🐱変異種:最速の5回目接種:3か月 ― 2022年09月22日 09:11
変異種:最速の5回目接種:3か月
(<独自>ワクチンの接種間隔 5カ月から3カ月に短縮へ)
https://www.sankei.com/article/20220921-KZRX4B5I6ZL4VDQVQATTQPTTPU/
「自治体側の準備もあり、2カ月間隔は短すぎる。3カ月が現実的な選択肢だ」
「接種間隔の短縮について、10月末までに専門家部会などの了承を得たい考え」
接種間隔の短縮は有難いが、対象者の優先順位やBA.5対応のピッカピカ新品ワクチンの承認時期などとの関係で、7月上旬に4回目接種を受けている浮沈子の場合、ビミョーな選択になってきた。
早ければ11月にも接種可能(4か月経っちゃってますけど)ということになるが、BA.1対応の家畜の餌な新古品を回される可能性が高いからな。
棲息する東京都大田区の実務的な都合もある。
仮に3か月になったとしても、その対応が始まるのが12月になってからなどということになれば、浮沈子にとっては5カ月のままと同じことになる(まあ、その頃になれば、BA.5対応ワクチンに切り替わっているでしょうけど)。
モデルナは、まだ、BA.5対応ワクチンの申請を行っていない。
10月の審査に間に合わせるためにも、早急に提出してもらいたいな(規制当局は、ファイザーだけ先行させるかもしれないけど)。
しかし、いずれにしても、接種間隔が短縮される方向で具体的な動きが報じられたことは喜ばしい。
今のところ、産経のスクープの形だが、ひっくり返ることはないだろう。
この冬の流行が本当に来るのか、高齢者などの重症化予防効果がどの程度期待できるのかなどは不明のまま。
準高齢者で持病持ち、選択の余地のない浮沈子は、最速のワクチン接種に前のめりだが、世間はそうとは限らない。
第7波が収束に向かっている昨今、WHOや米国大統領の発言が報じられる中、いつまでマスクをしなけりゃならないのかという脱コロナ(ウィズコロナなんて、とっくに通り越している!)の動きもある。
昨日、大井町の路上では、外国人らしき親子が、マスクをしないで歩き回っていた。
郷に入っては郷に従ってもらいたいんだがな(おまいに言われたくない!)・・・。
まあいい。
「新ワクチン接種が始まる前の9月中旬に4回目の従来型ワクチンを受けた人の場合、接種間隔が5カ月のままだと、新ワクチンでの5回目接種が来年2月となる。年末年始に感染が拡大すれば間に合わない可能性が高い。」
産経の解説では、4回目接種対象者の重症化予防効果は5か月もたないことになる。
米国が、接種間隔を2か月としているのは、従来型のワクチンの場合、せいぜいその程度しか効果(感染予防効果、発症予防効果を含む)の持続期間がないからだろう。
うち控えしている若年者の大部分は、既に、少なくとも感染予防効果は切れている。
「政府は、10月中旬をめどに従来型ワクチンを2回以上接種した12歳以上のすべての人に新ワクチンの対象を広げ・・・」
それからうち始めても、一定程度普及するのは年明けになる。
「年末までに希望者全員の接種完了を目指している。」
3回目接種は、今日現在65パーセント程度なわけで、膨大な接種希望者にうち切るためには、さいてーでも半年程度の期間が必要だろう。
それこそ、自治体の都合ということになる。
4回目接種にしても、5月頃から開始されているにも拘らず、60歳以上に限れば、4か月経ってもせいぜい半数程度しかうち終わっていない。
年内に希望者全員にうち終わるなどというのは、非現実的希望的観測に過ぎないことは明らかだ。
下手をすると、早期に接種した新古品ワクチンの効果切れと、従来の型落ちワクチンしかうっていないブースト未接種者の感染が重なり、大流行を招く懸念もある。
進むも流行、退くも流行・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
うーん、接種間隔の短縮で、新古品をうつか、じっと我慢で新品が出るのを待ってうつか。
が、まあ、浮沈子は家畜の餌な新古品(BA.1対応2価ワクチン)をうつことになるだろうな。
既に4回目接種から2か月以上経過し、感染予防効果や発症予防効果はとっくに切れているだろうし、重症化予防効果も怪しい。
今年は、インフルエンザワクチンもうとうと思っているから、両者の接種のタイミングも重要だ。
同じ接種会場でうてればいいけど、新型コロナワクチンが集団接種会場の場合はそうはいかない(たぶん)。
副反応の管理の問題もあるから、左右の腕に同時に接種するよりは、2週間程度空けてうちたいと思っている。
接種時期が近くなったら、かかりつけ医と相談して決めよう。
しかし、それにしても、9月20日にオミクロン対応ワクチンの接種が始まった翌日に、接種間隔の短縮検討のニュースが報じられるというのは、何とも言えない朝令暮改感が漂う。
まあ、翌日だから、まだいいか・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(オミクロン株対応ワクチン 接種間隔「3か月」に短縮で調整)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/159826?display=1
「接種の間隔を現在の5か月から3か月に短縮する方向で調整」
「近く専門部会を開き、正式に決定する見通し」
TBSも報じたからな。
正式決定は来月持越しだろう。
英国が3か月、米国が2か月でうち始めたのは、相当な衝撃だったようだ。
高齢者などの免疫弱者は、ワクチンうたなければ重症化は免れない。
4回目接種は、承認から4か月経過しても60歳以上の接種率が半数程度と言われている。
生殺与奪の権をにぎる接種期間。
余ってて捨てちまったワクチンを、も少し早くうっていれば救える命もあったかも知れない(未確認)。
今回も、その轍を踏むことになりそうだな。
自治体の都合で2か月は短すぎるということなようだが、うてるところからうたせればいいのではないか。
死ぬときは、みんな一緒に死ななければならないのかあ?。
もっとも、現在の新型コロナワクチン接種は、社会防衛の一環としての位置付けて行われているからな。
接種者個人の都合ではない。
型落ちワクチンの4回目接種が、高齢者などだけを対象に行われたりしているのもそのためだ。
効き目としては、大して変わらないだろうけど、感染予防効果や発症予防効果が期待できるとして、通常接種になったBA.1対応ワクチン。
うてるものなら、2か月でうたせてもらいたいものだ・・・。
(<独自>ワクチンの接種間隔 5カ月から3カ月に短縮へ)
https://www.sankei.com/article/20220921-KZRX4B5I6ZL4VDQVQATTQPTTPU/
「自治体側の準備もあり、2カ月間隔は短すぎる。3カ月が現実的な選択肢だ」
「接種間隔の短縮について、10月末までに専門家部会などの了承を得たい考え」
接種間隔の短縮は有難いが、対象者の優先順位やBA.5対応のピッカピカ新品ワクチンの承認時期などとの関係で、7月上旬に4回目接種を受けている浮沈子の場合、ビミョーな選択になってきた。
早ければ11月にも接種可能(4か月経っちゃってますけど)ということになるが、BA.1対応の家畜の餌な新古品を回される可能性が高いからな。
棲息する東京都大田区の実務的な都合もある。
仮に3か月になったとしても、その対応が始まるのが12月になってからなどということになれば、浮沈子にとっては5カ月のままと同じことになる(まあ、その頃になれば、BA.5対応ワクチンに切り替わっているでしょうけど)。
モデルナは、まだ、BA.5対応ワクチンの申請を行っていない。
10月の審査に間に合わせるためにも、早急に提出してもらいたいな(規制当局は、ファイザーだけ先行させるかもしれないけど)。
しかし、いずれにしても、接種間隔が短縮される方向で具体的な動きが報じられたことは喜ばしい。
今のところ、産経のスクープの形だが、ひっくり返ることはないだろう。
この冬の流行が本当に来るのか、高齢者などの重症化予防効果がどの程度期待できるのかなどは不明のまま。
準高齢者で持病持ち、選択の余地のない浮沈子は、最速のワクチン接種に前のめりだが、世間はそうとは限らない。
第7波が収束に向かっている昨今、WHOや米国大統領の発言が報じられる中、いつまでマスクをしなけりゃならないのかという脱コロナ(ウィズコロナなんて、とっくに通り越している!)の動きもある。
昨日、大井町の路上では、外国人らしき親子が、マスクをしないで歩き回っていた。
郷に入っては郷に従ってもらいたいんだがな(おまいに言われたくない!)・・・。
まあいい。
「新ワクチン接種が始まる前の9月中旬に4回目の従来型ワクチンを受けた人の場合、接種間隔が5カ月のままだと、新ワクチンでの5回目接種が来年2月となる。年末年始に感染が拡大すれば間に合わない可能性が高い。」
産経の解説では、4回目接種対象者の重症化予防効果は5か月もたないことになる。
米国が、接種間隔を2か月としているのは、従来型のワクチンの場合、せいぜいその程度しか効果(感染予防効果、発症予防効果を含む)の持続期間がないからだろう。
うち控えしている若年者の大部分は、既に、少なくとも感染予防効果は切れている。
「政府は、10月中旬をめどに従来型ワクチンを2回以上接種した12歳以上のすべての人に新ワクチンの対象を広げ・・・」
それからうち始めても、一定程度普及するのは年明けになる。
「年末までに希望者全員の接種完了を目指している。」
3回目接種は、今日現在65パーセント程度なわけで、膨大な接種希望者にうち切るためには、さいてーでも半年程度の期間が必要だろう。
それこそ、自治体の都合ということになる。
4回目接種にしても、5月頃から開始されているにも拘らず、60歳以上に限れば、4か月経ってもせいぜい半数程度しかうち終わっていない。
年内に希望者全員にうち終わるなどというのは、非現実的希望的観測に過ぎないことは明らかだ。
下手をすると、早期に接種した新古品ワクチンの効果切れと、従来の型落ちワクチンしかうっていないブースト未接種者の感染が重なり、大流行を招く懸念もある。
進むも流行、退くも流行・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
うーん、接種間隔の短縮で、新古品をうつか、じっと我慢で新品が出るのを待ってうつか。
が、まあ、浮沈子は家畜の餌な新古品(BA.1対応2価ワクチン)をうつことになるだろうな。
既に4回目接種から2か月以上経過し、感染予防効果や発症予防効果はとっくに切れているだろうし、重症化予防効果も怪しい。
今年は、インフルエンザワクチンもうとうと思っているから、両者の接種のタイミングも重要だ。
同じ接種会場でうてればいいけど、新型コロナワクチンが集団接種会場の場合はそうはいかない(たぶん)。
副反応の管理の問題もあるから、左右の腕に同時に接種するよりは、2週間程度空けてうちたいと思っている。
接種時期が近くなったら、かかりつけ医と相談して決めよう。
しかし、それにしても、9月20日にオミクロン対応ワクチンの接種が始まった翌日に、接種間隔の短縮検討のニュースが報じられるというのは、何とも言えない朝令暮改感が漂う。
まあ、翌日だから、まだいいか・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(オミクロン株対応ワクチン 接種間隔「3か月」に短縮で調整)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/159826?display=1
「接種の間隔を現在の5か月から3か月に短縮する方向で調整」
「近く専門部会を開き、正式に決定する見通し」
TBSも報じたからな。
正式決定は来月持越しだろう。
英国が3か月、米国が2か月でうち始めたのは、相当な衝撃だったようだ。
高齢者などの免疫弱者は、ワクチンうたなければ重症化は免れない。
4回目接種は、承認から4か月経過しても60歳以上の接種率が半数程度と言われている。
生殺与奪の権をにぎる接種期間。
余ってて捨てちまったワクチンを、も少し早くうっていれば救える命もあったかも知れない(未確認)。
今回も、その轍を踏むことになりそうだな。
自治体の都合で2か月は短すぎるということなようだが、うてるところからうたせればいいのではないか。
死ぬときは、みんな一緒に死ななければならないのかあ?。
もっとも、現在の新型コロナワクチン接種は、社会防衛の一環としての位置付けて行われているからな。
接種者個人の都合ではない。
型落ちワクチンの4回目接種が、高齢者などだけを対象に行われたりしているのもそのためだ。
効き目としては、大して変わらないだろうけど、感染予防効果や発症予防効果が期待できるとして、通常接種になったBA.1対応ワクチン。
うてるものなら、2か月でうたせてもらいたいものだ・・・。
🐱水泳ネタ:水泳教室とバタフライテクニカルプログラム復帰 ― 2022年09月22日 10:32
水泳ネタ:水泳教室とバタフライテクニカルプログラム復帰
水泳教室の今月の泳法は背泳ぎ。
来週は定休日なので、今月はこれで終わり。
それはともかく、ほぼ2か月半ぶりの水泳教室は楽しかった。
自分でシコシコ泳いでいるのもいいけれど、いろいろ芸を仕込まれながらお稽古事として泳ぐのも気分転換になる。
自分だけだと、苦手な泳法はしないからな。
あんなことやこんなこと(片手だけで背泳ぎとか、両手同時に掻く背泳ぎとか)は、水泳教室でなければ絶対にやらない。
課題が出来れば嬉しいし、出来なければ出来ないで、チャレンジしようという気が起きる。
ゲーム感覚なわけだ。
バタフライのテクニカルプログラムにも出た。
針山センセは、これで卒業。
最後の指導を受けられてラッキーだったが、内容はややワケワカ。
バタ足で回転しながら水面を進んだり(横向きになっている時は、水底側の手だけを伸ばして、水面側の手は体側)、デモンストレーションだけだったが、水中で回転しながらバタ足したり(この時は両手を上)。
目的とするところは、体幹(腹筋)を固めて、安定した軸を作るということらしい。
バタフライも、推進軸を安定させなければ、速くは泳げないということか。
もっとも、テクニカルプログラムに参加しているババ達(男性は浮沈子のみ)は、誰一人として速く泳ごうと思っていないだろうけどな。
まあいい。
その他にも、カラーボール(通常は、イルカジャンプで深く潜らせるためのアイテム)を片手に握ったままで、そっちの手バタフライをさせたりしてな(掻く時に肘から先を、効果的に使う練習だそうです)。
両手ではやらない(沈んじゃうから)。
クロールでは、グーで握ってやったり、指1本とか2本とかでやったりする練習方法がある。
目的とするところは同じだ。
最後は、デモンストレーションで針山センセのバタフライのご披露。
はやっ!。
競泳仕込みの高速バタフライだ。
一掻きで進む距離が違う。
しょせん、ジジババのなんちゃってバタフライとは異なる泳法だ。
が、基本とする動作は共通。
腕の可動範囲や掻きの効率(手の使い方)、うねりの塩梅、それこそ体幹の安定など、神は細部に宿る・・・。
浮沈子的に注目したのは、第一キックの膝の曲がりが思ったより大きかったこと。
指導の際のデモでは、それほど大きく曲げてはいなかったけど、全速で泳いでいる時には90度近くまで曲げていた。
ほほう・・・。
第二キックの時には腕の掻きで進み、第一キックの時には強い蹴りで進む。
1ストロークの間に、2回加速している感じだ。
うーん、あんま参考にはならないけどな。
それでも、第一キックをしっかり蹴って推進するという発想は新鮮だ。
初心者コースでは、第一キックは沈むため、第二キックは浮かぶためと教わる。
それに頭の向きを加えて、身体全体でのうねりを作るところまで。
進むかどうかは時の運(そうなのかあ?)。
まあいい。
針山センセの指導はこれでお終い。
来月から誰になるのかは知らない。
新しい月に、新しい指導者。
そういえば、前に指導して頂いていた菅田センセは、今月で退職だそうだ(寿退職じゃないみたいです:未確認)。
歳々年々人同じからず。
季節は移ろい、人も移ろう。
変化は常にあり、常は変化を伴う。
ゆく川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず。
定常状態だな(そうだっけかあ?)。
まあ、どうでもいいんですが。
浮沈子は、さしずめ流れの中の石だな。
元の場所に留まり、流れゆく水を見送る。
流れる水を見ていれば変化に富んでいるけど、水を透かして見える景色は同じだ。
周りには、同じ様な石がいくつも転がっているし。
しかし、その石も、気が付けばいつしか変わっていく。
浮沈子もやがて、川の中から消えていく。
それまでは、流れゆく川の水に身を任せて、留まり続けよう・・・。
水泳教室の今月の泳法は背泳ぎ。
来週は定休日なので、今月はこれで終わり。
それはともかく、ほぼ2か月半ぶりの水泳教室は楽しかった。
自分でシコシコ泳いでいるのもいいけれど、いろいろ芸を仕込まれながらお稽古事として泳ぐのも気分転換になる。
自分だけだと、苦手な泳法はしないからな。
あんなことやこんなこと(片手だけで背泳ぎとか、両手同時に掻く背泳ぎとか)は、水泳教室でなければ絶対にやらない。
課題が出来れば嬉しいし、出来なければ出来ないで、チャレンジしようという気が起きる。
ゲーム感覚なわけだ。
バタフライのテクニカルプログラムにも出た。
針山センセは、これで卒業。
最後の指導を受けられてラッキーだったが、内容はややワケワカ。
バタ足で回転しながら水面を進んだり(横向きになっている時は、水底側の手だけを伸ばして、水面側の手は体側)、デモンストレーションだけだったが、水中で回転しながらバタ足したり(この時は両手を上)。
目的とするところは、体幹(腹筋)を固めて、安定した軸を作るということらしい。
バタフライも、推進軸を安定させなければ、速くは泳げないということか。
もっとも、テクニカルプログラムに参加しているババ達(男性は浮沈子のみ)は、誰一人として速く泳ごうと思っていないだろうけどな。
まあいい。
その他にも、カラーボール(通常は、イルカジャンプで深く潜らせるためのアイテム)を片手に握ったままで、そっちの手バタフライをさせたりしてな(掻く時に肘から先を、効果的に使う練習だそうです)。
両手ではやらない(沈んじゃうから)。
クロールでは、グーで握ってやったり、指1本とか2本とかでやったりする練習方法がある。
目的とするところは同じだ。
最後は、デモンストレーションで針山センセのバタフライのご披露。
はやっ!。
競泳仕込みの高速バタフライだ。
一掻きで進む距離が違う。
しょせん、ジジババのなんちゃってバタフライとは異なる泳法だ。
が、基本とする動作は共通。
腕の可動範囲や掻きの効率(手の使い方)、うねりの塩梅、それこそ体幹の安定など、神は細部に宿る・・・。
浮沈子的に注目したのは、第一キックの膝の曲がりが思ったより大きかったこと。
指導の際のデモでは、それほど大きく曲げてはいなかったけど、全速で泳いでいる時には90度近くまで曲げていた。
ほほう・・・。
第二キックの時には腕の掻きで進み、第一キックの時には強い蹴りで進む。
1ストロークの間に、2回加速している感じだ。
うーん、あんま参考にはならないけどな。
それでも、第一キックをしっかり蹴って推進するという発想は新鮮だ。
初心者コースでは、第一キックは沈むため、第二キックは浮かぶためと教わる。
それに頭の向きを加えて、身体全体でのうねりを作るところまで。
進むかどうかは時の運(そうなのかあ?)。
まあいい。
針山センセの指導はこれでお終い。
来月から誰になるのかは知らない。
新しい月に、新しい指導者。
そういえば、前に指導して頂いていた菅田センセは、今月で退職だそうだ(寿退職じゃないみたいです:未確認)。
歳々年々人同じからず。
季節は移ろい、人も移ろう。
変化は常にあり、常は変化を伴う。
ゆく川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず。
定常状態だな(そうだっけかあ?)。
まあ、どうでもいいんですが。
浮沈子は、さしずめ流れの中の石だな。
元の場所に留まり、流れゆく水を見送る。
流れる水を見ていれば変化に富んでいるけど、水を透かして見える景色は同じだ。
周りには、同じ様な石がいくつも転がっているし。
しかし、その石も、気が付けばいつしか変わっていく。
浮沈子もやがて、川の中から消えていく。
それまでは、流れゆく川の水に身を任せて、留まり続けよう・・・。
🐱スターシップ:近ごろ聞かない爆発炎上木っ端微塵 ― 2022年09月22日 22:54
スターシップ:近ごろ聞かない爆発炎上木っ端微塵
(スペースXの最初の軌道スターシップの打ち上げは11月に「非常に可能性が高い」とイーロン・マスクは言う)
https://www.teslarati.com/spacex-starship-orbital-launch-date-elon-musk-2022/
「CEOのElon Muskは、SpaceXが2022年11月、おそらく10月下旬に最初の軌道スターシップの打ち上げを試みる準備が整う可能性が「非常に高い」と述べています.」
そう口にしている本人を含めて、本気で信じている人類は皆無だ(断定的!)。
まあ、いつものことだけどな。
記事にはいろいろ書いてあって、スターシップが年内に飛ぶことはないというエリックラルフの見立ては正しいことがよく分かる。
浮沈子的に興味を持ったのは以下の下り。
「スターシップの軌道打ち上げデビューの準備を開始する前に、SpaceX はスターシップの開発をできるだけ多くのロケットを破壊したいという気持ちで進めました。SpaceX は、一度も打ち上げを試みずに同じいくつかのプロトタイプをいじるのに 6 ~ 12 か月を費やすのではなく、Starships とテスト記事を量産し、それらを積極的にテストしました。数回、SpaceX は少し力を入れすぎて回避可能なミスを犯しましたが、ほとんどの失敗で大量のデータが生成され、それが将来の車両の改善に使用されました。」
「そのプロジェクトの聖杯は、高高度スターシップの飛行試験でした。これにより、SpaceX は 6 か月間に 5 回、新しいスターシップの完成、テスト、打ち上げを行い、2021 年 5 月に初の完全に成功した高高度スターシップの打ち上げと着陸に至りました。」
懐かしいなあ・・・。
もう、1年半近く経つのか。
その後、先日の、B7のエンジン回りの炎上以外、ド派手なイベントはない。
「それに比べて、SpaceX の軌道飛行試験の準備は、ほとんど認識できませんでした。SN15 の打ち上げと着陸の成功から 16 か月でかなりの進歩が見られましたが、SpaceX が重大なリスクを冒さないことを決定したことは明らかです。」
「最初の軌道クラスのペアであるスーパー ヘビー ブースター 4 とスターシップ 20 の完成とテストに 6 か月以上を費やした後、SpaceX はブースター 4 の静止発射を 1 回も試みず、飛行も試みずに両方のプロトタイプをさりげなく引退させました。」
現在、打ち上げ機と見られているのは、S24とB7ということのようだ。
「Musk や SpaceX からの情報がなければ、なぜ SpaceX が B4 と S20 を取り下げたのか、あるいは同社が迅速に行動して大きなリスクを取ることの有効性を明確に示した後、開発アプローチをもう少し保守的に修正したように見える理由がわからないかもしれません. 」
テスララティの記事には目を通しているけど、浮沈子には分からないな。
基本的には、出来が悪かったことと、新しいラプター2への適合性がなかったということだろう。
「宇宙飛行士を月に帰還させる NASA の試みの中心に Starship を配置する 30 億ドルの契約を獲得したことで、より慎重なアプローチが促された可能性があります。SpaceX は 2021 年 4 月にその契約を獲得しました。」
時期的には、確かに符合する気がするな。
「Starship 開発の第 3 フェーズ (2021 年下半期 – 今日) が、第 1 フェーズ (2018 年第 4 四半期から 2019 年第 4 四半期) および第 2 フェーズ (2020 年第 1 四半期 – 2021 年第 2 四半期) よりも慎重に進められているという事実は変わりません。」
金を手にした人間は保守的になる。
その金を出したのが、コンサバの塊であるNASAであればなおのことだ。
悪貨は良貨を駆逐したのかあ?。
「今月初めに最初の6 つのエンジンの静止発射を完了したスターシップ 24 は、現在、上段が SpaceX の期待に応えていないことを暗示しているように思われる奇妙な修正を受けています。追加のテストが必要かどうかは不明です。」
「スーパー ヘビー B7 は、ラプター 7 体の静止射撃に成功した後、追加作業のために工場に戻ります。パッドに戻ると、シーケンスは明確ではありませんが、SpaceX は最初の完全なスーパー ヘビー ウェット ドレス リハーサル (ブースターに数千トンの可燃性推進剤を完全に搭載)と最初の完全な 33 ラプター静的発射を完了する必要があります。 . SpaceX が保守的なアプローチ (つまり、6 週間で 1、3、7 エンジンのテスト) を続けるか、7 エンジンから 33 エンジンのテストに一気にジャンプするかはまだ分からない。」
この状況のどこをどう押せば、11月にうち上げの準備が整う可能性が高いという話が出て来るのか。
「連邦航空局 (FAA) は SpaceX に軌道上スターシップ打ち上げのライセンスまたは実験許可をまだ発行していません。」
心配ない。
それがネックになることはないだろう。
「Booster 7 と Ship 24 がはるかに単純なテスト中に経験した多くの問題を考慮に入れると、SpaceX が 2022 年末までにこのペアを打ち上げる準備が整うとは考えにくくなっています。」
当然だ。
浮沈子的には、金を手にしたS社が保守的になったかどうかに関わらず、スターシップの開発が、エンジン周りで暗礁に乗り上げているように見える。
33基のラプター2を点火させることさえ出来ないでいる。
例え点火に成功したとしても、次に来るのは爆発炎上木っ端微塵だ。
メカジラ付きの発射台もろともな。
その試練を乗り越えてこそ、スターシップの打ち上げになると信じている(まあ、関係者は信じたくないでしょうけど)。
SLSやその他の重量級ロケットと異なり、スターシップはゼロから開発されている。
実績のあるコンポーネントを合体させたり、一部の要素を改良したり、入れ替えたりして漸進的に開発してきたロケットとは違うのだ。
その意味では、影も形も見えないニューグレンも同じだ。
まあ、あっちは、ゼロのままだけどな(2段目のタンクがスクープされたことはありますが:スターシップによく似てた気も・・・)。
いずれにせよ、スターシップのド派手な失敗は、開発のペースを測る物差しなわけだ。
爆発炎上木っ端微塵の度に、データが蓄積され、開発が進捗し、次のステージに上がっていく。
当初、スーパーヘビーブースターは、ファルコン9(1段目)の拡張版程度に考えられていて、巨大な推力を支える構造体以外は、いつか来た道、簡単に作れると考えられていた(浮沈子もそう思ってたけど:構造自体は、ステンレスからアルミ合金や複合材料に変わると思ってましたけど)。
蓋を開けてみれば、そこで一番苦労している。
ラプターエンジンが大幅な改良を受けたことも大きい。
推力や構造が格段に向上、簡素化され、再使用エンジンとしての完成度は増したが、それを受け止める機体との適合性がなくなってしまったんだろう(未確認)。
開発段階において、主たる構成要素の大幅な変更は致命的だ。
機体の材料を、複合材料からステンレスに変更した時以来の大変更だ。
それでも、新しい酒と新しい器を選んだわけだ。
11月に飛ぶ準備ができるとイーロンマスクが言い出したのには、きっと訳があるに違いない。
エンジンや機体の信頼性が向上したのか、それとも、爆発炎上木っ端微塵を覚悟したのか・・・。
浮沈子的には、後者に一票だな。
金を手にした人間が、アグレッシブであり続けることが出来れば最強だからな。
両方なら、それに越したことはないけど。
いずれにしても、スーパーヘビーブースターとスターシップをスタックして、宇宙空間にぶっ放すのは来年になるだろう。
たとえそうでも、巨大ロケットがうち上げられれば大した話だ。
完全使い捨てにしても、人類史上に残る快挙ということになる(ソ連のN-1ロケットは、開発途中で断念したからな)。
1段目の回収は、当初は行われないということだったが、確か試みることになったはずだ(上手くメカジラでキャッチできれば絵になるだろう)。
2段目は、ハワイ沖に制御着水する(たぶん変更はない:これが最大の目玉だがな)。
軌道速度からの大気圏再突入、そこからのベリーフロップとネコ着地(初回は着水)。
1段目が回収できれば、2段目の回収は、営業を続けながら開発できるからな。
ファルコン9の1段目の回収と同じパターンなわけだ。
さすがに、33基ものラプターを毎回使い捨てにする運用はないだろうから、そこは少なくとも再使用したいところだ(初回弾道飛行の1段目の回収への変更も、その辺りを踏まえているのかも知れない)。
既に複数の衛星がスターシップで打ち上げられることになっているようだ(冗談としか思えないけどな)。
(SpaceX は Eutelsat 向けに 3 つの Falcon 9 ミッションを立て続けに飛行し、Starship は KoreaSat 6A 衛星を打ち上げる可能性があります)
https://www.elonx.cz/spacex-provede-tri-mise-falconu-9-pro-eutelsat-v-rychlem-sledu-a-starship-mozna-vynese-druzici-koreasat-6a/
「通常、SpaceX は実証済みの Falcon 9 を展開すると思われますが、打ち上げが 2025 年まで計画されていないことを考えると、Starship もゲームに参加する可能性があります。スーパーバード 9 静止衛星を打ち上げるこの巨大なロケットの最初の商用ミッションが最近登場しました。重さは KoreaSat 6A と同程度で、打ち上げは 2024 年に予定されています。そのため、現在発表されている韓国の衛星を使ったミッションで Starship も考慮され、Falcon 9 がバックアップとしてのみ機能することになったとしても、まったく驚くべきことではありません。」
まあ、どうでもいいんですが。
捕らぬ狸の皮算用、机上の空論、希望的観測・・・。
もちろん、スターシップの最大の貨物はスターリンクV2.0衛星だ。
1トンを超えるとされる衛星を多数うち上げるには、スターシップは必須の要素だ。
おそらく、高出力なラプター2への換装も、それを踏まえて行われているに違いない。
なるほど、そう考えれば、この1年半近くの停滞(ド派手な墜落激突爆発炎上木っ端微塵がないこと?)も納得がいくというものだ。
エキセントリックで大言壮語なCEOの発言に振り回されずに、冷静に周りを見渡せば、意外と質実剛健なS社のしたたかな戦略が見えてくる。
が、まあ、でも、しかし、外野としては、やっぱド派手を期待したいところだな。
スターシップは、スクラッチからの開発だ。
たとえ、大失敗が連続しても、それは当然なわけだからな。
そこから多くを学び、次のステップに生かせばいいだけの話だ。
潤沢な資金と旺盛な需要がある限り、開発は継続されるだろう。
金は、儲かりそうなところに集まるからな。
スターシップが完成すれば、打ち上げロケット業界には激震が走るだろう。
それどころか、業界自体が雲散霧消する。
しかし、それは皆、タラレバな話だ。
スターシップが完成するという保証はどこにもない。
資金ショートが起きれば、明日にも消えてなくなる話だ。
30億ドル足らずのNASAの資金どころの話ではないのだ。
エンジンの点火は、33分の7に過ぎない。
スーパーヘビーの点火試験が単独で行われるにせよ、スターシップとスタックしてから行われるにせよ、爆発炎上木っ端微塵ということになれば、33分のゼロになる。
S24とB7セットの後には、S25とB8セットが待ち構えているようだからな。
安心してぶっ壊してもらいたいものだ・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(イーロン・マスクによると、最初のスターシップ軌道ミッションのプロトタイプのテストは終了しており、打ち上げは11月に行われる予定です)
https://www.elonx.cz/testovani-prototypu-pro-prvni-orbitalni-misi-starship-finisuje-podle-elona-muska-start-probehne-v-listopadu/
えーと、グーグルの自動翻訳は、こういう記事には向かないかもしれないな。
標題の正しい翻訳はこうだ・・・。
「イーロン・マスクによると、最初のスターシップ軌道ミッションのプロトタイプのテストは終了しており、打ち上げは11月に行われる予定ということだが、例によってそれはありそうもない」(もちろん、そうは書いてないでしょうけど)
まあ、どうでもいいんですが。
ペトルメレチンによれば、スターシップの最初の軌道打ち上げの準備は、ゆっくりと、しかし確実に終わりに近づいているそうだが、とてもそうは思えないな。
「スターシップ S24 は、9 月 8 日に初めて 6 つのラプター エンジンすべてを同時に発射したときに、最後の単独テストを完了した可能性があります。この船の次のステップは、おそらく軌道ランプでスーパー ヘビー B7 キャリアに接続することです。」
浮沈子的には、その前にB7の33基のラプター2のフル点火テストがあると思ってるんだがな。
「8 月末に、B7 プロトタイプは 2 つのラプター エンジンに点火し、9 月の前半には、多数のエンジンを一度に回転させるいくつかのテストが続きましたが、点火は行われませんでした (スピン プライム)。9 月 19 日に行われた合計 7 台のラプターの点火により、すべてが締めくくられました。これほど多くのラプターが一度に発火したことはかつてありませんでした。」
「次の大きなテストはスターシップS24をスーパーヘビーB7に接続し、本格的な給油テストを実施すること」
フル点火テストの前に給油かあ?。
「今回は初めてメタンと酸素の運搬船と船への燃料補給が同時に行われます。そして最後に、33 機のラプターすべてにスーパー ヘビー B7 (S24 船が取り付けられているようです) で燃料を供給する計画です。」
点火テストはしないのかあ?。
「スーパーヘビー B7 とスターシップ S24 の残りの地上試験が深刻な問題なく進むと仮定すると、軌道打ち上げは年内に行われる可能性があります。」
まあいい。
おそらく、給油テストが終われば、単独またはS24とスタックした状態でのフル点火テストを行うだろう(未確認)。
「B7 プロトタイプはまだ最初の軌道飛行を目的としていますが、少しリスクが高い」
「エンジン ガードを B7 に後付けする必要」
「最初の軌道ミッションで 1 つまたは複数のラプターが飛行中に壊滅的な失敗をした場合、他のラプターのカスケードが失敗する可能性」
おお、そういうことなら、なおさらそのままうち上げてもらいたいもんだな(んでもって、墜落激突爆発炎上木っ端微塵だ!)。
「発射台のメカジラで着陸ロケットを迎撃しようとする可能性があります.」
「ただし、新世代のスターリンク衛星の打ち上げテストは、最初の軌道ミッションでは行われません。」
以前の記事で、ペトルメレチンは試験うち上げの段階でスターリンクV2.0のプロトタイプを上げる可能性があると言ってたからな(弾道軌道の高度が当初の100km余りから200km以上に上がったため)。
「衛星が船から打ち上げられるはずだった開口部のドアは現在、しっかりと覆われていました。」
いくらなんでも、最初の試験打ち上げで本物のペイロードを上げるというのはないだろう。
自社製品とはいえ、衛星は安くはないからな。
もっとも、射出装置の作動テストで、ドンガラのダミーを搭載する可能性はあったかも知れない。
「数日前、将来のスターシップ (S27 の可能性あり) の 1 つのために、衛星発射装置がスターベースに設置されました。」
まあいい。
記事に出てくる現在のスターシップのラインアップと、言及されている内容を浮沈子なりに整理してみた。。
S20:引退
B4:引退
S24:試験終了?(改良のためドック入り:スターリンク射出装置搭載(スターリンク衛星は搭載されず))
B7:試験中(改良のためドック入り)
S25:製造中?(S24とB7のペアの打ち上げから30日以内に打ち上げ予定?:構造はS24とほぼ同じ)
B8:製造中(タンクのみの状態で加圧テスト準備中:同上:構造はB7とほぼ同じ)
S26:製造中?(ラプター改良版搭載(推力向上、ジンバル電動化など):熱保護または制御フラップが未装備?)
B9:製造中?(ラプター改良版搭載:量産プロトタイプ(より堅牢なエンジン保護など))
S27:製造中?(スターリンクV2.0搭載?:熱保護または制御フラップが未装備?)
B10:製造中?(フロリダから発射?)
S28:製造中?(タンク容積増加、キャノピー形状変更)
B11:製造中?
S29:製造中?
B12:製造中?
「どのプロトタイプが最終的に軌道に乗るか、どのように互いにペアリングされるかは、時が経てばわかります。」
シップとブースターは、必ずしも番号順に組み合わされるとは限らないようだ。
この他にも、製造ライン上にある機体があるかも知れない。
「2 か月ごとに新しいペアを完成させる予定」
うち上げに対して保守的になっているなら、このリストのどれかに延期される可能性もある。
「建設中のフロリダ キャンパスで生産された Starship と Super Heavy のプロトタイプは、もう少し遅れて登場する予定」
記事の最後には、フロリダの画像が出ている(フロリダの LC-39A コンプレックスでスターシップ用に建設中の軌道ランプ。統合タワーが完全な高さになりました。(写真:グレッグ・スコット))。
クルードラゴンの有人飛行に供されるLCー39Aの発射台が小さく見える。
こうしてみると、ペトルメレチンの言う通り、スターシップの完成は間近であるようにも思えるが、そうは問屋が卸すまい。
年内の打ち上げどころか、来年中の打ち上げも怪しい。
ラプターの連鎖的な故障を回避するために、より堅牢なエンジン保護を施された機体を上げるということになれば、少なくともB9以降ということになる。
2か月毎にスターシップとスーパーヘビーのペアを製造することは、何か不具合が見つかってスキップする場合を除き、2か月毎にうち上げられるということになる(そうなのかあ?)。
ひょっとすると、墜落激突爆発炎上木っ端微塵が、2か月毎に見られることになるかも知れない。
いや、決して期待しているわけじゃないんですけど・・・。
(スペースXの最初の軌道スターシップの打ち上げは11月に「非常に可能性が高い」とイーロン・マスクは言う)
https://www.teslarati.com/spacex-starship-orbital-launch-date-elon-musk-2022/
「CEOのElon Muskは、SpaceXが2022年11月、おそらく10月下旬に最初の軌道スターシップの打ち上げを試みる準備が整う可能性が「非常に高い」と述べています.」
そう口にしている本人を含めて、本気で信じている人類は皆無だ(断定的!)。
まあ、いつものことだけどな。
記事にはいろいろ書いてあって、スターシップが年内に飛ぶことはないというエリックラルフの見立ては正しいことがよく分かる。
浮沈子的に興味を持ったのは以下の下り。
「スターシップの軌道打ち上げデビューの準備を開始する前に、SpaceX はスターシップの開発をできるだけ多くのロケットを破壊したいという気持ちで進めました。SpaceX は、一度も打ち上げを試みずに同じいくつかのプロトタイプをいじるのに 6 ~ 12 か月を費やすのではなく、Starships とテスト記事を量産し、それらを積極的にテストしました。数回、SpaceX は少し力を入れすぎて回避可能なミスを犯しましたが、ほとんどの失敗で大量のデータが生成され、それが将来の車両の改善に使用されました。」
「そのプロジェクトの聖杯は、高高度スターシップの飛行試験でした。これにより、SpaceX は 6 か月間に 5 回、新しいスターシップの完成、テスト、打ち上げを行い、2021 年 5 月に初の完全に成功した高高度スターシップの打ち上げと着陸に至りました。」
懐かしいなあ・・・。
もう、1年半近く経つのか。
その後、先日の、B7のエンジン回りの炎上以外、ド派手なイベントはない。
「それに比べて、SpaceX の軌道飛行試験の準備は、ほとんど認識できませんでした。SN15 の打ち上げと着陸の成功から 16 か月でかなりの進歩が見られましたが、SpaceX が重大なリスクを冒さないことを決定したことは明らかです。」
「最初の軌道クラスのペアであるスーパー ヘビー ブースター 4 とスターシップ 20 の完成とテストに 6 か月以上を費やした後、SpaceX はブースター 4 の静止発射を 1 回も試みず、飛行も試みずに両方のプロトタイプをさりげなく引退させました。」
現在、打ち上げ機と見られているのは、S24とB7ということのようだ。
「Musk や SpaceX からの情報がなければ、なぜ SpaceX が B4 と S20 を取り下げたのか、あるいは同社が迅速に行動して大きなリスクを取ることの有効性を明確に示した後、開発アプローチをもう少し保守的に修正したように見える理由がわからないかもしれません. 」
テスララティの記事には目を通しているけど、浮沈子には分からないな。
基本的には、出来が悪かったことと、新しいラプター2への適合性がなかったということだろう。
「宇宙飛行士を月に帰還させる NASA の試みの中心に Starship を配置する 30 億ドルの契約を獲得したことで、より慎重なアプローチが促された可能性があります。SpaceX は 2021 年 4 月にその契約を獲得しました。」
時期的には、確かに符合する気がするな。
「Starship 開発の第 3 フェーズ (2021 年下半期 – 今日) が、第 1 フェーズ (2018 年第 4 四半期から 2019 年第 4 四半期) および第 2 フェーズ (2020 年第 1 四半期 – 2021 年第 2 四半期) よりも慎重に進められているという事実は変わりません。」
金を手にした人間は保守的になる。
その金を出したのが、コンサバの塊であるNASAであればなおのことだ。
悪貨は良貨を駆逐したのかあ?。
「今月初めに最初の6 つのエンジンの静止発射を完了したスターシップ 24 は、現在、上段が SpaceX の期待に応えていないことを暗示しているように思われる奇妙な修正を受けています。追加のテストが必要かどうかは不明です。」
「スーパー ヘビー B7 は、ラプター 7 体の静止射撃に成功した後、追加作業のために工場に戻ります。パッドに戻ると、シーケンスは明確ではありませんが、SpaceX は最初の完全なスーパー ヘビー ウェット ドレス リハーサル (ブースターに数千トンの可燃性推進剤を完全に搭載)と最初の完全な 33 ラプター静的発射を完了する必要があります。 . SpaceX が保守的なアプローチ (つまり、6 週間で 1、3、7 エンジンのテスト) を続けるか、7 エンジンから 33 エンジンのテストに一気にジャンプするかはまだ分からない。」
この状況のどこをどう押せば、11月にうち上げの準備が整う可能性が高いという話が出て来るのか。
「連邦航空局 (FAA) は SpaceX に軌道上スターシップ打ち上げのライセンスまたは実験許可をまだ発行していません。」
心配ない。
それがネックになることはないだろう。
「Booster 7 と Ship 24 がはるかに単純なテスト中に経験した多くの問題を考慮に入れると、SpaceX が 2022 年末までにこのペアを打ち上げる準備が整うとは考えにくくなっています。」
当然だ。
浮沈子的には、金を手にしたS社が保守的になったかどうかに関わらず、スターシップの開発が、エンジン周りで暗礁に乗り上げているように見える。
33基のラプター2を点火させることさえ出来ないでいる。
例え点火に成功したとしても、次に来るのは爆発炎上木っ端微塵だ。
メカジラ付きの発射台もろともな。
その試練を乗り越えてこそ、スターシップの打ち上げになると信じている(まあ、関係者は信じたくないでしょうけど)。
SLSやその他の重量級ロケットと異なり、スターシップはゼロから開発されている。
実績のあるコンポーネントを合体させたり、一部の要素を改良したり、入れ替えたりして漸進的に開発してきたロケットとは違うのだ。
その意味では、影も形も見えないニューグレンも同じだ。
まあ、あっちは、ゼロのままだけどな(2段目のタンクがスクープされたことはありますが:スターシップによく似てた気も・・・)。
いずれにせよ、スターシップのド派手な失敗は、開発のペースを測る物差しなわけだ。
爆発炎上木っ端微塵の度に、データが蓄積され、開発が進捗し、次のステージに上がっていく。
当初、スーパーヘビーブースターは、ファルコン9(1段目)の拡張版程度に考えられていて、巨大な推力を支える構造体以外は、いつか来た道、簡単に作れると考えられていた(浮沈子もそう思ってたけど:構造自体は、ステンレスからアルミ合金や複合材料に変わると思ってましたけど)。
蓋を開けてみれば、そこで一番苦労している。
ラプターエンジンが大幅な改良を受けたことも大きい。
推力や構造が格段に向上、簡素化され、再使用エンジンとしての完成度は増したが、それを受け止める機体との適合性がなくなってしまったんだろう(未確認)。
開発段階において、主たる構成要素の大幅な変更は致命的だ。
機体の材料を、複合材料からステンレスに変更した時以来の大変更だ。
それでも、新しい酒と新しい器を選んだわけだ。
11月に飛ぶ準備ができるとイーロンマスクが言い出したのには、きっと訳があるに違いない。
エンジンや機体の信頼性が向上したのか、それとも、爆発炎上木っ端微塵を覚悟したのか・・・。
浮沈子的には、後者に一票だな。
金を手にした人間が、アグレッシブであり続けることが出来れば最強だからな。
両方なら、それに越したことはないけど。
いずれにしても、スーパーヘビーブースターとスターシップをスタックして、宇宙空間にぶっ放すのは来年になるだろう。
たとえそうでも、巨大ロケットがうち上げられれば大した話だ。
完全使い捨てにしても、人類史上に残る快挙ということになる(ソ連のN-1ロケットは、開発途中で断念したからな)。
1段目の回収は、当初は行われないということだったが、確か試みることになったはずだ(上手くメカジラでキャッチできれば絵になるだろう)。
2段目は、ハワイ沖に制御着水する(たぶん変更はない:これが最大の目玉だがな)。
軌道速度からの大気圏再突入、そこからのベリーフロップとネコ着地(初回は着水)。
1段目が回収できれば、2段目の回収は、営業を続けながら開発できるからな。
ファルコン9の1段目の回収と同じパターンなわけだ。
さすがに、33基ものラプターを毎回使い捨てにする運用はないだろうから、そこは少なくとも再使用したいところだ(初回弾道飛行の1段目の回収への変更も、その辺りを踏まえているのかも知れない)。
既に複数の衛星がスターシップで打ち上げられることになっているようだ(冗談としか思えないけどな)。
(SpaceX は Eutelsat 向けに 3 つの Falcon 9 ミッションを立て続けに飛行し、Starship は KoreaSat 6A 衛星を打ち上げる可能性があります)
https://www.elonx.cz/spacex-provede-tri-mise-falconu-9-pro-eutelsat-v-rychlem-sledu-a-starship-mozna-vynese-druzici-koreasat-6a/
「通常、SpaceX は実証済みの Falcon 9 を展開すると思われますが、打ち上げが 2025 年まで計画されていないことを考えると、Starship もゲームに参加する可能性があります。スーパーバード 9 静止衛星を打ち上げるこの巨大なロケットの最初の商用ミッションが最近登場しました。重さは KoreaSat 6A と同程度で、打ち上げは 2024 年に予定されています。そのため、現在発表されている韓国の衛星を使ったミッションで Starship も考慮され、Falcon 9 がバックアップとしてのみ機能することになったとしても、まったく驚くべきことではありません。」
まあ、どうでもいいんですが。
捕らぬ狸の皮算用、机上の空論、希望的観測・・・。
もちろん、スターシップの最大の貨物はスターリンクV2.0衛星だ。
1トンを超えるとされる衛星を多数うち上げるには、スターシップは必須の要素だ。
おそらく、高出力なラプター2への換装も、それを踏まえて行われているに違いない。
なるほど、そう考えれば、この1年半近くの停滞(ド派手な墜落激突爆発炎上木っ端微塵がないこと?)も納得がいくというものだ。
エキセントリックで大言壮語なCEOの発言に振り回されずに、冷静に周りを見渡せば、意外と質実剛健なS社のしたたかな戦略が見えてくる。
が、まあ、でも、しかし、外野としては、やっぱド派手を期待したいところだな。
スターシップは、スクラッチからの開発だ。
たとえ、大失敗が連続しても、それは当然なわけだからな。
そこから多くを学び、次のステップに生かせばいいだけの話だ。
潤沢な資金と旺盛な需要がある限り、開発は継続されるだろう。
金は、儲かりそうなところに集まるからな。
スターシップが完成すれば、打ち上げロケット業界には激震が走るだろう。
それどころか、業界自体が雲散霧消する。
しかし、それは皆、タラレバな話だ。
スターシップが完成するという保証はどこにもない。
資金ショートが起きれば、明日にも消えてなくなる話だ。
30億ドル足らずのNASAの資金どころの話ではないのだ。
エンジンの点火は、33分の7に過ぎない。
スーパーヘビーの点火試験が単独で行われるにせよ、スターシップとスタックしてから行われるにせよ、爆発炎上木っ端微塵ということになれば、33分のゼロになる。
S24とB7セットの後には、S25とB8セットが待ち構えているようだからな。
安心してぶっ壊してもらいたいものだ・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(イーロン・マスクによると、最初のスターシップ軌道ミッションのプロトタイプのテストは終了しており、打ち上げは11月に行われる予定です)
https://www.elonx.cz/testovani-prototypu-pro-prvni-orbitalni-misi-starship-finisuje-podle-elona-muska-start-probehne-v-listopadu/
えーと、グーグルの自動翻訳は、こういう記事には向かないかもしれないな。
標題の正しい翻訳はこうだ・・・。
「イーロン・マスクによると、最初のスターシップ軌道ミッションのプロトタイプのテストは終了しており、打ち上げは11月に行われる予定ということだが、例によってそれはありそうもない」(もちろん、そうは書いてないでしょうけど)
まあ、どうでもいいんですが。
ペトルメレチンによれば、スターシップの最初の軌道打ち上げの準備は、ゆっくりと、しかし確実に終わりに近づいているそうだが、とてもそうは思えないな。
「スターシップ S24 は、9 月 8 日に初めて 6 つのラプター エンジンすべてを同時に発射したときに、最後の単独テストを完了した可能性があります。この船の次のステップは、おそらく軌道ランプでスーパー ヘビー B7 キャリアに接続することです。」
浮沈子的には、その前にB7の33基のラプター2のフル点火テストがあると思ってるんだがな。
「8 月末に、B7 プロトタイプは 2 つのラプター エンジンに点火し、9 月の前半には、多数のエンジンを一度に回転させるいくつかのテストが続きましたが、点火は行われませんでした (スピン プライム)。9 月 19 日に行われた合計 7 台のラプターの点火により、すべてが締めくくられました。これほど多くのラプターが一度に発火したことはかつてありませんでした。」
「次の大きなテストはスターシップS24をスーパーヘビーB7に接続し、本格的な給油テストを実施すること」
フル点火テストの前に給油かあ?。
「今回は初めてメタンと酸素の運搬船と船への燃料補給が同時に行われます。そして最後に、33 機のラプターすべてにスーパー ヘビー B7 (S24 船が取り付けられているようです) で燃料を供給する計画です。」
点火テストはしないのかあ?。
「スーパーヘビー B7 とスターシップ S24 の残りの地上試験が深刻な問題なく進むと仮定すると、軌道打ち上げは年内に行われる可能性があります。」
まあいい。
おそらく、給油テストが終われば、単独またはS24とスタックした状態でのフル点火テストを行うだろう(未確認)。
「B7 プロトタイプはまだ最初の軌道飛行を目的としていますが、少しリスクが高い」
「エンジン ガードを B7 に後付けする必要」
「最初の軌道ミッションで 1 つまたは複数のラプターが飛行中に壊滅的な失敗をした場合、他のラプターのカスケードが失敗する可能性」
おお、そういうことなら、なおさらそのままうち上げてもらいたいもんだな(んでもって、墜落激突爆発炎上木っ端微塵だ!)。
「発射台のメカジラで着陸ロケットを迎撃しようとする可能性があります.」
「ただし、新世代のスターリンク衛星の打ち上げテストは、最初の軌道ミッションでは行われません。」
以前の記事で、ペトルメレチンは試験うち上げの段階でスターリンクV2.0のプロトタイプを上げる可能性があると言ってたからな(弾道軌道の高度が当初の100km余りから200km以上に上がったため)。
「衛星が船から打ち上げられるはずだった開口部のドアは現在、しっかりと覆われていました。」
いくらなんでも、最初の試験打ち上げで本物のペイロードを上げるというのはないだろう。
自社製品とはいえ、衛星は安くはないからな。
もっとも、射出装置の作動テストで、ドンガラのダミーを搭載する可能性はあったかも知れない。
「数日前、将来のスターシップ (S27 の可能性あり) の 1 つのために、衛星発射装置がスターベースに設置されました。」
まあいい。
記事に出てくる現在のスターシップのラインアップと、言及されている内容を浮沈子なりに整理してみた。。
S20:引退
B4:引退
S24:試験終了?(改良のためドック入り:スターリンク射出装置搭載(スターリンク衛星は搭載されず))
B7:試験中(改良のためドック入り)
S25:製造中?(S24とB7のペアの打ち上げから30日以内に打ち上げ予定?:構造はS24とほぼ同じ)
B8:製造中(タンクのみの状態で加圧テスト準備中:同上:構造はB7とほぼ同じ)
S26:製造中?(ラプター改良版搭載(推力向上、ジンバル電動化など):熱保護または制御フラップが未装備?)
B9:製造中?(ラプター改良版搭載:量産プロトタイプ(より堅牢なエンジン保護など))
S27:製造中?(スターリンクV2.0搭載?:熱保護または制御フラップが未装備?)
B10:製造中?(フロリダから発射?)
S28:製造中?(タンク容積増加、キャノピー形状変更)
B11:製造中?
S29:製造中?
B12:製造中?
「どのプロトタイプが最終的に軌道に乗るか、どのように互いにペアリングされるかは、時が経てばわかります。」
シップとブースターは、必ずしも番号順に組み合わされるとは限らないようだ。
この他にも、製造ライン上にある機体があるかも知れない。
「2 か月ごとに新しいペアを完成させる予定」
うち上げに対して保守的になっているなら、このリストのどれかに延期される可能性もある。
「建設中のフロリダ キャンパスで生産された Starship と Super Heavy のプロトタイプは、もう少し遅れて登場する予定」
記事の最後には、フロリダの画像が出ている(フロリダの LC-39A コンプレックスでスターシップ用に建設中の軌道ランプ。統合タワーが完全な高さになりました。(写真:グレッグ・スコット))。
クルードラゴンの有人飛行に供されるLCー39Aの発射台が小さく見える。
こうしてみると、ペトルメレチンの言う通り、スターシップの完成は間近であるようにも思えるが、そうは問屋が卸すまい。
年内の打ち上げどころか、来年中の打ち上げも怪しい。
ラプターの連鎖的な故障を回避するために、より堅牢なエンジン保護を施された機体を上げるということになれば、少なくともB9以降ということになる。
2か月毎にスターシップとスーパーヘビーのペアを製造することは、何か不具合が見つかってスキップする場合を除き、2か月毎にうち上げられるということになる(そうなのかあ?)。
ひょっとすると、墜落激突爆発炎上木っ端微塵が、2か月毎に見られることになるかも知れない。
いや、決して期待しているわけじゃないんですけど・・・。

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