ホットカラマンシージュース2012年01月04日 09:46

なんだ、こりゃ?
なんだ、こりゃ?


風邪をひいてしまった。

なんと、きのうのダイビングは、中止!。

で、お世話になっているのが、ホットカラマンシージュース。今回チャレンジした新メニュー!(前からありますが・・・)。

現地では、風邪の特効薬らしく、部屋を掃除に来てくれるおばちゃんにきいたら、「グッド!」ということだった。

今朝で、3杯目である。

カラマンシーとは、どうやらシークヮーサー(ヒラミレモン)のような柑橘類のことのようだ(厳密には違うらしい)。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%BC

これが、うまい!。

この食堂で出されるコーヒーなんかに比べたら、極上もんである(と言いつつ、それも飲んでますが・・・)。

まだ、体調は万全ではないけれど、今日は潜ろうと思う。耳抜きが不安だけれど、陸上では両方とも抜けているのでなんとかなるだろう。

050プラス2012年01月04日 23:55

050プラス
050プラス


今日のダイビングは失敗した。耳抜きができない。おまけに、6メートルからエキジットした後、2回も吐いてしまった(お食事中の方、すみません)。

気を取り直して、昼寝してから食堂で飯を食う(どうして、こういう展開になるかね?)。

明日は、なんとしても沈船に行きたい。咳も治まってきたし、何とか潜りたいものだ。

さて、話は替わって、携帯電話の切り替えである。今年最大のイベントである。携帯の切り替えについては以前に書いた。

(流行りもの)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2011/11/01/6182749

最後の方に、アイポッドタッチ4GをIP電話にする可能性についても触れている。

この話が、現実になってきている。複数のサービス(スカイプも含めて)が提供されているようだが、ここでは、老舗のNTTコミュニュケーションズ(ああ、ついこの間出来たばかりの会社だと思っていたら、12年以上になんのか・・・)が展開する050プラスを検討した。

というより、ほぼ決まり。スカイプとかもいいのだが、日本人的寄らば大樹の陰的国産大企業志向があって、050プラスにしようと思う。

それだけが理由ではない。スカイプの場合、発信者番号通知に現状では非対応のようだ。これでは固定電話や携帯に確実にかけられない(最近は、非通知だと、着信拒否が多いみたいだし)。

(発信者番号認識:日本とメキシコはダメと明記してある)
http://www.skype.com/intl/ja/features/allfeatures/caller-identification/

というか、スカイプの場合、どんな番号でも通知できてしまうので、これが当局との間で問題になっていて、技術的には十分対応可能だとか。現在のところスカイプ側でできないようにしているらしい。

そもそも、今は携帯からかけるときは本当に限られているし、留守電機能が使えればかけ直せるので、まあ、どこのサービスでも良かったのだ。

調べて分かったサービスのうち、最も基本料が安いのが050プラスだっただけ。

(比較した基本料:税込み、ユニバーサルサービス除く)
050プラス:315円
フレアラインライト:420円
ブルーシップフォン:630円

(050プラス)
http://506506.ntt.com/ipphone/plus/index.html

(フレアラインライト)
http://www.covia.jp/net/flealine-light030.html

(ブルーシップフォン)
http://bluesip.bluecom.jp/ryokin.html

他にもあるのかも知れないが、寄らば・・・なので、こんなもんでいいかな、っと。前2者は発信者番号通知に対応している(ブルーシップフォンは未確認)。

ちなみに、私は無線LAN環境としては、ワイマックスとホットスポットに加入している(どっちかでもいいんだけど、ホットスポットは、予備的に継続している)。

050プラスは、月額315円で留守番電話機能が付いてくる。携帯の留守番電話機能が確か315円だったので、十分納得のいく価格である(フレアラインライトは、105円のオプション追加でボイスメールが使える。また、ブルーシップフォンは基本料金に含まれている)。

(留守番電話サービス:NTT)
http://www.nttdocomo.co.jp/service/communication/answer_phone/

(通話転送サービス:フレアラインライト:これに加入しないとボイスメールが利用できないらしい)
http://www.covia.jp/net/flealine-light04.html

(マニュアル:フレアラインライト:8ページの不在対応指定参照。「転送オプションご加入のお客様のみ表示されます」と明記されている。)
http://www.covia.jp/net/flealine-light-doc.html

というわけで、無難に050プラスに落ち着いたわけだ(ブルートゥース未対応だけど、そのうち対応するかも)。

しかし、ここで050プラスの加入手続きについて重大な問題が発覚した。

(申し込みには携帯電話が必要!?:5お客様情報の入力)
http://506506.ntt.com/ipphone/plus/step/ip/index.html#step1

これって、陰謀じゃん!?。携帯電話を持っていないと加入できないってこと?。逆に、加入の時だけ持っていればいいってことか?。固定電話だけじゃだめなのか?。よくわからない。

さらにわからないのは、これが普及しちゃったら、NTTドコモだって、シェアを奪われてしまうんじゃないかということ。共食いだなあ。

まあ、NTT本体とドコモも似たような関係にあるので、グループ企業のどこかが儲かればいいのかもしれない。最近の若者は、固定電話を契約せずに、携帯だけで生活しているそうだ。私にゃ信じられない。

そういうわけで、即刻契約、即刻使用というわけにはいかない(セブにいるので・・・)。

そこで、アプリだけダウンロードして(もちろん無料)、テストコールをやってみた(もちろん無料)。音声ガイダンスに従い、自分の声を録音して聞く、というやつだ(スカイプと同じ)。結論から言えば、「まあ、使えないことはない」という程度である。スカイプを試した時と同じくらいかな。期待が大きかっただけに、ちょっとがっかり。315円じゃ、こんなもんかも。ちなみに、通話料はNTTの電話と同じ料金を取る。

それでも、私の現在の携帯の通話料から比べれば数十分の1で済む。基本料も1割程度。インターネットへの接続環境に投資しているので、補助的な携帯機能は思い切り安いものでも十分である。

ただ、安いサービスには、それなりの理由がある。そもそもの無線LAN環境が普遍的ではないのだ。携帯で繋がる環境であっても、無線LANが繋がらないというところは多い。

ワイマックスは目指せ1億人と言っているので、期待しよう!。

http://www.uqwimax.jp/service/area/100million/

バカンス2012年01月05日 13:28

バカンス


耳が抜けない。

夕べからずっとダメだ。楽しみにしていた沈船だが、今日のダイビングは中止である。まあ、ほかのお客さんはたくさんいるようなので、迷惑をかけなくて済んだのは不幸中の幸いである。

経験上、陸上で抜けていないときに水中で抜けることはない。

体調は悪くはない。昨日は最悪だったが、今日は体が楽だ。相変わらず食欲だけは旺盛で、今朝もジャーマンブレックファストを完食。あと、ホットカラマンシージュースと例のコーヒー・・・。

天気は曇で時折薄日がさす。風は穏やかで波も静かだ。絶好のダイビング日和である(私にとっての)。朝の食堂は、何人かの日本人が思い思いにテーブルに着いている。あと、気軽に声をかけてきた西洋人のオヤジ。ペーパーバックを読んでいたかと思ったら、どこかへ行ってしまった。

おっ、戻ってきたかと思ったら、このオヤジ、タバコ吹かしやがる。

もう一人西洋人のヒゲオヤジ登場。バナナジュースとコーヒーのオーダーだ。バナナジュースってツラかよ!(って、お前が言うな!)。

背後のカウンターでは、現地語(何語かもわからん)のラジオが何かひっきりなしにしゃべっている。おまけにインターネットに全然繋がらない。

さっさと退散するに限る。部屋に戻りがけにダイビングショップに顔を出して、イントラにキャンセルを告げた。明朝の出発は早いとのことで、今日中に状況を知らせてくれることになった。どうも、天気が良くないらしい。

これで、ジンベイザメがキャンセルになったら踏んだり蹴ったりというものだ。

いったい、日頃の行いが悪いのは、どこのどいつだ?(一人しか、いねえよ!)。

というわけで、少なくとも本日のバカンス(何もしない休日の意)が決定。少しホッとする。で、少し淋しい。インターネットの繋がらないリゾートホテル(?)の部屋で、一日中うだうだするだけである。

贅沢の極み!。

QRコード2012年01月07日 12:56

QRコード
QRコード


今日も耳が抜けずに、今日も「バカンス」(何もしない休日)である。

体調も悪く、ごろごろしている。昼飯も食わない。気分転換に、夕食はイントラとピザ屋に行くことに。

暇なので、アイポッドタッチ4Gで遊んでいたら、いろいろなソフトがあった。

(パワーダウンローダー)
http://itunes.apple.com/jp/app/power-downloader/id344076810?mt=8

(バンプ)
http://itunes.apple.com/jp/app/bump/id305479724?mt=8

(カルク)
http://itunes.apple.com/jp/app/calc/id285807159?mt=8

(アドレス交換ライト)
http://itunes.apple.com/jp/app/id369643475?mt=8

まあ、無料ソフトである。「バンプ」は1台では悲しいかな、試すことができない。インストールしただけ(定番らしいので)。

「パワーダウンローダー」は、プアな接続環境では、動画鑑賞に欠かせない(動画のダウンロードについては、コツが必要。リンクページのカスタマーレビューを参照)。

「カルク」は、入力情報が表示されるというのが良い。消し方は、「fn」キーで切り替えた後、左下の「clr all」。電卓使うときに、メモ帳がないと、何かと不便だったりするけど(割り算とか・・・)、これは便利そうだ。

そして、QRコード読み取りソフトの「アドレス交換ライト」。初めはQrafterという他のソフトを試したのだが、日本語の読み取りがうまくいかないことがあり、こちらにしてみた。

日本語の読み取りもOK。

サイトには無料でQRコードを作ってくれるところもあり、なかなか便利そうだ。

(QRコード作成&活用のススメ 【無料でカンタン!自作QRコード】)
http://qr.quel.jp/

など、複数のサイトで対応している。

このQRコードというのは、元々生産管理など産業用に考案されたものらしいが、なんと、巷ではURLの携帯への読み込みや携帯の番号の交換など、コミュニケーションの手段として活用されていることを知った。

(QRコード)
http://ja.wikipedia.org/wiki/QR%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89

カメラのないガラケー(ガラパゴス携帯の略か?)を持ち歩き、携帯メールに加入せず、高いムーバの料金を払い続けた私は、完全に世の中から取り残されていた。

いろいろいじっているうちに、そのうち人間は紙に書いた文字を読むという文化を捨て、ポスターなどに印刷されたQRコードをビュワーで読み取って、ビュワーに表示された文字を読むようになるかもしれない、と思った。

現実にURLをQRコード化して、携帯に読み取らせ、ホームページへのアクセスを促す広告も出ている(とっくの昔か・・・)。磁気や光学媒体(紙に書いた文字も光学媒体?)ではなく、紙に書かれたQRコードが人類の遺産として残ることになるのかも?。

会議の資料とか、QRコードで印刷して、カメラ付きノートパソコンで読み込んで使うとか(めんどくさー!)。

さっきまで繋がっていたネットが、また切れてしまってアップロードできない。やっぱ、紙に印刷されたものでないと、どうも不安な、旧人類の私・・・。

パワーダウンローダー2012年01月07日 12:58

パワーダウンローダー
パワーダウンローダー


アイポッドタッチ4Gでパワーダウンローダーを使った話は、既に書いた。

動画ファイル、静止画、リンクをダウンロードして保存できる。今までは、パソコン上にダウンロードし、動画はアイポッドタッチ用のMP4形式に変換してから、アイチューンズを経由して同期するという、3段階を経て取り込まなければならず、「安い」、「薄い」、「軽い」と三拍子揃ったアイポッドタッチのモバイル環境としては、今一つスマートではなかった。

このソフトを使えば、ネット環境(ワイファイ)さえあれば、例えばユーチューブの動画をダウンロードして、直ちに再生できる(まあ、当たり前といえばそれまでだけど)。

これのどこがすごいかというと、貧弱なネット環境(ブチブチ断線する某国リゾートの無線LANとか、毎月3880円もふんだくられているのに、屋外でなければ全く繋がらない某国ワイマックスとか)でのストリーミングコンテンツを、真のモバイル環境で保存できるところにある。

どこまでのコンテンツに対応しているのかは、まだ分からないが、ユーチューブだけでもずいぶん活用できそうだ。逆に、あまり長い時間にわたるダウンロードについてはダウンロード時間の問題(回線のスピードと途切れ)によっては、実用的でないかも知れない。

話は変わるが、今日、ハルハイ(ピザ屋)で、ICD(等圧相互拡散?、等圧逆流性灌流?:イソバリック・カウンターディフュージョン)についてイントラに聞いてみたら、やはりヘリウムリッチの状態で窒素混合気体(ナイトロックス)を吸入した時のロジックについては、現象的なこと以上の情報はもっていないようだった。

某テクニカルダイビング指導団体(米国)の最新のテキストには記述があるということなので、後日確認してみよう。

なにしろ、これからヘリウムガスをバコバコ吸って、たぷたぷのヘリウム漬けになってから、ディリュエントガスをエアに切り替えて、じっくり減圧していくダイビングを目指そうとしているのだから、「なぜ」、「どこで」、「どの程度」のナイトロックスに切り替えるのが妥当なのかを、しっかりと調べておきたい。

おそらく、今までの大深度潜水の歴史の中においても、この現象による障害(めまい、吐き気等)は必ず発生していたはずだし、その際にタイプⅢの減圧症として正しく認識されていたかさえ不明なのだ。ひょっとしたら(というより、おそらく大部分が)、体質だとか、精神的なものとか、原疾患の疑いとかに分類されて、正しくICDによる内耳障害と把握されていなかったのではないか。

前夜の飲み過ぎ、寝不足、耳抜きの不良、疲労、根性の不足(?)、日頃の心がけの不良(??)、前夜の食べ過ぎ(???)、前夜の○○過ぎ(????)など、本気、冗談取り混ぜたあらぬ原因で処理されてきた可能性がある。

しかし、指導団体における商売としてのインストラクションにおいては、明確なエビデンスがあるにもかかわらず、それを知らなかったり、知ろうとしないで生徒を教え、誤った指導をした場合は、明らかに業務上の怠慢だし、知っていながらそのリスクについて教えなければ、故意又は重大な過失に当たる。

ICDについては、1973年に既に文献になっているし、2003年にはタイプⅢ減圧症との関連が指摘され、2005年には英語圏でテキスト(教材)に明記されているのだから、もはや、知らなかったでは済まされないだろう。

ここで、しつこく気にしているのは、タイプⅢ減圧症は水中で起こる可能性があること、その場合、下手をすると命取りになること(平衡感覚の喪失と嘔吐)、現在のテクニカルダイビングの指導が、全く逆の手順で教えられていること(なるべく深いところでナイトロックスに切り替えさせている)、テクニカルダイビングが、PADIのプログラムで広く教えられ始めていること(テックレック)などのためである。

他力本願をモットーとする健全な精神の私でも、こればかりは人任せにはできない。それは、自分のダイビングは自己責任で行う、というダイバーの基本に反するからだ。50キログラムを超える器材を、(なんと、毎回)水中までイントラやローカルに運んでもらっているとはいえ、一旦マウスピースをくわえて水中の人になれば、もう誰のせいにもできないことを知っているからだ。

水中では、自分の命は自分で守る。

陸上では、いろいろな方々のお世話になり、ご迷惑ばかりかけている日頃の私も、水中でだけは真っ当な人間になる。誰のせいにもできず、誰もかわりにやってはくれず、全ての責任と結果は自分で負うことになる。最悪の形で・・・。

だから、無責任な言い方をすれば、他人は知ったことではない。彼らだって、同じだからだ。自分の命は自分で守るしかない。そもそも、ICDによる内耳障害が発生する頻度の問題もある。ごく稀(といっても、データがあるわけではない)に起こる重大な障害に配慮して、減圧時間が多少長くなるのを許容するか、そんなもんは無視して、さっさと減圧を済ませちまうかは、最終的には潜水計画を立てるダイバーの判断である。

ただ、知っていて冷静にリスクを取るのと、知らないでリスクに曝されてるのは、状況は同じであるとしても意味が違う。前者の場合は、例えば代替策(浮上索を上げておくとか)を考慮するとか、サポートダイバーを付けるなどの事前の選択肢を考慮できるが、後者は何もできない。リスクの認識がないので、やりようがないのだ。

何より、万一障害が発生した時の精神的な対応が違う。メンタルな要素の多いテクニカルダイビングでは、想定の範囲外での出来事は、可能な限り潰しておくべきだ。いかに、「気分で潜る」ダイバーを自称しているとはいえ、少しは頭も使う時はある。

明日は潜水最終日である。結局、10回のダイビングの予定が6回になってしまうが、それも仕方ない。全て自己責任のダイビングの世界なのだから。