アップル ― 2014年11月05日 19:37
アップル
ウインドウズ8の使い勝手について書いたついでに、アップルについて調べてみようと思った。
OSについては、浮沈子はマックOSのユーザーではないので良く分からない。
アップルのビジネスについて、ちょっとだけ書く。
(【時視各角】サムスンがアップルに勝てない理由は(1))
http://japanese.joins.com/article/j_article.php?aid=192162&servcode=100§code=120
「「iPhone使用者はiPod時代からダウンロードした曲・動画など有料コンテンツが平均80万ウォン(約8万円)分にもなっている。これを捨ててギャラクシーに乗り換える理由はなかった」。サムスンの関係者は「この時、なんとなくアップルは我々とは違う会社だと感じた」と語った。」
「アップルは毎年一つの高価なiPhoneでブランドを管理し、コンテンツ販売を通じて大きな利益を得ている。iPhoneの世界市場シェアは12%だが、世界スマートフォン営業利益の70%を独占する秘密がここにある。」
(【時視各角】サムスンがアップルに勝てない理由は(2))
http://japanese.joins.com/article/163/192163.html?servcode=100§code=120
「まずアップルウォッチに先端技術はほとんど見られなかったという点だ。サムスンが市販中のギャラクシーギアを上回るものはなかった。もともとアップルは最先端よりも安定性が検証された中上級の技術と部品を使用する企業だ。」
(Apple Watch、来年春には買えるかも)
http://www.gizmodo.jp/2014/11/apple_watch_26.html
「登場が待ち望まれるアップルのスマートウォッチ「Apple Watch」ですが、その発売日は来年の春になりそうだとの内部リーク情報が登場しました。」
(「Apple Pay」「おサイフケータイ」、何が違う?
アップルが今回、あえて捨てたものとは)
http://toyokeizai.net/articles/-/47779
「アップルは巷間言われている、巨大なビジネスチャンスを捨て去る選択をした。」
「アップルの作ったブレイクスルー的なプロダクトは、すべてユーザーインターフェースの革新とともにあった」
業界のことはよく知らないが、手堅いハードウエアを使って、安心できる使い勝手の良いサービスを提供するというのは、ITの王道である。
別にアップルに限ったことではない。
しかし、ビッグデータの主導権を放棄したり、ガジェットでは中身そこそこでパッと見のデザインだけで勝負するというのは、やはり経営者が余程商売のことを分かっていなければできないことだ。
コンピューターに出来ることは1980年代からほとんど変わっていない。
入力し、演算し、吐き出すこと。
ネットワークで繋がって、多くのデータを纏めること。
その入力がPOS端末からになり、演算がクラウドサーバーで行われるようになり、顧客へのレポートがインターネットのメールになっただけである。
顧客から見て、それらの仕組みは益々遠く、霧の彼方に霞んでいって、認識できるのは手に持った携帯端末(スマホとか、スマウォッチとか)だけになる。
端末の先に繋がっている膨大な資源やサービスは、そのまま端末の性能になる。
端末固有の価値は、せいぜい持ちやすさとか、見た目のデザインだけになる。
そんなものに、本質的な価値などないのだ(異論は、まあ、大いにあるでしょうが)。
前にも書いたことがあるが、「ゴクウ」というコミックがある。
(ゴクウ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%82%AF%E3%82%A6
「ふとしたことがきっかけで左目に「神の目」と言われる全てのコンピューターにアクセス可能な端末を埋め込まれた探偵・風林寺悟空の活躍を描いた、SFハードボイルドアクションである。」
この作品が想定したのは奇しくも2014年、今年である。
「1987年当時から見た「すべてのものがコンピューターにリンクされた近未来」を描いた作品」
「謎の存在は、可視光線はもとより赤外線・紫外線・エックス線まで感知可能なセンサーを持ち、ファイアーウォールさえ突破して全世界のネットワークにアクセス可能な超高性能コンピューターの小型端末機が組み込まれた義眼、そしてその義眼で制御する伸縮自在のスティック“如意棒”を悟空に与えた。」
浮沈子は、義眼よりも如意棒の方がいいな。
この設定では、義眼そのものが高性能なコンピューターということになっている。
この辺が、1980年代の空想の限界だろう。
原作はともかく、30年近く前に、徹底したネットワーク社会の到来と、その危うさを見通していたという点で、優れた作品だと浮沈子は思っている。
当時は、どっちかっていうと、エッチな描写にドキドキしてただけなんだが・・・(如意棒、欲しいな:子供はわかんなくていいです!)。
まあいい。
アップルは、神の目ならぬ神の時計を作ろうとしているのか。
もちろん、カード会社のサーバーには、顧客の取引情報や販売店の情報が入っているので、その気になれば二次利用することも出来るだろう。
個人が特定できなくても、商売に役立つ情報は抽出できるわけだし。
まあ、どうでもいいんですが。
「「使い勝手を商品の魅力に転化する」という意味では、実に「アップルらしい」やり方だ。」
というより、コンピューターについては、それが全てであり、それ以外には商品価値を高める方法はない。
そのことを最も分かっていたのがスティーブ・ジョブズだったのであり、中途半端に分かっていたのがビルゲイツだっただけだ。
通信インフラを含めたコンピューターの資源のほとんどが、使い勝手を向上させることに費やされ、今やストリーミング動画を無線LANで高画質再生するのが当たり前になっている。
1980年代のコンピューター事情を知る浮沈子から見れば、こんな状況は有り得なかった。
想像すらできなかったな。
ギガバイト単位のストレージが、ネットの彼方で無料で提供され、オフィススイートでさえ、リモートサービスになっている。
電話回線を通じてダウンロードしたファイルを解凍し、設定を上書きしてインターネットにアクセスしていたのは、つい昨日のことだと思っていたら、いつの間にかこんなことになっていた。
もう、パソコンを使うことさえパーソナルなことではなくなってきつつある。
スマホだけだそうだ。
固定電話さえも、業務用以外では消えてなくなりつつあるのかもしれない。
一家に一台の電話じゃあ、使いようがないじゃないの!。
玄関先に電話機を置いていたのは、近所の人が借りに来た時、使いやすくするためだといっても、今じゃあ誰もピンと来ないだろうな。
ましてや、パソコンなんて・・・。
かつて、一人が10台のパソコンを使うようになるといったら笑われた。
職場で2台3台のパソコン(多くはシステムの端末)を使うのは当たり前だし、個人のスマホや自宅のパソコンを入れれば4台とか5台は当たり前だ。
それより、通信インフラが整って、1台のスマホで用が足りるようになってきつつあるというのが最近の傾向だろう。
文字を打ったり、画像を処理したりする機能については、1980年代と変わるところはない。
何が変わったかといえば、動画の編集とか、通信とか、そういう重たい処理(当時は)が、格段に早くなったということと、マンマシンインターフェイスが改善されたことだろう。
それを、商売に上手に結び付けてきたアップルは、現在でも健在だ。
「アップルは毎年一つの高価なiPhoneでブランドを管理し、コンテンツ販売を通じて大きな利益を得ている。iPhoneの世界市場シェアは12%だが、世界スマートフォン営業利益の70%を独占する秘密がここにある。」
ポルシェと同じだなあ。
911とボクスター・ケイマンでピュアスポーツのブランドを維持しつつ、SUVのカイエンで(最近は、マカンでも?)荒稼ぎしている。
最近は、ケイマンの方が速いタイムを出したりしているが、基本的に、911とは棲み分けをしてブランドを維持している。
その付加価値は、唯一無二の製品を生み出す力と、それを維持する商売のうまさによって確保されている。
この連鎖が続く限り、アップルの(そして、ポルシェの)力が衰えることはない。
よく、パソコンとの連携とか、データ資産の継承とか言われるが、基本的にそれを凌駕するサービスが付いてくるかどうかだけだろう。
アップルの製品を上回る使い勝手のハード・ソフトで、全ての資産を継承できて、価格も安く、デザインもいいとなれば、売れないほうがおかしい。
そんな製品を登場させないようにするための、新製品の投入のタイミングと、価格戦略を続けることがアップルの生き残る道だ。
メモリーの価格が1メガバイト(1ギガバイトではない)1万円の時代から見たら、ハードウェアの価格性能比は、1万倍以上になっている。
(2枚組の価格推移)
http://www2s.biglobe.ne.jp/~sakharov/research/mempkg1a.png
ハードウェアから見たら、昔のスパコンが掌の上で回っているのだ。
それも、お小遣いで変える値段で。
確かに、昔考えていた未来はここにある。
だが、ユーザーは不満だ。
開発者から見たら、悪魔の如き要求を、今でも突きつけている。
これからは、シリのように、端末を代わって操作してくれるエージェントの出来が競われるようになるんだろう。
それは、端末の中にはいない。
クラウドの彼方、巨大なデータセンターの分散化されたサーバー群の中の、特定されないハードウェアの上で動くアプリケーションとして仮想的に存在する。
いや、存在するように見えるだけだ。
コンテンツだって、人工知能が人間に代わって作るかもしれない。
ブログも、浮沈子を名乗るエージェントが書くようになる。
いくつかの決め台詞(「まあいい」、「まあ、どうでもいいんですが」など)を適当に織り込んで、それらしき文書を生成するのは簡単だ。
元ネタは、日々のニュースだけでいい。
たまにCCRのこととか、ポルシェの話とかを適当に織り込んでおけば、バレルことはないだろう。
そんな、機械が書いたブログを、人間が有難がって読む時代が来るかもしれない。
東大に合格させようという時代である。
(「東ロボくん」進化 模試の結果は)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141102/t10015892391000.html
「結果を聞いた高校3年の受験生の女子生徒は、「成績がよくて羨ましいです。コンピューターに負けないように頑張りたいです」と話していました。」
ったく、世も末だな。
「将来的には、人間どうしのやり取りにも参加できる人工知能を開発したい」
シリ相手に、茶飲み話をするようになるには、もう少し時間がかかりそうだな。
ウインドウズ8の使い勝手について書いたついでに、アップルについて調べてみようと思った。
OSについては、浮沈子はマックOSのユーザーではないので良く分からない。
アップルのビジネスについて、ちょっとだけ書く。
(【時視各角】サムスンがアップルに勝てない理由は(1))
http://japanese.joins.com/article/j_article.php?aid=192162&servcode=100§code=120
「「iPhone使用者はiPod時代からダウンロードした曲・動画など有料コンテンツが平均80万ウォン(約8万円)分にもなっている。これを捨ててギャラクシーに乗り換える理由はなかった」。サムスンの関係者は「この時、なんとなくアップルは我々とは違う会社だと感じた」と語った。」
「アップルは毎年一つの高価なiPhoneでブランドを管理し、コンテンツ販売を通じて大きな利益を得ている。iPhoneの世界市場シェアは12%だが、世界スマートフォン営業利益の70%を独占する秘密がここにある。」
(【時視各角】サムスンがアップルに勝てない理由は(2))
http://japanese.joins.com/article/163/192163.html?servcode=100§code=120
「まずアップルウォッチに先端技術はほとんど見られなかったという点だ。サムスンが市販中のギャラクシーギアを上回るものはなかった。もともとアップルは最先端よりも安定性が検証された中上級の技術と部品を使用する企業だ。」
(Apple Watch、来年春には買えるかも)
http://www.gizmodo.jp/2014/11/apple_watch_26.html
「登場が待ち望まれるアップルのスマートウォッチ「Apple Watch」ですが、その発売日は来年の春になりそうだとの内部リーク情報が登場しました。」
(「Apple Pay」「おサイフケータイ」、何が違う?
アップルが今回、あえて捨てたものとは)
http://toyokeizai.net/articles/-/47779
「アップルは巷間言われている、巨大なビジネスチャンスを捨て去る選択をした。」
「アップルの作ったブレイクスルー的なプロダクトは、すべてユーザーインターフェースの革新とともにあった」
業界のことはよく知らないが、手堅いハードウエアを使って、安心できる使い勝手の良いサービスを提供するというのは、ITの王道である。
別にアップルに限ったことではない。
しかし、ビッグデータの主導権を放棄したり、ガジェットでは中身そこそこでパッと見のデザインだけで勝負するというのは、やはり経営者が余程商売のことを分かっていなければできないことだ。
コンピューターに出来ることは1980年代からほとんど変わっていない。
入力し、演算し、吐き出すこと。
ネットワークで繋がって、多くのデータを纏めること。
その入力がPOS端末からになり、演算がクラウドサーバーで行われるようになり、顧客へのレポートがインターネットのメールになっただけである。
顧客から見て、それらの仕組みは益々遠く、霧の彼方に霞んでいって、認識できるのは手に持った携帯端末(スマホとか、スマウォッチとか)だけになる。
端末の先に繋がっている膨大な資源やサービスは、そのまま端末の性能になる。
端末固有の価値は、せいぜい持ちやすさとか、見た目のデザインだけになる。
そんなものに、本質的な価値などないのだ(異論は、まあ、大いにあるでしょうが)。
前にも書いたことがあるが、「ゴクウ」というコミックがある。
(ゴクウ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%82%AF%E3%82%A6
「ふとしたことがきっかけで左目に「神の目」と言われる全てのコンピューターにアクセス可能な端末を埋め込まれた探偵・風林寺悟空の活躍を描いた、SFハードボイルドアクションである。」
この作品が想定したのは奇しくも2014年、今年である。
「1987年当時から見た「すべてのものがコンピューターにリンクされた近未来」を描いた作品」
「謎の存在は、可視光線はもとより赤外線・紫外線・エックス線まで感知可能なセンサーを持ち、ファイアーウォールさえ突破して全世界のネットワークにアクセス可能な超高性能コンピューターの小型端末機が組み込まれた義眼、そしてその義眼で制御する伸縮自在のスティック“如意棒”を悟空に与えた。」
浮沈子は、義眼よりも如意棒の方がいいな。
この設定では、義眼そのものが高性能なコンピューターということになっている。
この辺が、1980年代の空想の限界だろう。
原作はともかく、30年近く前に、徹底したネットワーク社会の到来と、その危うさを見通していたという点で、優れた作品だと浮沈子は思っている。
当時は、どっちかっていうと、エッチな描写にドキドキしてただけなんだが・・・(如意棒、欲しいな:子供はわかんなくていいです!)。
まあいい。
アップルは、神の目ならぬ神の時計を作ろうとしているのか。
もちろん、カード会社のサーバーには、顧客の取引情報や販売店の情報が入っているので、その気になれば二次利用することも出来るだろう。
個人が特定できなくても、商売に役立つ情報は抽出できるわけだし。
まあ、どうでもいいんですが。
「「使い勝手を商品の魅力に転化する」という意味では、実に「アップルらしい」やり方だ。」
というより、コンピューターについては、それが全てであり、それ以外には商品価値を高める方法はない。
そのことを最も分かっていたのがスティーブ・ジョブズだったのであり、中途半端に分かっていたのがビルゲイツだっただけだ。
通信インフラを含めたコンピューターの資源のほとんどが、使い勝手を向上させることに費やされ、今やストリーミング動画を無線LANで高画質再生するのが当たり前になっている。
1980年代のコンピューター事情を知る浮沈子から見れば、こんな状況は有り得なかった。
想像すらできなかったな。
ギガバイト単位のストレージが、ネットの彼方で無料で提供され、オフィススイートでさえ、リモートサービスになっている。
電話回線を通じてダウンロードしたファイルを解凍し、設定を上書きしてインターネットにアクセスしていたのは、つい昨日のことだと思っていたら、いつの間にかこんなことになっていた。
もう、パソコンを使うことさえパーソナルなことではなくなってきつつある。
スマホだけだそうだ。
固定電話さえも、業務用以外では消えてなくなりつつあるのかもしれない。
一家に一台の電話じゃあ、使いようがないじゃないの!。
玄関先に電話機を置いていたのは、近所の人が借りに来た時、使いやすくするためだといっても、今じゃあ誰もピンと来ないだろうな。
ましてや、パソコンなんて・・・。
かつて、一人が10台のパソコンを使うようになるといったら笑われた。
職場で2台3台のパソコン(多くはシステムの端末)を使うのは当たり前だし、個人のスマホや自宅のパソコンを入れれば4台とか5台は当たり前だ。
それより、通信インフラが整って、1台のスマホで用が足りるようになってきつつあるというのが最近の傾向だろう。
文字を打ったり、画像を処理したりする機能については、1980年代と変わるところはない。
何が変わったかといえば、動画の編集とか、通信とか、そういう重たい処理(当時は)が、格段に早くなったということと、マンマシンインターフェイスが改善されたことだろう。
それを、商売に上手に結び付けてきたアップルは、現在でも健在だ。
「アップルは毎年一つの高価なiPhoneでブランドを管理し、コンテンツ販売を通じて大きな利益を得ている。iPhoneの世界市場シェアは12%だが、世界スマートフォン営業利益の70%を独占する秘密がここにある。」
ポルシェと同じだなあ。
911とボクスター・ケイマンでピュアスポーツのブランドを維持しつつ、SUVのカイエンで(最近は、マカンでも?)荒稼ぎしている。
最近は、ケイマンの方が速いタイムを出したりしているが、基本的に、911とは棲み分けをしてブランドを維持している。
その付加価値は、唯一無二の製品を生み出す力と、それを維持する商売のうまさによって確保されている。
この連鎖が続く限り、アップルの(そして、ポルシェの)力が衰えることはない。
よく、パソコンとの連携とか、データ資産の継承とか言われるが、基本的にそれを凌駕するサービスが付いてくるかどうかだけだろう。
アップルの製品を上回る使い勝手のハード・ソフトで、全ての資産を継承できて、価格も安く、デザインもいいとなれば、売れないほうがおかしい。
そんな製品を登場させないようにするための、新製品の投入のタイミングと、価格戦略を続けることがアップルの生き残る道だ。
メモリーの価格が1メガバイト(1ギガバイトではない)1万円の時代から見たら、ハードウェアの価格性能比は、1万倍以上になっている。
(2枚組の価格推移)
http://www2s.biglobe.ne.jp/~sakharov/research/mempkg1a.png
ハードウェアから見たら、昔のスパコンが掌の上で回っているのだ。
それも、お小遣いで変える値段で。
確かに、昔考えていた未来はここにある。
だが、ユーザーは不満だ。
開発者から見たら、悪魔の如き要求を、今でも突きつけている。
これからは、シリのように、端末を代わって操作してくれるエージェントの出来が競われるようになるんだろう。
それは、端末の中にはいない。
クラウドの彼方、巨大なデータセンターの分散化されたサーバー群の中の、特定されないハードウェアの上で動くアプリケーションとして仮想的に存在する。
いや、存在するように見えるだけだ。
コンテンツだって、人工知能が人間に代わって作るかもしれない。
ブログも、浮沈子を名乗るエージェントが書くようになる。
いくつかの決め台詞(「まあいい」、「まあ、どうでもいいんですが」など)を適当に織り込んで、それらしき文書を生成するのは簡単だ。
元ネタは、日々のニュースだけでいい。
たまにCCRのこととか、ポルシェの話とかを適当に織り込んでおけば、バレルことはないだろう。
そんな、機械が書いたブログを、人間が有難がって読む時代が来るかもしれない。
東大に合格させようという時代である。
(「東ロボくん」進化 模試の結果は)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141102/t10015892391000.html
「結果を聞いた高校3年の受験生の女子生徒は、「成績がよくて羨ましいです。コンピューターに負けないように頑張りたいです」と話していました。」
ったく、世も末だな。
「将来的には、人間どうしのやり取りにも参加できる人工知能を開発したい」
シリ相手に、茶飲み話をするようになるには、もう少し時間がかかりそうだな。
ギニアの憂鬱2 ― 2014年11月06日 02:43
ギニアの憂鬱2
ギニアは、地域別の確定感染者だけではなく、可能性や疑い症例も含めた数字も公表している。
(HumanitarianResponse:ドキュメントで検索)
http://www.humanitarianresponse.info/operations/west-and-central-africa/documents
PDFファイルは、コピペできないので手入力となって、多少面倒ではある。
しかし、この手のデータは貴重で、このデータベースは重宝している。
(ギニアの憂鬱)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/10/02/7448418
前回纏めてから、1か月以上経ったので、その後の動きも見てみようと、しこしこ入力した(画像参照)。
今回は、リベリアのモンセラード郡のデータは省いてある(入れても、どーせ途中までしか見られないし)。
分かったことは3つある。
①ゲケドウ県(今回の流行の初発地)は明らかに終息しつつある。
②首都コナクリ市とマセンタ県は増加が止まらない。
③ンゼレコレ県、ケロアネ県は、一定の割合で増加している。
コヤ県も入れてみたのだが、今のところ落ち着いている(ステイブルだな)。
疑いとか可能性の症例が確定する度に修正が入ってグラフがでこぼこするが、感染の傾向を見るにはこちらの方が適切な数字が取れる。
ンゼレコレとケロアネは、前回は入れてなかったが、今回確定者数でも100越えとか90越えになったこともあって、可能な限り遡って、初発から入れた。
コヤ県の次は、23人とか22人になる。
しばらくは、この6地域を見ていけばいいだろう。
100に迫るようなところが出てくれば、また見直せばいい。
コナクリが感染爆発のリスクを抱えていることについては、このブログで何度も書いているので割愛する。
マセンタは、確定値でも増加を続けていて、その勢いは衰えているとはいえない。
指数関数的な増加になっていないのは、集計モレなのか抑止力が働いているのか不明である。
ギニアは、東部地域が辺境扱いになっていて、なかなか普及啓発が浸透しないようだ。
それが原因かどうかは分からないが、歯止めが掛からない状況が続いている。
ンゼレコレとケロアネは先月辺りから増加が始まっている。
ンゼレコレの方が早く増加し始めたが、ケロアネも追随している。
ちなみに、両県ともマセンタ県と隣接している。
(Prefectures of Guinea)
http://en.wikipedia.org/wiki/Prefectures_of_Guinea
ついでに、コヤ県はコナクリに近い。
ギニアは、アクティブな感染地域が東西に分かれているのが特徴だ。
感染の初期からこの傾向は続いている。
ということは、一向に終息の目処が立っていないということだな。
ギニアの憂鬱は、まさにこの点にある。
ゲケドウ県は、しかし、完全に終息したわけではなく、新たな感染者の発生もある。
まだ微妙に感染が継続しているのか、他の地域からの流入があるのかは分からないが、一旦ある程度の規模で感染が起こると、なかなか終息しづらいということが分かる。
ギニアは、いくつかの県が、少ない感染者を出した後に終息している。
いずれも20人程度以下の規模で、デュブレカ県が久々に確定患者(1名)を出したが、その他は殆ど動きがない。
本来は、こういった状況の中で終息していくのが理想的だ。
モンセラード、マルジビ、ニンバを除くリベリアの各地域も、こういったパターンに移行しつつある。
集計が漏れなく行われているとすれば、という、いささか頼りない仮定の上の話だが。
ギニアの感染者は、3か国中で最も少ないが、それでも既に1700人を超え、2000人に達するのは時間の問題である。
(在ギニア日本国大使館:エボラ情報
(2014年11月2日現在))
http://www.gn.emb-japan.go.jp/j/
「 患者数(疑い例を含む)
感染者1731名
(陽性確定者1457名, 可能性例204名, 疑い例70名)
うち死亡者1041名
(陽性確定者837名, 可能性例204名, 疑い例0名)」
人口は1,170万人に達する国だから、リベリアとシエラレオネを合わせたよりも多い(リベリア:430万人、シエラレオネ:610万人)。
首都近辺と東部地域の感染拡大が治まる気配はない。
それどころか、東部では地域的な広がりが出始めている。
ギニアの感染は、むしろ拡大しつつある。
前回と同じシメで恐縮だが、ギニアの憂鬱は、まだまだ続く・・・。
ギニアは、地域別の確定感染者だけではなく、可能性や疑い症例も含めた数字も公表している。
(HumanitarianResponse:ドキュメントで検索)
http://www.humanitarianresponse.info/operations/west-and-central-africa/documents
PDFファイルは、コピペできないので手入力となって、多少面倒ではある。
しかし、この手のデータは貴重で、このデータベースは重宝している。
(ギニアの憂鬱)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/10/02/7448418
前回纏めてから、1か月以上経ったので、その後の動きも見てみようと、しこしこ入力した(画像参照)。
今回は、リベリアのモンセラード郡のデータは省いてある(入れても、どーせ途中までしか見られないし)。
分かったことは3つある。
①ゲケドウ県(今回の流行の初発地)は明らかに終息しつつある。
②首都コナクリ市とマセンタ県は増加が止まらない。
③ンゼレコレ県、ケロアネ県は、一定の割合で増加している。
コヤ県も入れてみたのだが、今のところ落ち着いている(ステイブルだな)。
疑いとか可能性の症例が確定する度に修正が入ってグラフがでこぼこするが、感染の傾向を見るにはこちらの方が適切な数字が取れる。
ンゼレコレとケロアネは、前回は入れてなかったが、今回確定者数でも100越えとか90越えになったこともあって、可能な限り遡って、初発から入れた。
コヤ県の次は、23人とか22人になる。
しばらくは、この6地域を見ていけばいいだろう。
100に迫るようなところが出てくれば、また見直せばいい。
コナクリが感染爆発のリスクを抱えていることについては、このブログで何度も書いているので割愛する。
マセンタは、確定値でも増加を続けていて、その勢いは衰えているとはいえない。
指数関数的な増加になっていないのは、集計モレなのか抑止力が働いているのか不明である。
ギニアは、東部地域が辺境扱いになっていて、なかなか普及啓発が浸透しないようだ。
それが原因かどうかは分からないが、歯止めが掛からない状況が続いている。
ンゼレコレとケロアネは先月辺りから増加が始まっている。
ンゼレコレの方が早く増加し始めたが、ケロアネも追随している。
ちなみに、両県ともマセンタ県と隣接している。
(Prefectures of Guinea)
http://en.wikipedia.org/wiki/Prefectures_of_Guinea
ついでに、コヤ県はコナクリに近い。
ギニアは、アクティブな感染地域が東西に分かれているのが特徴だ。
感染の初期からこの傾向は続いている。
ということは、一向に終息の目処が立っていないということだな。
ギニアの憂鬱は、まさにこの点にある。
ゲケドウ県は、しかし、完全に終息したわけではなく、新たな感染者の発生もある。
まだ微妙に感染が継続しているのか、他の地域からの流入があるのかは分からないが、一旦ある程度の規模で感染が起こると、なかなか終息しづらいということが分かる。
ギニアは、いくつかの県が、少ない感染者を出した後に終息している。
いずれも20人程度以下の規模で、デュブレカ県が久々に確定患者(1名)を出したが、その他は殆ど動きがない。
本来は、こういった状況の中で終息していくのが理想的だ。
モンセラード、マルジビ、ニンバを除くリベリアの各地域も、こういったパターンに移行しつつある。
集計が漏れなく行われているとすれば、という、いささか頼りない仮定の上の話だが。
ギニアの感染者は、3か国中で最も少ないが、それでも既に1700人を超え、2000人に達するのは時間の問題である。
(在ギニア日本国大使館:エボラ情報
(2014年11月2日現在))
http://www.gn.emb-japan.go.jp/j/
「 患者数(疑い例を含む)
感染者1731名
(陽性確定者1457名, 可能性例204名, 疑い例70名)
うち死亡者1041名
(陽性確定者837名, 可能性例204名, 疑い例0名)」
人口は1,170万人に達する国だから、リベリアとシエラレオネを合わせたよりも多い(リベリア:430万人、シエラレオネ:610万人)。
首都近辺と東部地域の感染拡大が治まる気配はない。
それどころか、東部では地域的な広がりが出始めている。
ギニアの感染は、むしろ拡大しつつある。
前回と同じシメで恐縮だが、ギニアの憂鬱は、まだまだ続く・・・。
シエラレオネの憂鬱2 ― 2014年11月06日 10:28
シエラレオネの憂鬱2
いま、エボラの象徴は、リベリアからシエラレオネに変わりつつある。
WHOの集計は混乱を極めているが、シエラレオネ政府が発表している地区別の数字は安定して増加している。
安定しすぎていて、怪しい・・・。
以前は、確定率が異常に高かったが、最近疑い例の割合が増えて、リアリティが出てきた(って、そういうことかあ?)。
シエラレオネについては、何度か取り上げている。
この国は、初発地に近いケネマとカイラフンが流行当初からの老舗だったが、8月中旬以降、首都近郊のウエスタンエリアを初め、ボンバリ、ポルトロコでの増加が始まった。
確定数レベルでは、既に地区別のベスト3は、老舗を抜いて、新興の3地域になっている(画像参照)。
(シエラレオネの行政区画)
http://en.wikipedia.org/wiki/Administrative_divisions_of_Sierra_Leone#mediaviewer/File:Sierra_Leone_Districts.png
WHOが集計に使っている数字がどこから出ているかはよく分からない。
(EBOLA RESPONSE ROADMAP
SITUATION REPORT
5 NOVEMBER 2014)
http://apps.who.int/iris/bitstream/10665/137510/1/roadmapsitrep_5Nov14_eng.pdf
「感染者:死者
4759:1070」
(Government of Sierra Leone
Ministry of Health and Sanitation
EBOLA VIRUS DISEASE - SITUATION REPORT (Sit-Rep) – ) 03 November, 2014)
http://www.humanitarianresponse.info/system/files/documents/files/Ebola-Situation-Report_Vol-159.pdf
「感染者:死者
4759:1450」
前回と前々回の報告がおかしいのかもしれない。
(EBOLA RESPONSE ROADMAP
SITUATION REPORT
31 OCTOBER 2014)
http://apps.who.int/iris/bitstream/10665/137424/1/roadmapsitrep_31Oct2014_eng.pdf?ua=1
「感染者:死者
5338:1510」
(EBOLA RESPONSE ROADMAP
SITUATION REPORT
29 OCTOBER 2014)
http://apps.who.int/iris/bitstream/10665/137376/1/roadmapsitrep_29Oct2014_eng.pdf?ua=1
「感染者:死者
5235:1500」
おかげで、国連の数字を使っている各種集計は、大混乱だ。
(拡大するエボラ感染:グラフ参照)
http://jp.reuters.com/news/globalcoverage/ebola
(Timeline of reported cases and deaths)
http://en.wikipedia.org/wiki/Ebola_virus_epidemic_in_West_Africa#Timeline_of_reported_cases_and_deaths
まあいい。
元々、あまり当てにならない数字なので、絶対数を気にしても仕方ない。
増加の傾向を掴めれば、それで十分である。
大体、WHOの今回の発表では、死亡率が22パーセントという俄かには信じられない数字になる。
んな、ぶわっくぁぬぁ!(ばかな)。
まあ、どうでもいいんですが。
死者については、相当の漏れがあるとみていい。
集計に乗らないまま埋葬されたということになる。
掘り出して確認するわけにも行かず、今後、捕捉態勢を強化して、適切な埋葬と共に正確な把握に努めるしかない。
石鹸配るキャンペーンじゃダメだということか・・・。
いま、エボラの象徴は、リベリアからシエラレオネに変わりつつある。
WHOの集計は混乱を極めているが、シエラレオネ政府が発表している地区別の数字は安定して増加している。
安定しすぎていて、怪しい・・・。
以前は、確定率が異常に高かったが、最近疑い例の割合が増えて、リアリティが出てきた(って、そういうことかあ?)。
シエラレオネについては、何度か取り上げている。
この国は、初発地に近いケネマとカイラフンが流行当初からの老舗だったが、8月中旬以降、首都近郊のウエスタンエリアを初め、ボンバリ、ポルトロコでの増加が始まった。
確定数レベルでは、既に地区別のベスト3は、老舗を抜いて、新興の3地域になっている(画像参照)。
(シエラレオネの行政区画)
http://en.wikipedia.org/wiki/Administrative_divisions_of_Sierra_Leone#mediaviewer/File:Sierra_Leone_Districts.png
WHOが集計に使っている数字がどこから出ているかはよく分からない。
(EBOLA RESPONSE ROADMAP
SITUATION REPORT
5 NOVEMBER 2014)
http://apps.who.int/iris/bitstream/10665/137510/1/roadmapsitrep_5Nov14_eng.pdf
「感染者:死者
4759:1070」
(Government of Sierra Leone
Ministry of Health and Sanitation
EBOLA VIRUS DISEASE - SITUATION REPORT (Sit-Rep) – ) 03 November, 2014)
http://www.humanitarianresponse.info/system/files/documents/files/Ebola-Situation-Report_Vol-159.pdf
「感染者:死者
4759:1450」
前回と前々回の報告がおかしいのかもしれない。
(EBOLA RESPONSE ROADMAP
SITUATION REPORT
31 OCTOBER 2014)
http://apps.who.int/iris/bitstream/10665/137424/1/roadmapsitrep_31Oct2014_eng.pdf?ua=1
「感染者:死者
5338:1510」
(EBOLA RESPONSE ROADMAP
SITUATION REPORT
29 OCTOBER 2014)
http://apps.who.int/iris/bitstream/10665/137376/1/roadmapsitrep_29Oct2014_eng.pdf?ua=1
「感染者:死者
5235:1500」
おかげで、国連の数字を使っている各種集計は、大混乱だ。
(拡大するエボラ感染:グラフ参照)
http://jp.reuters.com/news/globalcoverage/ebola
(Timeline of reported cases and deaths)
http://en.wikipedia.org/wiki/Ebola_virus_epidemic_in_West_Africa#Timeline_of_reported_cases_and_deaths
まあいい。
元々、あまり当てにならない数字なので、絶対数を気にしても仕方ない。
増加の傾向を掴めれば、それで十分である。
大体、WHOの今回の発表では、死亡率が22パーセントという俄かには信じられない数字になる。
んな、ぶわっくぁぬぁ!(ばかな)。
まあ、どうでもいいんですが。
死者については、相当の漏れがあるとみていい。
集計に乗らないまま埋葬されたということになる。
掘り出して確認するわけにも行かず、今後、捕捉態勢を強化して、適切な埋葬と共に正確な把握に努めるしかない。
石鹸配るキャンペーンじゃダメだということか・・・。
TP10その2 ― 2014年11月06日 12:13
TP10その2
試しに、シンクパッド10でブログを書いてみることにした。
スクリーンキーボードは、ある程度のタッチタイピングが可能である。
「Windowsスタート画面コントロール」の機能で発見があった。
スリープ状態から復帰する際に、ここにさわると電源ボタンを押さなくてもいい。
また、画面の自動回転については、横長状態で画面分割を使用している時は、オンにしていても縦長にはならない。
このボタンは押さなくても、チャーム→設定→画面からコントロールできる。
めんどくさいけど。
まあいい。
未だに操作が分からないのは、画面のキャプチャの方法である。
アンドロイドマシンの多くは、電源キーとボリュームキーの同時押し(ボリュームアップかダウンかは、機種によって異なる)が多いが、TP10ではダメなようだ。
もちろん、スクリーンキーボードには、プリントスクリーンキーなどはない。
これは純正のキーボードを買えということなんだろうか?。
(レノボ・ジャパン ThinkPad 10 ウルトラブック キーボード-日本語)
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AC%E3%83%8E%E3%83%9C%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%91%E3%83%B3-ThinkPad-10-%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E/dp/B00LLQZNQS
「本製品にはInsert、PrtScキーはありません」
残念でした。
画面のキャプチャが出来たからって、あまり意味はないんだが・・・。
どうやったらスクリーンキャプチャーができるか、研究してみよう。
(Snipping Toolの起動:追加)
http://windows8.rdy.jp/article/63369219.html
なんだ、あるんじゃん!。
試しに、シンクパッド10でブログを書いてみることにした。
スクリーンキーボードは、ある程度のタッチタイピングが可能である。
「Windowsスタート画面コントロール」の機能で発見があった。
スリープ状態から復帰する際に、ここにさわると電源ボタンを押さなくてもいい。
また、画面の自動回転については、横長状態で画面分割を使用している時は、オンにしていても縦長にはならない。
このボタンは押さなくても、チャーム→設定→画面からコントロールできる。
めんどくさいけど。
まあいい。
未だに操作が分からないのは、画面のキャプチャの方法である。
アンドロイドマシンの多くは、電源キーとボリュームキーの同時押し(ボリュームアップかダウンかは、機種によって異なる)が多いが、TP10ではダメなようだ。
もちろん、スクリーンキーボードには、プリントスクリーンキーなどはない。
これは純正のキーボードを買えということなんだろうか?。
(レノボ・ジャパン ThinkPad 10 ウルトラブック キーボード-日本語)
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AC%E3%83%8E%E3%83%9C%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%91%E3%83%B3-ThinkPad-10-%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E/dp/B00LLQZNQS
「本製品にはInsert、PrtScキーはありません」
残念でした。
画面のキャプチャが出来たからって、あまり意味はないんだが・・・。
どうやったらスクリーンキャプチャーができるか、研究してみよう。
(Snipping Toolの起動:追加)
http://windows8.rdy.jp/article/63369219.html
なんだ、あるんじゃん!。
スピード32 ― 2014年11月06日 17:19
スピード32
英語版のウィキが更新され、感染者と死者の累計数が減るという珍事となった。
(Timeline of reported cases and deaths)
http://en.wikipedia.org/wiki/Ebola_virus_epidemic_in_West_Africa#Timeline_of_reported_cases_and_deaths
「2 Nov 2014:
国名:感染者:死者
Guinea:1,731:1041
Liberia:6,525:2,697
Sierra Leonee:4,759:1,160
Nigeria:20:8
Senegal:1:0
United States:4:1
Spain:1:0
Mali:1:1
合計:13042:4908」
今回、WHOはシエラレオネの集計の修正があったりして、かなり混乱している。
(EBOLA RESPONSE ROADMAP
SITUATION REPORT
5 NOVEMBER 2014)
http://apps.who.int/iris/bitstream/10665/137510/1/roadmapsitrep_5Nov14_eng.pdf?ua=1
「国名:感染者:死者
Guinea:1,731:1041
Liberia:6,525:2,697
Sierra Leonee:4,759:1070
Nigeria:20:8
Senegal:1:0
United States:4:1
Spain:1:0
Mali:1:1
合計:13042:4818」
例によって、最新情報。
「「国名:感染者:死者:集計日
Guinea:1,731:1041:(11月2日)
Liberia:6,525:2,697:(10月31日)
Sierra Leonee:4864:1468:(11月5日)
Nigeria:20:8:(11月5日)
Senegal:1:0:(11月5日)
United States:4:1:(11月5日)
Spain:1:0:(11月5日)
Mali:1:1:(11月5日)
合計:13147:5216」
主要3か国以外は、WHOの発表日になっている。
どう集計しても、感染者は1万3千人を超え、死者は間違いなく5000人を超えた。
この一月に限っても、感染者は5500人以上、死者は約1400人増加した。
前月の増加は、それぞれ、およそ3800人と1600人だから、怪しげな集計上でもエボラのスピードはまだ衰えたとはいえない。
国別や地域別に見れば、終息に向かっているとか、終息したところもあるだろうが、主要3か国に限って言えば、何一つ楽観できる要素はない。
巷では、リベリアの感染者の増加が減ったといわれている。
(エボラ熱死者、5000人突破へ=リベリアで新規感染減少か-WHO)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201410%2F2014102900990
「一方、感染拡大が最も深刻なリベリアでは「新規感染が減っている」と強調。主な感染要因とされる埋葬に際しての安全対策が浸透しつつあると指摘した。」
ではなぜ、モンロビアでの感染拡大は収まらないのか。
直近でさえ、毎週50人からの感染者が発生しているのは、どういう理由なんだろう?。
そりゃあ、一時期の数分の1になったとはいえ、リベリア全体の新規感染の半数以上が首都で発生し続けている。
これだけの規模の感染を終息させることは、極めて難しくなっている。
多くが7日から10日といわれる潜伏期間を経て、繰り返し感染が継続している。
発症者を片っ端から医療施設に入れるしかない。
それもままならない状況で、感染の収束を図るのは困難だ。
ギニアやシエラレオネの状況については、既にこのブログでも触れた。
(ギニアの憂鬱2)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/11/06/7484048
(シエラレオネの憂鬱2)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/11/06/7484254
いずれも、終息などという状況は全く見えてこない。
リベリアは、従来の数字を一気に書き換える訂正を行い、感染者の数が10月下旬に激増した。
集計モレだったとしても、反映後も増加は続いている。
傾向としては、増え続けている。
減少しているというのは、増加が減っただけで、感染者数は増え続けている。
つまり、伝播自体は続いているということだ。
これが危ない。
10月22日に大規模な修正があってから、10月31日までの9日間に、359人が新たに感染している。
これをもって、感染者が減っているというなら、上等じゃないか。
相手は、致死率7割といわれる世紀の伝染病なのだ。
250人が死の宣告を受けたことになる。
WHOは、大量の資源を投じているので、何の成果も上がっていないという批判を何よりも恐れている。
それは、リベリアを拠点にして活動を展開している米国にしても同じだ。
(米大統領、エボラ熱対策で62億ドルを議会に要請へ=関係者)
http://jp.reuters.com/article/jp_ebola/idJPKBN0IP32520141106
円安で、今日は115円まで行ったというから、それで換算すると7130億円ということになる。
予備費コミということだが、大変な額だ。
中間選挙が終わって、ボロ負けしたオバマは、逆にもう、何も恐れるものはない。
自らが信じる政策を議会にぶつけて、通らなければ共和党批判をすればいいだけだ。
次期大統領選挙に向けて、それはボディブローのように効いてくるだろう。
ポジションは悪くない。
彼が選挙を戦うことは、二度とないのだから。
それだけに、歴史に名を残そうとして、取り組んだ政策の成否には神経を尖らすことになる。
エボラは重要政策の一つになるだろう。
だから、大金を投じて効果がありませんでしたでは済まない。
WHOが役人根性出して、成果をでっち上げるようなことがあれば、国内からも国際社会からも批判を浴びることになる。
しかし、7000億円というのはでかいな。
想像もつかない。
死ぬまで吉野家の牛丼(アタマの大盛り:460円)食い続けても、そんなには食えない(って、そういう比較するかあ?)。
(吉野家メニュー)
http://www.yoshinoya.com/menu/don/gyudon.html
まあ、どうでもいいんですが。
過剰な投資が必要な時期は、もう過ぎてしまったかもしれない。
あとは、ワクチンが出来るまでの時間をどう稼ぐかという段階に入っている。
可能な限りの資源を投じて、エボラの足を引っ張ることで、感染の拡大を少しでも抑制するしかない。
それが、主要3か国の犠牲者を減らし、他の国への飛び火感染を抑えることに繋がる。
それができなければ、エボラに追いつくどころではなくなる。
エボラの後姿さえ、現在では見えてこない。
遥か彼方を猛スピードで走っていることは、何の疑いもないのだ。
英語版のウィキが更新され、感染者と死者の累計数が減るという珍事となった。
(Timeline of reported cases and deaths)
http://en.wikipedia.org/wiki/Ebola_virus_epidemic_in_West_Africa#Timeline_of_reported_cases_and_deaths
「2 Nov 2014:
国名:感染者:死者
Guinea:1,731:1041
Liberia:6,525:2,697
Sierra Leonee:4,759:1,160
Nigeria:20:8
Senegal:1:0
United States:4:1
Spain:1:0
Mali:1:1
合計:13042:4908」
今回、WHOはシエラレオネの集計の修正があったりして、かなり混乱している。
(EBOLA RESPONSE ROADMAP
SITUATION REPORT
5 NOVEMBER 2014)
http://apps.who.int/iris/bitstream/10665/137510/1/roadmapsitrep_5Nov14_eng.pdf?ua=1
「国名:感染者:死者
Guinea:1,731:1041
Liberia:6,525:2,697
Sierra Leonee:4,759:1070
Nigeria:20:8
Senegal:1:0
United States:4:1
Spain:1:0
Mali:1:1
合計:13042:4818」
例によって、最新情報。
「「国名:感染者:死者:集計日
Guinea:1,731:1041:(11月2日)
Liberia:6,525:2,697:(10月31日)
Sierra Leonee:4864:1468:(11月5日)
Nigeria:20:8:(11月5日)
Senegal:1:0:(11月5日)
United States:4:1:(11月5日)
Spain:1:0:(11月5日)
Mali:1:1:(11月5日)
合計:13147:5216」
主要3か国以外は、WHOの発表日になっている。
どう集計しても、感染者は1万3千人を超え、死者は間違いなく5000人を超えた。
この一月に限っても、感染者は5500人以上、死者は約1400人増加した。
前月の増加は、それぞれ、およそ3800人と1600人だから、怪しげな集計上でもエボラのスピードはまだ衰えたとはいえない。
国別や地域別に見れば、終息に向かっているとか、終息したところもあるだろうが、主要3か国に限って言えば、何一つ楽観できる要素はない。
巷では、リベリアの感染者の増加が減ったといわれている。
(エボラ熱死者、5000人突破へ=リベリアで新規感染減少か-WHO)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201410%2F2014102900990
「一方、感染拡大が最も深刻なリベリアでは「新規感染が減っている」と強調。主な感染要因とされる埋葬に際しての安全対策が浸透しつつあると指摘した。」
ではなぜ、モンロビアでの感染拡大は収まらないのか。
直近でさえ、毎週50人からの感染者が発生しているのは、どういう理由なんだろう?。
そりゃあ、一時期の数分の1になったとはいえ、リベリア全体の新規感染の半数以上が首都で発生し続けている。
これだけの規模の感染を終息させることは、極めて難しくなっている。
多くが7日から10日といわれる潜伏期間を経て、繰り返し感染が継続している。
発症者を片っ端から医療施設に入れるしかない。
それもままならない状況で、感染の収束を図るのは困難だ。
ギニアやシエラレオネの状況については、既にこのブログでも触れた。
(ギニアの憂鬱2)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/11/06/7484048
(シエラレオネの憂鬱2)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/11/06/7484254
いずれも、終息などという状況は全く見えてこない。
リベリアは、従来の数字を一気に書き換える訂正を行い、感染者の数が10月下旬に激増した。
集計モレだったとしても、反映後も増加は続いている。
傾向としては、増え続けている。
減少しているというのは、増加が減っただけで、感染者数は増え続けている。
つまり、伝播自体は続いているということだ。
これが危ない。
10月22日に大規模な修正があってから、10月31日までの9日間に、359人が新たに感染している。
これをもって、感染者が減っているというなら、上等じゃないか。
相手は、致死率7割といわれる世紀の伝染病なのだ。
250人が死の宣告を受けたことになる。
WHOは、大量の資源を投じているので、何の成果も上がっていないという批判を何よりも恐れている。
それは、リベリアを拠点にして活動を展開している米国にしても同じだ。
(米大統領、エボラ熱対策で62億ドルを議会に要請へ=関係者)
http://jp.reuters.com/article/jp_ebola/idJPKBN0IP32520141106
円安で、今日は115円まで行ったというから、それで換算すると7130億円ということになる。
予備費コミということだが、大変な額だ。
中間選挙が終わって、ボロ負けしたオバマは、逆にもう、何も恐れるものはない。
自らが信じる政策を議会にぶつけて、通らなければ共和党批判をすればいいだけだ。
次期大統領選挙に向けて、それはボディブローのように効いてくるだろう。
ポジションは悪くない。
彼が選挙を戦うことは、二度とないのだから。
それだけに、歴史に名を残そうとして、取り組んだ政策の成否には神経を尖らすことになる。
エボラは重要政策の一つになるだろう。
だから、大金を投じて効果がありませんでしたでは済まない。
WHOが役人根性出して、成果をでっち上げるようなことがあれば、国内からも国際社会からも批判を浴びることになる。
しかし、7000億円というのはでかいな。
想像もつかない。
死ぬまで吉野家の牛丼(アタマの大盛り:460円)食い続けても、そんなには食えない(って、そういう比較するかあ?)。
(吉野家メニュー)
http://www.yoshinoya.com/menu/don/gyudon.html
まあ、どうでもいいんですが。
過剰な投資が必要な時期は、もう過ぎてしまったかもしれない。
あとは、ワクチンが出来るまでの時間をどう稼ぐかという段階に入っている。
可能な限りの資源を投じて、エボラの足を引っ張ることで、感染の拡大を少しでも抑制するしかない。
それが、主要3か国の犠牲者を減らし、他の国への飛び火感染を抑えることに繋がる。
それができなければ、エボラに追いつくどころではなくなる。
エボラの後姿さえ、現在では見えてこない。
遥か彼方を猛スピードで走っていることは、何の疑いもないのだ。
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