050プラス留守電2012年01月09日 03:43

050プラス留守電
050プラス留守電


さて、留守電の設定が終わり、運用テストを行なってみた。留守電の設定は、申し込みの翌日にできるとのことだったが、実際に設定できたのは午前1時半過ぎ。日付変更の後、バッチ処理でも流していたのだろうか。

翌日は、0時からでない?。

まあ、いい。

で、とりあえず、満足のいく結果だった。留守電を有効にするためには、どうやら一度ワイファイを切断してやる必要があるらしい。でないと、アプリがバックグラウンドで走っていて、着信させてしまい、かけた側が留守電にアクセスできなくなるようだ。

また、ワイファイを切断しただけの状態では、だめなようで(呼び出しも通じない)、完全に電源を落としてやると留守電が使えるようだ。

このあたりの完成度がイマイチというところか。

というより、電話というのは繋がっていてナンボのものなので、私のように、音声メールとして留守電に録音してもらうことを前提とした運用は、当然想定されていないどころか、もっての外の邪道なのだ。分かってるって。

だから、文句は言わない。ほぼ、発信専用電話として活用するつもりだ。これなら、全く不満はない。

予備機の選定については、とりあえず、第3世代のアイポッドタッチがあるので、それを充てようと思っているが、せっかくなので、シムなしの中古アンドロイドを買ってみるのも悪くない。アンドロイドはいろいろな機種があって、050プラスとの相性とか、回線の種類によって音声品質が天と地ほどの差があり、また、古い機種と新しい機種でも差があるようで、カスタマーレビューを読んでいてスリリングだ。

(アンドロイド版)
https://market.android.com/details?id=com.ntt.voip.android.com050plus

こういうカルトな、パソコン的なカオスっぽさが、男の子にはたまらんのだ。コメントの中には、仕事で050プラスを使おうとしている剛の者もいるようだが、そんな度胸は私にはない。これは、あくまでも補助的なもので、電話のような社会インフラではないのだ。繋がればオトク、ラッキー!、という程度のものだと思っていれば、精神衛生上もよろしい。

12月26日のコメントを書いている「浩章」さんのおっしゃるとおり、回線品質に依存するところは、通信キャリアと契約しているユーザーの責任なのだ。NTTコムは、お客が契約している回線の上のサービスを提供しているに過ぎない。

最近は、発電と送電を分離しようとしているようだが、発電所が立派でも、送電線が火を吹いているようでは、灯りは点きませんな。安い通信料には、訳があるのです。だって、315円ですよ!、今どき。しかも、発信者番号通知と留守電付き。文句をいっちゃいけません。宣伝しているというエグザイル(って、だれ?)の出演料払っているようなものだとしてもだ。

留守電のアナウンスは、ごく平凡なもので、携帯の留守電契約に長年親しんできた身としては、なんかホッとする。メールだとか、スマホだとか、データベースだとか、クラウドだとかいって、ITのおろし金のうえで身も心も削る思いの昨今において、録音のおねーさんの声でガイダンスされると、癒されてしまう。ガイダンスの途中でも操作はできるのだが、思わずもう一回聞いてしまうのは、私だけではあるまい・・・(←おまえだけさ、ばかめ!)。

やっぱ、電話は、声で話す機械でしょうが!(←化石め!)。

持つべき物2012年01月09日 20:11

持つべき物
持つべき物


天下の秋葉原へ出かけて、床屋に行った(秋葉原マッドという、中央通り沿いで変な店長のアナウンスを流しているお店の傍の2階)。

じゃなくって、050プラスとドコモ携帯で通信テスト(別に、伝送経路を考えたら一人でやったって、おんなじだと思うんだけんど?、という突っ込みは、今回はなし!)。

秋葉原という、日本最大最強のシチュエーションと、相手は天下のドコモ携帯という最強のキャリア・端末の組み合わせ。050プラスのキャリアは、屋外最強(と勝手に名付けた)ワイマックス。

これで、繋がらなかったら泣いてやる(←泣けよ!、止めないぜ・・・)。

で、床屋が終わった時に、アイポッドタッチの050プラスを起動して、連れが持っているドコモの携帯(ムーバです。←早くなんとかしたい・・・)を呼び出す(ドキドキ)。

まあ、当然のように繋がるわけです。音質も遅延も、モバイル同士で通信していることを考えると、優しく許してしまえるレベルです(要求水準低いので)。

これって、ここまで引っ張って書くようなことではないのかもしれないが、個人的には極めてカンドーテキな出来事でした。

これで、携帯の解約は略(ほぼ)確定でしょう!。

ドコモさん、長年に渡りお世話になりました。これからは、弟分のNTTコムのお世話になります、ってか?。

実は、秋葉原に進撃する前に、都内某所のドコモショップで、ムーバからクロッシーへの乗り換えについて、窓口でいろいろ聞いてきたのだった(クロッシー端末の価格の高さにビビッた。ほとんど7万円に近い・・・)。通話契約のみだと、月額割引の対象にもならない(ムーバからの乗り換えメリット半減)。

で、秋葉原で売られている050プラスが利用できる中古(未使用品を含む)のアンドロイド携帯の価格を見ると、7千円以下からある・・・。ドコモさん、さようならー。4月からは、携帯のない生活(050プラスは、携帯電話ではないとNTTコムも明言しているし)が始まるわけですな。

ところで、ソフトバンクの携帯が繋がりにくいという話を聞いたので(ユーザーの間には、「携帯は繋がらなくて当たり前」という、非常識な常識(?)があるという・・・)、ネットで調べてみると、もう、あるわあるわ・・・。

でも、有線電話も輻輳すれば繋がらないのは当たり前で、無線電話が繋がらなくても驚くには当たらない。ドコモだって、震災の時には繋がらなかった。電話なんて、結局はそんなもんさ、いやなら加入しなければいい(国民の義務じゃないし)。また、無線LANについては、(少なくとも)2系統のキャリアを準備しなくては現状では実用にならない。

補助的な通信手段と割り切った上で、無線キャリアには大金を(ワイマックス:毎月3880円とホットスポット:毎月1680円)投じる。インターネットでブラウジングできることが、最大の目的だから(音声通話は、所詮オマケ)。

これで、回線状態にもよるが動画のオンデマンド配信にもなんとか耐えられるレベルの速さが手に入った。

UQコミュニケーションズは相当な投資を今後も行なっていくようだし(ワイマックス2でがんばりすぎて、鷹山みたいなことにはならないでね)、NTTコムはアクセスポイント(提携含めて)多いし、多分この2つで十分やっていけるでしょう。

あとは、無線ルータと端末の消費電力の問題だけ。これは、技術で解決することなので、他力本願でいいでしょう。

今日も、050プラスに対応するアンドロイド携帯のリストをインターネットで呼び出し、アイポッドタッチ4Gの画面に表示させて、ショーウインドウの中の型番表示と照合しつつのアキバ巡り。こういう時って、モバイル環境の充実を噛み締める一瞬である。

でも、携帯でも同じことは出来るし、もっとスマートにこなせるじゃん!、とは思うが、ここは汎用性を残して置きたいところ。個人的に最も使いたい端末はアイポッドタッチなのだ(だって、これしか持っていないから)。無線ルータはポケットの中でもいいけれど、手に持つアイテムにはこだわりたい(アイフォーン4Sじゃ、デカイんです)。

あの中に、ルータや電話の機能が入って、通信速度が下り100Mbpsで、動画を流し続けて電池が1日(20時間位)もてば、理想なんだが・・・。そうしたら、毎月3千円位払ってもいいような気がする(現行の半分か)。

そうしたら、また契約しますよ、ドコモさん。

モバイルIP電話の未来2012年01月09日 23:07

HAL9000
モバイルIP電話の未来(ご存知、HAL9000)


050プラス(スカイプとかでもいいんですけど)によるモバイルIP電話は、今のところ、携帯電話の補助的な役割(回線の混雑回避)を果たそうとしているに過ぎない。

だが、そうだろうか?。

今日、実際に使ってみた感じでは、使えるところでは、かなり実用的な気もする。

ま、セブじゃだめだけんど・・・。

ここで、何を言いたいかというと、日本におけるキャリアがんじがらめの携帯シーンに、風穴開けるかもしれないということ。

それどころか、昔、PSPにスカイプが入ったときにも感じたのだが、下手をすると、携帯を駆逐しかねない破壊力を持った究極のアイテムかもしれない。

デジタルコンテンツが登場して、コピーがフリーになったように(なっていないことに、なってはいるが・・・)、コピーするハードウェアに課金して、コピー行為そのものに課金しなくなったように、通信もそのうち、電話機などの購入の際に一括課金して、あとはご自由にどうぞ!、という具合になるかもしれないのだ。

特に、音声通話については、概ねインフラの投資が終了し、これからはビデオ・オン・デマンドなどのデジタル配信で稼いでいかなければならない(固定通信環境では、既にそうなりつつある)。

イヤホン型のIP電話(?)を着けて、ブツブツつぶやきながら歩いている人ばかりになるっていうのも不気味だけんど(いるじゃない?、ブルートゥースのヘッドセット着けてしゃべっている人・・・)。

クロッシーの780円という基本料を見たときに、「ああ、これなんだぁ」と思った。電話機能はオマケで、メインはデータ通信である(こっちは、6194円)。

モバイルIP電話は、さらにこの流れ(携帯電話の消滅)を加速する。だって、何にでも入れられて(ウインドウズパソコンだって対応してるし。マック用にないのは、なぜ???)、携帯さえあれば登録できるし(ここは、よく考えたと思う。でも、誰かさんみたいに、登録だけで解約したらどうする?)、キャリアの制約ないし、050同士なら通話料無料だし・・・。

真のサービスオリエンテッドな電話だと思う(通信は無線LANキャリアが行う)。

まあ、スカイプと同じで、みんなが050になったら、商売アガったりだろうけど(月額315円じゃ、エグザイルの出演料払えない・・・)。

ここんとこは、ちょっと弱い。将来的なビジネスモデルが見えない。無線LANキャリアの販促用付加サービスとして提供するとか、ハードウェアの付加価値として内蔵するなど(まんまスカイプ)、なんとか生き延びて欲しい。

で、結局、電話は全てIP電話になったと仮定すると、基本料払うだけで使い放題である。その基本料も、他の事業者との競争や徴収コストとの兼ね合いで、限りなく安くなり、ついには他の物品やサービスの付加価値の中に埋もれていけば、実質、無料となる。

携帯電話は、その時どうするのだろうか。いや、そんなサービスやアイテムが存在できるのだろうか?。

そうか、だからタブレット端末が出てきたんだ・・・。

ビデオ・オン・デマンドでネットワーク配信して、課金する(アップルTVとか、既にやってますけど)。これをモバイルで行う。どこでも「ツタヤ」である。

さらに、音声による操作や秘書機能を持ったアプリによるウェブコンテンツの利用が進めば、人間のあらゆる要求(欲求)を満たす窓口としての役割を、モバイルシーンにおいて、ますます果たすようになるだろう。

(シリ(スィアリ?)のページ)
http://www.apple.com/iphone/features/siri.html

このビデオの最後のシーンには、グッときたなあ。