箱根の山がざわついている2019年05月20日 21:28

箱根の山がざわついている


伊豆半島が太平洋の向こうからどんぶらことやってきて、本州にドカンとぶつかってからというもの、この辺りはいろいろイベントが多い。

(箱根山)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AE%B1%E6%A0%B9%E5%B1%B1

「箱根山は40万年前に活動を開始した第四紀火山である。」

「箱根火山の熱源であるマグマだまりの規模や大きさは不明であるが、これまでの地震観測の結果からマグマだまりの上端は地下5km以下の位置にあると考えられている」

(伊豆半島)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E8%B1%86%E5%8D%8A%E5%B3%B6

「200万 - 100万年前:
伊豆が本州に衝突して合体しようとしていた時期。この時初めて伊豆の大部分が陸地となり、以後はすべての火山が陸上で噴火するようになった。」

因果関係は不明だが、順序としては伊豆半島の形成が先になる。

箱根山は、その後に新たに誕生した比較的新しい火山だ。

浮沈子は、子供のころから箱根にはよく通った。

まあ、親に連れられて、夏休みとかに旅行したくらいだがな。

職場の旅行とかでも、外輪山にハイキングに行ったこともある。

それ以来、山登りは嫌いになったけどな。

東京から比較的行きやすい温泉地で、山や湖に恵まれている。

芦ノ湖の遊覧船に乗ったこともあるしな。

もちろん、大涌谷の温泉卵も食べた。

(大涌谷)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%B6%8C%E8%B0%B7

「大涌谷(おおわくだに)は、神奈川県箱根町にある箱根火山の火山性地すべりによる崩壊地形。箱根火山の中央火口丘である冠ヶ岳の標高800mから1000mの北側斜面にあり、地熱地帯で活発な噴気地帯でもある。箱根火山に多数有る噴気地帯の中では最大規模のものである。」

「観光地として賑わいをみせる中で、地熱を利用して作られたゆで卵が販売されるようになった。現在も販売されているこのゆで卵は、当地で湧いている温泉に含まれる硫黄と鉄分が結びつき黒い硫化鉄となり卵の殻に付着して、黒く変色していることから黒玉子と呼ばれる。黒玉子は1個食べると7年寿命が延びるというふれこみで、軽食・土産として人気が出た。」

しかし、昨日からロープウェイは運休となったようだ。

(箱根山の警戒レベル引き上げ=火山活動活発、2に-気象庁)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019051900224&g=soc

「箱根ロープウェイは警戒レベル引き上げを受け、全線で運転を休止。当面はバスで代替するという。」

記事中には、前回(2015年)はレベル3とか書いてあるが、今回は今のところレベル2に留まっているようだ。

(箱根山の火山の状況に関する解説資料)
https://tenki.jp/bousai/volcano/315/information/2019-05-20-16-00-00.html

「火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続」

「日にち:火山性地震
5月17日:0回
18日:43回
19日:74回
20日(15時まで):4回」

どうやら短期間で収まりそうな気配だ(ホントかあ?)。

今日は、疎開先から83タルガを回収して、いままでボクスターが停まっていたところに収めた。

明日は雨模様で出動できないが、久しぶりに箱根でも走ってみようかという気になった。

梅雨が来る前にな。

つーか、何かあれば、ターンパイク(また、名前が変わったらしい)が通行止めになるかも知れないしな。

(箱根ターンパイク)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AE%B1%E6%A0%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%A4%E3%82%AF

「2007年(平成19年)3月1日:東洋ゴム工業株式会社がネーミングライツ(命名権)を取得したことにより、道路名称が「TOYO TIRES ターンパイク」、施設名称が「TOYO TIRES ビューラウンジ」となる」

「2014年(平成26年)8月1日:マツダ株式会社がネーミングライツ(命名権)を取得したことにより、道路名称が「MAZDA ターンパイク箱根」、施設名称が「MAZDAスカイラウンジ」となる」

「2017年(平成29年)8月1日:マツダとの契約期間満了により、道路名称が「箱根ターンパイク」、施設名称が「大観山スカイラウンジ」となる」

「2018年(平成30年)2月22日:アネスト岩田がネーミングライツを取得、同年3月1日より道路名称が「アネスト岩田 ターンパイク箱根」、施設名称が「アネスト岩田 スカイラウンジ」となる。」

(アネスト岩田)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%83%88%E5%B2%A9%E7%94%B0

「各種空気圧縮機(コンプレッサ)、真空機器、塗装機器・設備並びに液圧機器・設備を製造・販売している。」

知らねえなあ・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

「日本道路交通情報センターが発する交通情報での命名権名称を用いての言及は、放送法第83条に抵触する為、NHK・民放各局共々、企業名を排除した正式名称で報じられる。」

浮沈子は、箱根ターンパイク(或いは、単にターンパイク)のままで呼んでるけどな。

久々の83タルガは、オイルが温まるまではぐずついていたが、活発に走ってやると、本来の調子を取り戻した。

最近、右ハンドル(N-VAN)ばっか乗ってるから、ウインカー出すときに意識しないとワイパー動くけどな。

手放したから言うわけじゃないけど、ツボにハマった時の気持ちよさは、ボクスターの比ではない。

マニュアルシフトが、運転の自由を手に入れるためのアイテムであることに、120パーセント納得する。

おっと、制限速度は守らなくっちゃな・・・。

3分100km2018年12月17日 00:44

3分100km
3分100km


久しぶりに自動車ネタ。

ポルシェとかが、ドイツで超高速充電とやらを試験しているようだ。

(ポルシェが新急速充電、バッテリーの100km走行分を3分以内に充電)
https://response.jp/article/2018/12/14/317188.html

「出力を最大450kWまで増加させることで、充電時間を大幅に短縮することができる。FastChargeの出力は、一般的なDC急速充電ステーションの出力の3~9倍に達するという。」

どうやら、充電用ケーブルが熱を持つらしく、冷却システムを施さなければならないらしい。

(Die erste Ultraschnellladestation lädt mit 450 Kilowatt)
https://www.golem.de/news/elektromobilitaet-die-erste-ultraschnellladestation-laedt-mit-450-kilowatt-1812-138227.html

「Phoenix Contactから供給されるケーブルも冷却されます。」(自動翻訳のまま:以下同じ)

ドイツのローカルネタだからな。

ギガジンでも取り上げているが、しっかり誤解していた。

(ポルシェとBMWが3分で100km走れる急速充電「FastCharge」の一般提供テストを開始)
https://gigazine.net/news/20181216-fastcharge/

「今回、ドイツに設置されたFastChargeでポルシェが2019年にリリースするEV「Taycan(タイカン)」によって急速充電の実証デモが行われ、400kWでの高速充電に成功したとのこと。」

どこにタイカンが出てくるのかは知らないが、先の記事にはこうある。

「ポルシェは変換されたパナメーラを持っていました。パナメーラのバッテリー容量は約90kWhです。これは400kWの電力で充電することができた。」

一応、記事の訂正は申し入れておいた(12月17日付で、該当箇所は修正済み)。

じゃあなんで、このブログの画像がタイカンなんだあ?。

まあ、どうでもいいんですが。

ちなみに、タイカンは800Vでの充電だと思ったんだがな。

その、充電インフラをフル活用することが出来れば、3分で100km走れるわけだ。

えーと、正確には、3分充電すると、100km分の走行距離が得られるということ。

100kmを3分で移動できるわけではない(時速2000km:マッハ1.64くらい!)。

いくらポルシェが速くてもなあ・・・。

まあいい。

このくらいの充電がどこでもできるようになれば、蓄電池式電気自動車の普及も進むんだろうけどな。

ギガジンの記事には、こんなことが書いてある。

「ただし、EVが本格的に普及した場合に、すべてのEVを充電するための電力をどのように調達し、各充電ステーションに送電すればよいかという根本的な問題は未解決です。」

なあに、何の問題もない。

充電施設にガソリンで動く発電機を設置して、エンジン回して充電すればいいだけじゃん・・・。

全翼機とRR2018年10月31日 08:10

全翼機とRR
全翼機とRR


(宿痾(しゅくあ))
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/05/26/6823875

「911というクルマは、スポーツカーにとっては致命的な欠点となる、リアオーバーハングに自動車の最大の重量物であるエンジンを搭載することを、自らに課し続け、それを宿命として受け入れ、弛まぬ技術の投入で手懐けてきたのだ。」

人類もまた、直立二足歩行という地球重力下では不利な形態を保ちつつ、巨大な脳を支えてきた。

久しぶりのポルシェネタだなあ・・・。

F-2戦闘機の後継機のことを調べていて、全翼機にぶち当たっている。

(F-35に勝る? フランスとドイツの次世代ステルス戦闘機)
https://www.businessinsider.jp/post-170841

「ダッソーの新型戦闘機は動画では、垂直尾翼を持っていないようにも見える。」

B-2みたいなやつだ。

(全翼機)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E7%BF%BC%E6%A9%9F

「全翼機には設計上の困難が多く、完全な実用機となったものはB-2しかない。」

静的安定性を得ることが難しく、常時、エンジン出力を含めたコンピューターによる制御下に置かなければ実用化は困難だったわけだ。

B-2の場合は、戦略爆撃機として、敵中深く侵入し、大量の爆弾を投下したり核兵器をおっこどしてこなければならないからな。

F-2戦闘機の後継機絡みで出てきたのは、フランスのダッソー社が開発しているといわれている第6世代戦闘機や、各国で開発されている無人機のうち、X-47Bみたいに平べったいカッコしたやつだ。

これらは、おそらく全て空力的な不安定要素を抱えたまま設計され、それを電子制御で動的に補うことによって成立している。

RRの911もまた、リアオーバーハングに重量物であるエンジンを置きながら、電子デバイスを駆使した動的制御を行って、高機動時の安定を確保するようになってきた。

最早、RRであることの不利を感じることはない。

地べたに這いつくばって走っているクルマと、天空を駆ける航空機とを比較するというのもなんだが、物理の神様にケンカ売って、機械的不安定要素を電子デバイスで塩梅して、システムとして成立させるという点では似ている。

21世紀の産物だな(B-2は、20世紀に開発されましたが)。

YF-23が先進的に見えた時代は遠く過ぎ去り、現在の流行は無尾翼の全翼機になってきたのかもしれない。

(YF-23 (航空機))
https://ja.wikipedia.org/wiki/YF-23_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)

「アメリカ空軍向けにノースロップ(現・ノースロップ・グラマン)/マクドネル・ダグラス(現・ボーイング)が設計した試作ステルス戦闘機。」

電子の帝国が機械の王国を席巻していく。

21世紀は、さらにその先を目指していく。

今は爆撃機とか攻撃機或いは偵察機位だが、そのうち戦闘機は無人になり、編隊を組み、地球を覆う人工衛星のネットワークと接続され、指向性高エネルギー兵器(光線銃ですな)をぶっ放すようになるのだ。

いや、鳥型とか昆虫型のドローンになって、いつの間にか侵入し、待機し、自爆して目的を果たすようになるのかもしれない。

(殺人無人機「キラードローン」の歴史と未来)
http://gigazine.net/news/20140520-lethal-drones-of-the-future/

「汎用性の高いマイクロドローンはアメリカ軍の最終的な目的になっているだろう」

人間が操縦する機械(ふつーのヒコーキ)に爆弾積んでおっこどしたり、マシンガンやミサイル積んでぶっ放す時代は、あと少しで終わるだろう。

それをコントロールするのは、最終的には人間だが(そう願いたいもんだな)、それは遠く離れた安全なオフィスのなかで、AIの支援(指図?)を受けながら行うことになる・・・。

戦争は、大量破壊兵器を生み出したが、最早、余りに強力過ぎて、実際に使用するには制御が追い付かなくなってきている。

空飛ぶ兵器は、人間の手による操縦ではなく、機械自身の能力によって操られ、飛行し、目的を果たす。

ポルシェが自動運転になるには、もうしばらく(人間側が納得するための)時間が必要だろうが、同じころには戦闘機だって自動操縦になっちまうだろうな・・・。

ほぼ一週間ぶりのいつものレストラン2018年08月10日 15:48

ほぼ一週間ぶりのいつものレストラン


3人の天使に真実を告げられてから11日。

(真実の時或いは天使の翼)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/07/31/8929067

「ねえ、おじいちゃん(グサッ!)、何笑ってるの?。」

このところ、いつものレストランにご無沙汰だったが、約一週間ぶりにランチを食べた。

変わらない味・・・。

いつもの席は埋まっていて、別のテーブルで食べる。

それでも、味は変わらない(トーゼンですが)。

冷房の効いた室内から、大きな窓越しに暑さでうだるような外の景色を眺める。

東京の最高気温は34.5度。

やれやれ・・・。

午前中、フィットネスでテキトーに汗をかき(メニュー飛ばしたり、回数減らしたり)、500m泳いで(浮かんで)おしまいにする。

明日は、朝一で名古屋に行くからな。

パワーを使い切ってしまうわけにはいかない。

しかし、この暑さだからな。

息しているだけで疲れる。

少なくとも、月末のファンダメンタルズの講習が終わるまでは、ケガと病気に気を付けなければならない。

しかし、うだうだしているだけでは健康は維持できないからな。

筋力つけたりしなくてもいいから、体調維持のための保存モードでフィットネスする。

関節をよく動かし、筋を伸ばすことを意識して動く。

爆食を控え、体にいいものを少しだけ頂く。

水分補給を心がけ、早寝早起きを続ける。

来週は、特にダイビングの予定は入れていない。

この一週間をどう過ごすかが問題だな。

世間では、お盆休みというヤツに入るわけで、閑こいてるジジイの相手をしてくれるところは少ない。

必然的に、家でごろごろするだけになるしな。

活動的な日々を送り、短い夏を満喫しなければならない。

先週の土曜日は、平和島まで自転車こいでいって、ミッションインポッシブル6(フォールアウト)を見てきた。

(映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』公式サイト)
http://missionimpossible.jp/

おじさんになっちまったトム・クルーズが哀れだ。

積極的に様々なアクションに挑戦しているけど、全盛期のキレはない。

黄昏のヒーローの悲哀が漂う。

まあいい。

人のことは言えない。

トム・クルーズも浮沈子も、それなりに出来ることをするだけだ。

浮沈子は、とりあえずの目標であるファンダメンタルズに全力を注ぐ。

初日の遠泳(275m)と息こらえ水平潜水(15m)が終われば、半分終わった感じになるだろう。

そこから先は、体力勝負ではないからな。

たぶん楽勝(ホントかあ?)。

大瀬館の前まで、砂利浜をダブルタンク担いで上がれるだけ残しておけばいい。

残ってなかったりして・・・。

ポルシェの敵はポルシェ2018年06月30日 08:29

ポルシェの敵はポルシェ


ニュルブルクリンク北コースの絶対コースレコードは、長らくポルシェのレーシングカーだった956Cが持っていたが、ハイブリッドマシンである919Evoにより、大幅に書き換えられた。

(ポルシェ919ハイブリッド Evo、ニュルでラップタイム新記録を樹立)
https://f1-gate.com/porsche/919hybrid_43306.html

「5分19秒55のラップタイム新記録を樹立」(6月29日)

「1983年5月28日にシュテファン・ベロフが956Cで樹立した伝説的な6分11秒13のラップタイムを35年間振りに更新した。」

今年、ポルシェはWECのトップカテゴリーから撤退し、改造したレーシングカー(レギュレーションの制約を取り払って、メーカーの好きなように作ったクルマ)で、世界のレース場の記録を塗り替えに掛かっている(そうなのかあ?)。

既に、スパフランコルシャンでも、昨年のF1マシンより速いタイムをたたき出している。

これから先のチャレンジがどうなるかは不明だが、世界中のサーキットを荒らしまくってレジェンドとなることを目指しているのかもしれない。

ノルドシュライフェは、スポーツカーにとって、ある意味、聖地だ。

そこを、改造レーシングカーで荒らすというのはいかがなものかという気がしないでもない。

浮沈子的には、なんか大人げないような気がするんだがな。

既に、絶対コースレコードはポルシェのレーシングマシンが持っているわけだしな。

それをさらに50秒も更新して、何が嬉しいのか・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

自らの伝説を自らで書き換える。

ポルシェの敵は、アウディでもトヨタでもない。

ポルシェの敵は、ポルシェでしかないのだ・・・。