことがポイントになっている。最初の製品群はQualcomm Snapdragon X Elite/PlusをSoCとして採用しており、45TOPSというNPUとしては高い性能を活用して、AI処理を行なう。」
見慣れない単語のてんこ盛りだが、キーワードは「エッジサイドAI」だ(エッジサイドAI:AIアプリケーションをローカルで動かすこと:どこに書いてあるんだあ?)。
最近、どうやらパソコンの売れ行きが芳しくないらしいが、AIは起死回生の起爆剤になるかもだ。
もう一つのキーワードは、もちろん「Copilot+PC」で、ウインドウズパソコンの新たな推奨企画になる(最近、メインマシンをウィン11に乗り換えたばかりな浮沈子にとっては、ますます懐が痛む話だがな)。
具体的なチップセットとして挙げられている「Qualcomm Snapdragon X Elite/Plus」を搭載したPCについての記事が上がっている。
(即分かる!Copilot+ PCでできることまとめ。そもそも何が便利?生成AIはどう使う?商用利用OK?素朴な疑問も解決)
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/1602443.html
「記事目次
(1) NPUを活用したAI機能を搭載するCopilot+ PC
(2) コクリエイター
(3) リコール
(4) Windows Studio エフェクト
(5) イメージクリエーター/リスタイル
(6) ライブキャプション
(7) 自動スーパー解像度(Auto SR)
(8) Copilot+ PCはタッチ+縦解像度+メモリにこだわるべき」
詳細は記事をお読みいただきたい。
「Microsoftが提唱する「Copilot+ PC」に準拠したPCが各メーカーから登場した。最大の特徴は、CPU内蔵のNPUを活用した各種AI機能が使える点となる。実機(Lenovo Yoga Slim 7x Gen 9)を利用して、Copilot+ PCならではの機能を試してみた。」
浮沈子的に使いたい機能はないので、直ちに購入しなくてもいい。
正直、ホッとしている。
やれやれ・・・。
アップルも、たぶん似たようなアプリの強化や新機能を狙ってくるに違いない。
チップセットの特性として言及されているNPUについても調べた。
(第288回 人工知能時代には必須か? 最近、プロセッサに搭載されている「NPU」って何)
https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/2405/20/news015.html
「AIアクセラレータは、エッジ(端末)側に勝機を見いだしたように思える。それがNPUとして結実した」
「スマートフォン用のSoCにはCPUもGPUも必要不可欠で搭載されているのだから、NPUは純粋にAI処理に特殊化することができる。それでCPUやGPUよりも効率的(高速で低消費電力)な処理が可能になる。そして処理する内容はスマートフォンなどの機能として「売り」に直結する機能に適用できるようだ。搭載しただけの御利益がある」
いささか下世話な話だが、NPUの構造自体から、AIに特化しやすいというメリットがある。
「モダンなAIは、かならず勾配(偏微分)を計算するステップがどこかにあるという原理から、ある程度のダイナミックレンジが必要だが、計算できれば精度にコダワリはないのだ。より狭いビット幅で並列化を達成できる方が電力効率が良くなるし、高速化もできる。」
「また、メモリの帯域も大きなボトルネックとなり得るが、AIに振り切ったNPUは他より最適化が可能だ。ほとんどのAIアルゴリズムはその演算の基礎を行列計算(特に行列積)に置いている。これは積和算を並べた専用演算器として実現できるだけでなく、メモリとのやりとりも確実に効率化できる。」
記事の著者はエッジサイドからクラウドサイド(データセンター側)への展開を予想しているけど、既にオープンAIのサムアルトマンはそっちの方向に動き出している。
計算資源は、いくらあっても足りないのだ。
が、とりあえずはエッジサイドでできるAI処理の高速化で足場を築くことになる。
今は、GPU(つーか、エヌビディア)が席巻するクラウドサイドAIチップ市場だが、一寸先は闇だ。
AIは、既にITビジネスの中核に躍り出ている。
AIなくしてITなし。
パソコンは、スタンドアローンなパッケージアプリの実行環境から、ネットワークにつながるための端末になったが、これからはエッジサイドAIの実行環境とクラウドサイドAIの端末として機能するようになる。
スマホも、同様になるんだろうな。
掌(てのひら)の中のAI。
ユーザーには、その向こう側でブンブン回っているクラウドサイドは見えない。
エッジサイドとシームレスに繋がり、パソコンがより便利な道具になっただけのように感じる。
それは、いいことだろう?・・・。
(GPT-4oとPhi-3でLLMとSLMの双方を取り込むMicrosoftのAI戦略)
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1593440.html
「既報の通りMicrosoftは、Buildの前日に行なわれた記者会見の中で、「Copilot+PC」と呼ばれる次世代のAI PCプラットフォームに関する発表を行なった。Copilot+PCは、AIアプリケーションをローカルで動かすことがポイントになっている。最初の製品群はQualcomm Snapdragon X Elite/PlusをSoCとして採用しており、45TOPSというNPUとしては高い性能を活用して、AI処理を行なう。」
見慣れない単語のてんこ盛りだが、キーワードは「エッジサイドAI」だ(エッジサイドAI:AIアプリケーションをローカルで動かすこと:どこに書いてあるんだあ?)。
最近、どうやらパソコンの売れ行きが芳しくないらしいが、AIは起死回生の起爆剤になるかもだ。
もう一つのキーワードは、もちろん「Copilot+PC」で、ウインドウズパソコンの新たな推奨企画になる(最近、メインマシンをウィン11に乗り換えたばかりな浮沈子にとっては、ますます懐が痛む話だがな)。
具体的なチップセットとして挙げられている「Qualcomm Snapdragon X Elite/Plus」を搭載したPCについての記事が上がっている。
(即分かる!Copilot+ PCでできることまとめ。そもそも何が便利?生成AIはどう使う?商用利用OK?素朴な疑問も解決)
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/1602443.html
「記事目次
(1) NPUを活用したAI機能を搭載するCopilot+ PC
(2) コクリエイター
(3) リコール
(4) Windows Studio エフェクト
(5) イメージクリエーター/リスタイル
(6) ライブキャプション
(7) 自動スーパー解像度(Auto SR)
(8) Copilot+ PCはタッチ+縦解像度+メモリにこだわるべき」
詳細は記事をお読みいただきたい。
「Microsoftが提唱する「Copilot+ PC」に準拠したPCが各メーカーから登場した。最大の特徴は、CPU内蔵のNPUを活用した各種AI機能が使える点となる。実機(Lenovo Yoga Slim 7x Gen 9)を利用して、Copilot+ PCならではの機能を試してみた。」
浮沈子的に使いたい機能はないので、直ちに購入しなくてもいい。
正直、ホッとしている。
やれやれ・・・。
アップルも、たぶん似たようなアプリの強化や新機能を狙ってくるに違いない。
チップセットの特性として言及されているNPUについても調べた。
(第288回 人工知能時代には必須か? 最近、プロセッサに搭載されている「NPU」って何)
https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/2405/20/news015.html
「AIアクセラレータは、エッジ(端末)側に勝機を見いだしたように思える。それがNPUとして結実した」
「スマートフォン用のSoCにはCPUもGPUも必要不可欠で搭載されているのだから、NPUは純粋にAI処理に特殊化することができる。それでCPUやGPUよりも効率的(高速で低消費電力)な処理が可能になる。そして処理する内容はスマートフォンなどの機能として「売り」に直結する機能に適用できるようだ。搭載しただけの御利益がある」
いささか下世話な話だが、NPUの構造自体から、AIに特化しやすいというメリットがある。
「モダンなAIは、かならず勾配(偏微分)を計算するステップがどこかにあるという原理から、ある程度のダイナミックレンジが必要だが、計算できれば精度にコダワリはないのだ。より狭いビット幅で並列化を達成できる方が電力効率が良くなるし、高速化もできる。」
「また、メモリの帯域も大きなボトルネックとなり得るが、AIに振り切ったNPUは他より最適化が可能だ。ほとんどのAIアルゴリズムはその演算の基礎を行列計算(特に行列積)に置いている。これは積和算を並べた専用演算器として実現できるだけでなく、メモリとのやりとりも確実に効率化できる。」
記事の著者はエッジサイドからクラウドサイド(データセンター側)への展開を予想しているけど、既にオープンAIのサムアルトマンはそっちの方向に動き出している。
計算資源は、いくらあっても足りないのだ。
が、とりあえずはエッジサイドでできるAI処理の高速化で足場を築くことになる。
今は、GPU(つーか、エヌビディア)が席巻するクラウドサイドAIチップ市場だが、一寸先は闇だ。
AIは、既にITビジネスの中核に躍り出ている。
AIなくしてITなし。
パソコンは、スタンドアローンなパッケージアプリの実行環境から、ネットワークにつながるための端末になったが、これからはエッジサイドAIの実行環境とクラウドサイドAIの端末として機能するようになる。
スマホも、同様になるんだろうな。
掌(てのひら)の中のAI。
ユーザーには、その向こう側でブンブン回っているクラウドサイドは見えない。
エッジサイドとシームレスに繋がり、パソコンがより便利な道具になっただけのように感じる。
それは、いいことだろう?・・・。
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