スピード65 ― 2015年06月03日 08:21
スピード65
世間では、エボラよりもMERSが注目され始めた。
(韓国「MERS」2人死亡…日本「エボラより危機感を」)
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2015/06/03/kiji/K20150603010466530.html
「MERS 2012年に初めて報告され、主に中東地域で患者が確認された。ウイルスは哺乳類や鳥類の呼吸器、消化器に感染し、人間では発熱やせき、呼吸困難、腎不全などを起こす。患者は隔離病棟に入院し、回復を待つことになる。世界保健機関(WHO)によると、1日までにウイルスへの感染が確認されたのは1154人、そのうち431人が死亡。」
「賀来満夫東北大教授(感染症学)によると、MERSにワクチンや治療薬はなく、対症療法が中心。「日本と韓国を行き来する人は大変多い。この点でエボラ出血熱よりも危機感を持っている」と話す。」
「MERSはつばやせきによる飛まつで感染が広がる。」
マジかよ!?。
(中東呼吸器症候群)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%9D%B1%E5%91%BC%E5%90%B8%E5%99%A8%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4
「2012年に、中東へ渡航歴のある症例から発見された新種のコロナウイルスによる感染症であり、ロンドンで発見された」
(MERSコロナウイルス)
http://ja.wikipedia.org/wiki/MERS%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9
「2013年6月末現在、ヒトヒト感染での空気感染例はなく、濃厚接触感染が存在するとされている。」
「2015年の韓国での感染拡大では、ウイルスの遺伝子変異により伝播力の強まっている可能性が指摘されている」
いやあ、何かヤバそうな感じだな。
この件については、情況次第でシリーズ化するかもしれないが、今のところ、我が国では感染者の発生はない。
治療法が確立されておらず、ワクチンもない。
致死率も高い。
エボラと同じだ。
(Ebola Situation Report - 27 May 2015)
http://apps.who.int/ebola/en/current-situation/ebola-situation-report-27-may-2015
先週はすっ飛ばしたが、エボラの終息が近い。
画像の1日あたりの感染者数を見ると、そのことがハッキリとわかる。
もちろん、ギニアもシエラレオネも、ロングテール状態になっていて、細い感染経路を維持している。
潜っているのだ。
しっかりとコンタクトとレーシングして、潰していかないと、たった一人の患者から再感染が繰り返されるという、いつか来た道へ逆戻りだ。
韓国でMERSの3次感染が起こったことが問題になっているが、エボラは、何次感染なんだろう?。
(韓国MERS「三次感染」も…管理の甘さに批判)
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150602-OYT1T50168.html
なんと、院内感染だと!。
まあいい。
エボラの流行は、確かに終息に向かっている。
当初に比べれば監視も強化され、爆発的な感染拡大の恐れは小さい。
このまま完全終息になることは、ほぼ間違いないだろう。
MERSと共に、早く終息してもらいたいな。
ヒトヒト感染は、まさに人間の活動そのものだ。
画像のグラフを見ると、この1年余りの西アフリカ地域における、人間活動のカタチが見えてくるような気がする(錯覚じゃね?)。
何の知識もなく、濃密な触れあいを大切にして生活し、感染が拡大していった昨年の春。
爆発的な感染が始まり、知識の普及と生活習慣の改善、医療資源の投入が拮抗してくる夏。
そして、ピークを迎える秋から冬。
年を越して、終息の兆しが明らかになり、なだらかな減少を迎える今年の春。
医療資源も、生活習慣も、知識も備え、これからは、完全終息に向かって最後のツメをしていかなければならない。
終息の季節はは、もう、そこまで来ている・・・(現地では、雨季と乾季しかないとかいう突っ込みは、認めん!)。
世間では、エボラよりもMERSが注目され始めた。
(韓国「MERS」2人死亡…日本「エボラより危機感を」)
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2015/06/03/kiji/K20150603010466530.html
「MERS 2012年に初めて報告され、主に中東地域で患者が確認された。ウイルスは哺乳類や鳥類の呼吸器、消化器に感染し、人間では発熱やせき、呼吸困難、腎不全などを起こす。患者は隔離病棟に入院し、回復を待つことになる。世界保健機関(WHO)によると、1日までにウイルスへの感染が確認されたのは1154人、そのうち431人が死亡。」
「賀来満夫東北大教授(感染症学)によると、MERSにワクチンや治療薬はなく、対症療法が中心。「日本と韓国を行き来する人は大変多い。この点でエボラ出血熱よりも危機感を持っている」と話す。」
「MERSはつばやせきによる飛まつで感染が広がる。」
マジかよ!?。
(中東呼吸器症候群)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%9D%B1%E5%91%BC%E5%90%B8%E5%99%A8%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4
「2012年に、中東へ渡航歴のある症例から発見された新種のコロナウイルスによる感染症であり、ロンドンで発見された」
(MERSコロナウイルス)
http://ja.wikipedia.org/wiki/MERS%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9
「2013年6月末現在、ヒトヒト感染での空気感染例はなく、濃厚接触感染が存在するとされている。」
「2015年の韓国での感染拡大では、ウイルスの遺伝子変異により伝播力の強まっている可能性が指摘されている」
いやあ、何かヤバそうな感じだな。
この件については、情況次第でシリーズ化するかもしれないが、今のところ、我が国では感染者の発生はない。
治療法が確立されておらず、ワクチンもない。
致死率も高い。
エボラと同じだ。
(Ebola Situation Report - 27 May 2015)
http://apps.who.int/ebola/en/current-situation/ebola-situation-report-27-may-2015
先週はすっ飛ばしたが、エボラの終息が近い。
画像の1日あたりの感染者数を見ると、そのことがハッキリとわかる。
もちろん、ギニアもシエラレオネも、ロングテール状態になっていて、細い感染経路を維持している。
潜っているのだ。
しっかりとコンタクトとレーシングして、潰していかないと、たった一人の患者から再感染が繰り返されるという、いつか来た道へ逆戻りだ。
韓国でMERSの3次感染が起こったことが問題になっているが、エボラは、何次感染なんだろう?。
(韓国MERS「三次感染」も…管理の甘さに批判)
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150602-OYT1T50168.html
なんと、院内感染だと!。
まあいい。
エボラの流行は、確かに終息に向かっている。
当初に比べれば監視も強化され、爆発的な感染拡大の恐れは小さい。
このまま完全終息になることは、ほぼ間違いないだろう。
MERSと共に、早く終息してもらいたいな。
ヒトヒト感染は、まさに人間の活動そのものだ。
画像のグラフを見ると、この1年余りの西アフリカ地域における、人間活動のカタチが見えてくるような気がする(錯覚じゃね?)。
何の知識もなく、濃密な触れあいを大切にして生活し、感染が拡大していった昨年の春。
爆発的な感染が始まり、知識の普及と生活習慣の改善、医療資源の投入が拮抗してくる夏。
そして、ピークを迎える秋から冬。
年を越して、終息の兆しが明らかになり、なだらかな減少を迎える今年の春。
医療資源も、生活習慣も、知識も備え、これからは、完全終息に向かって最後のツメをしていかなければならない。
終息の季節はは、もう、そこまで来ている・・・(現地では、雨季と乾季しかないとかいう突っ込みは、認めん!)。
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