🚀→🚢スターシップ:シップがシップになる2026年08月19日 22:04

スターシップ:シップがシップになる


(あらゆる困難を乗り越え、スペースXは24日間の航海の末、ついにスターシップを港に曳航した。)
https://arstechnica.com/space/2026/08/its-christmastime-at-spacex-as-company-salvages-starship-from-indian-ocean/

「・・・エンジニアたちは、スターシップとその巨大なブースターロケット(スーパーヘビーと呼ばれる)の全13回の試験飛行から膨大な量のデータを入手している。しかし、宇宙から帰還した後にハードウェアを検査することに勝るものはない。」

「スターシップを無傷で回収できたことは大きな成果だ。回収船は、エンジンを先頭にしてインド洋を数百マイル曳航し、オーストラリア領のクリスマス島に到着した。スペースXは火曜日、クリスマス島沖に同船が到着したと発表した。」

「「SpaceXのエンジニアチームが、スターベースへの帰還を試みる前に、より穏やかな海域で機体の追加分析を行うために向かっています」とSpaceXはXに書き込んだ。」

スターシップの2段目であるスターシップが、曳航されて「シップ」となり、クリスマス島(Xマス島?)に辿り着いたと、SpaceXはXに書き込んだわけだ・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

「クリスマス島から1万マイル以上離れたテキサス州南部のスターシップ開発拠点兼打ち上げ基地であるスターベースに、宇宙船をどのようにして帰還させるのか」

次は、それが問題だな。

「先週のある時点で、スペースXのCEOであるイーロン・マスク氏は、機体の回収は「うまくいっていない」と述べていた。」

その理由については明かされていない。

「タイルはスターシップを安全に地球に帰還させるには十分な性能を備えていることは明らかだが、スペースXが月や火星に基地を建設・維持したり、軌道上のデータセンターの大規模なコンステレーションを構築したりするために想定している高い飛行頻度に耐えられるだろうか?」

「スターシップの耐熱シールドを取り戻し、回収したタイルを研究所で、あるいは将来のスターシップの飛行で試験すれば、この疑問に答える手がかりになるかもしれない。」

浮沈子的には、次回のIFT-14(9月上旬と言われている:<以下追加>参照)で、メカジラによって回収される方が早いんじゃないかと思うんだがな。

「同社は将来のスターシップを、発射台の機械式アームを使って最終降下中に機体を捕捉し、発射場で直接回収する予定だ。これにより、スペースXは機体の再利用を迅速化できる。」

クリスマス島から1万kmを曳航してくるより、遥かに手っ取り早いに違いない・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(NASA長官、2027年のアルテミス3号ミッションに「極めて自信あり」)
https://spaceflightnow.com/2026/08/14/nasa-administrator-extremely-confident-in-artemis-3-launch-in-2027/

「SpaceXに関しては、皆さんが目にしているように、打ち上げ頻度が増加しており、これは非常に重要です。もし彼らが前回の打ち上げから9月上旬に再び打ち上げを行い、その後も月内、場合によっては年末までに2週間ごとに打ち上げを継続できれば、来年のアルテミス3計画への貢献について非常に良い感触を得られるでしょう」(NASA長官のジャレッド・アイザックマン氏)

楽天的なのも、度が過ぎるとアホに見えるんだがな。

それとも逆に、「んなこと、出来っこない!」ということで、「来年のアルテミス3計画への貢献について非常に良い感触」は得られない、という皮肉なのか(アイザックマンの性格からして、考えづらいけどな・・・)。

<さらに追加>ーーーーーーーーーーー

(マスクの大型宇宙船スターシップ、次回飛行で「シップとブースターの両方」をキャッチする可能性)
https://forbesjapan.com/articles/detail/102811

「次回(14回目)の飛行テストは、8月28日以降に実施可能になる」(申請書だけど)

「8月11日に公開されたFCCへの申請書には、前述したように「第1段であるブースターを発射台に戻す予定」であることが明記されている」

浮沈子的には、1段目の方がリスキーな気がするんだがな(まだ1度も、ソフトランディングに成功していない)。

イーロンマスクは、「最低でも2回連続の着水に成功しなければ、メカジラキャッチは行わない」とした自らの条件を反故にしたわけだ。

「FAA(米国連邦航空局)によるシップのタワーキャッチの認可が、次回の飛行テストに間に合いそうにない」

一番ありそうなのは、両方ともメカジラキャッチは行わず、シップの軌道投入とメキシコ湾への着水だろう(無難過ぎじゃね?)。

株主は、物理の神様じゃない。

工学的課題については、クソの役にも立たないただの観客に過ぎない(投資はしてくれるかもしれないけど)。

もしかすると、幸運の女神さまとは相性がいいかも知れないけどな・・・。

🚀H3:9号機:みちびき7号とQZS7-HP22026年08月11日 15:30

H3:9号機:みちびき7号とQZS7-HP2
H3:9号機:みちびき7号とQZS7-HP2


(JAXAが「H3」ロケット9号機を打ち上げ 「みちびき」7号機の軌道投入に成功)
https://sorae.info/ssn/20260811-h3f9.html

「JAXA(宇宙航空研究開発機構)は日本時間2026年8月11日に「H3」ロケット9号機の打ち上げを実施しました。搭載されていた内閣府の準天頂衛星システム(QZSS)「みちびき」の測位衛星「みちびき」7号機について、JAXAは所定の軌道に投入したことを確認したと発表しています。」

いやあ、良かった良かった・・・。

とならないところが、浮沈子の悪い癖だな(そうなのかあ?)。

「ペイロード:準天頂衛星システム(QZSS)「みちびき」7号機(QZS-7)」

ソラエの記事には書いてないんだが、この衛星にはコバンザメ(二次ペイロード)が搭載されている。

(QZS-7:二次ペイロード)
https://en.wikipedia.org/wiki/QZS-7#Secondary_payload

「2020年12月15日に日本政府と米国政府の間で締結された、搭載ペイロードに関する覚書に基づき、QZS-7は準天頂衛星システム搭載ペイロード(QZSS-HP)フレームワークの一部として、米国宇宙軍の二次ペイロードであるQZS7-HP2を搭載しています。」

「MITリンカーン研究所が開発した米国宇宙軍ミッションデルタ2の状況認識カメラ搭載機器(SĀCHI、日本語で「検索」を意味する)は、静止軌道上の物体を監視し、データをほぼリアルタイムでシュリーバー宇宙軍基地のSDAデータベースに送信する宇宙領域認識(SDA)ペイロードです。」

「QZS-7は、スペースノルウェーのASBM 1と2、QZS-6に続き、米国宇宙軍のペイロードを搭載した4番目の外国所有衛星です。」

ちなみに、スペースノルウェーのASBM 1と2には、全く別の二次ペイロードが搭載されている。

(ASBM 1、2(GX 10A、10B、EPS-R 1、2))
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/asbm-1.htm

「米空軍はASBMに超高周波拡張データレートペイロードを提供する予定である。このペイロードは、安全な北極圏通信のために設計された空軍の強化極地システム再編(EPS-R)の一部である。EPS-Rペイロードは、北極圏の戦闘員に安全な通信を提供する上で重要なギャップを埋めることになる。EPS-Rが置き換える強化極地システム(EPS)は、2030年代に保護戦術衛星通信(PTS)と進化戦略衛星通信(ESS)の極地コンポーネントが配備されるまでは存続しないと予想されており、そのためEPS-Rは暫定的な措置として機能する。EPS-RとEPSはどちらも、実質的にAEHF(先進超高周波)衛星コンステレーションの北極圏コンポーネントである。」

まあ、どうでもいいんですが。

QZSS-HPについては、以下のリンクページに詳しい。

(米宇宙軍宇宙システム司令部と日本が初の二国間宇宙協力事業を開始)
https://www.ssc.spaceforce.mil/Newsroom/Article-Display/Article/4065357/us-space-forces-space-systems-command-and-japan-launch-first-bilateral-space-ef

「鹿児島県種子島宇宙センター - 2025 年 2 月 2 日、日本の宇宙航空研究開発機構 (JAXA) 種子島宇宙センター (TNSC) の吉信発射台から、日本の H-3 ロケットで日本の準天頂衛星 6 号 (QZS-6) に搭載された米国の宇宙領域認識ペイロードが打ち上げに成功した。これは国家安全保障に焦点を当てた初の日米共同宇宙事業であり、JAXA 準天頂衛星システム搭載ペイロード (QZSS-HP) プログラムの一環としての 2 回の打ち上げのうちの 1 回目である。」

「USSF と日本の国家宇宙政策事務局 (NSPS) の戦略的パートナーシップは、準天頂衛星システム搭載ペイロード (QZSS-HP) プログラムを共同で実施するための 2020 年 12 月の国際協定から始まりました。ミッションの 2 番目のペイロードは QZS-7 に搭載され、2026 会計年度の初めに打ち上げられる予定です。」

それが、今回上がったわけだ。

怪しいペイロードの正体については、開発製造元のページが詳しいかな・・・。

(新しい光学センシングシステムは宇宙領域認識を向上させる)
https://news.mit.edu/2025/new-optical-sensing-system-will-improve-space-domain-awareness-0605

「このシステムは、MITリンカーン研究所が開発したもので、最近QZSS-HP衛星に搭載されて打ち上げられた。これは、米国宇宙軍と日本の共同事業の一環である。」

「米国と日本はともに、混雑した静止軌道(GEO)空間における衛星測位(SDA)の強化に関心を持っている。このニーズに応えるため、2019年にこの国際プログラムが開始された。このプログラムは、米国のSDAセンサーを日本の準天頂衛星システム(QZSS)プログラムと組み合わせることを目的としている。」

「USSFは、特に2017年に打ち上げられたORS-5/SensorSat衛星向けのSDAセンサーの開発における豊富な経験から、このプログラムにリンカーン研究所を起用しました。SensorSatは、静止軌道衛星の探知と追跡における現在の米国の能力に代わる、小型で低コストの代替手段です。」

「QZSSペイロードは、SensorSatのコンパクトな光学設計を活用しており、センサーが受動的に高性能で空を観測することを可能にしています。ただし、収集したデータを地上システムに送信して処理するSensorSatとは異なり、研究所のQZSSペイロードは、データ処理の大部分を軌道上で実行します。この代替処理方式により、ダウンリンクされるデータのサイズが3桁削減され、帯域幅が制限されたミッションに適したアーキテクチャとなっています。」

「2番目のQZSSペイロードは日本のQZS-7衛星に搭載され、2025年後半に打ち上げられる予定です。QZS6-HP1については、リンカーン研究所のチームが現在、軌道上試験を実施しています。」

ちっと遅れたけどな・・・。

まあいい。

記事中に出て来るORS-5/SensorSat衛星についても、リンクを読んだ。

(ORS-5(Operationally Responsive Space-5)/ SensorSat)
https://www.eoportal.org/satellite-missions/ors-5#eop-quick-facts-section

「ORS-5プログラムは、既存の多目的宇宙作戦センターの地上アーキテクチャを介して、低コストの小型衛星打ち上げ能力と自律運用の一側面を実証する。」

準天頂衛星システム搭載ペイロード (QZSS-HP) 自体は、静止軌道に絞ったミッションのようで、具体なケースとして、ロシアや中国のスパイ衛星が怪しい動きをしていないかを監視することが想定されている(テキトーです)。

今のところ、追加の話は公にはなっていないようだが、運用の目途が付けば、最大で12機のペイロードを展開する可能性があるようだ。

(準天頂衛星システム搭載ペイロード(QZSS-HP):宇宙領域認識(SDA)パートナーシップへの道を開く)
https://ui.adsabs.harvard.edu/abs/2025amos.conf..118M/abstract

「これらのセンサーは、定期的に定義された周期で自動スキャンパターンを使用して静止軌道帯の広範囲をスキャンするように設計されており、運用上関連のあるデータをほぼリアルタイムで提供します。規模を拡大して普及させると、想定されるセンサー層には6組のセンサーペア(合計12個のペイロード)が必要になります。センサーペア(つまり、互いに向かい合うように東側と西側に搭載されたペイロード)で展開することで、ペイロードは相乗的に動作し、運用を午前遅くから午後の早い時間まで延長し、正午のギャップを縮小または解消することができます。」

「これらはプロトタイプセンサーではあるが、宇宙運用司令部/S9Iによるデータ検証を経て、運用データとして使用される予定である。」

スキャンの範囲、運用方法の詳細については未確認だが、今後、追加の話が出て来るんだろうな。

が、準天頂衛星システムへの搭載じゃない。

我が国の衛星への搭載とも限らない。

米軍が、どの衛星に監視カメラを載せるかの選択の問題だ。

一部の関係者は、今回の打ち上げが成功裏に終わったことに、胸をなでおろしているに違いない(未確認?)。

やれやれ・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(日本の高精度衛星測位「みちびき」7機体制完成へ! 新型衛星バスの話題も)
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20251203-3754484/

おっと、今回は二次ペイロードへの言及は無しか・・・。

(準天頂衛星システム「みちびき」6号機の機体公開。7機体制で日本独自の測位実現へ前進)
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20241127-3072703/

「みちびき 6号機には日米協力の一環として、宇宙状況把握能力を向上させるための米国製センサを載せている。この四角い箇所が、そのセンサだという」(掲載画像のキャプションより)

6号機じゃあ、ちゃんと紹介してたんだがな・・・。

🚀ニューグレン:爆発の原因:BE-4の酸素バルブ⁠2026年08月06日 19:24

ニューグレン:爆発の原因:BE-4の酸素バルブ⁠
ニューグレン:爆発の原因:BE-4の酸素バルブ⁠


(ブルーオリジンのロケット爆発、原因はエンジン不具合 年内打ち上げ再開目指す)
https://jp.reuters.com/world/us/BLE6RSWWPNJT7MCSEUEI4MJC6Y-2026-08-06/

「異常はBE-4エンジンの1基のメーン酸素バルブ⁠で発生し、その後、ハードウエアの回収と検査によっ​て確認された」「既存のエンジンに迅速に後付けでき​る小規模なバルブの改良を行っている」(ブルー・オリジンのデーブ・リンプ最高経営責任者(CEO))

今のところ、分かっているのはこれだけ・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(ブルーオリジン社は、ニューグレン爆発事故の原因となったエンジンの問題を特定した。)
https://spaceflightnow.com/2026/08/06/blue-origin-identifies-engine-issue-behind-new-glenn-explosion/

(ブルーオリジン社、壊滅的なロケット事故の根本原因を絞り込む)
https://arstechnica.com/space/2026/08/blue-origin-narrowing-in-on-root-cause-of-catastrophic-rocket-accident/

いずれの記事も、リンプ氏の投稿以上の内容はない。

🚀スターシップ:最大の課題:「行き詰まり」か「解決」か2026年08月06日 09:11

スターシップ:最大の課題:「行き詰まり」か「解決」か
スターシップ:最大の課題:「行き詰まり」か「解決」か


(専門家は、現在のスターシップの耐熱シールド技術は迅速な再利用には「行き詰まり」だと警告している。)
https://arstechnica.com/space/2026/07/despite-recent-successes-rapid-reuse-of-starship-remains-a-tough-nut-to-crack/

「スターシップの現在の熱保護システムは、完全かつ迅速な再利用性を必要とするすべてのミッションにとって行き詰まりだ」(NASAエイムズ研究センターで40年近く耐熱シールド材料を研究してきた元NASAエンジニアのダン・ラスキー氏)

「スペースXがインド洋に着陸したスターシップをドローンで撮影した映像には、耐熱シールドに目立つ白い筋が映っていた。これらの筋はすべてタイル間の境界から発生しているように見え、高温ガスが境界を貫通した可能性を示唆している。また、タイルのひび割れや縁の破損も確認された。」

「ラスキー氏と他の2人の宇宙産業関係者、元NASA宇宙飛行士のチャールズ・カマルダ氏、そしてトランプ・バンス政権下でNASAの政権移行チームを率いたチャールズ・ミラー氏による新たな分析によると、スターシップを迅速に再利用するには依然として大きな課題が残っているという。」

「問題は、損傷の兆候が見られる場合、そのような耐熱シールドは次の打ち上げまでにかなりの検査と改修が必要になると思われる点だ。つまり、SpaceXがスターシップの「完全かつ迅速な」再利用を実現するには、まだ道のりが長い。「完全」とはブースターとスターシップ上段の両方を再利用することを意味し、「迅速な」再利用とは、多額の費用をかけても数ヶ月ではなく、数日または数週間で各スターシップを再利用できるようにすることを意味する。」

「専門家たちは、月や火星への大規模居住地、軌道上のデータセンター、あるいは大規模な宇宙太陽光発電に必要な、年間数百回から数千回の低コスト打ち上げという高い飛行頻度を達成できないのではないかと懸念している。」

まあ、この記事の指摘は妥当と思われるんだな。

「これらのことを踏まえ、我々はNASAに対し、マッハ25の耐熱システムの研究開発および実証に投資するための新たな取り組みを創設するよう勧告した」(トランプ・バンス政権下でNASAの政権移行チームを率いたチャールズ・ミラー氏)

一方で、研究費獲得のためのキャンペーンと考えられなくもない(そうなのかあ?)。

「現在、軌道再突入用の新しい高度な耐熱材料に真剣に投資している企業は存在しない」(専門家ら)

「この課題に対処するため、同社はタイル材料の新配合、形状の標準化などに多額の投資を行ってきた。」(同社:S社)

記事中にも、認識の齟齬が見られる。

まあいい。

結論は、今回の飛行データの解析待ちだと思って放置していたら、衝撃発言が飛び出した。

(SpaceXはスターシップの最大の課題を解決した、とイーロン・マスクは語る。)
https://www.teslarati.com/spacex-starship-solved-biggest-challenge-elon-musk/

「イーロン・マスク氏は、スペースXがスターシップの最も根深い技術的課題の一つである、耐熱タイルの信頼性の問題を効果的に解決したと発表した。」

マジか!?。

「縁起でもないことを言いたくはないのですが、現時点では遮熱板の問題は解決したと言えるでしょう。データと目視検査の結果から、問題は解決したと判断できます。もちろん今後改善していく可能性はありますが、現時点では迅速な再利用を実現する上で技術的な障害は見当たりません。」(I don’t want to jinx it or anything, but・・・:英語圏では、望んでいることを言っちゃったら実現しなくなる、と信じている人が多い:日本語で言う「言霊」の逆?)

「7月24日のフライト13は、決定的な証拠を提供した。」

「飛行後の分析では、タイルの大部分が損傷なく取り付けられたままで、継ぎ目にわずかなプラズマの筋が見られたのみであった。」

「6基の衛星に搭載されたカメラと機体搭載センサーは、飛行中、遮熱シールドの広範囲にわたる画像とデータを捉えた。その後、艦はインド洋でこれまでで最も穏やかな着水に成功し、以前のミッションのように分解したり爆発したりすることなく、無傷で浮遊した。これにより、ドローンによる検査と遮熱シールドの継続的なテレメトリーをほぼリアルタイムで実施することが可能になった。」

「マスク氏は、今回のミッションで「必要な耐熱シールドデータがすべて得られただけでなく、それ以上のデータも得られた」と述べた。目視検査と合わせて、これらの結果は、迅速な再利用に向けた主要な技術的障壁が取り除かれたという同氏のその後の評価を裏付けるものとなった。」

現在、インド洋ではシップ40の回収作業が進行中と言われる(未確認)。

おって、現物による確認も可能になるだろう。

完全再使用ロケットの夢が叶う日が、グッと近づいたかも知れない。

おっと、I don’t want to jinx it だったっけな・・・。

🚀スターシップ:IFT-14:ロケット工学の聖杯なるか2026年07月27日 02:38

スターシップ:IFT-14:ロケット工学の聖杯なるか


(SpaceXは14回目の打ち上げでスターシップを捉えたいと考えている、とイーロン・マスク氏が語る)
https://www.teslarati.com/spacex-catch-starship-launch-14-elon-musk/

「ミッションデータのレビュー後に問題が発見されない限り、SpaceXは次の飛行でタワーを搭載した船を捕捉しようと試みる」(SpaceXのCEOイーロン・マスク氏)

自動翻訳はやや分かり辛いが、要するにこういうことだ・・・。

「その「次の飛行」は、14回目の飛行」

「スターシップの上段(通称「船」)をテキサス州のスターベース発射台に戻し、(中略)機械式の「箸」型アームを使って空中で捕捉する。」

これは、ラプター3を積んだスーパーヘビーブースターより早く、陸上回収に挑戦するということを意味する。

「回収に成功すれば、軌道投入用上段ロケットがこの方法で回収された初の事例」

「次回のスターシップの飛行は、航空宇宙史上最も華々しい回収の一つとなる可能性がある。」

確かに、回収しただけでは再利用される保証はない。

「ロケットラボは小型のエレクトロンロケットの第1段をヘリコプターで回収しているが、ヘリコプターははるかに軽量な機体である。」(うーん、これもワケワカ・・・。)

エンジンの再使用は行ったものの、機体丸ごとの再使用が行われたことはないようだ。

顧客が嫌がるのかもな(未確認)。

「・・・軌道投入用上段ロケットがこの方法で回収された初の事例」(再掲)

そう、既に半世紀近く前に、スペースシャトルはその偉業を、しかもいきなり有人で成し遂げている(単に、無人じゃ飛ばせなかっただけかも:未確認)。

「スペースX以外でこの偉業に挑戦し、成功させたのはCALTだけである。」

かわいそうなブルーオリジン・・・。

ニューグレンの華々しい活躍は、忘却の彼方かあ(ブースター回収も、再使用も実施済み!:発射台の爆発と一緒に、吹っ飛んじまったんだろう・・・)。

まあいい。

突っ込みどころ満載な記事だが、IFT-14の最速のネタを提供してくれたジョーイ・クレンダーには、大いに感謝している。

まるで航空機のように、着陸して燃料入れてすぐに飛び立てる軌道ロケットは、単段式でなくたって、この業界における聖杯に値する。

スペースシャトルがそうなれなかった理由は無数にあるが、浮沈子は「有人飛行」という足枷が足を引っ張ったことが大きいと見ている。

単なる貨物ロケットにしておけば、違う展開があったかも知れない。

まあ、どうでもいいんですが。

スターシップが有人化する時も、紆余曲折が予想される。

完璧な2段目の回収は、有人化への第1歩でもあるからな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(スターシップが無傷のまま帰還、次回は上段シップの「タワーキャッチ」を実施)
https://forbesjapan.com/articles/detail/101661

「南アフリカ地上局を介し、シップからテレメトリデータをダウンロードすることにも成功した。」

これはたぶん、スターシップ→南アフリカ地上局ではなく、スターシップ→スターリンクV3衛星→南アフリカ地上局ということだろう。

「その軌道上で打ち上げから約39分後には、ラプターエンジン1基の再点火テストも実施された。前回このテストは失敗したが、今回の成功によって、周回軌道からの離脱噴射(デオービット・バーン)にも目途が付いた。」

前回は、失敗というより実施しなかったんだろう(未確認)。

「今回のミッションデータを見直して問題が発見されなければ、次の飛行テストでタワーアームによるシップのキャッチを試みる」(イーロン・マスク氏)

「つまり、テキサス州のスターベースから打ち上げられたスターシップの上段であるシップは、地球周回軌道に乗って射点に戻り、はじめて地上に自律着陸することになる。」

記事のタイムスタンプを見ると、2026.07.25 19:45となっている。

かなり早いタイミングで書かれていることが分かるな・・・。